ネメシス最終回ネタバレ結末!20年前の過去の父親の事件の真相とは?

  • URLをコピーしました!
#ad #PR #スポンサー

広瀬すず(ひろせすず)さんと櫻井翔(さくらいしょう)さんがダブル主演で話題の日本テレビの日曜ドラマ「ネメシス」が2021年4月からスタートします。

広瀬すずさんは天才的なヒラメキで難事件を解決に導く助手の美神アンナ(みかみアンナ)役。

そして櫻井翔さんはポンコツな自称天才探偵風真尚希(かざまなおき)。風間は、探偵としてはポンコツなのですが、コミュニケーション能力にたけていて、人の懐に入るのが上手い!という能力を持ち合わせています。

そんな2人が、事件の真相に挑んでいくミステリーエンターテイメントドラマで豪華すぎるキャスト陣が脇を固めることでも話題です。

このドラマ「ネメシス」は1話完結の事件を解決するストーリーとともに、毎回伏線となる出来事が起き、その伏線は、アンナの父親に関する20年前の事件に繋がっていて、その事件の謎が解明されていくストーリーです。

そんな「ネメシス」の最終回はどうなるのでしょうか??どんな結末を迎えるのでしょうか??

今回はそんなドラマ「ネメシス」最終回ネタバレ結末にむけて20年前の事件についてわかっていること、予想などについてまとめていきます。

一部原作のネタバレもご紹介しますので、閲覧注意です。

▲今なら「ネメシス」動画見逃し配信を見放題で視聴できます▲

前回放送されていた「君と世界が終わる日に」と「君と世界が終わる日に」のシーズン2のオリジナルストーリーも期間内に視聴可能です。

Huluでは他にも以下の作品が視聴可能です。

・恋はDeepに

・カラフラブル ~ジェンダーレス男子に愛されています~

・コントが始まる

【広瀬すず出演作品】

・anone

・ちはやふる

・ウォーキングデッド(話題のゾンビ映画)

・アプリで恋する20の条件

・ウチの娘は彼氏が出来ない

【竹内涼真出演作品】

・竹内涼真の撮休

・青空エール

・過保護のカホコ

・仮面ライダードライブ

・ラストコップ

・時をかける少女

【現在放送中のレッドアイズ主演の亀梨和也作品】

・レッドアイズ

・ごくせん2

・妖怪人間ベム

・怪盗山猫

・PとJK

・美しい星

その他にも

・ぐるナイおもしろ荘

・「任意同行」願えますか?

・極主夫道

・35歳の少女

・リモートに殺される

・奥様は取り扱い注意

・地味にスゴイ

・きょうは会社休みます

・マツコ会議

・ニノさん

・リモラブ

・35歳の少女

・あなたの番です

・トドメの接吻

・ダウンタウンガキの使いやあらへんで絶対に笑ってはいけないシリーズ

・泣くなはらちゃん

・彼女が死んじゃった

・ごくせん2005

・鬼滅の刃

・約束のネバーランド

・呪術廻戦

・名探偵コナンシリーズ

・進撃の巨人

他にもドラマ・映画・国内、国外・アニメ・キッズなどジャンルを問わず視聴可能です。

Hulu/フールーhttps://www.hulu.jp/

huluは月額定額料金で100,000本以上の配信動画が見放題【※Huluストアの作品は対象外となり、別途課金となります。】

先日お亡くなりになられた三浦春馬さん主演の「サムライハイスクール」「14歳の母」「君に届け」「殺人偏差値70」「ごくせん」「進撃の巨人」なども視聴可能です。

目次

追記!ドラマ「ネメシス」最終回ネタバレ結末!続編が期待できる終わり方!

それでは、最終回のあらすじ予告です。

菅朋美(橋本環奈)の手によって、美神アンナ(広瀬すず)のネックレスに収められていた膨大なアンナの遺伝子データのロックが解除され、着々と解析が進んでいく。既に用済みとなったアンナと始(仲村トオル)を、あり得ないほど残酷な方法で殺害しようと目論む朋美と大和猛流(石黒賢)。2人を救うため急遽“チームネメシス(勝地涼・中村蒼・大島優子・上田竜也・奥平大兼・加藤諒・真木よう子・南野陽子)”=8人の侍たちを招集した、【探偵事務所ネメシス】の探偵=風真尚希(櫻井翔)と、社長の栗田一秋(江口洋介)は、命がけでカンケンの本拠地に乗り込む!

これまで数々の難事件を解決しながらも、【ネメシス】の最終目的は、≪始の失踪の謎を解くこと≫だった。それがようやく叶ったと思ったら、アンナと始はお互い足を鎖で繋がれ触れ合うこともままならない状態。こんな残酷過ぎる状況での父娘の再会を、誰が予想しただろう……。

また賢い視聴者はとっくにお気付きかもしれないが、風真はただのポンコツ探偵などではなかった!確かに少し抜けているところはあるにせよ、もとはれっきとした遺伝子学の研究者。彼も【20年前の事件】で人生を狂わされた、被害者の1人でもあったのだ。
風真も含めた男達の20年間の深すぎる因縁に、一つのピリオドが打たれる最終話。知られざる栗田と始の長きにわたる友情、かつては“難病治療のため”という志を共にしながら、虚栄心に負けた大和、その暴走を止めきれなかった始との絶望的な思想の違い。江口洋介、仲村トオル、石黒賢という実力派の3人が、本気でぶつかり合う姿をTV画面で見られる幸せに震える!

そしてアンナと朋美の美しき死闘も最終章へ――。自分と父の命を容赦なく奪おうとする元親友を、アンナが射抜くような瞳で見つめるその先にあるものは、燃えるような憎しみか、それとも……?広瀬すず、橋本環奈という2大若手トップ女優の魂のバトルから最後の最後まで目が離せない!

今やミステリーとしての伏線はすべて回収されたかに見えるが、1話~7話までの全話に様々な形の“愛の伏線”も張り巡らされていたことに気付いてもらえただろうか?

1話/大富豪の愛を信じられなかった犯人
2話/妹への愛ゆえに道を踏み外した兄
3話/風真のシーパラ社長への深い恩義
4話/愛憎渦巻く女学院
5話/愛が生んだ家族の悲劇
6話/仕事を愛する女優のおかげで成立したトリック
7話/出来の悪い弟子との師弟愛
そして【ネメシス】の3人は、間違いなくひとつの愛ある家族であり、風真と栗田がアンナに向けたのは始がアンナに向けるものと同等の本物の愛情だった。「生まれてこなければよかった」存在などいない。アンナは多くの人に愛され、風真の愛が“チームネメシス”を突き動かす。壮大な愛の物語――どんな過酷な結末が待とうとも、最後の瞬間まで見届けてほしい。一つだけ付け加える…大袈裟ではなく、最終回、本当に泣ける!(文・遠藤薫)

第10話のあらすじ
【菅研究所=カンケン】最大の黒幕が、菅朋美(橋本環奈)だと知った【探偵事務所ネメシス】の探偵=風真尚希(櫻井翔)と社長の栗田一秋(江口洋介)。朋美と大和猛流(石黒賢)に拉致監禁された、美神アンナ(広瀬すず)とアンナの父=始(仲村トオル)を救い出すため、風真は“チームネメシス”(勝地涼・中村蒼・大島優子・上田竜也・奥平大兼・加藤諒・真木よう子・南野陽子)の≪8人の侍たち≫にすべてを明かし、協力を頼む。警察の“Nシステム”に侵入し、カンケンの車のナンバーを突き止めた風真たちだったが、なかなかカンケンの本拠地までたどりつけない。だが車に残された“あるモノ”に気付く風真。決してただのポンコツなどではなかった風真の、鋭い推理が冴えわたる!
一方朋美との“ナイトツアー”に敗れたアンナと始に、刻々と命のリミットが迫っていた。アンナのネックレスの膨大なデータの解析は着々と進み、朋美と大和は今や利用価値のなくなったこの親子を最も残酷な方法で殺害しようと目論む。だが解析完了の直前で、何かに気付く朋美。そこで始から告げられる“ある衝撃的な事実”に、朋美は打ちのめされる。アンナVS朋美――。美しき天才同志の2人の戦いの行方は、想像もしない方向へと向かっていく。
最終話でこの20年間くすぶり続けていた男達の深すぎる因縁にも、一つの終止符が打たれる。栗田と始の長年の熱く確かな友情、かつては同じ志を持った研究者だったはずの始と大和の決定的な思想の違い……。サスペンスミステリーとしての伏線回収はすべて終わった。だが振り返れば、第1話から7話までどの回にも“愛の物語”が組み込まれていたことに気付く。大富豪の恋人達への愛、その愛を信じられなかった犯人(第1話)、愛するゆえに道を誤ってしまった兄と妹(第2話)、自分を拾ってくれたシーパラダイス社長への風真の深い恩義(第3話)、色々な愛憎が渦巻いたデカルト女学院(第4話)、愛情深い父の不器用さが生んだ家族の悲劇(第5話)、仕事を愛する女優のプロフェッショナルさに貫かれた劇中劇(第6話)、ポンコツな弟子=風真と緋邑の師弟愛(第7話)。
この愛をめぐる事件の中心には、いつもアンナと風真がいた。もちろんアンナと風真、栗田の間に血縁関係はない。だが間違いなく【ネメシス】はひとつの家族だった。風真の深い愛情が、アンナを愛する“チームネメシス”を動かし、アンナに本当に大事なことを気付かせる。「生まれてきたらダメな存在」などでは、決してなかったということを――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/nemesis/story/

 

果たして、チームネメシスは、アンナを助けることができるのでしょうか??

アンナや風間、そして朋美たち黒幕との対決の結末は???

風間の名推理

アンナを奪われた時に使用された車を発見し、そこで白い土を発見した風間「この世に晴れない霧がないように。解けない謎もいつかは解ける、解いて見せましょうこの謎を。さあ、真相解明の時間です。」と言います。
発見した白い土を星(上田竜也)の作成した道具により成分を解析して、その情報をもとに姫川(奥平大兼)が白い土の成分を含む土壌を調べた場所と、栗田が20年前に美馬芽衣子(山崎絋菜)が脱走した範囲から導き出した地図の範囲を照らし合わせます。
さらに、凪沙(真木よう子)が捏造したと言われた事件の遺体の発見場所も合わせて考え、研究所の推定場所を1箇所に特定します。
その場所へ黄以子(大島優子)がスピードに乗って運転した車に、全員で乗り向かいます。
山の中を捜索するにあたり、養殖場の事件の際に聞いた証言を元に細かい場所を特定します。
アンナは、大和に「君とお父さんはもうすぐ死ぬ。免れる方法は父親を説得して、研究に参加させること。君のような天才をゲノム編集で作ることができる」と言わます。
「お父さんが、研究を止めた理由がわかった。あなたみたいな人がいるから」とアンナが返すと「では、死んで下さい。」と大和とは言います。
研究所の出入り口の扉を見つけたネメシスのメンバーは、監視カメラがあることに気づきます。
星が事前に作成した画像の写真を取り付けた機械道具を使い監視カメラの映像がずっと同じになるよう細工しますが、扉が開かずハッキングもできなかったため、通風口を探し出します。

アンナと始の救出作戦

通風口にリュウ(加藤諒)がホースを持って入り、朋美たちのいる部屋を目指します。
データ解析終了間近になり、データが膨大な理由に気づいた朋美は始の元へ向かい、大和も後を追います。
始の部屋に入った朋美が「H C S(脳の遺伝性疾患)の病気を引き起こす遺伝子は1つではない」と聞くと「ああ。複数の遺伝子が複雑に絡み合って疾患を生み出している」と始は答えます。
「あなたは全てを解明したわけではない」と朋美が聞くと「人間の体は複雑で神秘的だ。地道に研究をやっていくしか方法はない」と始は返します。
「なぜあの時言わなかったのか」と言う大和に「言ったはずだぞ大和、だがお前は功名心に囚われて冷静さを失った。人間はお前が考えているような単純な機械じゃない」と始が返します。
時間が迫りボディーガードが迎えにきたため、大和達は「もう、用なしだ。互いに苦しむところを見ながら死ね。」と言ながら、始をアンナの部屋に入れます。
始は謝りながらアンナを抱きしめます。
解析が終了し朋美は酸素の排出をおこないますが、抵抗する始を見て、大和が酸素の排出速度を上げます。
始は倒れてしまい、アンナが必死に抵抗しようとします。そこに、リュウがホースを朋美達のいる部屋に入れることに成功します。
外からガスの入った缶のハンドルを黄以子が勢いよく回し、ガスが充満すると警報が鳴って、扉から研究員達が出てきたところを風真と栗田・凪沙で倒していきます。

最後に出てきたボディーガードにびびっていると、タカ(勝地涼)とユージ(中村蒼)がやってきて拳銃を向け引きつけることで、3人が中に入りアンナ達を探します。

3人は朋美達のいた部屋にたどり着きますが、P Cモニターには酸素が0の表示で、すぐに部屋の扉が閉まってしまいます。
外では、扉の近くに辿り着いた黄以子が人質に取られてしまいます。
風真がP Cを動かそうとしますが全く反応がなく、栗田が姫川にハッキングできないか尋ねますが、何もできないと言われます。

衝撃の結末

そこにアンナと始を人質にした朋美・大和と4人の男達が入ってきて、風真たちを手錠で壁に固定します。
外で黄以子を人質に取られタカとユージは拳銃を手放し、ボディーガードに攻撃されます。
大和が拘束した3人から身元のわかるものは残しておくように言うと「大和、こんなことはやめろ」と始が止めます。
「ええ、そのつもりですよ。」と大和がいい朋美とアイコンタクトを取ると、施設を5分後に爆破するようにシステムを作動させると、警報が鳴り響きます。
外ではタカとユージのコンビネーションで、ボディーガードの利き腕を潰すことに成功します。
情報を箱に整理していく朋美は「まさかあなたたちがここに辿り着けるとは思わなかった、でもあなたたちはここで埋没します」と言い「教授、あなたが止めた時間は我々が動かす」と大和は言います。
「何か策はないのか」と聞く星に「端末さえあれば」と姫川がいうと「道具袋の中にある」と星がいい「もっと早く言ってくださいよ」と姫川が返し2人が喧嘩していると、緋邑が「子供の喧嘩はやめときな」と言って入ってきます。
端末はリュウが持っていました。
風真は固定された手を必死に動かしていると、栗田がそれに気づきます。
イヤフォンで大和に呼ばれたボディーガードは、2人を傷つけ中に戻ります。
「帰ったんじゃないのか、今更きてもなんもできね」と言う星に「尚希は私が渡したもんまだ使ってないよ」と緋邑が言います。
風真は手の皮膚に見せかけたシールでピンセットのようなものを隠していて、それをなんとか取り出し手錠の鍵を開けようとします。
それに気づいたアンナが風真と目を合わせます。
「尚希は昔から脱出マジックだけは得意だった。ミスるなよ」と緋邑が言うと「はいお師匠さん」と風真はいいます。
準備を整え大和たちが出て行こうとすると、「アンナ俺大丈夫かな」と風真が小声でいい「大丈夫です」とアンナも同じように返します。
施錠をといた風真がリュウに合図し、上から端末を落としてもらい差し込み、ウイルスに感染させることに成功します。
近づいてきた男たちから鍵を奪ったアンナは施錠を解いて鍵を栗田に渡し、ボディーガードと戦い倒します。
その間に施錠を解いた栗田が始の施錠を解き、風真と凪沙で大和を抑えます。
「パスコードが分からず爆破を解除できない」と姫川から聞いた風真が「大和さんもう終わりだ、解除してください」と大和に言います。
「全て終わりにしよう」と言って大和は、アンナたちを人質にとった時に使った注射器を使って、始と自分に薬品を打ちます。
始に駆け寄った栗田・アンナと風真は凪沙に黄以子を呼ぶように言います。
「すべての夢が消えて、それならいっそ皆土の中で」と大和は呟きます。
「栗田今までアンナを守ってくれてありがとう。最高の友達だ、これからもアンナのこと頼むぞ。
風真、頑張ってたお前から研究を奪ってしまって悪かった。これからは、お前がやりたいことをやっていけ。
アンナ、19年前アンナが生まれてきてくれて本当に、お父さん本当に嬉しかった。初めてこの手でアンナを抱いた時のこと、ずっと覚えてる。アンナが生まれてくることを望んだ2人のお母さんがいること忘れちゃダメだよ」と言い残し始は亡くなります。
泣く3人を見た朋美は部屋を出ていき、それを見ていた大和は「時が止まっていたのは僕だけでしたか」と呟き亡くなります。
部屋には警報が鳴り響き、アンナは「私は入ります」と言って大和がパスコードを打っていた時のことを思い出し「風真さん。/ZoOI- OI18です」とアンナがいい、姫川が打ち込むと起爆が解除されます。
風真はパスコードが受精卵の誕生に成功した「2001年1月8日」であることに気づき、大和を見て泣きます。
栗田は朋美がいないことに気づき、アンナは朋美のところに行きます。

これからも変わらずに

事務所に戻った栗田は、20年前の事件の資料の部屋を整理して片付けます。
事件について心配する凪沙に風真と栗田は「研究員たちは20年前のことをほとんど知らされておらず、タカとユージが始とアンナのことをうまく隠してくれている」と答えます。
栗田は「いつか何かあったら」と事件の資料を凪沙に預け、凪沙は事務所を出ます。
外で散歩していたアンナに会った凪沙は朋美の現状について教え、あの時朋美と何を話したのかを聞きます。
「あの時殺したいと思った。「私はあなたを許せない。でも、大切なお母さんを失った気持ちだけは理解できる。お父さんが残したデータで病気を治して生きて罪を償って。朋美ちゃんならできるはず。」と言った」とアンナは言います。
アンナは凪沙に水帆について尋ねると「真っ直ぐで、好奇心旺盛で、よく笑って、変な食べ物ばかり食べてたな。誰かとそっくり。みんな待ってるよ」と言われます。
事務所の屋上にてチームネメシスで楽しく食事をしていると、アンナが戻ってきます。
「風真20年間ご苦労だったな、もう自由に生きろ。今のお前だったら何だってできる。やりたいことやればいい、もうネメシスの役目は終わったんだ」と栗田が風真に言うと、2人はアンナがいないことに気づきます。
事務所に入ると風真の机の上に辞表と書かれた手紙が置いてあります。
飛行機のチケットを持って信号機を待つアンナは、インドにいた頃を思い出します。
~回想シーン~
「始が仕事の電話をしていると、タンドリーチキンを焼くのに失敗したことに気づきます。
「一回もできたことないから、チャレンジしなくていいのに」と言うアンナに「いつか成功して、アンナが喜んでくれたらと思うと、なんか作りたくなっちゃうんだよな。もう19年か」と始は言います。
タンドリーチキンの片付けをじゃんけんで決め、アンナが勝ちます。」

そして現在、アンナの元に音楽をかけた車で風真と栗田がやってきます。
車を降りた2人は、何でインドに帰るのかとアンナに聞くと「今までのようには生きられない」と言います。
「お前は望まれて生まれてきた、どんな生まれ方だろうが関係ない」と言う栗田に「うん。でも、だから私はお父さんがそうしてきたように、隠れて生きていかないと」とアンナは言います。
「始は俺に、アンナを頼むそう言ったんだ、お前は家族だ」と栗田はいってアンナを抱きしめます。
「社長、始さんは俺にお前のやりたいことをやれって言いました。だから俺はネメシスを続けます。それが俺の今のやりたいことです。俺にはネメシスが必要、名探偵にはアンナが必要。ねえ、アンナまた一緒にやろうよ」と風真はいい、イヤフォンをアンナに渡します。
アンナは「風真さん、私大丈夫かな」と言うと「大丈夫」と風真が「大丈夫だ」と栗田がいい、事務所に戻ります。
その後、アンナはいつものようにDrハオツーで変な食べ物を買って、事務所に戻ってきます。
事務所では風真が怖そうな人たちを前に唸っていました。
「これは探偵事務所ネメシス史上、最も強大で難解な事件ですね。だがしかし、この世で解けない霧がないように解けない謎もいつかは溶ける、解いて見せましょうこの謎を。さあ、真相解明の時間です」と分担しながら風真・アンナと栗田で言います。

始さんとアンナちゃんはもちろん家族ですが、栗田さんと風真君・アンナちゃんも家族になっていたんだなと思いました。
始さんが亡くなってしまったことは悲しいですが、3人で仲良く過ごしてほしいですね。
チームネメシスの結束力はすごいですね!

続編を期待して待ちたいと思います。

ドラマ「ネメシス」最終回ネタバレ結末は20年前の過去の父親の事件の解明?

ネメシスのマーロウの犬種は秋田犬!かわいい画像まとめ

ネメシスの原作とは?脚本家は誰?

まずは「ネメシス」の原作についてご紹介します。

「ネメシス」は原作は存在しません。

入江悠(いりえゆう)さん脚本のオリジナルストーリー。

入江悠さんは、脚本とともに総監督も務めます。

入江悠さんといえば、若干41歳で、以下の話題の作品の監督を務めた注目の若手クリエーター。

藤原竜也さん主演 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」

大沢たかおさん主演 映画「AI崩壊」

亀梨和也さん主演 映画「ジョーカー・ゲーム」

1979年、神奈川県生まれ、埼玉県育ち。
03年、日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。

09年、自主制作による「SR サイタマノラッパー」が大きな話題を呼び、ゆうばり国際ファンタスティック映画オフシアター・コンペティション部門グランプリ、第50回映画監督協会新人賞など多数受賞。

その後、同シリーズ「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」(10)「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」(12)を制作。「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」(11)で高崎映画祭新進監督賞。その他に「日々ロック」(14)、「ジョーカー・ゲーム」(15)、「太陽」(16)など。ドラマ演出はWOWOW時代劇「ふたがしら」(15)、TX連続ドラマ「クローバー」(11)、「みんな!エスパーだよ!」(13)等。

引用元:http://irie-yu.com/

以下の動画で石黒賢さんが語っているのですが、入江悠さんが監督を務めているということで、お仕事を受けたそうです。若手ながら、大物俳優からも注目されている監督さんであることがわかります。

また入江悠さんとともに、片岡翔さんも脚本家を務めます。

片岡翔さんも話題作を手掛けている注目の脚本家さん。年齢は39歳。

1982(昭和57)年、北海道生れ。2014(平成26)年に映画「1/11」を監督。脚本家として「町田くんの世界」「I”s」「トーキョーエイリアンブラザーズ」「きいろいゾウ」などを手がける。2017年、初の小説『さよなら、ムッシュ』を刊行。他の著書に『あなたの右手は蜂蜜の香り』がある。

引用元:https://www.shinchosha.co.jp/writer/6413/

小説も出されています。

注目の若手2人が手掛けているということで、新しいタイプの作品になりそうで楽しみですね!

これだけでもすごい楽しみなのですが・・・

「ネメシス」は講談社タイガの作家の皆さんが脚本協力と言う形で参加されているんです!

謎解き、トリックの内容がとんでもないことになっていると思います。

1人目は「屍人荘の殺人」で知られる今村昌弘さん。第1話と3話を担当されています。

2人目は連ドラにもなった「今からあなたを脅迫します」の藤石波矢さんで、第2話、6話を担当。

3人目は「眼球堂の殺人」の周木律さんで4話を担当。

4人目は「女王はかえらない」の降田天さんで、5話を担当。

そして最後は「体育館の殺人」で知られる青崎有吾さんで7話を担当されることになっています!

早々たる作家さんたちが、担当しています。

そしてすでに原作が小説になって発売されています!

現在「ネメシス1」「ネメシス2」まで発売されていて「ネメシス3」以降も順次発売予定です。

私もさっそく読んでみたので、以降でネタバレを紹介しつつ、最終回の結末について、まとめていきたいと思います。

追記【最新情報】ネメシスの最終回ネタバレ結末の20年前の事件の謎!黒幕の驚きの正体

自分が自身の父親(始)からゲノム編集されて生まれた子どもであったことを知ったアンナは、ネメシスの事務所に戻り栗田と風間を「ちょっときて」と屋上へ連れ出します。
自身についてや、立花始について全てを話すよう栗田と風間に求めます。
栗田が「立花始というのは、始の本名だ」と言います。栗田と風真は、事件の発端は20年前の出来事で栗田は始の高校の同級生で風間が部下であったと言います。
大学を出た後、狭き門をくぐり抜け立花研の最先端の遺伝子研究室のメンバーに入ることができた栗田は「それは、夢みたいな日々だったんだ」と振り返ります。
「ここから回想です」
「遺伝子疾患の病気の治療のための研究を行う最先端の研究室で大和猛、神田水帆、風真尚希が在籍していた。立花に憧れ集まったのだと言います。
世界で初脳機能を低下させる遺伝子を発見し、ピンポイントでそれを改善させる遺伝子編集を成し遂げ受精卵を作成することができました。
これを発表し出産させようとするメンバーと、このまま研究を続けていくべきだという始の意見に賛同するものとで分かれましたが、「人が勝手に子孫をデザインして生み出すなんてそんなことは許されない」という始の意見に納得しそのまま凍結することになりました。
しかし、それから3ヶ月後、受精に成功した受精卵が盗まれます。
大袈裟にはしたくなかった始は同級生の栗田に犯人探しを依頼します。そこで内部の犯行だと言われ疑うことのできなかった始は、紛失事件を公表し立花研を閉鎖することになりました。
その後はそれぞれが別の道を歩むことになりました。風真は事件のことを諦めきれず栗田探偵事務所に行きます。

なんとアンナの父親である始が、研究に成功!

しかし、封印したはずの遺伝子が何者かに盗まれてしまい、ここから悲劇が起きます。

盗難事件から1年後事件が一変します。美馬芽衣子という人物から助けてほしいとの連絡が入ったと立花から栗田に伝えられます。
女性は妊娠しているとのことで、もうしかしたらぬすまれた受精卵の子なのではと考えている始は連絡のあった公衆電話へ始と水帆で向かいます。
そこで、代理出産で監禁され逃げ出したため追われていると伝えられます。埼玉にある恩師の病院へ行かないと受精卵の子は産ませられないと、そこへ向かったことを始は栗田へ伝えます。
本当に受精卵の子なのかと栗田に聞かれた始は受精卵と同じ番号のタグをしている、研究所出始の名前を聞き連絡してきたと言い、黒い車に追われていると伝えます。
車の中で、逃げ出したときに持ち出した芽衣子の写った施設での写真が落ちたものを水帆が拾います。
そのときバックミラーで後ろの車を確認していた始が事故を起こします。
後ろをすぐに追ってきていた菅研の車でしたが、その後ろを栗田たちの車が駆けつけていたためそのまま逃げます。
水帆に駆け寄る風真、芽衣子に駆け寄る栗田は「菅研、ようこ」という言葉を聞きます。
その後病院に着いた5人、水帆に声をかける風真でしたが「私もうだめ、芽衣子さんとお腹の中の赤ちゃんをお願い」と言い残し水帆は亡くなってしまいます。
芽衣子も子どもを産んですぐに亡くなってしまいした。
赤ちゃんを抱く始は「俺はこの秘密を一生守る。この子も」と言います」
そして現在、「それはアンナお前だ」と風間は言います。「父親は開発者の始、母親は卵子の提供者である水帆代、理母の芽衣子だ」と栗田がアンナに伝えます。

盗まれた遺伝子によって大和猛流(石黒健)。

しかし、逃げてきた代理母と水帆が事故死し、その後に生まれた赤ちゃんがアンナでした。

この事実を知りショックを受けたアンナは、親友の朋美を訪ねます。

しかしここで新たな事実が。

風真は朋美(橋本環奈)にも電話をしますが知らないと答えられます。しかしこのときアンナは朋美と一緒にいました。

どうしても連絡をしないでほしいと言うアンナに「そんな顔初めて見た」と朋美はアンナの顔色から何かを察しイカ墨ウォーターを差し出します。

ここで出会ったと思い出を話す朋美は「何があったか聞いてもいい?」と言いますが、「ごめん答えたくない」とアンナは答えます。

すると朋美は「話してくれないんだ」と言いアンナが飲み物を飲んだのを確認すると、いきなり笑い出し踊り始めます。

少し手を震わせながら時計を確認すると全てを持っているのに何がそんなに不満なのだと朋美は言います。

驚くアンナに、女子大生四葉朋美になるのは疲れる名前も全て嘘だと伝えるとアンナは全てを察します。

「ネメシスの皆さんが探していた菅容子は私の母。私はその一人娘菅朋美です」という朋美に突っかかろうとするアンナでしたが飲み物に入れられた薬物によって麻痺を起こし倒れてしまいます。

倒れたアンナがネックレスをしていないことに朋美は気付きますが、時間がないとボディーガードに促されアンナとの思い出のキーホルダーを捨てアンナを抱いたボディーガードとでていきます。

なんと朋美は、菅容子の娘。

そして黒幕の1人だったんです。

驚きの真実がわかった第8話。朋美によって拉致されてしまい、父親の始が監禁されている場所に連れていかれます。

始とアンナを誘拐した目的は??

新たなことがわかりましたら、情報更新していきます。

追記【最新情報】ネメシスの最終回ネタバレ結末の20年前の事件の謎!アンナはゲノム編集ベビーだった!

20年前の事件について、いろいろなことがわかってきたので、最新情報を追記します!

2002年4月15日、美神始(仲村トオル)は、同僚の神田水帆(真木よう子)と共に妊娠している美馬芽衣子(山崎紘菜)を車に乗せて、追手から逃げようとしていました。

しかし、カーブで曲がり切れずに事故を起こしてしまいします。

車から放り出された芽衣子は、助けに来た栗田一秋(江口洋介)に向かって意味深な言葉を残します。

「カンケン、カンヨウコ・・・」

この事故で水帆は死亡、芽衣子もとある建物の中で赤ちゃんを出産したのちに亡くなってしまいました。

このとき生まれた赤ちゃんが、美神アンナ(広瀬すず)です。

始はアンナを自らの子供として育てることを決意し、これまで海外で暮らしていたものの、日本に帰国した際に何者かに連れ去られてしまいました。

そして気になる芽衣子が死の直前に残した「カンケン、カンヨウコ・・・」という言葉。

カンケンとは「菅研究所」のことで、その所長の名前が菅容子(今村美乃)です。

菅容子は高校生の時に遺伝性大脳変性症、通称HSCMを発症。

その病気を解明するために、遺伝子工学の道に進んでいた事が明らかになりました。

芽衣子の死の直前の言葉「カンケン」とは、遺伝子研究を行う「研究所」のことだったのです。

ネメシスで菅容子役は今村美乃!ネタバレは黒幕で遺伝子操作?

さらに芽衣子は近々大きなお金が入るという事を、生まれ育った施設の園長に話していたことが分かります。

このことから芽衣子は、「菅研究所」の何らかの研究に関わって妊娠したのでは?と予想できます。

そして第7話ラストで、アンナの出生の秘密にかかわる衝撃の事実が明らかになりました。

ジャーナリストの神田凪沙(真木よう子)は、ある人物を19年前の事件現場に呼び出しました。

実は凪沙は、あの事故で亡くなった水帆の年の離れた妹です。

そしてそこに現れたのは、美神始のかつての同僚の大和猛流(石黒健)!

「何が知りたいんだ?」という大和に、凪沙はこう問いかけます。

「19年前の事件から、美神始さんいえ立花始さんの失踪の件まで全てです」

なんと、アンナの父の名字は本当は「立花」だったことがここで明らかに。

するとそこに、追いかけてきた風真直希(櫻井翔)が現れます。

風真と大和は、研究所のもと同僚だったみたいです。

そして大和はこう言います。

「成長したGE10.6は、素晴らしい才能を持っているようだね。さすがは立花教授だ」

するとそこにアンナもやって来てしまいます。

そして大和はアンナ本人に向かって衝撃の真実を告げました。

「アンナちゃん、君はね立花教授とわれらでつくった世界初のゲノム編集ベイビーなんだよ」

さらにこの真実を報道したら、アンナちゃんはどうなる?と凪沙をけん制し大和はその場を去っていきました。

アンナは遺伝子操作によって生まれた天才だったのです。

そして父・始はその事実を隠しながら暮らしていたものの、何者かによって連れ去られてしまった。

その犯人でもあり黒幕は、やっぱり石黒賢さん演じる大和なのでしょうか?

しかし第7話の時点で黒幕が登場するのはちょっと早い気もします(^^;)

となると、やはり「カンケン」の所長の菅容子の可能性もありそうですよね。

追記【最新情報】ネメシスの最終回ネタバレ結末の20年前の事件の謎!黒幕は四葉朋美?

第3話の水族館の回から登場した数学が得意な天才大学生で、アンナと意気投合し以後親友になりました。

実は四葉朋美もアンナと同じようにゲノム編集によって生まれたのではないでしょうか?

第3話で水槽を見ながら四葉朋美はこんな意味深な事を言っていました。

「最初はみんな海から生まれたのに、進化で枝分かれして先祖の遺伝子だけが受け継がれていく。不思議だよ・・・」

この時点ですでに遺伝子という言葉をアンナに告げていたんですよね!

もしかすると、水族館でアンナと四葉朋美が出会ったのは偶然ではなかったのかも。

朋美はアンナと仲良くなって、自分たちがゲノム編集によって生まれたという事を世に示したいと考えている?

そのために邪魔な存在であるアンナの父・始を大和に連れ去るように指示したのではないでしょうか!

この橋本環奈さん演じる四葉朋美黒幕説は結構ツイッター上でもあふれています。

第8話では、アンナの出生の秘密に関してさらなる真実が明らかになると思います。

おそらく立花始はゲノム編集ベイビーを生み出したものも、神に背く行為だと考えその研究成果を封印。

しかし、カンケンの菅容子と大和猛流によってゲノム編集ベイビーは現実に生み出されてしまった。

美馬芽衣子は金でその依頼を受け入れて、代理母として子供を妊娠するも怖くなってしまい立花始と共に逃亡を図るも、その途中で事故に遭い子供を出産して亡くなってしまったんだと思います。

そう考えると、生まれた子供を抱いた立花始が「俺は、この秘密を一生守る。この子も」と言っていた理由もうなづけます。

さらに四葉朋美もアンナと同じようにゲノム編集ベイビーだった。

もしかすると二人は姉妹の可能性もある??

果たして、私の予想は当たっているのか?

5月30日放送の第8話が待ち遠しいですね(^^)/

ネメシスの最終回ネタバレ結末は20年前の事件が解決!すべての事件が伏線に?

ネメシス年齢設定は?櫻井翔などキャストの20年前と現在は?

“すべての事件が、最後の謎につながる。”
ポンコツ探偵と天才すぎる助手が、超難解な事件を次々解決!
無関係なはずだった事件は連鎖し、驚愕の真実が浮かび上がる…
極上のミステリー・エンターテインメント!

『ネメシス』とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神。
そんな名前が付けられた謎多き探偵事務所に集まりし、
天才的ヒラメキを誇るが無鉄砲なアンナと、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真が、
お互いを(おもにアンナが風真を!)助け合いながら、難事件に挑んでいきます。
これまでの広瀬すず、櫻井翔のイメージを覆す、新しい凸凹バディが日曜の夜に大活躍!
凸凹バディのコミカルで笑えるやり取り、そして、超難解な謎を解いていく2人の姿をお楽しみください!
更に!毎話、アンナと風真をサポートしてくれる強力な助っ人が次々登場!
まるで『オーシャンズ11』のような、ワクワクするチーム戦を繰り広げます。(後日発表)

超大豪邸で起きた《磯子のドンファン殺人事件》、
目撃者がたくさんいるのに“犯人がいない”《女子高怪奇殺人事件》、
証拠も目撃者も何も無い《天狗殺人事件》などなど、超難解なトリックが仕掛けられた事件を
アンナと風真はどうやって解決していくのか!?そんな2人の目的は、突如失踪したアンナの父を探す事。
一つひとつの事件を解決し、父に繋がるヒントを見つけ出そうとする度に、新たな謎が生まれてしまう。
そして、全ての謎を解く鍵は、闇に葬られた《20年前の“ある事件”》にある事を知る…

《一話完結の事件》と《20年前の謎》が複雑に織りなす、全10話の物語。
一話一話の事件を解決することで、20年前の謎の断片が明らかになっていき、
最終回に向けて衝撃の展開を迎えます。
事件と謎が複雑かつ巧妙に絡み合う、極上ミステリー・エンターテインメントの誕生!!

引用元:https://www.ntv.co.jp/nemesis/articles/2230as82dt4f3filloyz.html

「ネメシス」は1話完結の事件ものです。

探偵社ネメシスの経営者である栗田一秋(江口洋介)、そして助手の美神アンナ(広瀬すず)と、ポンコツ探偵、風真尚希(櫻井翔)の3人がメインの登場人物。

アンナと風真尚希の2人で毎回、謎の事件を解決していきます。

しかし毎回オープニングとエンディングに20年前のある事件の回想シーンが登場します。

全ての事件がこの20年前の事件の謎に繋がっているんです。

ということで、上記公式にもある通り、

最終回の結末はこの20年前の謎が解決する!んですね。

そして20年前の事件には、アンナの父親が深く関わっているようです。

以降で更に詳しく、20年前の事件について、わかっていることを原作小説などからご紹介していきます。

ドラマ「ネメシス」最終回ネタバレ結末のヒント①20年前に衝撃事件!?赤ちゃんはアンナ?

ネメシスのマーロウの犬種は秋田犬!かわいい画像まとめ

まずは、以下1話のあらすじです。

【探偵事務所ネメシス】の記念すべき初仕事が描かれる初回第1話。
美神アンナ(広瀬すず)風真尚希(櫻井翔)栗田一秋(江口洋介)の元に、美しい女医・上原黄以子(大島優子)が駆け込んでくる。彼女の依頼は、自分の雇い主“磯子のドンファン”=澁澤火鬼壱が、「何者かに命を狙われているかもしれないので助けて!」というもの。

初の依頼を受け、意気揚々と火鬼壱の豪邸に乗り込むネメシス3人。ドンファンらしく、美しい恋人(愛人ではなく恋人ってところがかわいい)を6人もはべらせる超モテモテの火鬼壱だが、翌朝死体となって発見された。容疑者は依頼主である黄以子も含め7人の美女たち。さあ、天才助手とポンコツ探偵の腕の見せどころである!

――とざっくりストーリーを書くだけでも、ものすごい情報量。通常1話目は各キャラクターの自己紹介的な要素も大きいため、とかく説明することが多くなりがちだが、それらをテンポよくコミカルに描くのですんなり頭に入るのが嬉しい。しかしこのドラマ、とにかく全員のキャラが濃い。特濃と言っていい。【ネメシス】の3人はもちろんとして情緒がぶっ壊れ気味な女医=黄以子も、完全に『アブ刑事』な2人も皆一様に強烈で面白い。

加えてアンナと風真のかみ合わない凸凹感、そんな2人を謎の包容力で包み込む栗田。この3人のバランスが絶妙で、ラストの3ショットには思わず鳥肌が立つほどのワクワクを感じた。更に!オープニングとラストに差し込まれている“20年前の回想”。これが、気になる!

奥行のある画作り、贅沢なロケーションなどは、さすが入江悠監督という印象だが、1話にしてこんな豪華キャスト出しまくって大丈夫!?と余計な心配もしてしまう程、テレビドラマの枠組みを完全に超えた作品になっている。第2話が今から待ち遠しい。(文・遠藤薫)

第1話のあらすじ
【探偵事務所ネメシス】。横浜のさびれたビルの2階に居を構えるこの事務所のメンバーは、天才的ヒラメキで事件を解決に導く助手の美神アンナ(広瀬すず)、一見デキル男風だが実はかなりのポンコツ探偵=風真尚希(櫻井翔)、ネメシスの社長であり探偵歴30年の大ベテラン=栗田一秋(江口洋介)の3人だ。そんなネメシスの初仕事が描かれる第1話。記念すべき依頼者第一号は、美しき医者の上原黄以子(大島優子)。「ググったら一番近かったから」というだけの理由でネメシスに駆け込んできた黄以子の依頼は、ざっと以下のようなもの――大富豪にして自分の雇い主”磯子のドンファン”=澁澤火鬼壱(伊武雅刀)の、80歳を祝うパーティーが今夜行われる。だがそのパーティーを中止しないと、火鬼壱の命の保証はないという物騒な脅迫状が届いた!――聞けば火鬼壱は莫大な資産を、自分の死後6人の恋人達に分けるという遺言書を作っていたそうで……。さすがドンファン!
初の依頼を受け、意気揚々と火鬼壱の豪邸に乗り込むネメシス3人。恋人6人が全員美女揃いというモテモテな火鬼壱に、栗田は渋い顔。だがパーティーの翌日、火鬼壱は“密室となった自室”で死体となって発見されてしまう!容疑者は依頼主の黄以子も含めたアリバイの無い7人の美女たち。そして全員に殺害の動機がある…天才助手・アンナとポンコツ探偵・風真は、初捜査にして、この難事件を解決できるのか!? そしてオープニングとラストに差し込まれる意味深な“20年前の回想”と“アンナの父親(仲村トオル)の姿”。すべての事件は、やがて、ひとつの真相にたどり着く――
1話のネタバレ犯人などは原作から以下の記事に紹介してあります。
まずは、20年前の事件には、風真尚希(櫻井翔)、アンナの父親(仲村トオル)、栗田一秋(江口洋介)が関わっているようです。
というのも、公式の以下の動画に20年前の事件らしきシーンが。

なんと赤ちゃんを抱いたアンナの父親(仲村トオル)。一緒にいる風真尚希(櫻井翔)と栗田一秋(江口洋介)。
赤ちゃんはアンナ??と思ったのですが、アンナの年齢設定は18歳なので、20年前の回想シーンだとしたら、アンナではないですよね??
OAを見ると「2002年4月19日」で19年前の出来事のようなので、アンナの可能性も!
3人の服は汚れていて、血がついています。父親は「俺はこの秘密を一生守る・・・。この子も」と言っていました。
一体何が??
しかも、上記の動画では仲村トオルさんが「神の領域に手を出した」という、驚きの発言。
そんなアンナの父親は現在失踪中で、栗田一秋(江口洋介)が居場所を探しています。
一体何があったのか??上記の動画が大きなヒントになりそうです。

ドラマ「ネメシス」最終回ネタバレ結末のヒント②謎の女性の正体はアンナの母親?

そして、20年前の事件にはある女性が関わっていることがわかっています。

まだ詳細はわかっていないのですが、

この女性が20年前の回想シーンに登場。事件に関わっているようです。

20年前の事件で、皆血まみれだったことから、何か事件があり、この女性は亡くなっている??

この女性がアンナの母親かな??と思ったのですが年齢設定的に違うのか??

そしてこの動画では「繊細に描かれる親と子の絆」と言われているので、この親子とは誰なのか??

やはりアンナと父親??

ドラマが始まりましたら、時系列もはっきりすると思うので情報更新していきます。

また、アンナの父親の始の同僚として、真木よう子さんも出演することが決まっています。

この2人の女性と事件との関りに注目です。

ドラマ「ネメシス」最終回ネタバレ結末のヒント③父親とアンナは世界中をめぐっていた??

「ネメシス1」を読んでみたのですが、以下のネタバレがありました。

・アンナは1年前に日本に来るまで、父親とともに世界中をめぐって生活していた。

・アンナは親の都合でいろいろな国を転々としていた

アンナの父親の始は教授なので、その仕事の関係なのでしょうか??

そのことから、アンナは、日本にはずっといなかったことがわかっています。

世界中をめぐっていたことと、20年前の事件に何か関係があるのか??

原作のネタバレも含めて、何か結末についてわかることがありましたが、情報更新していきます。

 

ドラマ「ネメシス」最終回ネタバレ結末まで1話から最終回までのあらすじ!

以降では、ドラマ版「ネメシス」のあらすじを1話から最終回まで更新していきます。

ネメシス1話ネタバレあらすじ!ドンファン殺人事件の犯人と真相

2002年、19年前の出来事

2002年4月15日。

豪雨。

FUN DCM。I♡HIP HOPのステッカーの貼られた車が停まった病院の薄暗い廊下で赤ん坊を抱く傷だらけの美神始(仲村トオル)。

始は何があったのか?傷の血や泥で汚れています。

「始」と声を掛ける栗田一秋(江口洋介)。そこにはTシャツが血に染まった風真尚希(櫻井翔)の姿も。

始は「俺はこの秘密を一生守る。この子も」と言います。

19年後―2021年。

横浜。

橋の上を走る美神アンナ(広瀬すず)。

探偵事務所・ネメシスの初仕事

栗田探偵事務所。

“栗田探偵事務所”の表札を外す風真尚希(櫻井翔)。

街路。

走るアンナ。

栗田探偵事務所。

風真が栗田に表札を「変えますよ、本当にいいですね?」と確認し、栗田は「新しい出発だ。打て、風真!」と言い、風真は“探偵事務所・Nemesis”の看板にビスを打ち込みました。

路地裏。

雑居ビルに駆け込むアンナ。

探偵事務所ネメシス。

アメリカ風の内装の事務所に“心機一転だ”と浮かれながら入ってくる栗田。

「ネメシスって名前、分かり難くないですか?」と風真が言い、栗田は“そんなことより、今日から自分のことをC.E.Oと呼べ”と言います。

「俺はここの代表取締役。お前は探偵だ」と栗田は言い、風真にスーツをカバーごと投げ渡しました。

「これでお前も一人前だ」と言う栗田を見ながら、スーツのカバーを開けた風真はスーツを見て喜びます。

買い物を済ませたアンナがネメシスに戻ってきて、「栗田さん、風真さん、美味しそうな店見つけて・・・」と駆け込むと、風真がスーツへの着替えの真っ最中でした。

パンツ姿で半分ズボンを履いた風真を冷たく見るアンナ。

なんとも言えないシュールなシーンです。

少し後。

「という訳で、俺は一線を退く。今日からうちの探偵は風真だ」と栗田が言い、「え?え?私は?」とアンナが聞きます。

「アンナは今まで通り、内勤」と栗田が言い、アンナは不満そうにしますが、栗田は“日本に来てまだ3か月。慣れるまでは事務作業だ”と言いました。

アンナが買ってきたランチ“ザリガニパクチーバーガー”にドン引く栗田と風真。

アンナは「良い店見つけちゃった~」とパクつき「う~ん、美味しい~!」と震えます。

私は味を想像して震えます・・・。

“栗田さんは、引退するわけじゃないですよね?”と聞く風真に栗田が「俺はあっちの事件に本腰を入れる」と言った時、「すみません」と上原黄以子が訪ねてきました。

「あの、ここ、栗田探偵事務所じゃ・・・」と聞く黄以子に“名前変わってけど中身一緒です”と中へ案内するアンナ。

席に着いた黄以子に風真が栗田とアンナを紹介し、自分が当事務所の探偵・風真です、と自己紹介をします。

黄以子も“上原黄以子と申します”と名乗り、“自分が専属の医師を務めている渋沢火鬼壱のことでお願いに来た”と言いました。

火鬼壱の写真を見て「どっかで見た気が・・・」と言う風真に栗田が“会社をいくつも経営する大富豪。超がつく女好き。通称・磯子のドンファン”と説明します。

黄以子は“今夜、火鬼壱の80歳を祝うパーティが開かれるのだが、パーティを中止しないと命の保証はないという脅迫状が届いた”と言い、「差出人に心当たりは?」と聞く風真に“火鬼壱には親族はなく、恋人が6人いるだけで”と答えました。

“6人?!”とアンナは驚き、黄以子は“火鬼壱は死んだら6人に数十億の遺産を平等に分配するという遺言状を作っていたが、恋人たちに配れた招待状には遺産の分配についてパーティで面白い催しをすると書かれていた”と言います。

「遺言に変更があっては困る誰かが脅迫状を送ったのではないか、ということですね?」と立ち上がり、ブランドを覗いた風真が言い、「これ死亡フラグ立ってますよね。もう絶対、殺されると思うんですよ、火鬼壱さん。で、私が何故が真っ先に疑われて、一生牢屋で過ごす羽目になって、気付いたらおばあちゃんになって、手も皺くちゃ・・・」と泣き出す黄以子。

風真は「黄以子さん、心配御無用です。そのご依頼、ネメシスの探偵・風真尚希が・・・」と言い掛けると栗田が「断る」と言いました。

“資産家で恋人6人というのが気に入らない。俺も風真も独身で金が無い”と言う栗田に「引き受けましょうよ。大富豪の家、行ってみたいよ、ね~」と言うアンナに“ダメだ。どっちにしろアンナは内勤”と言いながら“遺伝子すっきり水”を飲む栗田。

「あ、それ、遺伝子すっきり水。それも火鬼壱さんが開発した商品です」と黄以子が言い、「これ?」と言って、栗田は考えます。

ネメシスから出口へ向かう階段。

黄以子と風真を送り出す栗田とアンナ。

風真に“なんかあったら直ぐ電話な”と栗田は心配そうに言いますが、風真は「名探偵がビシッと解決して見せますよ」と高笑いをして去りました。

めちゃくちゃ心配な感じです、風真新探偵。

事務所に戻り「大丈夫かな、あいつ。やっぱりあいつに任せたのは失敗だったかなぁ」と呟く栗田が「おい、アンナ」と言い、ふと辺りを見ると、アンナが縄梯子で事務所から抜け出しています。

自力で縄から縄梯子を作っているアンナちゃん。侮れません。

黄以子の車の中。

黄以子が信じられないスピードで車を運転し、風真が「マジっすかぁ!」と悲鳴をあげていました。

興奮して更にスピードをあげる黄以子と後部座席にいつの間にか乗り込んでいて、はしゃぐアンナ。

「最高!行くぜ~!!」と超スピードで火鬼壱の豪邸に乗りつける黄以子。

ドンファンの恋人たち

火鬼壱の豪邸前の駐車場。

吐きそうになりながら車を降りる風真と豪邸と監視カメラの数、番犬に驚きながらも平然としているアンナ。

執事の梶が待ち受け、先に立って黄以子と風真たちを案内します。

ハイスピードで火鬼壱の部屋の前まで歩き「こちらが旦那様のお部屋です」と言う梶。

ノックをし、「失礼します」と言って火鬼壱の部屋に入り「旦那様、黄以子さんがお戻りになられました」と梶が言い、黄以子が入浴中の火鬼壱に“脅迫状のこと、探偵さんに調査、お願いしました。こちらが探偵の風真さんです”と言いますが、火鬼壱は

「必要ない。帰ってもらえ」と言い、“警察にも届けないで心配なんです”と言う黄以子に「誰が送ってきたか大体分ってる。どうせ遊びのつもりなんだろう」と葉巻を吸う火鬼壱に黄以子は「葉巻は控えてください!薬もまだ飲んでないじゃないですか!もう時間過ぎてますよ」と注意しました。

火鬼壱は「口煩い奴だなぁ」と呟き、風真に「いくら欲しい?言い値で払うから帰ってくれ」と言います。

風真は「ちょっと待ってください」と“黄以子が悩んだ末にネメシスに来てくれ、依頼料も自分で払うと言っている”と告げ、「勝手な真似を」と言う火鬼壱に「それは違います。黄以子さんの気持ちも考えてみてください。主治医でここまで思ってくれる方なんてそうはいらっしゃいませんよ」と言いました。

「うちは今日、リニューアルしたばかりの無名の探偵事務所。C.E.Oはキャリアばかり長くて万年金欠。それでも黄以子さんは最後の頼みの綱にしてくれたんです。この探偵・風真に懸けてくれた。僕は全力で脅迫状の謎に取り組みます。まだそれほど実績のない弱小探偵だとしても・・・。今、心臓が止まりそうなほどバクバクしていたとしても」と言う風真。

「実績ないのか?」と火鬼壱が言い、「ええ。聞いたこともありません」と黄以子は言い、梶が「なんでこの方たちに?」と聞きます。

黄以子は「ググったら一番近かったんで」と答えました。

明確な理由です。素晴らしい!

「まぁ、いい。折角ここまで来たんだ。お前からの誕生日プレゼントだと思って受け取っておこう」と火鬼壱が言い、鳩時計が4時を告げます。

火鬼壱が黄以子に「あそこにある“しっとり水”今度出す商品なんだが、飲んだ感想を聞かせてくれ」と言い、梶に黄以子の部屋に”しっとり水”を火と1箱運んでおくように命じました。

「さぁて、楽しい宴の始まりだ!」と火鬼壱が立ち上がり、「ヒイッ」と目を覆うアンナ。

パーティ会場。

「愛は平等に」と謳う火鬼壱のポスターや水が並んだ豪華なパーティ会場。

火鬼壱に渡されたプレゼントたち。

シャンパンを片手にする風真と皿に料理を山盛りにしたアンナと心配そうに火鬼壱を見守る黄以子。

「これだけ盛大に祝って貰ったら本望だよな」と風真が呟き、アンナに促されて黄以子が火鬼壱の恋人たちをアンナと風真に紹介します。

銀座でクラブを経営する村崎由香里、演歌歌手の森銀子、占い師の黒壇エイラ、ピアニストの青海唯衣、漫画家の桜田桃、モデルのルビー赤井、。

ルビーが火鬼壱にすり寄ると、続々と恋人たちが火鬼壱に群がりました。

「なぁんか嫌なこと起きそう」と風真が言い、“火鬼壱の好みが分らない”とアンナが言います。

黄以子は“火鬼壱が女性という宇宙全体を愛していると公言している”と言い、「宇宙?」とピンと来ない風真。

パーティは無事に終わり、火鬼壱が恋人たちを大広間に集めました。

“今夜のメインイベントだ”と火鬼壱は言い、“自分の遺産は6人の恋人に公平に分けると言っていたが、火鬼壱の身体を献身的に診てくれている黄以子も加えて7人に分けることにした”と言います。

恋人たちは「黄以子と自分たちでは立場が違う」と反対しますが、火鬼壱は“自分は皆を家族だと思っていて、黄以子もその中に加えたいだけだ”“取り分が減るので、宝探しゲームの謎を解き、新しい遺言状を見つけた者には10億は下らないこの屋敷を与える”と言いました。

火鬼壱は“外部の人間の力を借りない様、通信機器は預かる。誰が見つけるか楽しみにしている”と言い、「愛してるよ」と言い残して自室へ戻ります。

風真は黄以子が持つゲームのカードに「宝を隠したのは、心に一線を引かぬ者」書かれているのを確認し、少し考えて「全然分かんない」と呟き、黄以子とアンナは呆れたように風真を見ました。

風真さん、正直は美徳です!が・・・。

梶がアンナと風真に豪邸の部屋割りを1Fが火鬼壱と黄以子の部屋、2Fが恋人たちが好きな時に来て泊れるようになっていると説明し、アンナが指したドアの前に水が置いてある一室を“水の保管場所”と言い、アンナと風真を客間へと案内します。

豪華な客間。

アンナが無事にパーティが終わったことに安堵し、風真は“あれだけ監視カメラがあってガードマンもいれば外からの侵入はゼロだ”と言い、時計を見て「捜査はまた明日」と言ってトイレに向かいました。

部屋で何かを見つけたアンナが悪戯っぽい表情をします。

風真たちの客間の廊下。

梶がタオルを持ってきたと声を掛け、扉を開けると熊の剥製の頭が叫び声と共に現れました。

驚き、気を失う梶。

熊の陰から現れるアンナ。

客間。

ベッドに寝かされた梶を診察し、「大丈夫。気を失ってるだけです」と言う黄以子。

「すみません」と言うアンナに「子供か。そんなので驚かそうとして」と風真が言い、“ずっと気を張っていた風真をリラックスさせようとして”と言うアンナに「出来るか。俺だったら心臓止まってるよ」と言います。

梶さんの心臓が止まらなくて幸いでした。

「何かあったらいつでも呼んでください」と黄以子は去ります。

黄以子の部屋。

部屋に戻る黄以子。

部屋には“お肌しっとり水”が1箱、運び込まれていました。

殺人事件発生!謎のダイイングメッセージ

客間。

一刻後。

梶が目を覚まし「あれ、どうしてここに?」と言い、本を読んでいたアンナが「すみません。私のせいなんです」と言い、風真を起こそうとしますが、風真は一向に起きません。

「そうだ。旦那様に水を申しつけられて・・・」と梶は「安静にしなきゃ」と言うアンナを振り払い、出ていきました。

アンナは必死に風真を起こし、梶は「水、水、水、水」と言いながら火鬼壱の部屋に急ぎ、扉を開けようとしますが、鍵がかかっていて開きません。

「旦那様!旦那様!」と叫ぶ梶の声のする方へ風真を連れていくアンナと起きてきた黄以子。

3人が梶の元に駆け付けると“火鬼壱はいつも鍵をかけないのに鍵がかかっている”と梶が言い、鍵も普段使わないので火鬼壱の部屋の中にある、と言います。

風真と黄以子も火鬼壱を呼びながら扉を叩き、騒ぎで恋人たちも起きてきました。

アンナが飾ってあった美術品の斧を風真に渡し、風真がドアの鍵を壊して扉を開けると、暗い部屋の浴槽の傍らに火鬼壱が倒れています。

駆け寄った風真が腰を抜かし、黄以子が火鬼壱の脈を確認し「死んでる」と言い、歩み寄ろうとしていた恋人たちにアンナが「動かないで!」と言いました。

立ち直った風真が「みなさん、何も触らないで!そのまま・・・」と言い、「密室。脅迫状。・・・犯人はこの中にいる」と風真が言うと雷鳴が轟きます。

「あんた、何、昨日からいるけど」と恋人の一人に聞かれた風真は「復讐の女神・ネメシスに遣えし男。名探偵・風真尚希とは私のことです」と名乗りました。

腰抜かしてましたけど・・・。

アンナがスタンドライトを着けると、火鬼壱の遺体が照らし出されます。

火鬼壱の遺体の側には血まみれのゴルフクラブ、散乱した水のペットボトル、サイドテーブルの上の血のついた灰皿。

アンナが「風真さん、これ」と長文でイラスト付きの火鬼壱の傍らに書かれたメッセージを指しました。

「悪しきゴルフクラブ 巫女は冬のごとき 殺意のダンスと共に 今夜凍り付く ・犯人は黄以子だ」

黄以子を見る風真。

あぶない刑事?タカとユウジが登場!

豪邸の前に乗りつけられた警察車両から降りてくる神奈川県警捜査一課・千曲鷹弘(勝地涼)と四万十勇次(中村蒼)。

サングラスに咥え煙草で「漫画みたいな屋敷に6人の愛人だ。勇次」と千曲が言い、「参ったな、鷹。女に手錠をかけるのは趣味じゃない」と四万十が言います。

屋敷から出てきた小山川薫(富田望生)が鷹の煙草を取り「禁煙です。かっこつけてる場合じゃないですよ。鷹さん、勇次さん」と言い、鷹は「おいおい、薫。登場ぐらい、ビッと決めさせてくれよ」と言い、薫は「下の名前で呼ばないでください。・・・変な探偵がいます」と言いました。

ある年齢以上の方はピンと来ていただけましたか?この刑事さんたち「あぶ刑事」風です!

豪邸の応接間。

鷹と勇次と対面し、名刺を渡す風真。

「この私がいたので、現場のものには一切手を触れさせていません」と言う風真。

「ネメシス?聞かねぇ名前だな」「胡散臭ぇ。横浜って言や、皆、探偵気取りやがる。どうせ潜りの3流だろ?」と言う勇次と鷹。

「潜りで悪かったなぁ」と言いながら栗田が現れ、「おめぇらの方がよっぽどインチキ臭ぇぞ」と鷹たちに歩み寄ります。

栗田を追いかけてきた薫が「困ります。入らないでください」と止めるのを振り切り、「栗田さん、C.E.O」と言う風真の言葉に「栗田?あれ、どっかで・・・」と勇次が言うと栗田は「ハマの探偵歴30年。まっ、一線は退いたけどな」と言い、鷹は「あ、栗田探偵事務所の」と言いました。

栗田は風真を捕まえ「遺伝子すっきり水。細い線が繋がるんじゃないかと思ってな。あと、お前のことが心配で」と言い、「なるほど。C.E.Oって言い辛いんで社長でいいですか?」と言う風真。

アンナが入り口の水の箱の側にしゃがみ、「ところで警察の皆さん、この水の謎って解けました?」と聞き、薫が「水?まだですけど」と言い、「誰が夜、こんなとこ、置いたんですかねぇ・・・ああ、梶さん?」と聞くアンナに梶は“水をもう1箱持ってくるよう昨夜旦那様からおうせつかったのですが、持っていく前にあなたの悪戯で気絶したので”と言い、

アンナは胡麻化しながら「火鬼壱さんの部屋には水がいっぱいあるのに変ですよね~」と言います。

アンナは鑑識員がゴルフクラブを持っているのを見て「あと凶器はゴルフクラブ・・・じゃなくて灰皿ってことで良いんですよね?」と言い、「え?血がついていたのはゴルフクラブですけど」と言う薫に、「言ってみろ」と栗田の許可を取ったアンナは

「死体の傷は一撃なのでゴルフクラブにあんなに血が付いているのは不自然なんです。で、灰皿の場所は昨日と同じなのに向きだけが変わってるのが怪しいなぁ・・・ですよね、風真さん?」と言い、

突然振られた風真は「うん?・・・おお、そうだな」と繕いました。

栗田が「うちは新人、助手でこのレベルだよ」と言い、鷹と勇次は顔を見合わせます。

パーティー会場。

栗田が風真とアンナに“防犯カメラの映像を見てきたが、屋敷に侵入したものは誰もいない”と告げました。

風真は“梶はアンナに気絶させられて風真たちの部屋にいたから、容疑者は6人”と言いますが、アンナは「もう一人、上原黄以子さん」と言い、“なんで?アリバイあんじゃん”と言う風真に“気絶した梶を診た後、自分の部屋に戻った後のアリバイがない”と言います。

「探偵って難しいですね」と言う風真に「当り前だろう」と言う栗田。

「めちゃ長いダイイングメッセージなんなんですかね?」と風真が言い、「瀕死の秀才が助けも呼ばずにあんな文体なんて書くはずがない。誰かの偽造だよ」と栗田が言い、「もう直接、聞いた方が早いですね」と言うアンナ。

怪しい容疑者たち

銀子の部屋。

銀子に“あのダイイングメッセージ書いたのはあなたですよね?・・・亡くなった火鬼壱さんの横でバスタブが少しだけずらされた跡がありました。誰がなんの為にずらしたのか?それは文字を書いた人が左利きで、そこにあったバスタブが邪魔だったからです”とアンナは言いました。

「そして容疑者の中で左利きなのは銀子さんだけ」とアンナが言い、「銀子さん、犯人はあなたですよね?」と言う風真をアンナが止め、銀子も“昨日一服しようと思って部屋を出たら、黒壇が1Fからコソコソ上がってきたので、自分も火鬼壱に暗号の答えを教えてもらおうと部屋に入ったら、もう殺されていた”と言います。

“自分が犯人の書いてあったから、人を呼ばず、上手い事色々書き足した”と言う銀子。

“あと火鬼壱が左手で銀色の壺を示していたので、都合が悪いと思い、ピンクの水を転がしておいた”とも銀子は言いました。

“部屋を出るときに鍵をかけたか?”と聞くアンナに銀子は「かけてない」と答え“ドアの下に水の箱は?”とアンナが聞くと「なかったと思うけど、それ、関係あんの?」と聞き返します。

「分かったぞ」と部屋を飛び出す風真。

黒壇の部屋。

勢いよく入ってきた風真が「黒壇さん。火鬼壱さんを殺したのはあなたです」と言い、アンナが慌てて「いえ・・・」と言いますが、黒壇は“25時にトイレに立った時にルビーが階段を上ってきて、火鬼壱の部屋を覗いたら火鬼壱が亡くなっていた。自分の名前が書かれていたので、線を加えてポエムを完成させた”と打ち明けました。

「どうして銀子さんの名を?」と風真が聞くとコクダンは、“ぎんこには男を破滅させる悪い気が流れている”と言います。

「ゴルフクラブに血をつけたのはあなたですか?」と聞くアンナに黒壇は「せや。ポエムに真実味を加えるため」と答えました。

「分かったぞ」と再び部屋を飛び出す風真。

中庭。

ルビーの元へ行き“火鬼壱さんを殺したのはあなたです!”と言う風真を「だから」と制し、ルビーは「私が部屋入ったら、もうホッキー死んでたし」と言い、“第一発見者が犯人にされがちだから、ヤバいと思って「コクダンエイラ」と書いた”とルビーは言います。

「どうして黒壇さんの名を?」と風真が聞くとルビーは、「あいつ、自分の占いの館が失敗して、借金ヤバいらしいの。殺す動機あるなぁって思って」と言うルビー。

豪邸の廊下。

栗田に経過報告をした風真とアンナに「みんな、やりたい放題だなぁ」と栗田が言い、「結局、容疑者は6人のまま」と言う風真に「7人です。黄以子さん入れて」とアンナが言いました。

その近くの廊下で歩いてきた黄以子に青海がぶつかり、青海が持っていた水が青海のドレスにかかります。

黄以子がハンカチを取り出すと、火鬼壱の部屋の鍵が落ちました。

火鬼壱の恋人たちが“やっぱりあんた”“怪しいと思ってたのよ”などと言いながら黄以子を取り囲みます。

黄以子を責める恋人たちの間から「ちょっと借りま~す!」と鍵を拾い上げたアンナは火鬼壱の部屋まで走り、鍵で扉を開けました。

風真が梶に“この扉の鍵は全部同じか?”と聞き、梶は「見つかったんですか?」と聞き、風真は「ええ」と答えます。

名探偵アンナのカンペ大作戦と真犯人

火鬼壱の部屋。

ダイイングメッセージの傍らに立ったアンナが「社長、ダイイングメッセージの内容って警察が容疑者に教えたりしませんよね?」と聞き、「当然だ」と栗田が答えました。

入り口側に歩いてきたアンナは「何やってんだよ」と問う栗田と風真を無視して不思議なポーズを繰り広げ、「私、ちょっと入ります」と言い、「入る?何処に?」と聞く風真には答えずに異空間にジャンプします。

異空間から“水の保管場所を梶に教わるアンナたち”“火鬼壱が生きていた時のサイドテーブルの上の灰皿の位置”“火鬼壱の部屋にあった水の箱”“謎解きのメッセージ”“鳩時計”“火鬼壱の部屋に出入りする恋人たち”“鍵をかける女性の手”“遺体発見直後の恋人たちの立ち位置”を視るアンナ。

現実の空間に戻り「戻りました」と言うアンナに「怖い、怖い。何処行ってたの?」と風真が聞き、「あっちです。深く考えたりする時、行きません?」と答えるアンナに「行きません。行きません」と怯える風真。

「これまで見たものを違う角度でもう一回見に行ったりするじゃないですか」と言うアンナに「しません。しません。え~っ!」と風真が引き、栗田は「なにか分かった?」と聞きました。

この場合は風真産の反応が正しいと思います。怖いですよね~。

アンナは「・・・はい」と答え、「おいおいおい、何、勝手に入ってんだ?」と駆け込んできた鷹と勇次、薫に栗田が“関係者を全員集めるように”依頼し、“遊びじゃないんだ。探偵ごっこはもう終わりだ”という鷹と勇次に「殺人犯が分かった」と言います。

「今からうちの名探偵が謎を解き明かす」と栗田は風真を示しながら「だよな?」と言い、風真は恐る恐る頷き、風真の陰からアンナが微笑みました。

関係者が集まった火鬼壱の部屋。

皆の前に立った風真が「この世に晴れない霧がないように、解けない謎もいつかは解ける。解いてみせましょう、この謎を。さぁ!真相解明の時間です」と言い、栗田が小声で「あいつ、いつの間に練習したんだ」と言います。

確かに「クイズタイムショック」ばりの流暢さです。

「タイムイズマネーだ。話すならさっさとしろ」と鷹が言い、風真が「今回の鍵は文字通り、この部屋の鍵です」と言うと、ゆかりが「黄以子さんが持ってた」と言いました。

風真は「ええ。でも、黄以子さんの鞄に入れたのは、青海さん、あなたです」と言います。

「どうして、私が?」と聞く青海に風真は「あなたは鍵を発見した時、こう言いました」

回想シーン。

青海が「ダイイングメッセージの通り、みなさん、やっぱり黄以子さんが犯人ですよ」と言いました。

現在の風真が「昨晩ここに駆け込んで来た時、私の助手が動くなと叫び、みなさんは動きを止めた。でも、その辺りからだとバスタブに隠れてダイイングメッセージは見えないはずなんですよ。内容を知ることが出来たのは、ダイイングメッセージを最後に偽装した銀子さん。遺体を確認した黄以子さん。あとはこの部屋に鍵をかけて外へ出た人だけ、つまり青海さん、火鬼壱さんを殺害したのはあなたです」と言います。

「え?」と青海が言い、アンナも「え?違う、違う」と言い、栗田も両手でバツを出し、風真は「と、普通の探偵なら思うでしょう。でも、私は違う!」と言い、青海が「当り前でしょう!私は銀子さんがここから出ていくのを見て中に入ったの。そしたら火鬼壱さんが殺されてて、犯人は黄以子っていう文字があって、でもあんなバカみたいなもの、どう見ても偽装にしか見えないから鍵をかけて、それを黄以子さんのハンカチに入れたの」と言いました。

勇次が「勘弁してくれ。女恐怖症になりそうだ」と鷹に言い、鷹は風真に「おい!どうなってんだよ?」と聞きます。

風真は「まぁ、焦らずにゆっくり行きましょう」とアンナの方へ歩くとアンナは“水のもんだいを先に!”とカンペを出し、風真は「水?・・・あ、私たちが火鬼壱さんの遺体を発見した時、ドアの前には何故かこの水が1箱置いてありました。一体、誰がこの水を運んだのか?・・・青海さん、あなたが部屋を出る時、ありました?」と聞き、青海は「いいえ」と答えました。

「そもそも私たちが昨日こちらへ来た時、“お肌しっとり水”は1箱、その時計の下に置いてあった。では何故、火鬼壱さんは梶さんにもう1箱持ってくるよう言ったのか?」と言いながら風真がアンナを見るとアンナは“ゆい言しょをとるために”というカンペを出します。

「遺言書を取るために水の箱が必要だったのではないか?」と風真が言うとルビーが「何処?遺言書って何処にあるの?」と立ち上がりました。

悩む風真を見て「あれ、分かってないの?」とアンナは呟き、「心=ハート」というカンペを出します。

「渋沢がみんなに配った暗号はなんだったかなぁ」と栗田が言い、黒壇が「宝を隠したのは、心に一線を引かぬ者」と読み上げ、ノートを見ながら考えていた風真がようやく気付き「鳩時計」と言い、水の箱に乗って鳩時計の文字盤の横から遺言書を取り出しました。

銀子が“何故、もう1箱必要なのか?”と尋ね、「え~っ、それは・・・」と風真はアンナの「小さい人 とどかない」というカンペを見て、「あ、私ならこの1箱で手が届く。真相はこうです」と指を鳴らし、

「犯人は暗号を解いて、この部屋に入ってきました。そして火鬼壱さんを殺害後、遺言書を取ろうとダンボールの上に上がった。が、届かなかった。この部屋には台にして登れそうなものは他にはない。だから仕方なく、もう1箱を取りに行った。梶さん、水の保管場所は2Fでしたよね?」「ええ」

「犯人は階段を上って、2Fへ向かった。だが戻ってきた時、青海さんの手によって鍵がかけられてしまった。だから犯人は泣く泣くドアの前にその箱を置いて立ち去るしかなかった」と言う風真。

「なるほと、て、いうことは・・・」と鷹と勇次が言い、

風真は考える振りをしながらアンナの「犯人 ハコ1つでとどかない」というカンペを見て「犯人は箱1つでは届かない人物。(と、手帳から恋人たちと火鬼壱の写真を取り出し)この中で一人だけ背の低い桜田桃さん、あなたです」と言いました。

「なんで、違う!」と桃が言い、「それは去年の写真、写っていない人が一人いる」と由香里が言い、「そう。もう一人、低いのいるでしょう」と黄以子を指さす桃。

鷹が「上原黄以子」と歩み寄り、「私は鍵を入れられて・・・」という黄以子に「それが犯人じゃないっていう理由にはならない」と勇次が言います。

「ああ・・・ほら・・・手も皺くちゃに・・・」と倒れ込む黄以子。

「おい、探偵。どうなんだ?」と鷹が聞き、アンナに歩み寄る風真にアンナは「ホキさんは かじさんに」とカンペを出し、風真は梶に「梶さん、あなたは昨日の夕方にも火鬼壱さんに水を運ぶよう頼まれていましたよね?」と聞きました。

「え?ああ・・・」と火鬼壱に「黄以子の部屋に1箱運んどいてくれ」と言われたことを梶は思い返し「直ぐ、お持ちしました」と言います。

「それがなんだ」という鷹に風真は「黄以子さんの部屋はこの隣です。黄以子さんの部屋には“お肌しっとり水”が1箱あります。もし黄以子さんが犯人ならわざわざ2Fに取りに行かなくても、隣から持ってくればいい。更に、ドアの前に置いてあったのは新商品の“お肌しっとり水”ではなく、“遺伝子すっきり水”つまり犯人は桜田桃さん。あなた以外有り得ないんです」と言いました。

アンナが「たぶん ハンカチに Cigar」というカンペをあげ、風真が「所持品を検査すればハンカチか何かに灰皿の指紋を拭いたときについた葉巻の成分が検出されるでしょう」というと、桃は「ちくしょ~!!」と地団太を踏み、

「脅迫状を出したのもお前か?」と聞く鷹に「だって、一か月前にホキちゃん、黄以子にも遺産分けるって梶さんに話してるの聞いちゃって、(笑)私に借金あるの知ってんのに、あのじじい何考えてんだよって思って・・・」と桃が言い、

回想シーン。

火鬼壱の部屋に二人きりの火鬼壱と桃。

火鬼壱が“脅迫状を送ってきたのはお前だな、桃?”と聞きます。

桃の声:ああ、脅迫状のことバレてるなら、新しい遺言から私の名前消されてんだろうな、と思って・・・

火鬼壱を灰皿で殴る桃。

桃の声:だったら、殺して、捨てちゃえば前のまま遺産が貰えるかなぁって思ってたのに!

ものすごく安直で短絡的で怖すぎます・・・。

遺言書の内容とは?

途中から、現実に戻る映像。

勇次が「だが、背が足りず、遺言書は取れなかった」と言い、栗田は風真に歩み寄り、「風真」と言い、風真は遺言書を開きます。

「私、渋沢火鬼壱の遺産は全て以下の者たちで平等に分配するものとする。村崎由香里、森銀子、黒壇エイラ、青海唯衣、ルビー赤井、桜田桃、上原黄以子。・・・桜田さん。あなたは勘違いしていたようです。火鬼壱さんは皆さんのことを家族のようだと言っていました。脅迫状を送ったあなたのことも(と、遺言状を桃に見せ)可愛い娘の様に思っていたんじゃないですか」と言いました。

桃は震える手で遺言状を手に取り、号泣します。

何事も先走りは危険ですね。

豪邸の玄関。

薫と女性刑事に支えられて警察車両に乗せられる桃。

栗田が梶に「この遺伝子すっきり水、遺伝子と何か関係あるんですか?」と聞き、梶は「ミネラルなどの調合率を誇張したもので特に遺伝子とは・・・」と答え、栗田は「そうですか」と些か落胆しました。

鷹が風真に「なぁ、あんた、何者だ?」と勇次と同時にサングラスを外して聞き、チラリと栗田を見て風真は「探偵事務所ネメシスの名探偵・風真尚希」と言い、アンナが「と、助手の美神アンナです」と一礼します。

栗田が「以後、宜しく」と言いました。

探偵事務所・ネメシス。

Dr.ハオツーのりんりん(三島あよな)が出前を届けに来ます。

大喜びのアンナと楽しみに待つ風真、栗田、何故か黄以子。

りんりんは鮮やかなブルーのタピオカラーメンを卓上に並べました。

いらないと押し付け合う風真と栗田。

「タピオカ?」と聞く黄以子に“アンナの味覚は常人と違う”と風真は言います。

黄以子は「本当にありがとうございました。皆さんがいなければ私、殺人犯にされて一生牢屋の冷や飯で過ごすところで・・・」と言い、「本当ね、犯行前に捕まえられると良かったんですけどね~」と栗田が言いました。

アンナは“初捜査が無事に終わって何より”とタピオカラーメンに食いつきます。

「旨い!」と言うアンナに「旨いの?味覚ヤバッ!」っと言う風真。

鮮やかなブルーのカレーも美味しいようなので、美味しいのかも?!

一刻後。

路上で話すアンナと黄以子を2F事務所の窓から見ている風真。

風真は栗田に「社長はアンナにあんな才能があるって気付いてたんですか?」と聞き、栗田は「いや」と言い、風真は「でも、手掛かりはなかった」と言いました。

「ああ、線は繋がらずだ」と栗田は言い、「アンナ帰ってきたら、俺は出掛けたって言っといてくれ」と言って“C.E.Oルーム”に入り、スロットマシンにコインを入れてレバーを引くと本棚が動き、隠し部屋が現れます。

アンナの父親の失踪

栗田は薄暗い隠し部屋の入り口を閉じ、壁に貼られた沢山の写真の前へと移動しました。

街路。

事務所への階段を上ろうと入り口のガラスに映る自分の顔を見たアンナの顔に“行ってくる”と告げた始の顔が重なります。

回想シーン。

外国の市場の様なところ。

出掛ける始を見送るアンナ。

2020年10月。

墓地で喪服姿で栗田に「元気そうでなによりだよ、栗田」と言う始。

「楽しそうに暮してて良かったよ」と始に言う喪服姿の栗田。

始が「ちょっとトイレ行ってくる」と外れました。

一刻後。

喪服姿の風真が栗田に「始さん、どこにもいないです」と言い、栗田も「こっちも戻ってきてないぞ」と言い、喪服姿の大和(石黒賢)は「荷物も置きっぱなしですよ」と言います。

「こっちに何か落ちてます」と声がして栗田たちが向かうと、路上に数珠が落ちていました。

空港。

アンナが「栗田さんですか?」と聞き、栗田が「美神アンナちゃんだね?」と言い、アンナが「はい。お父さんは・・・」と言います。

隠し部屋。

始の写真に「どこ行ったんだよ、始」と言う栗田。

事務所のデスクで何かに思いを馳せる風真。

階段の下でペンダントを見つめるアンナ。

良いですね~。

櫻井翔さんのドジっぷりも広瀬すずちゃんの破天荒ぶりも!

大島優子さんのコメディチックな演技も見事でした!

あぶ刑事世代ど真ん中の私には刑事さん二人の設定も嬉しいです。

初回から全力失速感満載の「ネメシス」。

見応え十分、笑いも十分の素晴らしいドラマになっています。

ネメシス2話ネタバレあらすじ!

磯子のドンファン殺人事件”を見事解決し、一躍名をあげた【探偵事務所ネメシス】。天才助手=美神アンナ(広瀬すず)、ポンコツ探偵=風真尚希(櫻井翔)、社長の栗田一秋(江口洋介)の元には全国から続々と依頼が舞い込み、風真もホクホク顔だ。そんな時、おずおずと事務所のドアを叩いたのは可憐な中学生=神谷節子(田牧そら)。児童養護施設「あかぼしの家」で共に育ったたった1人の兄=神谷樹(窪塚愛流)が、1週間前から音信不通になってしまい、その行方を探してほしいと言う。早速樹の足取りをたどる3人は、ラッパーを目指していた樹がよく出入りしていたクラブ「P.O.P」へ!そこで出会ったのはフレンドリーで気のいいラッパー達。オーナーの阿久津(渡辺大知)や、スタッフの木嶋(般若)らを前に、なぜかアンナも即興でラップを披露し一同大盛り上がり!?だがそこで彼らから知らされたのは、樹が凶悪な特殊詐欺(いわゆる、振り込め詐欺)集団に関わっていたという衝撃の事実だった!ネメシスは無事、樹を見つけ出すことができるのか?

1話で依頼人として登場した黄以子(大島優子)が早くもチームネメシスの一員となり捜査に協力する他、風真とは古い付き合いらしい凄腕の道具屋=星憲章(上田竜也)も2話から登場。一人ずつ、チームネメシスの仲間が増えていくカンジはワクワクする。

しかし年中金欠の栗田が、なぜこのお金にならなそうな依頼を快く引き受けたのか?そこにはやはり“20年前の事件=アンナの父・始(仲村トオル)失踪の謎”が大きく絡んでいるようで……。そして、唐突に登場する回想シーンでは、始のかつての同僚の神田水帆(真木よう子)と、謎の美女=芽衣子(山崎紘菜)が、何者かに車で追われている様子が描かれている…。サスペンス的な展開に、謎はさらに深まっていく――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/nemesis/story/

19年前の事件

冒頭はいきなり19年前に遡り雨の中、美神始(みかみはじめ)が運転する車が走っている。
後部座席には妊娠し今にも生まれそうなほど苦しんでいる美馬芽衣子(みまめいこ)とそのお腹に手を添える神田水帆(かんだみずほ)が乗っている。
始たちの車を追うように1台の車が後を走っている。
始は必死にハンドルを切るも行き止まりを曲がり切れずそのまま衝突してしまう。
その後すぐ栗田と風真が駆けつけると血だらけの芽衣子が倒れていた。
栗田が「しっかりしろ」と声をかけるが芽衣子は「菅研(かんけん)…」と言い残し息を引き取る。
やはりまだまだ謎に包まれたままになります。

兄の捜索を依頼しにきた少女

時は現在に戻り「ドンファン殺人事件」解決により探偵事務所ネメシスには全国から依頼が次々と舞い込んでいた。
そんな中訪ねてきたのは1週間前から音信不通になっている兄・樹(いつき)の捜索依頼をしにきた少女・神谷節子(かみやせつこ)だった。
アンナ、風真、栗田は節子から樹の写真を見せてもらい話を聞くと2人には両親はおらず児童養護施設「あかぼしの家」で育ったという。
お金は必ず何とかするから依頼を受けてほしいと言う節子に、そこは心配しないでいいと伝えるアンナ。
そんなアンナに風真は栗田の判断を聞かずに勝手なこと言うなと話すが栗田は樹の写真を見て依頼を受けることにする。

あかぼしの家と19年前の事件の手がかり

早速あかぼしの家へ来たネメシス一行と節子。
改めて節子と園長から樹について話を聞く風真とアンナ。
園長の話によると樹は優しくて施設にいる他の子どもたちの面倒見もよくてバイトも頑張っていたが今年に入って帰らないことが増えていたと言う。
栗田から節子と心当たりのある場所に行くよう指示された風真とアンナはラッパーを目指していた樹がよく行っていたというクラブへと向かう。
クラブに入るとステージでラッパーたちによるラップが繰り広げていた。
そこでオーナーの阿久津やスタッフの木嶋、他のラッパーたちにも樹が行方不明になっていることを伝える。
ひょんなことから即興のラップが始まりアンナもそこに参加して一同は大いに盛り上がる。
そして樹がラッパー仲間で振り込め詐欺を行う半グレの西園寺とつるんでいたという情報を得る。

風真、アンナ、節子はあかぼしの家に入る前によくいたという河川敷に来る。
そこでアンナは汚れた缶を手に取り河川敷に目をやると樹が心の内をラップに乗せて歌っている姿が映し出される。
節子を連れて施設に戻った風真に栗田は美馬芽衣子があかぼしの家出身ということを伝える。
芽衣子の写真の背景と施設のものと一致したのだ。
栗田は再び自分は芽衣子、風真は樹の事件を調べるように伝える。

道具屋と情報

アンナは風真に連れられ映画館へ。
受付で「地下2枚」といい進んでいく風真に困惑しながらついて行くアンナ。
固いセキュリティを解除し地下へ行くとそこには道具屋の星憲章(ほしけんしょう)がいた。
無類の駅弁好きの星に風真が手土産を渡すと10分の時間が設けられる。
時間に厳しい星は手土産次第で面会時間を決めるのだという。
星からシール型のGPSと盗聴器を受け取った風真はもう1つ頼みがあると話すがアンナのことを信用できないという星は面白いことをやってと要求。
アンナはインドのトンボの真似でなんとか星の信用を得ることに成功する。
なぜインドのトンボがハマったのかは分かりませんが星は大爆笑でした。
風真とアンナは星から「きどう」というトップが指揮する振り込め詐欺集団のアジトとされている部屋の場所を教えられる。

 

樹に辿り着く!

宅配業者に扮した風真が振り込め詐欺が行われている部屋に盗聴器付きの荷物を届ける。
車の中で部屋の音声を聞いている風真とアンナはそこに西園寺がいること、そして次のターゲットからの金銭受け取りを樹が任されることを知り急いで車を走らせる。
ターゲットの家へ来た樹は老人から500万を受け取る。
樹はすぐにその場を去ろうとするも目の前に風真が現れ節子からの依頼で自分を探していたこと知らされる。
そして実は500万を渡した老人も変装をした栗田だった。
しかし樹は逃げてしまう。
家の前でアンナと鉢合わせるも突き飛ばし逃げようとする樹。
アンナは必死に樹の足にしがみつくも逃げられてしまう。
樹はバイクで迎えに来た西園寺の後ろに乗るも追ってきた風真が止めようとする。
そんな風真を西園寺は蹴り飛ばしバイクで走り去ってしまうのだった。

事件の急展開

事務所の全財産である500万を持って行かれてしまった栗田は風真に怒りをぶつけ必ず取り返すように命令する。
困り果てた3人のように見えたが実はアンナは逃げられる前に樹の靴にシール型GPSを張り付けていた。
すぐさま車で追跡しようとするも西園寺によって車のタイヤをパンクさせられていた一行は再び困り果てる…ように思えたが先を見通していたアンナに呼ばれた前回の事件の依頼人・上原黄以子(うえはらきいこ)が車で駆け付ける。
黄以子の荒いが速い運転で樹のGPSが表示するアパートの近くに辿り着く一同。
アパートの前には電話する樹が立っている。
そのまま樹が階段を上がり2階の部屋へ入って行くのを確認し、
風真とアンナも後を追い部屋に入る。
すると中には返り血を浴びたコートを着て右手に血の付いたナイフを持った樹。
そしてなんとその前には暴行を受けさらに腹を刺された西園寺が倒れていた。
救急車を呼ぼうとする風真にもう死んでいると話す樹。
アンナは風真に黄以子を呼んでくるよう伝え部屋の様子を観察する。
そして別の世界に「入り」推理を始めるのだった。

やっと再会できた兄妹だが…

アパートには、通称「タカ」と「ユージ」をはじめとする警察が駆け付けている。
詐欺集団のアジトにされていたマンションの一室も警察によって取り押さえられそこにいたクラブスタッフの木嶋も逮捕された。
その際、木島は「俺が『きどう』だ!」と叫ぶ。
パトカーで聴取を受けている樹は殺しの罪を自白。
事件は解決とされる。
そこに節子と園長が駆け付けるも樹はすぐにパトカーを出してくれと言いそのまま連行されてしまう。
やっとの思いの再会は最悪の形となってしまった。
「お兄ちゃん…」
泣き崩れる節子を見るアンナ。
そして栗田にまだ事件は終わっていないと伝えるのだった。

 

アンナの推理で暴かれた真相!

数日後、風真とアンナは例のクラブへ来ていた。
クラブにはオーナーの阿久津とラッパーたち、そして警察に連れられた樹が集まっていた。
風真はステージに立ちアンナの指示で真相の解明を始める。
風真は樹が犯人ではないと言い、その理由を話し出す。
① 樹が500万を持って逃げた時着ていなかったはずのコートを部屋で着ていたこと。返り血がスーツやシャツに付いていなかったため、もし西園寺を殺す前に着たのならチャックを締めてから犯行に及びその後またチャックを開けたことになるのは不自然なこと。
② ベランダの観葉植物が倒れていて土がこぼれていたこと。その土は室内にも付着していたことから何者かがベランダから入った際、靴にも付着していたと考えられる。しかし風真たちが部屋に駆け付けた時、樹は靴を履いていなかったこと。

それから風真は樹が節子を盾に脅されていたため罪を被ったのではと言う。
そして西園寺を殺したのは「きどう」であること。犯行時、木島は別のマンションにいたため「きどう」ではないこと、つまり本当のきどうは別にいると話す。

さらに風真は西園寺が履いていた赤いスニーカーが部屋になかったと言う。
風真によると犯人はベランダから侵入し西園寺をナイフで刺した際に靴に血が付いてしまった。
樹に罪を着せるためコートは置いていく予定だったが靴は盲点だったため咄嗟に西園寺が履いていたスニーカーに履き替え自分の靴は持ち帰った。
そこから電話で樹に指示をしていたのだと話す。

そして風真はその犯人は阿久津という。
困惑する阿久津はそのスニーカーがなければ証拠にならないのではと問うと風真はポケットからある物を取り出した。
それはシール型GPSだった。
実は風真、西園寺に蹴られた際アンナ同様スニーカーに張り付けていたのだ。
スマホを刑事のタカに渡しスニーカーがあるであろう荷物置き場へ向かわせる。
焦る阿久津にそもそも最初にクラブへ来たときに木嶋がラップで「きどう」というワードを口走った瞬間に誰かを見てフリーズしていたこと。その視線の先が阿久津だったことに違和感を覚えていたと話す。
木嶋は阿久津が「きどう」だということを知っていたのだ。
奪われた500万も金庫の中に入っているのではという風真に「調べたければ令状を持ってこい」という阿久津だが、なんとタカが拳銃を発砲し無理やり金庫を開けてしまった。
中から500万も出てきて証拠は全て揃った。
犯行を暴かれた阿久津はナイフを手に近くにいたアンナを人質にとるが呆気なく返り討ちにされてしまうのだった。

樹の動機と魂のラップ

殺人の罪は晴れても詐欺容疑は残る。
警察にあかぼしの家へ連れてこられた樹は節子と園長に挨拶をしに行く。
そこにはネメシス一行も。
「このバカ者!手本になるべきお前がなんでこんなことをしたんだ!」
と怒る園長に風真は節子がファッションデザイン勉強のために留学を考えていたことを話しだす。
その夢を叶えるため樹はバイトをしていたと。
河川敷でアンナが見つけた缶を園長に差し出す。
園長が蓋を開けるとそこには貯めたお金が入っていた。
風真は樹にお金が貯まらないため焦っていたのではと問いかける。
素晴らしい園長がいるのだから1人で抱え込むことはなかったと。
後悔するようにしゃがみこむ樹に施設の子どもたちが「ラップやって!」と言う。
アンナのボイパに乗り樹は事件の動機や節子への想いなど内側にある感情すべてをラップで歌い、またそれに風真もラップで勇気づけるのだった。
風真さんを演じる櫻井翔さんのラップはやはり流石と唸ってしまうほど心に刺さるものでしたね。

 

アンナのネックレスと父への想い

事件は無事解決し風真とアンナは駅弁を手土産に星へお礼に来ていた。
そこで偶然アンナのしていたネックレスが星の機械に凄まじい反応を見せる。
興奮気味に見せてくれという星にアンナはネックレスを渡す。
星が調べると大量のデータが入っていたのだがセキュリティが固すぎて開くことはできなかった。

その夜、アンナは1人父からネックレスをもらったこと、最後に会った朝のことを思い返す。
ネックレスを握りしめるアンナは「どこ行ったの?お父さん…」と悲しそうに呟くのだった。

栗田はあかぼしの家の園長から芽衣子が成人してからふらっと施設に訪れた時のことを聞いていた。
今度まとまったお金が入りそうだから施設のみんなを旅行に連れて行こうかなと話していたが芽衣子はそれきり施設に現れることはなかったという。

19年前、芽衣子が言い残した「菅研」という言葉を思い返し、
「また近づいたぞ」と言う栗田であった。

ネメシス4話ネタバレあらすじ!女子高での殺人事件の犯人とは?

横浜・八景島シーパラダイスを、連続爆弾魔”ボマー”から救った【探偵事務所ネメシス】。天才助手の美神アンナ(広瀬すず)は、この事件を機に知り合った天才大学生の四葉朋美(橋本環奈)とすっかり意気投合。朋美は事務所にもちょくちょく遊びに来るなど、すっかり”チームネメシス”の一員に。そして今回の依頼者は、エリート女子高に常駐するスクールカウンセラーの雪村陽子(村川絵梨)。美術教師の黒田秀臣(水間ロン)が、昼休みに窓から校庭に転落。学校側は自殺で片付けようとするが、雪村は他殺を疑い犯人を突き止めてほしいと自称・名探偵(実際はかなりのポンコツ)の風真尚希(櫻井翔)に懇願する。一度は依頼を断るよう風真に指示する社長の栗田一秋(江口洋介)だったが、雪村の勤務先が”デカルト女学院”と聞くと、なぜか突然快諾。アンナをインドからの転入生として学院内部に潜入させ、風真は警察のタカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)と共に外側から堂々と捜査を開始する。
JK達にチヤホヤされ分かりやすくテンションが上がる風真だったが、名門であるこの女学院は何より学院の名に傷がつくのを恐れていた。厳格な教頭の南禅寺光江(MEGUMI)は、捜査を16時までには必ず終わらせることを要求。生徒や教員達への聞き込み時間が全く足りない中、風真が急遽呼び出したのは、17歳にして世界から注目されるAI開発の天才=姫川烝位(奥平大兼)。かつて塾の講師をしていた風真の教え子だという姫川は、理屈っぽい変人キャラではあるが、JK達が(風真のことはすっかり忘れ)メロメロになる程の若きイケメン!あっという間に全員のアリバイと証言の真偽をAIによって割り出すことに成功し、アリバイのない4人を絞り込む。その頃JKとして潜入捜査をするアンナは、クラスメイト達から黒田が「生徒の夏本レナ(河合優実)と交際していたらしい」という情報を仕入れていた。そして、事件は思わぬ方向へと転がっていく…
一方栗田は、失踪中のアンナの父=始(仲村トオル)の行方に、この女学院の出身者である“菅容子”が関わっていることを密かに突き止める。初めて明らかになる菅容子の顔。20年前の事件の真相に少しずつ近づいていくが、何者かが栗田の動きを邪魔している気配も……。さらなるサスペンスフルな展開に期待しかない!

依頼人はスクールカウンセラー

アンナ(広瀬すず)と朋美(橋本環奈)が屋上でチェスをしている中、
事務所には依頼人でスクールカウンセラーの雪村陽子(村川絵梨)が来ていた。先日、美術教師の黒田秀臣(水間ロン)が転落死した事故にいて調べてほしいとのことだ。
陽子はあんなに前向きで生徒から慕われていた人が自殺なんてするわけがないと話す。
風真(櫻井翔)は引き受けようとするも栗田(江口洋介)からの合図で依頼を断る。
しかし陽子の口から現場である高校・デカルト女学院の名前を聞いた瞬間、栗田はやろうと依頼を引き受けることになった。
そしてアンナはそこに女子高生として潜入することになる。

現場であるデカルト女学院は菅容子(今村美乃)の出身校だと風真に話す栗田。
出身者にはお偉方が多くなかなか近づけなかったが今回の件でアンナを潜入させることができたという。栗田が引き受けた理由はこれだったのだ。

学校に潜入!

その頃アンナは担任の平(柳俊太郎)に連れられ転入生としてクラスで挨拶をしていた。
風真も転落現場へやって来ると刑事のタカとユージ(勝地涼と中村蒼)も来ていた。
風真が2人に自殺だと思うか問うと、事件の匂いがすると答える。
しかし捜査期限は6時間後に迫っているという。

アンナが教室の窓から事故現場を覗いているとクラスメイトから「すごいタイミングで転校していらっしゃったのね」と話しかけられる。
アンナは教師が自殺したのは本当か尋ねると、渋々だがクラスメイトは黒田が生徒と関係を持っていたという噂があったと返す。
クラスメイトはそう言いながら教室の後ろの席に座る夏本レナ(河合優実)に視線をやる。
それに気づいたレナは居づらそうに席を立ち教室を出て行く。
アンナが不思議そうにしているとクラスメイトはレナと黒田が付き合っていたという噂が
あったと言う。
その時、他の生徒が有名な探偵が来たみたいと言い教室中の生徒が見物に行く。

女子生徒たちに囲まれはしゃいでいる風真。
生徒たちは歓声を上げ盛り上がるがそこに教頭の南禅寺光江(MEGUMI)が来て教室に戻るよう促す。
南禅寺は神聖な学び舎に探偵がなにをと不快感満載で聞く。
生徒たちが混乱している中で捜査はやめてもらいたいと話すがなんとか16時までは行わせてもらえることになった。
タカとユージは、殺人の場合学校の看板に傷がつくのを恐れている南禅寺は捜査に協力してくれないと話す。
風真は授業中のアンナと無線を繋ぎタカとユージに事件の詳細を聞く。
昨日の昼12時30分頃、黒田は美術室から落っこちて現場のブロックに頭を打ち死亡。
3階の教室で落ちていく黒田が目撃されたため学校の構造から美術室からだと分かったという。
美術室には争った形跡はなかった。
墜落現場である工事現場も当日は工事は行われていなかったのは不幸中の幸いだという。
風真の事件の匂いはどこからという問いに、タカは黒田のスマホは濡れていて中身が見れないという。犯人が水没させ隠蔽したのだと。
当時学校にいた人数は150人ほどで事情聴取するのも時間的に厳しく困る風真。

陽子がいるカウンセラールームを訪ねるアンナ。
世間話をする2人。
生徒たちからの相談で忙しいと話す陽子。
アンナは部屋にあった予定表から昨日は空いていたんですねと聞く。
キャンセルが入ったためだと陽子は答える。
次にアンナはレナについて尋ねる。
陽子はレナと黒田の噂は事実ではないと言い、
レナは美術の才能はあったがコミュニケーションが得意ではなく不登校気味だった。
そんなレナに陽子は無理せず、カウンセラー室でも美術室でもいていいと言ったところ徐々に学校にも来てくれるようになったという。
そしてそれは協力してくれた黒田のお陰でもあると。
陽子はレナからもらったという絵を見せるのだった。

アンナは美術室で絵を描いているレナを訪ねる。
なんとか打ち解けようとするアンナに変わってるねと笑みをこぼすレナだった。

天才少年・姫川烝位

捜査には新たに風真に呼ばれた若き少年、AI開発の天才=姫川烝位(奥平大兼)が加わる。姫川は自身が開発したAIに話しかけるだけで済むというシステムで150人への事情聴取を行うという。そしてそこから怪しい人物を絞り出していくと。
そんな姫川を見てそいつは誰なんだと聞くユージ。風真は塾の講師をやっていた時の教え子で15歳にして世界を変える50名に選出されたと話す。

さっそく生徒たち、教員たちのスマホには姫川が開発したAIシステムが送られる。
生徒たちはAIに従い事情聴取を行う。
それにより事件当時、黒田のスマホはみつからず誰かが持ち出していたことも明白になる。
AI事情聴取の結果、事件当時アリバイがなかった人物が4名絞り出された。
陽子、レナと生徒2人。
姫川はまた別のAIプログラムに掛けるといい、タカとユージは聞き込みへ。

昼休み中、アンナは1人で過ごすレナを訪ねる。
その時、近くの席で誕生日を祝うグループが。
アンナが「ああいうの憧れる」と言うとそうかなとレナ。
アンナは自分の誕生日はお父さんがケーキを作ってくれるだけと言うがレナは十分でしょと返す。
「ま、今年はないかな」
「どうしてと聞こうと思ったけどやめる、人に言いたく事もないよね。」
そう言うレナにアンナは優しいね、実は今日も誕生日なんだという。

その頃、風真は用務員に3階の吹き抜けでアリバイのない生徒2人を見た時間について尋ねる。
用務員は確かに11時30分に鏡の前にいた2人を見たという。
風真は彼女たちが黒田について話していたことについて聞くと、「ああそうそう。」
「黒田なんか死んじゃえばいいのに」と話していたという。

その頃、タカとユージもアリバイのない生徒2人に時間について聞いている。
「12時30分に鏡の前にいたのは確かか?」
そうだと言う2人だが用務員が見たのは11時30分だと確認する。
すると2人は自分たちが黒田を殺したというのだった。

美術室では絵を描くレナとアンナがいた。
自分は誰かのために絵を描くことはないと話すレナにアンナはカウンセリングルームに会った絵はレナが書いたんでしょと言う。
レナは陽子にはよく相談に乗ってもらって世話になっているという。
絵を描くぐらいしかお礼ができないから、と。
「その相談って黒田先生のこと?」とアンナ。
レナは、黒田は孤立する自分をよく励ましてくれて陽子と同じくらい好きだった先生だという。
アンナがどれくらい描けた?と言いながら絵を見るとすごいねと感心する。
他のも見てみたいと言うアンナにレナはスマホで取った絵を見せる。
アンナがスクロールしていくと繋がれた手の写真が。
レナは慌ててスマホを取り返すのだった。

新たな事実

生徒2人が自白したと報告するタカとユージに姫川は犯行は不可能だという。
12時30分に鏡の前にいたという彼女たちの話に嘘は見当たらなかったという。そして用務員にも嘘は見当たらないと。
食い違った証言。
姫川は陽子とレナには証言に嘘があったことが分かったという。
アンナはレナには付き合っている人がいることは確かだが黒田かどうかは分からないと話す。
そこに南禅寺が来て実は学校の尊厳のため話していないことがあったと。
それは陽子と黒田は付き合っていたということだ。

風真はカウンセラールームを訪れ、陽子に黒田と交際していたことを何故言ってくれなかったと問う。
陽子は生徒と教員の恋愛はもちろん、教員同士の恋愛も禁止されていると言い、
知られればこの学校にいられなくなり生徒たちにも会えなくなるのが怖かったため話せなかったと。
タカとユージから、黒田とレナの浮気を知って犯行に及んだのかと聞かれるもそれは否定。
ではその時間どこにいたを問われた陽子は黙ってしまう。
意を決したように陽子は黒田に会いに行っていたと話す。
美術室に着いたら騒がしい声が聞こえ下を覗くと黒田が倒れていたという。
その時、アンナは風真に「私、制服脱ぎます」と言い、栗田も電話で「こっちもそろそろ仕込みが終わってそっちに向かう」と話す。
「え?アンナの着替え?」
栗田はアンナの着替えを持って事務所を出るのだった。

栗田は着くなり勤続40年の用務員から当たるという。
アンナは美術室で推理のため別世界に入る。
終わったタイミングでアンナは風真にみんなを3階に集めるように指示するのだった。

そして暴かれる真相

一同が集まる中、風真はアンナとの無線を付け真実を語り始める。
風真は始めに黒田は事故死ではなく殺されたと断言する。
そしてその犯人はこの中にいるということも。
まず重要な事実として黒田と陽子は交際していたことを確認する。
そんな中、生徒2人が私たちがやったと言っているではないかと主張するもそれはありえないと風真。
犯行時刻、3階の鏡の前にいた2人には不可能だと。
しかし用務員の11時30分に2人を見たという証言は嘘じゃなかったことを指摘されると風真は「嘘をついてない。正確には嘘をついている自覚がなかった」という。
風真は用務員に鏡を覗いて時計の時間を教えてと言う。用務員は言われた通りやって答えるが、時間は違っている。そうそれは鏡による見間違いだったのだ。
そしてそれを利用し2人は嘘をついたと話す風真。
なぜという周囲の問いに、それは彼女たちの関係にヒントがあるという。
2人はお互いに好意を持っていて、陽子はそれを認めてくれていた。
そんな陽子が疑われていることを知り庇うために嘘をついたのだと。
2人は黒田と陽子が付き合っていてどちらかが学校を辞めなければと話していたのを目撃していた。そのため黒田がいなければ陽子がずっと学校にいられるのにと考えていたことによる「黒田なんて死ねばいいのに」という発言だったのだ。
これでアリバイがないのは陽子とレナになる。
そして2人は事件当時同じ階にいた可能性があると。
同じ階にいたであろう2人が何故同じ嘘をついたのだろうか。
タカは何故嘘をつくんだと陽子に聞く。
その時、レナが「もう先生を責めるのはやめてください」という。
そして黒田を殺したのは自分で噂は本当だと言う。
「私が別れたいといったのに聞いてくれずそれで突き落とした」のだと。
陽子は「レナちゃん。なんでそんなこと」と言う。
風真はアンナの内線を通じて、レナに陽子を庇いたいのは分かるがその噂は嘘だと話す。
なぜならレナは別の人と交際しているからだと風真。
「彼女は犯人じゃありません」
そういうのは担任の平だった。
平は嘘をつき本当はレナと資料室で会っていたことを白状する。
陽子が嘘をついていたのは平と会っていたレナを庇うためだった。
自分の証言で学校に来られなくなる生徒が出てくるのを防ぐために。
タカはじゃあ全員アリバイがなくなって犯人がいないじゃないかと言う。
その時、姫川がAIが証言の不一致を見つけたという。
その証言映像は「犯行時、平と資料を探していた」と証言する南禅寺の映像だった。
風真に嘘ついてますね、と問われる南禅寺。
南禅寺は平とレナの交際に気づいていて、平に「バレたら学校に来られなくなるからアリバイ作りに協力する」と持ち掛けていた。だが実際の目的は別にあり、南禅寺自身のアリバイを作るためのものだった。
それは南禅寺が黒田を殺した事実を隠すために。
風真は南禅寺が黒田に特別な感情を抱えていたのではと言う。
そして水没していたスマホには絶対に見られてはいけないものがあったと。
それから南禅寺が使っていた敬称の違和感を指摘。教員には先生と呼ぶが黒田だけはさん付けだったのだ。
南禅寺は思いを寄せる黒田が陽子と交際しているのを知り別れるように詰め寄ったが拒否されたのだった。
どうやって黒田を突き落としたというのだと主張する南禅寺。
風真は時計の見間違いと一緒だと言う。
「見たものが逆だったら?」
風真は美術室から見当たらなくなったデッサンモチーフが1つありそれが、工事現場と同じブロックだったという。
昨日の昼、黒田は南禅寺に呼ばれ12時30分に工事現場に来た。
南禅寺は盗んで水没させたスマホを窓の真下に置いておき、そして黒田がそれを拾おうとした時、ブロックを落としたのだ。
つまり落ちたのは黒田ではなくブロックで、それをはっきり見ていなかった生徒たちは黒田が落ちたと勘違いしたのだった。
そこに警察が来て工事を行う業者に聞いたところ、南禅寺から事件当日の工事を取りやめるように言われたことを証言が取れたと。
証拠はそろった。
南禅寺は白状する。
陽子と別れる様に黒田を脅迫したがそれが録音されたこと。
そうして自分を振った黒田に人生をめちゃくちゃにされそうになった、自分は悪くないと主張する。
風真は、陽子も黒田も他の生徒も自分の不利益を顧みず庇おうとしていた。
「あなたにはその理由がわかりますか?」
そういう風真にタカが「その答えは自分で見つけさせなきゃだめだ」といい南禅寺を連行するのだった。

事件は解決…アンナの潜入も終了

一方、栗田は菅容子にまつわる資料を見つけるが目的のページだけ破られている。
「誰だ先回りしたのは」
そう言う栗田だった。

美術室で1人絵を描くレナ。そこにアンナが訪れる。
「ごめんね。騙してて」
「友達になれるかなって思ったのに。全部捜査だったんだね」
「誕生日も嘘?」と言う問いに「誕生日は本当」とアンナ。
レナは描き終わらなかったけど、とアンナの絵を残し教室を後にするのだった。

事務所に戻ったアンナは電気もつけず椅子にもたれかかる。
ため息をつくアンナだが、突然電気が点き風真と朋美がクラッカーを鳴らす。
「アンナ!19歳おめでとう!」
栗田もケーキを持って現れる。
栗田は朝からずっとこのケーキを作っていたのだ。
いつも父にこうやって祝われていたと話すアンナは少し悲しげ。
そんなアンナに、栗田は「絶対に見つけてやる」と励ます。
アンナは朋美に促されケーキの火を消そうとすると、
リンリン(三島あよな)が出前に来る。
タイミング間違えたかと言って出て行くリンリンであった。

菅容子の謎

栗田は部屋にいた。
昼に、用務員に菅容子について聞いていて「卒業してから時々公園に来ていたがここ何年も見ていない」という証言を取っていた。
生まれつき体が弱かった彼女はいつも1人で本を読んでいたという。
栗田は学校から持ち帰った、菅容子の声が録音されたビデオテープを再生していた

その頃アンナはマーロウを撫でながら父と記憶を思い返すのだった。

ネメシス5話ネタバレあらすじ!

エリート女子高の教師転落事故死の真相を解明し、またまた名をあげた【探偵事務所ネメシス】(第4話)。今回の依頼者は美神アンナ(広瀬すず)が大ファンの料理店=Dr.ハオツーの料理人=リュウ楊一(加藤諒)。お世話になった、ブランド養殖魚“天狗サーモン”の養殖業を営む・天久潮(渡辺哲)が不審な転落死を遂げ、メディアはやれ「天狗の祟りだ」「自殺だ」と騒ぎ立てるが、死の前日に潮と会っていたリュウは絶対に自殺はあり得ないと断言。真相を調べてほしいと、大きな瞳を潤ませて頼み込む。潮の3人の息子達のある人物の経歴にひっかかりを覚えた社長の栗田一秋(江口洋介)は、アンナ、風真尚希(櫻井翔)、リュウと共に早速自然あふれる天久養殖にGO!

だがそこで待っていたのは、お金にめっちゃ汚い潮の義弟、父親が死んでも全然悲しんでなさそうな3人の息子達、わけありっぽい潮の後妻と全員が見事に怪し過ぎる面々。果たして潮は本当に事故死だったのか?更に【天狗伝説】が残る地、という金田一少年的な設定も「ネメシスクオリティ」(笑)。

そしてまさかのガチ天狗に襲われ危機一髪!の風真の運命やいかに!?と、いつも以上にギリギリの展開が待つ第5話。
ネメシス車でドライブがてら遠足気分~♪を味わっていたのも束の間、狂気の微笑みでお出迎えをしてくれる潮の義弟・洋(渋川清彦)が登場しただけで「あ、ここやばい場所じゃね?」と分かってしまう。潮の3人の息子達もいちいち胡散臭い中、ダントツで怪しい後妻の郁子(ともさかりえ)に栗田が一目惚れという予想のナナメ上をいく展開!
いや、イケオジな栗田社長には幸せになってほしい。なってほしいけど……圧倒的な”そこじゃない感”!

そして今回が初登場となるリュウもまた例にもれずクセ強めというか、もはやクセしかないNEWキャラ。わがままボディをしなやかに駆使し、アンナも驚愕の超人的なアクションを連発するリュウ。「中国の雑技団5軍」がどれほどのもんかはピンとこずとも、“チームネメシス”に頼もしい一員が加わったことは確かである。そして冒頭、風真が珍しく真顔で見つめるTV画面に映っていたジャーナリスト=神田凪沙(真木よう子)が、2話で登場したカーチェイスシーンの事故現場に現れる…果たしてその正体は?

おいしい“天狗サーモン”が、20年前の事件の真相の鍵を解くヒントになり、いよいよ核心に近付くネメシスであった、マル。(小説風)(文・遠藤薫)

第5話のあらすじ
エリート女子高の美術教師転落死の真相を、鮮やかに暴いてみせた【探偵事務所ネメシス】。ある日、真剣な顔でニュース番組を凝視するネメシスの名探偵?=風真尚希(櫻井翔)。TV画面にはジャーナリストの神田凪沙(真木よう子/神田水帆と2役)の姿が。天才助手の美神アンナ(広瀬すず)に、「もしかしてこういう女性が好み?」と茶化されても珍しく相手にしない風真。その時アンナが偏愛する謎の料理店“Dr.ハオツー”の料理人=リュウ楊一(加藤諒)が浮かない顔でやって来る。社長の栗田一秋(江口洋介)にうながされリュウが話し出したのは、ざっと以下の通り。【天狗伝説】で有名な山奥で”天狗サーモン”という鮭の養殖業を営む天久潮(渡辺哲)が、泥酔して崖から転落死する事件が起きた。週刊誌は「天狗の祟り!」とあおり、自殺をほのめかす記事を掲載するが、リュウは社長が転落死する前日に偶然会っていた。その時の社長は離れて暮らしていた3人の息子たち=長男の一魚(野間口徹)、次男の二魚(大鶴佐助)、三男の三魚(堀家一希)が家業を継ぐために戻って来たことを心底喜んでおり、自殺するはずがないという。
栗田は3人の息子のうちの1人の経歴に目をとめ、依頼を快諾。早速真相を探るべく山奥の養殖場に向かうネメシスの3人&リュウだったが、そこで彼らを待っていたのは不気味な潮の家族達だった。3人の息子に加え、潮の義弟=天久洋(渋川清彦)に、潮の後妻=郁子(ともさかりえ)…保険金、土地の利権、相続、と何かといがみ合ってばかりの家族達…全員が怪しい。
風真は失踪中のアンナの父=始(仲村トオル)の同僚の大和猛流(石黒賢)にアドバイスを仰ぎながら、順調に捜査を続けていく。そんなネメシス一行の様子をじっと観察し続けるのは……天狗!?突如、風真の命が狙われる緊迫の展開に!
一方、アンナの父の行方を求め、栗田が密かに追う菅研究所=通称・カンケンにも新たな動きが…そして、19年前の事故現場(2話)に、なぜか凪沙が現れるのだった…謎が謎を呼ぶ波乱の第5話!

ネメシス6話ネタバレあらすじ!

”天狗サーモン”社長怪死の真相を暴き、その長男から菅研究所=通称・カンケンの重大な情報を得て(第5話)、また一歩20年前の事件の核心に近付いた【探偵事務所ネメシス】の3人=天才過ぎる助手・美神アンナ(広瀬すず)、自称・名探偵の風真尚希(櫻井翔)、社長の栗田一秋(江口洋介)。

新たな依頼者は暴露系動画配信職人=タジミンこと多治見一善(柿澤勇人)。ルックスもノリもすべてがチャラいタジミンだが、その依頼内容はかなり深刻。栗田も一押しの若手人気女優=久遠光莉(優希美青)が、ショッキングなフェイク動画を流出させられ失踪。タジミンと光莉に恨みを持つジャーナリストの神田凪沙(真木よう子)が、光莉を拉致しているのではないか?と本気で心配するタジミン…。

“神田凪沙”の名前を聞き意味深にアイコンタクトを送り合う風真と栗田は、早速アンナも一緒に捜査を開始。凪沙の行方を追うが当の凪沙本人が早々に登場し、なぜか風真が大パニック!と、大波乱の予感の第6話。
5話でチラチラ登場していた凪沙がついに、堂々NEWキャラとして初お目見え。クセ強なキャラが大渋滞する本作において一見すごく“ちゃんとした人”に見える凪沙だが、風真を一目見るなりサッと顔色を変える。風真と過去に一体何があったのか?

ここにきて、これまで意味深に挿入されてきた20年前の回想シーンの伏線も徐々に回収され始めてきた。19年前、アンナの父=始(仲村トオル)が事故を起こした車に乗っていたのは、美馬芽衣子(山崎紘菜)という女性と、始の同僚だった神田水帆(真木よう子/2役)。勘のいい視聴者なら5話でとっくにお気付きだと思うが、名字の同じ水帆と凪沙には何かしらの因果関係があるはず……!

明らかに知り合いっぽい凪沙と風真だが、なぜかそれをアンナには知られたくない様子の風真。栗田も凪沙の名前には反応していたし、この3人の関係性やいかに?加えて凪沙が関わっていたという過去の“虚偽報道”が、どうにもきな臭い。更に、20年前の事件と19年前の事故、この2つはどういう関係があるのか?7話以降の嵐のような展開に向け、一気にサスペンス色強めのギアが入った6話を見逃すな!(文・遠藤薫)

第6話のあらすじ
天狗サーモン・社長怪死の切ない真相を暴きつつ(第5話)、菅研究所=通称・カンケンに一気に近付いた【探偵事務所ネメシス】の自称・名探偵=風真尚希(櫻井翔)と社長の栗田一秋(江口洋介)。探偵助手の美神アンナ(広瀬すず)の失踪中の父=始(仲村トオル)が、19年前に起こした事故現場で静かに手を合わせる2人だが、女性のヒールの新しい足跡を見つける。
そして【ネメシス】に今日も新たな依頼者が――。動画配信用カメラで騒々しく生配信をしながらやって来たのは、膨大なフォロワー数を誇る暴露系動画配信職人=タジミンこと多治見一善(柿澤勇人)。今をときめく若手人気女優=久遠光莉(優希美青)の行方を探してほしいという。実はこの日、車内で覚醒剤を使用しているタジミンと光莉の動画が流出し世間は大騒ぎになっていた。だがタジミンによるとこれは明らかなフェイク動画。2人に恨みを持つジャーナリスト=神田凪沙(真木よう子)にはめられたと主張し、凪沙が光莉を拉致しているのではないかと心配する。一方、“神田凪沙”の名前を聞き、今までにない速さで依頼を快諾する栗田だったが、天狗サーモンの一件以来腰痛が著しく悪化している様子。風真とアンナを追い払うよう捜査に行かせるが、その裏で何やら密かに別行動を……?
一方タジミンと共に、光莉不在の撮影スタジオに出向くアンナと風真。初めてのドラマの現場に興味津々のアンナだったが、そこにまさかの凪沙本人が現れる。なぜか不自然に顔を隠す風真…そんな風真を見て顔色を変える凪沙。気になる2人の関係は!?フェイク動画、女優失踪、凪沙の思惑が繋がり、ついに20年前の事件が封じ込められていたパンドラの箱が開く、衝撃の第6話!

ネメシス7話ネタバレあらすじ!

暴露系動画配信職人・タジミンの深すぎる闇を、ジャーナリストの神田凪沙(真木よう子)と共に暴き、一気に20年前の事件の真相に近付いた【探偵事務所ネメシス】の3人=助手・美神アンナ(広瀬すず)、自称名探偵・風真尚希(櫻井翔)、社長・栗田一秋(江口洋介)。今回の依頼者はその凪沙。自身が追っていた人体実験の真相を、タジミンを使ってもみ消させたコンサル会社社長・烏丸(宇野祥平)の正体を共に探ってほしいと言う。烏丸とカンケンの黒い繋がりを確信した栗田は、「アンナに20年前の事件について一切しゃべらないこと」を絶対条件に、凪沙の依頼を引き受ける。何故、アンナに知られてはならないのか?また一つ、謎が生まれる…。

コミカルテイストは残しつつも、最終話に向けて、明らかにサスペンスモードにギアチェンジした感のある第7話。凪沙というもう1人の20年前の事件の関係者が現れたことによって、一気に核心に近付いていく。同時に1話からこれまで一見不要だと感じていたシーンや無関係に思われていた何気ないシーンの数々が、パズルのピースが埋まっていくようにカチリカチリとはまっていく――俗に言う“伏線回収”の痛快さは、良質なサスペンス映画に匹敵する鮮やかさ!“連続ドラマ”とは、“全話で完成された作品”、という基本的な事を改めて気付かされる。

更に気になるのは、これまで息の合ったやり取りを見せてきた【ネメシス】の3人の歯車が、少しずつ狂い始めること。風真が初めて見せるほとばしるような激情が、胸に深く突き刺さる…。
後半戦にきて、またまた新たなキャラクター達が惜しげもなく登場するのも見逃せない。美しきコンフィデンスマン=緋邑晶(南野陽子)は、元凄腕詐欺師のマジシャン、という例にもれず破天荒な特濃キャラで、強力な【チームネメシス】の一員に。そして今後のキーパーソンとなってきそうな不気味な烏丸を演じるのは、昨年度の映画賞を多数受賞した、日本映画界が今最も注目するバイプレイヤー=宇野祥平だ。

一度開けたパンドラの箱を、再び閉じることは許されない。“エンターテイメント”にくるまれた、真実の『ネメシス』の扉が開く時が来た。誰も見たことのないクライマックスに向け、【ネメシス Season2】が始まったことに、ワクワクとゾクゾクが止まらない!

7話のラストでこれまでの特濃な物語の全てが最終回に向けた“前菜”だったことに驚く…なぜ、アンナが風真の影で推理せねばならなかったのか?なぜ、風真は探偵になったのか?そして、風真の過去とは?風真と栗田の関係とは?あらゆる疑問が8話以降で明かされていくようだ…ここからの怒涛の伏線回収と黒幕とのラストバトルが待ちきれない!(文・遠藤薫)

第7話のあらすじ
暴露系動画配信職人・タジミンの恐るべき犯罪を、逆に見事に暴露してみせた【探偵事務所ネメシス】の3人=探偵助手の美神アンナ(広瀬すず)、自称名探偵の風真尚希(櫻井翔)、社長の栗田一秋(江口洋介)。今回の依頼者は、タジミン逮捕へ向け【ネメシス】と共闘したジャーナリストの神田凪沙(真木よう子)。(第6話)凪沙はアンナの失踪中の父=始(仲村トオル)が起こした19年前の事故で、美馬芽衣子(山崎紘菜)と共に亡くなっていた風真の元同僚=神田水帆(真木よう子/2役)の妹だった。凪沙の依頼は、タジミンに多額の金を払い、凪沙が追っていた”臨床試験の不審死”報道をもみ消させたコンサル会社社長=烏丸(宇野祥平)の正体を一緒に突き止めてほしいというもの。烏丸と菅研究所=通称・カンケンが繋がっていることを確信した栗田は、「アンナに20年前の事件については一切口外しないこと」を条件にこの依頼を引き受け、凪沙と共に捜査に乗り出す。
早速烏丸の素行を洗う風真だったが、烏丸はいつもどこかに携帯で連絡を取っているだけ。しかも屈強なボディガード・志葉(板橋駿谷)が四六時中張り付いており、全く近付けない。だが烏丸が毎週違法な賭場に通っていることを突き止めた風真に、栗田は烏丸のスマートフォンのデータを奪うことを命じる。そこで風真が協力を求めたのは、かつて風真が弟子入りしていた元凄腕詐欺師のマジシャン・緋邑晶(南野陽子)。緋邑にイカサマ術を教え込まれ、アンナと共に違法賭場に潜入する風真だったが、カンケンの魔の手はすぐそこまで迫っていた……。
ついに明かされるカンケンの目的!そして、アンナの父を拉致した人物とは?20年前の事件の真相の輪郭が露わになった時、風真と栗田の深い絆にまさかの亀裂が走る!?一気にサスペンスのギアが入った【ネメシス Season2】が開幕する!

神田凪沙からの依頼?

神田凪沙は姉・水帆が亡くなった19年前の事故現場に花をたむけていました。
凪沙は昔風真が水帆の同僚だったことを知り、取材していた人体実験を虚偽報道として揉み消すように指示していた烏丸が19年前の事件につながると考え、ネメシスに一緒に調査をしてくれるよう依頼します。
これに対し栗田が「さっきの依頼引き受けてもいい。だが一つだけ条件がある、うちの助手の美神アンナに19年前の事件についてはしゃべらないこと」と言って、依頼を引き受けます。

すご腕マジシャン登場

風真が、烏丸をつけて写真を撮ります。その後、事務所に戻り撮った写真をネメシスと凪沙に見せていると、「電話している写真ばっかじゃねーか」と栗田に突っ込まれます。
「実際に電話している時ばっかなんすもん」と風真は答えるのですが、烏丸にはボディーガードが四六時中そばにいて簡単には近づけないと言います。
その時アンナが、写真の中に常に仏頂面なのに笑顔の写真があるのを見つけ、出てきている場所と聞きます。
それに対し風真が料亭に見せかけた賭博場であることを伝えます。
その時栗田が烏丸の携帯を奪うことを思いつきます。そして、「烏丸が何者かに指示を受け隠蔽工作を行なったのだとすれば、その裏にいる黒幕を見つけるには携帯の履歴を見るのがてっとりばやいから」と言います。
携帯を奪うため、緋邑晶(南野陽子)という元凄腕の詐欺師で現在マジシャンをしている人会うため中華街を訪れます。
ここであんなと風真が会話をしていると、アンナが老婆の方とぶつかります。
その後会話を続け、「なんで風真さんがそんな人知ってるんですか」とアンナが聞くと、「昔弟子入りしてたからね」と風真が答えました。
風真のマジックを見たことがないというアンナに「俺には才能がなかった」と風間がいうとアンナも納得します。
そして、緋邑の職場に着くと「そんなんであたしのところに弟子入りしようとしてたのかい、荷物まとめて田舎に帰んな」とマジックを披露していた青年に、怒鳴りつけているところに遭遇します。
入ってきた風真たちに対し、「ポンコツが1人さったと思ったら昔のポンコツかい?」と出迎え、風間が挨拶を返します。
そして、烏丸の写真を見せ「そいつの携帯のデータをこっそり奪いたいんです」というと「稼働は1日半ギャラ150万を先払いで」という緋邑に値段を下げてくれるようなんなと風間で交渉します。
すると、「勝負をしよう」と緋邑がいいます。
勝負の内容は、机の上のコーヒーに砂糖を入れる、それがどれなのかを当てるゲーム。
2人の前には2つのコーヒーカップが、しかしその2つはダミーで緋邑のそばにある3つ目がブラックのコーヒーでした。
このカラクリをアンナが見破ります。そのため、緋邑が引き受けてやろうと言ってくれます。
そう言った直後、アンナの携帯の画面をみせ「このダンディーなイケメンは誰だい」と言います。そのことに驚く2人でした。

これは、怪しいやつの素行調査を行なっていて、風真がうろついていたため自分に用があると思い老婆に化けアンナに接触し携帯を奪っていたのでした。
そしてアンナに技の伝授を行うことになりました。ギャラが安いため、緋邑は実戦には参加しないためでした。
このことを栗田に連絡すると怒られる風真でした。
緋邑の職場を出ると、風真の昔の同僚大和猛流(石黒賢)に出逢います。そこで、橘教授(中村トオル)の行方を聞こうとする大和の話を風真が遮り立ち去ります。
立ち去り方が怪しく疑問を持ったアンナが橘教授について質問しますが、怪しいほどに動揺しながら風間はわざと話題を逸れし先を急ぐように言います。
一方事務所では、凪沙が栗田になぜアンナのことをそんなに心配するのかを問うと、「親友から預かってる子だからな」と栗田は答えます。
それを怪しく思い、他にも何か理由があるのではと聞きますがスルーされます。
風真たちは星くん(上田竜也)の元へいき、カメラ付きメガネともう一つの秘密兵器を受け取りに行きます。

賭博場潜入!!

緋邑の用意したカードで賭博場に潜入します。入って早々、イカサマをした客が東京湾に運ばれる現場を目撃します。
ここでの様子はアンナの掛けているレンズにカメラ機能のついているメガネを通して、探偵事務所で栗田、凪沙、緋邑の3人で様子を見ます。
賭博場のゲームは「花札(こいこい)」
手札は8枚早く役のできたほうが勝ち、勝負と宣言したら役の点数と同じ額を相手からうけとる、もっと高い点数が欲しいときはこいこいを宣言しゲームを続行7点以上の役で上がれると2倍の金額をもらえます。
戦うには役を覚えないといけませんがアンナは一瞬で覚えます。
用意したお代は50万円。
作戦は、ミッション1:カラスを捕まえる。
アンナが烏丸と勝負をします。1点1万円、ここで重要なのは勝敗ではなくあくまで素人を装うことです。
1戦目は10点倍付の20万でアンナの勝利でした。
ミッション2:カラスにつつかれる。
2戦目は8点倍付16万で烏丸の勝利でした。
アンナは花札をぐしゃぐしゃにまとめてよけます。
3戦目以降も負け続けます。これは素人感をうえつけるためとレートを上げるための指示でした。
一旦食事を挟もうという烏丸に、このままじゃ帰れないと1点1万を10万まで上げてくれるようにアンナがお願いします。
これは、ミッション3:カラスを締め上げる作戦でした。
アンナのお願いに烏丸が心配しつつも乗っかります。
アンナはお金のため、風真を質に入れ500万円受け取ります。
これに対し栗田が、これも作戦なのかを緋邑に尋ねると「黙って見てな次は絶対勝つ」と言います。
しかし、アンナは負けてしまいます。そして、さらにレートを10倍の1点100万での勝負をお願いします。アンナ自身が質に入り5000万円受け取り勝負をします。
この条件に怒った栗田が勝負を中止させようとしますが、緋邑にアンナを信じられないのかと言われ連絡を取ることをやめます。
最高点の五光の札を揃えるため、手札の2枚をすり替えるマジックをおこないます。これは手のひらに手の皮を模したテープを貼って袋を作り、そこで札を入れ替えるというシンプルな手品です。
アンナがグチャグチャに手札をまとめていたのはこのトリックがバレないためでした。
実際の勝負でも見事役を作りきり代金を手にします。
そこに打ち合わせをした千曲・四万十たち刑事が入ってきます。ここで、風真とアンナが烏丸に逃げ道を案内すると言って、緋邑の職場に連れて行きます。
この頃、栗田たちも事務所を出て緋邑の職場に向かいます。しかし、緋邑に事務所にいるように言われ、栗田と凪沙は事務所へ緋邑は職場に向います。

最終決戦

ラストミッション:カラスを煮て食う
そこで、星くんの用意したもう一つの秘密兵器が出てきます。それは、スマホの置き型充電器に見せかけたデータの抜き取り機です。
烏丸にイカサマをしていたことを話しお金を返し、風真が一緒に商売をしようと持ちかけます。食事をもってきたリュウ(加藤諒)が実際にその充電器を使っているところを見せ、すごい速さで充電が完了していることをアピールして、烏丸に使わせます。
トリックのネタバレを風間がいつものように行うことで、データを奪う時間を稼ごうとします。しかし、ここで烏丸がもっていたもう一台の携帯がなります。
そして、更なる時間稼ぎのため風真がマジックを披露すると申し出ます。それに乗ってきた烏丸が、用意していないワインと料理の要求をしてきたため、アンナとリュウが買い出しに出ます。
ここで、トランプマジックをしようとした風真がミスをしてトランプを落としてしまいます。

風間が床のトランプを拾っていると刃物を持った烏丸が突然目の前に。びっくりする風間。

今、ネメシスの助手を攫うよう仕事を受けたと烏丸は言います。

それを遠隔で監視カメラで、見ていた栗田たちが駆けつけると、風真は既にテープで縛られていました。

外ではアンナがボディーガードに見つかってしまいました。

しかし、持ち前の身体能力で切り返そうとしますが攫われそうになります。
そこにリュウが駆けつけ対抗します。さらに、栗田や凪沙、風真が駆けつけことなきを得ます。

その後緋邑の職場に戻ると、それまでいなかった緋邑が出てきます。どこにいたのかと問われた緋邑はイリュージョン用のテーブルの下に寝ていて、風真が失敗した時に緋邑が烏丸の携帯を奪ってデータを抜いておきました。
それによって、風真たちが狙われていた理由は分かりましたが、依頼主はわかりませんでした。
さらに、開けないファイルK―Laboというファイルが存在することを知ります。次の日までに星が解析してくれることになりました。
アンナが狙われたことから、栗田と風真が交代で事務所に寝泊まりすることになります。
凪沙は、K―Laboというファイルやアンナが襲われたことについて風間に問います。

風真はそれに対して、栗田に口止めされていましたが話してしまいました。
そのことを知った栗田は激怒しますが、隠し続けられる事ではないと風真はいい、「それはお前が決めることか」と言われる「だったら社長が決められることですか!あの事件に全て投げ打ってきたのは俺ですよ、この20年間。どんだけ人生投げ売ってきたか!」と怒鳴ります。

この怒鳴り声をおかしく思ったアンナがどうしたのか???と聞くと、ちょっと今日のことでやり合ったと栗田がごまかします。直後風真は急いで事務所を出て行きます。
その様子を可笑しく思ったアンナが再度尋ねると、強く言いすぎたと栗田は言いました。
栗田は自分が事務所に泊まることを伝え、外出時は声をかけるように言いました。また、渚も止まることにすると言います。
栗田は始の写真を見ながら、「お前菅研に・・・」と呟きます。

【回想シーン】

アンナはお父さんに、日本に酒好きの友達がいる、俺になんかあったときはそいつを頼れと言われます。
その後、風真たちと空港で出逢います。
そして現在、アンナは夜1人で考え込んでいるといつものように、これまでの栗田たちの言動を思い浮かべていました。

ゲノム編集ベイビー

朝、起きた凪沙がメールが届いたことに気づきメールを見ると、星によって解析されたデータが送られてきます。
K-Laboのファイルを開くと、大和猛流の文字が並んでいます。その後起きた栗田はメールが見られていることに気づいて事務所を飛び出しますが近くに姿はありませんでした。
凪沙は大和猛流に連絡を取り水帆のいも言うとであることを名乗り合う約束をつけます。
その後連絡を受けた風真と栗田が合流します。風真も大和が菅研の人間であることに驚きますが、凪沙と連絡をとりどこで会うのかを聞き出します。
事務所に残ることにした栗田が事務所に戻るとアンナの姿があありませんでした。
会う場所に着いた凪沙に大和が何が聞きたいのか聞くと、事件の全てだとこたえます。しかし、約束が違うから教えられないと大和は言います。
すると後ろから、「大和さん、ほんとにあんたが」と言いながら合流します。
そして、成長したアンナが素晴らしい才能を持っていることを褒め、「さすがは立花教授だ」と言います。
そこに、隠れていたアンナが出てきて風真と凪沙にどう言うことかを問います。すると「アンナちゃん君はね立花教授と我らで作った世界初のゲノム編集ベイビーなんだよ」と言います。
そのことに怒った風真は殴りかかろうとしますが、ボディーガードにやられてしまいます。
そして、凪沙に何が問いたいのか、もしこのことを公表すればアンナがどんな目に合うか考えろと言います。
すると大和は「立花アンナちゃんまたね、すぐに会うことになると思うよ」と声をかけて車に戻って行きました。

ネメシス8話ネタバレあらすじ!

ついに明かされた〈カンケン=菅研究所〉の正体――。信頼していた大和猛流(石黒賢)が、〈カンケン〉側の人間だったと知りショックを受ける風真尚希(櫻井翔)だったが、それ以上にショックを受けたのが美神アンナ(広瀬すず)。自身が父・美神始(仲村トオル)の手によって、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫として生まれてきたことを知らされ、「全部話して!」と風真と栗田一秋(江口洋介)に詰め寄る。これまでの天真爛漫さは無くなり、見たこともないような険しい表情のアンナを前に、2人は全てを語り始める…そこで語られる衝撃の真実とは……!?

アンナの並外れた天才ぶり、高すぎる身体能力……そして、これまで風真の陰でしかその天才的な能力を発揮してこなかったそもそもの理由など、2人から語られるこれまでの疑問の答えを聞くたびに、1話から全部見直したくなること間違いなし!
すべての謎がひとつずつ明らかになるごとに、鳥肌が止まらない!

第1話~7話に至るまで、すべての回に伏線が緻密にはりめぐらされており、アンナがからかい半分で言っていた「風真さんの昔やってましたシリーズ」(*風真の華麗な職歴)にさえこれほど切ない意味があったとは、誰が想像しただろう?
これまで風真と栗田が、どんな想いでアンナと共にいたのか。時に過保護なまでにアンナを守ろうとしていた2人の真意を知った時、あの賑やかだった【探偵事務所ネメシス】の3人が、全く違って見えてくる。

そしてすべてを知ってしまったアンナの胸中たるや。既に多くの“チームネメシス”という頼もしい仲間もでき、皆に愛されているアンナ。だが最愛の父=始との思い出さえ信じられなくなったアンナは、すべてを拒絶し固く心を閉ざしてしまう。
アンナが初めて見せる魂の慟哭、やり場のない怒りは風真と栗田にまっすぐ向けられ、ついに【ネメシス】はバラバラに!?
だがここに来てまだ肝心の始の行方は分かっておらず、ラスト2話でどのような展開を迎えるのか…全く予想出来ない……。

7話の時点で、完全に予想の斜め上を行っていたが…8話の最後から、もはやこれまでの『ネメシス』とは全く違う作品にも思えるさらなるネクストステージに突入。〈Season最終章〉の扉がいよいよ開く――!もうこれ以上、アンナを哀しませないで!!!(文・遠藤薫)

第8話のあらすじ
〈カンケン=菅研究所〉の大和猛流(石黒賢)の暴露により、ついに自身が、父・美神始(仲村トオル)の手によって、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫として生まれたことを知ってしまった美神アンナ(広瀬すず)。【探偵事務所ネメシス】の探偵・風真尚希(櫻井翔)と、社長の栗田一秋(江口洋介)は、「知っていることを全部話して!」とアンナに詰め寄られる。風真、栗田から語られた内容は、これまで我々視聴者が疑問に感じていた全ての“答え”だった…。そもそも、何故、アンナが影で推理し、風真が探偵として振舞っていたのか?風真が過去にあらゆる仕事をしていたのは何故か?【20年前の事件】と【19年前の事故】の関係は?これまでの全話が繋がっていた事が明らかとなる!
1話:病院で生まれたばかりの赤ん坊=アンナを抱いて、「俺はこの秘密を一生守る。この子も……」とつぶやいていた始の、強い決意に満ちた表情。この赤ん坊はどのようにして生まれたのか?
【栗田探偵事務所】から【探偵事務所ネメシス】へと姿を変えたのは何故か?
2話:兄(窪塚愛流)の行方を探してほしいと依頼してきた妹(田牧そら)。この兄妹は児童養護施設「あかぼしの家」の出身者で、【19年前の事故】で始と水帆(真木よう子)と共に車に同乗していた芽衣子(山崎紘菜)も「あかぼしの家」で育っていた。
3話:風真が八景島シーパラダイスでイルカの調教師をしていたという、意外な職歴が明らかに。(他にも宅配業者、塾講師、マジシャン、土木作業員など)。風真が数々の仕事を転々としてきた切ない理由とは?
4話:「デカルト女学院」という名前に栗田が強く反応。後に菅容子(今村美乃)の出身校であったことが分かるが、学内を調査しようとした栗田を先回りして妨害したのは誰なのか?
5話:ポンコツ探偵だったはずの風真が、遺伝子工学の専門的な知識を持っていたのは何故なのか?
6話:凪沙(真木よう子・2役)が取材していた“人体実験”を虚偽報道として揉み消すようにタジミン(柿澤勇人)に指示した烏丸(宇野祥平)とそのボディーガード・志葉(板橋駿谷)の存在とは?
7話:正体が明らかとなった大和猛流の本当の狙いとは?
そして始は、今現在一体どこにいるのか?
またオープニングで一見デザインフルに登場する“二重螺旋”も、DNAが生細胞中でとっている立体構造であり、アンナが推理する際に画面に現れるAGTCの英文字もDNAの塩基配列だ。
ついに明かされる『20年前の事件』…20年前に一体何があったのか?そして、アンナ出生の秘密――すべてを知ってしまったアンナは、その事実に耐えきれるのか?
魂の慟哭と裏切りが錯綜する、悲しい衝撃に満ちた第8話!そして、アンナに最大の危機が訪れる!

引用元https://www.ntv.co.jp/nemesis/story/

ゲノム編集ベイビーの誕生

自分が自身の父親(始)からゲノム編集されて生まれた子どもであったことを知ったアンナは、ネメシスの事務所に戻り栗田と風間を「ちょっときて」と屋上へ連れ出します。

自身についてや、立花始について全てを話すよう栗田と風間に求めます。

栗田が「立花始というのは、始の本名だ」と言います。栗田と風真は、事件の発端は20年前の出来事で栗田は始の高校の同級生で風間が部下であったと言います。

大学を出た後、狭き門をくぐり抜け立花研の最先端の遺伝子研究室のメンバーに入ることができた栗田は「それは、夢みたいな日々だったんだ」と振り返ります。

【回想シーン】

遺伝子疾患の病気の治療のための研究を行う最先端の研究室である立花研究室。大和猛、神田水帆、風真尚希が在籍していた。立花始(仲村トオル)に憧れ集まったのだと言います。
世界で初脳機能を低下させる遺伝子を発見し、ピンポイントでそれを改善させる遺伝子編集を成し遂げ受精卵を作成することができました。
これを発表し出産させようとするメンバーと、このまま研究を続けていくべきだという始の意見に賛同するものとで分かれましたが、「人が勝手に子孫をデザインして生み出すなんてそんなことは許されない」という始の意見に納得しそのまま凍結することになりました。
しかし、それから3ヶ月後、受精に成功した受精卵が盗まれます。
大袈裟にはしたくなかった始は同級生の栗田に犯人探しを依頼します。そこで内部の犯行だと言われ疑うことのできなかった始は、紛失事件を公表し立花研を閉鎖することになりました。
その後はそれぞれが別の道を歩むことになりました。風真は事件のことを諦めきれず栗田探偵事務所に行きます。
しばらくして、風真と水帆はテラス席で会います。そこで探偵の助手はどうかと聞かれた風真は怒られてばかりで受精卵を奪った犯人も見つけられていないと嘆きます。
瑞穂はどうかと聞かれると「立花先生の作った個人ラボで細々と研究してる。昔みたいに予算もないしうまく行かない」と水帆は言います。
そこに、サファイア饅が運ばれて来ます。「事件が解決したらまた、水帆さんと一緒に研究がしたいです」という栗田に「え!なんか科学者のプロポーズみたい」と笑いながら言われます。

盗難事件から1年後事件が一変します。美馬芽衣子という人物から助けてほしいとの連絡が入ったと立花から栗田に伝えられます。
女性は妊娠しているとのことで、もうしかしたらぬすまれた受精卵の子なのではと考えている始は連絡のあった公衆電話へ始と水帆で向かいます。
そこで、代理出産で監禁され逃げ出したため追われていると伝えられます。埼玉にある恩師の病院へ行かないと受精卵の子は産ませられないと、そこへ向かったことを始は栗田へ伝えます。
本当に受精卵の子なのかと栗田に聞かれた始は受精卵と同じ番号のタグをしている、研究所出始の名前を聞き連絡してきたと言い、黒い車に追われていると伝えます。
車の中で、逃げ出したときに持ち出した芽衣子の写った施設での写真が落ちたものを水帆が拾います。
そのときバックミラーで後ろの車を確認していた始が事故を起こします。
後ろをすぐに追ってきていた菅研の車でしたが、その後ろを栗田たちの車が駆けつけていたためそのまま逃げます。
水帆に駆け寄る風真、芽衣子に駆け寄る栗田は「菅研、ようこ」という言葉を聞きます。
その後病院に着いた5人、水帆に声をかける風真でしたが「私もうだめ、芽衣子さんとお腹の中の赤ちゃんをお願い」と言い残し水帆は亡くなってしまいます。
芽衣子も子どもを産んですぐに亡くなってしまいした。
赤ちゃんを抱く始は「俺はこの秘密を一生守る。この子も」と言います」

父親始の失踪事件

そして現在、「それはアンナお前だ」と風間は言います。「父親は開発者の始、母親は卵子の提供者である水帆代、理母の芽衣子だ」と栗田がアンナに伝えます。
直後「私の姉も」と凪沙が言いながら入ってきて「姉?」と聞くアンナに「凪沙さんは水帆さんの妹なんだ」と風間は伝えます。
姉の死の原因については聞いたが菅研については聞いてないと水帆は言い、それに風真が菅研についてはほとんどわかっていないと言います。
「わかっていることは、奴らは芽衣子さんを代理母として何かの実験に使おうとしていたことと、それからお腹の中にいたアンナを取り戻そうと追いかけて来たことだ」と栗田がいいます。

そして【回想シーン】
「菅研のメンバーが追ってきていたことから始が「俺はこのこと海外へ逃げる。この子は世界で初めてのゲノム編集ベイビーだ。そのことを知られたらこの子は一生世界中から好奇の目で見られることになる。それにまた菅研が襲ってくるかも知れないから」といいます。
そして医師にお願いしてアンナのことはふせ警察には水帆さんと芽衣子さんを事故死として届けます。栗田は旧知の道具屋にアンナと始のパスポートを用意させます。
美羽芽衣子と神田水帆の名前から「美神始」となり海外へ旅立ちます。
「絶対に菅研の奴らを見つけて罪を償わせます」と言う風真に「いやもういい、この子が穏やかに生きていくことが大事だ。俺はこのこと穏やかに生きていくよ」と言う始にまだいいたそうな風真を止め、「わかった」と栗田は言います。
「栗田、風真ありがとう」と言い始は飛行機に乗ります。
そして現在、その後風真は探偵事務所からさり職を転々とします。これは、より多くのことを身につけ捜査をするときに役に立てるようにと手に職をつけ人脈を広げるためだったと言います。
それから一度も日本に帰ってこなかったと言う風真、用心を重ねて絶対に日本には帰らなかったのだと栗田は言います。
「なのにどうして」と水帆が聞くと。

そして再び【回想シーン】

「インドでアンナは「アンナとお父さんの思い出」と言われ何かのデータの入ったネックレスを渡されます。その後始は日本に行きます。
去年母親が亡くなり空港で集合した栗田と始、風真は20年菅研の話を聞くことがなかったため油断してインドでの生活について栗田と始で話してしまいます。
その後、始がいなくなってしまいました。

そして現在、「どうして今頃?」と問う水帆に、どの研究所も始の功績に追いつけていないため始の研究データが欲しいからだと風間は伝えます。
アンナがきたときには始が行方不明になったこと以外教えて貰えなかったと言います。

 

再び回想シーン
アンナが事務所にやって来ます。
2021年2月17日俺は20年前の事件を洗い直すと栗田がいいつつ風真に社長部屋の秘密の部屋を見せます。風真が看板を貼り替えます。」

そして現在「ネメシスというのは「神に代わって正義をつかさどるギリシャ神話の女神」で、始を探すためそして亡くなった水帆さんと芽衣子さんの無念を晴らすために事務所の名前を変えた」と栗田は伝えながら社長室の秘密の部屋に移動します。
これが俺の調べた全部だと2人の母親の写真を渡しつつアンナに資料を見せます。
「菅容子は一時期まで前途有望と目された遺伝子学者だった。だがある時を境に表舞台から姿を消し全く消息が掴めなくなった。俺たちはこの女をずっと追ってきた」と栗田は伝えます。
最初は遺伝子関連の大富豪、次が赤星の家(美馬芽衣子の育った場所)、デカルト女学院(菅容子の出身校)誰かに先回りされデータが消されていた手に入れられたのは肉声のテープのみだった、最後に養殖所での事件が進展を見せました。
表舞台から消えた菅容子は菅研という名の研究所をつくりました。そこで何らかの方法で始の作った受精卵を盗み出し芽衣子に産ませようとします。
多治見が隠蔽しようとした恵美佳の事件は実験に失敗して遺体を秘密裏に処理しようとした結果でした。
多治見から烏丸へ徐々に真実へ近づいていき、最後に大和に辿り着きました。
受精卵を盗まれたときも、始のいなくなったときにも大和がいた事から菅研に繋がってると考えました。
アンナを狙うのは始が実験の参加に拒んでいるために実力行使に出たのだろうと考えます。
アンナのネックレスに始が何かのデータを隠していたのではと推測した風真が覗き込むとアンナの顔にビックリし、栗田を見ます。
アンナはこの一連の事件が起きたのは、みんなが夢を諦めたのは私が生まれたからだと生まれてきてはいけなかったのだと言います。
どうしてみんなが黙っていたのかをあんなに問われますが何も言えなかった栗田と風真にこんなのが欲しかったらいつでもあげたのにと言ってネックレスを投げ捨て走り去ります。
その後ネメシスメンバー一行はアンナを探して回ります。普段はなかなか協力してくれない星くんも参加してくれて映画館へいきます。
車で港まで来た黄以子をやり過ごしたアンナは父の思い出を思い出します。
「ここから回想です」
「インドにて、始が料理に失敗し謝る始に「お父さん、私がいるから大変だね」と言う幼いアンナに「お父さんはアンナがいるから毎日幸せなんだよ」と頭を撫でながら言います。
そして2人できらきら星をインド語で歌います。」
そして現在アンナは港で父親との思い出を思い出しながら、「嘘つき」と呟きます。
その後港に風真がきますがアンナの姿はありません。風真、栗田、水帆の3人が集まります。

驚きの黒幕の正体

風真は朋美(橋本環奈)にも電話をしますが知らないと答えられます。しかしこのときアンナは朋美と一緒にいました。
どうしても連絡をしないでほしいと言うアンナに「そんな顔初めて見た」と朋美はアンナの顔色から何かを察しイカ墨ウォーターを差し出します。
ここで出会ったと思い出を話す朋美は「何があったか聞いてもいい?」と言いますが、「ごめん答えたくない」とアンナは答えます。
すると朋美は「話してくれないんだ」と言いアンナが飲み物を飲んだのを確認すると、いきなり笑い出し踊り始めます。
少し手を震わせながら時計を確認すると全てを持っているのに何がそんなに不満なのだと朋美は言います。
驚くアンナに、女子大生四葉朋美になるのは疲れる名前も全て嘘だと伝えるとアンナは全てを察します。
「ネメシスの皆さんが探していた菅容子は私の母。私はその一人娘菅朋美です」という朋美に突っかかろうとするアンナでしたが飲み物に入れられた薬物によって麻痺を起こし倒れてしまいます。
倒れたアンナがネックレスをしていないことに朋美は気付きますが、時間がないとボディーガードに促されアンナとの思い出のキーホルダーを捨てアンナを抱いたボディーガードとでていきます。
事務所に戻った栗田、風真、水帆は朋美から「アンナのネックレスを拾った」と風真に連絡が入り風真は自分が持っていることを伝えてしまいます。
映画館の裏にいるという朋美に風真は迎えにいくと事務所を出ます。すると、ボディーガードに出会い反撃虚しく、気絶させられアンナのネックレスを奪われてしまいます。
ネックレスを受け取った朋美は「さようなら風真さん」と呟きます。
アンナは目を覚ますと全体が白い部屋に固定され寝かされていました。大和が入ってきて小窓のカバーが開けられると父親がいました。
「アンナ」と声をかけられたことに対して「お父さんどうして」と小さく呟きます。
朋美が入ってきて「じゃあ、検査しましょうか」というと、大和が透明な液体の入った注射をアンナの腕に打ちます。アンナは気を失ってしまいました。

風真くんよ朋美が星くんのいる映画館の裏にいると言った時点で電話して聞けばよかったのにー、と思ってしまいました。
風間が職を転々としていた理由はとても感動しました。確かに全人生を投げ打っていましたね。
朋美を環奈ちゃんが演じていたのでただの数学好きの大学生役ではないことはなんとなく想像がつくのですが、菅容子の娘だったのですね。
アンナが変な食べ物を好きなのは水帆の影響だったのですね!
朋美も好きだったので菅容子も変なものが好きだったのか、もしくは水帆と何らかの接点があるのかもしれませんね。
てっきりもう1人ゲノム編集の子供がいるのかと思いましたがどうなのでしょう。
誘拐されてしまったアンナを(始も一緒に)助け出せるのか今後が気になりますね!

ネメシス9話ネタバレあらすじ!絶体絶命のアンナと始

ついに判明した菅研究所=カンケン最大の黒幕!
その正体は美神アンナ(広瀬すず)が親友だと思い込んでいた大学生=四葉朋美(橋本環奈)。朋美の本名は”菅朋美”で、カンケンを立ち上げた菅容子(今村美乃)の娘だったのだ!
20年前、アンナの父=立花始(仲村トオル)と共にゲノム研究に取り組んでいた大和猛流(石黒賢)も、いまやカンケンの中心的存在。菅容子に誘われるままカンケンに参加し、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫=GE10.6の受精卵を始の研究所から盗み出したのも大和だった。しかしGE10.6を着床させた代理母=美馬芽衣子(山崎紘菜)が出産直前でカンケンから逃亡し、始に救いを求めてきたことからあの【19年前の交通事故】が起こる。この事故により、GE10.6の受精卵の提供者でもある神田水帆(真木よう子)と、芽衣子は死亡。だが芽衣子は死の直前に、最後の力を振り絞って赤ん坊(=アンナ)この世に生み落としていった――。
【探偵事務所ネメシス】の探偵=風真尚希(櫻井翔)と、社長の栗田一秋(江口洋介)からすべてを聞かされ、その残酷な真実の姿に耐えきれず事務所を飛び出すアンナ。その際、怒りに任せて引きちぎったネックレス……始からもらった大事なキューブ型のネックレス……の中には、アンナにまつわる膨大な量のデータが保存されていた。風真はネックレスを大事に保管するが、カンケンの手先である屈強なボディガード=志葉(板橋駿谷)の手によって力ずくで奪われてしまう。
傷心のアンナは朋美の正体に気付くのが遅れ、そのままカンケンに拉致監禁。あらゆる細胞、血液を採取される。そして隣の監禁部屋にはやつれ切った父=始の姿が!
あれほど探し求めていた父との対面のはずが、すべてを知った今、父の愛情も信じられなくなっているアンナは素直に再会を喜ぶことはできない。そんな2人を、今までとは別人のような冷酷な表情で見つめる朋美――。彼女の真の目的は!?
その頃【探偵事務所ネメシス】ではアンナを救い出すため、風真が“七人の侍”ならぬ“八人の侍”を招集しようとしていた!あぶな“過ぎる”刑事=タカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)コンビ、スピード狂で実は腕のいい医者=上原黄以子(大島優子)、孤高の道具屋=星憲章(上田竜也)、天才AI開発者=姫川烝位(奥平大兼)、自称・中国の雑技団5軍出身の料理人=リュウ楊一(加藤諒)、美しきコンフィデンスマン=緋邑晶(南野陽子)、【19年前の事故】で姉を失ったジャーナリスト=神田凪沙(真木よう子)。すべてはアンナのために――!【チームネメシス】が命を賭けてカンケンに立ち向かう!

引用元:https://www.ntv.co.jp/nemesis/story/

アンナが拉致された理由

再び目を覚ましたアンナのもとに「じゃ、検査しましょうか」と言って入ってくる朋美。
アンナは様々な検査を受け、検査の途中に「風真さん」とつぶやきます。
大和はアンナにここが菅研であることと、大和が菅研に入った理由をおしえて、受精卵を奪い出産させようとしたことを話します。
始が事故を起こした際に美馬芽衣子が確実に死んだと思い、栗田達に騙されたといい、そこに「私の母も騙されて死んでいった」といい朋美が入ってきます。
容子が夢半ばで亡くなり研究成果が出ていなかったとき、始が日本に戻ってきて、インドで暮らしていることを知ったといいます。
成長した実験結果のアンナと、研究内容を手に入れられたことの喜びを大和に教えられたとき、アンナは朋美の手が震えているのを見ます。
風間が気絶させられているのを見つけた栗田と黄以子は、風真にボディガードにアンナのネックレスを奪われたことを教えられます。
水帆も駆けつけてきますが、目撃情報が一切ないといいます。
なぜ今更アンナを菅研が拉致するのか、風真がネックレスをもっていることを、なぜ菅研が知っていたのかを4人で考えます。
栗田が菅研のスパイが水帆か黄以子ではないかと疑いますが、2人とも菅研の被害者であったり依頼人であるため違うと否定します。
風真がアンナを真似して「入ります」と事件について整理をしながら考えると、時々ノイズが入りながら、これまでの事件に関する映像が流れます。
戻ってきた風真が「全然わかりません」というと、期待もしてなかったけど無駄だったと3人に言われます。
事務所に戻るとき、栗田は風真がネックレスをもっていることを話した人間が朋美であることに気づきます。
「まさか」という風真ですが、大和について知らないといったはずの朋美が「男」といったことを思い出します。

ナイトツアー

一方菅研では、アンナのネックレスを分解して6枚の板にできることが分かりますが、最後の扉が突破できません。そのため、窓のカバーを開けアンナを人質に取り、アンナが人質に取られ怒る始に突破の言葉を言わせます。
始が「ナイトツアー」と叫ぶとゲームが開始します。
このナイトツアーでは、守護者と攻撃者に分かれ同じマスには止まれますが、前回のマスには戻れません。このルールで、基盤に書かれた文字でパスワードをつくります。
守護者はアンナ、攻撃者が菅朋美でゲームを行います。
「諦めて負けてくれますか」という朋美に「自分の運命くらい自分で決める」とアンナがつぶやきます。
アンナは以前、朋美とナイトツアーを行った際に、始以外に初めて負けてしまいました。
ナイトツアーのゲーム中、「始が実験資料をもっていなかったため、最後に接触していた風真と栗田を見張っていて、アンナが裏で事件を解決していることを知った」といいます。
アンナが始の娘であることは、アンナの誕生日に風真が「来年は先生も一緒にお祝いしよう」といったことで朋美は気づきます。
このとき(アンナの誕生祝のとき)アンナの頭を撫で、髪の毛を採取しゲノム編集の受精卵と同じ遺伝子であることを確認しました。
事務所に戻り朋美について風真の人脈をつかい調べると、四葉というのは偽名でありデカルト女学院出身で菅容子の娘、すべての黒幕であることが分かります。
朋美はパスコードが「TWINKLE star 0415」であることに気づき「末尾に娘の誕生日を入れるあたりが、立花教授の甘さですかね」と朋美は言います。
「ここから回想です」
「インドでの暮らしで、始が誕生日に毎年タンドリーチキンを焼くのに挑戦しますが、失敗してしまいます。始は「いつか成功してアンナの喜ぶ顔が見たい」といいます。」
「タンドリーチキンの焦げたにおいがする」とアンナは言うと力強さを取り戻したように朋美と勝負をし、「ずーと大事に育ててもらったよ。それを今思い出した。」とアンナは言います。
そして、アンナは菅容子も朋美も遺伝性の脳の病気でそれを治すために、始の研究資料が欲しかったのではないかことを朋美に突きつけます。
一方、栗田達も菅容子の肉声テープを聞くことで、始の研究資料とアンナを欲しがっていた理由を知ります。
朋美は「アンナと自分は似ているのにただ一つ違うのは、遺伝子編集されて丈夫なアンナに対して、自分は寿命が短い。これって、ずるくないですか」といいます。
あと一つがそろわず焦るアンナに対して、冷静だった朋美がチェックメイトをして勝利し資料のカギが開きます。

風真の20年の集大成

ネメシス事務所では敵が車に乗っていたため、風真の人脈を使い7人の侍を招集し、アンナのことについて説明をし、秘密裏に協力を得ることができました。
風真の20年間が報われた瞬間でした。
7人の侍とは、刑事のタカ&ユージコンビ、スピード狂で実は腕のいい医者の上原黄以子、道具屋の星憲章、天才AI開発者の姫川烝位、自称・中国の雑技団5軍出身のリュウ楊一、元天才詐欺師の緋邑晶です。
菅研では時間はかけてもしょうがないという大和に対し、手の震えが出てきている朋美は「急いで」といいます。
「アンナだけでも開放してほしい」という始に、大和は「菅容子と自分の目的は違い、天才を量産したい」といいます。
始はフランケンシュタインについて話しますが、「いずれ終わりが来るのならフランケンシュタイン博士のような死に方がいい」と大和は言います。
データ解析を行う朋美のもとに、逆探知を付けた電話で連絡をしますがつながりません。
警察のNシステムを利用したいという風真に対して、それは難しいとタカとユージがいいますが、緋邑がNシステムの特別IDを奪いタカとユージに渡します。
部屋に入ろうとする2人は、上司に気づかれ危ないところでしたが、小山川(冨田望生)の協力によりやり過ごし、車の場所を特定します。
緋邑・星・姫川を残した残りのネメシスのメンバーで車の場所に向かいます。
アンナは何とか監禁場所から逃げ出そうと足の拘束を外そうとします。
到着したネメシスのメンバーは車のカギを風真の能力で開け、車内を捜索します。
車についたセンサーで、車の扉が開けられたことに気づいた朋美から、風真は連絡を受けます。
道具を用いて事務所にいる姫川に逆探知を頼み、ほかのメンバーはイヤフォンを通して会話を聞きます。
時間を伸ばそうとする風真に対し、「逆探知は無駄です。必要なものを手に入れました。もう2人に用はないので63分後のデータ解析が終了次第、2人の部屋の酸素を抜きます」と朋美は言い電話を切ります。
逆探知は経路が暗号化されていてたどることが不可能でした。
アンナの方の酸素を抜くことに一時反対した大和でしたが、反逆に合うことを言われると納得します。
アンナは部屋中を捜索し何とか逃げ出そうと「お父さん待ってて」とつぶやきます。
車発見地帯では、何の手掛かりもなく乗り換えた車の車種もわからないため無理だと黄以子は諦めます。
しかし、風真は後部座席の足元に落ちているものを見つけ黄以子に渡すと「アンナ俺大丈夫かな」といいます。
「大丈夫。」と監禁部屋でアンナは言います。
「この世に晴れない霧がないように。解けない謎もいつかは解ける、解いて見せましょうこの謎を。さあ、真相解明の時間です。」と風真は言います。風真君の20年間が無駄じゃなかった、感動ですね!
どうすればあそこまで幅広い個性の人達全員に好きになってもらえるのでしょうか。
天性の才能ですね。そして、実はかなり頭がよさそう。
アンナちゃんほどではなくても栗田さんは抜けそうですよね。
アンナちゃん頑張っていましたが、ざんねんでした。
わざとかな?と思わなくもないですが、朋美も天才なので本当に負けたんですね。
解析したデータがアンナと始のインドでの思い出なのかなとも思うのですが、研究データはどこに?となってしまいますね。
最終回がどんな展開になるのか楽しみです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次