ドラマ「相棒22」に久しぶりに「マーロウ八木」こと探偵の八木明(やぎあきら)が登場します。「相棒」の高橋克実さん演じる「マーロウ矢木」の登場回をネタバレまとめてご紹介します。初登場の「名探偵登場」から「名探偵と眠り姫」までご紹介です。
相棒マーロウ矢木とは?意外と優秀な私立探偵!
📺来週の『相棒』は…
高橋克実、名探偵“マーロウ矢木”再々登場❗
右京×薫コンビと17年ぶりの再会🕵出演は12年ぶり✨
オファーに大喜び「今年は最高の年だ!」https://t.co/RXWyZ0SXxv#相棒 #相棒22 #aibou #水谷豊 #寺脇康文 #マーロウ矢木 pic.twitter.com/e7UxC1DOv9— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) November 15, 2023
矢木明(やぎあきら)
「チャンドラー探偵社」を営む私立探偵。推理小説マニアで、愛読している作品の探偵にちなんで、「マーロウ矢木」などと自称する。かつて特命係と協力して事件を解決したことがあり、右京や薫とも面識が。とぼけた言動で人を煙に巻くいっぽう、探偵としてはなかなか優秀な腕を持つ。
引用元:公式サイト
高橋克実さんが演じるのは私立探偵の八木明です。
自らを「マーロウ八木」と称して、その風貌は若干胡散臭い感じがします(;^_^A
しかし探偵としては、右京もその能力を認めるほど優秀なんです!
「マーロウ八木」の由来は、アメリカの小説家「レイモンド・チャンドラー」が書いたハードボイルド小説の「フィリップ・マーロウ」に由来しています。
だから探偵事務所の名前も「チャンドラー探偵社」なんですね。
そんな「マーロウ八木」ですが、これまで相棒シリーズに2度登場しており、今回が3度目の登場です。
2006年放送のシーズン5の第10話、そして2012年放送シーズン10の第11話ですね。
以降でそのエピソードをご紹介します。
相棒マーロウ矢木の登場回ネタバレ一覧!初登場「名探偵登場」から
①シーズン5 5話「名探偵登場」
第10話「名探偵登場」
美大生の三橋(河合龍之介)が殺害された。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、聞き込みから三橋の身辺を探っていたコートを着た中年男がいたことをつかむ。あちこちで身分を偽り、自らを「マーロウ」などと名乗っていたことから、右京は男が私立探偵だと推理。矢木(高橋克実)という探偵小説マニアの冴えない中年探偵を割り出す。
証言を拒む矢木を説得した右京と薫は、矢木が壁にスプレーで描かれた落書き絵の写真を渡され、描いた男を探して欲しいと、謎の女性(吉井有子)から依頼されたことを知る。本物の事件捜査にあこがれる矢木は、右京らの捜査に加えて欲しいと懇願。矢木の捜査手法に興味を抱いた右京も矢木の申し入れを快諾する。
右京らは矢木が写真から三橋にたどり着くまでをおさらい。矢木は絵の写真を知り合いのギャルにメールし、似たような絵が描かれている場所を探し出してもらうと、その場所から近いペンキ屋へ。壁の絵を消す塗り直しの作業の記録を調べると、次は顔見知りのホームレスから情報を収集していた。
小説に出てくる探偵にあこがれる中年男にしては的を射た調査。右京らが感心していると、矢木が2人組の男に襲われてしまう。なんとか助け出したが、どうやら2人組は三橋を殺した犯人に違いない。捜査を中止しろという警告だ、という右京に、矢木は脅えるどころか「ハードボイルドな展開だぁ」と感激する。一通り矢木が三橋にたどり着くまでを確認した右京は、依頼人の女性が持ってきた写真の絵に三橋のサインがないことを発見。それと同じ絵が描かれた場所が、とあるビルの屋上であると特定する。さらに依頼人が「絵を描いた男」と言ったということは、その女性は三橋が絵を描いているところを目撃していたようだ。絵を描いているところを目撃していながら、なぜ女性は矢木にその情報を与えなかったのか。どうやら女性は、矢木の前であえて知らないフリをしたらしい。なぜ、肝心の部分を隠そうとしたのか?
携帯の通信履歴から三橋が屋上で絵を描いている最中に110番通報していたことがわかった。どうやら殺人か傷害事件を目撃、通報したものの、自らも不法侵入、器物損壊の罪に問われるからと、黙って切ってしまったようだ。逆にそんな三橋を現場を見られた犯人は矢木に三橋の身元を調べさせ、口封じのため殺したらしい。三橋は屋上からどこを見て110番したのか。矢木は現場の屋上にある看板広告に自らの探偵者の広告を出し、犯人をおびき出す作戦を提案する。
「あなたは見られている」。
そんな看板を見た依頼人の女性が矢木のもとに現れ、あっさり右京らに逮捕された。
女性は暴力団組長の愛人で、自宅で覚せい剤の取り引きを行っていたらしい。それがこじれて殺人にまで発展したところを三橋に目撃され…、が事件の発端だった。矢木の機転で事件は解決。右京と薫は改めて矢木が捜査に加わったわけを聞く。
「私が居場所を見つけなければ、三橋という若者は殺されなかった。もちろん自分は仕事としてやったことだが…」。
どうしても納得がいかなかったという矢木に心動かされる右京と薫。
右京はそんな矢木に別れの挨拶をするのだった。
「Mr.マーロウ、ロング・グッドバイ」。
引用元:公式サイト
美大生の三橋という殺害された事件でしたが、なぜか八木は探偵として三橋の身辺を探っていました。
実はある理由から、八木は三橋の居所を調べるように依頼されていたのです!
風貌は探偵小説マニアの冴えない中年ですが、実は優秀な八木は見事に三橋の居所を探し当てます。
その結果、三橋は殺されてしまったと言うわけでした。
三橋は実は、とある屋上で絵を描いているときに、近くのビルで起こっていた殺人の現場を目撃!
そのことに気付いた犯人の暴力団組長は、愛人の女性を使って八木に捜索を依頼させていたのでした。
その犯人たちは、八木の機転によって逮捕されることになります。
それは屋上に「あなたは見られている」自らの探偵事務所の広告を出すというもの。
案の定、看板を見た依頼人が改めて八木のところにやってきて・・・右京たちによって逮捕されるという結末でした。
ラストでは、矢木が右京に対して「あなたにはかないません」と言いますが、薫に対しては「あなたには・・・」で終わりました。
八木にとっては、自らの方が薫より能力は上と思っていたのかもしれません笑
②シーズン10 11話「名探偵再登場」
第11話「名探偵再登場」2012年1月11日(水)9:00~9:54pm
探偵社を経営している樋本(鈴木省吾)の遺体が発見された。
樋本の元妻でかなりの美人の佳美(陽月華)に容疑がかかるが、彼女のアリバイ証言したのがあの私立探偵・矢木(高橋克実)だった。
矢木は自らをマーロウ矢木と名乗る探偵で、かつて美大生殺害事件(シーズン5 第10話)で右京(水谷豊)らの捜査に割り込んできた男だ。ハードボイルドに憧れ、どこかお調子者。そんなマーロウ矢木と今回タッグを組むハメになってしまったのが尊(及川光博)だった。マーロウ矢木が証言した佳美のアリバイというのが、佳美は犯行時刻に矢木とラブホテルにいたというものだった。
そのこと自体が嘘くさいが、なにごともなくホテルにいただけだと言い張る矢木。しぶしぶながら尊はマーロウ矢木と樋本のオフィスへ。そこでも違法スレスレの捜査をして樋本のデスクの資料を覗き見ることに成功する矢木。その結果、樋本が資産家の福栄義英(松熊信義)から依頼を受けていたことがわかった。
「ハードボイルドに資産家と美女はつきもの」などといいながら勝手に盛り上がるマーロウ矢木を後目に頭を抱える尊。
樋本を殺害したのはいったい誰なのか?
資産家・福栄義英は被害者の樋本になにを調べるよう依頼していたのか?
引用元:公式サイト
久しぶりの再登場の名探偵マーロウ八木こと、八木は今回は特命係の二代目相棒・神戸尊とともに捜査をしていました。
殺されたのは探偵会社の社長・樋本で、その元妻の佳美が犯人として疑われます。
しかし八木がアリバイ証言をしたことで、右京たちと再会することになりました。
それにしても何故、八木は佳美とラブホテルに?
実は、佳美の内縁の夫・稲尾から依頼を受けていた八木は、同窓会に行くという佳美を尾行していたものの、佳美にばれてしまいました。
そこで逆に相談に乗ってくれと言われて、ラブホテルで相談にのっていたものの、酒を飲んでしまい結局何もなかったとのこと。
八木も佳美のことを疑っており、右京や尊とともに調べ始めます。
そして分かったのが、殺された樋本が資産家の福栄義英から何らかの依頼を受けていたという事。
300億もの資産がある義英には、英雄という息子がいたが亡くなっており、現在は息子の妻・春子とその子・英則、そして執事の倉橋とともに暮らしていました。
様々な登場人物が出てきましたが、犯人は誰だったのか?
まずは佳美ですが、稲尾との結婚を考えていたもののそれには訳がありました。
実は殺された樋本からの指示で、稲尾と結婚するように言われていたのです。
ラブホテルに八木と一緒に行ったのも、樋本からの指示で、尾行に気付いたのも稲尾の店に盗聴器を置いてそのやりとりを聞いていたからでした。
でも何故、稲尾と結婚させようとしたのか?
実は稲尾は、資産家の福栄義英の隠し子だったのです。
もしそうであれば、莫大な財産を稲尾が受け取ることが出来て、その妻になれば大金を手に入れることができるという魂胆でした。
探偵の樋本が福栄義英から頼まれていた依頼とは、孫の英則が本当に自分と血がつながっているかという事。
英則が生まれたのは、実の息子・英雄が生まれてから数か月後だったため、疑っていたのです。
調査結果は、血のつながりは無し。
それを知った樋本は、鑑定結果を伏せることを条件に、英則の母・春子を脅迫します。
その結果、春子に殺されてしまったというのが真相でした。
そして八木ですが、実は福栄義英から、隠し子の稲尾の捜索を頼まれていて見事見つけ出していたのです。
さらに稲尾を守るようにも頼まれていたというわけ。
事件が解決した後、福栄義英は血のつながらない英則を養子とすることにしました。
これは八木からのアドバイスもあったことらしい。
尊も最後には八木をこう言います。
「見かけによらず名探偵だったんですね」と。
「名探偵と眠り姫」のあらすじは?
そして今回12年ぶりの再々登場となる高橋克実さん演じるマーロウ八木!
以降でその気になるあらすじを見てみましょう。
『特命係の杉下右京(水谷豊)』を名指しで、匿名の情報提供がある。それは、「17年前に起きた当時5歳の少女の誘拐事件の犯人は殺された」という投書だった。問題の事件は、老舗デパート蔵本屋の令嬢・里紗(潤花)が睡眠薬で眠らされて連れ去られた経緯から、週刊誌が“眠り姫誘拐事件”と煽り、世間の耳目を集めた事件だった。結局、被害者の少女はすぐに救出され、犯人は投身自殺を遂げるという幕切れだったが、今回の情報提供は、その顛末に一石を投じるものだった。挑戦状とも取れる投稿を受け、捜査に乗り出した右京は、薫(寺脇康文)と共に蔵本屋の関係者のもとを訪れる。と、一族は丁度、里紗の婚約発表を大々的に行うために顔を揃えていた。しかし、会場のホテルでは、肝心の里紗が、何者かの手引きで会場を抜け出し、姿を消すという騒動が起きていた。防犯カメラの映像から、里紗の脱出を手助けしたのが、特命係と浅からぬ因縁がある私立探偵の矢木(高橋克実)だと気づいた右京と薫は、早速、彼の事務所を訪れるが…!?
かつての誘拐被害者が今度は自ら失踪
その背後で“名探偵・マーロウ矢木”が暗躍!?
眠り姫の真相が時を超えて明かされる!ゲスト:高橋克実 潤花
引用元:公式サイト
マーロウ八木は、過去の誘拐事件の被害者の失踪に関わることになるようです。
亀山くんとマーロウ八木の絡みが久々に見れるのも楽しみですよね。
やっぱり八木は、右京の実力は認めているものの、今回も薫のことは下に見ているのでしょうか( *´艸`)
もう一人のゲスト・眠り姫役で宝塚出身の潤花さんが登場するのも楽しみです!
【#相棒 ゲスト解禁】
来週11月22日(水)よる9時放送
第6話『名探偵と眠り姫』元宝塚歌劇団トップ娘役#潤花 さん登場‼️🍀
失踪した深窓の令嬢
《眠り姫》蔵本里紗を演じます👑
名探偵 #マーロウ矢木 こと#高橋克実 さんとは
どのように関わってくるのか🤠✨
どうぞお楽しみに🎠#相棒22 #aibou pic.twitter.com/MaNI3KEW1e— 相棒 (@AibouNow) November 15, 2023
高橋克実さんは、今回のマーロウ八木の再々登場にあたり以下のように語っていました。
「僕自身、八木には入れ込んだ覚えがあり、忘れられないキャラクター。二回演じられただけでも嬉しかったのですが、こうやってまた縁が出来たのは感無量です」
「実は、今回着用したトレンチコートは、17年前に使用していたものなんです。奇跡的に残っていたんです」
引用元:テレ朝POST
相棒のレギュラーキャストご紹介!
引用元:公式サイト
杉下右京(すぎしたうきょう)/水谷豊(みずたにゆたか)
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名推理で事件の謎を解き明かす特命係の係長。キャリアとして警察庁に入庁後、警視庁に出向となり、経済事件などを扱う捜査二課で辣腕を振るう。しかし、切れモノ過ぎるゆえに上層部からにらまれ、特命係という閑職に追いやられてしまう。以降、配属された部下が次々に辞めていくため、“特命係は人材の墓場”などと揶揄されていた。それでも好奇心から度々事件に首を突っ込み、事件解決に挑む。
亀山薫(かめやまかおる)/寺脇康文(てらわきやすふみ)
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出戻りで特命係に復帰した右京の“初代相棒”。親友が殺害された事件をきっかけに、警視庁を退職し、腐敗が蔓延する南アジアの小国サルウィンに移住。その後、教え子たちが腐敗政権を打倒し、親善使節団の一員として一時帰国した際、右京と再会。新政府のリーダーをめぐる事件に巻き込まれた結果、サルウィンからの退去を命じられ、妻の美和子と共に帰国。伊丹の“口利き”によって特命係に復帰した。
角田六郎(かくたろくろう)/山西惇(やまにしあつし)
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銃器の取り締まりや麻薬捜査などを行う薬物銃器対策課の課長。特命係が、課の奥の一室に位置していることもあって、「ヒマかっ?」というお決まりのフレーズを口にしながらフラリと現れる。特命係のコーヒーを飲みながら雑談を交わす中で、角田の何気ない一言が、事件解決のヒントになることも。数少ない、特命係の理解者。
大河内春樹(おおこうちはるき)/神保悟志(じんぼさとし)
相棒 season22:次回第5話に“大河内”神保悟志が登場 「ラムネきたああ!」とファン歓喜 新たな恋の予感!? #aibou #相棒22 #水谷豊 #寺脇康文 #神保悟志 #小林亮太 https://t.co/6yA77a34g5
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) November 9, 2023
警視庁の内部で警察官の不正を捜査する監察官。規律を重んじ、無表情に身内の悪を裁くため、冷血漢のようにも見える。ときにルールを無視する特命係にも目を光らせているが、右京の能力には一目置いており、密かに上層部の判断を知らせて危険を回避させることもある。ラムネが小さいころの好物。
青木年男(あおきとしお)/浅利陽介(あさりようすけ)
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役所に勤める公務員だったが、ITに関する専門知識と衣笠副総監のコネにより、特別捜査官として警視庁に転職。極度の“警察嫌い”の上、公務員時代に殺人事件の目撃者になった際、右京と亘にハメられたことを、いまだに根に持っている。しかし、亘が特命係を去ったのと同時期に警視庁を退職。亘が美彌子に推挙したこともあって、内閣情報調査室に移る。
まとめ
今回は「相棒」で高橋克実さん演じる私立探偵のマーロウ八木のエピソードについてネタバレ紹介しました。
これまで2度相棒に登場した、優秀な探偵マーロウ八木が、12年ぶりに再々登場します!
果たして眠り姫と名探偵がどのようなストーリーを展開させるのでしょうか?
11月22日夜9時から放送の「相棒22」第6話「名探偵と眠り姫」をご期待ください(^^)/