奥平信昌と亀姫の結婚とその後の史実は?元妻の悲惨な死についても

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2023年NHK大河ドラマ「どうする家康(どうするいえやす)」が絶賛放送中です。

松本潤さん演じる徳川家康が若き頃から描かれて、生きるか死ぬかの波瀾万丈のエンターテインメントとしてTwitter上でも毎週トレンド入りする人気作品ですね。

そんな「どうする家康」、2023年6月4日放送の第21回からは歴史上でも有名な「長篠の戦い(ながしののたたかい)」が描かれます。

徳川と織田の鉄砲隊が武田軍を蹴散らした事でも有名な戦いなので、歴史にあまり詳しくない方でも名前くらいは聞いたことがあるのでは?

そんな「長篠の戦い」の舞台となる長篠城の主として、白洲迅(しらすじん)さん演じる奥平信昌(おくだいらのぶまさ)も登場!

奥平信昌は家康の娘・亀姫(かめひめ)と結婚することになるようですが、果たして史実なのでしょうか?

その後の奥平信昌の生涯も気になるところです!

今回は大河ドラマ「どうする家康」で白洲迅さん演じる奥平信昌と亀姫の結婚とその後についてネタバレと史実をご紹介します。

元妻は衝撃すぎる悲惨な死を遂げた??

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目次

奥平信昌とは?亀姫と政略結婚!?

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まずは「どうする家康」で白洲迅さんが演じる奥平信昌(おくだいらのぶまさ)について紹介します。

武田との最前線にある奥三河の山深き長篠城の城主。

激戦が続く中、武田に寝返らないように信長は、徳川家に幼き亀姫を信昌に嫁がせようと命じる。

亀姫は山奥の地に嫁入りすることに不安を抱くが、信昌は心優しき若き当主。

引用元:公式サイト

奥平家は、今川家、徳川家、織田家などの周辺勢力に対して離反と帰服を繰り返し、奥三河の領地を守ってきた家柄。

若き当主の奥平信昌は、武田軍に取り囲まれて大いに苦しむことになります。

その危機を脱しようと、徳川軍に助けを求めるために家臣の鳥居強右衛門(とりいすねえもん)を送り出したことでも有名です。

そして徳川家康の娘・亀姫と結婚。嫁にもらうことになるようですね。

亀姫を演じているのは當間あみさんです。

亀姫役は當真あみ!どうする家康で家康の娘役の大人キャスト

そんな奥平信昌が登場するのが、第21回「長篠を救え!」です。

以降で、亀姫との結婚のエピソードを中心に、NHK公式ガイドブックからネタバレ紹介していきます。

今後の重要なネタバレを含む可能性もあるので、知りたくない方は閲覧ご注意くださいね!

奥平信昌と亀姫の結婚までのネタバレは?

武田に包囲された奥三河の長篠城。城主・奥平信昌(白洲迅)はピンチを伝えるため、鳥居強右衛門(岡崎体育)を岡崎へ送り出す。強右衛門の手紙を受け取った家康(松本潤)は、織田に援護を求めると、信長(岡田准一)は二万を超える軍勢を率いて岡崎へやって来る。そして天下一統に突き進む信長は、参戦の条件として家康に驚くべき条件を提示する。それは徳川との同盟を破棄して、家臣として信長に臣従しろということだった。

引用元:公式サイト

武田の大群が長篠城を取り囲み攻撃を開始!

武田から離反した若き城主・奥平信昌は500足らずの兵とともに籠城し、飢えと疲労に苦しみながら、徳川の援軍を待っていました。

そこで信昌は、家臣の鳥居強右衛門(岡崎体育)を岡崎へ送り出すことを決意します。

後日、岡崎の信長のもとに強右衛門の書状が届き、今後の手立てを話し合う家康たち。

このまま長篠を見捨てれば、徳川の信用は地に落ちてしまう。

何としても助けなければならないが、三倍の兵力を持っている武田勢に立ち向かえば、三方ヶ原の戦いの二の舞になる。

そのためには何とかして、信長に助けを求めて兵を出すしかない。

すると、信長は兵を出す条件として、家康の娘・亀姫を奥平信昌の嫁に出すこと、同盟を破棄して自らの家臣になるよう言ってきたのです。

到底納得がいかない家康。

さらに亀姫も、五徳(久保史緒里)から、長篠は獣しかいない山奥だと聞かされて嫌だと泣きじゃくる始末((+_+))

しかし、鳥居強右衛門が信長に長篠を助けてほしいと直訴する姿を見た亀姫は決意したのです!

「亀は奥平様のもとへ喜んでまいります!」

父・家康を救いたい一心で、どうか仲直りしてほしいと涙を浮かべる亀。

さらに母の瀬名(有村架純)も口添えしたことで、信長はこう言ってくれました。

「面を上げなされ。怒ってなどおりません」

そして家康の微を軽くたたき「むろん長篠は助けるさ」と言う信長。

こうして信長は長篠へ兵を出すことを了承してくれます。

ここまでが第21回のストーリーです。

そして第22回で世に有名な「長篠の戦い」が描かれます。

織田軍の鉄砲隊の活躍で、徳川織田の連合軍は、武田勝頼率いる武田軍を打ち負かすのです。

その後、第23回にて亀姫は奥平信昌のもとに輿入れしていくというエピソードがしっかり描かれることが分かっています。

奥平信昌と亀姫の結婚とその後の史実とは?元妻の衝撃の死についても

それでは以降で奥平信昌と亀姫の結婚は史実なのかどうかについてもご紹介します!

奥平信昌は1555年、奥三河の小さな豪族だった奥平氏のもとに生まれます。

奥平貞能(さだよし)の長男で、もともとの名前は定昌(さだまさ)でした。

幼少の頃から父とともに家康に仕え、「姉川の戦い」で初陣を飾ったと言われています。

しかし奥三河の地は、次第に武田氏の勢力が強くなっていき。武田の侵攻が強まると奥平家は武田側に味方するようになりました。

このとき、家康は帰参の条件として、娘の亀姫との婚姻を条件に出したそう。

そう、奥平信昌と亀姫の結婚は実話なんですよね!

そして1575年、武田勝頼が奥平の長篠城を包囲したことで、「長篠の戦い」が勃発することとなったのです。

籠城して何とか持ちこたえている状態でした。陥落寸前になった長篠城を前に、家臣の鳥居強右衛門(とりいすねえもん)は、家康のいる岡崎へ援軍要請に向かいます。

要請を受けて、信長と家康の援軍が長篠城に向かうことになるのですが、強右衛門は長篠に戻る途中で武田軍に捕まってしまいまい、磔にされたのちに殺されてしまうんです・・・

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そんな犠牲もありながら、徳川・織田の連合軍がやってきたことで、見事長篠の戦いでは勝利をおさめます。

長篠の戦いでの功績を称えられた定昌は、信長から「信」の字を与えられ、名前を定昌から信昌に改名したと言われています。

さらに信長の命で、家康の娘・亀姫を正室として迎え入れることになりました。

この時、結婚したばかりの妻「おふう」を人質として送っています。

信昌のまた13歳の弟・仙丸も一緒に人質として送られたと言われています。

武田信玄が死んでから再度徳川のもとに仕えることになり、人質の妻「おふう」と弟は処刑されてしまいます。「おふう」は戦国の世の中で、悲惨な最期を遂げた女性としても有名です。

信じていた夫に裏切られたうえ、命まで奪われ、しかも自分が死亡後は、新しい女性と結婚されてしまう・・・確かに悲惨すぎる最後です。

しかも、おふうは若くして嫁いだので、まだ16歳であったという話もあります。

その後の奥平信昌は、新城城を築いたのち、亀姫とともに4男1女をもうけており、小牧・長久手の戦いにも参戦!

1590年に、豊臣秀吉の命にて家康が関東に向かうと、信昌は上野の小幡3万石を与えられ、1600年には関ヶ原の戦いにも参加。

その頃京都の治安守る京都所司代に任じられており、西軍に与していた安国寺恵瓊を捕縛したことでも知られています。

そして1601年には、美濃国加納に10万石を与えられる出世を果たし、1615年に61歳で亡くなりました。

死因は詳しくは分かりませんでしたがおそらく病気ではないかと思われます。

亀姫は夫をみとったのち、1625年に66歳で亡くなったとされています。

加納の奥平は3代で絶えましたが、宗家にあたる宇都宮奥平は続き、のちに豊前国中津10万石の大名として迎えられました。

その後奥平家は明治まで続いていき、大分県中津市の奥平神社では、毎年5月21日に信昌の長篠籠城を偲び「たにし祭」が行われています。

なぜ「たにし」かというと、信昌たちが長篠籠城の際に、食べ物が無く「たにし」で飢えをしのいでいたという逸話からなんだそうです。

 

奥平信昌と亀姫の結婚とその後まとめ

瀬名姫の死因と最後の史実が衝撃!【どうする家康】

今回は「どうする家康」の奥平信昌と亀姫の結構についてご紹介しました。

ドラマで結婚する二人ですが、史実でも奥平信昌と亀姫は結婚しています。

その後二人の間には4男1女が誕生して、江戸時代から明治にかけてその血は脈々と受け継がれることになります。

おそらく仲睦まじい夫婦だったのでは?と個人的には感じました。

長篠の戦いの後に2人は夫婦となります!

白洲迅さん當間あみさんの仲睦まじい夫婦のシーンが登場することを期待してこれからも「どうする家康」を楽しみたいと思います(^^♪

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