エアガールのネタバレ!原作あらすじキャストまとめ

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広瀬すず(ひろせすず)さんが主演を務めるスペシャルドラマ「エアガール」が2021年3月20日に放送となります。

このドラマは昭和の航空業界を舞台に日本初のCAエアガールとして奮闘しいていく主人公や、戦後の空を取り戻すためにミッションに挑戦していった男たちの熱い姿を描いた作品です。

広瀬すずさんが演じる主人公佐野小鞠(さのこまり)はパイロットを目指しながらも「空を飛んでみたい!」という思いでエアガールになった女性です。

共演者には坂口健太郎(さかぐちけんたろう)さん、藤木直人(ふじきなおひと)さんら実力派俳優や、エアガールの同僚役には山崎紘菜(やまざきひろな)さん、藤野涼子(ふじのりょうこ)さんなどフレッシュな若手女優が登場します。

このドラマ原作があるストーリーなのか、またあらすじなども気になりますよね?

今回はドラマ「エアガール」の原作、あらすじやキャストについて紹介していきます。

OA後、「エアガール」のあらすじネタバレを結末まで追記しました!

目次

エアガールの原作は?

エアガールのモデルはJALのCA?実話なの?

「エアガール」は中丸美繪(なかまるよしえ)さんの小説「日本航空一期生」が原作のドラマです。

作者の中丸美繪さんは現在65歳のノンフィクション作家です。

中丸美繪さんは慶應義塾大学卒業後に日本航空に入社し、5年間働いていました。

退職後に執筆活動を始め1996年に作家デビューしています。

「日本航空一期生」は2015年に発表された作品です。

第二次世界大戦敗戦国となり一切の航空活動を禁止された日本で、悪戦苦闘しながら日本人の力で飛行機を飛ばすために尽力した人々と、「エアガール」と呼ばれた客室乗務員一期生の姿を描いた作品です。

実際に中丸美繪さんは日本航空の第一期生の方々に取材をし、ノンフィクション作品として熱く奮闘する人々の姿を描いています。

それではドラマ「エアガール」はどのようなあらすじになっているのか見ていきましょう。

エアガールのネタバレあらすじは?

イマジナリーフレンド【広瀬すず】ネタバレ感想【世にも奇妙な物語】

1928年、東京・下町で小さな町工場を営む両親のもとに生まれた佐野小鞠(広瀬すず)は、飛行機部品の生産を手がける父の影響で空へのあこがれを募らせ、パイロットになりたいという夢を抱きながら大きくなった。

しかし、兄は神風特攻隊として出撃して戦死。両親も東京大空襲で亡くしてしまい、ひとりぼっちとなった小鞠は、料亭を営む叔母・千代(松雪泰子)のもとに身を寄せることに。おかげで高等女学校だけは卒業させてもらったものの、料亭の手伝いに明け暮れる日々を送っていた。
 そんなある日、小鞠は料亭の一室から「日本の空を日本人の手に取り戻したい!」という決意みなぎる熱い言葉を耳にする。

声の主は、逓信省航空保安部長の松木静男(吉岡秀隆)。日本は終戦後、GHQによって一切の航空活動を禁じられていた。

さらに、吉田茂首相の側近・白洲次郎(藤木直人)は日本の航空事業を海外企業に委ねた方がよいと考えていた。

だが、松木はどんな困難が待ち構えていても日本人の手で航空事業をはじめるべきという、固い信念を抱いていたのだ。松木の話に感動し、思わず聞き入ってしまった小鞠だったが、彼の若き部下・三島優輝(坂口健太郎)に立ち聞きをとがめられてしまう。

しかし、これが2人の運命の出会いとなる…。
 1951年、GHQと粘り強く交渉を重ねた松木の熱意が実り、ついに戦後初の日本の航空会社“日本民間航空”が発足する。

すでに社員となっていた三島からエアガールを募集していると聞いた小鞠は飛行機の仕事に関わりたい一心で応募を決意。

しかし、エアガールは最先端の超人気職! とんでもない倍率の試験が待ち構えていた。
 その後、数々のピンチを乗りこえてなんとか合格した小鞠だったが、入社式からわずか1週間後、あわただしく試験飛行に臨むこととなって…!?

引用元:公式サイト

広瀬すずさんが演じるのは主人公の佐野小鞠です。

東京の下町に生まれた小鞠は父の影響で小さいころから空に憧れを抱いていました。

しかし家族を第二次世界大戦で亡くしひとりぼっちとなってしまい、叔母の元で育てられました。

戦後日本はGHQに航空関係の活動を一切禁止されており、日本人は日本の空を飛ぶことは許されない状況でした。

そんな中で「日本の空を取り戻したい!」という熱き思いを持った吉岡秀隆(よしおかひでかた)さん演じる松木静男(まつきしずお)はGHQと粘り強く交渉を重ねていきます。

そして1951年、松木の尽力が実り戦後初の日本の航空会社「日本民間航空」が設立されます。

そこでエアガールを募集していていると聞いた小鞠は応募を決意します。

最先端の人気職で相当な倍率であるエアガールの採用試験に合格し、小鞠は晴れて日本民間航空のエアガール第一期生となります。

エアガール一期生として奮闘していくひたむきな小鞠の姿を、史実をベースに描いていく作品です。

今当たり前のように乗ることができる飛行機も、戦後の未来を切り開くために尽力した人々があってこそ現在の航空会社があるということを認識させてくれそうな熱いドラマになっていると思います。

それでは次に出演する豪華キャストを紹介していきます。

 

 

エアガールのネタバレあらすじ追記!

三島優輝(坂口健太郎)との出会い

小さいころから、飛行機が大好きでパイロットになりたかった、おてんば少女だった佐野小鞠(広瀬すず)は、戦争で、兄と両親をなくして、1人ぼっちに。

料亭を営む叔母・千代(松雪泰子)にひきとられ、厳しい指導のもと、忙しい毎日。料亭を手伝い、料亭の仕切りを任されるようになります。

料亭には、GHQの高官や政財界の要人が訪れるようになり、こまりの英語力は自然と上達していきました。

そんな中、こまりの憧れの逓信省航空保安部長の松木静男(吉岡秀隆)が、料亭で食事をしながら「本人の手で航空事業をはじめるべき」と熱く語っていたのを、部屋の外で聞き耳をたててしまっていたこまり。

すると・・・そんなこまりを見つけた松木の部下の三島優輝(坂口健太郎)に「立場をわきまえてください」ととがめられてしまいます。

出会いは最悪だった2人。

しかし、三島優輝が偶然落としたお守りが、戦死した兄のものであることに気づいたこまり。

なんとこまりの兄と三島優輝は、戦地で同じ部隊にいた友人でした。

三島優輝は戦地から帰ってきたとき、ひまりの実家を訪ねたのですが、家族が皆、亡くなったと聞かされていたそうです。

妹が生きていたと嬉しそうな三島優輝は、戦地で兄がひまりがパイロットになりたいと言っていたという話を嬉しそうにしていたと語ります。

兄のことがきっかけで、仲良くなった2人。

 

超難関のエアガールに応募!

そんな中、こまりは、三島優輝に「そんなに飛行機が好きならば、関わる方法がある」と、エアガールの応募に勧められます。

困難の中、松木静男の懸命な働きかけで、日本の航空事業が動き始めます。日本民間航空がついに発足したのでした。

迷っていたこまりでしたが、なんと締め切り当日でした。

必死に応募の準備をしましたが、写真が間に合いませんでした。

同じく、エアガールに応募しようとして写真が間に合わず、応募を諦めていた伊原雅美(藤野涼子)に偶然であったこまりは、「諦めちゃいけない!!」と伊原雅美を連れて2人で、エアガールの応募の窓口に。

「後から写真は持ってくるので、応募させてください!」と懇願。すると採用担当は「やる気のある人の応募は大歓迎です」と認めてくれます。

しかし、採用担当は学歴も良く、家柄のよい伊原雅美に興味を示すものの、こまりには見向きもしませんでした。

おまけに、12名の募集に対して、1300人の応募があったことがわかります。当時の海外のエアガールのお給料は高く、憧れの職業でした。

こまりは、合格を諦めていました。

しかし、写真を届けに行った伊原雅美(藤野涼子)が、ひまりが英語力が高く、エアガールに向いている!!と採用担当に薦めたことが理由なのか?見事、書類審査を通ったこまりでした。

その後も、どうにか2次審査、3次審査を通過するこまり。

こまりは料亭で磨かれた英語力が高く、そのことも審査を通過した理由だったかもしれません。

叔母の反対にあうも、エアガールに見事合格!

陰からこまりの試験の状況を見守っていた三島優輝も笑顔に。

そして見事・・・最後の40名の最終審査に。しかし最終審査は教養試験。こまりはずっと料亭の仕事で勉強する時間がなく、自信がありません。

すると三島優輝は、休みの日に、こまりの勉強を見てあげることに。

そんな中、エアガールの応募のことを知った叔母・千代(松雪泰子)に、反対されます。受かるまではと、まだ叔母に報告していませんでした。

「お店が困る」と厳しく言われる困りは、悩みます。

三島優輝に勉強を教えてもらっているとき、悩んでいる様子のこまりに、三島優輝は何か悩みがあるのか?尋ねます。

こまりは「自分がエアガールになっていいのか?」と言います。

するとそんなこまりに三島優輝は、兄との戦地の話をします。

お兄さんが妹のこまりがパイロットになりたかった話を嬉しそうにしていたこと。

実は本当は、三島優輝が特攻隊として、飛行機にのるはずだったのですが、熱で寝込んでしまったため、こまりの兄が三島優輝を励まし代わりに、出撃を志願し、戦死したのでした。

死ぬ前にお守りを三島優輝に渡して、絶対に生きて帰ってくれと言われたと。

三島優輝はこまりに「申し訳ございません。本当は僕が死んでいるはずだった」と頭をさげます。

こまりは「謝らないでください。兄も空が好きで志願したんです。兄のことを想ってくれるなら、兄のためにも日本を空を取り戻してください。」と言います。

三島優輝はこまりに「もちろん、取り戻します。だから君も、諦めないでほしい」と言い、兄からもらったお守りを、こまりに託します。

この三島優輝の言葉を受け、教養試験の臨んだこまりは・・・見事採用!

憧れの松木静男(吉岡秀隆)から合格を言い渡され、感動して泣いてしまうこまりでした。

エアガールで初めての飛行機に

こまりたち合格したエアガールたちは、厳しい訓練を経て、試験飛行に。

初めての飛行体験をするひまり。

こまりは、感動で涙します。試験飛行も見事成功して、関係者は歓喜します。

そんな中、叔母の経営する料亭では、こまりがいなくなった後、お店がうまく回らなくなっていました。

こまりは、叔母に「ごめんね。叔母さん。私がいないせいで、迷惑かけで」と謝ります。

「仕方ないでしょ。あんたがこの店よりもエアガールを選んだんだから」と言い、あるものを出します。

「あんたの靴があんまりくたびれてるからさ」と靴のプレゼント。

叔母はこっそりと、エアガールの写真を見ていて、写真にうつったこまりの靴を見ていたのでした。

「ちゃんとしないと、親がわりの私が恥をかくからさ」という叔母。

そして思わぬ本音を口にします。

叔母の家族は特攻隊と空襲で死んだから「だから、飛行機なんて、冗談じゃないと思ってて。こまりまで空に奪われたらって」。

叔母はお店のために、反対していたのではなく、こまりのことを想っていたんですね。

「でも、あなたのお父さんが飛行機が大好きだったって、思い出したんだよ」と言います。

この時、こまりは、絶対にパイロットになるって決意したのでした。

ピンチ!開業に危機が!?

順調に試験飛行で経験を積むひまりたちですが、暗雲が。

予定に入っていた試験飛行が中止になります。

フィリピンの交際航空と飛行機の賃料で揉めているためで、賃料を大幅アップする必要がある?とう事態に。

そうなると、運輸審議会のやりなおしになってしまい、9月に予定していた開業に間に合わないかもしれないピンチに。

賃料が上がると、運賃が上がり、乗客が集まられなくなり、人件費もかさみ、社の存続も危機になってしまう状況でした。

元凶はJDACを通してしか交渉できないと定めた航空事業令。松木は航空事業令を改めさせようと奮闘します。

白洲次郎(藤木直人)に話をする松木ですが、日本での航空事業の開始に反対の白洲。2人の意見はぶつかります。

白洲との話し合いで喧嘩腰の松木でしたが、しかし、エアガールになって涙を流したひまりの顔が浮かび、松木は「お願いします。航空事業令を改めさせてください」と土下座して頭を下げます。

その熱意が伝わったのか「総理に伝えておきます」と言います。

ここから状況が大きく動き、セントラル航空とパイロットや整備を含めてチャーター契約が成立。

便のダイヤも決まりました。新聞でも国内線の開業を報道。

しかし乗客集めは難航。当時はお金持ちの乗るものという認識だった日本。

とにかく客集めに必死でした。

こまりたちも客集めに奮闘します。

そして・・・記念すべき、開業日の第一便に登場するエアガールは2人。その1人にひまりが抜擢されたのでした。

開業スタートしたものの、課題は山積み

しかし実際の飛行は、パイロットも整備士もセントラル航空の人員で行い、立ち合いも許されない状況でした。

横柄な態度のセントラル航空のパイロットたち。

しかし、日本人による運営をできるよう、整備士やパイロットが立ち会えるように松木が掛け合っていました。

まだ課題は山積みでした。

そして、無事に初飛行が終了したものの、当初はお祭り騒ぎ的に、客が集まっていたのですが、最終的には社長など富裕層のお客に限られてしまうように。

またセントラル航空の技術者の整備がずさんで、出発時間が遅れたり、欠航になったりとトラブルが続きます。

また、整備士たちもセントラル航空の技術者たちにバカにされながら、夜遅くまでコキ使われている状況でした。

占領下にある、敗戦国日本の現実でした。

松木が「私の読みが悪かった」と謝罪し、来年に日本の独立を認める条約が発効するので、日本民間航空も自由な活動ができるようになるのでは??と言います。

欠航が続き、悪評で利用客が減り、給料が減り、エアガールたちは次々と辞めていきます。そして、残ったエアガールに負担がきて、更に辞めてしまう悪循環に。

残ったこまりたち5人は、厳しい勤務状況の中、それでも奮闘します。

逆に5人の絆が深まっていきます。

国際線を飛ぶ日を夢見たり、パイロットに憧れているこまり。

こまりは、こんな状況でも、空を飛べていることを喜んでいました。

またアメリカのパイロットに敗戦国である日本人としてバカにされ、耐えきれなくなった日本人パイロットの辞めていきます。

三島優輝(坂口健太郎)も弱気になり「先が見えない」というと、こまりは「先が見えない方がわくわくしていい。空と同じですよ」と励まします。

「贅沢ですよ、三島さん。諦めないで頑張っていれば、いつか操縦できる。私は操縦かんすら握ったことがないの。それに私は絶対にあきらめない」というこまり。

そんなこまりに、三島は英語で書かれた、パイロットの最新の情報が書かれたノートを「僕はもう覚えたし」渡します。

「ありがとう。励まされた。君のお兄さんを想ったら、嘆いていたらバチが当たるよな」とこまりにお礼を言いました。

こまりが負傷!困難が続く

ある日、こまりと三島優輝が一緒に搭乗していた便で、飛行高度が不足していたことから、慌てて高度をあげ、大きな揺れが。

明かにパイロットのミスでした。

そのせいで、こまりが負傷。目を怪我し入院する事態に。

「僕ならば、あんな低空飛行できなかった。やはりアメリカ任せじゃダメなんです。」

また飛行機の整備も、手を抜かれているかもしれない。乗客乗員の命にもかかわる問題であることを松木に訴える三島。

松木は年が明けると、安全を確保するために、整備会社の設立に動き出し、パイロットの海外訓練派遣を明言。

そして、松木は関係各所に自分たちの思いを訴え続けます。

しかし、そんな松木に白洲次郎(藤木直人)は、自転車操業の航空会社に未来があるのか?と冷たく問います。

松木は日本の航空会社になるべきだと強く主張します。やはり2人の主張は相反していました。

また世間に悪い噂が立たないように、社員の家族を飛行機にのせ、乗客がいるように見せていました。

その陰では、他の社員たちが、資金集めに奔走していました。

白洲次郎が仕掛けてきた

そんなある日、白洲次郎が仕掛けてきました。

アメリカと共同の新空会社「日米共同航空」を設立の話が。破格の低運賃を設定するということでした。

そうなると「日本民間航空」はつぶれてしまいます。

白洲次郎は、アメリカの力で低価格運賃が実現でき、それが日本の発展につながると主張します。

「思いだけでぶつかっても、無駄だ」と主張する白洲次郎。

しかし松木は「思いがあるから、すべてが始まるんです!欧米にしっぽをふっているだけでは、何も生まれない。日本の未来を海外に売りとばしているブローカーだ」と言い、いつものように意見が合うことはありませんでした。

そんな中、世論とマスコミは、権力の中枢にいた、白洲次郎よりも、日本民間航空に味方するようになります。

占領下からの解放と自立を強く求めていました。日本の航空会社を解き続けた社員たちの努力が実を結んだことになります。

この流れで、「日米共同航空」は頓挫しました。

そして、「日本民間航空」は自分たちの整備会社と自分たちの飛行機で、自主運航をすることに!

そして安全な飛行を宣言する松木でした。

そんな自主運航の祝いに、白洲次郎がお祝いに酒を置いて、帰っていこうとします。

こまりと、三島は声をかけます。「おめでとうと伝えてください。この国の空の長い夜が明けたんですから」と言う白洲次郎でした。

最終的には祝福してくれた白洲次郎でした。

 

こまりと三島の切ない別れ

そして操縦訓練を経て、自主運航に。1953年になると国際線も乗り入れ、経営も軌道に乗り始めます。

そんなある日、こまりが・・・パイロットの三島にあるお願いをします。

「コックピット」を見せてくださいと。三島はこまりにコックピットを見せてあげます。

感動するこまり。

そして、誰も乗っていない飛行機の客席を見渡します。

「もう思い残すことはありません」というこまり。

こまりは網膜剥離になってしまったのでした。

驚く三島。パイロットになる夢もなくなりました。

三島は「あの時の飛行機での転倒が??」と聞きますが何も答えないこまり。

こまりは、涙ながらに「私の分までたくさん、飛んでくださいね」と言い、兄のお守りを渡し、三島に別れを告げるのでした。

その後・・・こまりと三島は二度と会うことはありませんでした。

その後、こまりは、叔母に「遠いどこかに。いろいろ自由に飛び回りたい」と言います。

そんなこまりに、ずっと働き詰めだから、ゆっくりするようにやさしく言う叔母でした。

第一号のエアガールのこまりは、パイロットを夢見ながら、目の病気で飛行機を降りることになった切ない結末でした。

しかし、こんな航空会社を支えてきたこまりのような人たちのおかげで、現在の自由に飛行機に乗ることができるルーツがわかった面白いストーリーでした。

三島の思い

物語は、こまりの孫(広瀬すつ)が、現在の三島(橋爪功)と尋ねて、昔の話を聞いているものでした。

孫はこまりの夢を引きつぎ、パイロット志望で、日本民間航空に入社。

こまりの孫が「三島さんは、こまりさんの初恋の人だと思った」と三島に言うと、思っていたのは僕の方だったと言う三島。

だったら・・・想いを伝えていたら・・・と思ってしまうラストでした。

エアガールのキャストは?

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佐野小鞠:広瀬すず

東京で小さな町工場を営む両親の元に生まれ、幼い頃から飛行機のパイロットを夢見ていた。
戦争で天涯孤独となり、料亭を営む叔母に引き取られ、朝から晩まで働き詰めの日々を送っていた。そんなある日、エアガールの募集を知り、自分も空を飛びたいと応募! 見事合格し、“日本民間航空”のエアガール第一期生となる。

引用元:公式サイト

広瀬すずさんは現在22歳の女優です。

姉は同じく女優として活躍している広瀬アリス(ひろせありす)さんです。

広瀬すずさんは先に芸能活動をしていた広瀬アリスさんが出演していたイベントでスカウトをされ芸能界入りしました。

2012年に人気雑誌「SEVENTEEN」の、ミスセブンティーンオーディションに合格し専属モデルとなりモデルデビューします。

翌2013年にドラマで女優デビューし、2014年には全国高等学校サッカー選手権大会の応援マネージャーを務め知名度を上げていきます。

2015年に出演した映画「海街diary」ではその演技力が高く評価され日本アカデミー賞を始め数多くの新人賞を総なめしました。

若手女優ながらドラマ「anone」「なつぞら」、映画「ちはやふる」シリーズ、「一度死んでみた」「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」など多くの作品で主演やヒロイン役を務める実力派女優です。

その美貌と高い演技力で老若男女問わずに人気の女優です。

「エアガール」では主人公の佐野小鞠を演じます。

小鞠は父親の影響で空に憧れを持ちパイロットになる夢をもっていましたが、戦争で家族を亡くし叔母の元で育てられます。

叔母の料亭で働いていましたが、日本民間航空が設立されエアガールが募集されていると聞き応募します。

採用試験に合格した小鞠は持ち前のチャレンジ精神でエアガール一期生として奮闘していきます。

一生懸命でキュートな主人公を広瀬すずさんが演じます。

時代が昭和ということでレトロな制服もとてもかわいく見どころとなっています。

三島優輝:坂口健太郎

パイロット志望の青年。日本の空を取り戻すために奔走する初代航空保安庁長官・松木静男の考えに賛同し、彼の部下として働き、戦後初の日本の航空会社“日本民間航空”の社員となる。
実は、特攻隊員として戦死した小鞠の兄・大地と親友だった。その縁もあり、空への憧れを募らせる小鞠の思いを受け止め、エアガールの募集があることを教え、支え続ける。自身も操縦桿を握る夢を捨てきれずにいて…。

引用元:公式サイト

坂口健太郎(さかぐちけんたろう)さんは現在29歳の俳優です。

坂口健太郎さんは2010年にMEN’S NON-NOのモデルオーディショに合格しモデルとして芸能活動をスタートさせます。

2014年に俳優デビューし、翌2015年にドラマ「コウノドリ」で初めて連続ドラマにレギュラー出演します。

2017年には日本アカデミー賞新人俳優賞やエランドール賞新人賞を受賞し、俳優として認められるようになります。

同年MEN’S NON-NOの専属モデルを卒業し、本格的に俳優として活動を始めていきます。

その後「東京タラレバ娘」「シグナル 長期未解決事件捜査班」「イノセンス 冤罪弁護士」「35歳の少女」などの話題作に出演していきます。

塩顔イケメンとして人気を博し、様々な作品で重要人物を演じています。

「エアガール」ではパイロットを志望しながら戦後初の日本の航空会社設立に奔走する青年三島優輝(みしまゆうき)です。

小鞠とは料亭で出会い、エアガールの仕事を教え航空業界に導いた人物です。

自身もパイロットを目指しており小鞠と切磋琢磨していきます。

小鞠と三島との淡い恋模様も描かれるので、そこもとても楽しみです。

白洲次郎:藤木直人

実業家。時の首相・吉田茂と親交が厚く、彼の側近として活躍する。戦後全てを失った日本の状況を踏まえ、日本の航空事業は海外の企業に任せたほうが賢い方策だと考えていた。日本の空を取り戻そうと奮闘する松木静男と激しく対立する。

引用元:公式サイト

藤木直人(ふじきなおひと)さんは現在48歳の俳優です。

早稲田大学在学中にMEN’S NON-NOもモデルオーディションに応募し、落選したものの芸能事務所の目に留まり芸能界入りしています。

そして大学4年生の時に映画「花より男子」で俳優デビューします。

1999年にはCDデビューし、俳優としてミュージシャンとして活躍の場を広げていきます。

2015年からはトークバラエティ番組「おしゃれイズム」のMCも務めており、バラエティでも活躍しています。

俳優としては「高校教師」「愛し君へ」「ホタルノヒカリ」「ラスト♡シンデレラ」などに出演しています。

2019年放送のNHK朝ドラ「なつぞら」ではヒロインを務めた広瀬すずさんの育ての父親役を演じました。

今回「エアガール」では吉田茂首相の側近白洲次郎(しらすじろう)を演じます。

実在しその活躍が評価されている人物ですが、本作では日本の航空事業は海外に任せるべきだという意見も持ち、松木と激しく対立していく役どころです。

小鞠たちの前に大きな壁として立ちはだかる人物を藤木直人さんが好演します。

相原翠:山崎紘菜

“日本民間航空”エアガール第一期生。華族出身の令嬢だが、戦争で家も財産も縁談すらも失い、屈辱的な気持ちを抱えてエアガールに応募した。英語も堪能で、女性の社会進出についての意識も高い。プライドが高く、小鞠に対してきつく当たるが…!?

引用元:公式サイト

山崎紘菜さんは現在26歳の女優です。

山崎紘菜さんは2011年に東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し芸能界入りしています。

2012年に女優デビューし、2014年公開の映画「神さまの言うとおり」では初めてヒロイン役を務めています。

日本では2021年3月26日に公開が延期されたハリウッド映画「モンスターハンター」に出演しており、ハリウッドデビューも果たしています。

現在は公開中の映画「ブレイブ 群青戦記」でヒロイン役を務めており、バラエティにも出演する機会が増え知名度も上がってきています。

「エアガール」では小鞠の同期のエアガール相原翠(あいはらみどり)を演じます。

華族出身の令嬢だが戦争ですべてを失い、屈辱的な気持ちでエアガールとなったお嬢様です。

意識が高く、小鞠に対してきつく当たっていくこともあります。

しかし同期として良き仲間、ライバルとなっていきそうですね。

伊原雅美: 藤野涼子

“日本民間航空”エアガール一期生。名門女学院の卒業生。戦後、元陸軍中将の父の収入が途絶えてしまったため、エアガールを志す。採用試験用の写真が間に合わず困っていたところ、小鞠に声をかけられ、一緒に日本民間航空まで交渉しに行ったことがきっかけで仲良くなる。

引用元:公式サイト

藤野涼子さんは現在21歳の女優です。

藤野涼子さんは小学校5年生の時にイモトアヤコさんに憧れ、子役事務所テアトルアカデミーに入ります。

しかしその時は通行人などのエキストラ役などばかりで演技経験はほとんどありませんでした。

そんな藤野涼子さんが注目されたのは2015年公開の映画「ソロモンの偽証」です。

この映画でメインキャストの中学生役のオーディションに応募し、約1万人の中から主人公の藤野涼子役に抜擢され、役と同名の藤野涼子の芸名で本格デビューします。

2016年には事務所をケイファクトリーに移籍し、NHK朝ドラ「ひよっこ」、「腐女子、うっかりゲイに告る。」「日暮里チャーリーズ 」などに出演していきます。

2021年は大河ドラマ「青天を衝け」に主人公の妹役として出演し、今注目の若手女優です。

「エアガール」では小鞠の同期伊原雅美(いはらまさみ)を演じます。

父親の収入が途絶えてしまったためエアガールを目指す女性で、小鞠とは出会いのころから仲良くなります。

小鞠の良き仲間として奮闘していく姿に注目です。

志田多美子: 中田クルミ

“日本民間航空”エアガール一期生。国際社会進出の夢を持ち、流暢な英語を話す上、世界情勢にも通じている才媛。小鞠がいつも一生懸命な事も理解している。

引用元:公式サイト

中田クルミ(なかたくるみ)さんは現在29歳の女優です。

中田クルミさんは17歳の時に青文字系ファッション雑誌「zipper」でモデルデビューしています。

その容姿とファッションセンスで若い世代から支持され、人気モデルとなっていきます。

高校卒業後は日本大学芸術学部映画学科に進学しており、演技の勉強をしていたようです。

その後2017年に舞台で女優デビューし、2019年に出演した「凪のお暇」で演じたバブリーなスナック店員役で女優としても注目されるようになりました。

その後も「この恋あたためますか」「コールドケース3」映画「事故物件 恐い間取り」などに出演しています。

2021年4月から放送の「リコカツ」にも出演が決定しており、ますますの活躍が期待されています。

「エアガール」では小鞠の同僚志田多美子(しだたみこ)を演じます。

流暢な英語を話し、国際情勢にも詳しい才女です。

この時代に女性がこのように国際社会に進出しようとするというのは珍しかったのではないかと思います。

小鞠にとって仲間であり良い刺激にもなりそうな人物です。

川村陽子: 伊原六花

“日本民間航空”エアガール一期生の最年少合格者。溌溂とした、明るい性格。スポーツや医学に関しての知識を持っている。

引用元:公式サイト

伊原六花(いはらりっか)さんは現在21歳の女優です。

幼いころからバレエや演劇の習いごとをしていた伊原六花さんは、子役として劇団の舞台にも立っていました。

2015年にダンスの強豪校大阪府立登美丘高等学校普通科に進学、ダンス部に所属しセンターを務めた本高校ダンス部選手権のバブリーダンスが注目され話題を集めます。

高校卒業後は本格的に芸能活動をしたいと思ってたところスカウトされ、2018年から伊原六花の芸名で女優活動をスタートさせます。

2018年に「チア☆ダン」で女優デビューし、2019年には広瀬すずさんがヒロインを務めた「なつぞら」で朝ドラデビューを果たしました。

2021年には「神様のカルテ」にレギュラー出演をしており、将来有望な若手女優の1人です。

「エアガール」では小鞠の同僚川村陽子(かわむらようこ)を演じます。

最年少で合格した明るい性格で、スポーツや医学の知識にも長けている人物です。

広瀬すずさん含め5人のエアガールの息の合った演技に期待です。

柳沢誠二:田中哲司

藤原一郎:鶴見辰吾

柳沢美代子:真飛聖

老紳士:橋爪功

佐野千代:松雪泰子

松木静男:吉岡秀隆

エアガールのネタバレ!原作あらすじキャストまとめ

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スペシャルドラマ「エアガール」はノンフィクション小説が原作で、日本の航空業界の今を作った人々の奮闘を描いた作品になっています。

飛行機に乗れることが当たり前となった現代ですが、先人たちの尽力があって今の航空業界があるということを認識させられるような作品になっています。

今なかなか飛行機に乗って旅行をするというのが難しい世の中になっていますが、このドラマを見てまた飛行機で様々な場所に行くことができる日が戻ってくることが楽しみになるような前向きな気持ちになれそうです。

広瀬すずさん主演のスペシャルドラマ「エアガール」は3月20日21時より放送です。

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