雉真繊維のモデルは実在?岡山の会社?

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「カムカムエブリバディ(かむかむえぶりばでぃ)」は11月1日から始まったNHK連続テレビ小説・朝ドラ。

ヒロインは三世代に渡る3人が演じます♪

最初のヒロインは上白石萌音(かみしらいしもね)さん演じる橘安子(たちばなやすこ)。和菓子屋の娘として、日本でラジオ放送が始まった日に生まれました。

その安子の初恋のお相手(*^^*)となりそうなのが、松村北斗(まつむらほくと)さん演じる雉真稔(きじまみのる)。

雉真繊維(きじませんい)を営む裕福な家庭に生まれています。

そんな中、話題になっているのが、雉真稔が継ぐだろう「雉真繊維」。

学生服をつくっている会社で、軍の発注を受けて軍服も作っていて今後は戦争が激化するつれ、軍服メインになっていくようです。

今回はこの「雉真繊維(きじませんい)」のモデルについて考察してみました。

さて、雉真繊維(きじませんい)にモデルは実在するのでしょうか?岡山にある実在の会社なのでしょうか??

目次

雉真繊維のモデルがあって実在する?

【カムカムエヴリバディ】勇役は村上虹郎!結婚相手の可能性?

カムカムエヴリバディとは?

「カムカムエヴリバディ」は11月1日から始まった朝ドラ。朝ドラ史上初となる3人のヒロインが登場(≧∇≦)

三世代の親子による100年の物語を、3人が寄り添うことになるラジオ英語講座とともに描かれます(^^)

最初のヒロインは、上白石萌音さんが演じる橘安子。ラジオ放送が日本で初めて放送された、1925年3月22日に岡山の商店街にある和菓子屋「たちばな」の看板娘として誕生しました。

14歳に成長した安子の前に、とっても魅力的な男子が現れます(≧∇≦)英語が堪能な大学生、雉真稔(松村北斗)です。

稔には弟がいますが、その弟、勇(村上虹郎)は安子の小学校のときの同級生。勇は安子を気に入っている様子です(*^^*)

雉真繊維とは?

雉真繊維は、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出てくる学生服を作っている会社です。

ちょっと乱暴な野球少年の勇より、カッコよくてインテリジェンスなイケメン、稔に安子は惹かれていくようですね。

それにしても稔を演じている松村北斗(SixTONES)さん、ものすごく英語がお上手でびっくりしました!上白石萌音さんもあまりにもキレイな英語に驚いたそうです。

そんな稔と勇の家は、学生服を作っている雉真繊維を経営している裕福な家庭。父親の雉真千吉(段田安則)は雉真繊維を一代で築き上げた実力者です。

雉真繊維のモデルのヒントとは?実在する岡山の会社?

ではこの雉真繊維のモデルを考察するうえで、これまでにわかっているヒントをまとめましょう(^^)

◆千吉が一代で築き上げた

◆最初は足袋を作っていた

◆現在は学生服を作っていて、これから会社を大きくしようとしている

◆家族は千吉とその妻、美都里(YOU)、それに稔と勇の4人

◆場所は岡山市

このくらいでしょうか。

岡山は学生服の生産が日本の7割を占めるといわれています。

いろいろヒントがありますが「カムカムエヴリバディ」はオリジナル作品なので、ヒロインたちのモデルは公表されておらず、存在しないと思われます。

雉真繊維もモデルについては公表されていませんが、朝ドラスタッフは、様々な会社について取材して雉真繊維の設定、ストーリーを展開していると思います。

これらのヒントをもとにいくつかモデルと思われる会社をご紹介します!

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雉真繊維のモデルは岡山の会社?岡山は学生服の7割が作られている

カムカムエブリバディ和菓子屋のモデルは?岡山に実在する?

雉真繊維は岡山にある学生服を作っている会社。父の千吉が一代で築いたので、創立は勇が生まれたころだとすると1925年ころになります。

足袋の製造から始まり、その後学生服を作ることになる企業は岡山にはいくつかありました。

そして稔は海外と取引するために英語を学んでいます。のちに海外進出した繊維会社はあるのでしょうか?

岡山と学生服

岡山には有名な学生服のメーカーがいくつかあり、全国の学生服のおよそ7割が岡山で作られているそうです。

とくに瀬戸内海に面したところに多いのですが、これには理由がありました。江戸時代から干拓が続けられ、岡山の南半分くらいは干拓により作られた地域になります。

そのため土壌には塩分が含まれていて、一般的の農作ものを作るには適していません。そこで塩に強い綿花が栽培されるようになり、足袋の産地となっていきました。

日本の制服は明治時代の1879年から採用され、どんどん広がっていきます。国の支援を受けた工場がつくられるようになり、岡山でも学生服の製造が始まったそうです。

諸説ありますが、1918年に児島の角南周吉さんが学生服づくりを始めた、といわれています。この児島という地域は、昔は島だったそうで、干拓により整地されました。

第一次大戦以降、足袋の需要が激減したため学生服の製造を始め、太平洋戦争中は一時需要が減るものの、終戦後は生産を拡大していきます。

このように岡山の繊維会社は概ね足袋の製造から始まり、やがて学生服へとなっていったので、このヒントからモデルを探すのは難しそうですね(;^^)

日本にはトンボ、カンコー、スクールタイガー、富士ヨットという4つの大手学生服会社があります。

ほかのヒントも交えつつモデルを探してみましょう。

雉真繊維のモデル候補①トンボ

学生服でおなじみのトンボは、1876年に三宅熊五郎さんが足袋の製造で創業しました。学生服を製造し始めたのは1930年から。

創業年からみると、1878年に千吉が生まれていたかどうかも微妙な年代なので、ここは違いますね。

1908年に創業者が亡くなり、次男の三宅保正さんが初代社長となります。

最初は手作業で足袋を作っていたそうで、家内工業であったそうですが、ミシンが使われるようになり熟練工を多く育て、品質の優れたものを作るようになりました。

ちょっとネタバレになりますが、雉真繊維も軍から品質の高さを買われ、軍服を作り、戦争が激しくなるにつれ、会社は忙しくなります。

これからまだ雉真繊維は大きくなるので、熟練工を育てていく、という過程が描かれればトンボはモデルに近いかもしれません。

またトンボは岡山県玉野市で創業しましたが、いつからかはわかりませんでしたが、現在は岡山市に本社があります。

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雉真繊維のモデル候補②カンコー

カンコー学生服は現在岡山市に本社がありますが、もともとは現在の倉敷市にあり、岡山市になったのは2005年のこと。

創業は1854年なので、カンコーも雉真繊維のモデルとしては、歴史が古いです。尾崎邦蔵さんが創業者です。

カンコーはもともとは錦糸の卸業として始まりました。1923年から学生服や作業服の生産をスタートしています。

創業年や場所も違うし、雉真繊維は足袋から始まっているので、モデルとしてはちょっと違うかも?

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雉真繊維のモデル候補②ビッグジョン

 

ジーンズのメーカーとして有名ですが、実は尾崎小太郎さんが1940年に縫製業として、児島で始めました。

その当時の児島は作業服や学生服の生産量が日本で最大だったそうで、ビッグジョンの当時の看板は「マルオ被服」です。

1940年は現在「カムカムエブリバディ」で描かれている、安子が14歳のころ。もうすでに雉真繊維は大きくなりかけているので、年代的にはモデルには遠いです。

ですがこのあとビッグジョンは、モデルと思えるような展開をみせます!

それがジーンズとの出会いです。ビッグジョンがジーンズの輸入と受託生産を始めるのが1958年。そして1965年に国産第1号のジーンズが完成しました。

稔は海外と取引するために、英語を勉強していましたよね。もしかしたら稔はジーンズを輸入する???

もしそうなったら、ビッグジョンがモデルといって良いでしょう。

雉真繊維のモデル候補③倉敷紡績

小松原慶太郎さん、木村利太郎さん、大橋澤三郎さんという3人の若者が、富豪だった大原孝四郎さんから資金援助を受け、1888年に倉敷で設立されました。

1895年に高い品質の錦糸ブランド「三馬(みつうま)」を作り、中国への輸出を始めます。

1900年代には工場内に小学校などを作り、従業員の基礎教育や情操教育などに力を入れるようになり、電力会社、病院、美術館などを設立させ、1957年に海外進出しました。

いろいろと雉真繊維とは違うところもありますが、これから雉真繊維が工場内に学校を作ったり、病院や美術館などを作っていったらこの倉敷紡績がモデルに近いでしょう。

倉敷紡績が初の海外拠点としたのはブラジル。もしブラジルに支店をだすことになったら、もっとモデルに近くなりますね。

またこんな鋭い観察眼を持った方のツイートも興味深いです。

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雉真繊維のモデル候補④日本被服株式会社

日本被服は1863年に足袋生地の染色として佐藤喜代三さんが倉敷で創業しました。1898年から足袋の製造を始めています。

学生服は1922年から始め、1930年に学生服専門製造工場が設立されました。

そして1938年に軍服の指定工場になり、1948年に4代目が工場の近代化を進めました。

軍服の指定工場になったということは、かなりモデルに近いかも?日本被服では最初の丸洗い学生服を製造しているので、雉真繊維が丸洗いの学生服を作ったらモデルにかなり近づきます。

雉真繊維のモデル候補⑤小野藤株式会社

LOOK学生服でおなじみの小野藤。1892年に小野藤右衛門さんが足袋の製造販売業として、野田屋町で創業しました。

足袋の需要が減ると、今度は学生服の製造に切り替えます。学生服の商標は、軍人の名前に由来したものが多かったのですが、小野藤では「三笠」という連合艦隊旗艦に由来したもの。

もし雉真繊維の学生服の商標がチラっと映ったら、みなさん見逃さないでくださいね!

1945年の岡山空襲で全壊しましたが、戦後また岡山で女子学生服を中心に再開します。

雉真繊維も戦争で全壊し、女子学生服で復活したなら、小野藤がかなりモデルに近いでしょう。

ということで、いくつかモデル候補をご紹介させていただきましたが、これだ!という企業はありませんでした。

年代的に一番近かったのはビッグジョンでしたが、今後雉真繊維がどうなっていくのかで、モデルが特定されていくかもしれません。

また岡山にある、いろいろな繊維会社がモデルとなった可能性もありますよね。

他にも気になる企業をご紹介します。

スクールタイガー

瀧本のブランドスクールタイガーは大阪の企業なので、今回モデルからは外させていただきますm(__)m

富士ヨット

明石スクールユニフォームカンパニーのブランド「富士ヨット学生服」。岡山県倉敷市にあります。明石役造さんが真田紐類の製造業として1865年に創業。

被服の製造を始めたのは1932年。戦後学生服の需要が増えたことで、業績を伸ばしました。

雉真繊維より歴史が古く、真田紐類から始まっているので、モデルとしてはちょっと遠いかも・・・。

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雉真繊維のモデルのツイッターの予想は?

ツイッターでも雉真繊維のモデルが話題になっていました。

ツイッターの予想

みなさんの予想もそれぞれでした。またこんなツイートも♪

これ、わたしも大賛成(≧∇≦)ぜひポスターにしてほしいですね♪

雉真繊維のモデルは実在のまとめ

カムカムエブリバディ結婚相手役のキャスト俳優は松村北斗じゃない?

「カムカムエブリバディ」は三世代に渡る3人のヒロインが登場します。

最初のヒロインは、岡山市の商店街に和菓子屋を構える「たちばな」の看板娘、橘安子♪上白石萌音さんが演じています。

安子の同級生、雉真勇(村上虹郎)と、安子が恋をするお相手、雉真稔(松村北斗)は兄弟。雉真繊維を営む父親、雉真千吉(段田安則)と母の美都里(YOU)のもとに生まれました。

雉真繊維は学生服を製造していて、千吉は岡山の実力者。稔は長男として跡を継ぐべく、将来を見据え英語の勉強をしています。

そんな雉真繊維のモデルを考察してみました。候補はけっこうありましたが、これだというソックリなモデルはありませんでした。

いろんな企業をモデルにした可能性もありますし、ドラマがオリジナルなので、雉真繊維もオリジナルという可能性もあります。

ツイッターではトンボやカンコーなど有名なブランドがモデルでは?というものが多かったですが、岡山は繊維の歴史が古く、どれも雉真繊維よりも古くから営業していました。

雉真繊維と同じく足袋の製造から始めた企業も多かったですね。これから雉真繊維が始める軍服の指定工場となった企業もありました。

これから雉真繊維がどうなっていくのかー。細かいところもチェックして、モデル探しをしていきます!

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