12月24日のクリスマスイブに放送される衝撃の問題作「鬼畜(きちく)」。
松本清張(まつもとせいちょう)さん原作の小説のドラマ化なのですが、内容や結末がどうなるのか気になりますよね?
また予告動画の衝撃の父親が息子を断崖から落としてしまいそうな衝撃シーン。
その後どうなってしまうのでしょうか?
今回は小説「鬼畜(きちく)」の原作のあらすじを結末までネタバレしていきたいと思います。
原作小説の結末のネタバレまでまとめてあるので、閲覧注意です!
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鬼畜の原作とは?
鬼畜【松本清張】歴代過去作の主演などキャストは?映画化された名作
松本清張さん原作の短編集の1つのストーリーです。
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もともとは、1957年に『別册文藝春秋』に掲載されたものです。
1987年に映画化、2002年にスペシャルドラマ化、そして今年2017年にドラマ化されている人気作といえると思います。
映画は以下です。
[amazonjs asin=”B000BKJF3W” locale=”JP” title=”鬼畜 DVD”]映画化は当時、かなり話題になり、評判もすごく良いです。
そしてドラマ化されたものもDVD化されています。
[amazonjs asin=”B0006BA17K” locale=”JP” title=”火曜サスペンス劇場2 鬼畜 DVD”]また松本さんがある大物検事から聞いた実話が元になっていることが話題です。
実話にまつわるエピソードについては以下の記事にまとめてあります。
鬼畜は実話なの?モデル事件と松本清張原作のネタバレやキャストまとめ
原作のあらすじは?崖から落とされそうになった男の子の結末は?閲覧注意!
常盤貴子の演技がすごい!鬼畜でのラストの自殺シーンに衝撃の声も
以下はドラマの公式のあらすじです。
昭和51年、東京の下町――。竹中宗吉(玉木宏)は、働き者の妻・梅子(常盤貴子)と共に小さな印刷会社を営んでいた。大手の印刷会社の下請けだったが、新型の印刷機を導入したばかりで、景気はよかった。
ところが、隣の食堂から火が出て、印刷所はあっけなく燃え落ちてしまった。そんな緊急事態なのに、印刷ブローカーとの接待とやらで出かけた宗吉とはまったく連絡が取れない。実はそのとき、宗吉は愛人・山田菊代(木村多江)のもとにいた。宗吉は6年前・菊代が料亭の中居をしていた頃から親密な関係になり、3人の子どもももうけていた…。
火災から2年後――。宗吉と梅子はわずかな保険金を元手に、別の土地に印刷会社を開いたものの、経営は苦しくなるばかりで、菊代に仕送りができなくなる。
生活費を一切もらえなくなり、業を煮やした菊代は宗吉の家を襲撃、梅子と初めて顔を合わせる。菊代は煮え切らない宗吉の態度、自分を見下す梅子に怒りを露わにし、子どもたちを置いて姿を消してしまう。宗吉はやむなく3人の子どもを引き取るが、子どもたちに憎悪を向ける梅子は、自分は一切、子育てはしないと宣言し…!?
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/kichiku/#/%20%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%20?category=drama
今回のドラマの衝撃のシーン、父親が息子を崖から落とそうとする予告動画が話題になりました。
予告だけでもわかる衝撃すぎる内容ですが、以降、原作小説のネタバレを結末までまとめていきます。
結末まで、あらすじをまとめてあるので、閲覧注意です。
ちなみに、今回のドラマ版のあらすじ結末は以下の記事にまとめてあります。
鬼畜の結末ネタバレは?玉木宏主演ドラマは衝撃のラストで1番の鬼畜は誰?
妻の愛人へ憎悪は子ども達へ・・・そして1人目は・・・
鬼畜【松本清張】歴代過去作の主演などキャストは?映画化された名作
妻の自分への裏切りと愛人への憎悪は子供たちに向けられます。
そして3人の子供たちが1人ずつ消えていきます・・・。
そして最初に消えたのは赤ん坊の次男。
妻が何かしたのか?世話をきちんとしなかったのもあり、栄養失調になり衰弱。
さらに病気なのにきちんと面倒を見なかったのか不明であるが、原因不明の病で次男は更に衰弱していきます。
夫は仕事があるので、ずっと次男の様子を見ることができず、医者には連れて行って薬を飲ましても、なかなか体調のよくならない次男。
そして、どんどん衰弱していきます。
ある日男が気づくと、次男の顔には布がかぶさっていて、窒息死していました。
その布があった場所を考えると、顔にかかるのは不自然な位置。
しかし、小説では妻がやったのかどうかは、書かれていませんでした。夫は妻に疑惑を目を向けていましたが、真相は不明。
そして妻は夫に「これで1つ気が楽になったね」と笑顔と声をかけます。
もともと、父親は子供たちがかわいかったのですが、妻が怖く、そして妻に「あんたに全然似てないよ?あんたの本当の子なのかい?」という感じで言われて「自分の子供ではないのでは?」と疑心暗鬼になったりします。
そして妻が怖く、妻から命令されて、止むを得ず子供たちを処分しようとするのでした。
ちなみに1人目の次男が死んだ後、小説では夫と妻が体を重ねる描写が。
「共通の無意識の罪悪感を感じていた。」この子供が死んだことで、2人がいつもよりも興奮するという、異常な描写があり、更にこの話を恐ろしくしている気がしました。
置き去りにされる長女
鬼畜の感想と評判は面白いけどクリスマスイブは微妙?終わり方は映画の方が良い?
そして妻に命令された夫は次は長女を電車に乗せて遠くに連れていき、置き去りにします。
小説では「(父親に)一番懐いていた」というショッキングな記載が。
そう、子供たちはお父さんが好きだったんですよね~。
それだけに切なすぎる展開でした。
そして帰りの電車で「あれは、おれの子ではない」と男は自分の言い聞かせるのでした。
そして男が1人で帰ってくると、妻の機嫌が良くなり「これで、あんたもだいぶん肩の荷が楽になったね」と笑顔で言うのでした。
いよいよ長男に毒牙が!結末は衝撃の展開!?
そして、3人目はいよいよ長男。
妻は長男を「あの子の母親にそっくりだね。根性が悪いと」と一番嫌っていました。
そして、執拗に長男を片付けるように夫に要求します。
長男は7歳なので、長女と同じように置き去りにしても、自分の名前や家をいえてしまうので、殺すしかないと妻は、青酸カリを饅頭などに混ぜて少しずつ食べさせるように要求。
これだったら置き去りにされて、どこかで生きてた方が幸せかもですね(>_<)
しかし、長男は、カンがよいのか、味が変だったのか、食べることを拒否しました。
そして、最終的にあまりにも有名な場面、父親は長男を海の断崖絶壁に連れていき、そしてなんとそこから、息子を落としてしまいます。
そして・・・長男の安否ですが、これが個人的に唯一救いだったのですが、絶壁の途中に運よく引っかかり、命が助かって無事でした。
しかし、助けられた後、警察に行っても、何があったのか?どこから来たのか?何も警察に話しません。
ショックだったのか、父親をかばっているのか、切ない描写です。
しかし、警察は少年の持っていた石から、印刷業者の捜査を始めるところで、小説は終了します。
この石は印刷用の石の欠片であることがわかり、石を調べたら酒か醤油の模様で酒造元の名前の一部が判別されます。
おそらく、その後顧客である酒か酒造から父親たちにたどり着くと思いますが、その後は読者の想像にお任せというエンディング。
しかし、映画版では、父親は逮捕されて、息子に泣きながら謝るシーンを入れてきていて、ドラマ版もオリジナルの終わり方になるような気がします。
そんなオリジナル展開も予想されるドラマ「鬼畜」は12月24日放送予定です!