チョッちゃん道郎のモデルは黒柳朝の兄で実在?

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黒柳徹子さんの母、朝さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「チョッちゃん」で、古村比呂さんが演じたヒロイン蝶子の兄は石田登星さんが演じた北山道郎(きたやま みちろう)ですがモデルは黒柳朝さんのお兄さんで実在?

「チョッちゃん」の道郎のモデルは黒柳朝さんの兄なのか?弟の門山修二さんなのか?についてご紹介します。

目次

チョッちゃんの道郎はヒロイン・蝶子の兄で失恋ばっかりの恋愛下手?

朝ドラ「チョッちゃん」とは?

北海道・滝川の大自然で自由に育った少女が、やがて音楽の道を志し、昭和の激動期を天真爛漫に乗り越えていく。黒柳徹子さんの母の半生がモチーフ。

引用元 公式サイト

朝ドラ「チョッちゃん」は1987年(昭和62年)4月6日から10月3日まで放送された、NHK連続テレビ小説第38作目となる作品。

黒柳徹子さんの母、黒柳朝さんの自伝『チョッちゃんが行くわよ』をモチーフにしています。

平均視聴率は38.0%、最高視聴率は46.7%でした。

ヒロイン蝶子役は古村比呂さんが演じています。

蝶子の夫となる要役を世良公則さん、蝶子の両親を佐藤慶さんと由紀さおりさん。

ほかにも役所広司さん、杉本哲太さん、中原理恵さんなどがご出演されました。

チョッちゃん北山家

父 北山俊道(佐藤慶)

母 北山みさ(由紀さおり)

長男 北山道郎(石田登星)

長女 北山蝶子(古村比呂)

次男 北山俊介(伊藤環)

蝶子の兄・北山道郎とは?失恋ばっかりの恋愛下手?

蝶子(古村比呂)の兄。

医師である父・俊道(佐藤慶)から医大合格を強く望まれながらも、心の中では小説家を志す夢を抱いていました。

音大入学とともに上京したヒロインの蝶子ですが、ひとあし先に、医学部に入ると言う口実で東京にいた道郎。

蝶子が上京した後は、蝶子の近くにいて、兄として支えてくれた存在ながらも、父親と正面から向き合うことを避け、蝶子に「医者になることを諦める」と言う大事なことを言わせる始末(^^;

蝶子が見ているだけでも、3度も片思いをして、思いを伝えられず失恋を繰り返していました。

その後、やがて仕送りも止まったものの、小説家になることは難しく、夢を諦めて映画会社に就職します。

その矢先、戦時下の影響で満州への転勤が決定。

実は、蝶子の親友の邦子のことが好きだった鉄郎ですが、邦子が自分が紹介した大川と結婚しそうになると、その思いをふっきるために、満州への転勤を決めたのでした。

邦子や大川については、以下の記事でネタバレなどまとめてあります。

チョッちゃん邦子の結婚相手は誰?どうなるかモデルについても

チョッちゃん大川信吾役は丹波哲郎の息子の丹波義隆!現在の活動は?

満州に渡った後、現地の支社長の娘と交際を始めるなど、新たな人生の局面を迎え道郎でした。

チョッちゃん北山道郎のモデルは黒柳朝の兄で実在?

ヒロイン蝶子のモデル・黒柳朝(くろやなぎ ちょう)

朝ドラ「チョッちゃん」古村比呂さんが演じたヒロイン北山蝶子のモデルは、黒柳徹子さんの母、黒柳朝さんです。

黒柳朝さんは1910年に北海道滝川に、開業医の父、門山周通と母、三好さんの長女として生まれました。

門山家は代々松山藩の家臣で、朝さんの祖父も山形で開業医をされ、町会議員も務めた人物。

三好さんがミッションスクールに再入学するため、宮城県に朝さんを連れて転居します。

朝さんは仙台の小学校に2年間通い、三好さんの卒業とともに北海道に戻りました。

その後黒柳朝さんは北海道岩見沢の女学校に進学され、4年間寄宿舎生活を送ります。

そのときの音楽教師の勧めで東洋音楽学校に進学。

1927年に上京し、声楽科に入門されました。

在学中にヴァイオリン奏者の黒柳守綱さんとご結婚。

長女の黒柳徹子さんを始め、2男2女に恵まれます。

1944年に守綱さんが出征し、青森に疎開。行商で生計を立て、戦後も東京で行商をつづけました。

1949年に夫の守綱さんが無事帰還。東京交響楽団のコンサートマスターになります。

黒柳徹子さんの著書「窓際のトットちゃん」がベストセラーとなり、世間から注目されたことで自伝エッセイ『チョッちゃんが行くわよ』の連載がスタート。

1993年に刊行された『チョッちゃん物語』はのちにアニメ映画化されました。

2006年心不全のため東京の病院でお亡くなりになります。享年96歳でした。

北山道郎のモデルは黒柳朝の兄で実在?弟の門山修二?

ヒロイン・蝶子の兄の道郎ですが、黒柳朝さんのお兄さんなのでしょうか?

黒柳朝さんには、門山修二さんという弟がいました。

実際に「弟がみたホントの「チョッちゃん」」という著書があります。

「経済日報」の社長をされていた、という情報がありますが、確認はとれませんでした。

ということで、伊藤環さんが演じた北山俊介のモデルは、門山修二さんだと思われます。

門山修二さんについては、これ以上の情報はわかりませんでした。

そして黒柳朝さんの兄についての情報はほとんどありません。

ですが兄は実在したことが分かっています。

プレジデントウーマンの記事・コラムにこんな記載がありました。

こんなところでいったい何してるの? お兄さんが学校に調べにきたし、家じゅう心配して大騒ぎしてるわよ。正直にちゃんとほんとうのことをいいなさい。悪いようにはしないから

引用元 PRESIDENT WOMAN

これは淡谷のり子さんが、黒柳朝さんにかけた言葉です。

当時黒柳朝さんは音楽学校3年で、伯父さんの家に住んでいたようです。

朝さんは、のちの夫となる守綱さんにお茶に誘われ、そのまま守綱さんの家に連れていかれます(^^;)

「僕の部屋に行ってみない?」と誘われ、朝さんは断り切れずに着いていったそうです。

帰ろうとする朝さんに「電車はもうない」と言い、泊まるように促す守綱さん。

人さらいにさらわれ、もうダメだと思ったという朝さん(笑)

守綱さんは翌日朝さんにこう畳みかけます。

「もう学校へも行けないし、伯父さんの家にも帰れない。僕の奥さんになるしかないよ」

バイオリン奏者だった守綱さんは、練習がある日は外から部屋の鍵をかけ、朝さんを監禁するという生活を始めます。

犯罪といえば犯罪ですが、朝さんは時折抜け出していたようです。

朝さんが帰ってこないので、伯父夫婦は大慌て。お兄さんや北海道の両親も大騒ぎの事態となりました。

朝さんは伯父にどう言い訳をしようか、どんなに叱られるのか、と怖くなり学校にも行けず、もちろん伯父の家にも帰れなかったそうです。

朝さんと同居して5日目のころ。アパートに閉じ込めておくのもいけない、と思った守綱さん。

仕事先でバイオリンを弾いてる舞台の外に、朝さんを座らせました。

そこにたまたま淡谷のり子さんが、通りかかったのです。

淡谷のり子さんは黒柳朝さんの2学年先輩で、朝さんを可愛がっていたといいます。

朝さんからこのことを聞いていた兄が、淡谷のり子さんに相談していたのでした。

おそらく兄も、東京か東京近郊に住んでいたのでしょうね。

そして朝さんとの交流もあったと思われます。

朝ドラ「チョッちゃん」でも、道郎と蝶子は東京で度々会っていました。

黒柳朝さんの兄に関する情報は、これくらいしかありません。

わかったことは、東京近郊に住んでいて、黒柳朝さんとは時折会っていたのでは?ということです。

これは朝ドラ「チョッちゃん」の道郎に当てはまるので、もしかしたら戦争のころにお亡くなりになったのかも?

弟の門山修二さんは著書もあり、黒柳朝さんの弟であることは周知の事実です。

朝さんにはほかにも兄弟がおられたかもしれませんが、有名人でもないので情報がないのかもしれません。

兄と弟がいたことは事実のようです。

そしてそんな道郎ですが、驚きの事態が訪れます。以降でネタバレをご紹介しますが、知りたくない人は閲覧注意です。

道郎が死亡!?今後の衝撃のネタバレ【閲覧注意】

そんな道郎ですが道郎は114話で・・・なんと満州で死んだことがわかります。

神谷(役所広司)と安乃(貝ますみ)は結婚して、岩崎家に挨拶に来た。結婚しても岩崎家に働きに来る、という安乃に、よそで仕事したほうがお金になる、と断る蝶子(古村比呂)。その夜、邦子(宮崎萬純)が蒼ざめて駆けつけて、兄・道郎(石田登星)が満州で死んだ、と告げる。滝川の俊道(佐藤慶)には要(世良公則)が電話で伝える。遺骨の後に届いた手紙を蝶子が読み、みさ(由紀さおり)は俊道と一緒に電話口で聞き、涙する。

引用元 公式サイト

蝶子の親友の邦子(宮崎萬純)が血の気の引いた顔で駆け込んできて告げたのは、兄・道郎(石田登星)の訃報。満州に渡っていた道郎が戦火に巻き込まれ、命を落としたのだった。

俊道(佐藤慶)には、要(世良公則)から直接電話で知らせが届きます。

しばらくして届いた遺骨。そしてその後に遅れて届いた道郎からの最期の手紙を、蝶子が静かに読み上げる。

その声に耳を傾けるみさ(由紀さおり)と俊道。電話口に寄り添いながら、ふたりは静かに、そして深く涙を流すのだった――。

と言う悲しすぎる展開を迎える兄の鉄郎の最期でした。

チョッちゃん鉄郎役の石田登星とは?

プロフィール

石田登星さんは、NHK朝ドラ『チョッちゃん』でヒロインの兄・道郎を演じたことで一躍知られるようになった実力派俳優です。

  • 生年:1960年(2025年現在、64歳

  • 出身地:三重県

  • 身長・体重:177cm/70kg

  • 所属:演劇集団「円」

  • 声種:ハイバリトン

  • 特技:関西弁・サッカー(学生時代は部活でも活躍)

1982年、俳優を志して上京し「円・演劇研究所」に入所。1985年には正団員に昇格し、本格的な舞台活動をスタート。以後、舞台・テレビ・映画と幅広いジャンルで堅実にキャリアを重ねています。

◆ 現在の活動:舞台を中心に、映像作品でも健在!

石田登星さんは現在も演劇集団「円」に所属し、舞台を中心に俳優活動を継続中です。

以下の写真の一番左の眼鏡の男性が石田登星さんです!

🎭 最近の舞台出演歴(一部抜粋)

  • 『どん底』(2024年/シアタートラム)

  • 『ヴェニスの商人』(2019年/円公演)

  • 『るつぼ』(2016年/シアターコクーン)

  • 『マクベス』(ロス役)

  • 『ビューティークイーン・オブ・リーナン』

若い劇団員との共演も多く、経験を生かした“支える演技”にも定評があります。

📺 最近のドラマ・映画出演

  • 『相棒22』(2023年)第6話ゲスト出演

  • 『あきない世傳 金と銀』(2023〜2024年/NHK BS)

  • 『晴天を衝け』(2021年/NHK大河)金子堅太郎 役

  • 『刑事7人』(2022年)

  • 『Sister』(2022年)

  • 映画『シャイロックの子供たち』(2023年/松竹)

NHK、民放問わずコンスタントに出演しており、主に**“知的で陰影のある大人の男性”**という役どころが印象的です。


◆ 石田登星の魅力と今後の注目ポイント

声のトーンから目の動きまで、セリフのない“間”で感情を伝えるのが上手く、脇役としても強烈な印象を残します。

『リチャード三世』や『ヘンリー四世』など古典劇でも実績があり、シェイクスピア劇の常連俳優でもあります。

演劇集団「円」の公式サイトやSNSをチェックしておくのがおすすめ。新作舞台の発表も随時あります!

まとめ

NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」ヒロイン蝶子の兄、道郎のモデルについてご紹介しました。

「チョッちゃん」では兄の道郎と、弟の俊介が登場します。

蝶子のモデル、黒柳朝さんにも兄と弟がいることがわかりました。

弟は「弟がみたホントの「チョッちゃん」」という著書のある門山修二さん。

間違いなく黒柳朝さんの弟ですね!

兄についての情報はほとんどなかったのですが、プレジデントウーマンのコラムで、兄がいることがわかりました。

東京の伯父の家に住んでいた朝さんが行方不明になったとき、朝さんを可愛がっていた淡谷のり子さんに相談に行っています。

このことから東京近郊に住んでいて、朝さんとも交流があったと想像できます。

朝ドラ「チョッちゃん」の道郎と蝶子に近いので、事実を基に描いたのかもしれませんね。

「チョッちゃん」が放送されたとき、黒柳朝さんはお元気でしたので、ある程度事実に近く描かれている可能性はあります。

黒柳朝さんの兄については名前もわからず、それほど有名でもなかったと思われるので、情報がないのかもしれません。

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