宮城県音臼村が舞台!ロケ地が気になる3月30日にスタートしたNHK朝ドラ「エール」。
このドラマは作曲家古関裕而(こせきゆうじ)さんと妻で歌手の金子(きんこ)さんをモデルに描く、音楽で世の中を元気づけていった夫婦の物語です。
主人公古山裕一(こやまゆういち)を窪田正孝(くぼたまさたか)さん、妻の関内音(せきうちおと)を二階堂ふみ(にかいどうふみ)さんが演じます。
第1話の視聴率が良く、特に主人公裕一の出身地である福島県では35.9%となっています。
ドラマの舞台の1つである福島市は2014年から働きかけ、今回誘致が実現しました。
今回撮影は関東のスタジオとロケで行われています。
実際にどこでロケをやっているのか?ロケ地撮影場所が気になっている方も多いのではないでしょうか。特に小学校や教会がロケ地はどこ??と話題になっているようです。
この記事では朝ドラ「エール」のロケ地撮影場所について紹介します。
エールは福島市と豊橋市が舞台!ロケ地が気になる
「エール」はモデルとなった作曲家の古関裕而さんの出身地福島市と妻の金子さんの出身地豊橋市が舞台となっています。
2011年に発生した東日本大震災から10年の節目を目前に「福島を応援したい」という思いで「エール」というタイトルになりました。
古関裕而さんの出身地である福島市は2014年から誘致を実施し、2016年には妻金子さんの出身地豊橋市と連携して、両市で15万以上の署名を集めNHKに要望書を出していました。
そしてその誘致活動が実を結び、福島出身の偉大な作曲家古関裕而さんをモデルとした主人公の朝ドラが放送されることとなりました。
そして「エール」の舞台は2人の出身地である福島と豊橋、2人の東京後は東京を中心にストーリーが進んでいくことになります。
朝ドラのロケ地は地方なので、その景色を見るのもドラマの楽しみの1つですよね。
それでは、実際に「エール」の撮影が行われた撮影地について紹介します。
エール小学校や教会のロケ地撮影場所は?
裕一が通う小学校のロケ地
第1週は主人公裕一の小学校時代からスタートしました。
裕一はこの小学校で恩師である藤堂清晴(とうどうきよはる)や生涯の友となる佐藤久志(さとうひさし)、村野鉄男(むらのてつお)と出会います。
この小学校は福島県にある設定ですが、実際に撮影が行われたのは愛知県新城市にある「旧門谷小学校」です。
説明が遅くなりましたが会場となる旧門谷小学校は大正時代に建てられた木造校舎になります。40年前に廃校になったため普段一般開放はしていませんが、このたび二日間にわたり使わせて頂きます。この旧門谷小学校をベースに自転車を通して様々な体験をする事ができるのでお時間のある方はぜひ。 pic.twitter.com/JjMt8mFte5
— pedalmark (@pedalmark) March 28, 2017
旧門谷小学校
所在地 〒441-1944 愛知県新城市門谷字宮下26豊鉄バス田口新城線 鳳来寺徒歩8分
この小学校は昭和45年(1970)3月31日廃校となった学校で、廃校後も展覧会やワークショップ等のイベントが開催されている施設です。
「エール」では教室や校庭でのシーン等に使われていました。
シーンの撮影は2019年の11月に行われたようです。
かなり地方にある為バスやタクシーでないと行けない場所にあります。
バスで行く場合は東海旅客鉄道飯田線三河東郷駅前のバス停川路で田口新城線のバスに乗り鳳来寺で降りるとそこから徒歩8分程で着きます。
行くのは少し大変ですが、周辺は自然豊かで景観も素晴らしいので行く価値のある場所です。
裕一と音が出会う教会のロケ地
小学5年生になった裕一は母親のまさに連れられてまさの実家がある川俣へ出かけます。
裕一はまさと映画を見に行き、その帰りにまさが知り合いと話していると裕一の耳に歌声が聞こえてきます。
歌声に魅かれて教会に入ると、そこで歌う聖歌隊の中にいた音に出会います。
このシーンが撮影されたのは福島市内にある「福島聖ステパノ教会」です。
福島市、最初の見学はガーディナー設計の日本聖公会福島聖ステパノ教会。かわいいねえ pic.twitter.com/OVj5EvMp3c
— onai shigeo (@onaishigeo) September 12, 2015
福島聖ステパノ教会
所在地 〒960-8034 福島県福島市置賜町8-29
TEL 024-522-5345福島駅 徒歩15分
福島聖ステパノ教会は1905年に建設された100年以上の歴史がある西洋式の木造建築物です。
通常は日曜日に礼拝があるようですが、現在はコロナウイルスの影響で中止となっています。
この教会はオープニングにも登場し、大人になった裕一と音が再び訪れる場所でもあります。
JR福島駅から徒歩10分程の場所なのでアクセスもよく、観光がてらフラッと寄りやすい場所です。
「エール」にとっては重要なシーンの撮影場所なので、今後ファンの方が訪れる名所になりそうです。
裕一が自分の曲を発表した場所
高校に入って独学で音楽を学びながらハーモニカ倶楽部に入っていた裕一は、ある時プロの音楽家を目指していることをバカにされます。
その悔しい気持ちで曲を作り発表したことで、初めて達成感を味わいます。
その発表が行われたシーンは福島市の福島市民家園内にある「旧広瀬座」です。
旧広瀬座(国指定重要文化財)
福島市民家園
福島県福島市http://t.co/aTWMOqNwI2 pic.twitter.com/4JQUY1qZtT— 収集家 (@bmsno1) May 31, 2015
福島市民家園
所在地 福島市上名倉字大石前地内
TEL 024-593-5249
開園時間:午前9時00分~午後4時30分(毎週火曜日休園)福島交通バス 室石徒歩8分
旧広瀬座は明治20年頃に建てられた芝居小屋です。
その後1度取り壊されていますが、平成6年に復元されています。
現在も芝居やライブ等が開催されている歴史ある会場です。
福島駅からバスに乗り、室石下車後徒歩8分程で到着します。
入場料無料で園内には様々な展示場があり、歴史や文化を学べる施設となっています。
「エール」で撮影されたシーンは裕一が初めて音楽によって成功を実感できた瞬間であり、重要なシーンになると思います。
昨年の秋、主人公・古山裕一( #窪田正孝 )の生まれ故郷・福島で撮影が行われました。
たくさんの地元の方々にご協力いただき、「背中を押してもらった」と、窪田さん。「あったかくて、力強いシーンになった」というこのシーンは…放送をお楽しみに!#朝ドラエール #3月30日放送開始 #福島 pic.twitter.com/Ze8SpIHc9q— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) February 5, 2020
裕一と音がお祭りデートをした場所のロケ地
大人になった裕一と音がお祭りデートをしたシーンがあります。
この撮影は豊橋市の「椙本八幡社」で撮影されました。
とよはし散策 : 椙本八幡社(石巻本町40)です。。。 pic.twitter.com/iYJaIgM9J8
— ISAO (@isaoaki) July 26, 2015
椙本八幡社
所在地 豊橋市石巻本町字御所40
TEL 0532-88-1554
豊鉄バス和田辻 徒歩20分
ロケは2019年の11月に行われたようです。
こちらでは裕一と音が浴衣姿でお祭りデートや手筒花火のシーンが撮影されました。
手筒花火とは豊橋が発症で、1メートル程の竹筒の花火を人が抱えながら点火する大迫力の吹上花火です。
椙本八幡宮でも毎年10月に豊年祭が行われており、手筒花火や綱火を見ることができ、大変賑わいます。
静かな場所にひっそりとたたずむ神社で、アクセスは豊橋駅前から豊鉄バスで和田辻下車後、徒歩20分程で着きます。
少し遠いのでタクシーで向かってもよいかもしれません。
音が通う小学校のロケ地
ヒロインの音が通う小学校のロケ地撮影場所は茨城県久慈郡大子町の旧上岡小学校です。
土曜日はツーリング日和だったので放浪。その折に立ち寄った #旧上岡小学校 の風景🌸
夕陽に照らされた桜が綺麗にグラデーションしていました☺️
🗺#茨城県 大子町
📆2020.04.04#エア花見 #桜#インドア花見#ファインダー越しの私の世界#写真好きな人と繋がりたい#カメラ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/T3bb8oFm4T— HayneRyo (@HayneRyo) April 6, 2020
土曜日はツーリング日和だったので放浪。その折に立ち寄った #旧上岡小学校 の風景🌸
夕陽に照らされた桜が綺麗にグラデーションしていました☺️
🗺#茨城県 大子町
📆2020.04.04#エア花見 #桜#インドア花見#ファインダー越しの私の世界#写真好きな人と繋がりたい#カメラ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/T3bb8oFm4T— HayneRyo (@HayneRyo) April 6, 2020
旧上岡小学校
住所:茨城県久慈郡大子町大字上岡957-3
<見学・イベント等利用のお問い合わせ>
TEL:0295-72-1138(大子町役場 観光商工課)
一般公開日:土曜・日曜・祝日 9:00~16:00
見学料:無料(校舎内見学可)
引用元:http://idpc.jp/kyu-uwaoka/uwaoka/
旧上岡小学校は、茨城県内の小学校校舎としては旧水海道小学校玄関に次いで2番目に古い小学校で、現地保存されています。
明治期の木造校舎のかたちを伝える貴重な建築物として有名です、卒業生でもある地元住民を中心に組織された「上岡小跡地保存の会」が維持管理を行っていて、土曜・日曜・祝日の9:00~16:00に一般公開されています。
テレビドラマや映画、CMなどのロケ地やアニメの舞台設定として、多くの作品に登場する有名な場所です。
以下、その作品一覧です。
2016年 KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
2015年 映画「ガールズ&パンツァー 劇場版」
2014年 NHK 「花子とアン」
2011年 NHK 「おひさま」
2009年 映画「アキレスと亀」
2008年 テレビ朝日「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」
2007年 映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」
2007年 日本テレビ「私は貝になりたい」
2007年 フジテレビ「はだしのゲン」
2006年 NHK「純情きらり」
2003年 TBS「さとうきび畑の唄」
2003年 NHK「夢みる葡萄」他、多数
引用元:http://idpc.jp/kyu-uwaoka/uwaoka/
朝ドラにも度々登場していたんですね!古き良き時代を感じることができる、素敵な趣のある小学校の校舎です。
オープニングやメインビジュアルが撮影された海岸のロケ地
「エール」のオープニングは海をバックに爽やかなシーンがとても印象的ですよね。
このオープニングや窪田正孝さんと二階堂ふみさんのメインビジュアルが撮影された海岸は豊橋市の「伊古部海岸」です。
伊古部海岸
所在地 〒441-3211 愛知県豊橋市伊古部町枇杷ケ谷57東名豊川C 車約60分
夏には海水浴やサーファーで賑わう場所で、こちらの撮影も11月の寒い時期に行われました。
撮影日は晴天で最高のロケーションだったようです。
📢「エール」のメインビジュアルを公開!!✨
裕一&音夫婦のイメージを膨らませながら、放送開始をお待ちください☆#朝ドラエール #エール #3月30日放送開始 #窪田正孝 #二階堂ふみ詳しくはコチラ↓https://t.co/7mrWerd1W0 pic.twitter.com/3gUueFzKPK
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) February 17, 2020
とても爽やかなショットですね。
2人が歩いた砂浜を歩いてエールの世界観を感じるのも素敵ですね。
まとめ
朝ドラ「エール」は福島市、豊橋市と中心にロケが行われています。
歴史ある建物での撮影や自然豊かな場所でのロケが多く、爽やかな「エール」にピッタリの場所ですね。
現在「エール」の撮影は新型コロナウイルスの影響で一時休止されていますが、無事にロケが再開することを願っています。
「エール」第2週は4月6日から放送です。