草間流柔道とはモデルは実在?スカーレットで神山清子も習ってた?

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NHK朝ドラ「スカーレット」の大阪編はヒロイン喜美子がやさしい人間たちに囲まれて、仕事を通して、大人として成長しています。

そんな中、朝ドラ「スカーレット」で度々登場する「草間流柔道」。

人気キャラクターである佐藤隆太さん演じる草間宗一郎(くさまそういちろう)がヒロイン喜美子たちに教えた柔道が「草間流柔道(くさまりゅう)」柔道です。

また大人になった喜美子の口からも「草間流柔道」は度々登場いて喜美子や周囲の人間にとっても大きな影響を及ぼす柔道の流派です。

しかし・・・草間流柔道って存在するのでしょうか?また草間流柔道にはモデルが存在するのでしょうか?

今回はドラマ「スカーレット」で喜美子の人生に大きな影響を与えた「草間流柔道」について実在するのか?モデルがあるのか?など紹介していきたいと思います。

 

 

目次

朝ドラ「スカーレット」で草間流柔道とは?

貧乏ながらも、一生懸命暮らしていたヒロイン喜美子ファミリー。

喜美子の父親の常治は困っている人がいるとほおっておけない男気がある人なのですが、

町で偶然、暴漢に襲われている青年を見つけ、助けてあげます。

話と聞くと、戦争による心の傷があって、身寄りもないことがわかります。

そう・・・廃人状態だったこの男が、草間です。

常治はかわいそうな草間をほおっておけずに、信楽の自宅まで草間を連れてきてしまいました。

そこからしばしの、草間青年と喜美子一家の同居生活が始まります。

貧乏だった喜美子一家なので、草間が来たことで、食費はかさみ、生活は苦しくなります。

そんな中、喜美子は草間の心の病気を治そうと奮闘!

その間にも喜美子の間違った行いをはっきりと指摘して注意したり、喜美子の才能を認めて褒めてあげたり、草間によって、喜美子も成長します。

そんな喜美子との交流を通して、草間は見事病を克服し、喜美子と喜美子一家にお礼をして別れを告げます。

喜美子にとっても短い時間でありましたが、草間は大きな影響を与える存在でした。

そしてお別れしたばかりのある日、喜美子一家が借金取りの襲来でピンチの時に、たまたま喜美子の自宅に訪れようとしていた草間が通りかかり、柔道で借金取りを見事倒します

その柔道を見て魅了された喜美子。

草間に柔道を教えて欲しい!!とお願いします。

最初は「女の子が柔道・・・」と躊躇します。

しかし、喜美子に「本当に強い人間とはどういうことなのか?」と言うことを教えてあげたいと思った草間は、柔道を教える決意をします。

草間は予定だった東京行きを伸ばして、近くの道場を探して柔道教室を開きます。

そして近所の子どもたちにも柔道を教えます。

これが・・・草間流柔道です。

草間流道場の心得はこうです。

本当に強い人間とはどういう人間か。そして人を敬うことの大切さを学ぶ。

この草間の熱心な教えで、道場に通う子供たちはみんな礼儀正しくなりました。

この「草間流柔道」喜美子の人生に今後も大きな影響を与えることになります。

でもこの「草間流柔道」モデルなどはあるのでしょうか?

 

草間流柔道にモデルはある?神山清子も習得?

そもそも喜美子の実在のモデルとなった陶芸家の神山清子さんですが、幼いころ婦人警官に憧れていて、柔道を習っていたそうです。

では、草間流柔道を教えてくれた草間さんにもモデルがいるの!?と思ったのですが、神山清子が習っていたのは、警察官。

護身術も兼ねて習っていた柔道の腕前は、中学生のころ、暴れていた父親を投げ飛ばすほどとのことです。

なので、モデルの神山さんが柔道を習っていた事実は本当ですが、草間さんにモデルはなく、オリジナルキャラクターであることがわかります。

と言うことは「草間流柔道」は存在しません。またモデルとなる流派も調べてみると存在しませんでした。

 

そもそも柔道に流派はない?草間流柔道はあり得ない?

では、そもそも柔道に流派はあるのでしょうか?

柔道とは柔道の総本山と言われる「講道館」の創始者である嘉納治五郎が様々な流派を研究してそれぞれの良い部分を取り入れ完成させたものです。

文京区にある「講道館」の5階には全日本柔道連盟があり、柔道=講道館と言っても過言ではなく、厳密に言うと、流派はないと言われています。

そして講道館の公式では以下のように嘉納治五郎さんの柔道の理念を記してあります。

柔道の練習を通して、心身の力をもっとも有効に働かせることを身につけて自分を完成させ、その自分を使って社会の発展に貢献してほしい―― 嘉納師範はそう願っていました。
柔道でまなんだ精神を実生活に活かし、立派な人間をめざしましょう。

引用元:http://kodokanjudoinstitute.org/beginner/about/

草間流柔道の理念は

本当に強い人間とはどういう人間か。そして人を敬うことの大切さを学ぶ。

まあ、大きい意味でどちらも、子供の教育にとっては、素晴らしい教えですね。

なので草間流柔道=柔道そのもの

と言った感じなると思います。

もちろん、多くの人が行っているスポーツなので、派閥みたいなものは存在するようで、以前は分裂の動きもあったようですが、現在は講道館=柔道となっているようです。

また柔道だけに限らず、言ったもん勝ちで「○○流柔道」とうたっている人はいると思います。

多くの技や教え方があるので「○○師匠流柔道」と言うように、有名な先生の名前で柔道の教えを受けた人は言っていることもあるようです。しかし、公式な流派というのはないようです。

そういう意味で「草間流柔道」のような師匠によって多少の理念やこだわりの師匠が昔も今もいるのでは?と思います。

 

スカーレットで草間流柔道は何度も登場!

草間流柔道は喜美子にとって大きな存在となり、時には人生を助けてくれます。以降で、簡単に大人になってからの草間流柔道とのかかわりをご紹介します。

大久保さんを口説いた草間流柔道

大阪に来た喜美子は荒木商事の社長が所有する宿屋の荒木荘で女中として働く予定でした。

しかし・・・そこで大きな壁になったのが今や人気キャラクターになった大久保さん。

長年、荒木家の女中として働いていた大久保のぶ子が切り回していた荒木荘。

のぶ子は最初に喜美子を見て、想像以上の幼さにびっくりします。

そして「若すぎるから、役に立たない。実家に帰りなさい」と言われてしまいます。

金銭的に苦しい実家の家計のため、信楽に帰る訳にはいきません。

一旦は諦めかけた喜美子はこんなことを言って大久保さんを説得

さだと大久保に「ここで働きたい!」と頭をさげた後驚きの発言をします。

「草間流柔道は相手を敬うことから始まります!」

といきなり柔道の話を始めた喜美子。もちろん大久保達はびっくりしますが、喜美子の心意気を買って、一緒に働くことを許してくれたのでした。

草間流柔道がなければ、荒木荘で働くことはできなかっただろう、驚きのシーンでした。

 

あき子を投げ飛ばしたい草間流柔道

荒木荘の住人である圭介が恋をしたお嬢様のあき子が荒木荘を訪ねてきます。

お嬢様でわがままなあき子は

「おはぎは嫌いです♪」「コーヒーはありませんか?」と勝手なことばかり言う奔放ぶり。そしてそんなあき子にメロメロの圭介に

喜美子の一言「草間流柔道で投げ飛ばそうかと思いました」。

気持ちはわかるけど、それは、きっと草間流柔道の教えにないのでダメです!!と言いたくなったかわいいシーンでした。

 

草間の背中を押す草間流柔道

東京で草間と再会することになります。

そして草間の行方不明になっていた妻にも進展が。

ネタバレはここでは避けますが、傷つくことを恐れて行動しない草間。草間流柔道の教えを引用して草間の背中を押します。

この喜美子のことがきっかけで、草間は行動します。

切ない展開が待っていますが、喜美子のおかげで草間にとってもある良い結末を迎えるシーンだと思います。

 

まとめ

朝ドラ「スカーレット」の草間流柔道のモデルについてのまとめいかがだったでしょうか?

草間さんの存在=草間流柔道と言うことで、喜美子のこれからの人生においても何度も登場する「草間流柔道」の教え。

草間流柔道ともに成長していく喜美子のストーリーに注目です。

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