【相棒9】12話 キャスト!犯人役や伏線も徹底チェック!

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テレビ朝日の人気ドラマ「相棒シーズン9」 第12話の『招かれざる客』に出演していた犯人役などキャスト出演者が気になる人も多いと思います。

今回は密室サスペンスが展開されるこの回に登場した宿泊客やオーベルジュの経営者夫婦など、注目のゲストキャストを詳しくご紹介します。

出演者の代表作や、配役の背景にある設定、さらには右京さん逮捕の意外な真相まで、ストーリーをより深く楽しめる情報も満載です。

この記事を読めば、「相棒9」 第12話の犯人役などゲストキャストやネタバレなどその魅力がすべてわかります!

目次

【まず知りたい】相棒9 第12話のゲストキャスト一覧「招かれざる客」

相棒シーズン9第12話「招かれざる客」は、山奥のオーベルジュという閉ざされた空間で起きた殺人事件を描いた、シリーズ屈指の“密室サスペンス”回です。このエピソードでは、レギュラーメンバー以外に9名のゲスト俳優が登場しており、視聴者に強い印象を残しました。
今回は、オーベルジュに宿泊していた登場人物を中心に、演じた俳優陣を詳しくご紹介します。

【1-1】宿泊客役で登場した注目ゲスト7名

「招かれざる客」の物語の鍵を握るのは、オーベルジュに滞在していた5名の宿泊客たちです。誰が犯人なのか、誰が被害者とどんな関係にあったのか――そのミステリーを盛り上げたのが、個性豊かな実力派俳優たちでした。

以下に、宿泊客役として出演したゲスト俳優7名を一覧でご紹介します。

登場人物名 演じた俳優名 補足情報
赤堀勇人 木村栄 時代劇を中心に活動。落ち着いた演技で存在感を発揮
川野辺修子 広岡由里子 独特の雰囲気が特徴の女優。複数のドラマで名脇役として出演経験あり
水口君代 映美くらら 元宝塚女優。相棒出演はこれで2回目
桑原岳彦 中田博久 昭和の刑事ドラマや映画に多数出演。重厚感ある演技が魅力
副島隆志 近童弐吉 プレシーズン1にも出演。映画『シン・ゴジラ』にも登場
武本麻美 高畠華澄 資産家の孫という設定で登場し、事件に意外な繋がりを見せる
市田亮一(遺体) 山崎直樹 物語冒頭で発見される遺体役。事件の発端に深く関わる役柄

これらのキャストたちは全員に見せ場があり、それぞれのキャラクターの背景や立ち位置が丁寧に描かれていました。誰が犯人でもおかしくない、という絶妙なキャスティングが緊張感を生んでいます。

【1-2】オーベルジュの経営者夫婦を演じたキャスト俳優とは?

宿泊客たちを迎えるオーベルジュの主人とその妻も、事件の真相に深く関わる重要人物です。演じたのは以下の2人です。

役名 俳優名 補足情報
西尾明久 エド山口 モト冬樹の実兄。エレキバンドのリーダーとしても活動しており、マルチな才能を持つ
西尾詠子 山村美智 元フジテレビアナウンサー。女優としても多数の作品に出演

西尾夫婦は、一見すると穏やかな雰囲気ながらも、物語が進むにつれて複雑な感情を見せ始めます。特に山村美智さんが演じる詠子の表情の変化は見逃せません。観る側に「何かを隠しているのでは?」と感じさせる巧みな演技が、物語の緊張感をさらに引き立てていました。

【1-3】その他のキーパーソンと出演者プロフィール

オーベルジュの宿泊客や経営者以外にも、物語を動かす上で欠かせない人物が登場しています。特に、冒頭で発見された遺体・市田亮一役の山崎直樹さんは、事件の核心に迫る存在です。

また、武本麻美を演じた高畠華澄さんも、回想や会話の中で徐々に重要性が増していきます。

さらに注目すべきは、これらのキャスト陣が単なる“ゲスト”としてではなく、それぞれが事件に深く関わる“当事者”としてしっかり描かれている点です。キャスティングの妙によって、最後まで犯人の予想がつかない展開となっています。

【事件全体像】なぜ右京さんが逮捕されたのか?

第12話「招かれざる客」は、右京さんが“殺人容疑で逮捕される”という、シリーズでも異例の展開があります。

普段は冷静沈着な右京さんが、なぜそんな立場に追い込まれたのか――ファンなら誰もが驚かずにはいられない衝撃の展開です。
しかしこの“逮捕劇”には、明確な理由がありました。

【4-1】“右京が容疑者”の衝撃展開の真相とは

結論から言うと、右京さんが容疑者となるのは完全な演技でした。
この回では、右京さんが「詐欺罪で服役していた過去を持つ男」になりきり、オーベルジュの宿泊客の中に潜む真犯人をおびき出すための作戦を展開しています。演技とはいえ、その迫真の演技力と設定の細かさに視聴者も思わず引き込まれました。

シーンの特徴 内容
逮捕の理由 殺人容疑で神戸に逮捕される(演技)
右京のキャラ変化 一人称が「俺」、口調も昭和風で乱暴になる
真の目的 犯人を油断させるための“芝居”

右京さんが普段とはまるで別人のような口調で話す場面では、「まだわからねえか」や「一つだけいいかい」などのセリフが登場し、江戸っ子のような言い回しが新鮮です。あの右京さんが、まるで古い任侠映画の登場人物のような言葉遣いをするため、視聴者の中には戸惑いと同時に笑いがこみ上げた方も多いはずです。

【4-2】神戸による手錠シーンの裏にある真の意図

神戸くんが右京さんに手錠をかけるシーンは、ドラマ全体の中でもかなり異質です。

しかしこの場面もまた、二人の“即興劇”の一環として用意された仕掛けです。

神戸くんは、右京さんの変装に合わせて、彼を逮捕する刑事という立場を演じます。
この手錠シーンは、宿泊客たちに本物の警察の捜査だと信じ込ませるための重要な演出となっていました。

特筆すべきは、神戸の表情とタイミングです。右京さんに対する信頼があってこそ成立するこの演技は、二人の関係性の深さを感じさせる名シーンでもあります。

【ファン必見】密室トリック&オーベルジュの舞台設定が光る回

「招かれざる客」は、相棒ファンの間でも“密室系エピソード”として非常に人気の高い一話です。
舞台となったのは、伊豆高原の山中にある「オーベルジュ」。携帯の電波も届かない孤立した空間で、限られた登場人物たちの中から犯人を見つけ出すという、王道のサスペンスが展開されます。

このロケーション設定が、物語の緊張感と臨場感を倍増させていました。

隔離された空間で生まれるサスペンス演出

携帯も繋がらない山奥という設定は、物理的な逃げ道を絶つだけでなく、心理的な圧迫感も生み出します。誰も信用できない状況の中で、右京さんと神戸くんが真相を暴いていく流れは、観ている側の緊張感を一気に高めます。

また、室内の照明や音の使い方にも工夫が施されており、シンプルな構成ながら緻密な演出が光っていました。全体として「無駄のないサスペンス回」と言える完成度を誇っています。

【相棒9】12話 の犯人役は誰?ネタバレや真相を徹底解説

そして以降では、12話の犯人役は誰なのか?事件の経緯や真相などネタバレを解説していきます。

◆ あらすじ:右京の単独行動が事件の幕を開ける

物語は、中堅ゼネコンを横領で解雇され、2週間前に出所した男・市田亮一の水死体が川で発見される場面から始まります。

一見するとただの事故死に見えるこの件に、右京(水谷豊)は疑念を抱き、単身で伊豆高原のオーベルジュへ。
このオーベルジュは、シェフの夫・西尾明久(エド山口)と接客担当の妻・西尾詠子(山村美智)が切り盛りする静かな高級宿です。

そこには以下のような宿泊客が集まっていました。

宿泊客の設定 登場人物 俳優名
税理士風の男 赤堀勇人 木村栄
芸術家風の女性 水口君代 映美くらら
偉そうな紳士 桑原岳彦 中田博久
品のある女性 川野辺修子 広岡由里子
無愛想な中年男性 副島隆志 近童弐吉

宿泊客たちはそれぞれ一癖も二癖もある人物で、右京はその振る舞いから何かを見抜き始めます。

◆ 神戸の独自捜査:浮かび上がる“裏金”の存在

一方、右京に置いていかれた神戸(及川光博)は、別ルートから真相に迫ります。
彼は遺体の男・市田が、7年前に死亡したリゾート開発王・武本の家に出入りしていた事実を掴み、さらにその孫・麻美から、莫大な裏金が隠されていたことを突き止めます。

調査により明らかになった事実:

  • 市田は武本の家の裏金の存在を知っていた

  • 裏金は武本の死後、元使用人たちによって持ち出された

  • 隠し場所は、定期借地権付きアウトレットモール跡地

◆ 真相1:宿泊客全員が“元使用人”だった

右京と神戸が合流したことで、パズルのピースが揃います。
なんと、オーベルジュにいた宿泊客たちは、かつて武本家で仕えていた元使用人たちだったのです。

元使用人の役職 実際の登場人物 俳優
執事 桑原岳彦 中田博久
メイド 川野辺修子 広岡由里子
シェフ 副島隆志 近童弐吉
絵画教師 水口君代 映美くらら
顧問税理士 赤堀勇人 木村栄

7年前、彼らは武本の死後、遺産の一部として裏金を確保し、それを孫の麻美に引き渡すため、時効成立を待っていました。


◆ 真相2:市田を殺した犯人役は誰?“あの人”だった

事件の鍵を握るのは、シェフ・西尾明久です。
宿泊客の中に見覚えのある顔を見つけた彼は、裏金の存在に気づき、市田に接触。オーベルジュの資金繰りに困っていたシェフは裏金に目をつけ、分け前をもらおうとしました。しかし交渉がもつれ、殺害にまで至ってしまったのです。

犯人特定の決め手となったのは以下の点です:

  • 宿泊者名簿の筆跡の違いから、市田の予約を受けたのは夫であるシェフ

  • 市田のメガネが新調されたばかりなのに、「メガネをしていないと分からない」と証言

  • 市田の写真を見せた際の夫婦の反応の違い

これらの状況証拠により、右京は西尾シェフを指名。事件は解決へと向かいます。

◆ ラストの余韻:7年越しの贖罪

事件の真相が明かされたあと、元使用人たちは警察に出頭する意思を見せて去っていきます。
右京は「7年必要だったんでしょうね」とつぶやき、神戸が「なぜ?」と問い返すと、
「一流の名を汚すような行為は、自らを貶めるということに気付くのに、それだけの時間が必要だったのですよ」と静かに答えます。

このラストのセリフは、第12話のテーマである“罪と誠意”を象徴しています。


◆「相棒9 第12話」ネタバレ総まとめ

項目 内容
死亡者 市田亮一(元ゼネコン社員)
犯人 西尾明久(オーベルジュのシェフ)
動機 裏金の分け前を狙ったが交渉がもつれて殺害
宿泊客の正体 元・資産家武本家の使用人たち
裏金の隠し場所 アウトレットモール跡地
特命係の作戦 右京が容疑者を装い、赤堀をおびき出す

 

【まとめ】相棒9 第12話「招かれざる客」キャストが魅せた多層的ミステリー

「招かれざる客」は、緻密なトリックとキャラクター描写の深さ、そしてユーモアを織り交ぜた名エピソードです。
右京さんが容疑者となる衝撃の展開、個性豊かなゲストキャスト、山奥のオーベルジュを舞台にした密室劇といった複数の要素が重なり、見応えは抜群でした。

なかでも印象的だったのは、以下の3点です。

  • 演技派揃いのキャストによる緊張感のある演出
  • 密室サスペンスならではの心理戦とトリック
  • 相棒らしい遊び心が光る小ネタの数々

相棒ファンならずとも一度は観ておきたい“傑作回”と断言できます。再視聴する際は、ゲストキャストの演技やセリフの裏にある伏線を意識してみてください。きっと、新たな発見があります。

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