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北条宗時の死亡で善児の殺害は実話？死因は？

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
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2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人（かまくらどののじゅうさんにん）」が絶賛放送中です！

平安末期から鎌倉時代初期に活躍した武士・北条義時（ほうじょうよしとき）を小栗旬さんが演じています。

時代ドラマながらも、現代言葉が多用されてストーリーもわかりやすく、笑えるシーンも随所にあり視聴者からも好評のようです。

個人的には西田敏行さん演じる後白河法皇が佐殿（すけどの）こと頼朝の夢枕に出てくるシーンがお勧めですね（笑）

そんな大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第5話が2月6日に放送されるのですが、早くも主要登場人物が死んでしまいます(/ω＼)

それは片岡愛之助さん演じる義時の兄の北条宗時（ほうじょうむねとき）です！悲しいですよね・・・。早いですよね・・・。

三谷幸喜ワールドでは、思わず笑ってしまうような、天然なのかな？と思われる愛すべきキャラクターで描かれている時宗。個人的にはもう・・・ロスなのですが(*´Д｀)

第1話で千鶴丸を殺害し、視聴者を恐怖に与えた「善児（ぜんじ）」が北条宗時を殺害してしまうのですが、これは史実なのでしょうか？

今回は「鎌倉殿の13人」第5話で北条宗時が善児に殺されるのは実話なのか？その気になる死因についてご紹介したいと思います。

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目次

北条宗時が死亡！善児が殺害の義時の兄の死のネタバレは？

鎌倉殿の13人の意味は？タイトル由来は13人の合議制だけど違う13人？

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、小栗旬さん演じる北条義時が源頼朝を盛り立てて鎌倉幕府を開き、その後の武士政権を盤石にしていくまでを描く物語です。

香取慎吾さん主演の大河ドラマ「新選組!」を手掛けた三谷幸喜さんが脚本を手掛けていることも話題ですね。

詳しい史料があまり残っていないと言われている、新垣結衣さん演じる八重のオリジナルな描き方も面白い！！と話題です。

北条宗時とは？

第4話では、ようやく佐殿こと頼朝が平家打倒に向けて立ち上がることになりましたが、その背中を押した人物こそ義時の兄・北条宗時！

演じているのは片岡愛之助さんです(^^)/

北条 宗時 (三郎)
ほうじょう・むねとき

片岡 愛之助

(かたおか・あいのすけ)

義時の兄。源氏の貴公子・源頼朝を旗頭に平家打倒を訴える、熱き理想家にして熱血漢。若者らしい野心を胸に秘める。

引用元：https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/hojo-munetoki.html

源頼朝を旗頭に平家打倒を訴える兄の宗時に、最初はやる気がなかった弟の義時が、巻き込まれていく展開でした。

第5話では、頼朝は平家側の山木兼隆、堤信遠との戦いに勝利し、いざ鎌倉を目指すことになります。

しかしそこには大きな敵・大庭景親（國村隼）が立ちはだかっていました。

大庭軍は3000、頼朝軍は300と人数的には分が悪い。

伊藤祐親が善児に宗時殺害を命じる！

そして大庭側の伊藤祐親（浅野和之）は、ひそかに下人の善児（梶原善）にこう命じるのです。

「北条の陣に潜り込み、三郎宗時を闇討ちにせよ！」

ちなみに祐親にとって、宗時は孫にあたります。

孫を殺そうとするなんて恐ろしいですが・・・

祐親はそもそも第1話で孫の殺害を指示していましたよね(^^;)

詳しくは後半でご説明します！

そして、頼朝軍は出陣をするのですが、鎌倉に向かう途中の石橋山で激しい戦闘の末に完敗してしまいます。

頼朝は義時に守られながら大庭軍から逃れて、洞窟に身を潜めていました。

宗時は甲斐の武田信義（八嶋智人）に援軍を頼もうと頼朝に進言。

渋々受け入れる頼朝は、身に着けていた観音像を取り出してこう言います。

「こんなことなら御本尊を持ってくればよかった」

それを聞いた宗時は、伊豆の北条館に取りに行くことを申し出ました。

宗時が伊豆の北条館で善児に殺害される！

義時に頼朝を任せた宗時は、出立する前に義時に言います。

「坂東武者の世を作る。そしてそのてっぺんに北条が立つ。そのために源氏の力が要るんだ。頼朝の力がどうしても」

夜が明けて、義時は父・義政（坂東彌十郎）と共に武田の陣に向かうことに。

そして宗時が伊豆の北条館に戻ったとき！

背後から善児に襲われて、喉元を掻っ切られてしまいます((+_+))

5話にして、熱き理想家にして熱血漢の兄・北条宗時は壮絶な最期を遂げてしまうのです。

北条宗時の死亡で善児の殺害は実話？死因や史実は？

鎌倉殿の13人とは誰のこと？キャスト俳優は？

「鎌倉殿の13人」では、伊藤祐親の下人である善児に殺害されてしまう北条宗時！

果たしてこのエピソードは実話なのでしょうか？

その前にまずは、簡単に北条宗時という人物についてご紹介したいと思います。

北条宗時は、北条時政の嫡男として誕生。生まれた年はよくわかっていません。

平家の治世に大いに不満を抱き、伊豆に流れ着いた源頼朝を頼り挙兵を後押しするんです。

妹の政子が頼朝と夫婦になることで、義理の兄弟となった二人。

1180年、遂に頼朝は平家打倒のために挙兵を決意します。

しかし石橋山の戦いで、300と兵の少ない頼朝軍は、平家方の大庭景親ら3000の兵の前で敗北を喫してしまうのです。

その後頼朝軍は、分散して逃亡し再起を図ることを決意します。

北条時政、義時は箱根を通って甲斐国へ向かうことに。

一方、宗時は伊豆に戻るという親子で違う道をたどることにしたのです。

これは、どちらかが生き延びれば北条氏を存続できるだろうという考えが有ったともいわれています。

後世、同じような行動を真田一族がとっています。

真田昌幸、信繫が豊臣家、信幸が徳川家に付くという選択をしました。

「犬伏の別れ」と言われており、同じく三谷幸喜さんが手がけた大河ドラマ「真田丸」でも描かれた有名なエピソードですよね。

そして気になる北条宗時の死因ですが、伊豆に戻ったとき平家方の伊藤祐親軍に囲まれてしまい・・・

最期は小平井久重（こひらいひさしげ）という武士によって、矢で射られて命を落としたと言われているんです。

そう・・・殺害したのは、善児ではないので、善児という刺客に殺害されたというのは、実話ではないんですね。

北条宗時の死亡で善児の殺害は実話じゃない？善児は実在しない人物！

千鶴丸【頼朝の息子】の死・暗殺や生存説の実話とは？

史実では、矢で射られて殺害されてしまった北条宗時。

ドラマでは善児によって喉元を掻っ切られて殺されてしまいます。

実はこの善児は、実在しない人物で、ドラマオリジナルのキャラクターなんですよね。

三谷幸喜さんの作品には欠かせない梶原善さんが演じている善児という男。

実は出演者が発表されたときからこんな意味深なセリフが明らかになっていました。

川遊びって何って感じですが(;・∀・)

第1話から見ている皆さんならもうお分かりですよね？

第1話で、頼朝と八重（新垣結衣）の間に生まれた男児・千鶴丸を、善児は川に沈めて殺害したんです(・_・;)

このエピソードも史実で、源平盛衰記という歴史書にもしっかりと書かれています。

善児ではないですが、八重の父である伊藤祐親が家人に命じて殺させた！

祖父が孫を殺すように命じたなんて怖すぎですが、それだけ頼朝の跡継ぎを残すことに抵抗が有ったんでしょう。

そんなことが平清盛に知られたら、自らの命が危ないわけですから(;・∀・)

この善児による千鶴丸殺害シーンは視聴者の間でもかなり話題になっていましたね！

千鶴丸が殺害された後の史実は、ショックのあまり八重が自殺してしまった、実は生存していたなど、いろいろな説がありはっきりしたことはわかっていませんが、「鎌倉殿の13人」では、八重に千鶴丸を殺したことを教えないという展開にしていました。

 

北条宗時の死亡で善児の殺害は実話？まとめ

【鎌倉殿の13人】北条家のロケ地は静岡の伊豆の国市！

今回は「鎌倉殿の13人」で北条宗時が善児に殺されたのは実話なのかネタバレ紹介しました。

史実の北条宗時は、伊豆に逃れた際に小平井久重という武士によって矢で射られて亡くなったとされています。

したがって善児によって喉元を掻っ切られて殺されたというのは、ドラマオリジナルの展開で実話ではないんです。

そもそも善児自体がこの作品のオリジナルキャラクターですからね！

第5話まで物語を牽引してきてくれた、片岡愛之助さん演じる北条宗時が死んでしまうのは残念でなりませんが・・・((+_+))

兄亡きあと、本格的に小栗旬さん演じる主人公・北条義時の活躍する姿が見られそうで期待が高まります！

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
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