古村比呂さんがヒロインを演じたNHK朝ドラ「チョッちゃん」で蝶子の兄の北山道郎(きたやま みちろう)が死亡してしまう悲しすぎる展開ですがその死因とは?
連続テレビ小説「チョッちゃん」の道郎の悲しすぎる死亡の死因について、モデルの史実通りなのか?実話なのか?も含めてネタバレをご紹介していきます。しています。
チョッちゃん道郎が死亡する!?悲しすぎる展開に!
朝ドラ「チョッちゃん」とは?
1987年に放送されたNHKの連続テレビ小説『チョッちゃん』は、黒柳徹子さんの母・黒柳朝さんの自伝「チョッちゃんが行くわよ」を原作とした作品です。
物語の主人公は古村比呂さん演じる北山蝶子。
北海道・滝川の大自然に囲まれて自由に育った蝶子は、父の反対を押し切って上京し、音楽学校へ進学します。
やがて天才バイオリニストの岩崎要(世良公則)と運命的に出会い、結婚。
【NHK人x物x録】#世良公則
動画&インタビュー『連続テレビ小説 チョッちゃん』(1987)岩崎要 役
何十年も遠ざかっていたバイオリンを弾くのはたやすいことではありませんでした。でも、もともと楽器をいじるのが好きなので……続きは https://t.co/95QSzfZnqp#チョッちゃん
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) April 14, 2025
二人の子どもの母となった蝶子は、戦争の影が濃くなる時代の中でも天真らんまんに困難を乗り越え、成長していきます。
明るく前向きなヒロインの姿を描いた本作は、家族の絆や夢を追う強さをテーマにしており、朝ドラらしい爽やかな魅力が詰まっています。
兄の北山道郎とは?
そんなヒロイン蝶子の兄が北山道郎(きたやまみちろう)。
北山道郎は、ヒロイン蝶子(古村比呂)の兄であり、物語において重要な存在です。
父・俊道(佐藤慶)が医師であったため、強く医学部合格を望まれていましたが、実は小説家になる夢がありました。建前として「医学部を目指す」と言いながら上京し、先に東京で暮らしていたのです。
蝶子が音楽学校進学のため上京してからは、兄としてそばにいて支える一方、父と正面から向き合えず、結果的に蝶子に厳しい役回りを押し付ける場面もありました。
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蝶子の目の前で三度も片思いに終わり、恋愛では不器用な姿を見せる
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小説家を断念し、映画会社に就職
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戦時下の影響で満州への転勤
- 満州に渡り、現地の支社長の娘と交際を始める
また、蝶子の親友・邦子に思いを寄せていましたが、彼女が自分が紹介した同じ会社の大川と結婚しそうになったため、その思いを断ち切るように満州行きを決意します。
以下の記事では邦子の結婚相手の大川役の俳優さんについてご紹介しています。
チョッちゃん大川信吾役は丹波哲郎の息子の丹波義隆!現在の活動は?
そんな道郎ですが、驚きの展開を迎えます。
道郎が死亡する!?悲しすぎる展開に!
そんな中、衝撃のネタバレが公式から判明しました。
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神谷(役所広司)と安乃(貝ますみ)は結婚して、岩崎家に挨拶に来た。結婚しても岩崎家に働きに来る、という安乃に、よそで仕事したほうがお金になる、と断る蝶子(古村比呂)。その夜、邦子(宮崎萬純)が蒼ざめて駆けつけて、兄・道郎(石田登星)が満州で死んだ、と告げる。滝川の俊道(佐藤慶)には要(世良公則)が電話で伝える。遺骨の後に届いた手紙を蝶子が読み、みさ(由紀さおり)は俊道と一緒に電話口で聞き、涙する。
引用元:公式サイト
なんと道郎が満州で死亡してしまうという連絡が(+_+)一体何があったのか?死因など以降で詳しいネタバレをご紹介していきます。
チョッちゃん道郎の死因のネタバレは?
道郎の訃報
ある夜、蝶子の親友・邦子が岩崎家を訪れ、「道郎さんが亡くなった」と知らせます。
続いて会社の上司が現れ、死因は馬で遠乗りにでかけ落馬してしまった事故であることが告げられます。
滝川の実家では、父・俊道がチョッちゃんからの電話で息子の死を知り、愕然とします。厳しく医者の道を強いた自分に反発していたのではないか、本当は小説家の夢を応援すべきだったのではないか…父は自問自答しながら嘆きます。幼い頃から馬に慣れていた道郎が、なぜ落馬で命を落としたのか。帝大も落ち、最後の最後まで夢に届かない息子の姿に、父は言葉を失います。その横で母は号泣し、家族の悲しみは深まっていきました。
道郎の遺骨と手紙
やがて遺骨が岩崎家に届き、葬儀が営まれます。チョッちゃんは遺影に向かって「兄さん、いっつも夢ばっかりあったね」とつぶやくのでした。
数日後、亡くなる直前に道郎が書いた手紙がチョッちゃんに届きます。その手紙には、加津子の病気を心配する言葉や、滝川への郷愁、そして満州の荒野を馬で走ると故郷を思い出すという素直な気持ちが綴られていました。
チョッちゃんは電話口でその手紙を両親に読み上げ、家族の胸に道郎の想いを届けます。涙なしでは見られない場面です(+_+)
道郎の回想と戦争の始まり
道郎の生涯を振り返るように、彼のこれまでのさまざまな場面が回想シーンとして映し出されます。
最後に「日本はアメリカに宣戦布告し、太平洋戦争に突入しました」というナレーションが入り、時代が大きく動き出したことを示して物語は次の局面へ進むのでした。
このように、戦争が本格化する直前で道郎が死亡してしまう悲しすぎる展開を迎えました。
チョッちゃん道郎の死は史実通りの実話?
朝ドラ「チョッちゃん」は、黒柳徹子さんの母親・黒柳朝さんがモデルのヒロイン・蝶子の物語で、夫の要さん、蝶子のお母さん、お父さんには実在モデルがいらっしゃいます。
と言うことは、道郎は黒柳朝さんのお兄さんがモデルで、実際にこのような悲しい死を迎えたのでしょうか?
実は以下の記事で詳しくご紹介していますが、黒柳朝さんのお兄さんについての情報は調べても出てきませんでした。
以下の記事など、お兄さんがいらしたことはわかっているのですが、おそらく有名な方ではないので、名前などは公表されたりお話しされていなかったのでは?と思われます。
引用元:文春記事
なので、道郎の大戦直前に死亡した衝撃の展開は、ドラマのオリジナルなのでは?と思われます。