天海一平のモデルは渋谷天外で喜劇俳優!結婚や離婚の史実は?

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天海一平(あまみいっぺい)は11月30日スタートの朝ドラ「おちょやん」でヒロインの結婚相手となる人物です。

演じるのは若手人気俳優の成田凌(なりたりょう)さんで、ヒロインの竹井千代(たけいちよ)は杉咲花(すぎさきはな)さんが演じます。

ヒロイン千代のモデルとなるのは、浪花千栄子(なにわちえこ)さんです。

そして、天海一平のモデルになるのは、喜劇俳優の「二代目渋谷天外(にだいめ しぶやてんがい)」さん。

そして・・・おふたりは結婚しますが、のちに離婚してしまいます。

今回はヒロインの夫となる天海一平のモデルの渋谷天外について、結婚や離婚などの史実をご紹介していきます。

目次

天海一平のモデルは渋谷天外で喜劇俳優!ヒロインの結婚相手

おちょやん結婚相手役キャストは誰?モデルの史実も

渋谷天外とは?

天海一平(あまみ いっぺい):成田凌

人気喜劇一座の座長、天海天海の息子。
幼いころから子役として、いやいや役者をやっていたが、やがて自分が目指す新しい喜劇を作ることに目覚めていく。
千代とともに新しく生まれた「鶴亀家庭劇」に参加。
やがて二人は結婚し、二人三脚で奮闘する。

引用元 公式サイト

子ども時代の一平は中須翔真(なかすとうま)くんが演じます(^^)

朝ドラファンのみなさま!見覚えありませんか?

実は「スカーレット」でヒロイン川原喜美子(戸田恵梨香)の息子、武志の子供時代を演じていたんです(≧∇≦)

武志・・・大きくなった武志は伊藤健太郎さんが演じていましたが。。。人身事故を起こしてしまい、残念でしたね。

さて、天海一平ですが、父親の初代天海天海(茂山宗彦)は「天海天海一座」を率いる人物。

喜劇界のアドリブ王といわれた須賀廼家千之助(星田英利)とともに、この喜劇一座を営んでいました。

ヒロインの竹井千代(杉咲花)は、南河内の貧しい家に生まれ、9歳のときに道頓堀にある芝居茶屋「岡安」に奉公に出されます。

このときの千代は毎田暖乃(まいだのの)ちゃんが演じます♪

千代と一平は、この道頓堀で子どものときに出会います。

一平は父が率いる一座で子役として舞台に出ていましたが、渋々出ていました(^_^;)

ですが早くに父親を亡くし、一平は喜劇界のプリンスへと成長していきます。

千代は岡安で芝居茶屋へお弁当を運ぶ仕事をします。

配達先となる劇場でお芝居を見て、その華やかな世界に憧れるようになります。

それから10年ほど経ち、千代は京都に出ます。

ですが京都に女中のような仕事はなく、仕方なくカフェーで働くことにしました。

今でいうキャバクラのようなところ?だったようです。なので仕事はホステスさんですね。

ある日同じホステスの洋子(阿部純子)に誘われ、女優を募集している芝居小屋に応募することに。

千代は採用され、山村千鳥(若村麻由美)が率いる「山村千鳥一座」に参加します。

そこで芝居の基礎を学んだ千代でしたが、その芝居小屋が倒産してしまいます。

山村千鳥に紹介してもらい、大阪に新しく誕生した「鶴亀家庭劇」に参加することになりました。

その「鶴亀家庭劇」には、子どものときから知り合いだった天海一平もいて、千代はそこで喜劇女優として劇団を支えます。

一平も喜劇界のプリンスとして活躍。千代とふたりで「鶴亀家庭劇」を盛り上げていました。

やがて千代と一平は結婚することになります(#^^#)

戦争が始まり、大阪は空襲を受けます。劇団は再活動しますが、二人の関係は終わりを告げ、離婚となりました。

というのが「おちょやん」での千代と一平の出会いと別れです。

 

 

天海一平のモデルの渋谷天外とは?子ども時代は8歳から舞台に!

おちょやんの意味とは?タイトル由来は朝ドラヒットの法則通り?

そんな天海一平(成田凌)のモデルは二代目渋谷天外さんです。

二代目渋谷天外(にだいめ しぶや てんがい):成田凌

上記画像の左が天外さん、右が藤山寛美さんです。

二代目渋谷天外さんは1906年に京都で生まれ、本当の母親の顔は知らずに育ったそうです。

喜劇劇団「楽天会」率いる初代渋谷天外さんの長男として生まれ、8歳から舞台に上がっていました。

初代渋谷天外さんをモデルとしたのが、初代天海天海。狂言師の茂山宗彦さんが演じます。

ところが天外さんが10歳のときに父親が亡くなってしまいます。

 

 

天海一平のモデルの渋谷天外と浪花千栄子との出会い

渋谷天外と浪花千栄子との出会い

そしてこれから、ヒロインの千代のモデルである浪花千栄子さんとの結婚までのストーリーです。

その後の天外さんについては諸説ありますが、父の贔屓客だった岡島などに居候しながら、役者を続けていたようです。

このときに岡島に奉公に来ていた浪花千栄子さんと知り合います。

ですが「楽天会」も落ち目となり、これまでやってきた子役と言う年齢も過ぎ、天外さんの葛藤が始まります。

やがて博打や女遊びなどを、繰り返すようになってしまいました。

「楽天会」で父と同じく看板役者だった中島楽翁さんが亡くなり、「楽天会」は解散してしまいます。

そのころに立ち上がったのが曾我廼家十郎さん率いる「曾我廼家兄弟劇」。

曾我廼家十郎さんは当時の喜劇界の大物。そのときに入院していた十郎さんを天外さんがお見舞いに行きました。

十郎さんに「脚本を書け」と天外さんに勧められ、そこから劇作家として活動をスタートさせます。

十郎さんの指導の元、いくつか脚本を作った天外さん。「志賀廼家淡海一座」に作家兼役者として参加することになりました。

松竹家庭劇を結成!

1928年、曾我廼家十吾さん、石川薫さんらと「松竹家庭劇」を結成。曾我廼家十吾さんと先ほどの十郎さんは別人です。ややこしいですね(^_^;)

曾我廼家十吾さんは、十郎さんの弟子です。

この曾我廼家十吾さんをモデルにしたのが星田英利さん演じる須賀廼家千之助。

改名前が「ほっしゃん。」さんですね。

十吾さんも天外さんと同じく脚本も書ける役者。

当時はあまりいなかった女優も引き入れ、ホームドラマのような新しいスタイルの喜劇を目指しました。

このときの浪花千栄子さんも参加しています。

そして「松竹家庭劇」結成から2年後となる1930年に浪花千栄子さんと渋谷天外さんはご結婚。

千栄子さん23歳、天外さんが24歳のときでした。

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渋谷天外の結婚

二代目渋谷天外さんと浪花千栄子さんは、いわば幼馴染です。

「松竹家庭劇」で一緒に役者をしていたころから女性関係が派手だったという天涯さん。

なんとその女性の管理を千栄子さんも手伝っていたとか(^_^;)

でもそんなふたりが結婚。

結婚後も天外の女癖は治らず、千栄子さんはとても苦労されたそうです(>_<)

「松竹家庭劇」では天外さんが主に脚本を書いていたので、脚本家の妻が良い役をやるわけにもいかず、千栄子さんはいつも損な役回り。

そして1946年、十吾さんとケンカしてしまった天外さん、松竹家庭劇をやめ、千栄子さんとともに劇団「すぃーとほーむ」を立ち上げました。

渋谷天外が松竹新喜劇を結成

ですが1948年には、五郎劇や松竹家庭劇と一緒になり「松竹新喜劇」を結成します。

この五郎劇は曾我廼家五郎さん率いる劇団で、五郎さんは以前十吾さんと一緒に劇団を結成していた人物。

ですが曾我廼家五郎さんが亡くなったので、「松竹新喜劇」には残された主要メンバーが参加しています。

「おちょやん」曾我廼家五郎さんをモデルにしたのが、板尾創路さん演じる須賀廼家万太郎。

最初は赤字続きだったという「松竹新喜劇」。ですがだんだん浪花千栄子さんの人気も出始め、活気を帯びていきます。

渋谷天外の不倫と離婚

元々女性関係が派手だった渋谷天外さん。あろうことか、妻の浪花千栄子さんの弟子でもある、若手女優の九重京子さんと不倫関係に。

さすがに千栄子さんも激怒したといいます。そりゃそうですよね~。弟子さんですもん。「スカーレット」の八郎を思い出しました。

八郎は浮気はしていませんけどね。

天外さんと京子さんの不倫現場を、目撃もしたという千栄子さん。

天外さんは家に戻らなくなり、やがて京子さんが妊娠。

ドロ沼の離婚劇となり、京子さんが二人目を出産したあと、千栄子さんはようやく離婚に応じたそうです。

渋谷天外が再婚!?

その後天外さんと京子さんは再婚します。

ですが天外さんの女癖はなおることはなかったそうです(^_^;)

天外さんと千栄子さんに子どもはなく、千栄子さんは松竹新喜劇を退団し、業界から去りました。

天外さんと京子さんには男の子がふたり生まれています。

次男の渋谷天笑さんが後を継ぎ、三代目を名乗りました。

その渋谷天笑さんが、なんと「おちょやん」に出演します。

天海天海一座の座員、須賀廼家天晴役です。

千栄子さん、雲の上でちょっと複雑でしょうか(^_^;)

そして1956年、十吾さんが退団したあと、天外さんは藤山寛美さんとコンビを組み、大人気となりました。

「おちょやん」ではまだ藤山寛美さんをモデルと下人物は発表されていません。

誰が演じるのか、とても楽しみです♪

渋谷天外の晩年

渋谷天外さんは舞台のほか、ラジオや映画などの脚本なども手が得るようになりました。

1965年、松竹新喜劇が人気となる中、天外さんは公演中に脳出血で倒れてしまいます(>_<)

一命は取り留めますが半身不随となり、その後リハビリしながら株式会社となった「松竹新喜劇」の社長に就任しました。

ところが藤山寛美さんに借金問題が。暴力団との黒い噂もあり、藤山寛美さんはクビになってしまいます。

人気が落ちてしまった松竹新喜劇。天外さんは株式会社となった松竹新喜劇を解散し、松竹の劇団として復活させ、藤山寛美さんを呼び戻しました。

こうしてまた人気が戻った松竹新喜劇。

1974年に藤山寛美さんから贈られた車いすに乗って舞台「親バカ子バカ」に立ち、これが最後の舞台となりました。

1983年、脳内出血により意識不明となり、77歳でお亡くなりになりました。

二代目渋谷天外さん、役者の子として生まれ、波乱万丈な人生を歩まれましたね。

そんな天外さんをモデルにしたのが、天海一平。

成田凌さんの演技に注目しましょう(≧∇≦)

天海一平のモデルは渋谷天外で喜劇俳優!結婚離婚の史実のまとめ

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天海一平は新朝ドラ「おちょやん」でヒロインの結婚相手となる男性です。

モデルは喜劇俳優の二代目渋谷天外さん。成田凌さんが演じます。

史実ではヒロイン竹井千代のモデル、浪花千栄子さんと結婚しますが、ふたりに子どもはできませんでした。

そして戦後ふたりは離婚してしまいます。理由は渋谷天外さんの浮気でした。

しかもその浮気相手が、千栄子さんの弟子で千栄子さんが可愛がっていた若手女優の九重京子さん。

ドロ沼の離婚劇となりましたが、京子さんが二人目を産み、千栄子さんは離婚を承諾し、業界から一度去りました。

とにかく女性関係が派手だったという(^_^;)渋谷天外さん。

「おちょやん」ではどう描かれるのかまだわかりませんが、成田凌さんの色男ぶり、見てみたいです(≧∇≦)

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