松本清張の小説「鬼畜(きちく)」。
発表から60年経った衝撃作が、玉木宏(たまきひろし)さんや常盤貴子(ときわたかこ)さんら豪華キャストでドラマ化されます!
ちなみに「鬼畜」は過去に2度、映像化されています。
今回は過去の「鬼畜」のキャストについてや、2017年版のキャストをまとめていきます!
「鬼畜」とは?
鬼畜は実話なの?モデル事件と松本清張原作のネタバレやキャストまとめ
物語の主人公は、小さな印刷会社を営む竹中宗吉。
妻・梅子と共に真面目に働いてきましたが、経営が軌道に乗ると宗吉は、愛人・菊代を囲うようになり、3人の子どもまで生ませていました。
しかし、事業につまずいて仕送りが滞ると、菊代は宗吉の家に子どもたちを連れていき、自らは失踪。
それをきっかけに、宗吉の運命は崩れていきます…。
いったいなぜ、善良で心やさしい人間だった宗吉の心に、“鬼畜”が生まれたのでしょうか…!?
転落の果てに、宗吉が見出したものとは…!?
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/kichiku/#/?category=drama
愛人が子供を3人連れて家に押し寄せる。男の人にとっては地獄絵図ですね(^_^;)
もちろん、激怒する本妻。そして、愛人はなんと子ども達を残して、消えてしまいます。
本妻はそんな子ども達を夫に「処分」するように要求する・・・というストーリー。
今回、愛人役をつとめる木村多江(きむらたえ)さんは
「人間の愚かさに共感しながら、反省しながら、拒絶しながら楽しんでいただけるドラマ」
とコメントしています。
それを聞いただけで、重苦しいストーリーなのが分かりますね。
ネットでは、地上波でこれをやるのか!?という声が上がっています。
「松本清張の「鬼畜」
ドラマやるの???地上波で????正気????年末に?????」「クリスマスイブに松本清張の鬼畜を放送するテレ朝のセンス」
「イヴに松本清張の鬼畜やるとか攻めすぎでしょ」
「松本清張鬼畜とかクリスマスイブにすごいドラマやるなwwwwww」
不倫に育児放棄、虐待・・・盛り沢山なこの作品をイヴにやるってすごい発想ですよね。
まぁお正月に放送されてもなんか嫌ですしね。
あえてクリスマスイヴにして、話題作りのつもりなのかもしれません。
過去の「鬼畜」キャスト
鬼畜の感想と評判は面白いけどクリスマスイブは微妙?終わり方は映画の方が良い?
「鬼畜」は過去に2度、映像化されています。
1978年映画版キャスト
1978年版は、映画で放映されました。
[amazonjs asin=”B000BKJF3W” locale=”JP” title=”鬼畜 DVD”]お梅:岩下志麻(いわしたしま) ※本妻
宗吉:緒方拳(おがたけん) ※夫
菊代:小川真由美(おがわまゆみ)※愛人
印刷職人:蟹江敬三(かにえけいぞう)
婦警(能登南警察署):大竹しのぶ
岩下志麻さんが狂気の妻!
まだミルクの必要な赤ちゃんの口に白米を押し込める、服もろくに着せない、具合が悪くても放置・・・
岩下志麻さんの鬼のような仕打ちに、トラウマになったという声も多いようです。
2002年SPドラマ版キャスト
常盤貴子の演技がすごい!鬼畜でのラストの自殺シーンに衝撃の声も
2002年版は、スペシャルテレビドラマとして制作されました。
登場人物の名前はアレンジされているようです。
[amazonjs asin=”B0006BA17K” locale=”JP” title=”火曜サスペンス劇場2 鬼畜 DVD”]保夫(主人公):ビートたけし
春江(妻):黒木瞳(くろきひとみ)
昌代(愛人):室井滋(むろいしげる)
こちらは映画ほどの迫力はなかったという意見がありました。
地上波ですから、やはり物凄い虐待などは演出できなかったのかもしれませんね。
しかし、さすがに豪華なキャストを揃えている印象です。父親役にビートたけしさんっていうキャスティング本当に絶妙ですね(^_^;)
室井さんは本当に芸他者な方なので、愛人役・・・妙にはまっている気がしました。
2017年SPドラマ版キャスト
鬼畜の結末ネタバレは?玉木宏主演ドラマは衝撃のラストで1番の鬼畜は誰?
話題のクリスマスイブに放送される2017年版キャストは・・・
宗吉:玉木宏(たまきひろし)※夫
梅子:常盤貴子(ときわたかこ) ※本妻
菊代:木村多江(きむらたえ) ※愛人
田口(印刷職人):羽場裕一(はばゆういち)
野田和子(夫婦を疑う警察官):余貴美子(よきみこ)
玉木宏さんといえば、いまだにイケメンでクールな「のだめカンタービレ」のイメージが強いです(^_^;)
気弱で優しい玉木宏さんかぁ・・・「あさが来た」の新次郎とも違いますよね~。
ちょっとイメージにないので、楽しみです!
常盤貴子さんが恐ろしい虐待の数々を行う姿も、想像しがたいですね。
どちらかというと、愛人役の木村多江さんの方が妻役に合いそうだなと思いますけどね~。
「不幸の似合う女優1位」とも言われていますし、「ブラックリベンジ」では復讐に燃える未亡人をばっちり演じられていました。
狂気の妻、めちゃくちゃ似合いそう。
って、見る前からこんなこと言っちゃいけませんね!
新たな「鬼畜」、映画にも勝るクオリティを期待したいと思います!