主人公の藤原竜也さんをはじめ、イケメンのキャストが多いことで話題のドラマ「リバース」。
その中でも一番人気とも言われる広沢(小池徹平)の、「秘密の顔や本当のキャラって一体どうだったの?!」ということが話題になっているようなのです!
広沢って不思議で儚げでつかみどころがないですよね?
今回はそんな広沢の、親友・深瀬(藤原竜也)も知らなかった本当の姿、真相について徹底追及していきます!
深瀬の知る広沢のキャラクターとは?
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まずは広沢という人物の公式HPの説明を見てみましょう!
広沢由樹(22):キャスト小池徹平
深瀬のたった一人の親友。ゼミ仲間の卒業旅行中に行方不明となり、その半年後に崖の下から遺体で発見される。事件当時、事件性も疑われたが、最後には事故として処理された。深瀬は広沢を自分と同じ“地味グループ”に属していると理解していたが、広沢のことを調べて行く中で、知らない顔が次々と現れてくる。
引用元:http://www.tbs.co.jp/reverse_tbs/chart/
では、いよいよ主人公・深瀬(藤原竜也)から見た広沢(小池徹平)について掘り下げていきます。
深瀬和久(32)藤原竜也
学生時代から自分には価値がないと、コンプレックスを抱いて生きてきた。大学のゼミで知り合った自分と同じ“地味グループ”の広沢は、人生で初めて出来た親友だった。
現在は美穂子という恋人ができ、これからの生活に光がさして来たと感じられていたある日、美穂子の元に「深瀬和久は人殺し」という謎の告発文が届く。「一体誰が?」と、告発文の犯人を探すため、再び広沢の事故と向き合うことになるが、その中で、当時隠されていた数々の秘密を知ることに……。
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広沢とは、地元で「つまらないヤツ」のレッテルを貼られ続けてきた深瀬にとって新天地(東京)でできた人生初の親友でした。
深瀬は、地元にいるときには誰の目にも止まらない地味な存在で、友達のできない自分を恥じていたんですよね(>_<)
そして周りの人間はバカばっかりで自分の価値を理解しないんだ!という屈折した思いを抱えていたのです。
そしてずうっと同じ環境にいても自分の立ち位置は変化しないと悟って、明教大学を受験して田舎から飛び出したのです!
そして研究室で広沢をみつけた時に「やっと会えた。」と思ったのです。
よっぽど、ビビッとくるものがあったのでしょうね!!!
深瀬は広沢の外見については幼い頃に絵本で読んだ日本昔話に出てくる大男に似ていると思っています。(身長185センチで目は一本線のよう)うすのろとバカにされるが、動物や小鳥たちに囲まれる気のいい青年で、自分はその側にいるリスかイタチ。
そして明教大学ゼミ仲間の中では自分と広沢は地味グループ、浅見、谷原、村井は派手グループと思っていました。つまり広沢と自分は同類だと思っていたのですね。
まるでメルヘンの世界に深瀬は自分と広沢をイメージしていたのですねΣ(・ω・ノ)ノ!あんまり男同士でこういう考え方するひとっていないですよね?
とにかく深瀬は広沢が大好きで仕方なかったのですね(^▽^)/
深瀬の得意なコーヒーに広沢の大好物の蜂蜜を入れて2人で部屋で飲んだりとまるで恋人か?!と周りに思われるぐらい仲が良かったのです。(実際、広沢の父親も蜂蜜コーヒーの相手は彼女だと勘違いしていたようですから(笑))
しかし広沢の死後、深瀬は愕然とします。自分は本当は広沢のことを何一つ理解していなかったのではないかと・・・。
死後に発覚した広沢の別の顔や謎とは?
広沢の死から10年(小説では3年)後、「深瀬和久は人殺しだ。」という告発文が送られてきたことをきっかけに深瀬は「広沢の死因」や「告発文の犯人」、そして「本当は広沢はどんな人間だったのか」を探る旅に出ることに決めます。
そのために深瀬は「生前の広沢を知る人物」にどんどん会っていきます。
以下、深瀬が会った広沢の旧友(父親含む)が教えてくれた「深瀬の知らない広沢」についてまとめてみました。たくさんのひとが「深瀬の知らない広沢」の証言をしてくれました!
ゼミ仲間・村井(三浦貴大)の証言とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/17256″]村井隆明(32)三浦貴大
議員である父の秘書として働きながら、父の地盤を引き継ぎ選挙に立候補する日を待ち望んでいるが、偉大な父に認めてもらえず日々、歯痒い思いをしている。性根は純粋で、父からのプレッシャーに苦悶する。有力議員の娘を嫁にもらい、表向きは円満に見えるが、実は神奈川県議会の沼淵ことは議員と不倫関係にある。
身近な存在の村井からでさえ、意外な広沢の姿はでてきてしまいます(>_<)
情報収集に長けた村井は旨いカレーの店をみつけては、広沢を誘って一緒に食べに行っていました。深瀬は全然知らずショックを受けます(>_<)
さらに、村井は同じゼミ仲間の浅見(キスマイ・玉森裕太)と谷原(市原隼人)の2人も、深瀬の知らないところで広沢と繋がっていたことを暴露してくれちゃいます(>_<) 深瀬がまたまた大ショックなその内容は以下です!
浅見(キスマイ・玉森裕太)は昔家庭教師をしていた生徒とうまくいかなったことがあってクビになり、後任の広沢とその生徒はウマがあって高校受験も成功した。つまり浅見は広沢を恨んでいる可能性アリ!!!
谷原(市原隼人)と広沢は一緒に野球をしていた。後に他の証言でわかりますが、谷原は、広沢が活躍するのを見て悔しそうにしていたのです。広沢は、谷原に気をつかって呼ばれたときだけ助っ人(ピンチヒッター)として行っていました。ドラマ「リバース」では谷原が好きな明日香と広沢が仲が良かった件もあるので、谷原は広沢を妬んでいた可能性高し!!!
谷原、浅見については以下に紹介しておきます。
谷原康生(33)市原隼人
明朗快活な性格で、分け隔てなく“みんなで行こうぜ”が口癖の、ゼミのリーダー的存在。一浪して大学を卒業後は大手の商社に入り、ほどなく学生時代から好きだった村井の妹と結婚、良き夫で一人娘の良き父。順風満帆な生活に見えるが、会社で上司のパワハラを受けて閑職へと追いやられ、そのことを妻にも言えないでいる。
浅見康介(32)玉森裕太
学生時代は“派手グループ”に属していたが、何事にも真面目でストイックな性格で、現在は高校で世界史の教鞭を取っている。生徒を思うが故の厳しい指導により、生徒や保護者とのトラブルになることも。10年経った今も広沢の死に対して責任を感じている。告発文が届いた後、深瀬と共に事故の真相を調べることになる。
広沢由樹の父親の証言とは?
広沢は、大学卒業後一年間旅に出たいと言っていた。
そのことで大喧嘩になったといいます。
もっと話を聞いてやればよかったとお父さんは悔やんでいます(>_<)
松永陽一の証言とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13553″]広沢の小学校からの長い友人です。
小学校からの友人で、地元の少年野球チームに松永が広沢を誘いました。
広沢はあっさりOKして、その理由が「野球もサッカーもどっちも好きだから。」という理由だったということ。
なんか、逆に言えばどちらもそれほど好きじゃないっていうふうにも聞こえますね(>_<)
そして広沢は、投げても打っても大活躍だったといいます。
深瀬は広沢をノロマなキャラクターと思っていた(勘違いしていた)のでショックを受けます(>_<)運動会が憂鬱だったのは自分ひとりだったことに気が付きます(>_<)かなし~!!!
ところが松永は中学生になったらモテたいからという理由でさっさとサッカーに転向して今度は広沢を誘わず、高校も別々になったのだそうです。
松永って勝手な人(>_<)もしかしたら広沢は誘って欲しかったかもよ?
そして事故の一年ぐらい前に再会したときに広沢は野球のナイターを見に行けるのが楽しいと話していました。
もちろん深瀬は初耳です(>_<)
上田麻友の証言とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/14988″]麻友は広沢と小学校から高校までずっと一緒でした。
中学の頃の広沢は勉強がすごく出来たけれど、それを人にアピールしなかった。
それを聞いて深瀬は、「広沢らしいな」と思います。
無視の対象になった同級生に広沢だけは普通に挨拶した。
「裏切り者!」とつかみかかられましたが、広沢の体格に相手はビビッてそれ以上ちょっかいを出さなくなった。
吉梅あおいの証言とは?
吉梅あおいは、広沢と同じ高校でした。
あおいは、美人ではなく己の正義感を貫くタイプの女性です。
高校1年生のときにあおいと広沢は同じクラスで、その時にクラス内でイジメが起きました。
その時にあおいは、「八つ当たりすんな!」とその子をかばってイジメの首謀者に机を蹴られたのです!
あおいは机の角が太ももにあたり、音を立てて椅子が倒れ、机の中に入れていた筆箱や教科書もこぼれ落ちたのに、誰も助けてくれませんでした。
そこへ広沢が倒れた椅子を起こして散らばった教科書や筆箱を拾ってくれたのです。
ただ、それだけなのに机を蹴った生徒は舌打ちして教室を出て行ってその後あおいがにらまれることもイジメが継続することもなかったといいます。
広沢、その存在感だけでも相手を威圧してしまえたのですね・・・^_^;
しかし深瀬は考えます。
広沢がその場に出て行ったことは体の大きさには関係ないと今なら思える。
善悪を裁きたいという気持ちは広沢の中に微塵もないのだ。
ただ、争いごとやイジメを収めたいだけ。
自分が受け止めることで解決するのなら、迷わず一歩を踏み出す。そういうヤツなのだ。
だから、あのとき、ビールを飲んだ。
だから、あのとき、村井の迎えを引き受けた。
目頭があつくなりますね(>_<)
さらにあおいの話
あおいは広沢が好きだったけど告白しなかった(できなかったではなく)と言います。
その理由は以下です。
最初、広沢と自分は同じ色だと思っていた。(広沢はイジメに立ち向かってくれたし、映画の話も合った。)
しかし広沢は実は「透明」であった。あくの強い色も暗い色も受け入れてくれるから、自分と同じ色だと勘違いしてしまったと言います。
広沢は相手の色に合わせていくひと。
あおいは自分みたいな嫌われ者に合わせてほしくないと思って、クラスが別々になったのをきっかけに電話もメールもやめたのです。
一度だけ広沢から「なんで?」と聞かれたので「透明な人とは合わないよ。」と答えたといいます。
広沢(>_<)どんな気持ちだったのかな?かわいそう・・・
岡本翔真(しょうま)の証言とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/16422″]広沢の高校の同級生でバレー部のキャプテン。
色白でアイドルのような甘く整った顔をしていてモテそうなタイプです。
深瀬は自分に自信がないので委縮してしまいます(>_<)
高校のときに広沢は当然自分たちの派手なグループに属すると岡本は思っていました。
しかし広沢は地味な友人とつるんでいました。
その理由を岡本は以下のように分析しています。
広沢はひとがいいから捨て犬みたいな目で寄ってこられると突き放せない。
そして地味な友人に対しては以下のように罵ります!
そいつは広沢と親友気取りだった。地味なら地味なモン同士一緒にいればいいのに、自分はそういうヤツとは違う、と勘違いしている。
まるでブサイクな女がブランドバッグを持ってる感じ。そいつは広沢が好きなわけではなく自分は地味グループに所属してないってアピールするために唯一相手にしてくれた広沢と一緒にいただけだ!
広沢を解放してやればいいのに、と岡本は思っていたといいます。
深瀬はまるで自分のことを言われているようで辛くなります(>_<)
古川大志の証言とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13400″]古川は深瀬の前に広沢の親友だった男です。
古川は、深瀬に外見も内面もそっくりな男でした。
つまり地味な外見に屈折した心の持ち主だったのです。
古川から見た広沢は
・誰の悪口も言わないし、不満や愚痴も言わない。
・目の前になるものを何でも受け入れていた=自然体。
・見た目も悪くなく、背も高く、性格も明るい。
・威圧感をひとに与えない。
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つまり一言でいうと「器のデカい男」だったということですね(≧◇≦)
そして広沢に会った時「やっと会えた」と思ったと言います。←深瀬と全く同じことを思っていますねΣ(・ω・ノ)ノ!
そして広沢は本質を見極められる人間で自分と同類だと思っていた。←これも深瀬と同じ考えですΣ(・ω・ノ)ノ!
古川は広沢と同じ大学には入れなかったが毎日のように会っていたといいます。
そしてそのうち広沢には彼女ができたが3人で出かけることが多かったといいます。
しかしその彼女と2人で列に並んでいたときに周りから異様な視線を向けられて「カップルじゃないでしょ」と陰口をたたかれてしまい、自分だけが広沢と同類と思っていただけで周りは違うって気が付いていたんだ、と言います。
自分は広沢のひとのよさにつけこんで低いところに引きずりおろしていただけなんだ!と震える声で言います。
なので広沢を解放してやるために「おまえみたいな偽善者と付き合うのは、もうまっぴらだ」と言って去ったのです。
聞いていて悲しくなる告白(>_<)深瀬は広沢の心が割れる音が聞こえたかのような気持ちになります。
そして古川もまた深瀬と同じで「自分の知らない広沢の最後の1年」が知りたくて探偵のまねごとをしていました。
古川は本当に、なにからなにまで深瀬にそっくりでした(>_<)・・・広沢に対して自信が持てないところまで!!!
美穂子の証言とは?
越智美穂子(30):キャスト戸田恵梨香
派手さはないが、美人で慎ましい性格の持ち主。小さなパン屋「グリムパン」に勤めているパン職人で、ある日、行きつけのコーヒー専門店で深瀬と運命的に出会い、ほどなく付き合うように。お店で売れ残ったパンを、深瀬のアパートで彼のいれた珈琲で食べる時間がささやかな幸せ。
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13476″]
そして最後に深瀬の恋人の美穂子の証言です。
美穂子は実は広沢の彼女だったのです。
しかし広沢が大学4年生になるころからぎくしゃくして辛かったと言います。
古川が広沢から去ったことが原因だと美穂子は思っています。
その後、広沢が海外に行きたいという夢を美穂子が応援してあげられなかったことがきっかけで、それからは本音の言えない仲になったと言います。美穂子は広沢は自分を隣には置いてくれなかったけど中には入れてくれなかったと言います(>_<)
無難な話だけして自分に合わせて笑ってくれて・・・外国に行かれるよりも遠くに広沢を感じたと言います。
美穂子すごく辛そう(>_<)広沢ったら、恋人にこんな思いさせるなんて・・・
湊かなえの「広沢像」に対するねらいとは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/13324″]色々な人の証言をあげてきましたが、広沢に対して距離を感じている人が多かったですね。最後の美穂子に代表されるようにただ自分に合わせて笑ってくれているようだった、と。
作者の湊かなえさんは「広沢由樹は鏡のような存在だ。」と言っています。
登場人物は、広沢について語っているようでそのじつ鏡に映った自分自身のことを語っているのだと。
広沢が鏡であるならば、彼と向き合うひとは孤独を感じるだろう、と。
うわΣ(・ω・ノ)ノ!登場人物たちに心の孤独を感じさせることが湊かなえさんのねらいだったのですね!!!これは誰も広沢を理解できないわけだわ(>_<)
2ページ目(本当は広沢はどんな人?広沢の真相とは?)に続く!!!