正ちゃんの冒険を浪花千栄子が主演したのは実話?漫画が元ネタ!

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「正ちゃんの冒険(しょうちゃんのぼうけん)」というお話が、これから朝ドラ「おちょやん」に出てきます。

「おちょやん」で杉咲花(すぎさきはな)さん演じるヒロイン、竹井千代(たけいちよ)が「正ちゃんの冒険」で主人公の正ちゃんを演じます。

「正ちゃんの冒険」は漫画ですが、どんな漫画なのかご存じですか?

そこで「正ちゃんの冒険」の元ネタと、千代のモデル、浪花千栄子(なにわちえこ)さんの実話について調べてみました。

浪花千栄子さんは実際に「正ちゃんの冒険」で主演だったのでしょうか。

そして「おちょやん」での「正ちゃんの冒険」について、今後のネタバレもしちゃいます!

最後にネタバレもしているので、閲覧注意です。

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目次

正ちゃんの冒険を浪花千栄子が主演したのは実話?漫画が元ネタ

正ちゃんの冒険の元ネタは4コマ漫画!

やまむらちどり【山村千鳥】のモデルは村田栄子?【若村麻由美】

朝ドラおちょやんに登場する漫画の「正チャンの冒険」は、1923年に朝日グラフで連載された4コマ漫画で実在します。

主人公は少年の正ちゃん。トレードマークの帽子は、正チャン帽と呼ばれ、当時は大流行したそうです。

相棒のリスと正ちゃんとの冒険を描いた作品で、アサヒグラフが廃刊となった1923年9月号以降は、何度かタイトルが変わり朝日新聞の朝刊で連載されました。

1924年に一度連載がストップしますが、2か月ほどでまた連載がスタート。

1926年まで連載され、1924年から1925年まで全7巻単行本として発売されています。

原作は政治家で漫画家でもあった織田小星さん。そして絵は漫画家で挿絵画家の東風人さん。

異国的な画風と寓話のようなストーリーで、読者から大好評でした。

当時イギリスの新聞に掲載されていた、子供向けの漫画の影響を受けた、アサヒグラフの編集長のアイデアから作られたそうです。

主人公の正ちゃんがかぶっていた毛糸の帽子は、当時の子供たちに大ヒット。みんな正チャン帽をかぶっていたそうです。

1924年には宝塚少女歌劇団で演じられ、1926年に東亜キネマにより、モノクロの無声映画として公開されました。

「おちょやん」に出てくる「鶴亀撮影所」のモデルが東亜キネマなんです(^-^)

さて、それでは浪花千栄子さんが「正ちゃんの冒険」の主演だったというのは実話についてご紹介します!

 

 

正ちゃんの冒険は浪花千栄子が主演で実話

山村千鳥一座のモデルは浪花千栄子が所属した村田栄子一座?

浪花千栄子さんが「正ちゃんの冒険」の主演だったというのは実話です(≧∇≦)

女優になるまで

浪花千栄子さんも「おちょやん」千代と同じように、大阪南河内の貧しい家で生まれました。

8歳のときに道頓堀の仕出し弁当屋に奉公に出され、8年間過ごしますが、その後父親から賃金を搾取され続け、奉公先に勧められ逃げ出し、京都にたどり着きました。

職業あっせん所で紹介されたのは、カフェの女給。いわゆるホステスさんですね。

「おちょやん」の千代と同じです。

同僚の女性から一緒にオーディションを受けようと誘われ、合格したのはいいのですが、名もないようなプロダクションで、すぐに倒産してしまいました。

浪花千栄子さんの才能を見抜いていた、その事務所が紹介してくれたところが村田栄子一座です。

座長は村田栄子さん。気性の激しいヒステリックな女性でしたが、浪花千栄子さんは気に入られ、すぐに舞台に出演するようになりました。

正ちゃんの冒険で主演

村田栄子さんは気に入らないことがあれば、すぐに物を投げたり人を罵倒したりする人物で(^^;)、浪花千栄子さんはなんと階段から突き落とされたこともあるとか(>_<)

それでも忠実に仕えていた浪花千栄子さん。あるとき思わぬチャンスが巡ってきました。

村田栄子一座では当時人気だった「正ちゃんの冒険」を舞台化していて、主演の女優が熱を出して倒れてしまったのです。

「正ちゃんの冒険」の主人公、正ちゃんは少年です。浪花千栄子さんは劇団の中でも若く、セリフも丸暗記していたことから、浪花千栄子さん 主人公の正ちゃん役に抜擢されました(≧∇≦)

そして本番の日。初めての主演ということで、浪花千栄子さんはとても緊張していて、時々セリフが頭から飛んでしまいます。

無理もないですよね~、いきなりの主演ですもん。

浪花千栄子さんはセリフが飛んだとき、飛んだり跳ねたりと舞台の上を大暴れ(笑)して場をつなぎます。

ところがそれが観客の大うけ! 主人公は少年なので、それが功を奏したのでしょうね。

この日から浪花千栄子さんは村田栄子一座の若手看板女優に(≧∇≦)

東亜キネマへの移籍

ところが浪花千栄子さんの人気が上昇するなか、一座の人気は下降気味に・・・。

給料の分割払いなどがおこるようになり、一座は地方に出て活動することになりました。

そのとき、一座が拠点としていた劇場主が浪花千栄子さんに、映画の世界にいくように勧めました。

当時はよほどのことがないと入れなかった映画界。 その映画製作所である東亜キネマに劇場主が紹介してくれるというのです。

村田栄子さんに辛く当たられ、それでも忠実につかえてきた浪花千栄子さんをずっと見てきた劇場主。 浪花千栄子さんの女優としての素質も見抜いてのことだったのでしょう。

とはいえ村田栄子さんには、演技を一から教えてもらった恩もあり、浪花千栄子さんは悩みました。

でも自分の将来を考え、劇場主の話を受け入れ、東亜キネマに行くことを決意しました。

「正ちゃんの冒険」は、このように浪花千栄子さんを人気女優にした作品です。

さて、この実話は「おちょやん」でどのように描かれるのでしょうか(^-^)

 

 

正ちゃんの冒険の今後のネタバレは?

薮内清子【やぶうちきよこ】のモデルは実在?【おちょやん】

原作のノべライスのネタバレです!

山村千鳥一座 カフェで女給として働いていた千代(杉咲花)。女優にならないかと言われ、喜んでいましたがなんとそれは詐欺でしたね(>_<)

そんなある日、同じ女給のふたりが撮影所のオーディションに合格。

千代も女優への夢を膨らませます。

いろいろと撮影所に自分を売り込みにいきますが、どこも受け入れてくれません。

そんなとき「山村千鳥一座」の座員募集のチラシを見せてもらいました。

山村千鳥(若村麻由美)は活動写真(今でいう映画)にも出ていた東京の女優。

千代はさっそくオーディションを受けに行きました。

オーディションの台本を受け取った千代。台本を覚えているとこんな叫び声が。。。

「さっさとおやんなさい!」

そこには鬼の形相の山村千鳥が・・・

山村千鳥も村田栄子と同じく、ヒステリックで気性の激しい女性でした(^^;)

演技経験もなく、あせった千代のセリフは棒読み(笑)

ですが座員が辞めてしまったので、千代は合格しました。

合格した翌日、座員の薮内清子(映美くらら)に連れられ千鳥の家へと千代は行きます。

お芝居を教えてもらえると喜んだ千代でしたが、やめた座員は千鳥のお世話係。

千代の仕事は女優ではなく、千鳥の付き人のような仕事だったのです。

山村千鳥一座を辞める

千代の仕事は膨大で、なぜか四葉のクローバーを探すというものまで。

千鳥の身の回りの世話だけで精一杯なため、とても稽古をつけてもらえる時間などありません。

ほかの座員にたいしても千鳥は横暴で、物を投げたり罵倒するのは当たり前(^^;)

ところが一座の客の入りが悪くなり、拠点としていた三楽劇場の主から、公演の中止を言い渡されてしまいます。

清子は当時人気だった漫画「正ちゃんの冒険」を舞台化した脚本を千鳥に見せました。

相手にもしない千鳥。清子の肩を持った千代にまで「気に入らなければもう来なくていい」と突き放します。

さすがにキレてしまった千代(^^;)稽古をしているのを見たことがない千鳥に「稽古もしていない」と吐き捨てて一座を去ってしまいます。

山村千鳥一座への復帰

その日の夕方清子がカフェーキネマにいた千代の元を訪れます。

清子は千鳥が大好きだと言い、こんなことを千代に話しました。

当時は女性は舞台に立てず、千鳥は女性たちのためにこの一座を作った。

千鳥も死を考えるほどの辛い過去があったが、四葉のクローバーを見つけたことで思いとどまった。

わがままに見えた千鳥でしたが、みんなのために一座を立ち上げたんですね~。

そして千代の仕事となっていた、四葉のクローバー探しもそんな意味があったのです。

千代は千鳥の家をのぞきにいくと、そこでは一心不乱に稽古をしている千鳥の姿が。

みんなの見えないところで必死に稽古をしていたのです。

感動した千代は、戻りたいと頭を下げました。

一度は拒絶した千鳥でしたが、千代が見つけた四葉のクローバーに目が行った千鳥。

次はないよ

といい、千代を受け入れました。

正ちゃんの冒険

一座に戻った千代でしたが、やはり稽古をつけてもらえることもなく、日々は過ぎていき公演の打ち切りも目前に迫ります。

清子は仲間の座員を連れて、千鳥に「正ちゃんの冒険」をやらせてほしいと頭を下げます。

すると千鳥はこう言いました。

勝手になさい。あなたたちでどこまでお客を呼べるか、拝見させてもらうわ

こうして「正ちゃんの冒険」の稽古が始まり、千代にも「ネズミ3」の役がつきました(^^;)

「正ちゃんの冒険」は予約も多く入っていましたが、主演の清子が本番直前に足をくじいてしまいます。

稽古のときからセリフを丸暗記していた千代に、清子は代役を頼みました。

しぶしぶ引き受けた千代でしたが、芝居経験のない千代は発声の基本もなっていません。

暗くなる座員たち。。。千鳥も嘲笑って立ち去ろうとしましたが、急に戻ってきて千代に発声練習の指導をしてくれます。

そして本番当日。満席となった舞台の幕が開き、声が出るようになった千代が主演の「正ちゃんの冒険」は大人気となり、公演も延長されました。

新聞に千代のことがこんな風に紹介されます。

初舞台の新人女優。粗削りだが見どころあり

(≧∇≦)

こうして千代は一座の人気女優になりました。

千鳥との別れ

千代は千鳥にお礼を言いに行きましたが、千鳥は一座の解散を告げます。

自分が傲慢だったことに気づき、ひとりで全国を回って一からやり直すと言うのです

座員にはそれぞれ次の行場所を紹介し、千鳥は旅立って行きました

千代に紹介してくれたのは鶴亀撮影所。モデルは東亜キネマです。

こうして千代は鶴亀撮影所に所属することになり、看板女優の高城百合子(井川遥)と再会することになります。

というのが、「正ちゃんの冒険」に関するネタバレでした。

村田栄子さんがモデルの山村千鳥・・・とっても気の強いヒステリックな女性でしたね。

「正ちゃんの冒険」ではセリフが飛んでしまった浪花千栄子さんが大暴れしたことで観客からウケましたが、「おちょやん」の原作ではそこには触れていません。

千代は岡安にいたときに、天海一平に頼まれ舞台に出た経験もあるので、セリフが飛ぶという実話は描かれないかな?と個人的に思います。

でも舞台中を駆け回る、元気な千代が見れるのではないでしょうか。

大正時代に子供に大人気だった「正ちゃんの冒険」。

どんな舞台が描かれるのか楽しみです♪

正ちゃんの冒険は浪花千栄子が主演の実話で漫画が元ネタのまとめ

高城百合子のネタバレ!波乱万丈な女優人生【おちょやん】

「正ちゃんの冒険」は1920年代に新聞の4コマ漫画として人気を博しました。

当時のこどもたちはみんな、主人公の正ちゃんがかぶっていた帽子と同じ「正チャン帽」をかぶっていたそうです。

この漫画を舞台化し、浪花千栄子さんがいた村田栄子一座で公演していましたが、主演の女優が倒れてしまい、若かった浪花千栄子さんが代役で正ちゃんを演じました。

「おちょやん」では公演前に主役の女優、清子が足をくじいてしまい、公演初日から千代が主役を演じます。

これが大人気となり千代も浪花千栄子さんも、女優としての評価が上がることになりました。

そんな浪花千栄子さんの出世作「正ちゃんの冒険」がもうすぐ描かれます。

冬が終わる前に「正チャン帽」を探してみようかな、と思っています(笑)

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