山村千鳥一座のモデルは浪花千栄子が所属した村田栄子一座？

山村千鳥一座のモデルは？浪花千栄子が所属していた？？

山村千鳥とは？ヒロイン千代とはどんな関係？

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まずは原作ノベライズの山村千鳥のネタバレです。

山村千鳥（やまむら　ちどり）：若村麻由美

🎍#おちょやん 登場人物紹介🎍

山村千鳥🍵#若村麻由美

一座を率いる女座長で、役者になった千代ちゃんの最初の師匠
若村さんの女座長、とにかくカッコいいんですっ🤩

登場は少し先になりますが、楽しみにしていてくださいね！

＼放送開始は明日！／#11月30日放送開始 pic.twitter.com/Lv4Y0WmDdl

— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) November 29, 2020

京都の小さな芝居小屋で、「山村千鳥一座」を率いる、女座長。
役者の世界に飛び込んだ千代にとって最初の師匠となる。
わがままでクセの強い性格だが、芝居へのすさまじい情熱で、千代に演じることの基礎をたたきこむ。

引用元　公式サイト

「おちょやん」ヒロイン千代（杉咲花）は、父親の手によって借金を返済するために、身売りをさせられそうになります。

ですが岡安の女将シズ（篠原涼子）や、一緒に働いてきたみんな、それに仲間のホームレス？たちの力で、無事逃げることができました。

主人の宗助（名倉潤）もがんばっていましたね（笑）

ニコニコニコニコ… 旦さんの、役にたっているのかいないのか、よくわからん一生懸命さ…ガンバレ旦さん… #名倉潤 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/vE7D6hgLoi

— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 24, 2020

船のたどり着いた先は京都。

そこで千代は仕事を探し、カフェー「キネマ」で女給の仕事を始めます。

カフェーといっても、ホステスが横に着く夜のお店。

千代はいわゆる「ホステス」となるんですね～。

「お礼言わなあかんのはこっちや」
千代ちゃん、今の気持ちを素直に、一平くんに伝えます…#杉咲花 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/2hKmPNO5yC

— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 24, 2020

この女中さんスタイルから、どう変身するのかも楽しみです♪

その「キネマ」の同僚が女優志望で、撮影所のオーディションに合格しました。

千代も女優になりたかったので、募集先をいろいろと行きますが、なかなか女優の門は狭かったようです。

そんなとき「山村千鳥一座」の座員募集のチラシをもらった千代。

さっそく採用試験を受けに行きました。

山村千鳥一座は京都の新京極にある、小さな三楽劇場というところの一座。

「さっさとおやんなさい！」

高飛車な山村千鳥ににらまれながら、千代は渡されたセリフを言います。

まったくの棒読みでしたが(^_^;)、座員が不足していたため千代は合格(^_^;)

千代は座員の薮内清子（映美くらら）に連れられ、千鳥の家に行きます。

清子はいつもわがままな千鳥に振り回されていますが、それでも千鳥を尊敬して黙って従うような女性。

それでもお芝居を千鳥から教えてもらえる、と喜んだ千代でしたが。。。

千代の仕事は千鳥のお世話係でした。マネージャーや付き人のような仕事でしょう。

仕事の量は膨大で、お芝居を学ぶ時間もありません。

千鳥の指導は強烈で(^_^;)、罵倒したりものを投げたりといった具合。

とうとう千鳥と言い争いになり、千代は山村千鳥一座をやめてしまいます(>_<)

その夜清子が千代の元にやってきます。

山村千鳥はもともとは映画女優。

千鳥は女ということで芝居をできなかった清子たちのために、この一座を立ち上げたと聞かされます。

翌日千代は千鳥に頭を下げ、また一座に戻りました。

山村千鳥一座の客入りは不調が続き、いつ打ち切りになってもおかしくない状況に。

清子が作った台本を、座員のみんなで千鳥にやらせてほしいと願い出ました。

それは当時の人気漫画「正チャンの冒険」を舞台化したもの。

ところが主演を演じる予定だった清子が足をくじいてしまいます。

全てセリフを覚えている千代に役がまわってきました。

舞台は大成功となり、千代も粗削りだが見どころのある新人女優と、称賛されるのでした。

この「正チャンの冒険」」は千鳥は反対していて、座員たちだけで作り上げた舞台。

千鳥は素直に反省し、自分が傲慢だったことに気づき、やり直すために一座を解散するとみんなに告げます。

座員たちにはそれぞれ次の場所を推薦し、千代は高城百合子（井川遥）も所属する鶴亀撮影所を紹介してもらいました。

というのが山村千鳥一座での千代のストーリーです。

高飛車で傲慢。わがままな女優でしたが、本当は芝居のことを一番考えていた人物でしたね。

 

 

山村千鳥一座のモデルは浪花千栄子が所属していた村田栄子一座？

この「山村千鳥一座」のモデルが「村田栄子一座」では？？と思われます。

と言うのも、ヒロイン千代のモデルである浪花千栄子が所属していたのが「村田栄子一座」だったんです。

浪花千栄子さんは「おちょやん」の千代と同じように、父親から逃れるために、京都に1人逃げてきたんです。

そしてそこで所属するのが「村田栄子一座」です。

さて、どんな一座だったのでしょうか？本当にモデルだったのでしょうか？以降で詳しく見ていきます。

 

 

山村千鳥一座のモデルは村田栄子一座？浪花千栄子の京都での史実は？

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千代のモデル、浪花千栄子さんが村田栄子一座にたどり着くまでのいきさつをご紹介します。

奉公を経て京都へ

浪花千栄子さんは、大阪のお母さんと親しまれた喜劇女優です。オロナイン軟膏の看板でもお馴染みですね。

【昭和の名女優・浪花千栄子の生涯】

2/6(土)京都センター(JR京都駅前)で開催

日本映画第2次黄金期に黒澤明、小津安二郎ら巨匠の作品で活躍、人気コメディー『お父さんはお人好し』で一躍スターになった女優・浪速千栄子の波乱に富む生涯を資料とともに紹介する講座です

➡️https://t.co/GogMENkcXP pic.twitter.com/ujIu3Zi7XH

— 大阪よみうり文化センター (@yomiuribunka) December 22, 2020

浪花千栄子さんの幼少期は、ほぼ「おちょやん」の千代と同じ。とてもご苦労されています。

8歳で道頓堀の仕出し弁当屋に奉公に出され、そこで8年間過ごします。

千代と違うのは、女将に恵まれなかったこと。女将はとても厳しく冷たい人で、千栄子さんはとても辛い思いをされたそうです。

その後父親から別の場所で働かされ、そこではお給料は全て父親が横取りしていました。

働き先のご主人家族がとても良い人たちで、父親から逃げるように促してくれたそうです。

女給から女優へ！村田栄子一座との出会い

そうして行くあてもないまま京都に行った浪花千栄子さん。

千代と同じように、当時一流だったカフェーオリエンタルでホステスとして働くようになり、その後同僚と一緒に小さなプロダクションに所属しました。

ところがすぐにそのプロダクションは倒産してしまい、監督から気に入られていた浪花千栄子さんは、村田栄子さんを紹介されます。

村田栄子さんは京都の三友劇場で人気だった、村田栄子一座の看板女優。

近くで村田栄子さんのお芝居を見た千栄子さんは感動し、その場で弟子入りを願い出ます。

浪花千栄子さんはすぐに舞台に出演するようになり、2か月もしないうちにメインキャストを演じるスピード出世。

ここは「おちょやん」の千代とは少し違いましたね。千代は最初は付き人のようなことをやらされ、お芝居は教えてもらっていません。

そんなスピード出世の浪花千栄子さんに、さらなる転機が訪れます。

村田栄子一座で主演に抜擢

村田栄子一座で、吹き出し漫画の先駆けである「正チャンの冒険」という人気漫画を舞台化することになりました。

GIGA・MANGA展ご鑑賞のあとは、「正チャンの冒険」のフォトスポットでジャンジャン撮影してくださいね！📸お待ちしてます👋 pic.twitter.com/6w4QO0dpNO

— GIGA・MANGA 北九州市立美術館 (@gigamangak) October 16, 2020

主人公の正チャンが被っている帽子は「正チャン帽」として人気となりました。

その「正チャンの冒険」で主人公を演じるはずだった女優が、熱を出し倒れてしまったのです。

一座の中でも若く、いつも袖で芝居を見ていたためセリフも覚えていた千栄子さんが代役に抜擢されたのです。

そして本番当日。

緊張のあまりときどきセリフが飛んでしまった千栄子さん。

そんなときは飛んだり跳ねたりして大暴れ。それが観客から大ウケとなりました。子どもが主人公なので、体当たりの演技がウケたのは当然だったかもしれませんね。

この日から一座を代表する女優へとなったのです。

緊張でセリフが飛んじゃうのって、「おちょやん」で千代が一平に頼まれて舞台に出たときと同じですね(^^)

また山村千鳥一座でもセリフが飛んじゃうのでしょうか(^_^;)

村田栄子一座を去る

浪花千栄子さんの人気は上がって行くのですが、一座の人気は下降気味。

給料も分割になるなど、経営状態が悪化し、一座は旅に出ることになりました。

そんなある日、三友劇場の主が浪花千栄子さんにある相談をします。

このまま一座にいても苦労のし損ないになる。
映画の世界に行くべきだ

村田栄子さんから受けているパワハラも見てきた劇場の主は、千栄子さんの才能を見抜いていたのです。

東亜キネマという映画撮影所を紹介する、と言ってくれました。

東亜キネマには紹介がなければ入れないような狭き門のところ。

ですが村田栄子さんには、お芝居を一から教えてもらった恩があります。

浪花千栄子さんは悩みぬきましたが、自分の将来を考え劇場主の厚意を受けることにしました。

こうして浪花千栄子さんは村田栄子一座を離れることになります。

 

 

山村千鳥一座のモデルの村田栄子一座の座長村田栄子とは？

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ここで、おそらく「山村千鳥一座」のモデルであろう村田栄子一座の座長である村田栄子についてご紹介です。

生まれ

村田栄子さんは1890年生まれ。浪花千栄子さんより17歳年上です。

一座にいたとき浪花千栄子さんは20歳手前くらいだったので、村田栄子さんは30代半ば。

良家に生まれたという村田栄子さん。17歳のときに台湾在住の医師と結婚し、台湾に渡りました。

ですが上手くいかず、3年後に帰国し、そのまま女優を目指すようになったそうです。

一座の座長になるまで

村田栄子さんは地方興行をしている劇団に入り、地方を巡業していました。

ところが当然その劇団が東北の田舎町で解散してしまいます(>_<)

仕方なく芸者となった村田栄子さん。

その後苦労を重ね、新日本劇の新人女優になります。

劇作家の男性と結婚し、20代半ばで村田栄子一座を立ち上げました。

村田栄子の性格

村田栄子さんは「おちょやん」の山村千鳥と同じように、わがままでヒステリックな女性だったそうです(^_^;)

ご自身でも「おしゃべりで癇癪持ち」と理解されました。

気に入らなければ物を投げたり蹴飛ばしたり。千栄子さんは階段から突き落とされたこともあるほどです。

一歩間違えば殺人？？？

それでも千栄子さんは村田英子さんに忠実に従い、村田英子さんからもそれなりに気に入られていたそうです。

女優としての村田栄子さんは、当時こんな評価をされていたそうです。

毛並みのいい新しい名女優

とても美しく艶のある女性で、演技の評価も高かったそうです。

1927年

村田栄子さんは1927年に、巡業で泊まっていた金沢の旅館で突然亡くなってしまいます。

なんと舞台に出演中倒れてしまったのです。

享年37歳。まだお若いのに。。。

死因など詳しいことはわかりませんでした。

そんな田村英子さんをモデルにした山村千鳥。

若村麻由美さんのキレッキレの演技にもご注目ください(≧∇≦)

山村千鳥一座のモデルは浪花千栄子が所属した村田栄子一座？のまとめ

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山村千鳥一座のモデルは、村田栄子一座です。

浪花千栄子さんが所属した劇団で、座長は村田栄子さん。

村田栄子さんは結婚に失敗したあと、劇団に入りますが突然解散。

その後芸者となりご苦労されましたが、新しいタイプの女優として活躍するようになります。

劇作家の男性とご結婚され、20代半ばで村田栄子一座を立ち上げました。

残念ながら37歳で舞台に出演中倒れ、亡くなってしまいます。

浪花千栄子さんは、亡くなる少し前にこの一座に所属していました。

とても気性が激しく癇癪持ちだったという村田栄子さん。

その村田栄子さんがモデルとなる、山村千鳥を若村麻由美さんが演じます。

迫力ありそうですよね＝(#^^#)

どうか千代を階段から突き落としたりしないでください（笑）