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ドラマ【やさしい猫】原作ネタバレ結末はハッピーエンド？入管の強制収容はどうなる？

NHKドラマ
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2023年6月からドラマ『やさしい猫（やさしいねこ）』が、NHK総合土曜ドラマ枠で始まります！

主演は女優の優香（ゆうか）さん♪「Qさま」などのバラエティ番組でもおなじみですね。

「やさしい猫」は、スリランカ人の夫・クマさんこと「クマラ」が入管に強制収容され、国を相手に裁判で戦うミユキ（みゆき）や弁護士たちの姿を描いた作品です。

原作は中島京子さんによる同名小説です。

今回はドラマ「やさしい猫」の原作あらすじネタバレを結末までご紹介していきます。

入管に強制収容された夫のクマさんは、妻や子供と一緒に暮らすことができるのでしょうか？？？ハッピーエンド？？それともバッドエンド？？

合わせてタイトルの由来・意味について、キャスト登場人物、脚本家についてまとめました！

原作のネタバレをご紹介しているので、知りたくない人は閲覧注意です。

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目次

ドラマ【やさしい猫】原作や脚本家は？タイトルの由来・意味についても

【やさしい猫】クマさん役はオミラ・シャクティ！出演作品は？

原作

「やさしい猫」は中島京子（なかじまきょうこ）さんの小説が原作です！

やさしい猫/中央公論新社/中島京子

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中島京子さんはフランス文学者の両親のもと生まれた、超サラブレッド！

2003年に『FUTON』で小説家デビューし、2010年の「小さなおうち」は、山田洋次監督により映画化されました！

これまでに吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞など多くの受賞歴をお持ちです。

「やさしい猫」は、2020年5月7日から2021年4月17日まで、読売新聞夕刊に掲載された新聞小説。

単行本は2021年に出版されています。この作品で第56回吉川英治文学賞を受賞されました。

脚本家

「やさしい猫」脚本を手掛けたのは、脚本家や演出家などのほかにも、俳優としても活動されている矢島弘一（やじまこういち）さん。

ほかには「コウノドリ2」「女子高生の無駄づかい」「健康で文化的な最低限の生活」などの脚本を手がけています。

「コウノドリ」には俳優としてご出演もされました♪

実話のストーリー？

「やさしい猫」は実話ではありません。

中島京子さんは2017年、入管の施設で40代のベトナム人男性が死亡するという事件のことを知ります。

体調不良であったのにも関わらず、外部医療を受けることなく亡くなってしまったのです。

これが元ネタとなり、入管では何年も終了されている人がいることや、医療がうけられなかったり、自殺してしまう人もいることを知り、小説にしようと思いました。

2018年にはインド人が長期収容の末自殺する事件もあり、このことを元ネタにしたと思われることが小説に出てきます。

2021年には入管施設でウィシュマさんが、亡くなったことが大きく報道されましたね。

中島京子さんは知人の弁護士や、元入管の職員など、綿密に取材され書き上げたそうです。

タイトルの由来・意味とは？

ドラマのタイトル「やさしい猫」は、スリランカの童話です。

この童話は原作にも出てきます。スリランカ人のクマさんが、大好きなミユキの娘で、小学生のマヤにこのお話を聞かせます。

マヤはそれを聞き絵を描きました。

のちにその絵が裁判に偽装結婚ではない、という証拠として提出されることになります。

放送

「やさしい猫」は2023年6月24日（土）より、NHK総合にてよる10時から49分の放送となっています。

毎週土曜日放送され、放送回数は全5回の予定です！

ドラマ【やさしい猫】原作ネタバレ結末はハッピーエンド？入管の強制収容はどうなる？【閲覧注意】

【やさしい猫】は実話？元ネタは実在の事件とスリランカの童話？

スリランカ人のクマさんとの出会い

以降、原作のネタバレをご紹介するので、知りたくない人は閲覧注意です。

物語は主人公、ミユキ（優香）の娘、マヤ（ 伊東蒼）の目線で描かれていきます。

高校生のマヤは引っ越しの真っ最中。マヤは自分が小学生だったときのことを思い出しながら、「キミ」に話しかけるところから始まります。

マヤは3歳のときに父親を病気で亡くし、保育士の母親、ミユキとふたりで暮らしていました。

東日本大震災での震災ボランティア活動で、ミユキは北関東でスリランカ料理店を営むペレラと出会います。

そのとき一緒にいたのが、同じスリランカ人のクマさんことクルマ（オミラ・シャクティ）でした。

1年後に偶然再会したミユキとクルマことクマさんは意気投合。次第に惹かれあうようになっていきます。

スリランカ人のクマさんと結婚できない理由とは？

小学4年生のマヤは、北海道から転校してきたナオキ（ 南出凌嘉）と仲良くなり、勉強を教えてもらうようになります。

クマさんは結婚を前提に付き合いたいと申し込みますが、マヤのことを考えると、イエスと言えないミユキ。

ある日ミユキの家に来ることになったクマさん。マヤと初対面でしたが、クマさんはとても明るい人柄で、マヤともすぐに仲良しに。

マヤはクマさんからスリランカ童話「やさしい猫」の話を聞いたり、クマさんと一緒に過ごすようになり、好感を持つようになります。

一方、クマさんの両親は、2004年のスマトラ島沖地震で亡くなっています。ちょうど震災の時、姉と義兄の家に遊びに行っていたことから、助かった熊さん。その後は、姉と義兄と一緒に暮らしていましたが、就職難に見舞われ、兄から、日本に行くことをすすめられ、日本に来ることになりました。

クマさんとミユキは、ミユキがプロポーズを断ったことで、決まずくなり会わなくなるのでした。

ある日クマさんがスリランカフェスティバルに誘われたミユキ。マヤとナオキも一緒に参加することになりました。

クマさんは、ミユキとの関係に悩んでいた時、働いていた自動車工場の仲間たちから、娘と仲良くなることを勧められ、マヤと友達になろうとがんばります。

病気がきかっけにクマさんとの結婚を決意！

そんなある日、ミユキが勤務中に倒れてしまいます。過労とともに、甲状腺の病気と診断され、入院することになりました。

その間マヤの面倒をクマさんがみることになり、やがて3人での生活が始まります。

中学生になったマヤは、進学校に進むナオキに告白するも、あっさり撃沈。

マヤが中学2年生のとき、クマさんがミユキに3度目のプロポーズ！ついにミユキのＯＫが出ました。

紆余曲折あったものの、ついにお互いの結婚の意志が固まったのでした。

ですがミユキの母親、マツコ（余貴美子）は大反対。娘の幸せを願ってのことです。

ですがクマさんの人柄もあり、結婚を認めました。

クマさんが嘘を？結婚を延期したい理由とは？

マヤが中学2年生のとき、6月にミユキとクマさんは結婚する予定でした。ところが、クマさんから延期したいとの申し出が。

やがてクマさんからの生活費の支払いが、滞るようになります。

実はクマさんは5カ月前に失業していたのです。

それがわかった数日後、クマさんは「結婚できない」とミユキに告げ、アパートを出て行きました。

マヤは久しぶりにナオキに会い、クマさんのことを教えます。

ナオキは探して迎えに行くよう、アドバイスをし、マヤはペレラに連絡しました。

クマさんの在留カードの期限が迫っていて、切れてしまうと日本にいられなくなってしまうとのこと。

ペレラはふたりが結婚すれば、在留資格や就労制限もなくなるとマヤに教えます。

ペレラのおかげで、クマさんが戻ってきました。仕事が決まってから、結婚しようと考えていたクマさん。

ついに結婚！ところが入管に不法滞在で収監

ですがクマさんの在留期限はすでに期限切れ。ミユキはクマさんを説得し、急いで入籍しました。

婚姻届けも受理され、在留資格をもらうため、東京入国管理局に向かったクマさん。

その途中で警察に職務質問され、不法残留ということで連行されてしまいます。

受験生だったマヤに「来ないでいい」とクマさんは伝言していましたが、心配なマヤは一人で東京入管に行きます。

そこでマヤは美しい白人の少年、ハヤト（ラディン）と出会います。ハヤトは日本で、クルド人の両親の元生まれていました。

後日、入管から呼び出されたミユキ。偽装結婚と決めつけたような質問が繰り返されます。

結局クマさんの在留特別許可は下りず、5年間は日本に入ることができません。

クマさんを取り戻すための戦いは？どうなる？？ハッピーエンド？

ミユキは入管に通い続け、主任審査官である上原（吉岡秀隆）に再審査を要求します。

高校生になったマヤは、ナオキの家に遊びに行きました。

クマさんのことを教えると、ナオキは涙を流します。

実はナオキにとってクマさんは初恋の人。以前マヤに告白されたときは、男子校の先輩に恋をしていたのでした。

ミユキはクマさんの仮放免の許可をもらうため奔走。ですがクマさんは東京から茨木の収容所に移ることになってしまいます。

すっかりやせ細ってしまったクマさん。その理由は収容仲間だったインド人が自殺してしまったから。

そのインド人は、帰国したら迫害される可能性が高く、申請が通らなかったため絶望したのです。

収容は期限が決まっていないため、何年も収容されている人もいて、自殺してしまう人もいます。

ある日クマさんとの面会を終え、帰ろうとしたミユキは上原とすれ違います。

上原は入管を辞め、行政書士になっていて、恵（滝藤賢一）という弁護士を紹介します。

ミユキは恵に弁護を頼みました。

恵はふたりの結婚が偽装ではない、というための証拠をそろえ、裁判に臨みます。

そのころマヤは、偶然再会したハヤトと仲良くなっていて、デートをする間柄に。ある日マヤが将来の進路の話をしたところ、急に帰ってしまったハヤト。

それ以来連絡が取れなくなってしまいました。

ハヤトは「仮放免」という立場で、働くこともできず、進路の話はタブーだったのです。

ある夏の日、頭痛を訴えていたクマさんが、嘔吐し倒れてしまいます。

恵が入管に救急車を要請しましたが、職員は必要ないと帰してしまいました。

クマさんを心配したナオキは、恵のアドバイスでスリランカ料理の会を開き、署名活動することを思いつきます。

恵は偽装結婚ではないことの証明のひとつとして、小学生のときにマヤが描いた「やさしい猫」の絵も提出しました。

その後また倒れてしまったクマさん。恵の怒りの講義により、50万円の保証金で仮放免となります。

クマさんは副腎に腫瘍があり、手術するには100万円以上かかります。

その費用はマツコが出してくれ、クマさんは無事退院しました。

その後裁判でクマさんに対する退去命令は取り消されます。国も控訴をしなかったので、勝訴です。

クマさんは在留資格が与えられ、戻ってきた保証金の50万円は恵への報酬に充てられました。

ミユキの妊娠がわかり、クマさんも以前の職場に復帰することに。

こうして物語は冒頭へと移り、引っ越しの真っ最中に。

マヤが「キミ」と語りかけていたのは、ミユキのお腹にいる弟へのものでした。

おわり

ドラマ【やさしい猫】1話～最終回までのあらすじネタバレ全話まとめ

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ドラマ【やさしい猫】1話あらすじネタバレ！

シングルマザーで保育士のミユキ（優香）は、震災のボランティア活動中に出会ったスリランカ人の青年クマラ（オミラ・シャクティ）と、一年後東京で偶然にも再会。クマラは隣町で自動車修理工場で働いていた。クマラからの猛アタックにミユキは最初は戸惑いながらも二人は次第に距離を縮めていき、娘のマヤ（伊東蒼）と共に家族のような関係を築いていく。マヤが中学生になったとき、クマラはとうとうミユキにプロポーズをする。

引用元　NHK公式サイト

ドラマ【やさしい猫】2話あらすじネタバレ！

初回放送日: 2023年7月1日

ミユキ（優香）たちは婚約報告に山形県鶴岡にあるミユキの実家を訪れる。ミユキの母・マツコ（余貴美子）はクマラ（オミラ・シャクティ）との結婚を簡単には認めてくれなかった。絵を描くことが好きなマヤ（伊東蒼）が美術系の高校へと進路希望を決めた頃、クマラの勤め先の自動車修理工場が倒産し、ミユキとクマラの結婚は棚上げとなってしまう。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/9P6MW3K4RM/episode/te/KQGG3J9X68/

OA後に追記します！

ドラマ【やさしい猫】3話あらすじネタバレ！

初回放送日: 2023年7月8日

ミユキ（優香）は、オーバーステイで入管に収容されたクマラ（オミラ・シャクティ）の退去強制を覆そうと奔走する。しかし入管職員の上原（吉岡秀隆）は決定事項であることを淡々と告げる。仮放免の許可も下りず途方に暮れるミユキとマヤ（伊東蒼）。弁護士の恵（滝藤賢一）は、クマラを救うためには、ミユキとの結婚が在留資格のための偽装などではなく、本当に３人が望んで家族になったのだと裁判で証明するしかないという。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/9P6MW3K4RM/episode/te/V8LVVXRR34/

OA後に追記します！

ドラマ【やさしい猫】4話あらすじネタバレ！

OA後に追記します！

ドラマ【やさしい猫】キャスト登場人物は？

らんまん【たけお】竹雄役の子役は井上涼太と南出凌嘉！幼少期役

ミユキ (優香)

シングルマザーで保育士。夫と死別してから娘・マヤのことだけを考えて生きてきたが、クマラと出会ったことで、新しい家族になる決意をする。

マヤ (伊東蒼)

ミユキの娘。母子家庭で育ち、母親以上にしっかり者。共に生活を重ねる中で、クマラを家族の一員として受け入れていく。幼いころから絵を描くことが大好き。

クマラ (オミラ・シャクティ)

自動車整備工場で働くスリランカ人。 誠実で責任感が強い。ミユキと出会って恋におちる。 好きなものはミルクティーと『おしん』。

麻衣子 (山田真歩)

恵法律事務所の弁護士。在留外国人の問題に詳しく、日本に住む外国人の厳しい現状をマヤにやさしく教える。

ほなみ (石川恋)

ミユキが働く保育園の同僚保育士。子供たちに大人気。ミユキたち家族を理解し、温かく見守る。

ナオキ (南出凌嘉)

マヤの小学校時代の同級生。頭脳明晰にして博識。マヤを通じてクマラと親しくなり、結婚を祝福する。

水上 (池津祥子)

ミユキ親子が住むアパートの大家さん。 外国人であるクマラに不審な目を向ける。猫はちょっと苦手。

占部 (麻生祐未)

ミユキたちと争う入管側の代理人。恵弁護士と激しく対立する。情を排して厳格に法を順守する。

マツコ (余貴美子)

ミユキの母。山形県鶴岡市に住む。娘親子の幸せを誰よりも願うが、ミユキとクマラの結婚には複雑な思いを抱く。

恵 (滝藤賢一)

恵法律事務所の弁護士。巧みな弁舌が持ち味の“人権派弁護士”。親身になってミユキたちをサポートする。

上原 (吉岡秀隆)

入管の職員としてクマラの処遇の件でミユキたちと知り合う。自分の仕事に疑問を感じ、職を辞してミユキたちを助ける。

キャスト引用元　NHK公式サイト

ドラマ【やさしい猫】原作ネタバレを結末までまとめ！

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「やさしい猫」は中島京子さんの小説が原作で、2020年から1年間読売新聞夕刊の新聞小説として連載されました。

スリランカ人の夫と結婚した直後、オーバーステイにより入管施設に収容されたため、弁護士とともに国を相手に戦う主人公ミユキと、その娘マヤの物語。

主人公のミユキを優香さん。娘のマヤを 伊東蒼さんが演じます。

ミユキの母マツコを余貴美子さんが演じ、弁護士を滝藤賢一さんが、入管職員を吉岡秀隆さんが演じます。

脚本を手掛けたのは「コウノドリ2」などの矢島弘一さん。

原作ネタバレは、無事退去命令が取り消されましたが、実際にはほとんど勝訴できないといわれています。

「やさしい猫」は、そんな一般人があまり知らない入管を舞台にした物語です。

放送はNHK総合にて、6月24日から毎週土曜日よる10時から、全5話放送されます！

どうぞお楽しみに！

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