相棒元旦スペシャル2023あらすじネタバレ!袴田議員の息子の最後の表情の意味とは?

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2023年がスタートし、今年も相棒21(あいぼう21)の第11話元旦スペシャルが放送されました!!

毎年恒例の元旦スペシャルのタイトルは「大金塊」で、特命係と熟年探偵団の頭脳戦が描かれたストーリーです。

金塊が狙われた大物政治家役に、昨年の元日スペシャルから引き続き片岡孝太郎(かたおかたかたろう)さんが登場。

その息子役に森崎ウィンさんと豪華ゲストキャストでしたよね(^^♪

果たして20億の金塊の行方はどうなったのでしょうか?

今回は「相棒元日スペシャル2023」のストーリーをネタバレ紹介し、感想と共にまとめてみました!

目次

相棒元旦スペシャル2023あらすじとキャストまとめ!

相棒元旦スペシャル2023キャスト!袴田の息子茂斗役の森崎ウィンと熟年探偵団など

相棒元旦スペシャル2023あらすじは?

まずは相棒元日スペシャル2023の公式のあらすじをご紹介!

全国の美術館で窃盗が相次ぎ、広域重要指定になっていた事件が、窃盗団を一網打尽にしたことで解決された。しかし、解決に貢献したのが“捜査権のない民間の探偵社”ということで、警察上層部は怒り心頭。お灸を据える意味で、『熟年探偵団』を名乗る三人組を、建造物侵入の容疑で逮捕する。執行猶予付判決を受けたのは、大門寺(斉木しげる)、串田(佐藤B作)、野崎(井上肇)の熟年トリオ。ただ、趣味で探偵をし、いくつかの事件を解決に導いてきたという彼らに悪びれる様子はなかった。

そんな中、元与党政調会長で、政界に多大な影響力を持つ大物衆議院議員・袴田茂昭(片岡孝太郎)の屋敷に、『邸内の金塊を盗む』という不穏な予告状が届く。袴田といえば一年前、右京(水谷豊)に殺人教唆の罪を暴かれそうになるも、当時の秘書に罪をなすりつけることで逮捕起訴を免れた、曰く付きの人物。警察に介入されたくない袴田は、後継者として修行をさせている息子・茂斗(森崎ウィン)を通じて、『熟年探偵団』に捜査を依頼する。袴田としては、家格を重んじ、茂斗の将来に並々ならぬ執着を見せる妻・虹子(いしのようこ)の手前、トラブルを大きくしたくないという裏事情があった。

いっぽう、『熟年探偵団』に興味を持った右京と薫(寺脇康文)は、探偵事務所を訪問。するとそこには、茂斗の姿が。双方をマークすることにした右京と薫は、依頼を受けて袴田家を訪れていた探偵団に乗じて、邸内に入り込む。右京と因縁のある袴田は、姿を見るなり追い払おうとするが、探偵団と同行していた寧々(茅島みずき)という若い女性の機転で同席を許される。実は彼女こそが、探偵団のブレーンで、鋭い推理力と観察眼を持つ才媛だった。行き掛かり上、特命係と寧々率いる探偵団は、金塊盗難予告の捜査で競うことになる。

予告状を送りつけてきた犯人の狙いは?
右京と美少女探偵が火花を散らす中、
事件は過去の因果と権力者の思惑をはらみ
思ってもみない方向に転がっていく!

ゲスト:森崎ウィン 茅島みずき 佐藤B作 斉木しげる 井上肇 いしのようこ 片岡孝太郎

引用元:公式サイト

相棒元日スペシャルは、今回でなんと13回目です。

亀山薫復活してから最初の元日スペシャルなので個人的にはかなり期待しています!!

大物議員の家の金塊が盗まれるという予告状が届くところからスタートする物語で、タイトルは「大金塊」。

この大物議員の袴田は、2022年の元日スペシャルにも登場しており、片岡孝太郎さんが演じました。

殺人教唆をして右京に追い詰められたものの、すべてを秘書のせいにして当時は無罪放免となったんですよね(・_・;)

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狙われた20億円の大金塊と特命係対熟年探偵団の頭脳戦の行方は?

そして華麗なる政治家一族の秘密とはなんだったのか!!

相棒元旦スペシャル2023のゲストキャストは?

大門寺尚彦(斉木しげる)

『熟年探偵団』メンバー。探偵社として正式に開業し、郊外の雑居ビルに事務所を構えている。田舎町の警察署と連携して、日常的に事件を捜査。解決した事件も少なくないが、威信に関わるため警察上層部からは目を付けられる。

串田純哉(佐藤B作)

『熟年探偵団』メンバー。警察に捕まり裁判を受けて以来、ますます公権力の横暴を感じているらしく、「警察なんてろくなもんじゃない」と言ってはばからない。寧々を探偵の先生と仰ぎ、自分たちは“優秀な助手”を自負している。

野崎長吉(井上肇)

『熟年探偵団』メンバー。大門寺や串田と一緒に、探偵の趣味を謳歌しているが、寧々に累が及ばないよう気遣っている。それでも、いざ捜査となるとワクワクを抑えきれない少年のような無邪気さを持っている。

大門寺寧々(茅島みずき)

大門寺の孫。大学ではミステリー研究会に所属。探偵小説的な推理力には優れているが、一般教養にはやや欠ける。思ったことをズケズケ口にする物怖じしない性格。

袴田茂昭(片岡孝太郎)

衆議院議員。殺人教唆の罪を暴かれる寸前だったが、右京が掴んだ証拠が何者かに消され、当時の秘書に罪をなすりつけることで逮捕起訴を免れた。その後、党の政調会長は辞任したものの、政界では隠然たる権力を保持。虹子との結婚を機に袴田家の婿となり、今の地位を手に入れたため、妻への気遣いは欠かせない。

袴田茂斗(森崎ウィン)

袴田茂昭の息子。直系の後継者として、茂昭のもとで修行中。茂昭の指示を受け、袴田家に届いた金塊盗難予告の捜査を、『熟年探偵団』に依頼する。

袴田虹子(いしのようこさん)

袴田茂昭の妻。結婚当初は「婿選びに失敗した」と言ってはばからなかったが、その後茂昭が政界でメキメキ頭角を現したことは評価している。代々続く袴田家の政治家としての地位を、息子の茂斗に継がせることに並々ならない執着を持っている。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0011/

以降で、相棒2023元日スペシャルのネタバレ感想を詳しくご紹介していきます!

相棒元旦スペシャル2023あらすじネタバレ①熟年探偵団に袴田議員から依頼が!

相棒で大門寺寧々【ねね】役は茅島みずき!熟年探偵団の天才美少女探偵

特命係では右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)と角田課長(山西惇)が、最近巷で起きている美術館の窃盗事件の話をしています。

その犯人は大学生たちで、逮捕に至ったきっかけとなったのが、熟年探偵団と呼ばれるおじさんたち。

薫は熟年探偵団を調べてみて、右京も興味を示します。

熟年探偵団の3人、大門寺(斉木しげる)、串田(佐藤B作)、野崎(井上肇)は証拠集めのために無断で出入りした罪で建造物侵入の罪に問われることになってしまいます。

大門寺の孫娘・寧々(茅島みずき)は、前科が付いたことを心配しますが、当の三人はどこ吹く風。

するとそこに美和子(鈴木砂羽)がやってきて、かれらに取材を申し出ました。

一方、大物政治家・袴田(片岡孝太郎)の家には地獄の軽業師と名乗る人物から手紙が届いていました。

そこに書かれた内容を見て、跡取り息子の茂斗(森崎ウィン)を呼ぶ袴田。

翌朝、右京は美和子が書いたネット記事を読んでいます。

「男どもよ。いつまで少年でいるつもりだ。懲りない熟年探偵団に聞いた」

その頃、茂斗は熟年探偵団のもとを訪れて、袴田に届いた予告状を見せてある依頼をしていました。

「来る12月16日、袴田邸に眠りし金塊を頂戴仕る」

右京と薫は、熟年探偵団に興味を抱き、事務所を訪ねていました。

エレベーターで茂斗とすれ違う二人。

大門寺たちは右京たちを向かい入れ、探偵団になったゆえんを語ってくれました。

子供の頃の探偵団の夢を、リタイアした今実現しようとしている。

少年探偵団ならぬ熟年探偵団!

しかしそれなら「先生」がいるはず。

少年探偵団はあくまで明智先生の助手だからという右京。

かれらの先生にあたる名探偵とは、大門寺の孫娘の寧々(茅島みずき)でした。

そして先生こと寧々は、袴田から依頼を受けた金塊窃盗予告状の依頼を面白いと言って受けることにします。

一方茂斗は、父の袴田に右京とすれ違って顔を合わせたことを報告。

とりあえず窃盗対策で庭に有刺鉄線を張るよう庭師に袴田は頼みました。

相棒元旦スペシャル2023あらすじネタバレ②袴田議員と右京との過去とは?

特命係に戻った二人は、袴田議員について話しています。

薫が戻ってくる前の因縁を右京は語ってくれました。

袴田議員が関係する企業の訴訟に有利な判決を得ようと、最高裁判事の懐柔をしようとするも失敗。

当時の筆頭秘書・結城が、判事に暴行を働いたことで予想外の方向に事件は拡大し、結城は関係者を殺害。

切羽詰まった袴田議員が秘書の結城に因果を含めてやらせた。

しかし殺人教唆の証拠がなく、当時捕まえることが出来なかった。

土壇場で袴田議員は尻尾を出し、犯人でなければするはずのない勘違いをして録音をした。

だが直後、録音した音声が何故か消失してしまった。

何者かが音声データを削除したため、逮捕起訴を免れて議員を続けて政界で幅を利かせている。

そんな話を聞き、薫は右京に「そんな議員の秘書の息子が熟年探偵団に依頼したとすれば気になりますよね?」と尋ねると「大いに気になります」と答える右京。

その頃袴田は、妻の虹子(いしのようこ)と金塊の予告状について話しています。

袴田は婿養子で、三代続く議員の家柄。

初代のように政界でのし上がっていったから、誇るべきだと言ってくれる虹子。

袴田の部屋を出ると虹子は、茂斗が政治家だった祖父の写真を見ている姿を見つけます。

茂斗は小学生のころ、祖父から江戸川乱歩全集をもらったが、虹子はくだらないものと言って捨ててしまった。

それ以降、探偵小説はご法度で無縁に育ったという茂斗。

もし読んでたら、今回の事件で何か役に立ったかも。

そんな息子の一言を一笑に付す母・虹子。

茂斗は曾祖父、祖父の写真の下に小さなブロンズ像を作り飾っていました。

いつかここに、父の写真も飾られることになるだろう。

相棒元旦スペシャル2023あらすじネタバレ③袴田議員宅に潜入する右京たち

翌日、右京と薫は熟年探偵団と寧々が車に乗る様子を見かけそのあとを追いかけます。

たどり着いたのはやはり袴田邸。

かれらに付いていき、袴田の屋敷に入り込むことに成功した右京たち。

部屋で袴田は、右京と顔を合わせて「帰れ!」と一喝!

袴田と茂斗が部屋を去り、右京は熟年探偵団たちから去るように言われますが、その前に右京は寧々が気になると言います。

「私も気になっていた。杉下右京さん?もしかして亡霊たちの咆哮を書いた杉下右京??」

寧々は大学ではミステリー研究会に所属しており、そこに杉下右京の小説があるというのです。

かつてのエピソードで、実は右京が中学のころ小説を書いていたという話ありましたね(;^_^A

そんな話をしていると、そこに茂斗が戻ってきて右京に帰るように促しますが・・・

寧々が右京たちを帰すなら、自分たちも帰ると言ったことで、表ざたにしたくない袴田は右京と薫を、余計な詮索しないことを条件に渋々ながらも認めることにします。

そして早速予告状を見せてもらい、金塊のありかを見せてもらいにいくことに。

右京は一緒に行かずに、袴田にかつての録音データ消去についてたずねます。

しかし、余計な詮索するなと言う袴田。

その頃内調の社美彌子(仲間由紀恵)のもとに、右京が袴田の家に現れたと連絡が入りました。

この件に社美彌子がどう関わっていくのか?

その後右京は、袴田の家のお手伝いさんから情報を聞き出して、金塊について知っていそうな人物に目星を付けていました。

さらに庭師の部屋で探偵小説を見つけ、さらに先代の写真も見つけブロンズ像にも気になる右京。

そして薫たちは、畳の下に隠された金塊を茂斗から見せてもらい驚きの様子。

右京は結局金塊を拝めなかったものの、時価総額20億の金塊を盗み出せるものなのか?と疑問を抱いていました。

犯行予告自体も不合理だ。

寧々は犯行予告は油断させるための罠で、本当は知能犯ではなく暴力的な手段で盗もうとしていると主張!

右京は面白いと評価するものの、強盗である可能性は100%無い。

奪い取る来なら、とっとと襲撃して強奪すればいい。

そんなやり取りをしていると、袴田の妻・虹子がアフタヌーンティーをごちそうしてくれました。

虹子は「袴田にとってかけがえのないものを何としても守ってやってください」と右京たちにお願いします。

さらに右京にかつての秘書・結城の事件について袴田は無実であると念押しする虹子。

そして薫に言います。

「この方を止めてください!袴田が警視庁の妄想モンスターの餌食にならないように」

相棒元旦スペシャル2023あらすじネタバレ④金塊の捜査スタート!

その後右京と薫は、袴田家の金塊について知っていそうなかつて働いていた人たちに話を聞きに行きました。

そして妻・虹子の「かけがえのないもの」の意味が気になっています。

財産的価値以外のものが金塊にあるのでは?

一方、美和子が謎の料理「美和子スペシャル」を作っていると、誰かから電話が。

その相手は寧々で、あるお願いをしたのです。

寧々が美和子と会いに行ったのは、捕まっている元秘書の結城。

結城は金塊のことを知らないと言いますが、寧々は知らないはずはないと右京に訴えます。

そんな寧々の行動をおてがら!と評価する右京。

そしてこの日は、地獄の軽業師が盗みに来る当日。

右京は皆に自らの持論を語りだしました。

関係者に聞いたところ、金塊のことを知っていてもそのありかは分からないと言う。

今回の予告状の目的は、金塊のありかを特定するため!

盗み出すのは日を改めてではないか?

その夜、仮面をつけた地獄の軽業師らしき男が袴田邸に忍び込んできました。

しかし、いとも簡単に右京と薫に捕まってしまいます。

その男は、リモートで袴田地震に頼まれて忍び込んだという。

袴田はその男の顔を見ても、そんなことは依頼していないと言いました。

男は住居侵入で警察に連行されていき、右京は自らの推理は外れたのものの、袴田になりすました誰かがリモートで盗みに入ることを依頼したのは間違いないと言います。

一方、袴田はひとり畳の下の金塊を見て何かに気づきました。

なんと金塊が偽物にすり替えられていたのです!

相棒元旦スペシャル2023あらすじネタバレ⑤金塊がすでに盗まれていた!

金塊がすり替えられたのは今日ではない。

袴田が最後に金塊が本物かどうか確認したのは3年位前のこと。

特命係に戻った右京と薫は、金塊を徐々に運び出した可能性が高いと推理。

犯人は屋敷を出入り出来る人物。

そこに寧々がやってきて、金塊を盗んだのは元秘書の結城では?と言います。

しかし右京たちは、結城が犯人だとしたら、袴田が金塊をめったに見ないことを知っているはずだから、金塊のダミーを置く必要がないと主張。

犯人は屋敷を出入り出来て、袴田が金塊をめったに見ないことを知らない人物のはず。

その頃袴田邸には結城の妻がやってきていました。目的は金の無心のため。

結城は、寧々が面会に来たことで袴田家の金塊の存在を思い出し、妻を使って金をもらおうとしていたのです。

右京が結城の妻から金塊の素性について尋ねると、企業からの口利きによる賄賂だと言う。

20年以上前だからとっくに時効になっている。

そしてこの段階で、捜査一課の伊丹たちも特命係のヘルプで捜査にあたることになりました。

金塊窃盗について話を聞きに行きますが「盗まれてせいせいした。被害届をだすつもりはない」という袴田。

しかし伊丹たちは親告罪ではないので、捜査するかどうかはこちら次第と言って去っていきます。

袴田は、息子の茂斗とふたりになると清廉な政治家だった父が理想だったと語りました。

しかし父は、祖父のように政界で出世出来なかった。

自分に求められたのは、理想を捨て去り袴田家の政治家としての威信を復活させること。

茂斗は、金塊が出世のスタートだったと母親から聞いていると言います。

袴田はブロンズ像のことを褒めて、俺のも楽しみにしていると茂斗に言いました。

その頃、捜査一課の面々から、金塊が盗まれてせいせいしたと袴田が言っていたことを聞いた右京。

金塊が精神的な負担だったのではないか?

するとそこにサイバーセキュリティ課の土師がやってきて、袴田がリモートで依頼した映像がやはりフェイクだったことが明らかに。

探偵小説を模倣しているかのようなやり方に、右京は袴田家の庭師の部屋にあった探偵小説の存在を思い出します。

そして土師に、かつての袴田の音声データの件について何か進展があったかたずねます。

すると土師の口から語られたのは「内調」!

さっそく内調のトップ社のもとに右京はやってきますが、袴田を助ける義理はないと言う社。

しかし右京はこう返します。

「頼まれもしないのに、音声データを消去した。それは恩を着せるため」

内調はデータを消して恩を売ることで、政界に影響力のある袴田を支配下に置こうと考えての行動だったのです。

相棒元旦スペシャル2023あらすじネタバレ⑥金塊の意外な犯人と袴田の過去

右京が特命係に戻るとそこには甲斐峯秋(石坂浩二)が待っていました。

甲斐は20年前の袴田の賄賂が、政府肝いりの巨大プロジェクトだったことを教えてくれます。

これらの企業の力を受けて、政界で存在感を増していった袴田。

その後右京は、熟年探偵団のもとを訪れ、袴田がもともとは清廉な政治家を目指していたこと。

金塊が出世のスタートだったこと。ブロンズ像は息子がこしらえさせたという情報を入手。

おそらくこの情報は、彼らが袴田家で立ち聞きして得た情報(^^;

翌日、袴田は捜査一課に窃盗の捜査に入ることを許可します。

そこに右京と薫も紛れ込み、庭師の部屋から江戸川乱歩の二十面相の小説を手にしましました。

書かれた名前は茂斗。

そしてブロンズ像を手に取った右京は、すべての真相に気づいたのです!

右京と薫はブロンズ像を持って、袴田の元に向かいました。

ブロンズ像が重いことからら銅メッキされ、中身が純金であることに気づいた袴田。

金塊を持ち出したのは袴田の息子・茂斗だったんです。

純金のダミーを置いたのは、暗示のため。

外見が光り輝いていようが、中身の伴わないものは価値がない。

そして初代はただのブロンズ像、2代目は外見はブロンズだが中身は金塊。

二代目の清廉さにこそ価値があるという暗示!

茂斗は実は探偵小説マニア。

しかし遊び半分ではなく、必要に迫られて探偵小説を模して盗難事件の予告状を出した。

それは父親に金塊を見せて、暗示に気づいてもらいたかったから。

袴田は、家族の座興だから、お前らが出る幕じゃないと言います。

すると右京はさらに語ります。

「あなたは今の自分に嫌気がさしている。もともと清廉が理想だったから」

「金塊は出世のきっかけとなったもの。奥さまの手前てばなすことができなかった」

袴田はこれを聞き政治家の引退をほのめかすも、茂斗が現れて止めようとします。

右京がさらに続けました。

「引退を考えるほど絶望したのが音声データの消去では?」

内調に助けられた自分に我慢がならなかったから。

そして右京がとどめの一言!

「僕の目的は犯した罪を償ってもらうこと。滅多に言いませんが今日は特別に・・・首を洗って待っていろ!!」

去り際に薫は茂斗に言います。

「理想で現実に立ち向かってくれ。お父さんが果たせなかった夢をきみがひきつげばいい」

部屋に残った二人。

茂斗は盗み出した本当の目的は苦しみから解放させたかったと言います。

息子の思いを知り、議員と秘書ではなく、父子として涙する茂斗を袴田は抱きしめるのでした。

後日、亀山薫が嘱託職員から正規の警察官に格上げされることになります。

口添えしたのは袴田でした。

一方、右京はある人物から袴田のかつての事件の音声でーたを受け取っています。

顔は出ませんでしたが、渡したのは内調に異動になった青木年男(浅利陽介)のようです。

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そのデータをもとに、右京は袴田逮捕に動き出すことに!

こうして、1年越しで袴田の殺人教唆の罪は公となり逮捕されるというラストとなりました。

 

相棒元旦スペシャル2023の袴田議員の息子のラストの表情の意味とは?

ラストでは、袴田議員が逮捕されてしまったのですが、父親の逮捕を見届ける息子の表情が意味深と話題に。

個人的にも、本当は悪人で、策士だったのでは??と勘ぐってしまう、ラストの表情が気になり、もしかしたら再登場がありそうな気がしました。

相棒元旦スペシャル2023の感想反響!

右京の過去の小説、美和子スペシャル再登場など面白要素も多い中、袴田議員のエピソードもきれいにまとめるなど、安定の面白さの元日スペシャルでした!

個人的には、珍しくだれも死なない展開も驚きでしたね(;^_^A

そして、熟年探偵団の先生こと寧々にまた出て欲しいなとも思いました!

以下、Twitterの声もいくつかご紹介します。

 

 

 

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