おちょやんのモデルは女優の浪花千栄子でオロナイン軟膏の看板モデル

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「おちょやん」は11月30日(月)からスタートする、大阪を舞台にした新NHKの朝ドラです。

現在放送中の「エール」は11月28日で終了。「エール」の次の朝ドラとなります。

主演でヒロインは、若手実力派女優の杉咲花(すぎさきはな)さん。

ほかにはトータス松本(とーたすまつもと)さん、宮澤エマ(みやざわえま)さん、篠原涼子(しのはらりょうこ)さんなどが出演します。

今回はこの朝ドラ「おちょやん」のヒロインのモデルについて調べてみました!

「おちょやん」モデルは上方女優の浪花千栄子(なにわちえこ)さんです♪

浪花千栄子さんとは一いったいどんな女優さんだったのでしょうか?

実はあの、有名な「オロナイン軟膏」の看板のモデルさんなんです。

目次

おちょやんのモデルは女優の浪花千栄子でオロナイン軟膏の看板モデル

おちょやんのモデルの女優の花千栄子でオロナイン軟膏の看板の人?

いきなりですが、この看板ご存じですか??

非常に有名な「オロナイン軟膏」の看板です。

昭和感が漂っていますね♪

この看板の女性が女優の浪花千栄子さんです。

特にホーロー看板は有名です。といっても若い方はご存知ないと思いますが(笑)

このオロナインの看板、ザ・昭和のおかあさんって感じですよね~(#^^#)

その昔、町のあちこちに取り付けられていたホーロー看板。

オロナイン軟膏の浪花千栄子さん起用の理由が面白かった(≧∇≦)

浪花千栄子さんの本名は、南口 キクノ(なんこう きくの)。

オロナイン軟膏・・・軟膏、効くの?・・・南口 キクノ

なんですね~!すごいシャレがきいた抜擢です。

そんな女優の浪花千栄子さんについてご紹介する前に、まずは、朝ドラ「おちょやん」のストーリーについてご紹介です。

 

「おちょやん」とは?ヒロインや女優を志す千代

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「おちょやん」のヒロインは、杉咲花さんが演じる竹井千代(たけいちよ)。

時代は明治の終わり。大阪、南河内の貧しい家に生まれた千代は、小学校にも満足に通えず、わずか9歳で芝居茶屋に奉公に出されました。

千代はそこで華やかな芝居の世界を目にし、女優を志すようになります。

やがて喜劇界のプリンスといわれる天海一平と結婚。喜劇女優として活躍していきます。

ですが戦争により道頓堀が空襲に遭い、戦後に劇団が復活しますがふたりは離婚。

その後、千代はラジオドラマで復帰し、10年も続いたドラマの母親役を演じ、大阪のお母さんと知られるようになりました。

そんな千代の生涯を描いた「おちょやん」。

タイトルの「おちょやん」とは大阪の方言で、茶屋や料亭などで働いている若い女中さんのこと。

ヒロインの千代が9歳から8年間、おちょやんとして働いていたことからタイトルとなったそうです。

では、千代のモデル、浪花千栄子とはどんな人物だったのか?詳しくご紹介していきます!

 

 

おちょやんのモデルは浪花千栄子!松竹新喜劇の看板女優

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浪花千栄子さんは、戦前から戦後にかけ、松竹新喜劇の看板女優として人気を誇った女優です(^^)

生まれ

浪花千栄子(なにわちえこ)さんは1907年11月に大阪で生まれました。明治が終わる5年前です。

本名は南口キクノ(なんこうきくの)さんといいます。

養鶏業をしていた家に生まれましたが、8歳のときに道頓堀に合った仕出し弁当屋に奉公に出されました。

家が貧しかったため小学校へもろくに通えず、字が読めなかったためその後もご苦労されたそうです。

ドラマでは芝居小屋に奉公に出されますが、実際は仕出し弁当屋だったんですね。

女優になり結婚

その後京都のカフェでとして働き始めます。

道頓堀でお芝居を見ていた千栄子さん。女優に憧れていました。

1928年にカフェの同僚の紹介で、映画プロダクションの新人募集に応募し合格。

ところがそのプロダクションは倒産してしまいます(>_<)

プロダクションの監督の推薦で、千栄子さんが18歳のとき、村田栄子一座に入りました。

ですが村田栄子一座は人気が落ちていたため、千栄子さんは「東亜キネマ」に移籍。

香住千栄子(かすみちえこ)という芸名で、女優活動をしていました。

そして1926年の映画「帰ってきた英雄」で準主役として出演。その後、看板女優として東亜キネマを支えます。

ですが業界で給与未払や人員整理などが起こり始め、千栄子さんは映画業界から遠ざかります。

1929年、大阪で新しく結成された「新潮劇」に誘われ、二代目渋谷天外さんや喜劇スター曾我廼家十吾さんが結成した「松竹家庭劇」などで活躍をするようになりました。

1930年、劇作家で俳優の二代目渋谷天外(しぶやてんがい)さんとご結婚♪喜劇劇団「松竹新喜劇」の看板女優となります。

ですが天外さんには、劇団の若い女優との間に子供ができ、ふたりは離婚。

1951年に松竹新喜劇も退団しました。

 

 

離婚後

芸能界から身を引いた千栄子さんでしたが、NHKプロデューサーが探し出し、ラジオ「アチャコ青春手帳」という番組で、花菱アチャコさんの母親役で出演。

花菱アチャコさんのたっての願いだったそうです。

花菱アチャコさんをモデルにした人物、「わろてんか」にも登場していました。

前野朋哉さんが演じた潮アサリです。

その後もふたりで出演したラジオ『お父さんはお人好し』も大ヒットとなり、この作品は映画化もされました。

「アチャコ青春手帳」は1952年から1954年まで。『お父さんはお人好し』は1954年から1965年まで、およそ10年も続いた長寿番組となります。

大阪のお母さん

「お父さんはお人好し」では花菱アチャコさんと夫婦役。千栄子さんの優しい語り口は、大阪のお母さんとして親しまれました。

ラジオドラマ以外にも、映画やテレビドラマなどにも多く出演しています。

なんと映画には200本以上の作品に出演しているとか。

木下恵介監督や小津安二郎監督、黒澤明監督などの作品にも出演。1953年の「祇園囃子」ではブルーリボン賞も受賞しました。

またテレビドラマでは「細うで繁盛記」や「太閤記」といったヒット作にも出演。

誰もが知る女優となりました。

1953年に料亭をオープン。このとき養女とともに経営を始めたそうです。詳細については不明ですが、養女がいたんですね。

1965年に自叙伝「水のように」を出版しています。

ですがある日突然、浪花千栄子さんは亡くなってしまいます。

死因は消化管出血。66歳でした。

ということで、新しく始まる朝ドラ「おちょやん」のモデル、浪花千栄子さんについてご紹介させていただきました。

ざっくりと年表にしてみました。

◆1907年 大阪南河内で養鶏を営む家に誕生
◆1915年 8歳で仕出し弁当屋に奉公に出される
◆1928年 映画プロダクションに合格するがすぐに倒産し、村田栄子一座に参加
◆1929年 新潮劇に参加。松竹家庭劇で活躍
◆1930年 二代目渋谷天外と結婚。松竹新喜劇の看板女優として支える
◆1951年 夫の浮気により離婚。業界から身を引く
◆1952年 花菱アチャコさんの依頼によりラジオドラマ「アチャコ青春手帳」に出演
◆1953年 映画「祇園囃子」でブルーリボン賞助演女優賞を受賞
◆1954年 10年続くことになるラジオドラマ「お父さんはお人好し」に花菱アチャコさんと夫婦役で出演。映画化にもなる
◆1965年 自叙伝となる「水のように」を出版
◆1970年 テレビドラマ「細うで繁盛記シリーズ」に出演
◆1973年 66歳で消化管出血により死去

ドラマはオリジナルということで、脚色されるかもしれませんが、モデルが浪花千栄子さんであると公表しているので、それほど大きく変えることなないのかな?と思います。

楽しいドラマになりそうですね(^^)

おちょやんのモデルは女優の浪花千栄子でオロナイン軟膏の看板モデルまとめ

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「おちょやん」は11月30日からスタートする新朝ドラです。

主演は杉咲花さん。おちょやんとは、小さな女中さんといった意味です。

貧しい家に生まれたヒロインの千代は、小さいときに奉公に出され、そこから女優を目指します。

モデルは上方女優の浪花千栄子さん。

千栄子さんも貧しい家に生まれ、奉公に出ています。

そんな千栄子さんが女優になり結婚。喜劇舞台で看板女優となります。

離婚をしたあとはラジオドラマで復活。花菱アチャコさんとのコンビで人気となりました。

多くの映画やドラマにも出演しましたが、1973年、66歳で消化管出血によりお亡くなりになります。

そんな浪花千栄子さんをモデルにした新朝ドラ「おちょやん」。

どんな朝ドラになるのか楽しみです♪

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