岡安のモデルは芝居茶屋の岡島?【おちょやん】

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「岡安(おかやす)」は朝ドラ「おちょやん」に出てくる芝居茶屋です。

道頓堀にあり、劇場に芝居を見にきたお客さんたちに、お茶やお弁当を届けたりします。

今回はこの朝ドラ「おちょやん」に登場するヒロイン千代の奉公先の芝居茶屋の「岡安」のモデルについて調べてみました。

「おちょやん」のヒロインは杉咲花(すぎさきはな)さん演じる竹井千代(たけいちよ)ですが、モデルはオロナイン軟膏のCMでおなじみの浪花千栄子(なにわちえこ)さん。

大阪の母と呼ばれ、親しまれた喜劇女優です。

浪花千栄子さんも8歳で奉公に出され、最初に働いたのは「浪花料理」という仕出し弁当屋。

その後映画女優になってから、住み込みで「岡島(おかじま)」という芝居茶屋で働いています。

さて「おちょやん」に出てくる「岡安」のモデルは、実在するのでしょうか。

原作の今後のネタバレも一部あるので、閲覧注意です。

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目次

岡安のモデルは芝居茶屋で奉公先?

岡安とは?千代の奉公先となる芝居茶屋

おちょやん母親役は三戸なつめ!写真の実の母役の女優は?

以下、原作のネタバレが一部あります。

「おちょやん」は喜劇女優の浪花千栄子さんをモデルにした朝ドラです。

ヒロインの竹井千代を演じるのは杉咲花さん♪

今は子役の毎田暖乃(まいだのの)ちゃんが演じています(^^)あまりにも演技がお上手で、話題となっていましたね。

千代は大阪南河内で養鶏を営む、貧しい家に生まれました。

下には弟がいますが、弟が生まれてから母親は亡くなります。

父のテルヲ(トータス松本)は大酒飲みで、家事や弟の面倒、さらには鶏の世話まで千代にまかせっきり(^_^;)

そのため千代は小学校に通うことができませんでした。

ところがある日、テルヲが栗子(宮澤エマ)という再婚相手を連れてきます。

昼間は弟の面倒をみてもらえるので、千代はやっと小学校に行けると喜んだのですが・・・。

新しい母の栗子は、朝も起きずに昼から三味線を弾いて歌を歌うという、自堕落な女性(^_^;)

家事もまったくする気配がなく、ご飯支度は相変わらず千代の仕事でした。

でも弟の面倒をみなくても良くなったので、学校には通えるようになりました。

ですが学校に行かなたった千代は文字が読めず、みんなの笑いものに・・・(T_T)

栗子も弟のヨシヲ(荒田陽向)のことは、半ば放置状態。

千代は学校に行くのを諦めてしまいます。

千代は栗子を追い出そうといろいろ画策しますが、栗子も千代とヨシヲを奉公に出そうとテルヲをそそのかします。

そんなとき、千代は栗子が妊娠していることを知り、栗子を追い出すのをあきらめました。

母親を知らないため、栗子を慕っているヨシヲを家に残すため、千代は栗子に頭を下げます。

「自分が奉公に出るので、ヨシヲは家に置いてほしい」

涙を溜めてそう頭を下げる千代、栗子も了承するしかありませんでした。

こうして千代は9歳にして奉公に出ることになります。

奉公先は道頓堀にある芝居茶屋の岡安。ここでは劇場に芝居を見に来るお客さんたちの、予約や食事などを提供していました。

そこで働いていいる女の子たちはお茶子と呼ばれ、みんな忙しそうにしています。

道頓堀ではお茶子の見習いの女の子を「おちょやん」と呼んでいて、千代もおちょやんと呼ばれるようになります。

千代は岡安の女将、岡田シズ(篠原涼子)から、ひと月でお茶子の仕事を全て覚えるという条件を出されました。

お茶子には炊事や洗濯、お使いなどたくさんの仕事があり、毎日目の回る忙しさ。

でもひと月で仕事を覚えなければ、岡安を追い出されてしまう・・・千代は必死で道頓堀を駆け回ります。

ある日道頓堀でもトップクラスの喜劇一座「天海天海一座」がやってきます。

その一座を率いる天海天海の息子で、子役をやっていた天海一平と千代は出会います。

一平は酒のみで女好きの父親を嫌っていて、千代も共感を覚えます(^_^;)テルヲと重なりますもんね~。

この一平はのちに成田凌さんが演じ、千代の結婚相手となります(#^^#)

千代が奉公に出た岡安。にぎやかで忙しそうなところですね~。

さて、この岡安のモデルは実在するのでしょうか?

 

 

岡安のモデルは芝居茶屋でなく仕出し弁当屋の浪花料理?

おちょやんは実話?実在モデルがいるノンフィクション?

「おちょやん」のヒロイン千代のモデルは浪花千栄子さんです。

オロナイン軟膏のCMで有名な浪花千栄子さんです♪

浪花千栄子さんは1907年、現在の大阪府富田林市で生まれました。

金剛山の麓で養鶏を営んでいた、南口卯太郎(なんこううたろう)の家に生まれ、弟がひとりいます。

母親は弟が生まれてまもなく亡くなり、千栄子さんは4歳から家のことと、弟の面倒もみていました。

父の卯太郎さんは行商をしていて、しばらく家を空けることもあり、その間は鶏の面倒も千栄子さんの仕事。

そのため小学校に通えたのはたったの2か月間でした。

そこに卯太郎さんの再婚相手がやってきます。

朝も起きず、昼から三味線を弾いて歌を歌っているような女性。

結局家のことは、千栄子さんがやるしかありませんでした。

ですが千栄子さんとその再婚相手は仲違いし、再婚相手から追い出すように言われた卯太郎さんは、近くに住んでいた千栄子さんの実母の母、祖母に引き取られます。

ところが間もなく弟までも祖母に預けられ、困った祖母は卯太郎さんには内緒で千栄子さんを奉公に出しました。

そのとき浪花千栄子さんはまだ8歳。奉公先は、道頓堀にあった「浪花料理」という仕出し弁当屋です。

千栄子さんは衣食住の面倒を見てもらう代わり、お給料はナシという条件。ヒドい条件ですよね~。

しかも千栄子さんはここで8年間も働いたのに、本当にお給料はもらっていなかったそうです(>_<)

浪花千栄子さんは、ここではとても辛い日々を送り、のちに「みじめだった」と語っています。

「浪花料理」の女将は、とても厳しい人物で、ごみの中の飯粒を拾って食べるように言ったり、ちょっとミスをしたりすると包丁の背で頭をたたかれたりしたとか。

もう、人としてどうよ?ってかんじですよね。

どうやら千栄子さんはその女将から嫌われていて、ひどい仕打ちをされてたとか。

千栄子さんは自殺まで考えたこともあるそうです(>_<)

まだ字が読めなかった千栄子さんは、新聞紙などで字を覚えようとしましたが、それが見つかると体罰を受けたりもしたそうです。

ここの仕事は忙しいうえに重労働で、毎日4時間くらいしか睡眠時間がないという過酷な日々。

そんな中での唯一の救いが、ときどき覗き見た華やかな舞台。 弁当箱の回収などに行くと、舞台の袖から覗き見できたそうです。

歌舞伎などいろいろな演技に魅せられ、浪花千栄子さんはだんだんセリフを覚えるようになります。

そして浪花千栄子さんが16歳になったとき。なんと父親の卯太郎さんがお金の無心にやってきます(>_<)

お給料をもらっていないと告げると、卯太郎さんは浪花料理の経営者に直談判にいき、わずかな退職金をもらい、千栄子さんは浪花料理を辞めることになりました。

さて、この「浪花料理」が「おちょやん」の「岡安」のモデルなのか?というと微妙ですね。

仕事は似ているのでしょうが、浪花料理は弁当屋です。それに女将はとても冷酷な人物だったようですね。

「岡安」の女将、岡田シズ(篠原涼子)は厳しいですが、のちに千代の母親代わりになる女性。

ちょっとモデルとは違うのではないでしょうか。

 

 

岡安のモデルは芝居茶屋の岡島?

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父親の卯太郎さんに連れ戻された千栄子さんは、酒屋や林業を営む家に奉公に出されました。

卯太郎さんは千栄子さんのお給料を、自分のものにしています。なんて父親なのでしょうか!

奉公先の林業をしていた越井家はとても優しい人物で、このままだとずっと父親に搾取されるので、逃げるようにと言ってくれました。

こうして千栄子さんは京都に逃げ、そこで女優志望の女性と知り合い、一緒に事務所のオーディションを受け合格。

映画にも出る女優になりましたが、そのころ業界では給料の未払いや人員整理なども横行され、それに憤慨した浪花千栄子さんは業界から引退します。

そしてやって来たのが、道頓堀の「浪花料理」の向かいにあった「岡島」という芝居茶屋です。

浪花千栄子さんはその岡島で住み込みで働くようになりました。

岡安と岡島・・・。この岡島こそが、モデルとなるかもしれませんね。

岡島は芝居茶屋。劇場にきたお客にお茶屋お弁当などを提供するところです。

1916年に「おちょやん」の天海一平(成田凌)の父親のモデルである、初代渋谷天外さんが急逝します。

二代目渋谷天外さんがまだ10歳のころ。

初代を贔屓にしていた岡島の主人は、二代目を預かることにしました。

二代目渋谷天外さんは、のちに浪花千栄子さんの結婚相手となる男性。

当時浪花千栄子さんは9歳くらいだったので、岡島の向かいにある浪花料理で奉公していました。

なのでふたりは幼馴染のような存在だったと思います。

その後も二代目渋谷天外さんは、この岡島に居続けたそうで、浪花千栄子さんが岡島で働くようになったときも、天外さんはそこで暮らしていたそうです。

やがてふたりは結婚することになりますが、そのときに親代わりとなったのが、岡島の主人だったといいます。

結婚後は岡島の主人が持っていた、借家に住んでいたそうです。

岡島のご主人は、とても面倒見のいい人物だったんでしょうね。

もしかしたら岡安の女将、岡田シズのモデルなのかもしれません。

ということで、「おちょやん」に出てくる「岡安」のモデルに近いのは、この「岡島」だと思います。

これから千代の夫となる、天海一平が住むようになったら、間違いないでしょう。

今後の行方に注目します!

岡安のモデルは芝居茶屋の岡島【おちょやん】のまとめ

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「岡安」とは「おちょやん」で千代が小さいときに奉公に出された芝居茶屋。

千代のモデル、浪花千栄子さんも8歳で奉公に出されますが、その奉公先は浪花料理という仕出し弁当屋でした。

厳しすぎる女将のもと、8年間我慢した千栄子さん。その後京都に出て女優となります。

ですが女優を一度引退し、道頓堀の浪花料理の向かいにある芝居茶屋「岡島」に住み込みで働くようになりました。

浪花料理も岡島も岡安のモデルとして考えられますが、芝居茶屋であることと、名前が似ていることなどから「岡島」の方がモデルに近いと思います。

それにしても8歳で奉公・・・当時は普通だったんでしょうかね?

奉公といえば「おしん」(笑)調べてみると、おしんは7歳で奉公に出ていました!

ということで、これから「おちょやん」で千代は岡安という芝居茶屋に奉公に出され、お茶子として働きます。

千代の奮闘ぶり、楽しみです♪

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