現在放送中のテレ朝木曜ドラマ「ハケン占い師アタル」は派遣社員のアタル(杉咲花)が毎話、職場で悩む正社員を一人ずつ占っていき、同僚を占いで救っていくとストーリーを描いた作品です。
主役のアタルを演じるのは杉咲花さん。
これまでアタルに悩みを解決してもらった正社員は神田和実(志田未来)、目黒円(間宮祥太朗)、品川一真(志尊淳)、上野誠治(小澤征悦)らです。
今回の記事では、これまでアタルのお悩み解決の内容や名言をまとめました。
「ハケン占い師アタル」ってどんなドラマ?
まずはじめにドラマ「ハケン占い師アタル」のイントロダクションを紹介します。
官民を挙げて“働き方改革”が叫ばれる現在。しかし、労働時間の短縮や業務の効率化だけではなかなか解決されないのが、“働く人々のリアルな悩み”です。実際、人間関係や仕事との向き合い方で行き詰まり、頭を抱え続ける人は多数…。そんな“人間”だからこそ湧き上がる職場での葛藤や悩みに光を当て、働く人々を希望の道へと導く“ニュータイプの救世主”が、満を持して誕生します!
その救世主とは、派遣社員のアタルこと、的場中(まとば・あたる)。いつもニコニコしながら働くアタルですが、実は“ある秘密”が…。なんと、彼女には悩みや原風景をはじめ、他人のあらゆることが見えてしまう特殊能力があるのです! アタルはそんな一種の占い能力を駆使し、周りの正社員たちが抱える悩みを根本から解決していくことに…。
平成最後の心の大掃除ともいえる新“働き方改革”で、将来への希望と活力を与える、お仕事コメディードラマ『ハケン占い師アタル』。かつてない救世主・アタルの登場で、どんどんポジティブに生まれ変わっていく会社と同僚たちを見れば、明日も元気になれて、もっともっと働きたくなるはずです!
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/intro/
アタルが派遣社員として働くのはイベント会社「シンシアイベンツ」の制作Dチームです。
制作Dチームは悩み多き正社員たちがたくさんいます。
ハッキリと自分の意見が言えない女性社員。
100%コネ入社だけどやる気が空回りの男性社員。
愚痴ばかりで転職を考えている男性新入社員。
昔の栄光にいつまでもすがって「伝説のイベント」が口癖のベテラン男性社員。
「それ私の仕事ですか?」と自分の仕事以外は極力やりたくないことをあからさまに出す女性社員。
出産後の復職の際に部長にお世話になったことで部長の無理難題に「ノー」と言えない女性課長。
アタルは占いでここの人たちを救うためにやって来たのでしょうか。
アタルが制作Dチームに来たのは運命のような気がしますね。
第1話:神田和実のストーリー
志田未来さん演じる神田未来は入社3年目の社員。
丁寧な仕事をしたいと思っているが、自分の選択に自信がなく、常に緊張し、内心ビクビクしている。決断力のなさがミスにつながることもしばしば。司法浪人中の同棲相手はいるものの、誰にも言えない悩みを抱え、ひとりで苦しんでいる。
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/cast/
神田和実の性格や仕事っぷりとは?
ハケン占い師アタル1話ネタバレ感想!志田未来がまた妊娠で不幸?
言いたいことがなかなか言えない神田は、会議でも自分の意見に自信を持てずビクビクしています。
自分に自信の無い神田は、事あるごとに香水を付け、彼氏からもらったパワーストーンのブレスレットを身につけています。
プライベートでは、司法試験を目指している彼氏と同棲中だがその彼氏が勉強している様子は見られません。
しかし、そのことについて何も言えない神田でした。
さらに妊娠したことを彼氏や職場でも言えずにいました。
飲み会でも勧められたビールを断ることができずに困っているとアタルがノンアルコールに変えてもらっていました。
そんな時、「ベイビースマイル」のイベントを任された神田ですが、イベントまで日が無いにも関わらず、クライアントの要望で赤ちゃんを50人イベントに集めて欲しいと言われます。
制作Dチームで頑張って60人の赤ちゃんを集めたものの結局、神田は一人も集めることができなかったのです。
神田は自分にできることはしておきたいとイベント当日に集まってくれたお母さんたちに渡す記念品に一人一人違うメッセージカードを付けたのです。それも徹夜で。
当日、イベントに出られる赤ちゃんが5人足りず、急遽イベントが行われる会場周辺でイベントに参加してくれる赤ちゃんを探すことに。
いきなりイベントに参加してほしいとお願いされてもなかなか首を縦に振ってくれる赤ちゃん連れはいません。
その時、アタルの能力が炸裂したのです!
参加してくれる赤ちゃん連れのお母さんを次から次へと当てるのです。
無事、赤ちゃん50人が集まりました。
イベント中はぐずりそうな赤ちゃんへは事前に聞き取りをした一人一人に合った対応をします。
それでも泣き止まない赤ちゃんをアタルが見つめると何故か泣き止むのです。
良い感じでイベントも終盤に差し掛かった時、神田ちゃんがやらかしてしまったんですよね〜。
寝不足ということと妊婦ということもあり、神田は音響のコードを踏んでしまい、会場にあった風船が割れてしまいます。
その大きな音で泣き出す赤ちゃんたち。。。イベントは最後の最後で失敗に終わりました。
帰宅した神田は彼氏に「会社クビになるかも」と打ち明けます。
そして、その流れで「赤ちゃんができたみたい」と打ち明けると彼氏は「産んでもいいよ。俺が働くから」と言ってくれます。
しかし、続いて出たセリフに耳を疑いましたね。
「でも、司法試験が受かるまで子どもは待った方がいいと思う」と言われるのです。
そんな男、最低ですよねー。
翌日、神田は産婦人科を受診しようと待合室にいました。
「妊娠したけど 仕事辞められない」と検索する神田ですがもちろん答えがあるはずがありません。
藁にもすがる思いで神田が次に検索したのは「占い」でした。
そこで見つけた動画は「天才占い少女」でした。
驚くことに、その動画に映っていたのは「アタル」だったのです!!
【神田和実】アタルの占いの結果とは?
アタルの動画を見て、アタルに占ってもらおうと思い会社へと行った神田ちゃん。
アタルに「占ってほしい」とお願いするもアタルはトイレに立てこもり「無理だ」と言うのです。
神田は赤ちゃんをおろそうとした事、友達がいない事、一人で悩んで悩んで時間が経ってしまったこと、昔から自分の決断に自信がないこと・・・
受験とか、就職とか、結婚とか決められない泣き叫びます。
諦めてトイレを出て行こうとした神田は花瓶を割ってしまいます。
トイレから出てきたアタルは神田に「あなたをみます」と言うのです。
アタルは神田に質問は3つだけと言い、今までの人当たりの良いアタルとは違って急に上から目線になったアタルに神田はビックリします。
そして神田はアタルに
「なんで友達ができないのでしょうか?」と質問します。
そう言われたアタルは神田の意識の中に入っていきます。
そこには小学校の時の神田がいました。
自分の意見に自信がない神田はいつもニコニコと言うより、ヘラヘラしています。
そんな神田は同級生に「神田さんって臭いよね」と言われます。
それがキッカケで香水をつけるようになった神田。
アタルは神田に「臭いのはニオイじゃなくて嘘くさい笑い方」だと指摘します。
神田が次にアタルに質問した内容は
「私、この仕事向いてるかな?」
でした。
神田はアタルに
「それは他人が決めることじゃなくて、自分で決めることでしょ」
と一喝されます。
「なんで自分で決められないかなぁ」と自信なさげに言う神田にアタルは
「要するに、あんたには愛が足りないんだよ!」
とアタルの愛のある助言が飛び出します!!
アタルは神田に「自分に対する愛が足りない」と言い、「周りのことばかり気にするより、自分のことを愛そうよ。誰にでも必ずあるんだ、自分にしかできないことが」と強い口調ながらも神田にアドバイスをします。
一方、制作Dチームのディスクでは、上野(小澤征悦)がイベントに失敗した神田の文句を言っていました。
そこに現れた神田は妊娠したことをみんなに伝えます。
思いの丈を伝える神田はこれからも一緒に働かせてほしいとお願いします。
おっ!神田ちゃん、自分で決断できたじゃない!!一歩前進!!
そして、部長の代々木(及川光博)に「スマイルベイビー」から連絡が入ります。
クレームの電話かと思いきや、お礼の電話だったのです。
神田ちゃんが一つ一つ書いたメッセージカードが好評だという連絡だったのです。
課長の大崎(板谷由夏)は神田に「神田さんにしかできないことだね」と言います。
香水やパワーストーンにすがっていた神田でしたが、その2つを捨て、新しい神田ちゃんに生まれ変わります。
退社する時、神田はアタルに友達になろう?と声をかけます。
「友達なんて初めて!」と言うアタルでしたが、表情が一変したアタルは神田に「でも占いのこと誰かに話したらブッ殺すから」と言って帰っていくのでした。
第2話:目黒円のストーリー
間宮祥太朗さん演じる目黒円は入社3年目の正社員です。
「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。入社3年目。坊っちゃん育ちで無邪気だが、どこか上から目線。「仲間」や「奇跡を起こせる」などポジティブな言葉を連発する。父親のコネで入社したが、仕事を任せてもらえず、足手まといの状態。本人は父にも職場の仲間にも認められたがっているが…!?
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/cast/
目黒円の性格や仕事っぷりとは?
目黒の朝は、ミラクルヒーローの目覚まし時計に吹き込まれているママの声を聞くことから始まります。
出社は運転手付きの車。
道中では婚活アプリで連絡を取り合っている女性に断られてしまいます。
いつもバカ明るい目黒ですが、仕事を全く任せてもらえず、いつもお願いされるのは雑用ばかりでした。
そんな目黒でしたが、初めて仕事を任されます。
それが「ミラクルヒーロー」のイベントのコンペでした。
急な仕事だったため、みんなが断っていたところ、目黒が立候補したのです。
イベントの企画内容が思いつかない目黒でしたが、アタルとの会話で「初代ミラクルレッド」をイベントに出演させることを思い付きます!!
消息不明だった初代ミラクルレッドの八王子(湯江タケユキ)の連絡先を手に入れた目黒は早速八王子を訪れ、イベント参加の承諾を得ます。
コンペのプレゼンは上野(小澤征悦)にお願いしたいと言う大崎(板谷由夏)でしたが、目黒は自分にさせてほしいと申し出ます。
それならと大崎は上野に目黒のフォローを頼むとお願いします。そのことで二人は揉めてしまいます。
しかし、空気の読めない目黒は「喧嘩はやめましょう、仲間なんだし」と自分のことで揉めているにも関わらず場違いなことを言ってしまいます。
そのセリフで上野の怒りが爆発します。
「おまえのことなんか仲間だと思ってない、ただのコネ入社のくせに、おまえに出来るのはひとつだけ、邪魔しないこと」と怒鳴りつけます。
目黒は大学時代の嫌な出来事を思い出します。
大学時代、目黒は友人だと思っていた同級生に
「お前なんか友達じゃない、お前の財布と仲良くしているだけだ」
と言われた過去を思い出してしまったのです。
そして目黒は「二度と俺たちとは言いません」と凹んだまま帰るのです。
コンペ当日、目黒は出社するも大崎は目黒にアタルと留守番するように言います。
落ち込んでいる目黒に神田(志田未来)に「アタルちゃんに占ってもらったら?」と言いながらあの動画を見せます。
「言ったら殺すって言ったよね?」と神田に耳打ちするアタルでしたが、神田は「いいよ、殺しても。私は目黒くんがこのままなのがイヤなの」と言い残しコンペ会場へと向かいます。
【目黒円】アタルの占いの結果とは?
目黒のウルウル攻撃に負けてしまったアタルですが、神田の時と同じように豹変した態度で「10万だよ。私の占い料。」と言います。
それに真顔で10万を出そうとする目黒。さすがですね。
「払えるのかよ、いいよあとで。質問は3つだけ」とアタルは言います。
目黒はアタルに「人に褒められたいけど、どうしたらいい?」と尋ねます。
するとアタルは目黒の意識の中に入っていきます。
そこには、幼い頃の目黒と目黒の父親がいました。
無邪気に父親に質問を浴びせます。
そんな目黒に父親は「ちょっと黙っててくれないか」と頭を抱えます。
「辛かったね、淋しかったね。」と言うアタルに目黒は「わかる?」と聞きます。
アタルは「おめえじゃねえよ、パパがだよ!ママを亡くしたばっかで、これからひとりでどうしたらいいか、パパの方が何倍も辛かったよ。子供の前で泣くわけにもいかないし。」
と言うのです。
そしてアタルはこう続けました。
「少しは大人になれよ!上野さんの本音が聞けたことラッキーと思え!」
と愛のあるアドバイスをするのです。
そして、さらに「俺に何かいい所あるのかな?」と尋ねる目黒。
「いい所は中身が空っぽに決まってんだろ!初めて会った時びっくりしたわ、こいつどんだけ純粋なんだって。
悪意も邪心も全然ない、あきれるほど仲間とか奇跡とか信じてるし、だからほんとは周りにバカにされてるかのしれないけど、明るく元気にがんばってこれたんだろ。
なのに拗ねてんじゃねえよ。今まで通り自分らしくいたら、必ず誰かが手を差し伸べてくれるって。誰にも必要とされない人間なんて、この世にひとりもいないっつーの!」
と非常に愛のあるメッセージを伝え出ていきます。
コンペに出かけた神田から目黒に電話があります。
コンペに来る予定の八王子が来ないという緊急事態が発生していたのです!!
アタルと一緒に八王子の家に目黒は向かいます。
ビールを飲んでコンペには参加したくないと駄々をこねる八王子でしたが、アタルの目を見ると何故かスッと立ってコンペ会場へと向かうことに。
プレゼンは何とか上野が場を繋いでいました。
会場の前まで来た八王子ですがまた駄々をこね始めます。
そんな八王子に目黒は
「お前は不可能を可能にするミラクルヒーローなんだ。世界のみんなを救うんだ、立て~!」
と喝を入れます!
目が覚めた八王子は無事プレゼンへ登場しクライアントも大喜び!
プレゼンは無事大成功します!!
コンペも終わり、居酒屋で打ち上げをすることに。
しかし、企画は通らず、残念な結果となりました。それも、出来レースだったと代々木(及川光博)が口を滑らせてしまいます。
「俺たちみんながんばったのに」と口にする制作Dチームの面々。
その言葉を聞いた目黒は
「今かなり幸せです。みなさんが”俺たち”とか言ってくれたから。一瞬でもみなさんが俺のこと仲間だと認めてくれたかと思うとうれしくて・・・もっとがんばってみなさんに胸張って”私たち”って言ってもらえるようがんばるんで、どうか見捨てないでください」
と完全復活するのです!!
その後、目黒は実家を出て一人暮らしをすることに。
家を出る際、目黒は父親に「父さん、おれ大人になるよ」と言い家を出ました。
そして父親は大きくなった息子の背中に「がんばれよ」と声をかけるのでした。
神田と同様、目黒がオフィスで捨てた物は母親の声が録音されている目覚まし時計でした。
アタルのおかげでNEW目黒誕生ですね!!
第3話:品川一真のストーリー
志尊淳演じる品川一真は「シンシアイベンツ」制作Dチームの新入社員です。
「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。入社1年目。上野誠治の下についているが、パワハラまがいの扱いを受け、転職を熱望している。大学時代に所属していた演劇サークルの仲間や、夢を掴みかけている声優志望の恋人のリア充ぶりと、自分の理不尽な現状を比較し、焦りを感じている。
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/cast/
品川一真の性格や仕事っぷりとは?
上野(小澤征悦)のアシスタントに付いている品川ですが、横柄な態度の上野に嫌気がさしていて、上野のアシスタントを外してほしいと大崎(板谷由夏)に何度も申し出ていました。
プライベートでは、大学時代から付き合っている彼女が声優を目指すためオーディションを受けていました。
演劇サークルで一緒だった彼女や友人たちのインスタでのリア充と自分を比較して落ち込む毎日でした。
大手化粧品会社主催の大きなイベントが舞い込みます。
やる気を見せる上野でしたが、制作Dチームに任された仕事は新商品のサンプリングでした。
小さな仕事にやる気を無くす上野でした。
大崎は品川もそろそろ一人で企画を考えてみたらとその仕事を品川に振ります。
ふて腐れながらも企画書を大崎に提出した品川でしたが、品川の企画書を見た上野は何処かからコピペしてきたものだと一喝します。
「仕事をなめてる、文句があるならやることやってから言え!」
と言われた品川は大崎に会社を辞めると言い出します。
しかし新入社員に辞められた困る大崎は品川をなだめます。
大崎は代々木(及川光博)に相談しますが、その時に品川は代々木に「パワハラ報告書」を持って「上野のアシスタントを外してほしいと」直談判しにやってくるのです。
パワハラ問題が起きてしまってはマズイと思った代々木は品川の提案を受け入れます。
品川がアシスタントから外れたことを知った上野は怒りを隠せません。
その一方で品川は上野のアシスタントを外れ晴々した気持ちで企画書に着手します。
上野のアシスタントに新しく付いたのは目黒でした。
目黒は品川のされたように上野に怒鳴られるもどこか嬉しそうに応えます。
「嫌でしょ?」と聞く品川ですが、目黒は「勉強になるから」とやる気マンマンです!!
サンプリング当日の天気が雪の予報が出ている中、大崎は雨合羽の手配など当日の準備を他の人たちに振ります。
そんな中、品川はインスタをチェックしていました。
そんな品川に上野は「上司や同僚がフォローしてくれているのに何やってるんだ!」と怒鳴りつけます。
「言われたことはやっています」と言う品川に
「言われたことは誰だって出来る!」と怒鳴り散らします。
その場をどうにかおさめようとする大崎に上野は「こいつは楽したいだけ、辛い現実から逃げたいだけだ」と言い、さらにこう続けます。
「誰の下につこうが、仕事出来ない奴は一生出来ないまんまだ。逃げてねえで、てめえの仕事とちゃんと向き合え」と上野に言われた品川は黙ってその場を去ります。
アタルは大崎に様子を見てきてほしいとお願いされます。
戻ってきたアタルはみんなにこう伝えます。
「口で言っても無駄だから自分の気持ちをメールで送るそうです」と伝えました。
会社のパソコンに届いたメールには「一身上の都合で辞めさせていただきます」と書かれていました。
帰宅した品川を待っていたのは、荷物をまとめて出て行こうとする彼女でした。
「変わると思ったんだけどね」と言い残し彼女は品川のもとを去りました。
入れ替わるように品川を訪れたのは大崎でした。
大崎は品川に会社を辞めないように説得しますが品川は「自分はこの世に生きた証を残したい、イベント会社はただのサービス業」と言い、大崎を追い返します。
サンプリング当日、品川の自宅を訪れたのは神田と目黒でした。
二人はアタルに占ってもらい救われたと言い、アタルの子どもの頃の動画を見せます。
出社した神田と目黒の前に現れたのは退職届を出しにきた品川でした。
【品川一真】アタルの占い結果とは?
アタルに占ってもらうことになった品川。
アタルはいつものように態度が豹変します。
品川はアタルにこう質問します。
「嫌な上司にいじめられてるけど、どうしたらいい?」
アタルの答えはこうでした。
「どうしようもないよ、向こうは変わらないから。それに、どこに行ったって同じような上司は必ずいるから。でも、あんたには、あんなに心配して引き止めてくれる先輩があんなにいる。正社員じゃない私からしたら、何贅沢言ってんのって感じだよ。はい次」
続いて品川は
「ここは俺のいるべき場所なのか?」と尋ねます。
アタルは「じゃあ聞くけど、あんたなんでこの会社入ったの?」と聞き返します。
品川の答えはこうです。
「小さい頃からやりたいことがなくて、大学で演劇サークル入って、これかな?って思ったけど、将来食ってく自信がなくて、イベント会社なら演劇にちょっと似てるかな?って思って」
そこでアタルは品川の意識の中へ入っていきます。
そこは大学の演劇サークルの練習場。
真剣に取り組む部員たちに対し品川は辞めると言い演劇サークルを辞めます。
結局は劇団の本番を客席の陰から見ている品川でした。
そんな品川にアタルは「逃げてばかりいる奴に、自分の居場所なんか見つかるわけないっつーの!」と言います。
ヒートアップした品川はアタルに「じゃ、他の奴は分かってるわけ?今やってる仕事が正解だって…」
ここでアタルもヒートアップ!
「そんなわけねえだろ!それでも働くしかねえからだよ。真っ暗なトンネルの中歩いてるみたいでも、いつか光が見えてくるって信じて。そもそもあんたみたいな若造に、働く意味や喜びが簡単にわかってたまるかっつーの。そういうのは、いろんなことを経験して、初めてわかるからありがたみがあるんだろ。それなのに辛いことがあるたびに人のせいにしたり、チョイチョイって検索して答え見つけようとしてんじゃねーよ!この世にひとりもいないっつーの、何が正解かわかって生きてる奴なんて」
いつにも増して、アタルの愛のある助言、痺れますね!!
サンプル配布の仕事に合流したアタルですが、品川は近くのコンビニからその様子を見ています。
雪の降る中、制作Dチームは雨合羽を被りながらサンプルを配るもなかなか足を止めてくれる人はいません。
素直に合流できない品川は女装をしサクラとして登場します。
さらにアンケートにも参加。
そして、今度は別の服に着替え、またもサクラとして登場。
最後は普通の格好に戻り配布作業に加わります。
そんな時、大学時代の友人が品川に気付き「こんなことやってんの?」とバカにされるも品川は「これが俺の仕事だから」と胸を張り自分の仕事を続けます。
なんとかクライアントとの約束の300個を配り終えた制作Dチームは会社に戻ります。
そこへ現れたのがクライアントのイベント担当者です。
担当者は今回の制作Dチームの仕事ぶりに大変感謝しているとお礼を言いに来てくれました。
その言葉に感激した品川は涙します。
そして、みんなが何故この仕事をしているのか分かった気がしたと言うのです。
翌日、品川が捨てたのは退職願とパワハラ報告書でした。
いつも楽しくなさそうにしていた品川でしたが表情がかなり変わりましたよね!!
第4話:上野誠治のエピソード
小澤征悦さん演じる上野誠治は入社23年目の大ベテランです。
「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。主査。入社23年目。プライドが高く、傲慢かつ傍若無人。小難しいカタカナのビジネス用語を多用する。かつては将来を有望視されたエリートで、管理職にも就いたが、結果が出せずに降格。今も過去の成功例にしがみつき、部下たちを小馬鹿にしているが…!?
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/cast/
上野誠治の性格や仕事っぷりとは?
上野曰く「伝説のイベント」を手掛けたことがあるらしい。
上野は傲慢で部下からも煙たがられています。
ブライベートでは離婚後、娘と二人暮らしなのですが、娘とのコミュニケーションもほとんどありません。
そんな時、上野指名の仕事が来るのです。
新しい携帯サービスを立ち上げるにあたり、お披露目のイベントの仕事です。
そのクライアントは上野の言う「伝説のイベント」を一緒に手掛けた人でした。
上野を高く評価するクライアントに上野はテンション上がりまくりで、当時のジャンパーまで出してくる始末。
そして、スタッフも当時のスタッフでイベントをしたいと言い出した上野は当時のスタッフに声をかけるもほとんどが不発でした。
そう、「伝説のイベント」にこだわっているのは上野だけだったんです。
上野が提出した企画書も昔のイベントの焼き直しだと言われ却下され、担当を外れます。
プライベートでも散々で、娘が再婚した母親の元へと行ってしまうのです。
指名されやる気マンマンで取り組んだ担当を外され、どんどん荒れていく上野。
とうとう会社に来なくなった上野を神田、品川、目黒は心配し始めます。
【上野誠治】アタルの占い結果とは?
上野がいた場所とは、いつもみんなで飲む居酒屋でした。
そこに現れたのは神田、目黒、品川、そしてアタルでした。
心配した神田と目黒はアタルに上野を助けてほしいとお願いします。
しかし、上野は「助けてほしい」という言葉が一番嫌いなどと言い、目黒たちの言葉を耳にしません。
それを聞いたアタルは「お疲れ様でした。」と帰っていきます。
品川に「後悔してもいいのかよジジイ!
でも、僕アタルちゃんに言われたんです。何が正解か分かって生きてる奴なんてこの世にはいないって。たまには誰かを頼ってもいいんじゃないんですか?上野さんも。」
と言われ、上野はアタルを追いかけます。
上野「同じ夢ばっかり見るんだ。この頃。穴を掘っているうちに、足滑らして落ちていって。上からどんどん土が落ちてきて、息ができなくて。このまま死ぬのかって怖くなって。それで…」
アタル「叫ぶんですか?助けてくれーって。」
上野「どうしたらいいんだ?娘が出ていったのに連絡も取れないし、世界でひとりぼっちになった気がして。」
アタル「分かりました。あなたをみます」
と上野もアタルに占ってもらうことになったのです。
相手が上司だろうがいつもの上から目線は変わらないアタル。
「早くしてよ!ジジイ!」と上野がいつもみんなに取っている横柄な
そんなアタルに対して上野がした質問とは…
上野「なんで俺は周りの奴らから嫌われるんだ?俺は良かれと思ってあえて厳しく言っているつもりなのに娘も会社のやつらも全然分かってくんないし…」
アタル「わかってないのはそっちだよ!怒るには資格がいるの。自分に期待が持てない人間の言うことなんて誰も聞くわけないでしょ。本当は仕事に行き詰って自信もなくしてるのを誰にも知られたくないもんだから、つい声もでかくなって人を攻撃してしまうんだよ、あんたは。違う?人のこと説教してる暇があったら、もっと自分を磨こうよ。そしたら会社の奴や娘さんだって素直に言うこと聞いてくれるって。このまま墓穴掘ってたら、深すぎて出られなくなるよ」
最後の質問は?
上野「俺はまた、伝説のイベントやることができるのか?俺にまだ、その、才能みたいなもんは、残っているのか?」
アタルが上野の意識の中に入っていき、見えたのは幼い頃、親戚が集まる場でマジックを見せみんなを喜ばせる上野でした。
しかし、上野以外の子どもがピアノを披露し、みんなにすごい〜!と言われるのを見た上野は悔しくて、スプーンに細工をしスプーンを曲げてしまうのです。
アタル「最初はみんなを喜ばせようとしてたのに、いつのまにか自分が凄いと認めさせるのが目的になっちゃったんだ。今のあんたといっしょじゃん。自分の成功例や知識をひけらかして、みんなに”凄い”とか”さすが”って言われたいだけなんでしょ、あんた。例の伝説のイベントも見せてもらったけどさ、まあ素人のあたしからすればそれなりにすごいと思ったけどさ。伝説って言うほどもんか?って思ったし・・・でもあんたいい顔してた。誰よりもいい仕事してたくさんの人を喜ばせたいっていう情熱とヤル気に溢れてた。あんたが失ったのは才能じゃない。その時の気持ちなんじゃないの?」
上野「でも、どうやったら取り戻せるか」
アタル「「まず年寄りの三種の神器をやめようか・・・自慢話、説教、愚痴。そんなのやめてさ、もっと未来見つめなよ。人生は長いんだから。もう戻ってこない過去の栄光をいつまでも追ってないで、今手のひらに残っているもの大事にしようよ」
「なんだよそれ」
「あんたの周りにいるじゃない。あんたのこと心配してくれる人がまだ。それ失ったら完全に終わりだよ・・・。この世にひとりもいないんだからね。自分だけで仕事が出来る人間なんて」
上野もアタルの愛のある説教を受けます。
上野が指名されたイベントがキャンセルとなったのを聞いた上野は、代々木に頭を下げ、全て自分のせいだと頭を下げます。
翌朝、出社するとそこには品川の姿が。
上野が探していたスマホは警備員に頼まれていた品川が上野にスマホを渡すと「ありがとう」という言葉が返ってきました。
そして上野は家を出ていった娘にメッセージを送ります。
すると、娘から前向きな返事が!!
NEW上野も誕生ですね!!
上野が捨てた物は「伝説のイベント」の盾とジャンパーでした。
第5話:田端友代のエピソード【2月27日追記】
野波麻帆(のなみ まほ)さん演じる田端友代(たばた ともよ)は入社12年目の社員です。
「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。入社12年目。独身。人に指示されそうになると、食い気味に「わかってます」「今やってます」と返す。残業は一切しない。仕事はできるが、いつもピリピリ・モード。人の批判ばかりが思い浮かび、なぜ自分はちゃんとしているのに報われないのか…と思っている。
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/cast/
田端友代の仕事っぷりとは?
田端は仕事はできるものの、いつもツンケンしていて話しかけずらい雰囲気を前面に出しています。
課長の大崎(板谷由夏)が仕事を振ろうとすると「それ、私の仕事ですか?」と被せるように言うのです。
同じ職場にいたら、「おお!こわっ!!」と思ってしまいますよね。
残業はせずに定時に上がるのが田端流仕事の流儀!
働き方改革!と叫ばられている昨今、定時に上がってくれる同僚がいると自分も帰りやすいですが、チームとしての仕事が終わってないのに帰られるとチームの雰囲気が悪くなりますよね。
田端の働き方だけではなく、田端の言動にも少し難があり、そんなに周りに敵を作らなくても…と思ってしまうことが多々あります。
そんな田端は定時に上がり何をしているかというと、仕事帰りに立ち寄るカフェにいるイケメン店員に会うために毎日カフェに通っているのです。
毎日「お仕事お疲れ様です」とビジネススマイルと分かりつつも言われるとキュンときますよね。
その気持ち、分かります。カフェに通う田端は毎日、イケメン店員をしばらく眺めながらコーヒーを飲み、帰宅します。
そして、家に帰ると現実に引き戻されるのです。
田端が抱えていた闇は家庭にありました。
田端は実家で無職の父とニートの弟と3人暮らしをしています。家計を支えているのは田端なのです。母親はすでに他界しています。
家で毎日ゴロゴロしている2人を見ると「はぁ」とため息が出てしまう田端。それはそうですよね。仕事で疲れて帰ってくると家事もせずにゴロゴロしている2人を前に自分が家事をするなんて、それはいつでもピリピリしてしまいますよね。
仕事では田端の嫌いな余計な仕事が舞い込んでしまいます。それは、社長の肝いりである「女性躍進プロジェクト」のモデルケースとして、社内報の密着取材を受けることになったのです。
愛想笑いができない田端、面白い話でその場を盛り上げようとなんてもっとできない田端。できないと言うより、したくないと言う方がしっくりきますね。
Dチームでは、バレンタインのイベントを担当し、アタルの占いのおかげでDチームの結束力は強くなり、打ち合わせも盛り上がり一致団結しイベント成功のためにチームとして頑張っていました。
しかし、田端は担当ではないものの、「女性躍進プロジェクト」の取材のために出席させられます。
その席で田端は怪訝そうに「義理チョコもう辞めませんか?」と言い出します。
また田端の空気読めない発言か?と思いきや、それが意外に盛り上がり、義理チョコではなく、本命チョコに特化したイベント「告白イベント」をすることに決定したのです。
恋人や好きな人にだけでなく、夫婦や友人に日頃の感謝を伝えるイベントをしようと盛り上がりました。
この企画案がクライアントにも通り、張り切る神田(志田未来)ちゃん。仕事中、お腹の赤ちゃんが動いたと目黒も一緒にはしゃいでいると田端は
「仕事頑張ってるのは分かるけど、妊娠してるのを売りにするみたいなのやめてもらってもいい?」とマタハラとも取れるセリフを吐きます。
田端のイライラの矛先は神田ちゃんだけに留まらず、コーヒーを淹れてくれたアタルにまで飛び火します。
「頼まれてもいないのにコーヒーとか勝手に淹れなくていいからね。男たちを甘やかすだけだから。」
田端のイライラはマックスに来ていました。
そんな時、部長の代々木(及川光博)が田端に社内の同じ大学のOB会に出るように言われます。気乗りしないままOB会に出席した田端を待ち受けていたのは、度重なるセクハラ発言でした。
バレンタインイベントのクライアントの社長も参加していたOB会で代々木は田端をその社長に紹介します。
社長はいきなり「スタイルいいんだから色っぽい服着たら?」と言ってくると田端は顔色一つ変えずに「それセクハラです、部長。」と指摘します。
まぁ、女性としてはなかなか気持ちいい発言ですが、場の空気はおかしくなりますよね。
次に代々木が飲み物を持って来るよう指示すると「ホテルの従業員じゃない。」と拒否する田端。代わりにOB会を手伝いに来ていたアタルが飲み物を差し出しました。
さらに追い討ちをかけるように、見知らぬ男性が「新顔じゃない?学部どこ?」と肩に手をかけて話しかけてきたのです。
田端は我慢の限界を超え、名だたるOB達の前で大声でOB会の皮肉や日頃の不満をぶちまけてしまったのです。
「いいかげんにしろよ、どいつもこいつも。いい年して同じ大学だからって集まって。何が楽しいんだよ?仕事に必要なのはスキルで学歴じゃないんだよ。要するにあんたらは、自分たちより下の人間がたくさんいるっていう優越感に浸りたいだけだろ?お願いだからもうほっといてくれないかな?それでなくても女は大変なんだから!!」
と涙ぐみながら大声で叫び、その場を去って行きました。
もちろん、メンツが丸つぶれの代々木は激怒し、田端を「輝く女性プロジェクト」から外し、大崎が代わりに取材を受けるように命じます。
そして、田端をバレンタインイベントからも外すように言われた大崎は、田端の仕事をもう少し評価してほしいと代々木にお願いします。
それを聞いた田端は、
「大崎さんみたいな人にかばわれるのが一番腹立つんです、私。上司にも部下にもソフトで優しいけど、仕事が出来ない男どもにはっきりものが言えないから、結局そのツケが全部回ってきて、そのせいで私たちチームがどんだけ迷惑してるか、わかってますよね?社内の人間関係調整するのが仕事じゃないと思います。」
仕事でストレスが溜まった田端はいつものカフェにイケメン店員に癒される行きました。
しかし、彼の姿を見えず、寂しがっていた田端の前に彼が現れたのです。
「今日でここのバイトを辞めるんです。医師の国家試験に専念するために。短い間でしたけど、お世話になりました。」
それを聞いた田端は呼び止め、声をかけようとするも何もできませんでした。
そこにアタルが現れ、「告白したらどうですか?彼のことが好きなんでしょ、田端さん。」と言われるも結局何も伝えることができませんでした。
バレンタインイベント当日。
田端を置いて会場へ向かう大崎たち。上野(小澤征悦)が残り、あとでアタル(杉咲花)と会場に向かう事になりました。
上野は田端にアタルの動画を会社のメールに送り見るように言います。
聞き入れる様子のない田端を見て、2人もイベント会場へと向かいしました。
1人になった田端は自分のデスクの引き出しを見ると、占いの本がたくさん詰まっていました。
これまで田端は幸せになるために占いや験担ぎ、改名、パワースポット巡り、セミナーに参加したりといろいろなことを試してきたのですが、報われず現在に至るのです。
これまでのことを独り言を言いながら振り返っていると、涙が溢れてきた田端。
「もう疲れた…。幸せみつけるの。」と言っていたところ、アタルが忘れ物を取りに戻ってきました。
「どうしたらいいの?このままだったら自分の感情を抑えきれなくなって、火山みたいに爆発して、ひどいことばっかり言いそうで…。」と田端は聞きます。
アタルは「分かりました。あなたを見ます。」と言ってくれたのでした。
【田端友代】アタルの占い結果とは?
「なんで私は幸せになれないの?仕事だってもっと評価されていいのに、なんで文句ばっかり言われるわけ?家で仕事もせずにぶらぶらしてる父や弟のために、なんで家事をしなきゃいけないわけ?忙しくて恋をする時間なんてないのに、どうやって結婚相手見つけろっていうのよ?神様っているわけ?もしそうだとしたら、不公平だと思わない?なんで私ばっかりこんなつらい目に遭わなきゃいけないわけ?」
と質面を詰める田端。
「要するに、自分の過酷な運命を呪ってるわけね。」と言い、田端の学生時代の意識の中に入っていきます。
田端は病気の母親を治したくて医学部を目指します。
しかし、母親は亡くなり、父親は会社の上司と喧嘩をし会社を辞めてしまいます。
さらに弟は大学卒業後、就職もせずニート生活を続ける始末。
田端が家のローンを払い続けているのです。
田端は母の病気が不公平だと言っていました。「ママは十分幸せだよ、自分で選んだ人生だし。好きなものといっぱい出会えたから。」と言っていました。
「世の中不公平なのが当たり前だから。世界中のみんなが平等に不公平なの。自分の運命呪ったって意味がないの!あんたが結婚できないのだって、家族のせいにしてるかもしれないけど、それ違うから!自分のせいだから。カフェのイケメンだって、もし告白したら付き合ってくれたかもしれないのに。逃げたじゃない。結局あんたは自分は不幸だ、世の中不公平だって文句言いながら、いい事が起こるのを待ってるだけなんだよ。そこにあんたの意思も努力もないじゃない。そんな奴が幸せになれたら、逆境跳ね返して夢や希望を叶えた人に失礼だよ、逆に。幸せは待ってるものじゃなくて、自分で作るもんなんだよ。」
そう言ってアタルはその場を出ていきました。
バレンタインイベントの「告白イベント」は大反響!!
田端も様子を見に会場にいきます。
そこでは、田端が憧れていたカフェ店員が。田端と同じようにカフェのお客さんがその男性に告白をしたのです。
告白の答えは、カフェ店員がOKを出し、付き合うことになりました。
その様子を見ていた田端は驚きを隠せません。
そして、イベントの最後には神田がチョコを持って登場し、田端への思いを語り始めました。
「普段は絶対残業しないし、こっちがミスしたらすぐに厳しいツッコミが来るので私たち後輩にはすごく怖い存在で。人に嫌われても自分のやり方を貫く先輩の仕事の仕方は、人に好かれるために仕事をしてるみたいになってる私たちにブレない大切さと勇気を教えてくれるんです。」
田端が来てることに気付いた神田は、田端を呼び止めるも田端はその場を去っていきます。
イベント終了後、会社に戻ったDチームのメンバーはいつも定時で帰る田端が会社に残っていることに驚きます。
田端は「さっき初めて、自分たちがやってるイベントをお客さんの気持ちで見た。そしたらやっと気づいた。私のやってる仕事って幸せを作る仕事なんだって。家の事情で医大受けられなくなったんで、通勤時間とか、給料とか、社会保障とかでこの会社選んだから、正直この仕事の事一度も好きって思った事ないけど。さっき神田ちゃんに言われて自分の愚かさに嫌気がさした。」と言いました。
そしてもっといい仕事がしたい。自分に悪いところがあったら言って欲しいと皆に頭を下げました。
翌日、田端は自分の全財産が入った貯金通帳を父に渡し、「私は2人の妻でもなければ、母でもないので。」と言い、荷物をまとめて家を出ました。
出社した田端は、デスクの引き出しにあった占いの本を全部捨てました。
第6話:大崎結【2月27日追記】
ハケン占い師アタル母親の正体過去ネタバレ!決別した理由とは?
板谷由夏(いたや ゆか)さん演じる大崎結(おおさき ゆい)は制作Dチームの課長です。
「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員。課長。出産後、現在の会社に転職した。仕事ができて、責任感もあり、NOと言えない性格。性格も能力も異なる職場の人間たちの扱いに、日々頭を悩ませている。家庭でも問題を抱えており、誰も自分の苦労を理解してくれないことにストレスを感じている。
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/cast/
大崎結とはどんな人物?
大崎は部長の代々木(及川光博)と部下にも気を遣い、それに疲弊している管理職です。
家では、息子が全く口を聞いてくれず、そのことを夫に相談するも夫は全く聞く耳を持ってくれません。
会社では、Dチームの結束力が増し、みんなが生き生きしながら仕事をしている社員の1人を左遷させるようにと代々木から命じられます。
以前のDチームのメンバーであれば…と考える大崎ですが、今のメンバーの姿を見ると決められずにいた大崎に代々木は早く左遷させる社員を決めるように追い詰めます。
急に面談を始める大崎の様子に違和感を覚えたメンバーは何かあったのかと食堂で話していたところ、食堂のおばちゃんが各チームから左遷させられる社員を出さなければならないことを聞きます。
それを聞いたメンバーは自分が選ばれるとみんながみんな言い始めます。大崎はみんなの勢いに負け「誰も辞めさせない」と言い切ってしまうのです。
また代々木に急かされると、思わず神田(志田未来)ちゃんが妊娠していることを代々木の前で言ってしまうのです。
それを聞いた代々木は、じゃあ神田ちゃんでいいじゃん!決定!と軽く決めてしまいます。
結局、大崎は神田ちゃんに言い出せずに思い悩んでいるとアタルに飲みに行きましょうと誘われます。
一度は断るもののアタルと飲みに行くことにした大崎は、アタルに「悩みがあるなら聞きますよ」と言われます。
すると大崎は「何が悩みかもう分からなくなってきちゃった。」と言い、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」を口ずさみます。
「不器用なのでなんの取り柄もない。」と言う大崎に、アタルは「そんな事ないですよ。大崎さんは人の上に立つ才能があると思います。」と言いますが、「そんなことない。」とアタルの言葉は届きません。
泥酔したまま帰宅した大崎は、相変わらず不機嫌な息子にオロオロし、さらに夫の浮気まで発覚してしまいます。
仕事でも家庭でもストレスがマックスとなった大崎は出社せず、「探さないでください」というメールをDチームのメンバーに送り、行方不明となってしまうのです。
大崎は、踏切に飛び込もうとしたところ、ある女性に止められ連れて行かれた場所がアタルの母親のところでした。
その後、大崎は出社するも「所詮私は私が辞めるのが一番いいのよ。」と言い、荷物をまとめ出て行こうとします。
Dチームのメンバーは「アタルちゃんに見てもらったどうですか?」「アタルちゃんのおかげで変わることができたんです。」と勧めるも大崎は「それなら大丈夫よ。すごくいい先生に見てもらったから。」と言うのです。
それを聞いたアタルは大崎がアタルの母親に言われたであろうセリフをスラスラと言うのです。
「もう自分を責めるのはやめたら。あなたは何も悪くないんだから。悪いのは周りの人間や環境の方よ。違う?今一番必要なのは自分を解放してあげることなの。今いる場所はあなたが本当にいるべき場所じゃないのよ。きっと。」
「どうして知ってるの?」と驚く大崎ですが、アタルは「その人のやり方なんです。だから信じないでください。」と言うも大崎は続けます。
「でも、とってもいい先生だったわよ。行くところが無いんだったら、しばらくウチにいなさいって言ってくれたの。だからしばらくそこにお世話になろうかなって思って…」
と言いかけた時、アタルが大崎の顔を思いっきりビンタしたのです!!
「いたーい、何すんのよー。」驚く大崎にアタルはまっすぐな目で
「目を覚ましてください。その人は、誰にでも当てはまることを言ったりして、信者みたいな人をたくさん集めて、お金を稼ぐことが目的なんです。」
「じゃあ、私にどうしろって言うのよ。なんで私1人悩まなきゃいけないわけ?仕事も家のことも自分なりに精一杯やってきたのに。」と号泣する大崎にアタルは
「分かりました。あなたを見ます。」と言い、大崎を占うことに。
【大崎結】アタルの占い結果とは?
大崎の1つ目の質問は
「出向のことどうしたらイイと思う?」
でした。
アタルは大崎の意向を確かめます。大崎が「誰も辞めさせたくない。でも会社はそれで納得しないし。」と言うとアタルは「そこを何とかするのがリーダーの仕事なんじゃないの。」と言います。
しかし、大崎は自分は何もできないリーダーで、管理職になったのも女性を管理職にしなくちゃいけないと言う会社の方針でなっただけで、自分はリーダーの器ではないと言うのです。
そして、キラーワードが登場します。
「所詮、偽物なのよ、私。」
それを聞いたアタルは「やっぱり問題は損ね。」と言い、大崎の学生時代の意識に入っていきます。
大崎は、クラスでボランティアに参加することになったという先生だが、クラスのみんなは明らかに嫌な表情をしていました。
そこで大崎は先生に「ボランティアって、強制されてやることじゃないんじゃないですか。私たちが心からやりたいなら別だけど、そうじゃないなら辞めた方がいいと思います。愛のない行為はどんなに美しても相手の心には伝わらないから。」
「さすが、大崎さん!いいこと言うよね!」とクラスメイトから絶賛されるも、廊下で誰かに「あれってパクリだよね。」「偽物」と幻聴が聞こえてくるのです。
オリジナリティーが全てにおいて無いと言う大崎は常に誰かの真似をしていたとカミングアウトします。
「自分が水をもらえないで枯れかけているサボテンみたいな気がしてきて。」と言う大崎にアタルは
「って言うかさぁ、サボテンの花言葉って知ってる?【偉大】【温かい心】【燃える心】【枯れない愛】だよ。全部あんたそのものじゃん。さっきから、自分がオリジナリティー無いとか、偽物とか言ってるけど、たとえ真似ごとでも、必死に良いお手本見習って、コツコツ努力続けたら、それ、本物だから。周りの人を幸せにするために毎日毎日頑張ってきたら、それもう、あんたにしかできないオリジナルだから。今逃げ出したら、今まで頑張って積み上げてきたもの、全部なくなっちゃうよ。家族だって、部下だって、船長のあんたが舵とるの辞めたら、みんなどこ行っちゃうか分かんなくなるよ。」
大崎「でも、こんな悩んでばかりいる船長に…」
アタル「じゃあ、部下の気持ちなんて無視して、権力振りかざす奴がリーダーなわけ?困った時は部下に丸投げ、結果が出なければ人のせい、うまく行ったら自分がやったって自慢する奴がリーダーなわけ?そいつらこそ偽物だから。本物のリーダーは誰よりも悩んで悩んで悩み抜く人間なんだよ!」
といつにも増して熱い言葉をかけるアタルでした。
アタルに見てもらい、目が覚めた大崎を待ち構えていたのは代々木でした。
大崎は、神田ちゃんを左遷させるとみんなの前で言います。
しかし、神田ちゃんが左遷先まで通うのが大変できっと体のことを考え辞めてしまうでしょうね。
その人件費は年間でカットされると言うことですよね。でも、その削減されるであろう、300万円の利益を伸ばせば、神田は辞めなくてイイと持論を展開し、メンバーに問いかけるとみんな賛同します。
会社の方針に逆らう気かと言うと、大崎は社長に直訴しに行くと言うと代々木は必死で止めます。
それもそのはず、左遷の人員整理は代々木の独断で進めていたのです。
大崎の勇気ある行動でDチームは誰も左遷されることはありませんでした!!
Dチームのメンバーは大崎への感謝を次々に述べます。大崎は照れるもめちゃくちゃ嬉しそうでした。
心が軽くなった大崎は、久しぶりにぐっすり眠れたと爽やかな朝を迎えます。
相変わらずだんまりの息子に大崎は「ママはいつでもそばにいるから。だから、いくらでも悩みなさい!」と声をかけます。
アタルに占ってもらうと縛られていた何かを捨てるDチームのメンバーたち。
翌朝、職場で大崎は捨てたものは胃薬とリーダーに関する本、そしてサボテンでした。
また1人、アタルに救われましたね。
第7話:代々木匠【3月7日追記】
第7話でアタルが救ったのは、制作Dチームの部長、代々木匠(及川光博)です。
「シンシアイベンツ」制作Dチームの部長。親会社から出向しており、早く本体に戻りたいと思っている。出世欲が強く、上司や取引先の人たちを待ち伏せしては、贈答リストをもとにプレゼントを渡す。上の人間には異常なほどのアテンド能力を発揮するが、自分に利益のない部下のことは名前すら覚えない。
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/cast/
代々木匠とはどんな人物?
及川光博さん演じる代々木匠(よよぎ たくみ)とはどのような人物なのでしょうか。
代々木と言えば、アテンド能力ですよね。
社長がエレベーターに乗ろうとすれば、すでに乗っている社員を下ろし、社長をアテンドします。
さらに、その日に社長がしているネクタイの色を秘書に確認し、ネクタイの色を合わしては社長の気を引こうをしています。
さらに、社長や社長の家族に関する記念日を全て網羅し、贈答品も欠かさず準備するのです。
アテンドに労力を注ぐのは、全て出世のため。本社へ戻るためなのです。
第6話、大崎(板谷由夏)の回で代々木が命令したチームの1人を出向に出すという指令を大崎が断ったことで、実は社長が経費削減を提言したことを先走り、勝手に人件費削減のリストラ計画を推し進めていたことが明らかになりました。
そのことを根に持っている代々木は、Dチームへ嫌がらせの仕事を振ります。
それは、人気ピアニストのタカオのミニコンサートの企画・運営でした。
Aチームが担当していたイベントですが、Aチームの提案では「世界一感動するコンサート」ができないと言い、コンサートを中止したいと言い出し、代々木はDチームがそのイベントを引き受けると言ってきたと仕事を持ってきます。
気難しいピアニスト・タカオのイベント、さらに1週間前という期限的にも厳しい状況ではあるが、チーム一丸となっているDチームには怖いものはありません!
「大丈夫よね?みんな?」と全面的に部下を信頼している大崎の呼びかけに
「そうだな、今の俺たちにはできるか!」と答える上野(小澤征悦)。
「予算は私がなんとかしますから。」と前向きな発言をする田端(野波麻帆)。
「俺、1週間徹夜する覚悟で働きます!」と輪の中に完全に入っている目黒(間宮祥太朗)。
「そう言えば、うちの会社のモットーも世界一の感動をあなたにですもんね。」と神田(志田未来)。
「困難があればあるほど、いい物が作れるって有名なクリエイターの本に書いてありました。」と前向きな発言をする品川(志尊淳)。
Dチームの面々、本当に変わりましたね〜!!
そして、大崎は「そうよ。私たちがやってるのはクリエイティブな仕事なんだから!自分の力を信じましょ!」とみんなを鼓舞します!!
「クリエイティブ」という言葉に苛立ちを隠せない代々木。
そんな代々木に辞令が出ました!
本社に戻れると思った代々木への辞令は、Dチームの専任部長でした。
上野曰く、出世が望めなくなった人に対するよく分からないポストだそうです。
代々木が持ってきたピアニスト・タカオのミニコンサートにチーム一丸となって取り組むDチームが提案した企画は「プラネタリウム」でのコンサートでした。
クライアントにはその提案は受け入れてもらい、Dチームはみんなで大喜びします!!
みんなが忙しく準備する中、Dチームのメンバーが頼りにしているのはアタルでした。
タイムスケジュールやチラシ、予算案についてアタルからアドバイスをもらうDチームのメンバー。
アタルはDチームのメンバーから頼られる存在となっていました。そんなアタルに何か見透かされていると感じる代々木。
タカオからの要望はコンサート前日まで続きました。
・ピアノを変えてほしい
・ピアノの調律師を変えてほしい
・弾きたい曲がない
そして、みんながピアニスト・タカオの要望に必死で答えようと頑張るDチームを何もせずに冷ややかな目で見ている代々木には黒歴史があったのです。
ミニコンサート当日、ピアニスト・タカオの全ての要望に応えたDチームは、無事コンサート開催当日を迎えました。
Dチームのディスクを留守番することになった代々木。
徹夜続きだったDチームのメンバーが充実した顔で出て行ったことが面白くない代々木は、虚しさを感じ、コンサート会場であるプラネタリウムに「爆破予告」の電話をしようとします。
もちろん、爆破なんて仕掛けてないですよ。コンサートを中止させるための嫌がらせです。
それを阻止したのはアタルでした。
【代々木匠】アタルの占い結果とは?
頼まれてもいないアタルですが、Dチームのために代々木を占うことにします。
代々木の1つ目の質問はこうでした。
「俺は、もう出世できないのか?」
アタル「そもそも、なんのために出世したいわけ?あんたは?」
代々木「それは、権力を握れば自分のやりたいように会社を動かせるし」
アタル「じゃあ、一体何がやりたいわけ?会社で」
代々木「それは、まず、売り上げを伸ばすことを考えて」
アタル「あとは会社の車で送り迎えしてもらって、重役室で踏ん反り返ってれば満足なわけ?」
代々木「失敬なことを言うな!」
アタル「だいたいさぁ〜、今の時代何が起こるか分からないのに、会社が潰れたらどうすんの?」
代々木「まさかぁ、ウチの会社に限って」
アタル「だからぁ、思いも寄らない事件に巻き込まれた被害者みたいなこと言ってないで、現実見ようよ!もっと大切なこと思い出そうよ!」
代々木「なんだよ。それは」
アタル「そもそも、なんであんたこの会社に入ったわけ?」
代々木の黒歴史とは、入社当時にさかのぼります。
入社時、代々木はいろいろな企画を出し、クリエイティブな仕事ができることに喜びを感じていました。
今の代々木とは180度違う人格でした。Dチームで言う目黒みたいな存在でした。
代々木は上司や同僚に陰口を叩かれていました。
上司「代々木のやつ、うっとうしいんだよ!使えない企画書持ってきてさ。」
同僚「あいつの口癖知ってます?俺は必ず世界一感動するイベントを作って見せるですよ〜笑!」
上司「(笑)なんだよそれ!できるわけねぇーじゃん!あいつ才能ないんだから!」
と言われているのを聞いてしまった代々木。
さらに、代々木だ出した企画書をゴミ箱へ捨てられるのを見てしまいます。
それに気付いた上司に代々木は
「お前、営業行ったら?その方が向いてるから」
それがきっかけで、上司にアテンドをするようになった代々木。
それを指摘された代々木はこう言います。
「アテンドの何が悪い!贈り物をもらったり、気を遣われて嫌な気分になる人間なんて1人もいないし。そのおかげで、どれだけ仕事がスムーズに運び、俺がどれだけ貢献しているのか分からないのか?なぜみんな、俺を認めない!小さい頃からそうだ。優秀な兄と弟に挟まれて、親は全然褒めてくれなかった。今まで好きなった相手にも、一度も見向きもされなかった。なぜ、俺だけ欲しいものが手に入らないんだ!」
と心のうちを叫ぶ代々木にアタルが反論します。
「だからってパワハラして言い訳?社内の奴らは陰口叩いてバカにするようになっても、Dチームだけは今まで通り変わらなかったのに。だいたいさぁ、アテンドのどこが悪いとか開き直ってるけど、あんたのはアテンドじゃなくてアピールじゃん。本物のアテンドは見返りなんか求めず、相手のことを心から思ってやるもんじゃないの?さっきから認めろ認めろとも言ってるけど、そうしたいなら、あんたが相手を認めろっての!部下や家族に心からアテンドしたら、みんなあんたのことを認めてくれるようになるって!要するに、あんたは怠け者なんだよ。逃げてるだけなんだよ!才能がないって言われて傷ついたかもしれないけど、あの時、歯食いしばって諦めずにいたら、今頃クリエイティブは仕事してたかもしれないじゃん!この世に、才能のない人間なんていないんだよ!どんなに辛くても、諦めずに努力し続けることを才能って言うんだから!」
と言ってアタルはその場から去っていきます。
今回も心に響く言葉を放ちましたね〜!!
アタルに見てもらった代々木に大崎からコンサート会場に来てほしいと電話があります。
なんで自分が尻拭いをしないといけないのかと言う代々木でしたが、アタルがコンサート会場に代々木を連れていきます。
ピアニスト・タカオが開演直前、「上司を呼べ」の一点張りで、コンサートに出演したくないと言い出していたのです。
代々木が対応するも、タカオは代々木の顔をじっと見つめ、「分からない?」と聞くも代々木はいろいろ確認するも、タカオは悲しそうな顔をして「もういい。やっぱり中止にして今日は。こんなことなら、他の会社に頼んだ方がマシだった。」と言います。
それを聞いた代々木は、
「だったら、やめれば?悪いけど、私の部下は私以上に完璧なアテンドをしている。水は軟水、部屋の湿度は55%。演奏中は嫌いな色の紫が目に入らないようにし、演奏が羊羹を用意し、コーヒーに入れるのはポーションではなく、牛乳。そして、あんたがやれピアノが気に食わないだの、やれ調律師を変えろだのと言っても文句を一つ言わず、必死で頑張ってきた。それなのに、なんの文句があるんだ?要するにあんたは、人前でピアノを弾くのが怖いんだよ。自分から逃げてるだけなんだよ。長年やってきて、才能に行き詰まっているのかもしれないけど、それは、あんたが先生って言われて、どんなワガママ言っても許されているからだよ!どんな平凡な演奏をしても文句を言われなくなったからだよ!違うか?そう言う意味じゃもうあんなたは才能ないかもな。どんなに辛くても、諦めずに努力し続けることを才能って言うんだから!」
と大暴言を吐いてしまいます!!
その場にいた誰もが「終わったなぁー」と思っていたのですが、何故が笑顔で代々木に近づいてきたタカオ。
タカオはピアニストとして駆け出しだった頃、代々木に出会っていたのです。
代々木が関わったイベントに出演したタカオは、プレッシャーに負けそうになっていたが、代々木が今回のように熱く語り出したそうです。その言葉で今までピアノを弾いてこれたと言うタカオ。
また今回も代々木の言葉に救われ、ステージに立つことができると言い、無事コンサートが始まりました。
コンサート中、代々木にお礼を言う大崎。
代々木は、自分が昔、タカオに言ったことを覚えていないと大崎言います。
それを聞いた大崎は、こう言いました。
「それはきっと、部長が見返りなんか求めなかったからですよ。」
代々木が昔、タカオに言った言葉はこうでした。
「リハで、あなたのピアノを聞いて、マジ感動しました!俺、小さい頃、スーパースターになって世界中の人を幸せにしたいと思っていたけど、そんなの無理なんで、将来、あなたみたいな人を支えるインべんと作りたいんです!だから、ピアノを弾いてください!お願いします!」
熱い熱い若者だったんですね!!
イベントが終わり、会社を戻ってきたDチームのメンバーたち。
疲れた体でエレベーターに乗り込むと社長一行が現れました。
いつものようにエレベーターから降りるように代々木から指示があると思った上野は言われる前にみんなに降りるように言います。
しかし、代々木は生まれ変わりました。
「みんな、降りなくていい!社長、このエレベーターは5階に参ります。私の大切な部下は、ボロボロになりながら今日、素晴らしい仕事をしてきました。エレベーターの1台くらい待つのは、上司として当然ではないでしょうか。」
完璧にDチームのメンバーとなった代々木。
今回、アタルに救われた代々木が捨てたものは、社長や上司に関することがビッシリ書かれた手帳でした。
まとめ
ハケン占い師アタル母親の正体過去ネタバレ!決別した理由とは?
三者三様、闇を抱えて働いていた政策Dチームの面々でしたが、アタルのおかげで前向きに明るく仕事をするようになりました。
アタルの厳しくも愛のある助言にみんな救われるのですね。
こんな占い師がいたら見てもらいたいような、怖いような気がしますね。
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「ハゲタカ」
「遺留捜査」
「dele」
「ヒモメン」
「未解決の女」
「おっさんずラブ」
「警視庁・捜査一課長」
「ラブリラン」
「anone」
「FINAL CUT」
「トドメの接吻」
「明日の君がもっと好き」
「バイプレイヤーズ」
「科捜研の女17」
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