NHK朝の連続テレビ小説・朝ドラ「純ちゃんの応援歌(じゅんちゃんのおうえんか)」は1988年から1989年にかけて放送された、第41回目の連続テレビ小説です!
ヒロインは山口智子(やまぐちともこ)さん♪ヒロインの純子が阪神甲子園球場に近い旅館の女将となり、一人前になっていく姿を描いた作品。
この朝ドラ「純ちゃんの応援歌」が2021年9月27日(月)からアンコール放送されます(≧∇≦)平均視聴率44.0%!かなり高い視聴率でしたね。
今回は朝ドラ「純ちゃんの応援歌」の山口智子さんが演じた、小野純子や、甲子園球児たちが宿泊した旅館のモデルについて考察してみました。
さて「純ちゃんの応援歌」ヒロインの純子のモデルは誰???
純ちゃんの応援歌のモデルは誰?ヒロインは高校球児の母で旅館の女将
「純ちゃんの応援歌」は1988年10月から1989年3月まで放送された朝ドラです。9月27日から「マー姉ちゃん」とともに再放送されます(≧∇≦)
山口智子主演『純ちゃんの応援歌』、熊谷真実主演『マー姉ちゃん』9月27日より再放送#純ちゃんの応援歌 #マー姉ちゃん #山口智子 #熊谷真実
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「純ちゃんの応援歌」はNHK総合で午後4時20分から、毎日2話ずつ放送されます♪
戦後の関西(和歌山、大阪、兵庫)を舞台に、弟思いで野球の大好きなヒロイン・純子(山口智子)が甲子園球場近くに旅館を開業し、「高校球児の母」と呼ばれる女将(おかみ)として活躍する姿を爽やかに描く。
高嶋政宏、高嶋政伸、唐沢寿明など、後に「トレンディー俳優」と呼ばれる役者も出演。
山口と唐沢は、この作品が縁となって結婚した。
引用元 NHK公式サイト
ヒロイン純子(山口智子)の家族、小野家は疎開先の和歌山で、戦争に行っている父の復員を待っていました。
そこにGHQを名乗る男性2人が来て、土地を借りようとしますが、そのうち一人は詐欺師!もうひとりはのちに純ちゃんと結婚することになる、日系アメリカ人の速水秀平(高嶋政宏)です。
詐欺に気づいた小野家は詐欺師を改心させます。
間もなく父の陽一郎(川津祐介)が母親に捨てられた少年、雄太(唐沢寿明)を連れて復員してきます。
陽一郎は心臓病で他界。雄太を養子にし、小野家は大阪に移り住みます。
のちに山口智子さんと唐沢寿明さんはご結婚されますが、このときは本当に弟のように思っていたそうです(^^)
純ちゃんは弟思いで野球好きな明るいお姉さん。のちに甲子園そばで旅館を経営し、「高校球児の母」と呼ばれる女将になっていきます。
涙と笑いでさわやかに描いた、大きな愛のストーリーです。
<きょうの #ギュギュっと和歌山 >#純ちゃんの応援歌
アンコール放送開始まであと6日✨主演 #山口智子 さんへの
インタビューを紹介します😊
女優に初挑戦した当時の思いや和歌山での撮影秘話について聞きました!#和歌山 のみなさんへのメッセージも🥰ぜひ見てね❣https://t.co/KIAUSD0bt9 pic.twitter.com/tAZJBLv59X
— NHK和歌山放送局 (@nhk_wakayama) September 21, 2021
かっわいいですね=山口智子さん♪当時24歳のころです(^^)
ほかには純ちゃんの弟、小野昭役で西川弘志さん、詐欺師のジョージ北川役には細川俊之さん、昭の幼馴染のガキ大将、金太郎は高嶋政伸さんが演じました。
平均視聴率は44.0%。高っ!と思いましたが、当時の朝ドラでは普通の数字です。少し前後の視聴率を見てみましょうか。
46.7 チョッちゃん
44.5 はっさい先生
50.6 ノンちゃんの夢
44.0 純ちゃんの応援歌
44.2 青春家族
40.5 和っこの金メダル
39.5 凛凛と
このように40%が当たり前の時代だったんですね~。ちなみに「純ちゃんの応援歌」と同じ日から再放送される「マー姉ちゃん」は49.9%でした!
「純ちゃんの応援歌」脚本は「熱中時代」「たけしくん、ハイ!」「天までとどけ」シリーズなどを手がけた布勢博一さん。
語りは俳優の杉浦直樹さんでした(^^)
ということで「純ちゃんの応援歌」のヒロインは、甲子園球場近くにある旅館の女将です。
ということはモデルが実在するとすれば、旅館の女将??ということは、旅館も実在する??
以降で、モデルについてご紹介していきます。
純ちゃんの応援歌のモデルは実在の旅館と女将?
なつぞら山口智子の年齢と岡田将生との年齢差は?演技など評判まとめ
「純ちゃんの応援歌」のヒロイン、小野純子のモデルは公式には発表されていないようなので、実在していない架空の人物だと思われます。
ですがNHKが取材したという旅館があり、その旅館で、当時、高校球児たちのエピソードなどいろいろなことを聞かれたそうです。
そして、その旅館で起こったエピソードがドラマで多数使われていました。
その旅館は「料理旅館 御影荘」です(≧∇≦)
高校球児のお宿だった「御影荘」でランチ→ http://t.co/mR4x59YNwJ 休日なら庭園を見ながらお座敷席で。秋に彩られたお庭を見ながら、次回は有名な松花堂弁当をいただきたい! #御影 pic.twitter.com/rgc37EeStb
— #Photo阪急(阪急電鉄) (@hashphotohankyu) August 22, 2014
おそらくモデルとなる旅館はいくつか存在すると思いますが、御影荘もそのひとつだと思います。
御影荘
住所 神戸市東灘区御影郡家2丁目16-11
電話 078-851-7363
メール info@mikagesou.com
アクセス 阪急御影駅 徒歩2分
引用元 御影荘公式サイト
御影荘は1947年に創業。自然界に存在する天然石の中で、最もイオン化作用の強いとされる薬石光明石をが主な源泉です。
宿泊以外にも、ランチや料理を楽しむこともできますよ♪
— 旅館御影荘 (@Mikagesou_m) March 9, 2021
また敷地内には庭園もあり、春には桜がとてもキレイなんだそうです♪
桜花コンテスト優勝発表
優勝者:https://t.co/gMj6OyLOao#桜花コンテスト#御影荘
⇩優勝写真⇩ pic.twitter.com/KSdxydWYz2— 旅館御影荘 (@Mikagesou_m) April 25, 2021
この御影荘は甲子園球場に近く、大会のころにはたくさんの高校球児たちを受け入れていたそうです。
高校球児の宿のひとつとして知られる。 — 御影荘(旅館・ランチ) にいます。 https://t.co/YdEcRQzgvE pic.twitter.com/I3SMWjW88l
— 米谷 仁志 (@cometkobe) February 14, 2016
深田池公園と、御影荘の桜🌸
御影荘は、その昔甲子園出場の高校生が宿泊していて、深田池公園で夜素振りをしている姿を見かけました。 pic.twitter.com/CfWdSBy1C9— あさこん (@AsachanTn) April 6, 2019
ですが1995年の阪神淡路大震災以降は、大阪の宿泊施設に行くようになりました。
NHKの取材を受けていたのは、現在の女将である大鼓石美佐代さん。純ちゃんのモデルと思われるのは、美佐代さんの母親、大垣智子さんです。
なんと山口智子さんと同じ名前!(≧∇≦)
先程もご紹介した通り、「純ちゃんの応援歌」制作にあたり、NHKスタッフが御影荘を訪れ、高校野球のエピソードについて聞いていったそうです。
智子さんは球児たちから母親のように慕われていて、球児たちが試合に出かけるときには、必ず火打ち石で縁起担ぎをされていた、というエピソードがあります。
球児たちのことを思う智子さん。球児たちも親に相談できないようなことを智子さんに相談したりと、母親代わりのような役目も。
また就職が決まったときには、智子さんに報告に来る球児もいたそうです。素晴らしい関係を築かれていたんですね~(#^.^#)
さて、そんな大垣智子さんですが、ドラマで使われた実際のエピソードをご紹介しましょう。
旅館の仕事が忙しく、当時子どもだった美佐代さんがいつの間にかいなくなってしまいました。
大騒ぎで探したら、なんと美佐代さんは押し入れで眠っていたそうです(;^^)
このエピソードがドラマで使われているので、ぜひ再放送でご覧ください(^^)
ということで、実際に高校球児たちが宿泊していた御影荘も「純ちゃんの応援歌」のモデルのひとつであり、当時女将だった大垣智子さんも純ちゃんのモデルのひとりでは?と思います。
純ちゃんの応援歌ヒロインを演じた山口智子のプロフィールは?
山口智子が元妻仁美役!BGでキムタクとのロンバケ共演にファン嬉しいの声!
「純ちゃんの応援歌」のヒロインは小野純子。演じたのは山口智子さんです(≧∇≦)
名前 山口智子(やまぐち ともこ)
生年月日 1964年10月20日(56歳)
身長 170cm
血液型 A型
趣味 映画鑑賞
引用元 研音公式サイト
「純ちゃんの応援歌」では旅館の女将となった山口智子さんですが、ご実家は本当に旅館を経営されていて、長女だった山口智子さんは女将になるはずでした!
山口智子さんは栃木県にある、江戸時代から続く老舗旅館に二人娘の長女として生まれ、小さな時から将来の女将と言われ育ったそうです。
ちなみのその旅館は2005年に、山口智子さんの父親が亡くなったことで廃業しています。
山口智子さんはちょっと複雑な家庭環境で育ちました。両親は忙しく、一緒に遊ぶの寝るのも全部祖母。山口智子さんも祖母が大好きでした。
ですが山口智子さんが小学1年生のとき、父親の不倫により母親が子供二人を連れ、実家に戻ってしまいます。
父親が頭を下げて迎えに来ますが、とうとう母親は旅館に戻らなかったそうです。
ですが祖母が大好きだった山口智子さん。自ら祖母のもとに行きたいと言い、父親が引き取ることになり、のちに祖母が戸籍上の母親となりました。
本当の母親と妹とは、それ以来絶縁状態だったといいます。
山口智子さんは大学進学のため上京し寮生活を始めます。そのころからモデルとして活動をスタート。1986年に東レキャンペンガールでデビューしました。
そしてたまたまNHK連続テレビ小説のヒロインのオーディションのチラシを目にし、応募するとなんと合格(≧∇≦)それが「純ちゃんの応援歌」でした。
あれよあれよという間にトレンディードラマのクィーンとなり、一躍ときの人となった山口智子さん。
最初は祖母から反対されたそうですが、祖母や母の苦労を見て育ったので、旅館は継ぎたくなかったそうです。
人気絶頂の1995年、「純ちゃんの応援歌」で義理の弟を演じた唐沢寿明さんとご結婚♪ご夫婦には子供はいませんが、以前山口智子さんは雑誌のインタビューでこう答えていました。
特殊な育ち方をしているので、血の結びつきを全く信用していない。
ずっと親というものになりたくないと思って育った
ここまで語るには、想像を絶する過酷な体験がおありなのでしょうね。
2005年に父親が亡くなり、そのときに妹と久々に再会。このときに母親とも会い絶縁は解かれます。その後山口智子さんの個人事務所の社長に母親が就任しています。
仲直りできて良かったですね(^^)その後実母、祖母、それに父親の再婚相手の面倒もみていたそうです。とても親族を大切にされてきたのですね(^^)
ご結婚後は仕事をセーブされていましたが、ご本人は「いつでもウェルカムだけどオファーが来ない」(;^^)というようなことを語っていたような気がします。実際はどうなのかわかりませんが・・・。
では山口智子さんの主演ドラマを、一部抜粋してご紹介しましょう。まずは最も輝いていたトレンディードラマ時代まで♪
1988年 純ちゃんの応援歌
1990年 女動物医事件簿
1992年 いとこ同士
1993年 ダブル・キッチン
1994年 スウィート・ホーム
1994年 29歳のクリスマス
1996年 ロングバケーション
なつかしい~~~(≧∇≦)名作がズラリと並びました!といっても若い方はわからないですね(;^^)主演じゃなくても「もう誰も愛さない」「王様のレストラン」など、大ヒットドラマに出演されています。
ロンバケ以降女優業をセーブされていましたが、ある日突然復帰します(≧∇≦)
まずは2004年のスペシャルドラマ「向田邦子の恋文」。主人公の向田邦子を演じました。そしてまた姿を消してしまいます・・・。
その次にドラマに出演したのは2012年でした。
2012年 ゴーイングマイホーム
2014年 LEADERS リーダーズ
2015年 心がポキッとね
2017年 ハロー張りネズミ
2018年 BG〜身辺警護人〜
2019年 監察医朝顔
2019年 朝ドラなつぞら
「BG〜身辺警護人〜」ではロンバケ以来となる木村拓哉さんとの共演が話題となりましたね(#^.^#)
そして朝ドラは2度目の出演となった「なつぞら」♪
【なつぞら】を彩った15人の元ヒロイン⑦★山口智子さん★朝ドラ第41作「純ちゃんの応援歌」1988★「なつぞら」45話でおでん屋「風車」の女将で伝説のダンサー・岸川亜矢美役★なつかしの朝ドラ「純ちゃんの応援歌」動画はこちら⇒https://t.co/3C3dlHAisD #なつぞら #山口智子 pic.twitter.com/I3VhpusVpy
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) September 29, 2019
ヒロインなつ(広瀬すず)の兄、咲太郎(岡田将生)がお母ちゃんと慕う、元ダンサーの亜矢美を演じました(^^)
実際にフラメンコを本格的に習っていたそうで、その片鱗が「なつぞら」でも活かされていました。
そしてシリーズで出演されている「研修医朝顔」は、ロンバケ以来23年ぶりの月9出演で話題となりました(^^)
山口智子が「監察医 朝顔」に出演、「ロンバケ」以来23年ぶりの月9(コメントあり)https://t.co/s4wL2ICJPZ pic.twitter.com/wDAL6YsSzn
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) June 9, 2019
露出が少ない分、何をやっても話題になる山口智子さん。今回の「純ちゃんの応援歌」再放送にこんなコメントを♪
戦争や愛する家族との別離の中で、亡き父や弟や甲子園球児たちの「夢」を自分の「夢」として生きた純子。
私も純子を生きることで、自分の未来に向かって、勇気を持って一歩を踏みだすことができました。
また、美しい主題歌にどんな苦難の時でも空を見上げ、希望を胸に進む力をいただきました。
かつてジュディ・ガーランドが映画の中で歌った、「虹の彼方に」を思い出させるキラキラとしたメロディは、今も私の人生の応援歌です。
引用元 ヤフーニュース
山口智子さんにとっても、実家に戻りたくないという思いと葛藤されていた時期だったと思います。
そんなときに、朝ドラのヒロインに選ばれるって運命だったんでしょうね。山口智子さんが絶賛している主題歌ですが、調べてみましたがわかりませんでしたm(__)m
インストの美しい曲なので、たぶんドラマの音楽を担当されている朝川朋之さんの作品かと思います。
「純ちゃんの応援歌」は今から23年前の朝ドラ♪どうぞ再放送をお楽しみください!
純ちゃんの応援歌のモデルは誰?のまとめ
「純ちゃんの応援歌」は1988年から1989年にかけて放送された第41作目のNHK連続テレビ小説です。
弟と野球が大好きなヒロイン。甲子園球場の近くに旅館を開業し、女将として奮闘。やがて「高校球児の母」といわれる女将に成長していく姿を描いた作品。
ヒロインの小野純子を演じたのは、ドラマ初出演だった山口智子さん♪この作品で初共演した唐沢寿明さん、とのちにご結婚されます(#^.^#)
ブレイク前の山口智子さんの初々しい元気な演技、そして結婚前の唐沢寿明さんとの共演(≧∇≦)見どころが盛りだくさんですね。
純ちゃんのモデルは公表されていないので、おそらく架空の人物だと思いますが、実際に甲子園近くの旅館にスタッフが取材に訪れていました。
そのひとつが御影荘。元女将の大垣智子さんも高校球児たちから母と慕われ、交流していたといいます。
御影荘は料理旅館として、ランチなども楽しめます♪甲子園球場近くに行った際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。