「マー姉ちゃん(まーねえちゃん)」は1979年に放送されたNHKの朝ドラ・連続テレビ小説の第23作目で。
国民的アニメ「サザエさん」の作者、長谷川町子(はせがわまちこ)さんの姉、長谷川毬子(はせがわまりこ)さんがモデルです。
「マー姉ちゃん」が現在NHKBSプレミアムで再放送中で、ヒロインのまりこ役の若かりし頃の熊谷真実さん、そしてまちこ役の田中裕子さんがかわいい!と話題ですよね。
そんな朝ドラ「マー姉ちゃん」の磯野家には途中から小林道子ちゃんが登場しています。
道子ちゃんは、三郷さん(山口崇)からのお願いで、磯野家のお手伝いさんになることに。
今回は朝ドラ「マー姉ちゃん」で小林道子(こばやしみちこ)役の当時の子役の光丘真理(みつおかまり)さんについて調べてみました。
「マー姉ちゃん」での道子は少女でしたが、光丘真理さんは現在どうなさっているのでしょうか?
現在の活動や年齢などご紹介させていただきます!なんと驚きの転身をとげています。
マー姉ちゃん道子役の光丘真理のプロフィールは?現在の年齢は?
年齢
光丘真理(みつおかまり)さんは、現在の年齢は今年の誕生日で65歳になります。
「マー姉ちゃん」では少女でしたが、もう還暦を過ぎていたんですね(;^^)。確かに「マー姉ちゃん」も1979年のドラマなので、もう40年以上も前の作品。
ちなみに主人公の熊谷真実さんはなんと、光丘真理さんより3歳年下!光丘真理さんが幼いのか、熊谷真実さんが大人びているのか・・・?
「マー姉ちゃん」に出演していたときの光丘真理さんの年齢は22歳ころ。なので光丘真理さんが幼く見えたんですね~(#^.^#)
光丘真理さんは宮城県出身。高校を卒業後上京し、劇団青俳(せいはい)に入団しました。この劇団からは蜷川幸雄さん、石橋蓮司さん、宮本信子さんらを排出しましたが、1979年に倒産してしまいました。
光丘真理さんは倒産前の1977年に退団し、文学座17期生のの研究生となります。同時に短期大学に入学し、1978年に文学座正座員となっています。
女優
光丘真理さんは1978年のドラマ「瀬戸の花嫁」で女優デビュー。しかも主演でした!瀬戸内海の小島を舞台にした、ヒロインと青年とのラブストーリー♪主題歌はもちろん小柳ルミ子さんの「瀬戸の花嫁」です(#^.^#)
主演作はこの作品のみのようで、その後はこんなドラマに出演されていました。
1978年 瀬戸の花嫁
1979年 江戸の旋風
1979年 伝七捕物帳
1979年 遠山の金さん
1979年 陽はまた昇る
1979年 銭形平次
1979年 マー姉ちゃん
1979年 大空港
1979年 太陽にほえろ!
1979年 江戸の牙
1979年 長七郎天下ご免!
1980年 江戸の旋風
1980年 雪姫隠密道中記
1980年 大江戸捜査網
1980年 猿飛佐助
1980年 新五捕物帳
1981年 旅がらす事件帖
年代的にも時代劇が多いですね~。それにしても1979年の出演作の多いこと!おそらくお休みとかなかったんじゃないでしょうか?(;^^)売れっ子だったんでしょうね。
「瀬戸の花嫁」で主演デビューしましたが、その後は大きな役はあまりなかったようですね。ゲスト出演が多く、これといったレギュラー出演もなかったようです。
光丘真理さんのプロフィールによると「出産を機に童話を書き始める」とあるので、1981年を最後に女優業はやめられたのでしょう。
おそらくこのころ出産され、童話作家に転身されたのだと思います。
マー姉ちゃん道子役の光丘真理の現在の活動は童話作家に転身!
「マー姉ちゃん」で小林道子を演じた光丘真理さん、現在も児童文学作家として活動されていました!
🍂9月の新刊をご紹介✨
『ながれぼしのランドセル』
(光丘真理/作 コマツシンヤ/絵)大好きだったおじいちゃんに買ってもらったながれぼしのランドセル🎒🌟
だけど、クラスに同じランドセルをもつ男の子がいて…。自分自身や相手の大切なものに気づかせてくれる作品です😌
9/10(金)発売予定❕ pic.twitter.com/eO3e4y62Fa
— フレーベル館 児童書 (@froebelkanbooks) August 24, 2021
これまでの作品がこちら♪
2001年 シャイン・キッズ
2003年 ミニモニ。大好きっ!(全5巻)
2005年 四文字のひみつ
2006年 トリオでテレパシー 学園を守れ!
2007年 トリオでテレパシー 夢よ、輝け!
2007年 コスモス―二番目に好きなもの
2008年 コスモス 七番目に出会った人
2009年 星空のした、君とてをつなぐ
2009年 あいたい
2009年 ぼく、歌舞伎やるんだ!
2011年 タンポポ―あの日をわすれないで
2011年 いとをかし!百人一首(全4巻)
2012年 幸せを奏でる私の音楽-小林夏衣・七本の指のハーモニー
2014年 カババスえん おばけとえんそく
2014年 それでも星はかがやいていた
2015年 ようこそ、ペンション・アニモーへ
引用元 光丘真理の公式サイト
光丘真理さんは第7回と第9回の児童文芸化協会創作コンクールで優秀賞を受賞されています。
このコンクールは児童文芸を職業とする職能団体として設立された「日本児童文芸化協会」の主催で、光丘真理さんも所属されています。
日本文藝家協会にも所属。ほかにも東京デザイナー学院でストーリー構成の講師もされたり、読み語りボランティアとしても活動中とのこと。多方面で活躍されています!
児童文学の他に光丘真理さんはノンフィクション作品も書かれています。
2012年の「幸せを奏でる私の音楽-小林夏衣・七本の指のハーモニー」は、生まれつき左手の指が2本しかないピアニスト、小林夏衣さんをモデルにしています。
また新刊では車いすバスケット選手、香西宏昭さんを描いた「勇気ある一歩で世界が変わる!」や、2016年のリオオリンピックのバドミントン女子ダブルスのおふたりをモデルにした「二人でなら、世界一になれる! 」などがあります。
森川成美の創作日記書名:二人でなら、世界一になれる 著者名:光丘真理 出版社:PHP研究所 好きな場所:妹や年下の人の面倒をよく見る明るく積極的な髙橋礼華さん、姉がいて人見知りで物静かにじっくり考える松友美佐紀さん。 所在ページ:p137… https://t.co/Ly90jOf5WW #本の紹介 pic.twitter.com/AH8WShgzSQ
— 森川成美 (@barinkay) March 12, 2018
2021年には児童書「ながれぼしのランドセル」が発売されました。
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女優から児童文学作家へと転身した光丘真理さん。さて「マー姉ちゃん」で演じた小林道子とはどんな少女だったのでしょうか?
マー姉ちゃん光丘真理演じる小林道子ってどんな人物?
小林道子(こばやし みちこ):光丘真理
三郷智正(山口崇)に連れられて、満州から帰国した少女。
少女であることを隠すため、磯野家に来た時には髪を短髪にし、顔も鍋墨をつけたまま現れる。
三郷は「三郷写真館」を経営する青年。
迷子になった磯野家の三女、ヨウ子(早川里美)を保護したことから磯野家と親しくなりました。
一度結婚しますが離婚し、再婚して子どもが生まれます。
そのころ南満州鉄道で働いていた友人に誘われ、一家で満州に渡り開拓団として暮らし始めました。
ですが戦争により家族とは生き別れとなり、三郷はほかの男性たちと一緒に抑留されてしまいます。
その収容所から脱出した三郷は、途中である日本人の親子に出会います。
父親は歩けない状態で、三郷はおぶったまま3日間歩きますが、その後亡くなってしまい、娘の道子を三郷は託されました。
三郷は道子を連れ、引揚者たちと一緒に博多港へたどりつき、その足で磯野家に立ち寄ります。
短髪で真っ黒だった道子は、磯野家でお風呂に入ると可憐な少女に変身(#^.^#)
道子は北海道から来ていて、三郷は道子の父の遺骨を北海道に納める決心をし、道子を連れて開拓民として北海道に旅立っていきました。
ここで道子ちゃんとはお別れなのかな?と思っていたのですが、思わぬかたちで再登場することに。
ある日磯野家に三郷から連絡がきます。
三郷は実の親子のように道子と暮らしていましたが、道子の将来を思い磯野家に託したいとのこと。母親のはる(藤田弓子)はすぐに北海道に道子を迎えに行きます。
漫画の2巻目が飛ぶような勢いで売れていたとき、道子は磯野家のお手伝いさんとして一緒に暮らすようになりました。
漫画作家だったマチ子(田中裕子)が行き詰ったときのお相手もできる、しっかりした女の子です。
「マー姉ちゃん」第135話。
昭和25年、道子と琴(猪俣光世)が磯野家のお手伝いとして働いていました。マリ子と一緒に歌を歌いながらお菓子を作るなど、楽しく暮らしています。
光丘真理さんが演じた小林道子は、こんな女の子でした(このとき光丘真理さんは20歳を過ぎていたと思われますが(;^^))。
マー姉ちゃん道子役は光丘真理で現在の年齢や活動のまとめ
マー姉ちゃんの方言の博多弁の評判は?何言ってるかわからない?
「マー姉ちゃん」で小林道子役を演じたのは光丘真理さん。現在65歳です。1980年ころまでたくさんのテレビドラマに出演されましたが、そのご出産を機に女優を辞め児童文学作家に転身。
現在も作家として活動を続けておられます。ほかにも東京デザイナー学院で講師をされていたり、読み語りのボランティアなどもされています。
「瀬戸の花嫁」で主演デビューした光丘真理さんでしたが、女優としての活動はだいたい2年くらいでした。
その貴重な女優時代に出演した「マー姉ちゃん」が再放送中(≧∇≦)道子役のとってもかわいい光丘真理さんに癒されてください!