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浪花千栄子は再婚した？離婚後の失踪は実話なの？

朝ドラおちょやん
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浪花千栄子（なにわちえこ）さんはNHK朝ドラ「おちょやん」の杉咲花（すぎさきはな）さん演じるヒロイン、竹井千代（たけいちよ）のモデルです。

大阪のお母ちゃんと親しまれた喜劇女優でした。

「おちょやん」では夫の天海一平（成田凌）と離婚し、劇団も辞め家を飛び出してしまいましたが、これから千代は再婚するのか気になっている人も多いと思います。

また千代が再婚しなくても、浪花千栄子さんは離婚後、再婚したのか？？気になるところだと思います。

そこで今回は朝ドラ「おちょやん」の千代のモデルの浪花千栄子さんが、再婚したのかどうかについてまとめてみました！

また「おちょやん」での千代の離婚後の失踪・行方不明は実話なのでしょうか？離婚後の浪花千栄子さんの実話とは？史実をご紹介していきます。

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目次

浪花千栄子は再婚したの？

おちょやん栗子のその後のネタバレまとめ

離婚後は再婚した？？

ズバリ！！！浪花千栄子さんは再婚していません。

浪花千栄子さんは、離婚後に、松竹新喜劇を退団し、京都に暮らしていた浪花千栄子さんですが、その1年後ラジオドラマで復帰を遂げました。

おそらく朝ドラ「おちょやん」も同じような流れになると思います。

再婚せずに養女がいた？

その後浪花千栄子さんは養女を2人とりますが、ひとりは家を出て行ってしまったそうです。

もうひとりの養女は、千栄子さんが亡くなるまで一緒に暮らしていた、南口輝美さんという女性。

浪花千栄子さんの弟の娘かも？とも言われていますが、本当はどうなのか、はっきりしたことはわかっていません。

ただ、南口輝美さんは、浪花千栄子さんは「竹生（ちくぶ）」という料理旅館を建て、輝美さんと一緒に経営しながら暮らしていたそうです。

この旅館を建てるまで、いろいろな人のお世話になったという千栄子さん。お金を貯めるために仕事にも精を出し、そのおかげで離婚の傷口も癒されたそうです。

京都に来て失意のどん底だったとき、死に場所を求めて嵐山に行き、飛び込もうとしたこともありましたが、そのときバイクの爆音が響いて思いとどまることができました。

浪花千栄子さんは1973年、消化管出血によりご自宅で急逝。養女の輝美さんは、生前千栄子さんから自分が死んだらすぐに顔を何度も叩くように言われていたそうです。

そうすることで死に顔が、血色のいい顔色になるということで、輝美さんは泣きながら千栄子さんの顔を叩き、千栄子さんの顔はまるで生きているかのようだったといいます。

最後まで女優として生きた浪花千栄子さん。20年間の結婚生活は、尽くしぬいたあげく夫の裏切りにより終止符を打ちました。

失意のどん底で京都に行き、自殺までしようとしましたが、その後浪花千栄子さんを必要とする人たちと出会い、また女優として復帰します。

その後再婚はせず、亡くなるまで養女の輝美さんと暮らしました。

夫だった二代目渋谷天外さんも、その後再婚した九重京子さんもすでにお亡くなりになっています。

おふたりにはふたりの男の子が生まれましたが、その次男がなんと「おちょやん」に出演しています！

千代が京都にいたときの、鶴亀撮影所の守衛役だった三代目渋谷天外さんです。

まだ京都で女優になる前の千代が、撮影所に勝手に入ろうとして、三代目渋谷天外さん演じる守衛さんが止めるやり取りが面白かったですよね。

渋谷天外 (3代目)で子供で息子はおちょやんの守衛の守屋！

三代目渋谷天外さんは現在松竹新喜劇の代表をされています。父親の後を継いだことになりますね。

千栄子さんにとっては、あまり触れたくない人物かもしれませんが(-_-;)、もう時効ですよね。

三代目の活躍を空の上から喜んで見ているのかもしれません。

浪花千栄子の離婚後の失踪は実話なの？

おちょやん春子のモデルは実在の養女？

朝ドラ「おちょやん」では、一平が灯子と浮気をして離婚、新しい家庭を築こうとした後、千代は誰にも言わずに道頓堀を出て失踪。行方不明になります。

そして新聞にはスキャンダルとして載ってしまいます。

千代の気持ちもわかりますよね。近くで、2人が幸せな家庭を築くなんて・・・そんなの悲しすぎて見てられません。

そんな千代の失踪は実話なのでしょうか？？本当にあったこと？？史実が気になりますよね。

実は、千代のモデルの浪花千栄子さんも離婚後、実際に1年間失踪していたんです。おちょやんは史実通りに描かれていました。

まずは念のため、過去から振り返ってみます。

天外と千栄子の結婚

浪花千栄子さんは1930年、千栄子さんが27歳のころに二代目渋谷天外さんとご結婚されました。天外さんをモデルとしたのが、成田凌さん演じる天海一平です。

1930年に「おちょやん」鶴亀家庭劇のモデル、松竹家庭劇が旗揚げされ、そこに浪花千栄子さんも参加。女遊びが派手だった天外さんのデートの管理を千栄子さんがしていたというので(-_-;)、最初は友人のような関係だったのでしょう。

ちなみに「おちょやん」では千代と一平は幼馴染でしたが、実話は違い、大人になってからふたりは出会っています。

家庭劇が巡業で地方を廻るようになり、そのころからふたりは親密になっていったようです(*^-^*)

ですが結婚後も天外さんの女遊びは続き、インタビューで千栄子さんは、浮気相手を100人くらい知っていると答えています(-_-;)

それでも許せていたのでしょうね。

1948年、浪花千栄子さんは天外さんらが立ち上げた「松竹新喜劇」に行くことになります。このとき千栄子さんは40歳くらい。おふたりに子供はいませんでした。

不倫の末離婚

新喜劇で千栄子さんは看板女優として活躍。ところが夫の天外さんが、あろうことか千栄子さんも可愛がっていた、新喜劇の若い新人女優、九重京子さんと不倫し京子さんが妊娠。

天外さんも40台半ばで初めてできた我が子に、とても喜んだといいます。

「おちょやん」でもそうでしたが、そのことがわかった後も千栄子さんは天外さんらと同じ舞台に立ち続けました。

ですが1951年に千栄子さんは松竹新喜劇を退団。

そのころに京子さんは天外さんとの間にできた男の子を産んでいます

「おちょやん」では前田旺志郎さん演じる松島寛治が一緒に暮らしていましたが、実際どうだったのかはわかりません。

寛治のモデルは喜劇王だった藤山寛美さんですが、まだ寛美さんが子供だったころは天外さん、千栄子さん夫婦と家族同然に暮らしていて、養子の話もでたほどです。

結局養子の話は流れてしまいましたが、ふたりの離婚に寛美さんも胸を痛めたと思います。

千栄子の失踪・行方不明は実話だった！

松竹新喜劇を退団後、浪花千栄子さんは姿を消してしまいます。

当時ふたりの離婚はかなり話題となり、天外さんと京子さんは世間から冷たい目で見られました。

看板女優だった浪花千栄子さんがいなくなったこともあり、新喜劇の人気も落ちていきます。

ですが若手ががんばり、藤山寛美さんも大ヒット作となった「桂春團治」の丁稚役で人気を博し、新喜劇を盛り上げました。

千栄子さんも世間から好奇の目で見られていたため、京都でひっそりと暮らしていたそうです。

千栄子さんも8歳で奉公に出され、父親が奉公先にやってきてはお金の無心をする、ということを繰り返され、逃げるように京都に行ってカフェーでホステスとして働いていました。

新しくやり直すには絶好の場所が京都だったのです。京都で公演があったときに使っていた家の2階が空いていて、浪花千栄子さんはそこに住むようになります。

天外さんとは20年間の結婚生活で、その間天外さんは女性関係と金銭面で千栄子さんにかなりの負担をかけています。

それでもずっと天外さんと劇団を支え続けた浪花千栄子さん。

ところが天外さんは、不倫相手の京子さんのために家を購入したのです。

千栄子さんの怒りは相当のもので、天外さんに負けない家を購入すると決意します。

 

 

花菱アチャコ

松竹新喜劇は藤山寛美さんなどの人気で盛り上がりを見せ始めます。

着物を売って生活を凌いでいたという浪花千栄子さん。世間から隠れるように暮らしていましたが、やはりこのまま消えるわけにはいかないという意地もありました。

だんだん道頓堀では浪花千栄子という存在が薄れていきましたが、そんなとき千栄子さんを必死で探す人物が。

その人物こそが花菱アチャコさん。「おちょやん」では塚地武雅さんが演じている当郎のモデルです。

花菱アチャコさんは吉本所属で、当時の大人気漫才師。ラジオドラマの出演依頼がきたとき、相手役にはアドリブができて、優しい大阪弁が話せる浪花千栄子さんを希望しました。

番組スタッフが懸命に浪花千栄子さんを探しましたが、なかなか見つからず放送日まで残り1か月となってしまいます。

たまたま入った居酒屋が千栄子さんの住む家の近くで、浪花千栄子さんについて尋ねるとさっき銭湯に行ったとのこと。

こうしてスタッフは浪花千栄子さんに会うことができました。

大阪までの運賃すらなかった千栄子さんに、いくらかのお金を渡してスタッフは大阪に戻り、後日浪花千栄子さんも大阪にやってきました。

人気女優に

浪花千栄子さんの復帰作となったラジオドラマは「アチャコ青春手帖」。千栄子さんはアチャコさんの母親を演じました。

「おちょやん」では「お父さんはお人好し」が復帰作となります。この作品ではアチャコさんと千栄子さんは夫婦の役。

実話ではどちらの作品も大ヒットとなり、映画化されるほど。浪花千栄子さんもテレビドラマや映画など、いろいろなところで活躍され、大阪のお母ちゃんと呼ばれる大女優になりました。

 

浪花千栄子は再婚した？離婚後の失踪は実話？のまとめ

おちょやん一平が最低！浮気がクズすぎるの声

浪花千栄子さんは夫の二代目渋谷天外さんとともに、松竹新喜劇を支えてきた喜劇女優。夫には尽くすだけの20年間の夫婦生活でしたが、夫の裏切りにより離婚。

浪花千栄子さんは失意の中、自殺まで考えましたが思いとどまることができ、京都でひっそりと暮らしていました。

1年が過ぎたころ、人気漫才師の花菱アチャコさんがラジオドラマの相手に千栄子さんを希望したことで、千栄子さんの捜索が始まります。なんとか見つけることができ、そこから浪花千栄子さんは女優として復帰し、大阪の母と呼ばれる大物女優になりました。

浪花千栄子さんは再婚はしていません。亡くなるまで一緒にいたのは、輝美さんという養女。弟の娘、といううわさもありますが、実際のところはわかっていません。

そうなると「おちょやん」では再登場した毎田暖乃ちゃん演じる、水野春子が養女に？？？(≧∇≦)

さて、これからどうなるのか楽しみですね♪

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