交響曲竹取物語は実話で楽譜や音源は?国際作曲コンクールは実在?

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「エール(えーる)」は作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)さんと、奥様の金子(きんこ)さんご夫婦をモデルにした朝ドラです。

古関裕而さんをモデルにした古山裕一(こやまゆういち)を窪田正孝(くぼたまさたか)さん、そして金子さんをモデルにした音(おと)は二階堂ふみ(にかいどうふみ)さんが演じています。

裕一と音が文通を始めるきっかけとなるのが「国際作曲コンクール」♪しかも音が子供のころに演じた「竹取物語」で受賞したんです!

今回は朝ドラ「エール」で登場する「国際作曲コンクール」と受賞した交響曲「竹取物語」は実話なのか?調べてみました。「エール」に出てくる国際作曲コンクールは実在するのでしょうか?

また、「国際作曲コンクール」の交響曲「竹取物語」の受賞がきっかけで文通がスタートというのは事実なんでしょうか?

「エール」の原作の「国際作曲コンクールに」の交響曲「竹取物語」に関するネタバレも紹介しています。また楽譜や音源があるのか?気になっている人が多いので、調べてみました!

目次

交響曲「竹取物語」の受賞が音との文通のきかっけ?

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ネタバレです。

朝ドラ「エール」の主人公、古山裕一(窪田正孝)は福島の老舗呉服店の跡取りとして生まれました。

大事に育てられたためか(^_^;)、気が弱く思ったことをうまく話すことができない少年。しかも大の運動オンチです。

いじめられっ子から目をつけられたりもしていましたが、そんな裕一に音楽の才能があることを藤堂先生(森山直太朗)が見抜いてくれました!

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学校ではみんなが詩を持ってきて、それに曲をつけるようになった裕一。将来は音楽家に・・・。

でも裕一は呉服屋喜多一のあととり。

そのため商業学校へと進学します。そこでハーモニカバンドに入り、そこでも作曲家としての力量を発揮します。

そんな裕一を見て、音楽をやらせてあげたいと思った父親の三郎(唐沢寿明)と母親のまさ(菊池桃子)。

三郎は裕一には好きに音楽をさせることに決め、店は弟の浩二(佐久本宝)に継がせることにしました。

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ところが!三郎は騙されて保証人になってしまい、多額の借金を背負うことに。仕方なくまさの兄で銀行の頭取をしている、茂兵衛(風間杜夫)に融資を頼みます。

茂兵衛は妻が体が弱く跡取りがいません。茂兵衛からの融資の条件はひとつ。

どちらかの息子を養子に出すこと

悩みぬいた三郎でしたが、仕方なく裕一に養子になるよう頼みます。

こうして銀行のある川俣に行くことになった裕一。その銀行で働くことになりました。

そして突然の恋と突然の失恋(笑)まさかダンスホールのマドンナが、小学生の時の同級生、とみだったとは!誰も気づきませんでしたよね~?

ですが嬉しい再会もありました。

それは幼馴染?いや、いじめられてた?(笑)の村野鉄男(中村蒼)との再会です。

ガキ大将っぽさが残る(^_^;)鉄男でしたが、裕一が音楽をやっていないことにかなり失望してましたね。

鉄男は父親が夜逃げをしたため行方不明になっていましたが、藤堂先生の口利きで新聞配達をしながら、苦労して新聞記者になっていました。

裕一は失恋のショックを引きずったまま、黙々と仕事をしていますが、同僚たちは心配をしています。

茂兵衛は裕一が心を入れ替えたと勘違いし、養子としてみんなに紹介できると考えていました。

そんな裕一のもとへ、鉄男が取材のために渡された雑誌を持ってやってきます。

その雑誌には「国際作曲コンクール」のことが掲載されていました。

裕一はその国際作曲コンクールに向け交響曲の作曲に挑戦。

苦悩しながら作ったその交響曲「竹取物語」が、なんと「国際作曲コンクール」で入賞しました♪

「国際作曲コンクール」のニュースを新聞で知った音(二階堂ふみ)。しかも縁がある「竹取物語」です。

さっそく熱烈なファンレターを送り、返事が来るのを毎日楽しみに待ちます。

裕一も音に手紙を送り、ふたりは文通をスタートさせるようになりました。

という展開になります。

予告のあらすじではまだ「国際作曲コンクール」としか出ていません。

ではこの「国際作曲コンクール」とは実際に古関裕而さんが入賞したコンクールなのでしょうか?

 

 

竹取物語の受賞は実話?楽譜や音源は実在する?

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「エール」の「国際作曲コンクール」は実話です!1929年、古関裕而さんが20歳のころに2位に入賞しました。

このコンクールは、イギリスにあるチェスター楽譜出版社募集の世界的な作曲コンクール。

チェスター楽譜出版社とは1860年代にイギリスに設立された音楽系の出版社。現在も「チェスターミュージック」として歴史はつながっています。

「エール」では裕一はまったく音楽活動はしていませんが、実際にはしっかりと音楽の勉強をされていた古関裕而さん。

このコンクールには舞踏組曲「竹取物語」など5曲を応募されました。

そのすべてが2位に入賞。国際的な作曲コンクールで日本人初となる快挙でした。

しかも当時無名だった古関裕而さん。無名の青年の快挙ということで、新聞にも大々的に報じられたそうです。

この入賞により音楽家への道を進みだすことになります。

ちなみに気になるのが「竹取物語」の楽譜。見てみたいですよね?

古関さんは、複数の交響曲やピアノ協奏曲・交響詩「ダイナミック・モーター」や弦楽四重奏曲など、多くの作品群を完成させていました。

それらの楽譜は現在は、ほぼ行方不明とのこと。残念ながら「竹取物語」も行方不明になってしまっているということです。

そして現在では音源も残ってないということです。

当時、グーセンス指揮で英コロンビア・レコードによる録音が予定されましたが、古関裕而の渡英断念により立ち消えとなりました。今日、チェスター楽譜出版社は現存せず、楽譜の行方も不明のままとなっているのは残念です。

引用元:引用サイト

ドラマを見ると、どんな曲なのか?非常に気になりますよね。

ということで、世界的な作曲コンクールで入賞、というのは実話でした(^^)

入賞したのは、そのコンクールはチェスター楽譜出版社が募集していた世界的コンクール。

さて、それでは金子さんとの文通は実話なのでしょうか?

 

 

国際作曲コンクールの「竹取物語」がきっかけで文通が始まったのは実話なの?

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文通も実話でした(≧∇≦)

チェスター楽譜出版社募集の世界的な作曲コンクールで、日本人初となる入賞を果たした無名の青年、というニュースは新聞で大きく報じられました。

そのころのちの奥様となる内山金子さんは、愛知県豊橋市に住んでいました。

当時18歳だった金子さんは、声楽家を目指していて、古関裕而さんのような天才に指導してもらえたら。。。と夢を見るような気持ちで手紙を書いたそうです。

というのも、金子さんはもともと夢見がちな女の子で、空想の世界に浸ることが多かったといいます。しかもかなりの行動派!

金子さんが手紙を送ったのは川俣銀行。

内容は「ぜひ一度わたしの歌を聴いて頂いて、アドバイスを頂けたら」というもの。

受け取った古関裕而さんは、同じ音楽を志す女の子、ということで興味を持ちました。

こうしてふたりは文通を始めます。やがてその文通の内容に恋愛の要素が加わるようになります(≧∇≦)

文通をしているうちに、ふたりに恋愛感情が芽生えたんですね♪

やがてはシューマンとクララに自分たちを重ね合わせるようなことも。

ですが古関裕而さんにはチェスター社から留学の話がきていました。留学するとしばらく金子さんに逢えない・・・。

古関裕而さんは憧れていた人気作曲家の山田耕筰さんに相談されたそうです。

ですが結局留学の話がおじゃんになり、ふたりは結婚することになりました♪

1月から始まった文通。結婚したのは半年後の6月という超スピード婚です。

古関裕而さんが豊橋まで金子さんに逢いに行き、金子さんは一緒に福島へ。そのまま結婚という目にもとまらぬ展開だったそうです。

ということで、古関裕而さんと金子さんの文通は実話で、文通から半年後には結婚するという大恋愛でした。

ふたりの交際期間は文通のみ。これもロマンティックですよね~。きっと熱烈な文通をしていたのでしょう(≧∇≦)

「エール」でどんな文面が出てくるのか、楽しみです!

 

 

エール交響曲「竹取物語」にツイッター反響!楽譜と音源がないのが残念の声

エールで「竹取物語」の世界的コンクールに、ピアノがない主人公の古山裕一が受賞!しかも、実話!?ということでツイッターで大反響でした。

 

実話であることに驚きの声が多数ありました。

また残念ながら音源も楽譜もないことを残念がる声も多数でした。

エールの国際作曲コンクール「竹取物語」受賞と文通は実話のまとめ

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「エール」で古山裕一(窪田正孝)は、これから世界的な作曲コンクールで入賞し、それを知った関内音(二階堂ふみ)から熱烈なファンレターをもらい、ふたりは文通を始めます。

古山裕一のモデルは、作曲家の古関裕而さんですが、このコンクールと文通のお話はすべて実話です(^^)

文通のきっかけは古関裕而さんがコンクールに入賞した記事を、金子さんが読んだことでした。

しかも文通を始めてから半年後にご結婚♪

さて、「エール」ではふたりのラブストーリ、どのように描かれるのでしょうか。

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