ひきこもり先生ネタバレ!原作あらすじキャスト脚本家まとめ

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2021年6月12日より佐藤二朗(さとうじろう)さん主演のNHK総合土曜ドラマ「ひきこもり先生」が放送開始となります。

このドラマは30代後半から引きこもっていた主人公上嶋陽平(うえしまようへい)が公立中学校の非常勤講師となり、学校が抱える問題に悪戦苦闘しながらも奮闘していく学園ドラマです。

個性派俳優としてドラマ、映画、バラエティにと大活躍の佐藤二朗さんがNHKドラマで初めて主演を務めます。

全5話と少し短めのドラマですが新ドラマ「ひきこもり先生」は原作があるドラマなのでしょうか?

あらすじや脚本家が誰なのかも気になります。

この記事は6月12日から放送されるNHK総合土曜ドラマ「ひきこもり先生」の原作ネタバレ、あらすじそしてキャストなどドラマの情報をご紹介していきます。

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目次

ひきこもり先生の原作ネタバレと脚本家や元ネタは?

【ひきこもり先生】娘ゆい役は吉田美佳子!子役キャストについても

ひきこもり先生は原作のないオリジナルストーリー

「ひきこもり先生」は原作のない完全オリジナルストーリーです。

原作はありませんが、原案を脚本家の菱田信也(ひしだしんや)さんが担当しています。

原案とはドラマのために設定や構成を企画することで、内容を作成する脚本とは別となります。

それではストーリーを描いた脚本家は誰なのでしょうか?

ひきこもり先生の脚本家は誰?

「ひきこもり先生」の脚本家は梶本恵美さんです。

梶本恵美さんは現在63歳の脚本家です。

同志社大学文学部文化学科を卒業した梶本恵美さんは、一時期は結婚し専業主婦をされていました。

しかしある時自分はこのままでいいのかと思いたって、ドラマの脚本を書いてみたいと思い専業主婦時代の1987年にシナリオ・センター本科に入学し、脚本について学んでいます。

その後夫の転勤で渡ったアメリカのシカゴから日本のコンクールに応募し、1991年に入選、1992年に脚本家デビューしています。

現在はチベット体操伝道師としても活動しながら、ドラマをメインに脚本家として活動しています。

以前NHK土曜ドラマの脚本「ボーダーライン」を担当していたこともあります。

他には

「ビーナスハイツ」

「いのちの器」

「永遠の君へ」

「コスメの魔法」

「てのひらのメモ」

などの脚本を務めています。

これまでの脚本は自分の経験に基づいて執筆した作品も多いそうです。

ドラマの脚本を務めるのは2014年の「ボーダーライン」以来で、今回は単独なのでどんな作品がとても気になるストーリーです。

ひきこもり先生のネタバレはひきこもりの現実を主演の佐藤二朗が涙で訴える作品

そんなドラマ「ひきこもり先生」ですが、主演の佐藤二朗さんが番組スタート前の番宣で、涙ながらに、ひきこもりの現実を伝えたいと言う思いを語っていたことが話題でした。

 俳優・佐藤二朗が12日、NHK総合「土曜スタジオパーク」にゲストで生出演。この日午後9時スタートの主演ドラマ「ひきこもり先生」をPRする中で、熱を込め過ぎて涙する場面があった。

 佐藤が演じるのは、11年間のひきこもりを経験した後、公立中学の不登校生徒が集まるクラスの非常勤講師となる主人公・上嶋陽平。佐藤は上嶋について「寄り添って、故に子供たちに近くて、逆に心配されちゃう。でも、人間が生まれながら持っているであろうきれいな考えが、現実ではそんなに甘くないだろうとなるが、人間の核みたいなものを持っている人。核にあるきれいごとを大人が子供達に…」と話した後、声を詰まらせた。

 せきばらいをしながら「あきらめちゃいかんとかね。それを上嶋陽平を通じて言えればなって」と役に込めた思いを伝えた。そして「ごめんごめん。急に何だろう」と口元を押さえ絶句。MCのハリセンボン・近藤春菜が「この物語、生徒1人1人とか上嶋さんについての佐藤さんの思いが伝わりました」と助け船を出した。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/95378590ec49b28dfba291ca6e5069b53d530ad8

私も、見ていたのですが、佐藤二朗さんの涙に胸が熱くなりました。

それだけ、実はあまり理解されていない「ひきこもりの現状」を伝えたいという佐藤二朗さんの思いが伝わってきました。

「土曜スタジオパーク」では、以下の発言も。

「ひきこもりは、80・50問題もありますけど、いまだに甘えではないかという声もあると思います。そうではなくて一番苦しんでいるのは本人だし二番目に苦しんでいるは家族、周りの人。このドラマで、甘えだという声を覆したいとある種の決意を持って望んだ」

確かに、当事者でないと「さぼっているだけ」などと思う人も多いと思います。私も個人的に、ちゃんと理解できているのか?と言われると自信がありません。

それは、その現実を知らないからですね。

なので、今回「ひきこもり先生」を見て、私の含めて、ひきこもりの現実を知る良いきかっけになる作品になるのでは?と思います。

ひきこもり先生は実話?80・50問題など他人ごとではない社会問題

ドラマ「ひきこもり先生」ですが、原作ないオリジナルストーリーということで、厳密にいうと、実話ではないと思います。

ただ、ドラマを制作するにあたって、取材を重ね、専門家の考証も入っているとのことなので、ある意味実話も含んでいるのでは??と思います。

若者の自立を支援する機関や教育委員会などに取材を重ね、不登校生徒やひきこもる大人の実態を調べ上げた。専門家の考証も入り、しっかりと描いた。「ドラマの中で高橋克典演じる校長の『ひきこもりは100万人いる。難民の100万人の労働者に頼らなくても、ひきこもりの人たちで労働不足が解決するんだ』というようなセリフがあるんですね。実際にそれくらい重大なことなんですよね」と問題意識を明かした。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7853ea50f5ca28e40c6252206a496a97bfea86d5

また佐藤二朗さんがスタジオパークの番宣で話していた「80・50問題」について、ご紹介。

「8050問題」という言葉をご存知でしょうか。「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題です。背景にあるのは子どもの「ひきこもり」です。ひきこもりという言葉が社会にではじめるようになった1980年代~90年代は若者の問題とされていましたが、約30年が経ち、当時の若者が40代から50代、その親が70代から80代となり、長期高齢化。こうした親子が社会的に孤立し、生活が立ち行かなくなる深刻なケースが目立ちはじめています。

引用元:https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/96/

ひきこもり始めた時は、まだ若かった世代が、ひきこもったまま、年月が過ぎ、50代に。そしてその親は80代。

その親子が孤立してしまいます。

また、その親が亡くなってしまったら子供はどうなるのか??

そんなことを考えさせるドラマが実はNHKで放送され、個人的にも衝撃を受けました。

夏帆さん演じるひきこもりの女性に起こってしまったある出来事が、本当にこういうことがあるかもしれないと思うと怖くなる作品です。

近年社会的な問題となっているひきこもり家族の8050問題。老いた両親が亡くなった後に子どもがその死体と暮らしていた、という痛ましい事件をベースに、チャットで知り合ったひきこもりの男女に起きる、ある一日のドラマ。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/DL7N8PXY5G/

「ひきこもり先生」同様に、ひきこもりの現実について知ることができる、貴重なドラマだと思います。

「星とレモンの部屋」は、以下のサイトから見逃し配信が視聴できます。

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2021112865SA000/?spg=P201800179000000

ひきこもり先生のネタバレあらすじ!1話~最終回まで

ほん怖鈴木保奈美の誰にも言えないネタバレ感想は結末が意味不明

以下は第1話のあらすじです。

上嶋陽平(佐藤二朗)は、客と話をしない、サービスもしないという一風変わった焼鳥屋の店主。そんな陽平が、市立中学校の非常勤講師を依頼される。不登校生徒を支援する学級の人手不足を解消するために、榊校長(高橋克典)が白羽の矢を立てたのだ。榊はスクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)とともに説得するが、陽平は固辞。しかし、不登校児・奈々(鈴木梨央)と出会い、関わるうちに少しずつ心を開いていく。

引用元:公式サイト

佐藤二朗さん演じる主人公の上嶋陽平は38歳から11年間引きこもり生活を続けていました。

3年前に部屋から脱出した陽平は地域の人の助けを借り、客と会話もサービスもしない焼き鳥屋を開業し社会復帰の途上にありました。

そんな陽平に市立中学校の非常勤講師の依頼がきます。

高橋克典(たかはしかつのり)さん演じる校長の榊徹三(さかきてつぞう)が引きこもり経験者に不登校の生徒の支援をしてほしいと依頼してきたのです。

陽平は自分には荷が重いと固辞するも、たまたま会った不登校の女性と出会い自分が生き別れになった娘と重ね合わせ心境に変化が表れていきます。

そして周りの後押しで、中学校で不登校の生徒が集まる特別クラス「STEPルーム」を受け持つことになります。

そこには複雑な家庭環境の生徒、経済苦の生徒、クラスの中での居場所のない生徒など、一筋縄ではいかない学生がそろっています。

そんな問題のある生徒と向き合いながら、学校が抱える問題に悪戦苦闘し奮闘していく主人公の陽平の姿を描いたハートフル学園ドラマとなっています。

元引きこもりの男性と関わることで、生徒たちがどのように成長していくのか。

そして陽平自身も生徒たちと接していく中でどのように変化していくのか見どころとなっています。

ひきこもり先生1話ネタバレあらすじ!ひきこもり歴11年の先生?

独特なルールの焼き鳥屋

「おはよう」と言いながら二階の部屋から鉢植えの植物に声を掛け水をあげる上嶋(佐藤二朗)。

そんな光景を偶然見かけたスクールソーシャルワーカー・磯崎(鈴木保奈美)は手を振ろうとするも、上嶋はカーテンを閉めてしまいます。

そんな上嶋は、「焼き鳥店うめ」の店主を務めています。

その店にはあるルールが!

「店主に話しかけないでください」

「注文は注文書に書いてください」

「焼き鳥は各自とってください」

「代金はお席に置いて帰ってください」

「サービスはしません。すみません」

常連客の頼子(北斗晶)は、上嶋にこの店を紹介してくれた女性。

「サービスしないはどうよ・・・」

と言いながらも、何か有ったら相談するようにと上嶋を見守ってくれています。

ある夜、上嶋は歩道橋から飛び降りようとしている女の子(鈴木梨央)を発見し思わず声を掛けました。

「ちょっと・・・」

それ以上は何も言えず、女の子はその場を逃げ去ってしまいます。

STEPルーム

2019年7月19日、梅谷中学校では校長の榊(高橋克実)と共に教育委員会の室長・西村(室井滋)が授業を視察中。

不登校生徒ゼロを掲げる榊に西村は期待を寄せているようです。

そして西村は不登校生徒のためのクラス「STEPルーム」も視察に来ますが、そこにいた生徒は二人だけ。

のちほど「STEPルーム」の担任・深野(佐久間由衣)は榊に呼び出されてしまいます。

「夏休み明けには不登校生徒全員登校させること!」

深野はスクールソーシャルワーカーの磯崎と共に会議を開き、担任教師たちにも協力を仰ぎますが、今のクラス運営に手一杯だと否定的。

その後二人になったとき磯崎は深野に言います。

「9月1日って子供たちの自殺が一番多い時なの。二学期13人の生徒を全員登校させる・・・は無理だとしても全員がちゃんと生きてること」

その言葉を聞いて深野もうなづきます。

ひきこもり歴11年の上嶋陽平の過去

そして磯崎は校長に「人手が足りない」と直談判しました!

すると校長は非常勤講師を考えていると言います。

それはひきこもりカレッジで見つけた講師・上嶋陽平という男。

上嶋は講演で言っていました。

「僕は11年間ひきこもりでした。社会人になってある出来事がきっかけでした。友人と思ってた人にだまされて多額の借金を背負いました。人が信じられなくなりました。でも一番許せなかったのはだまされた自分でした。自分の事を許せない憎い、消したいと思いました。あの頃はまったくゆとりがありませんでした。死なないでいることだけで精いっぱいでした。一番大事な人を守ろうとしませんでした」

大事な人とは娘の事。娘に辛く当たってしまっていたんです。

「もっと自分が嫌になりました。ひきこもっているだけが生きていられるすべでした。僕は生きています。今こうしてここにいます。生きてる!ただそれだけ。それだけなんです」

そんな上嶋の話を聞いた校長は、ある日焼き鳥の配達を頼み上嶋を呼び出しました。

「素晴らしいスピーチ。感動した!折り入ってお願いがあります。不登校生徒支援教室の非常勤講師をお願いしたい」

「無理です・・・」

「あなたには人の心を動かす力がある」

「ありません」

「私にはわかるんです。お願いしますよ」

上嶋は断って、校長室を出ていきます。

すると校庭でマリーゴールドの香りに誘われて花壇にやって来てしまいます。

そこでとある男性生徒に話しかけられました。

「こんにちは。ぼく生き物がかりです」

「僕も生き物がかりでした」

そう言って上嶋は男子生徒とともに花壇の手入れを始めます。

その姿を校長室から見て「非常勤講師になってひきこもり生徒がいなくなれば美談だ」と言う校長。

不登校の堀田奈々の家庭環境

その後雨が降り出し、歩道橋から飛び降りようとしていた女の子は捨て猫を拾っていました。

上嶋がずぶ濡れで帰宅すると、母・美津子(白石加代子)は心配そうな様子。

一人部屋に入った上嶋は、依田(玉置玲央)という男とビデオチャットしていました。

依田はおそらくひきこもりなんでしょう。

「お前は選んでいるように見えて、選ばされているんだ」

翌日、「STEPルーム」の担任・深野は堀田奈々という生徒について磯崎に相談します。

奈々は、歩道橋から飛び降りようとした女子生徒です。

「まずはとにかく会いに行くこと」

磯崎のアドバイスを受けて早速深野は奈々の家に向かいます。

母親に家に入れてもらうと、部屋の中は散らかった状態。

部屋に閉じこもっている奈々に学校に来るよう訴えるも、奈々は音楽を聴いていて深野の声に耳を傾けてくれません。

その夜、校長は磯崎を連れて上嶋の焼き鳥屋を訪れました。

磯崎をサポーターとしてつけるので、非常勤講師を引き受けて欲しいと頼みますが、上嶋は断ります。

校長がどんなに頼んでも「無理だ」と言う上嶋の姿を見て、磯崎は「他を当たりましょう」と言って店を出ようとします。

「こんな人に子供たちを任せられません。だいたいあなたこんなまずい焼き鳥焼いてよく焼き鳥屋やってるわね?だいたいなんこつは塩でしょ!サービスはしません?レモンくらい付けなさいよ!」

二人が店から出て行ったあと、忘れていった磯崎の手帳を見つける上嶋。

そこにはひきこもり生徒たちに対しての様々なメモが書かれていました。

それを磯崎に返して一人店でつぶやく上嶋。

「ほんとうに僕には無理なんだよな・・・」

不登校の堀田奈々との出会い

そして歌を口ずさみながら帰宅しようとすると、同じ歌をブランコに乗りながら歌っている奈々と出会います。

ひきこもり先生の挿入歌はギャンパレでアイドルの楽曲

上嶋は歩道橋から飛び降りようとしていた女の子だと気付きますが、再び奈々は走って逃げてしまいます。

しかし奈々はひつじのストラップが付いたカギを落としてしまったことに気付きブランコに戻ってきます。

ブランコの上に置いてあるのを見つけ「よかった」とつぶやくと・・・

「よかった?僕も聞いてたよ」

そう言って奈々が歌っていた歌を口ずさみ、焼き鳥の入った袋をブランコに置いて去っていく上嶋。

奈々はブランコに座りながら焼き鳥を頬張るも、やっぱり焼き鳥は不味い(^^;)

翌日、奈々はまずい焼き鳥屋で検索し、上嶋の店にやってきます。

上嶋はひつじのぬいぐるみを渡し、音楽をかけて「焼き鳥食べる?」と奈々に尋ねました。

「いらない」と答え、店にある「店主に声をかけないで」の札の理由を尋ねる奈々。

すると上嶋は「ずっとひきこもりだったんだ」と告白!

「なんで焼き鳥?まずいし」

「すみません・・・」

そんなやり取りの間に、上嶋は奈々のウォークマンをきれいに拭いてあげていました。

「すごい!!」

奈々は思わずその洗浄液を使って、店の汚いガラス窓を拭きだしてしまいます。

音楽に乗って嬉しそうに店中を拭く奈々でした。

生まれちゃいけない子

夜、奈々が自宅に帰宅すると下着姿の母親と男の姿が・・・

思わず奈々は台所のナイフを持ち出し「出てけ!」と男に言います。

すると母親は奈々の髪を掴み「お前が出てけ!!」と言ってしまうんです((+_+))

家を出た奈々が向かったのは、上嶋の焼き鳥屋でした。

傷を負った奈々の手当をしてあげると、腕にリストカットの跡を発見。

「わたし、生まれちゃいけない子だったんだ。うちのママ昔不倫して中一の冬にその人死んじゃって葬式に行った。ママなんで私なんか産んだんだろ。産んでほしくなかった。ママも私なんか産みたくなかったはず」

するとそこに磯崎が現れます。

「堀田さん?ケガ?」

奈々は思わず、その場から逃げ出してしまいました。

上嶋と二人になった磯崎は「あなたうちの先生に向いてるかも」と言います。

「奈々さんは不登校なの」

「僕は自分の子供を捨てました」

上嶋はひきこもりになってしまったことで、妻が娘を連れて出て行ってしまったという過去が有ったのです。

「だからダメなんです。僕にはそんな資格は無いんです」

「誰だって一つや二つ誰にも話せない過去くらいあるわよ。でもねあなたや私は大人。そういうのは全部過去のもの。子供たちは今苦しんでる。助けを求めてる。不登校の問題は命の問題なの。奈々さんは居場所が無いの。学校にも家にも。ケガなんかして家で何か有ったのかしたら・・・」

それを聞いて持っていた鉢植えを落としてしまった上嶋。

「あの子大丈夫でしょうか?」

「中途半端な事しないでくれる。奈々さんを傷つけることになる。もし関わるなら絶対先生になること。うちの非常勤講師になるのよ。わかった?」

「それは無理で・・・」

「じゃあ奈々さんに話しかけるな関わるなそばに寄るな何もするな!」

その後、上嶋は一人でブランコの有った公園に向かうと奈々の姿が有りましたが、磯崎の言葉を思い出し声を掛けずにその場を去ろうとします。

すると気付いた奈々が声を掛けてくれました。

「おじさん、話聞いてくれてありがとう。おじさん、さよなら。元気でね」

奈々はそのまま走って行ってしまいました。

しかし上嶋は気になって追いかけます。

すると奈々は歩道橋の上に!

「来ないで!私は汚い子なの。私なんか産んで欲しくなかった。生まれたくなかった」

涙ながらに訴える奈々に「奈々ちゃん」と呼びかけるも・・・

「そんな名前呼ばないで。名前も私も全部消えればいい。」

「奈々ちゃん」

「呼ぶな」

「奈々ちゃん」

「呼ぶなって」

「奈々ちゃん生きよう!生きよう。生きよう」

そう言って上嶋は奈々を抱きしめます。

佐藤二朗さんの涙の訴えのこのシーンは泣けましたね(/ω\)

そして夏休みが開けた9月2日。

「STEPルーム」には不登校生徒13名のうち7名が登校したと校長に報告が入ります。

「全員とまでは行かなかったが、わが校の不登校問題の変革はこの二学期からだよ」

その頃、上嶋は母親に見送られて初出勤のため学校に向かっていました。

その様子を影から見ていたのは磯崎は言います。

「あなたの一歩が、子供たちの一歩になりますように!」

引きこもり先生2話ネタバレあらすじ!万引きをした貧困少年の真相

初登校

ある少年がコンビニでおにぎりを万引きしているシーンからスタート。

少年は店員に見つかってしまい走って逃げるも捕まってしまいます。

その頃、梅谷中学のSTEPルームでは、引きこもり先生こと上嶋(佐藤二朗)が生徒たちに挨拶をしていました。

「僕は上嶋陽平といいます。焼き鳥屋をやってます。」

生徒たちからは質問の声があがりました。

「なんで焼き鳥屋」→「分かりません・・・」

「先生は学校来れたんですか?」→「僕は生き物係でしたので毎日花壇の花や植物の世話をしていました」

「花壇が好きなの?」→「好きです。花や植物のいい匂いが好きなんです。目をつぶってても花壇なら分かる」

すると「目隠しして花壇までいける?」と言われて、実際に行くことになった上嶋(^^;)

ソーシャルワーカーの磯島(鈴木保奈美)と一緒になんとか目隠し状態で花壇まで到着!

その姿を見てSTEPルームの生徒たちは嬉しそうにしています。

すると上嶋は居心地悪そうに学校を出て逃げ出そうとしますが、担任の深野(佐久間由衣)に捕まってしまいましたね(笑)

おにぎりを万引きした理由

その後、学校にSTEPルームの生徒・坂本征二(南出凌嘉)が万引きで補導されたという連絡が入り、深野は磯島、上嶋と迎えに行きます。

鮭、いくら、エビマヨ、梅干しのおにぎりを万引きしたことを知った上嶋は思わずこう尋ねました。

「君の一番好きなのはどれ?」

場違いな質問をしたことに気付き、すぐに謝る上嶋。

その4人はファミレスに行き、征二はオムライスを頼むことに。

すると食べる前に征二はこう言います。

「これ、半分持って帰ってもいいですか?」

その言葉を聞き、征二が家で食料に困っていることを悟った上嶋たち。

その後、征二の自宅に向かうと家の中はごみだらけで、引きこもりの征二の父親(村上淳)がひとりいました。

磯島「征二くんが万引きした気持ちお父さん分かりますよね?万引きしたくてしたんじゃありません!」

深野は征二と共に外へ出て、上嶋と磯島、征二の父三人で話が続きます。

深野は生活保護の申請を出すよう言いますが、征二の父は妻が別居して働いてるから無理だと主張。

「坂本さん、このままだと征二くんを児童相談所に送ることになります」

しかし、深野の言葉は征二の父には届きませんでした。

征二の父親の過去

その夜、上嶋の焼き鳥屋で飲んでいる磯島と深野。

勤務初日の感想を聞かれた上嶋は「奈々ちゃんだけじゃなかったんだ・・・」とそれぞれの子供達に不登校の理由があることを知った様子。

そして征二の父に向かっていった磯島に「強いです。僕には出来ない」と言う上嶋。

ここで磯島は征二の父について語ってくれました。

2年前までタクシーの運転手をしていたけど、もらい事故でケガをしたことがきっかけで仕事が出来なくなり酒に逃げてしまった。

妻が家を出て行って自暴自棄になりうつっぽくなって引きこもりになった。

その引きこもりが息子の征二に連鎖して、征二も陸上部だったけどやめてしまい不登校に。

ひきこもり友達

場面代わって、上嶋は引きこもりの友人・依田(玉置玲央)の部屋を訪れています。

「本当に教師になるのか?」

上嶋にそう尋ねると自らのことをこう語りだします。

「俺の父親は引きこもった俺の事を、生まれてこなかったものと思うと言った。俺は死ぬまであの男を許さない!」

そう言って上嶋が持って来た焼き鳥を美味しそうに食べる依田。

彼は21年引きこもりをしているみたいですが、どのような過去があるのか?

今後徐々に描かれていくのだと思います。

翌日、上嶋はまだ学校に姿を見せない堀田奈々(鈴木梨央)の家の前で「行ってきます」とつぶやき学校に向かいました。

上嶋が去ったあとカーテンを開けて外を見つめる奈々。

その頃、深野は榊校長(高橋克典)から呼び出され、坂本征二を登校させるために上嶋をうまく使うようにと言われていました。

出勤した上嶋は、花壇で出会った男子生徒(二宮慶太)と楽しく花の世話をしています。

すると始業開始に間に合わず、深野から怒られてしまいましたね(^^;)

征二の母親

一方、不登校の征二は家に金が無いことに困り、出て行った母親(内山理名)のもとを訪ね金をもらっていました。

母親は男相手の仕事をしているみたいです。

そして磯崎は再び征二の父親の元を訪れ生活保護申請をするように訴えますが、受け入れてくれません。

「父親でありたいなら働くか生活保護を受けるかちゃんとしてください」

磯崎のそんな言葉を聞き、胸を押さえて苦しみだす征二の父。

すると征二が現れ言います。

「お父さんは病気なんだ!働きたくても働けないんだ。お父さんを責めないで、お父さんは悪くない」

それ以上のことが出来なかった磯崎は、その夜上嶋の焼き鳥屋にいました。

「征二くんこのままじゃいけない。不登校だけじゃすまない。父親が働くか生活保護を受けるか、母親に引き取ってもらうか・・・」

おにぎりは何が好き?

翌日、上嶋は焼き鳥弁当を作って征二に会いにいくことに。

征二は公園で水を汲んで頭を洗っていました。

公園のベンチで弁当を食べる征二に向かって上嶋は尋ねました。

「おにぎり何が好き?」

「鮭」

「ピンポーン。僕も鮭が好きなんだ。お父さんは?」

「いくらとエビマヨ。じゃあ梅干しは」

「梅干しは僕」

「そうだったんだね。僕は知らないんだおにぎり何が好きなのか・・・僕は娘ゆいの好きなおにぎりを知らない。ゆいは僕の好きなおにぎりを知らない。征二君知ってるんだいいね。凄いよ!」

「あの、付いてきてもらいたいところが有るんですけど」

向かった先は万引きをしたコンビニでした。

征二は店長に真摯に謝りました。

その帰り道、上嶋は偉いと褒めます。

「ついてきてくれたから」

「僕?」

「うん、ありがとう」

「うん」

こうして上嶋と征二は心を通わせて行きました。

子供を手放したらダメです

一方、磯崎が向かったのは征二の母親が勤める「添い寝リフレ」という男性相手のお店。

征二の母に万引きしたことを説明し、家に戻るように促すも受け入れてくれません。

「あんた子供いないわね?母親ってもんが分かってない。母親だったら子供のために我慢しろって言うの?子供を守る前に自分が死んじゃうのよ。あそこには戻りたくない。あんたに征二をあげるわ」

そう言って仕事に戻っていく母親。

その夜、磯崎はショックな様子で上嶋の店でビールを飲んでいました。

「私は子供がいません。産んでみたかった、育ててみたかった。もっと大事にしろよ自分で産んだ子供!」

「このままだとあの父親、征二くんから引き離すことになる。児童福祉法に基づき児童相談所送りにする。征二くんのためにはその方がいいってこと」

しかし上嶋は反対します。

「じゃあどうすればいいの?」

そう言って店を出ていく磯崎。

テーブルの上の忘れ物を届けに行くと、外で磯崎は泣いていました((+_+))

翌日、再び上嶋は弁当を持って征二の家を訪ねました。

征二と父親を前に突然土下座を始めます。

「壊さないでください。子供を・・・子供を手放したらダメです!僕はひきこもりになったときに家族を捨ててしまいました。壊さないでください。征二くんのために踏ん張ってください。僕がこんなこと言えるのかと言いますと言えません。でも壊さないでください!」

征二のお母さん

そして上嶋は外で征二と二人で話します。

「ごめんね。ダメだね僕は。征二くんは?お母さんに戻ってきて欲しい?」

「お母さんがいつもお弁当作ってくれた。毎日同じミンチボール卵焼きのご飯。学校でみんなにからかわれた。でも僕は平気だった。それが一番好きだったから。世界中で一番美味しいと思った。」

その言葉を聞き、上嶋は征二を花屋に連れていき一輪の花を片手に母親の仕事場に向かいます。

征二を外で待たせ、添い寝リフレで母親を指名する上嶋。

ベッドで添い寝をして上嶋は言います。

「征二くんに会ってください!」

外で待っていた征二のもとに母親が現れます。

上嶋「家に帰ってもらえませんか?征二くんのために」

母親「こんなとこ来るんじゃないよ。何べん行ったら分かんのよ!」

征二「お母さん、これ」

涙ながらの征二は白い花を渡し、その場を走り去っていきます。

その花は、父親の給料日にいつもパート帰りに買ってきて家に飾っていた花。

そのとき自分は陸上部で走っていた。走るのが好きだったと上嶋に語る征二。

すると上嶋は「一緒に走ろう!」と言って、はだしになってその場で駆けだしたのです!

嬉しそうに走る征二でした(*^-^*)

一緒に走る

翌日、STEPルームでは生徒たちが自分の好きなものを語ってコミュニケーションを図っていました。

「好きなことから踏み出す」

それを知った上嶋は征二にランニングシューズをプレゼントします。

そして磯崎と深野が見つめる中で、学校の周りを二人でランニングすることにしたのです!

征二と一緒に走るも、上嶋は徐々に遅れていきます。

「征二くん走れ!」と応援する上嶋。

その頃、征二の家では父親が「僕、また走るね」という書置きを見つけました。

父親はかつて家族三人で過ごした楽しい日々を思い出します。

そして向かった先は近所のスーパーで買い物をして、帰宅してお米を研ぎ始めるのです。

一方、征二は無事にゴールして走り抜きました。

その頃母親のもとには征二が嬉しそうにゴールテープを切る写真が送られてきます。

それを見て目を潤ませていた母親。

はっきりと描かれませんでしたが、征二がひきこもりから脱したことで母親と父親にも変化が見られたのだと思います(^^♪

その後、上嶋も遅れながらも無事ゴール!

「征二くん走った」と二人は嬉しそうに抱き合います。

その姿を微笑ましく見つめている磯崎と深野。

そして後日、遂にひきこもりから脱したのか、堀田奈々が登校してきてくれたのです!

第3話では鈴木梨央さん演じる奈々と、南出凌嘉さん演じる征二が登校する姿が見られるのだと思います(^^)/

引きこもり先生3話ネタバレあらすじ!学校なんか、来なくていいんだ!

奈々がSTEPルームに

2学期が始まった9月。

三年生の伊藤和斗(二宮慶太)がいつものように花壇の手入れをしています。

実は和斗は同級生の山田と奥山からいじめを受けているんです。

上嶋(佐藤二朗)は偶然、和斗が捨てられた教科書を拾っている姿を目撃。

そんなとき、これまで不登校だった堀田奈々(鈴木梨央)が久しぶりに学校に姿を見せます。

「奈々ちゃん!」と嬉しそうに声を掛ける上嶋に奈々は「やきとり!」と言いました(笑)

すると奈々は上嶋の後ろを歩いた和斗の姿を見て、明らかに動揺していました(・_・;)

果たして、この2人の間になにがあったのか?

その頃、校長の榊は市長と電話をして、引きこもり先生を起用したこと猛烈にアピールしていました。

何と引きこもり先生こと上嶋は、新聞に載ってしまっていたんです!

一方、和斗は遅刻をして担任教師の田代から叱責を受けていました。

その様子を笑って見つめる山田と、うつむいている奥山。

引きこもり生徒たちが集まるSTEPルームでは、奈々が新たに仲間になりみんなに自己紹介をしています。

奈々は松山ちひろ(住田萌乃)という一年生の生徒の隣に座ることになりました。

上嶋が「緊張するよな」と声を掛けると「何でやきとりが緊張してんの?」と返す奈々( ´∀` )

「やきとり」と言われて嬉しそうな上嶋に、STEPルームの担任深野(佐久間由衣)は「ヘラヘラしない」と注意します。

奈々は少しずつSTEPルームになじんでいきますが、隣のちひろという女の子の事が気になっていました。

ヨーダくん

その頃、和斗は担任の田代から職員室に呼び出されます。

そのやり取りをみたスクールソーシャルワーカーの磯崎(鈴木保奈美)は和人の様子が気になっている様子。

和斗が奥山にいじめられていること、田代はいじめに気づいていながら見て見ぬふりをしていることに気付いたみたいです。

その後いつものように花壇の手入れをしている和斗のもとに奥山達が現れて、花壇を荒して帰っていきます。

上嶋もその光景を見て、和斗がいじめらたことに気付いたみたいです。

そしてここで「ゆい」という女子高生が登場!

誰かと思いましたが、上嶋が捨てた娘のようです。

ゆいは密かに上嶋のやきとり屋の前まで来ますが、上嶋の姿を見てその場を走り去っていきます。

そこに入れ替わりに現れたのは磯崎でした。

いつものようにビールを飲みながら、見ていたのは上嶋が載っていた新聞。

そこに引きこもりカレッジ事務局長の長峰(半海一晃)と、引きこもり歴21年の依田(玉置玲央)が姿を見せます。

上嶋は依田のことを「ヨーダくん」と呼んでいます。

「俺はお前に負けてないから」

ヨーダくんは上嶋をライバル視しているみたいですね。

「僕はヨーダくんを尊敬している。君は一度もぶれたことがない。君の強さがうらやましい」

「俺はおまえなんかよりよっぽど上なんだ!」

そう言って依田は出て行ってしまいます。

娘のゆい

その頃、上嶋の自宅では母・美津子(白石加代子)が息子が載った新聞を見て仏壇の前で嬉しそうにお酒を飲んでいます。

すると孫のゆいからメッセージと写真が届き、それを見てさらに嬉しそうな表情に(*^-^*)

帰宅した上嶋は、母が見ていた娘ゆいの入学式の写真を手に取り動揺(^^;)

自室で依田とリモートトークをしています。

依田「なんだその顔は?」

上嶋「母さんがゆいの写真を持ってた」

依田「罪悪感は持つな。俺は今夜は予定があるお前の感傷に付き合う暇はない」

そう言ってトークを打ち切ってしまった依田。

自転車で向かった先は、近所のコンビニでした。

コンビニのアジア風の女性店員と話すことが目的だったようです(^^)/

これがヨーダくんの大事な予定?

帰るときに自転車をこぐ姿はとっても嬉しそうでしたね!!

ちはると母親の確執

それから月日が流れ11月下旬。

上嶋はいつものように和斗と花壇の手入れをしています。

「植物は感情とか無いからいいな。今度生まれてきたら植物がいい」

和斗がそう話していると、奈々が現れて足早に教室に走っていきます。

そして、その日STEPルームには新たな仲間が現れます。

それは、第2話で引きこもりとなっていた坂本征二(南出凌嘉)です。

「よく来たね。待ってたよ」と上嶋と深野は温かく迎え入れます。

そんなある日、STEPルームの女子生徒ちひろの母親が現れ「早く普通のクラスに戻して」と校長の榊に抗議をしてきたのです!

一人教室でピアノを弾くちひろに奈々は声を掛けました。

「ピアノ弾けるんだ?私歌が好き。でも音符とか分からない。楽譜読めるの?いいな。」

「あんたのマママジで凄すぎ。うちのままもマジで凄いから」

そう言って奈々は適当にピアノを弾きながらこう言います。

「ママなんか大嫌い、私なんか大嫌い、死んじゃえ。みんな大嫌い!!」

泣きながら訴える奈々の横で、ちひろも涙を流します。

その様子を影からこっそり見ていた上嶋。

一方、母親から抗議を受けた榊校長は、深野にいつになったら普通学校に戻せるのか?とプレッシャーをかけます。

深野はただただ謝ることしか出来ませんでした。

その日の放課後、和斗が花壇の手入れを終えて片づけをしようとしたところで上嶋と遭遇!

すると、和斗は体育倉庫に上嶋と一緒に隠れたのです。

なぜかというとそこに奈々とちひろが現れたからでした。

体育倉庫の外で二人は語り始めます。

ちはるは家庭内の両親の不仲に悩み、ピアノだけが楽しみだった。

しかしピアノも才能が無いからと母親に辞めさせられてしまったのです((+_+))

さらに母親からスマホを取り上げられたことで、友人と連絡が取れなくなり「無視された」と言いがかりをつけられていじめられてしっまったちはる。

母親が悩みの種であることが分かり、奈々とちはるは共感しあうことが出来たのかもしれません。

和斗のいじめの真相

そして奈々もいじめられていたことを話し始めます。

そのいじめていたやつとは、何と和斗だったのです!

教科書を捨てたり、授業中に「インライの子インランに決まってんじゃん。パパはだれなの?」とメッセージを送ったり。

これも全て、山田や奥山からの指示でやらないと自分がいじめられると思っての行動でした。

「校門くぐれなくなった。吐いた」

その奈々の告白を、体育倉庫の中で涙しながら聞く和斗。

奈々は自分の好きな音楽をちひろに聞かせてあげて、2人で笑いながら帰っていきました。

和斗は上嶋に言います。

「堀田(奈々)のいじめ、僕がやったんです。やらなきゃやられる。だから・・・」

「誰かに言われた?」

「はい、僕のせいで堀田は学校に来れなくなったんです」

その夜、焼き鳥屋で磯崎と深野が学校での不登校の原因「いじめ」について話しています。

スクールカーストという序列が存在しており、トップが一番下をいじめる。

しかし、トップから一番下に陥落していじめられることもある。

和斗はいじめる側だったけど、今はいじめられる側になってしまった。

そして磯崎は「ときに教師がカーストトップの生徒を利用して、教室運営をする」と言います。

それを聞いた上嶋は二人に尋ねます。

「いじめはなくせないんでしょうか?」

「なくせないし、無くならないわね。子供たちがみんな神様にならないと無くならない。まずは大人が神様にならなきゃね・・・」

学校なんか、来なくていいんだ!

翌日、STEPルームに上嶋は何故か炊飯器を持ってきました。

皆で米を炊き、おにぎりを作ったんです(^^)/

そのおにぎりを屋上で楽しそうに食べる生徒たち!

そこに現れた深野に、上嶋はおにぎりを渡します。

自分が生徒に何もできないのに、上嶋は生徒を笑顔にさせている。

そう思ったのか悔しそうにおにぎりをかじって涙を流します。

「私、なんで教師になったんだろう。何にも考えずになってしまったすみません」

上嶋は「はい」とだけ答えてあげます。

そして、和斗へのいじめはさらにエスカレートしていきます。

トイレの中に閉じ込められて水をかけられてしまったんです((+_+))

びしょ濡れの和斗を花壇で見つけた上嶋は、着替えさせてSTEPルームに連れてきました。

すると奈々が拒否反応を示します。

「やきとり、なんでそいつ連れてきた?」

「和斗くんは・・・」

「そんな奴の名前呼ぶな!!」

和斗はその場から走り去ってしまいます。

深野は奈々に言います。

「上嶋先生どうして連れてきたのかな?伊藤君(和斗)、どこにも居場所が無いんだよきっと」

和斗を必死に追いかける上嶋。

たどり着いたのは川岸でした。

「不登校の奴らはいい。僕は学校休めない。休む勇気なんかない。花壇にいるのがやっとなんだ!僕なんか消えてしまえばいいんだ」

すると追いかけてきた奈々が叫びます。

「消えれば!私も消えたいって思ってた。でもねやきとりが現れたんだ!」

「堀田、ごめん。僕がしたことは最低・・・」

「まじ、カッコ悪いよねあんた」

すると奈々は石を川に投げて水切りをします。

和斗にも石を差し出し、二人は無事和解!!

しかし、和斗が学校に戻り花壇に行くと教科書が捨てられています。

その様子を屋上から見ているいじめっ子の山田と奥山。

そこに上嶋とSTEPルームの生徒たちが現れて皆で教科書を拾います。

そして上嶋は言いました。

「苦しかったら学校なんか来なくていいんだ。苦しかったら、苦しい時は、学校なんか、来なくていいんだ。学校なんか、来なくたっていいんだ!」

イジメじゃなくて人間関係のトラブル!?

その後上嶋は深野と共に榊校長と担任の田代にいじめの存在を訴えました。

しかし、校長は言います。

「いじめは犯罪。被害者加害者に白、うちの生徒を犯罪者にするのは嫌だなあ。これはどこにでもある人間関係のトラブルですよ」

担任の田代もその意見に同調。

すると即座に上嶋は否定。

「人間関係の問題ではなくいじめだと思います」

しかし校長はどこまでもいじめの存在を認めようとしません。

「不登校はゼロにする。いじめはあってはならない。これがうちの学校の方針。上嶋先生よろしくお願いしますよ」

その後、クラスで校長は和斗と山田を前に呼び、「学校と言うのは社会の縮図」だと説明し、2人に握手させるという強引な手法でこの問題をまとめようとします。

上嶋はそんなやりとりを見てられず、教室から出て行ってしまいました。

一方、磯崎はもう一人のいじめっ子奥山に声を掛けます。

「何か話したいことない?しんどかったりしたら私いつでも聞くから」

すると奥山は涙を流します。

その様子を影から見ていた山田・・・

このいじめっ子たちの間にもカーストがある?

おそらくいじめの主犯は奥山ではなく、山田なんでしょうね。

第3話はいじめを認めようとしない高橋克典さん演じる校長に本当に腹が立ちました(# ゚Д゚)

果たして、このいじめ問題はどうなっていくのでしょうか?

第4話も見逃せない展開になりそうです。

引きこもり先生4話ネタバレあらすじ!

休む生徒が急増!?

幼い娘・ゆいと遊園地でメリーゴーランドを楽しむ上嶋(佐藤二朗)。

その後ゆいは走り去っていき「お父さん!」と声を掛けます。

その姿が現在の高校生のゆい(吉田美佳子)と重なっていき、うなされていた上嶋は目を覚ましました。

幼いころに捨ててしまった娘のゆいの夢を見ていたみたいです。

その日、職員室では校長の榊(高橋克典)が、伊藤和斗(二宮慶太)がまだ不登校状態であることを問題視しています。

さらにほかの教室でも休み始めた生徒がいると教師が口々に言います。

校長が理由を尋ねると、それは上嶋の発言だという教師たち。

「学校なんか来なくたっていいんだ!」

SNSでもその発言が広がり波紋を呼んでいる様子。

STEPルームの担任深野(佐久間由衣)はその場でただ謝ることしかできません。

「とにかく皆さん対処する。わかっていますね?」

校長の思い言葉が職員室に響きます。

STEPルームに戻ろうとする深野にある女子生徒・吉村なつきが声を掛けました。

「学校無理してこなくても良いって本当ですか?私学校本当に気持ち悪い。でも休めない」

そんな吉村に、深野は「担任の先生に相談してくれるかな」としか言えませんでした。

娘のゆいを傷つけた

そしてSTEPルームでは「やきとり」こと上嶋に「なんであんなこと言ったの?」と生徒が心配そうに尋ねます。

あんなこととは「学校に来なくていい」という発言。

「あのときは本当にそう思ったんだ。僕は11年ひきこもりだった。38歳からついこの間まで。人と会うのも話すのも怖かった。一番苦しかった事は・・・」

ここで頭をよぎったのは娘ゆいでした。

「それは、一番大切な人を傷つけてしまったこと。五歳の娘のゆいを傷つけてしまった」

すると口々に生徒たちが自分も家族を傷つけたと言い始めます。

娘さんには会ってるの?と尋ねられた上嶋は「僕には会う資格が無い」と答えます。

すると生徒の一人奈々(鈴木梨央)は「そんなの関係ない。会えばいい」と言い、「ありがとう」と答える上嶋。

その頃、和斗をイジメていた奥山は、山田たちから無視され始めていました。

生徒が帰ったSTEPルームでは、生徒たちが上嶋に色々話す様子を見て、深野が謝罪しています。

「上嶋先生も苦しかったんですね」

「僕は今も娘を苦しめています」

その夜、教育委員会に戻った磯崎は、室長の西村(室井滋)から上嶋の発言について尋ねられプレッシャーをかけられていました。

その後上嶋の焼き鳥屋を訪れた磯崎。

付箋に「やきとり」と書いて上嶋の顔に張り付け遊んでいます(笑)

満足して店を出た磯崎を送り出したとき、店の外にはゆいの姿が有りました。

思わず上嶋に駆け寄るゆい。

「ゆい・・・」

それしか言葉にできず目も合わせられない上嶋。

ゆいはそのまま走り去ってしまいます。

磯崎は追いかけるように言いますが、上嶋は出来ませんでした。

店に戻り磯崎は前にも店の前に来ていた事を話します。

「あの子がどんな気持ちで店の前に来たと思う?会いたいからに決まってるでしょやきとり!!」

一人になった上嶋は、ゆいの事を思い出しています。

この学校気持ち悪い

その頃、和斗をイジメていた奥山はストレスからか車を破壊していました(・・;)

翌日そのことが問題になるも「わが校にいじめは無い」と断固主張する校長。

そして校内を歩いていた奥山は、上から水をかけられてしまいます。

その様子を見かけた磯崎が声を掛けますが、奥山はそれを受け入れませんでした。

「俺転校する。気持ち悪いんだよ!この学校気持ち悪い」

その様子を遠くから見つめていた上嶋。

一方、ヨーダくんこと依田は、恋したコンビニ店員のことを見つめていました。

そして働く決心をした依田は、長峰(半海一晃)を呼び出しあっせんを頼みますが、なんと苦しみだし倒れてしまうのです((+_+))

その後長峰は上嶋の焼き鳥屋を訪れます。テレビには新型コロナが中国で広がっているというニュースが流れています。

このドラマの舞台は、コロナが蔓延する少し前の設定なんですよね。

上嶋が、明日娘と会う事を伝えると、長峰は「よかったね」と喜んでくれました。

翌日、ゆいと会う事が嬉しいながらもソワソワしてしまい、何度も話す内容のメモを確認している上嶋。

その頃、STEPルームには新しく和斗がメンバーとして加入。

奈々をいじめたことを和斗が改めて謝罪すると、奈々は笑顔で手を差し伸べてくれましたね!

苦しい嘘

そして上嶋は校長の部屋に呼び出されることに。

「学校なんか来なくていいと仰ったとか?」

「はい」

「先生の言葉を真に受けて長期欠席している生徒が6人。そのまま学校に来れなくなったら中卒。中卒と大卒での生涯賃金の違いは8000万円。それだけじゃない雇用環境など厳しいものになってしまう。これが我々社会の現実です。たった一言が子供たちの人生を左右してしまう」

「僕は・・・」

「このあと教育委員会からいじめに関する聞き取り調査があり、先生に是非聞きたいと言っています。伊藤和斗は奥山からいじめを受けていたか?どうですか」

「いじめはありました」

「伊藤和斗は堀田奈々をいじめていたかどうか」

「それは・・・」

「加害者となると伊藤はそれこそ重い十字架を背負うことになる。高校進学にも大きく関わるでしょう。あなたの一言が彼のこれからを決めるんです」

「そんな・・・」

「考えてください。伊藤も奥山も加害者は過去の話。今更掘り起こしても誰のためにもならない。勇気ある撤退!ときには必要なんじゃないですか?」

そして上嶋は教育委員会の室長の西村から聴取を受けることに。

「梅谷中学にいじめがありますか?どっちなのかしら?」

「いじめはうちの学校に・・・ありません」

校長の説得に負けてしまい、上嶋は「いじめは無い」と嘘を吐いてしまいました((+_+))

そんな自分が耐えられなくなり、もだえ苦しむ上嶋でした。

ずっと待ってた

そして夜、娘のゆいに会うために約束の場に向かいますが・・・

なかなか思うように言葉が出てきません。

「大きくなったね、後ろから何番目・・・」

「ほかに言う事無いの?私ずっと待ってたんだよ!ずっと待ってた」

「ごめん、あの・・・嘘を学校で嘘を・・・」

「私の事ちゃんと見てくれないんだね」

「ゆいに会う資格が無くて、嘘を今日ついて・・・」

「どうでもいい、どうでもいい!!」

ゆいは走り去ってしまいました。

その日から、上嶋は体調を崩しひきこもり性格に逆戻りしてしまいます。

「学校行かなきゃ」と思うものの、嘔吐してしまい学校に行くことが出来ません。

上嶋が来ず3日が経ち、生徒たちは深野に理由を尋ねますが「学校の先生方の事情」としか答えることが出来ず、不満な生徒たちは皆で屋上に向かいます。

なんで学校に来れなくなった?

奈々を始め生徒たちは「何で学校に来れなくなったのか?」と話し始めました。

「学校気持ち悪かった」

「学校行けっていうけどすごく苦しかった」

「気持ち悪い・・・本当気持ち悪い。学校なんかいらならい!!先生も親もみんないらない」

ただその姿を深野は見つめることしか出来ませんでした。

その頃、上嶋は部屋の中で大声で叫び、奈々との思い出の羊のぬいぐるみを抱きしめていました。

上嶋の家の一階には、磯崎と長峰が心配して見に来てくれています。

その帰り道、長峰はこう磯崎に話します。

「どんな気持ちで学校に通っていたか。かれにとっては戦場に行くようなもの。ひきこもっていた人にとってはそれぐらいのものなんです」

「私、そんな上嶋さんをサポートすることが出来ませんでした」

「それはだれにとっても簡単なことじゃないです」

またひきこもりに

その夜、上嶋は依田とリモートで繋がっていました。

「またひきこもってしまった。ヨーダくん。なんで返事しないの?君の声が聞きたい」

悲壮な表情を浮かべながら画面を突如切った依田。するとすぐさま上嶋の家にやってきます。

「何やってんの?」と連呼し、枯れた花を見て依田は自らの事を語ります。

「毎年何で咲くんだろう?上嶋氏、俺さあと半年だって。死ぬんだ。膵臓やられて。余命宣告ってやつ。上嶋氏すごいよ本当に。ひきこもりが先生なんてさ。時間があるじゃない。」

ヨーダくんの言葉を聞いて慟哭する上嶋(/ω\)

STEPルームには生徒が来なくなり、深野が一人で教室にいます。

すると吉村なつきが現れます。

そう、冒頭で深野に相談してきたあの女子生徒です。

あれからずっと学校に来ているが「学校が気持ち悪い」という吉村を抱きしめて言いました。

「あなたはおかしくなんかない。ごめんなさい。」

「私、上嶋先生が学校に来なくて良いって言ってくれた時救われた気がした」

その後深野は生徒たちを呼び出し、みんなに本当の事を話すことを決意しました。

「先生が学校に来れなくなったのは、この学校にいじめは無いと言ったからです。学校の都合で言わされたのではないかと私は思ってます。私も学校の都合を考えて本当のこと言えなかった。ごめんなさい。」

そしてやきとりこと上嶋を心配する生徒たちが行動を起こしました。

上嶋が寝ていると、外から子供たちの声が聞こえます。

「やきとり!大丈夫?」

「やきとり!しんどかったよね?」

「やきとり!学校来なくていい!」

「やきとり!ありがとう」

その姿を磯崎と深野も遠くから見ています。

そして翌日、上嶋は学校に向かう事が出来たのです!

その様子を心配そうに見つめている母親の美津子(白石加代子)。

出勤途中で磯崎と出会い、学校に着いた上嶋は校長と対面します。

「無理しないでくださいね」

「無理します!しなくちゃいけないんです。ぼくはもう逃げません。子供たちのために戻ってきました。学校を子供たちが安心していられる場所にしたいんです」

次回「ひきこもり先生」は遂に最終回です!

第4話では、高橋克典さん演じる校長がムカつきましたね〜。

ヨーダくんを演じる玉置玲央さんの演技が素晴らしかったです!

そして生徒たちの声で学校に復帰できた上嶋先生は、学校を変えることが出来るでしょうか?

最終回の結末についても放送後に更新していきたいと思います!

 

引きこもり先生最終回ネタバレあらすじ!

教師たちが集まる職員室で上嶋は切り出します。

「分かったんです。子供たちが何で苦しくなるか。僕、いじめがあるのに、あるって言えませんでした。僕は学校を本当の事が言えるところにしたいんです」

その言葉に賛同した深野も「学校にいじめはある!」と主張。

すると榊校長は、教師たちに本音を求め「いじめはあるか?」と挙手を求めます。

しかし、誰一人として手はあげません。

その光景に呆然とする上嶋。

向かった先は市の教育委員会でした。

いじめが有ることを主張しようとしますが、「学校を通して欲しい」と門前払いを食らいます。

勝手に暴走して教育委員会に行ったことを、深野と磯崎にたしなめられた上嶋。

深野は何故校長があそこまでいじめを隠すのか疑問に思っていると、磯崎は二人にこう言います。

「榊校長は教育長になりたいから、現市長が掲げるいじめゼロ、不登校ゼロが絶対!」

そんな教頭の理念に自分たちも乗っかってしまっている。

上嶋は自分はどうしたらよいのかと尋ねると、磯崎は「生徒の味方になってくれる人がもっとたくさん必要だ」と答えます。

すると上嶋は、サンドイッチマンのように看板をぶら下げて校門に立ち始めたのです。

「あなたの味方になります!」

その光景を見た榊校長は、他の教師に上嶋の行動を辞めさせます。

そんな中、STEPルームでは深野が「STEPルームの卒業式をやろう」と生徒たちに提案。

生徒たちは賛同し、奈々は遠足も修学旅行も行けなかったから、みんなで遊園地に行こうと言いました。

皆は、その日を楽しみに卒業までの日々を過ごすことになりました。

そして翌日以降も、上嶋は「味方になります」看板をぶら下げて校門の前に立っていました。

その光景を、幼いころに別れた娘・ゆいが見ています。

磯崎はそんなゆいに声を掛け、上嶋が大事な人を傷つけてしまったから、生徒のために一生懸命になっているのでは?と伝えます。

一方、深野は榊校長にSTEPルームでの卒業式をやらさせて欲しいと持ちかけますが却下されます。

そして学校全体の集会が行われ、STEPルームのメンバーは教室から映像を見ています。

榊校長はそのときの演説で引きこもる人間を否定するようなことを言うのです。

「私は、皆さんにはそんな大人になって欲しくないんです!」

その様子を見たSTEPルームの生徒たちは校長に憤りを隠せません。

しかし「その通りだ」と言う上嶋。

後日、磯崎は教育委員会を訪ね、室長の西村に学校にはいじめが有ることを訴えます。

何か証拠になりそうなものを西村に渡していたみたいです。

そしてSTEPルームには、長嶺に連れられてヨーダくんこと依田が現れ生徒たちに話をすることになりました。

テーマは「僕のすきなもの」。

「僕のすきなもの。上嶋陽平、そこのおっさんです」

「僕は高校一年のある日、突然満員電車に乗れなくなって不登校になりました」

「親父は引きずってでも連れて行こうとしたが無理だった。16から38までずっと引きこもりです」

「親父には言われた。お前の事は生まれてこなかったことと思う。生活の面倒は見てやるから親子の縁を切ると言われた」

その発言を聞いていた榊校長は、演説を止めようとしますが、上嶋は最後まで語らせて欲しいと訴えます。

「何が言いたいかと言うと、俺はもうすぐ死ぬ。ずっと引きこもってて結婚もできず死ぬ。でもみんな死ぬんです。君も君も君も・・・」

「だから、ちゃんんと働いて世の中の役に立つ人になってください」

「なーんてな!!そこのスーツ着た偉そうなお前!俺の事見下してるだろ?お前は誰かに指図して思い通りに動かして、そんなことで自分が成功して立派だと思ってるんだろ?」

「俺はお前なんかの思い通りにならない。誰の思い通りになったことも無い。お前なんかよりずっと自由だ!ざまあみろ!!」

そう言って依田は号泣。

「俺だって何か出来たはずだ・・・」

果たして、この依田の訴えは榊校長に届いたのか?

後日、榊校長は教育委員会に呼び出され、いじめについて再び西村に問われますが「見解の違いでいじめは無い」と言い切ります。

西村は若いころのあなたは学級崩壊のとき、教室から逃げ出した。辞めると思ったけど教師を続けたと榊校長の意外な過去を話し始めました。

「なのにこんなに出世して市長のお気に入り。次の教育長になる?」

そして持ち出したのは、上嶋が職員室でいじめがあると訴えているときの録音データでした。

これを聞いて「卑怯ですよ」と開き直る榊校長!

「残念だけど、あなたの評価をするのは私たち教育委員会。市長にも報告します」

これで教育長の夢が破れてしまった榊校長。

再び深野と上嶋がSTEPルームでの卒業式をやりたいと話しに来ると「やればいい」と言います。

そして「俺は人を育てられるような器じゃないんだよ!!」と急に大声を上げるのです。

その様子を見た上嶋は言いました。

「校長は苦しかったんですね。ずっと。初めてお会いした時からすごく苦しそうだと思ってました。僕と同じくらい苦しそうだって」

「本当のこと言ってくれてありがとうございました」

卒業式がやれることになり、STEPルームの生徒たちは喜びを隠せません。

その日の帰り道、上嶋は磯崎に連れられて川沿いを歩いていくとそこにはゆいが待っていました!

ようやく上嶋も娘と向かい合う事がここで出来ました。

「もう自分の事許していい!私、ちゃんと育ったよ!お父さん私の卒業式にも来てくれる?」

ゆいのその言葉が嬉しくて、涙を流し「ありがとう」と言う上嶋((+_+))

その夜、母の美津子は「あんたは私の自慢の息子だ」と上嶋に言います。

「あんたを産んで本当に良かった。ありがとうね」

「僕も、母さんの息子でよかったよ」

そして2020年の2月後半、世の中はコロナが蔓延し、小中学校の休校が決まってしまいます。

混乱に陥る学校、教育委員会、そしてSTEPルームの生徒たちにも休校が伝えられ、卒業式が出来なくなってしまいました。

納得できない生徒たちに対して、上嶋は何も言う事が出来ません。

そして卒業式の日、磯崎のもとに生徒の一人征二から「遊園地に来て欲しい」とメッセージが届きます。

遊園地にはSTEPルームの生徒たちがみんな集まっていましたが、遊園地はやっていません。

生徒たちを迎えに行った、上嶋と磯崎と深野。

しかし生徒たちは無言で学校に向かいました。

校門は開かず学校に入ることが出来ません。

すると生徒たちは自宅に届いた卒業証書を手に、ここで卒業式をやると言い出すのです!

三人は生徒たちの意見を尊重し、校門の前で卒業証書の授与を始めました。

すると、その様子に気付いた校内の教師が榊校長に言いつけ、校長と教師たちみんなが校門に駆け付けます。

「どうして卒業式出来ないんですか?」

生徒たちの問いに、君たちのために大人が責任を持って決めたと答える榊校長。

すると別の生徒が「どうして門が締まっているの?」「不登校のときは学校に来いと言ったのに変だよね?」と口々に言います。

教師たちの間でも意見が分かれる中で、上嶋が語りだします。

「いろんなことこれまで諦めてきました。一斉休校も偉い人が決めたから仕方ない感じで。引きこもりになったときも、いろんなこと出来ないってあきらめて一人でいることを選んだ。」

「でも、君たちは出来ると思った!諦めないで出来ると思った。自分たちで卒業式を出来ると思った。君たちはすごい。」

「もう、諦めるの辞めませんか?校長先生僕はこの学校で、子供たちに教えてもらったんです。出来ると思っていい。出来る、出来る、出来る、大丈夫、出来る!」

そして生徒の一人奈々は言いました。

「大人がそんなんじゃ子供はしんどいままなんだよ。まずは大人が幸せになってよ!」

彼らの姿に心を動かされた榊校長は、校門のカギを開けるように指示します。

そしてみんなが校門から校庭に入り、校庭で大の字に寝転んでいます。

そこには上嶋や生徒だけでなく、榊校長の姿も有ります。

皆で広い青空を見上げているというシーンでドラマは締めくくられました!

最後に、コロナを巻き込んでくるとはちょっと意外でしたが、なかなか感動的なラストでした。

鈴木梨央さん演じる奈々が最後に言った「子供がしんどいままだから大人が幸せになって」という言葉は深かったです。

いつかまた佐藤二朗さん演じる引きこもり先生に会える日を楽しみにしたいところですね(^^)/

一点だけ気になったのは、コロナ禍なのにマスクをしている生徒や先生が少なかったこと(^^;)

マスクを付けないなら、みんな付けなければいいのに・・・

と本筋からそれたところが少し私は気になってしまいました!

 

 

それでは次に出演するキャストについて紹介していきます。

ひきこもり先生のキャストは?

不惑のスクラムネタバレ!キャスト原作あらすじまとめ【高橋克典主演】

上嶋陽平:佐藤二朗

1969年5月7日 愛知県春日井市生まれ。四歳から愛知郡東郷町で育つ。 1996年、演劇ユニットちからわざを旗揚げ。全公演で作・出演。近年、多数のドラマ・映画に出演。また「ケータイ刑事銭形シリーズ」(BS-TBS)、「恋する日曜日」(BS-TBS)、「家族八景」(MBS・TBS)、「〜2013新春特別企画〜だんらん」(関西テレビ)などのドラマ脚本を執筆。映画「memo」(’08年)や「私たちがプロポーズされないのには101の理由があってだな」(LaLaTV)では脚本・監督。2020年5月15日に原作・脚本・監督の映画「はるヲうるひと」が全国ロードショー。フロム・ファースト プロダクション所属。

引用元:公式サイト

佐藤二朗さんは現在52歳の俳優です。

大学後就職するも入社式初日で退職、その後は劇団を転々とするもなかなか才能が開花せず、26歳の時には再就職しています。

しかし役者の夢が捨てられず1996年に劇団ユニット「ちからわざ」を立ち上げます。

その後舞台を中心に活動していましたが、2000年に出演した「ブラック・ジャックII」でその存在感に目を付けられ現在の事務所に所属することになります。

その後は唯一無二の個性を持つ俳優として様々な作品に起用され、特に福田雄一(ふくだゆういち)さんの作品ではクセの強い役を演じることが多く、そのたびに話題になっています。

これまで「スーパーサラリーマン左江内氏」「過保護のカホコ」「今日から俺は!!」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」などのドラマに出演しています。

強烈な個性を持ち、コミカルな役はもちろん、普通の役から悪役まで演じられる役者さんです。

「ひきこもり先生」では主人公で元引きこもりの上嶋陽平を演じます。

3年前に引きこもり生活から脱した「ひきこもりサバイバー」です。

陽平には娘がいるとのことですが、その過去も気になり、今後描かれていくのか楽しみです。

磯崎藍子:鈴木保奈美

生年月日 1966年8月14日
出生地 東京都
身長 160 cm

鈴木保奈美(すずきほなみ)さんは現在54歳の女優です。

鈴木保奈美さんは1984年に第9回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し芸能界入りしています。

1986年に女優デビューしドラマやCMなどで人気と知名度を上げていきます。

1991年には主演を務めたドラマ「東京ラブストーリー」が大ヒットし、一躍人気女優となります。

1998年にはとんねるずの石橋貴明(いしばしたかあき)さんと結婚、妊娠を発表し芸能界を一時引退しますが、2008年に子育てが落ち着いたことから芸能界に復帰します。

女優としても本格的に活動を再スタートされ、復帰後は「愛してたって、秘密はある。」「SUITS/スーツ」「35歳の少女」などに出演しています。

市立中学校のスクールソーシャルワーカー磯崎藍子(いそざきあいこ)を演じます。

不登校生徒のための教室の運営に行き詰まっていた中、陽平が非常勤講師としてやってきます。

果たして藍子と陽平はどのようにして不登校の生徒をサポートしていくのでしょうか。

深野祥子:佐久間由衣

サイズ: T 170cm /S 24.5cm
生年月日: 1995年03月10日
出身地:神奈川県
血液型:O型
趣味: 散歩、マラソン、乗馬
好きな小説家:太宰治
特技: バスケ、ピアノ

引用元:公式サイト

佐久間由衣(さくまゆい)さんは現在26歳の女優です。

佐久間由衣さんはスカウトがきっかけで芸能界入りし、2013年にViViの専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、専属モデルとしてモデル活動をスタートさせます。

2014年には女優デビューし、2015年には初のドラマ主演を務めています。

2017年には女優業専念の為ViViモデルを卒業し、同年放送のNHK朝ドラ「ひよっこ」でヒロインの親友役を演じ知名度を上げます。

その後は「明日の約束」「チア☆ダン「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」「教場」などの話題作に出演しています。

2021年は自身2本目の主演となる映画「君は永遠にそいつらより若い」の公開も控えている実力派女優です。

「ひきこもり先生」では陽平が配属される中学校の教師深野祥子(ふかのしょうこ)を演じます。

不登校の生徒と向き合おうとする若い教師役での出演で、陽平ともどのように関わっていくのか楽しみです。

依田浩二:玉置玲央

生年月日 1985年3月22日
出身地 東京都
身長/体重 171cm
B/W/H 88/67/89 靴 26.5cm
特 技 運動全般(ばく転、宙返り)
所 属 劇団「劇団柿喰う客」
受 賞 第73回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞 受賞!(映画『教誨師』)

引用元:公式サイト

玉置玲央(たまきれお)さんは現在36歳の俳優です。

玉置玲央さんは私立関東国際高校の演劇科を卒業後、舞台の裏方として働いていたそうです。

しかし卒業から2年後の2005年に劇団「柿喰う客」に参加し、俳優としての活動をスタートさせます。

2007年には演劇ユニット「カスガイ」を主宰し、俳優だけでなく演出家としても活躍していきます。

長く舞台中心に活動してきましたが、ドラマへの出演も多く最近では「麒麟がくる」や「恋する母たち」の出演が記憶に新しいと思います。

2021年はNHK朝ドラ「おかえりモネ」への出演も決まっており、ますます活躍が期待されています。

「ひきこもり先生」では陽平の引きこもり仲間ヨーダこと依田浩二(よだこうじ)を演じます。

ヨーダの後押しもあり、陽平は教師になることを決意するそうなので、2人の友情にも注目です。

堀田奈々:鈴木梨央

名前 鈴木 梨央(すずきりお)
生年月日 2005/02/10
年齢 満16才

引用元:公式サイト

鈴木梨央さんは現在16歳の女優です。

5歳の時にドラマでみた芦田愛菜(あしだまな)さんを見てオーディションを受け、子役として活動をスタートさせています。

2012年にドラマデビューし、2013年にNHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公の幼少期、同年放送のドラマ「Woman」で主人公の娘役を演じ天才子役として注目されるようになります。

2014年には芦田愛菜さん主演のドラマで共演を果たし、人気子役同士の共演が話題となりました。

その後もドラマ、映画に多数出演し、最近はかなり大人っぽくなり、子役から女優へと成長していっています。

2021年にはドラマ「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」で主要生徒役を演じ、「大きくなったなあ」と感じた視聴者もたくさんいたのではないでしょうか。

今回「ひきこもり先生」では不登校の生徒堀田奈々(ほったなな)を演じます。

不登校の奈々が元ひきこもりの陽平と関わっていくことでどのように変化していくのか楽しみです。

上嶋美津子:白石加代子

1941年、東京都生まれ。
1967年に早稲田小劇場(現SCOT)へ入団後、鈴木忠志氏演出の「劇的なるものをめぐってII」、「トロイアの女」などで世界80都市を巡演し、ピーター・ブルックに「火を噴くドラゴン」と称賛される。
1989年にSCOT退団後は、蜷川幸雄氏演出作品に多く出演し、映画やTVなどでも幅広く活躍。 1992年からスタートした鴨下信一氏演出による「百物語」の公演はライフワークとなっている。

引用元:公式サイト

白石加代子(しらいしかよこ)さんは現在79歳の女優です。

白石加代子さんは小学校の時に舞台の世界に興味を持っていましたが、父を早くに亡くしていたので家計を支える為に高校卒業後は区役所で働いていました。

その後1967年に退職して早稲田小劇場(現在のSCOT)へ入団します。

劇団入団後は舞台中心に活動し、看板女優として数々の舞台を踏んできました。

ドラマ、映画への出演作も多く、これまで「Q10」「花燃ゆ」「ひよっこ」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」などに出演しています。

「ひきこもり先生」では陽平の母上嶋美津子(うえしまみつこ)を演じます。

西村順子:室井滋

富山県出身

血液型:O型
資格:一級小型船舶免許

引用元:公式サイト

室井滋(むろいしげる)さんは現在62歳の女優です。

室井滋さんは早稲田大学時代シネマ研究会に所属して自主映画に出演しており、在学中の1981年に劇場映画デビューしています。

1988年に小林聡美(こばやしさとみ)さん、もたいまさこさんと共演したドラマ「やっぱり猫が好き」が大ヒットし、一躍人気女優の仲間入りを果たします。

1995年には「居酒屋ゆうれい」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など複数の賞を受賞し、日本を代表する女優となっていきます。

ドラマ、映画、バラエティと幅広く活動し、シリアスな役からコミカルな役まで様々な役を演じられる名バイプレイヤーです。

最近では「七人の秘書」に出演し、存在感のある演技が注目されていました。

「ひきこもり先生」では西村順子(にしむらじゅんこ)役での出演は発表されており、公式パージにも載っていますがどんな役なのか詳細は不明です。

どんな役を演じるのかとても楽しみですね。

榊徹三:高橋克典

本名 高橋克典 (たかはし かつのり)
出身地 神奈川県横浜市
生年月日 1964.12.15 (昭和39年)
血液型 O型
サイズ Height 175cm・Weight 68kg・Shoes 26.5cm

引用元:公式サイト

高橋克典さんは現在56歳の俳優です。

高橋克典さんは1989年に俳優デビューし、1993年には歌手デビューもしています。

俳優を始めたころは端役が多かったようですが、1999年に放送されその後シリーズ化したドラマ「サラリーマン金太郎」の主演で人気俳優の仲間入りをはたします。

その後放送の「特命係長 只野仁」や「課長島耕作」などサラリーマンが主役のドラマで主演を務め、シリーズ化されるほどのヒットとなっています。

2020年には「麒麟がくる」でNHK大河ドラマに初出演しています。

「ひきこもり先生」では陽平に非常勤講師を依頼した中学の校長榊徹三を演じます。

ひきこもり先生ネタバレ!原作あらすじキャスト脚本家まとめ

監察医朝顔2で吉野佳奈役は佐久間由衣!3話で被害者の娘役

「ひきこもり先生」の脚本家は梶本恵美さんで、原作はないオリジナルストーリーです。

主人公で元ひきこもりの陽平を個性派俳優の佐藤二朗さんが演じます。

脇を固めるキャストも実力派ばかりで、全5話ですが見ごたえのあるヒューマンドラマとなりそうです。

不登校とひきこもりという難しいテーマの今作をどのように描いていくのかとても楽しみなストーリーとなっています。

「ひきこもり先生」は6月12日放送スタートです。

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