NHK連続テレビ小説朝ドラ「なつぞら【夏空】」では、ヒロインなつ（広瀬すず）が作画監督をしているテレビアニメ「キックジャガー」を制作しているところです。
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子育てや仕事に奮闘中のなつですが、まだまだ仕事に対する意欲は消えません！
これからまた東洋動画で別のテレビアニメを制作することになりますが、そのあとなつはまた別の作品に取り掛かることになります。
その作品が「大草原の少女ソラ」です(^^)
今回朝ドラ「なつぞら【夏空】」に登場する漫画アニメ「大草原の少女ソラ」のモデルや元ネタについてまとめてみました！
さて、モデルはあるのでしょうか？
原作のネタバレが一部あります！
なつぞらでなつが草原の少女ソラを制作することになったのはなぜ？
ネタバレです！
現在ドラマで東洋動画が制作しているのが、キックボクシングを題材にした「キックジャガー」ですね。
これからまたなつの作画監督で、「魔界の番長」というテレビアニメも放送されることになります。
どちらもアクションシーンや暴力シーンなどもある、どちらかというと男の子向けのテレビアニメ。
この「魔界の番長」で番長が恐ろしい魔人に変身するシーンでは、なつの娘、優が怖がってしまうほどの作品です(^_^;)
ちなみにモデルはデビルマンだといわれています。確かに怖い！(笑)
なつは暴力的なアニメは優には見せたくないと思うようになりました。
なっちゃん、優ちゃん、赤ちゃんと写真を撮っていたら、イッキュウさんも参加。公式Instagramでは戯れる坂場ファミリーの動画を公開中。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #中川大志 #増田光桜 pic.twitter.com/qqlMy4B9p3
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) August 28, 2019
そんなころ、同僚のモモッチ（伊原六花）や神地（染谷将太）も、マコプロダクションへと移籍していき、マコプロダクションは東洋動画の精鋭部隊(笑)をどんどん引き抜いていきます。
このマコプロダクションは、結婚して東洋動画を去り、イタリアから戻ったマコさん（貫地谷しほり）が立ち上げた会社。
最初に移籍したのは下山（川島明）、そして坂場一久（中川大志）もその後演出家として迎え入れられています。
ある日坂場から手渡された一冊の本。それは、アメリカ西部の開拓者の家族を描いた「大草原の小さな家」でした。
坂場はこの小説を、マコプロダクションでなつと一緒に作りたいと思っていたのですが、なつは仲（井浦新）たちを裏切れないと思っています。
そして夏休み、なつは優を連れて十勝へ遊びに行きました。
なつが優に「大草原の小さな家」を読んであげると、次の日優はこのお話が見たいと言います。
それを聞いたなつは、マコプロダクションでこの「大草原の小さな家」を作ることを決意、坂場に電話をするのでした。
なつは仲に謝りますが、仲は「会社にこだわるべきではない。作品にこだわるべきだ」と背中を押してくれました。
そして東洋動画での最後の作画監督の仕事を終えたなつは、18年務めた東洋動画を辞め、マコプロダクションへと移籍。
「大草原の小さな家」をモチーフにした「大草原の少女ソラ」の制作にとりかかることになります。
ということで、なつは娘の優に「大草原の小さな家」が見たい！と言われたことがきっかで、マコプロダクションに移籍して「大草原の少女ソラ」の作画監督を引き受けることになりました。
「キックジャガー」のラストの「もう、戦わなくていいよ」も優の言葉がきっかけでしたね(^^)
さて、これからマコプロダクションで制作される「大草原の少女ソラ」は、どんなアニメなのでしょうか？
大草原の少女ソラってどんなアニメなの？
ドラマで制作される「大草原の少女ソラ」は坂場が考えた企画で、北海道を舞台にした開拓者の家族の物語。
開拓者だった泰樹（草刈正雄）の家族みたいですよね(^^)ってことは、ソラは富士子（松嶋菜々子）？？？(笑)
マコプロダクションにとっても初の独自制作となり、日曜日のゴールデンタイムに放送されるとあり、失敗は許されない作品です。
キャラクターデザインと作画監督はなつ。美術監督は、天陽（吉沢亮）の兄で東洋動画から移籍してきた陽平（犬飼貴丈）が担当することに。
どちらも十勝の風景を見て育ってきたので、まさに適役といえますね。
そして企画と演出が坂場です。
その坂場の提案で、みんなで北海道の風景を見に行くことになりました。
戻ってきたなつが描いたソラは野生児のような女の子。坂場から「もっと日常的な人間の表情にしたい」とダメ出しされます。
それまで一般的だった、喜怒哀楽を大げさに表現するという方法ではなく、正反対の作品を作ろうと坂場は考えていたのです。
ストーリーの中で、開拓者の家で育てられた少年レイが、獣医になる夢を叶えるため育ての親に別れを告げるシーンがあります。
これはなつと柴田家のことを思い出しますね。
こうして「大草原の少女ソラ」は最初こそ視聴率は伸びませんでしたが(^_^;)、どんどん反響が多くなり好評のもと最終回を迎えます。
ということで、「大草原の少女ソラ」は北海道の開拓者の家族を描いた作品です。
ではそのモデルとなる作品とは？？？
なつぞらで大草原の少女ソラのモデルは草原の少女ローラ？
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テレビアニメの「草原の少女ローラ」は、1975年から全26話で放送され、「大草原の小さな家」をモデルにしたお話。
作画監督とキャラクターデザインは、仲努（井浦新）のモデル森康二さんです(^^)が、なつのモデルである奥山玲子さんや、マコプロダクションにいるキャストのモデルの名前は見当たりませんでした。
制作したのはズイヨー映像から独立した「日本アニメーション」という会社。確かに奥山玲子さんは東洋動画を辞めて日本アニメーションに移籍していますが、それは「草原の少女ローラ」の制作が終わった後です。
そのズイヨー映像が制作したのが「アルプスの少女ハイジ」です！ご存知の方も多いと思いますが、「アルプスの少女ハイジ」の演出が高畑勲さん、場面設定と画面構成が宮崎駿さん、そしてキャラクターデザインと作画監督が、奥山玲子さんの夫である小田部羊一さんなんです(^^)
ドラマでいうと、坂場（中川大志）が演出、神地（染谷将太）が場面設定と画面構成を担当したことになります。
なので、タイトルとしては「大草原の少女ローラ」がモデルとして妥当だと思いますが、制作する人物としては「アルプスの少女ハイジ」が近いかもしれませんね。
どちらも大草原を駆け回る女の子が主人公ですし(笑)
そして「アルプスの少女ハイジ」を制作するにあたり、宮崎駿さんと高畑勲さん、それに小田部羊一さんらは実際にスイスに視察に行ってます。
ドラマでも「大草原の少女ソラ」を制作するにあたり、マコプロダクションのみんなで十勝に視察に行ってますよね～。
そんなエピソードも交えたのかもしれません。
そうえいばドラマがスタートしたころ、オープニングの映像が「アルプスの少女ハイジ」を想像させる、という視聴者が多かったですよね。
なので「大草原の少女ソラ」は、「草原の少女ローラ」と「アルプスの少女ハイジ」のふたつがモデルになっていると思います！
草原の少女ローラってどんなお話なの？
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「草原の少女ローラ」の原作者はローラ・インガルス・ワイルダー（ 1867年2月7日 – 1957年2月10日）です。
このローラさんの半自伝的な小説が原作で「大きな森の小さな家」からスタートし、9作あるうちのひとつが「大草原の小さな家」です。
[amazonjs asin=”4834018083″ locale=”JP” title=”大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)”]アメリカで実写版ドラマ化され、日本でも1975年から1982年まで放送されていたのでご存知の方も多いと思います。
[amazonjs asin=”B00566LRS2″ locale=”JP” title=”大草原の小さな家 DVDコンプリートBOX”]この「大草原の小さな家」の舞台となるのは、1879年から1880年にかけての西部開拓時代のアメリカです。
ここでインガルス一家がいろいろな州を移り住み、大草原の中で出会った人々と助け合いながら暮らしていく姿を描いたお話です。
主人公はこのインガルス一家の次女、ローラです(^^)
周りには何もない大草原に家を作り、厳しい農業をしながら貧しくも家族で力を合わせ、みんなで仲良く暮らしていくー
そんなお話です。
ドラマの「大草原の少女ソラ」は北海道の開拓民一家のお話なので、多分この「大草原の小さな家」に近いストーリーになるのでは？と思います。
似たようなタイトルが多くて混乱していませんか？(笑)
「大草原の小さな家」が原作となる小説で、アメリカでドラマ化されました。
「草原の少女ローラ」がそれをモデルにして制作された日本のテレビアニメ。
そして「大草原の少女ソラ」が今度「なつぞら」で制作されるテレビアニメです(^^)
「ソラ」がどんなキャラクターで登場するのか、今から楽しみです！
まとめ
マコプロダクションのモデルは？なつぞら貫地谷しほりの会社は実在？
朝ドラ「なつぞら」で、これから制作がスタートする「大草原の少女ソラ」。
このテレビアニメでなつは作画監督をすることになります。
制作するのはマコプロダクション♪ ということは。。。なつは東洋動画からマコプロダクションに移籍することになるんです。
そしてまた夫の坂場一久とともに働くことになりますが、家ではあんなに優しいのに、仕事となると一切妥協を許さない坂場(笑)
なつはダメ出しをされつつも、どうやら素晴らしいテレビアニメとなりそうです。
この「大草原の少女ソラ」のモデルは「草原の少女ローラ」がストーリーもタイトルも近いのですが、関わるスタッフなど「アルプスの少女ハイジ」の要素もありそうです。
また「大草原の少女ソラ」は北海道の開拓民家族を描いたお話なので、小さいころのなつがいた柴田家が思い出されるかもしれませんね。
そしてこの「大草原の少女ソラ」の放送により、なつの妹千遥（清原果耶）もまた登場します♪どうぞお楽しみに(^^)
