マー姉ちゃんのモデルは誰?長谷川毬子で長谷川町子の姉

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NHK朝の連続テレビ小説朝ドラ「マー姉ちゃん(まーねえちゃん)」の再放送が2021年9月27日からスタートします(≧∇≦)

「マー姉ちゃん」は1979年に放送された連続テレビ小説です!

現在でも女優として活躍されている熊谷真実(くまがいまみ)さんがヒロインで主演です。

実在の人物をモデルにした作品ですが、マー姉ちゃんの妹はあの国民的マンガ「サザエさん(さざえさん)」の生みの親、長谷川町子(はせがわまちこ)さん♪

そしてタイトルの「マー姉ちゃん」こと「磯野マリ子(いそのまりこ)」は、長谷川町子さんのお姉さんの「長谷川毬子(はせがわ まりこ)」さんがモデルです(^^)

さて、マー姉ちゃんはどんな人物だったのでしょうか?

今回は朝ドラ「マー姉ちゃん」のヒロインや登場人物のモデルについてご紹介していきます。

目次

マー姉ちゃんのモデルは長谷川町子の姉で長谷川毬子!

anoneの意味と読み方は?タイトル由来は田中裕子でロゴがMotherと同じ?

マー姉ちゃんのモデルの長谷川毬子とは?

朝ドラ「マー姉ちゃん」のヒロインのマー姉ちゃん「磯野マリ子」のモデルとは、サザエさんを作った長谷川町子さんの姉、長谷川毬子(はせがわまりこ)さんです!

サザエさんといえば、言わずとしれた国民的人気アニメ。

日曜日の夕方に放送されていることで、次の日の学校や仕事を思うと憂鬱になる「サザエさん症候群(シンドローム)」なんて言葉も生まれるほどの作品です。

アニメの枠にとらわれず、CMに起用されたり

実写化されたり、舞台化されたりと、国民的作品です。

そんな「サザエさん」の生みの親である長谷川町子さんのお姉さんの長谷川毬子さんは1917年佐賀県で生まれ、その後福岡に移住しました。

長谷川家は4姉妹でしたが、次女は幼い時に亡くなり、3姉妹で育ちます。

毬子さんは長女。筑紫女学園を卒業後父親を亡くしたため、女性ばかりの一家4人で東京に移住しました。

上京後毬子さんは洋画家の藤島武二に弟子入りし、藤島武二が教師であった日本画家を養成する学校、川端画塾に通い始めます。

毬子さんは家計のため、自分の絵を出版社に挿絵を持ち込んでいました。その挿絵が作家、菊池寛の目に留まり、講談社の「婦人俱楽部」で扱われることになりました。

婦人倶楽部の小説の挿絵として使われていたため、毬子さんは売れっ子画家になり、一番下の妹、洋子さんも菊池寛に弟子入りし文藝春秋に入社することになります。

婦人倶楽部には官能的な描写のある小説もあり、その挿絵にクリスチャンでもある母親の貞子さんが激怒。その後児童向けの仕事を受けるようになりました。

次女の町子さんが漫画「のらくろ」のファンで、作者の田河水泡さんの弟子になりたいと言い出したため、毬子さんと母親は奔走したそうです。

町子さんは田河水泡に師事することができ、15歳で漫画家デビュー。天才少女漫画家と言われるようになりました。

戦争が激しくなり、長谷川家は福岡に疎開。毬子さんは朝日新聞社の記者、東学さんとご結婚されますが、わずか1週間の結婚生活を過ごしたのち、東さんは戦争に行き戦死(>_<)

毬子さんは、その後誰とも結婚することはありませんでした。

マー姉ちゃんのモデルの長谷川毬子は「サザエさん」誕生とヒットに大きく関係!

戦争が終わり、町子さんは福岡の地元紙に「サザエさん」の連載をスタートさせます。

その後東京の有名出版社から町子さんと毬子さんへの仕事のオファーがきたため、サザエさんをマスオさんと結婚させて一度打ち切り、一家で東京に戻りました。

毬子さんは画家をやめ、福岡の家を売ったお金で「姉妹社」を設立。家族みんなの努力で、なんとか「サザエさん」第1巻を出版します。

ですがB5判の横綴じで店頭に並べにくい、と返品され長谷川家は返品の本であふれかえったとか(;^^)

それをB6判で出版し直したりと、三姉妹と母の苦心により売れるようになりました。

「サザエさん」は国民的漫画として大ヒットを飛ばしていきました。

一般的にはサザエさんといえば、長谷川町子さんの名前だけが良く知られていますが、長谷川毬子さんは社長として「サザエさん」の出版管理や営業、っして妹の町子さんのマネージメントなどを担っていて、長谷川毬子さんなくしては「サザエさん」を語れないと思います。

そして、1985年、長谷川美術館が開館します。館長は町子さんです。

その後、1992年に町子さんが72歳でお亡くなりになり、長谷川美術館の館長に長谷川毬子さんが就任されています。

そして、美術館を「長谷川町子美術館」に改称します。

そして姉妹社も解散し、長谷川町子さんの版権はすべて美術館に移管されました。

姉妹社は毬子さんが社長となり、出版管理や営業など、すべてを洋子さんとともに管理されていたそうです。

長谷川町子さんも生涯独身で、末娘の洋子さんだけ結婚して娘2人がいます。長く長谷川家の離れで暮らしていましたが、些細なことで絶縁状態となり、その後洋子さんからの手紙も毬子さんたちは受け取らなかったそうです。

いったい何があったのでしょうか?

毬子さんは2012年にお亡くなりに。享年96歳でした。洋子さんは現在もご存命のようです。

ということで、長谷川毬子さんはサザエさんの生みの親、長谷川町子さんの実姉で、サザエさんの出版を管理していた姉妹社の社長でした。

もともとは画家でしたが、それを辞め姉妹と母の家族で姉妹社を支え続けた生涯。

そんな毬子さんをモデルにしたのが朝ドラ「マー姉ちゃん」です。

マー姉ちゃんの原作とは?モデルの長谷川毬子が主人公

おかえりモネ最終回はいつ?いつまで放送?【朝ドラ】

朝ドラ「マー姉ちゃん」は、長谷川町子さんの自伝的著書「サザエさんのうちあけ話」が原作。

サザエさん誕生までの歩みと、そのこぼれ話などが描かれていて、平均視聴率は42.8%、最高視聴率は49.9%という人気ぶりでした。

主人公は町子さんの姉、長谷川毬子さんでした。

母親のはる(藤田弓子)、長女のマリ子(熊谷真実)、次女のマチ子(田中裕子)、そして三女のヨウ子(早川里美)の磯野家。

母親は貞子なので名前は違いますが、娘たちはカタカナになっていますが、みなさん本名です。

そして苗字はサザエさんの磯野を使ったんですね(^^)

現在の熊谷真実さんです♪

還暦プラス1歳とのこと。若いっ!本当に今も昔と変わらず、かわいらしい女優さんです。

NHK公式サイトには「マー姉ちゃん」の内容としてこうありました。

長谷川町子原作「サザエさんうちあけ話」をもとに、戦前から戦後までを、たゆまず、力まずに生きた女ばかりの一家の生活史を、長女磯野マリ子を主人公に描く。
庶民の生きかたのほんとうの明るさ、強さを、笑いと涙のうちに描く連続テレビ小説。

1979年4月から9月までの放送だったので、今から42年前のドラマです。視聴者の方の中には、まだ生まれてない人も多いのでは?(;^^)

脚本は『3年B組金八先生』シリーズ、朝ドラ『本日も晴天なり』、大河ドラマ『翔ぶが如く』などの小山内美江子さん。

他のキャストはマリ子の夫、東郷新八郎役に田中健さん。マチ子が師事することになる漫画家、田河水泡に愛川欽也さん。菊池寛役にフランキー堺さんなど、懐かしい顔が揃っています。

既にお亡くなりになっている俳優さんたちの演技が見れるのも貴重ですよね。

再放送は9月27日(月)から、BSプレミアム・BS4K 同時放送されます。

どうぞみなさん、48年前の朝ドラ「マー姉ちゃん」で笑って泣いてください!

マー姉ちゃん役の熊谷真実のプロフィールは?

おかえりモネの次の朝ドラはカムカムエヴリバディ!ストーリーなどまとめ

名前 熊谷真実(くまがい まみ)
生年月日 1960年3月10日(61歳)
出身地 東京都
血液型 AB型
資格 ローフードマイスター、野菜ソムリエ、米粉マイスター

引用元 アワーズソングクリエイティブ公式サイト

1978年つかこうへいさんのロックオペラ「サロメ」のオーディションで合格し、芸能界入りした熊谷真実さん。

実の妹は松田美由紀さん♪松田優作さんの妻で、松田龍平さん、松田翔太さんの母親ですね(^^)

つかこうへいさんは映画「熱海殺人事件」「蒲田行進曲」などの監督で、劇作家や演出家でもあります。

この年に先日お亡くなりになった千葉真一さん主演ドラマ「十字路第二部」でドラマデビューしました。

翌年の1979年朝ドラ「マー姉ちゃん」の主演に抜擢(≧∇≦)エランドール新人賞を受賞しました。

そして翌年の1980年につかこうへいさんとご結婚♪ですがわずか2年で離婚。2012年に18歳年下で書道家の中沢希水さんと再婚。

ですが今年3月に離婚されています。結婚は毎年更新?の契約だったそうで、今年は更新されなかったそうです。年齢差も大きな原因のひとつだったとか・・・。

初めての主演が朝ドラヒロインだった熊谷真実さん。まさにシンデレラガールですね♪

朝ドラはその後2002年の「さくら」に出演されています。

石井ふく子さん作品に出演が多く「石井組」の呼ばれるファミリーの一人でもあります。

2010年ころからあまり出演作品はありませんでしたが、現在バラエティ番組「プレバト!!」に不定期で出演されているほか、「ORANGE」には月曜日のレギュラーとして出演されています。

最近のドラマは2018年の「平成細雪」2017年の「鉄道捜査官17」、2016年の「科捜研の女16」など。

映画は2019年の「ロバマン」2020年の「アンダードッグ」、それ以前は2013年の「さよならドビュッシー」になります。

舞台が大好きだと言う熊谷真実さんは、2015年ころに初座長となり、2019年には熊谷真実一座 として全国を回りました。

2015年と2018年の舞台「マンザナ、わが町」のオトメ天津役で紀伊国屋演劇賞・読売演劇賞受賞。

今年6月からは静岡県観光プロモーション観光PRメッセンジャーに就任されています。

なぜ静岡県なのかというと、離婚されましたが元ご主人の実家が浜松で、昨年浜松に引っ越しされていたんですね~。離婚後も浜松が気に入りそのまま住まれているそうです。

そんな熊谷真実さん、今回の「マー姉ちゃん」再放送に向けコメントを発表されていました(^^)

え!本当に!と何度も聞き返してしまいました。
だって、42年前ですよ!私のデビュー作マー姉ちゃん!
嬉しくて嬉しくて飛び上がりました。

去年還暦になった私はコロナで還暦のお祝いらしい事もできませんでした。
芸歴も42年になりました。

マー姉ちゃんは私の原点。
あの作品がなかったら今の私はここにいません。マー姉ちゃんの放送が私の還暦祝いの何よりのプレゼントになりました。
本当にありがとうございます。

自分で言うのもなんですが、今見てもらいたい内容かも知れません。
楽しんでいただけましたら嬉しいです。

引用元 NHK公式サイト

42年前の「マー姉ちゃん」でも元気いっぱいの熊谷真実さんでしたが、現在も元気いっぱいなようですね(≧∇≦)

熊谷真実さんもかわいかったですが、マチ子を演じた田中裕子さんもかわいらしかった(#^.^#)

「サザエさん」の著者、長谷川町子さんの姉、長谷川毬子さんをモデルにした「マー姉ちゃん」。

再放送でどうぞお楽しみください!

マー姉ちゃんのモデルは誰?のまとめ

磯野家の人々年齢設定とキャスト実年齢差は?時系列も【20年後のサザエさん】

「マー姉ちゃん」は1979年に放送された連続テレビ小説。42年前の作品ですが、9月27日から再放送されます!

マー姉ちゃんのモデルは「サザエさん」の生みの親、長谷川町子さんの実姉、長谷川毬子さん♪

もともと挿絵などを描いて家計を支えていましたが、町子さんのサザエさん出版のため姉妹社を設立し、三姉妹と母親が協力し、困難を乗り越えていきます。

毬子さんと町子さんは、一番下の妹、洋子さんと絶縁状態となり、町子さん亡きあとは長谷川町子美術館の館長となりました。

戦時中一度ご結婚されますが、たった1週間の結婚生活の後夫は戦地へ行き、そのまま帰らぬ人に。その後毬子さんは2012年94歳でお亡くなりになるまで、ずっと独身を貫きました。

そんな毬子さんをモデルにしたマリ子を、熊谷真実さんが元気いっぱいに演じた「マー姉ちゃん」。

人前に出ることが苦手だったという長谷川毬子さんと町子さん。ぜひ朝ドラ「マー姉ちゃん」でどんな人物だったのか想像してみてください!

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