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浪花千栄子の家族構成は?母親や弟や子供についても

朝ドラおちょやん
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浪花千栄子（なにわちえこ）さんは朝ドラ「おちょやん」で、杉咲花（すぎさきはな）さんが演じている、ヒロイン竹井千代（たけいちよ）のモデルです。

オロナイン軟膏（おろないんなんこう）のCMでおなじみの、大阪のお母さんと親しまれた喜劇女優でした。

「おちょやん」の千代は幼いときに母親を亡くし、父と弟の3人家族でしたが、そこに妊娠中の栗子（宮澤エマ）が新しい母親として家族に加わります。

そこで気になったのが、朝ドラ「おちょやん」のモデルになった浪花千栄子さんの母親や弟など。どんな家族構成だったのか調べてみました。

さて家族といえば、浪花千栄子さんに子供はいたのでしょうか？その辺りも調べてみました！

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目次

浪花千栄子の家族構成【母親や弟など実家編】

おちょやんヒロイン竹井千代の家族構成は？

おちょやん父親がイライラムカつく！最低なネタバレまとめ

「おちょやん」のヒロイン、竹井千代の家族構成がこちらです。

ヒロイン　竹井千代（たけいちよ）：杉咲花

千代の父親　竹井テルヲ（たけいてるお）：トータス松本

千代の弟　竹井ヨシヲ（たけいよしお）：荒田陽向

千代の義母　竹井栗子（たけいくりこ）：宮澤エマ

千代の亡くなった実母　竹井サエ（たけいさえ）：三戸なつめ

「おちょやん」のヒロイン千代は、大阪の南河内にある小さな村で生まれました。

父親のてるおは養鶏業を営んでいましたが、昼間からお酒を飲むような父親で、とても貧しい家でした。

千代にはよしおという弟がいますが、母親のサエはよしおが生まれてまもなく亡くなってしまいます。とっても働き者で、優しい母親でした。

千代は5歳のころから弟の面倒や家事、それに養鶏の手伝いなどをしていたため、学校には通えずにいました。

ですがある日、てるおが新しい母親、栗子を連れてきます。

驚く千代でしたが、学校に通えると喜びます。

ところが栗子は家事は何もせず、朝も起きない母親で、結局家事は千代の仕事のまま。

学校へは通えるようになりますが、字も読めないためみんなに笑われたり、お弁当もないため学校に通うのを諦めてしまいました。

働き者の千代と何もしない栗子。ふたりはいがみ合うようになります。

お互いに相手を追い出そうと画策しますが、栗子が妊娠していることを知った千代は、自分が家を出ていくことを決心。

その代わりよしおの面倒はみてほしいと頭を下げました。

渋々承知した栗子。

こうして千代は9歳にして奉公に出ることになったのです。

こんな言葉を父親のてるおに吐き捨てて。

「捨てられたんじゃない。うちがあんたたちを捨てたんじゃ！」

という、苦労に苦労を重ねた幼少時代の千代。

さて、モデルの浪花千栄子さんはどうだったのでしょうか？

 

 

浪花千栄子の母親や弟などの家族構成は？

おちょやん弟よしおのネタバレ！行方不明から再会までの衝撃展開

家族構成

浪花千栄子さんの家族構成は「おちょやん」と同じで、母親は早くに亡くなり父親と弟の3人家族です。

このオロナイン軟膏の看板、見たことありませんか？

この女性が浪花千栄子さんです(^^)

浪花千栄子さんの本名は南口キクノ（なんこうきくの）さんといい、1907年11月に南河内（現在の冨田林市）で生まれました。

父親は「おちょやん」のてるおと同じく、養鶏を営む南口卯太郎さん。

母親はキクさんといい、「おちょやん」と同じく千栄子さんが5歳のときに病気で亡くなりました。

千栄子さんより3歳下の弟が生まれたあと、体調を悪くし寝たきりだったというキクさん。

お亡くなりになったのは、弟が生まれて2年後でした。

その後ドラマと同じように、父親が再婚して義母と一緒に暮らすことになります。

 

【実家の家族構成】

◆南口キクノ【浪花千栄子】

◆父親　南口卯太郎

◆実母　南口キク

◆長男（弟）

◆義母　飲み屋の仲居

　　

貧しい家

当時5歳だった千栄子さんは、母親の死に泣いてばかりいたそうですが、幼い弟の面倒や家事もやらなければなりません。

さらには父親の養鶏の仕事も手伝っていました。

卯太郎さんは鶏肉を売って歩いていたそうです。

当時肉を食べるという文化がなかった時代なので、南口家はとりわけ貧しい暮らしをしていました。

千栄子さんの家には小さな庭があり、近所の子どもたちがよく遊びにきていましたが、ある日突然誰も来なくなりました。

千栄子さんは忙しさのあまり、髪の毛を洗ったりとかしたりしなかったからです。母親がいなかった影響もあったのかもしれませんね。

「おちょやん」でも竹井家にはシラミがいる、というくだりがありましたが、これも実話からきているのでしょう。

みんなに避けられていると思った千栄子さんは、弟を連れて竹藪でふたりで遊んでいたそうです。

小学校と父の再婚

浪花千栄子さんは小学校に行く年齢になっても、父親の許しが出ず通っていません。

「おちょやん」では自ら学校に行かないような描かれ方をしていましたが、実際には父親が反対したからだったんですね。

卯太郎さんはとても厳しい人で、ご飯粒ひとつを粗末にしただけで、千栄子さんはひどい目にあったそうです。

こうして千栄子さんは学校に通えず、字が読めないまま成長しました。

浪花千栄子さんが9歳のとき、富田林の飲み屋の仲居の女性と再婚した卯太郎さん。

相手の女性は家のことはまったくせず、朝も起きない女性でした。

昼から三味線を弾いて歌うだけ、という生活をしていたそうです。

本当にドラマの栗子と同じですね(^^;

ですが義母が家にいてくれるので、弟の面倒をみなくても良くなった千栄子さんはようやく小学校に通えるようになりました。千栄子さんはとても喜んだといいます。

ですがみんなより1年遅れで行った学校では、字も読めないため勉強についていけません。

さらには学費も出してもらえず、千栄子さんの学校生活は2か月で終わってしまいました。

義母の家出

ある日義母が家出をしました。それを父が探しに行き、数日間千栄子さんは弟と二人きりで暮らすことになります。

家の食べ物は食べつくし、草の実などで空腹をしのいでいましたが耐えきれず、ふたりは祖母の家に行こうとしました。

ですが途中で疲れて動けなくなり、そこにあったパンの耳を食べてしまいます。

そこは養豚場で、サンドイッチに使ったあとのパンの耳をエサとして使っていたのです。

ふたりにしてみれば、ものすごいご馳走♪だって、草の実などを食べていたのですから。。。

養豚場の人がやってきて怒鳴りましたが、その人は千栄子さんの家の事情をよく知っていて、ふたりに食べ物や電車賃までくれたそうです。

「おちょやん」では弟が山に薬草を取りに行って、探しに行った千代とともに迷子になり、養豚場にたどり着いた、というお話でしたね。

こうしてふたりは無事に家に戻り、義母も戻ってきました。

義母に追い出される

戻ってきた義母は千栄子さんの弟の存在が疎ましく、ふたりを追い出すように卯太郎さんに言います。

そして千栄子さんと弟は母方の祖母の家に預けられました。

「おちょやん」ではいきなり奉公に、となりましたが、実際にはワンクッションあったのです。

祖母の家も決して楽ではなく、二人の面倒をみるのは大変だったことから、千栄子さんを奉公に出すことにしました。

ときどき幼少期のころの千栄子さんは、弟を連れ母の墓前に行って、寂しさを紛らわしていたそうです。きっと優しい母親だったのでしょうね(^^)

「おちょやん」の千代が持っているガラス玉がその代わりなのでしょう。

それにしても、千代と同じ人生を歩んでいた浪花千栄子さん、壮絶な幼少期でした(>_<)

浪花千栄子さんの奉公先は、道頓堀にあった仕出し弁当屋「浪花料理」。

と～っても厳しいところで、女将に嫌われていたという千栄子さんは、ここでも大変な苦労をされています。

祖母は卯太郎さんがろくでもない人物だとわかっているので、千栄子さんの奉公先は教えていませんでした。

でもどこからか、かぎつけて8年ぶりに千栄子さんの前に現れ、 「おちょやん」と同じようにお金の無心をします。

結局「浪花料理」と卯太郎さんがもめ、今の価値で5万円程度をもらった卯太郎さん。 その後も千栄子さんんが働くところで、千栄子さんのお給料を前借していました。

それを奉公先から聞いた千栄子さんは、恥ずかしさのあまり顔を上げることができなかったそうです。 なんと、想像以上の毒親でしたね(>_<)

「おちょやん」でもこれから千代の父親、てるおが暴走します(^_^;)

さて、義母や弟はどうしたのか？というと、よくわかっていません。

父親がこれだけ千栄子さんにまとわりついているので(^_^;)、弟は独立しているのかもしれませんね。

では次に、浪花千栄子さんの子どもについて調べてみました。

 

 

浪花千栄子の家族構成【結婚と子供編】

おちょやん母親役は三戸なつめ！写真の実の母役の女優は？

浪花千栄子さんはご結婚されていますが、子どもはいませんでした。

結婚相手は二代目渋谷天外さん。「おちょやん」の天海一平（成田凌）です。

ふたりは「おちょやん」と同じように、子どものころからの知り合いで、浪花千栄子さんが女優になってから再会します♪

父親から逃げるようにして京都に出た千栄子さん。その後女優になりますが、業界に嫌気がさし女優を辞め、道頓堀の芝居茶屋「岡島」で住み込みで働くようになりました。

そこで二代目渋谷天外さんと再会し、松竹家庭劇で一緒にお芝居をするようになり、その後ふたりは結婚♪

ですが結婚前から渋谷天外さんには複数の女性がいて、その管理を千栄子さんがしていたというので、びっくりしちゃいますね～。

どうして結婚したのでしょうか(^_^;)

結婚後も女性関係は激しく、浪花千栄子さんはとてもご苦労されたそうです。

そしてとうとう渋谷天外さんの不倫相手が妊娠。しかもその不倫相手とは、千栄子さんが可愛がっていた弟子でもあった若い女優。

さすがにこれには千栄子さんもブチ切れました(>_<)当然ですよね～。

子どもがいなかった浪花千栄子さんと渋谷天外さん。千栄子さんは自分が身を引き、渋谷天外さんは数年後にその相手の女性と結婚しています。

浪花千栄子さんの再婚は？と調べましたが、再婚はしておらず実子はいません。

ですが養子が二人います。

ひとりは血のつながらない女性で、もうひとりはなんと弟の娘でした！

名前は南口輝美さんといい、養女となったきっかけなどはわかりません。

千栄子さんはのちに養女たちと、旅館などを経営されていました。

たぶん信頼をおいていたのは、姪っ子の輝美さんだったと思います。

浪花千栄子さんは亡くなる前、自分が死んだら顔を殴ってほしいと頼んでいたそうです。

え？と思いましたが、顔に衝撃を加えると、死んだ後の肌がきれいに見えるらしいのです。

【家族構成　結婚後】

◆南口キクノ【浪花千栄子】

◆夫　二代目　渋谷天外【離婚】

◆養女　南口輝美　（姪っ子）

◆養女　他人？

最後まで女優魂を持ち続けた浪花千栄子さん。

実際に千栄子さんが亡くなったとき、輝美さんは泣きながら何度も顔を殴り、千栄子さんんの顔は生きているかのような美しいお顔だったそうです。

ずっと苦しい思いをして生きてきた千栄子さん。最期に血のつながった輝美さんが傍にいてくれて、本当に良かったと思います。

ということで浪花千栄子さんの家族構成はこうなります。

浪花千栄子

元夫：二代目渋谷天外

養女：南口輝美（姪っ子）

養女：？（他人）

父親：南口卯太郎

母親：南口キク

弟：南口？

義母：？

祖母：？

それにしても父親といい、元旦那といい、男性に恵まれなかった浪花千栄子さん。

1973年消化管出血のため、浪花千栄子さんは66歳でお亡くなりになりました。

波乱万丈な人生を送られましたね。でもいつも一生懸命だった浪花千栄子さん。お亡くなりになったあと、勲四等瑞宝章を受章されました。

浪花千栄子の家族構成は?母親や弟や子供についてのまとめ

おちょやん子役キャスト一覧！幼少期と画像比較も

浪花千栄子さんは「おちょやん」と同じく辛い幼少期を過ごしました。

父親の南口卯太郎さんは酷い父親で、千栄子さんを学校にも行かせず働かせています。

母親は病気で千栄子さんが5歳のときに亡くなっています。

3歳下の弟もいますが、詳細はわかっていません。

ただのちに弟の娘、南口輝美さんが千栄子さんの養女となり、千栄子さんを支えていたようなので、関係は悪くなかったのかもしれません。

浪花千栄子さんは23歳のとき、二代目渋谷天外さんとご結婚され、松竹新喜劇の看板女優として脚本を書いていた夫を支えました。

ですが千栄子さんの弟子と不倫し、相手に子供ができたことで離婚。

ふたりに子どもはおらず、千栄子さんは再婚していないので、千栄子さんに実子はいません。

のちに南口輝美さんともうひとり養女をとりました。

浪花千栄子さんの家族に関する情報はあまりありませんでしたが、父親の酷さだけが際立っていましたね(^_^;)

「おちょやん」ではこれから父のてるおも、弟のよしおも登場します。

千代とどんな関係になっていくのか、注目していきたいです。

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