大倉憲三のモデルは野呂信次郎?エールの新聞記者は実在?

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大倉憲三(おおくらけんぞう)は、NHK朝ドラ「エール(えーる)」に登場する従軍記者です。

窪田正孝さん演じる古山裕一(こやまゆういち)と深くかかわっていく人物です。

従軍記者とは、軍隊について取材をしていた新聞記者のこと。今でいうジャーナリストですね。

今回はこの大倉憲三について調べてみました。

演じるキャストは、お笑いタレントで俳優の片桐仁(かたぎりじん)さん。声優などもされています。

朝ドラ「エール」に登場する大倉憲三は新聞記者ですが、実在のモデルは存在するのでしょうか?

今回は大倉憲三のモデルは存在するのか?古山裕一のモデルになった古関裕而の史実とともに、調べてみました。

合わせて、朝ドラ3作目の出演となる、片桐仁さんのプロフィールからご紹介させていただきます!

また今後の朝ドラ「エール」の原作のネタバレも一部ありますので、閲覧注意です。

目次

大倉憲三のモデルは実在する?エールの新聞記者

エールひろやは戦死する?予科練でどうなるのかネタバレ

大倉憲三とは?

まずは、朝ドラ「エール」に登場する大倉憲三についてネタバレをご紹介します

大倉憲三(おおくら けんぞう):片桐仁

従軍記者。裕一と戦地で出会う。

戦後、全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」の誕生に関わることになる。

これから裕一(窪田正孝)は、慰問のために戦地を訪れることになります。

そこで出会うのが、片桐仁さん演じる大倉憲三。

登場するのは10月12日放送の第86話からです。

裕一が音楽慰問のために訪れたのは、戦地となっているビルマでした。

鉄男(中村蒼)から日本の戦況は報道されているよりも良くないので、慰問には行くなと言われていた裕一。

戦況を聞きに司令部に行きますが、作戦が思うように進んでいない様子・・・。

そんなときに出会うのが従軍記者の大倉憲三(片桐仁)です。

裕一は大倉から藤堂先生(森山直太朗)が隊長としてビルマに配属されていることを聞きます。

というのが大倉憲三の役どころ。

さて、この大倉憲三にモデルは実在するのでしょうか?

 

大倉憲三のモデルは新聞記者で野呂信次郎?

大倉憲三のモデルは実在したようです。

それは元朝日新聞記者で、音楽評論家の野呂信次郎さんです!

「エール」はモデルとキャスト名が似ている人物が多いのですが、大倉憲三と野呂信次郎・・・似てませんね(^_^;)

でもモデルとして考えられる大きな理由があるのです。

以降で詳しくご紹介していきます。

 

 

大倉憲三のモデルは音楽評論家の野呂信次郎!その理由とは?

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大倉憲三のモデルが野呂信次郎である理由とは?名曲と深いかかわり

以降で、大倉憲三のモデルは音楽評論家の野呂信次郎であるのではないか?という理由をご紹介します。

朝ドラ「エール」古山裕一のモデルは古関裕而さんですが、古関裕而さんは高校野球の歌「栄冠は君に輝く」を作曲されました。

その「栄冠は君に輝く」の作曲を古関裕而さんに依頼した人物が野呂信次郎さんだからです!

大倉憲三のプロフィールには、「栄冠は君に輝く」の誕生に関わることになる、とあります。

なので野呂信次郎さんがモデルで間違いないと思います。

大倉憲三のモデルの野呂信次郎とはどんな人物?

野呂信次郎さんは1909年に静岡県で生まれました。1909年といえば、古関裕而さんと同じ年です。

1937年青山学院神学部を卒業し、朝日新聞に入社。

のちに武蔵野音楽大学の教授もされていました。

朝日新聞では主に音楽関係の記事を執筆されていたそうで、合唱コンクールなどの運営などもされていたとか。

のちに合唱で有名な人物となります。

古関裕而さんの自伝には、野呂信次郎さんとは戦時中からの知り合いと書かれています。

おふたりはドラマ「エール」で描かれるように、戦地のビルマで出会ったようです。

大倉憲三のモデルの野呂信次郎と古関裕而がインパール作戦に従軍

戦時中、軍から依頼され、慰問で様々な地を訪れていた古関裕而さん。

そんな古関裕而さんですが、インパール作戦の「特別報道班員派遣」として従軍することに。

インパール作戦とは、川幅が600mにもおよぶ大河と2000m級の山を越えて、ビルマからインドにあるイギリス軍の拠点であるインパールを3週間で攻略する計画でしたが、無謀だと言われていました。

結果、日本軍はインパールに誰1人たどり着くことなく、およそ3万人が命を落としたと言われている作戦。古関裕而さんが、それだけ命を懸けて、危険な作戦に従軍していたことがわかります。

そんな古関裕而さんがインパール作戦に従軍した時に一緒だったのは、作家の火野葦平さん、画家の向井潤吉さんなど。その中に、朝日新聞記者の野呂信次郎が従軍記者としていらっしゃいました。

古関裕而さんははビルマ・ラングーンに数ヶ月滞在し、現地の音楽文化に触れることができた一方で、戦争の恐ろしさ、悲惨さを目の当たりにしました。

実際に最前線に行くことはなかったものの、実際に前線を体験することになった火野葦平さんなどからその体験を伝え聞いたようです。

火野葦平さんは、出発前から死を覚悟して参加し壮絶な体験をしましたが、その体験をもとに、多くの作品を遺しています。

このとき大倉憲三さんが、いろいろと古関裕而さんのお世話をしたそうです。

このような状況を一緒に過ごした古関裕而さんと大倉憲三さんの絆は深いものだったと想像できます。

おそらくその後も交流があったのでしょう。

大倉憲三のモデルの野呂信次郎と古関裕而の名曲誕生のエピソードとは?

終戦を迎え学制改革で、高校野球も名称が変わりました。

◆全国中等学校優勝野球大会

から

◆全国高等学校野球選手権大会

へと変更

いわゆる夏の甲子園ですね。

主催していたのは朝日新聞。名称の変更にともない、大会歌を作ることになりました。

歌詞は全国から公募。そして古関裕而さんに作曲を依頼したのが、野呂信次郎さん。

この当時野呂信次郎さんは朝日新聞の学芸部にいたそうです。

それを受け古関裕而さんは、復興もまだままならない大阪に行き、誰もいない甲子園のグラウンドに立ちました。

熱戦を想像しているうちに、あのメロディが浮かんできたそうです。

なんだか鳥肌のたつエピソードですね。令和も今聞いても、素晴らしい楽曲ですよね。

「エール」で窪田正孝さんが甲子園にひとりで立つシーン、浮かんできますね~(≧∇≦)

余談ですが、以下、朝日新聞が公式で配信している動画なのですが、なんと現在のダンスとともに、「栄冠は君に輝く」をアレンジ。

素晴らしい仕上がりになっています。

そんな現在も多くの若者たちが熱唱する名曲「栄冠は君に輝く」を歌ったのは伊藤久男さん。「エール」で、山崎育三郎さん演じる佐藤久志ですね♪

野呂信次郎さんですが、1987年にお亡くなりになりました。

同い年の古関裕而さんは、その2年後にお亡くなりになっています。享年80歳でした。

そんな野呂信次郎さんをモデルとした大倉憲三。

片桐仁さんの登場が楽しみです(≧∇≦)

 

 

大倉憲三役のキャスト俳優の片桐仁のプロフィールは?これまでの出演作品は?

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名前 片桐仁(かたぎり じん)
生年月日 1973年11月27日
出身地 埼玉県
血液型 B型
学歴 多摩美術大学卒業
趣味 ガンダム、ガンプラ、パトレイバー
副業 彫刻家

引用元 公式サイト

片桐仁さんは現在46歳。彫刻家としても活動されています。1996年、多摩美術大の学生だったときに、小林賢太郎さんと「ラーメンズ」を結成しました。

現在「ラーメンズ」は不定期ということで、ラーメンズと同時進行していた、「エレキコミック」とのコントユニットでも活動しています。

このエレキコミックのユニットでの片桐仁さんの名前は「エレ片」です。

奥様は元モデルの村山ゆきさん。お二人にはふたりの息子さんがいます。

片桐仁さんは大のガンダムオタク。

ガンプラ(ガンダムのプラモデル)を300体もお持ちなんだとか!

模型誌でコラムも書いているそうです。

多くのバラエティやCMなどにも出演。2010年から「JUNKサタデー エレ片のコント太郎」でパーソナリティもされています。

2019年11月からは「新美の巨人たち」でArt Travelerを担当。

声優やナレーションでも活躍しています。

そして俳優としても多くの作品に出演。

「空母いぶき」「“隠れビッチ”やってました。」などの映画の他、舞台にも数多く出演されています。

そしてドラマの本数もかなりのもの!

まずは朝ドラですが、「エール」は3作目の出演となります。

「ゲゲゲの女房」では貧乏神の役でした。ヒロイン夫婦の生活が困窮になるときに登場するキャラクター。

次が「とと姉ちゃん」。電器店の店長を演じていますが、1話だけの登場でした。

片桐仁さんの初めてのドラマ出演は2001年の「金田一少年の事件簿SP 魔術列車殺人事件」で、チャネラー桜庭という役でした。

2008年の『ザ・クイズショウ』では主役を演じています。

このドラマはのちに櫻井翔さんが主演で放送されましたが、こちらにも登場していました。

主役を演じたのは「青山ワンセグ開発 「恋愛のレッスン」」「GAKUYA〜開場は開演の30分前です〜」など。

最近では「妖怪シェアハウス」にアマビエで登場していました。

そんな多彩な片桐仁さんが演じる大倉憲三。史実通りですと、裕一とは長い付き合いになる、なくてはならない人物です。

片桐仁さんがどのように演じてくれるのか?楽しみですね。

大倉憲三のモデルは新聞記者の野呂信次郎で実在のまとめ

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「エール」にこれから登場する大倉憲三は、朝日新聞の記者だった野呂信次郎さんだと思われます。

野呂信次郎さんと裕一のモデル、古関裕而さんは戦地ビルマで出会います。

古関裕而さんは慰問で、野呂信次郎さんは従軍記者としてビルマを訪れていました。

その後夏の甲子園の作曲を、野呂信次郎さんが古関裕而さんに依頼しています。

「エール」でもこのことが描かれそうです。

野呂信次郎さんをモデルとしたのが、片桐仁さん演じる大倉憲三。

どんな友情秘話が描かれるのか楽しみです。

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