12月24日のクリスマスイブに放送される松本清張（まつもとせいちょう）さん原作のドラマ「鬼畜（きちく）」。
かなりの衝撃作です。
今回はこの「鬼畜」が実話らしいという情報をキャッチしたので、まとめていきたいと思います。
またドラマのあらすじやキャストなどネタバレ情報をまとめていきます。
一部結末のネタバレなどを含みますので、閲覧注意です！
鬼畜のあらすじネタバレは？予告動画もあり！【閲覧注意】
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28335″]今回のドラマスペシャルの公式からのあらすじです。
昭和51年、東京の下町――。竹中宗吉（玉木宏）は、働き者の妻・梅子（常盤貴子）と共に小さな印刷会社を営んでいた。大手の印刷会社の下請けだったが、新型の印刷機を導入したばかりで、景気はよかった。
ところが、隣の食堂から火が出て、印刷所はあっけなく燃え落ちてしまった。そんな緊急事態なのに、印刷ブローカーとの接待とやらで出かけた宗吉とはまったく連絡が取れない。実はそのとき、宗吉は愛人・山田菊代（木村多江）のもとにいた。宗吉は6年前・菊代が料亭の中居をしていた頃から親密な関係になり、3人の子どもももうけていた…。
火災から2年後――。宗吉と梅子はわずかな保険金を元手に、別の土地に印刷会社を開いたものの、経営は苦しくなるばかりで、菊代に仕送りができなくなる。
生活費を一切もらえなくなり、業を煮やした菊代は宗吉の家を襲撃、梅子と初めて顔を合わせる。菊代は煮え切らない宗吉の態度、自分を見下す梅子に怒りを露わにし、子どもたちを置いて姿を消してしまう。宗吉はやむなく3人の子どもを引き取るが、子どもたちに憎悪を向ける梅子は、自分は一切、子育てはしないと宣言し…!?
引用元：http://www.tv-asahi.co.jp/kichiku/#/%20%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%20?category=drama
以下、予告動画です。
引用元：https://youtu.be/J9wO82UJFpk
予告見た人はわかると思いますが、こんな重くて辛い内容、クリスマスの夜にやるかな？？っていう感じです(*_*;
そして以下、ネタバレありなので、閲覧注意ですが、
3人の幼い子供たち・・・1人ずついなくなります。もちろんこれは主に父親の仕業なのですが・・・
恐ろしいです。
だって、予告動画でお父さんが崖から男の子落とそうとしてましたよね( ﾟДﾟ)
もちろん、面白いストーリーでキャストの方たちも好きで、見ごたえがあると思うのですが、見るのを躊躇する内容です。
そして、子役ちゃんたちが、またかわいいのが、逆に辛いですね～。
ちなみに原作の衝撃のあらすじを結末まで以下にまとめてあります。
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28311″]
鬼畜の原作は？過去に映画化やドラマ化された名作？
このドラマの原作はご存じ人気作家松本清張さん原作の短編集の１つの作品です。
以下ですね。
[amazonjs asin=”4334745636″ locale=”JP” title=”鬼畜―松本清張短編全集〈07〉 (光文社文庫)”]映画化されているあまりにも有名な作品なので、短編集の１つのストーリーというのは驚きでした。
それだけに、過去にドラマ化、映画化さえた内容は結末など、オリジナルの展開が多く含まれています。
なので、今回のドラマも、原作は過去の作品を死っている人も、違いなどを比べて楽しめるのではないでしょうか？
ちなみに過去作ですが以下です。
[amazonjs asin=”B007XN0TVM” locale=”JP” title=”映画パンフレット 「鬼畜」 監督 /野村芳太郎 出演 /岩下志麻、緒方拳”] [amazonjs asin=”B00NS8KI7Q” locale=”JP” title=”あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 鬼畜 Blu-ray”]1978年 緒方拳主演 映画化
2002年 ビートたけし主演 日本テレビ系スペシャルドラマ
そして、キャスト陣は以下になります。
[amazonjs asin=”B0006BA17K” locale=”JP” title=”火曜サスペンス劇場2 鬼畜 DVD”]映画版
夫で父親：緒形拳
妻：岩下志麻
愛人：小川真由美
ドラマ版
夫で父親：ビートたけし
妻：黒木瞳
愛人：室井滋
比較すると・・・名優ぞろいで、過去作品も見ごたえありそうですね～。
個人的には映画版の愛人の小川真由美さんが映画「八つ墓村」を見て以来、怖くて仕方ないです(笑)そんな小川さんの愛人役見てみたいですね～。
ちなみに過去作のキャストについては、以下の記事に詳しくまとめてあります。
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28320″]
鬼畜は実話なの？衝撃の事件とは？
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28311″]実の親が子供を手にかけようとする・・・この衝撃な事件ですが、なんと実話なんです・・・。
ショックですよね～。
松本清張さんが、実話をもとに書いたそうです。事件の検事さんからの話を聞いた松本さんのメモも残っているそうです。
松本さんの「鬼畜」の原作本のあとがきにも、検事の方からお話を聞いたエピソードが書かれています。
[amazonjs asin=”4334745636″ locale=”JP” title=”鬼畜―松本清張短編全集〈07〉 (光文社文庫)”]
名前は明かしていませんが
（話を聞いた当時）２つの汚職事件を手掛けて、その名前は広く知れ渡っていたと描かれているので、かなり大物の検事さんであったことがわかります。
その検事さんが青年時代に、静岡県沼津地検に勤務中、宿直していたときに警察署から急な連絡を受け、伊豆西海岸の松崎に行って、断崖から自分の子供を投げた犯人を捕まえたいきさつを話してくれたそうです。
小説はある程度、脚色していて・・・崖から子供を落とすエピソードはフィクションだと思っていたのですが、本当だったんですね～。
まさに鬼畜です。
ドラマでは印刷屋さんでしたが、実際の事件では骨董屋の男が愛人に3人の子を産ませていましたが、商売不振となってしまい、仕送りができなくなります。
そして、妾が子供たちを連れて男の家に来ます。
その後、男の本妻に子を片付けろと責められた結果、殺害および殺害未遂を経て逮捕されたというもの。
そしてその男は在獄中に発狂死。
そして本妻ももちろん逮捕され、刑務所に収監されていました。
って、実話を元にって・・・かなり忠実に再現されていますね。
そんな実話を元にした問題作！12月24日放送です！
鬼畜のキャストは？
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28320″]竹中宗吉（たけなか・そうきち）
印刷職人。梅子と駆け落ちした後、各地の印刷所に住み込みで働き、修行を重ねて技術を習得。蓄えた金でようやく独立して自分の工場『竹中印刷』を持ち、梅子と共にあくせく働き、商売を軌道に乗せた。富を得たところで、誘惑に負けて菊代という女に手を出した。元来は、気が弱くて心やさしい人物。
竹中梅子（たけなか・うめこ）
宗吉の妻。宗吉のためにと昼夜を問わず働き、事業の成功を支えてきた。仕事にしか興味がなく、気の弱い宗吉のことをみくびっており、愛人の存在など夢にも思っていなかった…。
山田菊代（やまだ・きくよ）
宗吉の愛人。料亭で働いていたときに宗吉と知り合い、関係を持つ。妊娠によって仕事を辞めてからは宗吉によって養われるようになり、3人の子どもをもうけた。
野田和子（のだ・かずこ）
所轄署の防犯課少年係の警察官（巡査長）。いち早く宗吉と梅子に疑惑を抱き、内偵を申し出る。
山田利一（やまだ・りいち）
菊代の長男。7歳。自分たちを捨てた母・菊代を嫌い、やさしい父・宗吉に懐く。聡明な少年で、いなくなった妹・良子の身を案じ、一途に父を思う。
山田良子（やまだ・よしこ）
菊代の長女。4歳。天真爛漫な性格。
山田庄二（やまだ・しょうじ）
菊代の次男。2歳。母・菊代が姿を消してすぐ、腸カタルで命を落とす…。
中丸（なかまる）刑事
静岡県警伊豆警察署の刑事。
高橋（たかはし）刑事
静岡県警伊豆警察署の刑事。
田口辰夫（たぐち・たつお）
宗吉が営む『竹中印刷』の職人。宗吉と梅子を疑いの目で見つめ、ある行動を起こす。
広瀬（ひろせ）刑事課長
所轄署の刑事課長。和子たちに、宗吉・梅子夫婦の捜査を命じる。
原田道夫（はらだ・みちお）
所轄署の刑事課刑事（警部補）。和子と共に、宗吉たちの動きを監視する。
加藤（かとう）医師
庄二の死を見届けた医師。
引用元：http://www.tv-asahi.co.jp/kichiku/#/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88?category=drama
脇役陣も超豪華で、気合が入ってるのがわかります。
この小説のドラマ化でまさに重要なのは、愛人と本妻役の2人の妻だと思います。
その２人に常盤貴子さんと木村多江さん、なかなか絶妙なキャスティングです。
２人の悪女対決？個人的にもとっても楽しみです。
