おちょやん時代背景と年齢設定!時系列もまとめ

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11月30日より新NHK朝ドラ「おちょやん」が放送開始となります。

ヒロイン竹井千代(たけいちよ)を演じるのは杉咲花(すぎさきはな)さんです。

このドラマは貧乏な家に生まれ幼少期に親に捨てられた千代が芝居の世界に出会い、「大阪のお母さん」とよばれる女優になるまでを描いた人情物語です。

朝ドラは第1週からは幼少期を子役が演じ、その後はヒロイン役がずっと演じていくので、視聴者もヒロインが今何歳なのかわからなくなってしまいます。

この記事ではNHK新朝ドラ「おちょやん」で公開されている1週目から12週目までのあらすじ、時代背景と年齢設定を時系列でまとめていきます。

多少誤差があるかと思いますが、ご了承ください。

またネタバレとなるのでご注意ください。

演じる杉咲花さんが何歳までを演じているのか注目です。

目次

おちょやん第1週の時代背景や年齢設定 9歳で家から追い出される

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大正5年(1916年)
千代(毎田暖乃)9歳

大阪南河内の貧しい家に生まれた竹井千代(毎田暖乃)は幼い頃に母親を亡くし、グータラな父テルヲ(トータス松本)の代わりに養鶏の仕事や家事、弟の面倒まで見ており学校にも行けていませんでした。

そんなテルヲがある日新しい母親と言って再婚相手の竹井栗子(宮澤エマ)を連れてきます。

母親ができたことで学校に行けると千代は喜びますが、栗子はテルヲ以上の怠け者で家事を一切しません。

ほどなくして千代はまた学校に行けなくなります。

その上栗子は何度も家出をしてテルヲがなだめすかして連れて帰るという繰り返し。

やがて子ども達を疎ましく思った栗子はテルヲに2人を奉公に出すようにテルヲに言います。

弟を追い出すのはやめてほしいと思った千代は涙ながらにお願いし、千代だけが奉公に出ると言います。

こうして千代は9歳にして道頓堀に女中奉公に出ていくことになります。

 

 

おちょやん第2週の時代背景や年齢設定 道頓堀へ女中奉公に

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大正5年(1916年)
千代(毎田暖乃)9歳

千代は道頓堀の芝居茶屋「岡安」に奉公に行くことになり、見習いの「おちょやん」として働くことになります。

ある時千代は同じ年頃の男の子「天海一座」の座長の息子天海一平(中須翔真)に出会います。

初めて芝居小屋を覗いた千代は、舞台でヒロインを演じていた女優高城百合子(井川遥)の姿を見て芝居の世界に魅了され、劇場の支配人の熊田(西川忠志)に台本をもらったことで字の勉強を始めます。

千代と一平はお互いに酒飲みで女好きな父親が嫌いという共通点で意気投合していましたが、ある日突然一平の父で劇団一座の座長天海天海(茂山宗彦)が亡くなってしまい、一平を後継ぎにという声がでます。

天海が本当は一平のことを気遣っていたことを知っていた千代は一平にそのことを伝え、一平は涙します。

千代もまた岡安の女将岡田シズ(篠原涼子)にこれまでの境遇を話して、やっと岡安のおちょやんとして認められていくことになります。

 

 

おちょやん第3週の時代背景や年齢設定 憧れの百合子と再会 

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大正12年(1923年)
千代(杉咲花)17歳

千代は下働きを卒業し、岡安でお茶子として働いて3年が経っていました。

千代はすっかり芝居が好きになっており、暇を見つけては舞台をのぞき見しにいっていました。

そんな中千代はシズに呼び出されて「18歳になったらその先はどうしたいのか後悔しないように考えるように」と言われます。

自分のやりたいことは何なのか考えるようになった千代は、9歳の時に劇場で魅了された女優高木百合子と再会します。

ひょんなことから百合子をかくまうことになった千代は、百合子を初めてみた時の舞台の台本を見せ、台本を読むために勉強したと百合子に伝えます。

その後百合子が台本を読み上げると、その演技に千代や他のお茶子も見入ってしまいました。

そしてその夜百合子は千代に「そんなにお芝居が好きなら自分でやってみれば」と言いました。

 

 

 

おちょやん第4週の時代背景や年齢設定 父親の迎え 

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大正13年(1924年)
千代(杉咲花)18歳

ある日父親のテルヲが突然千代迎えにきて「借金は片付いたから親子一緒に暮らそう。」と言ってきました。

千代は父親を冷たく追い払うも、心の底では迎えにきてくれたことを嬉しく思っていました。

一方道頓堀には2年ぶりに天海一座がやってきて、17歳になった一平(成田凌)と再会します。

千代は一平に本当は喜んでいると心のうちを当てられます。

その後父親に本当は弟の具合が悪いと告げられた千代は帰ろうと決心しますが、実はテルヲの言っていることは全て嘘で、自身が作った借金の代わりに千代を身売りする計画をたてていました。

それを知った千代はテルヲに二度と現れるなと言いますが、次の日からテルヲの借金取りが岡安に押し掛けて嫌がらせをするようになります。

客のキャンセルも続いた為、千代はテルヲの望み通りにするとシズに伝えます。

そして千代が去ることになっていた天海一座の千秋楽の日、一平は代役で主役を務めることになり、千代もなりゆきで舞台に立ち、さんざんな演技ながら客からは多いにウケることに。

その日の夕方テルヲと借金とりが千代を引き取りにきますが、岡安のお茶子やシズの手引きで千代は逃げ出すことに成功します。

岡安の心配をする千代にシズはこれからは自分の為に生きるようにと言って送り出しました。

 

 

おちょやん第5週の時代背景や年齢設定 山村千鳥一座へ

おちょやん千代の子役は毎田暖乃!幼少期役の年齢や出演作品は?

大正13年(1924年)
千代(杉咲花)18歳

岡安を離れ京都へ向かった千代は、カフェー「キネマ」の女給として住み込みで働くことになります。

ある時客としてきた男にスカウトされついていくも、それが詐欺だったことがわかりました。

これからは女給として頑張るという千代ですが、女優志望の女給宇野真理(吉川愛)と若崎洋子(阿部純子)がある時2人が撮影所の試験に合格したことで悔しさを感じ、自分も女優になると宣言します。

千代は撮影所の試験を受けようとしますがなかなかうまくいかず、真理に「山村千鳥一座」の試験を紹介され、やっと採用試験を受けられました。

千代の試験の演技はひどいものでしたが、やめた座員の穴埋めで採用されます。

しかし劇団を率いる山村千鳥(若村麻由美)は、自分の世話係として千代をこき使うだけで全く稽古をつけてくれません。

ある時千代は不満を爆発させ、千鳥の元を去ります。

しかしその後劇団の薮内清子(映美くらら)から千鳥の過去を聞きます。

千鳥の芝居に対する情熱を知ったことから、千代は千鳥は頭を下げて山村千鳥一座に戻ることになりました。

 

 

おちょやん第6~7週の時代背景や年齢設定 千代の初恋

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大正14年(1925年)
千代(杉咲花)19歳

千鳥の元に戻った千代ですが、なかなか稽古をつけてもらえない日々が続きました。

そんな中清子が発案した舞台「正チャンの冒険」が上演されることになり、千代は「ネズミ三」の役をもらいます。

緊張して一言のセリフも言えない千代ですが、実は台本の全てを覚えており皆を驚かせます。

そして本番を翌日に控えた日、主演の清子が足をくじいて舞台に出られなくなり、代役をセリフを覚えている千代に頼みます。

セリフは覚えているものの基本の腹式呼吸ができていない千代の声は全く通りません。

1人で稽古を続けていた千代の元に千鳥がやってきて、基本の発声を叩き込みます。

この発生練習のおかげで、「正チャンの冒険」は大成功、千代は新聞にも取り上げられることに。

そのころ千鳥は一座を解散する決意をしており、座員たちには次の居場所を紹介しており、千代は高城百合子が看板女優を務める「鶴亀撮影所」の紹介状を書いてもらいます。

千代は無事に採用となりますが、他の女優の嫌がらせを受け、さらには役も回ってこなくなります。

そんな千代を助監督の小暮真治(若葉竜也)は励まし、百合子のように実力で認めさせるしかないと言います。

そしてやっと役をもらえた千代ですが、恋心を知らない千代は恋する女性を演じられず役を下ろされてしまいます。

千代は恋心を知る為に小暮に仮の恋人役を頼み、一緒に出掛けたことで千代は小暮への恋心に気づきます。

一方一平は天海天海一座解散後、撮影所の脚本部に来ており千代と再会を果たします。

その後千代は百合子と再会し、百合子は千代と岡安で出会っていたことを思い出します。

しかしほどなくして百合子は芝居相手の男性と駆け落ちし、そのことがきっかけで千代は小暮の百合子への恋心を知ります。

千代は百合子が主演するはずだった「太陽の女カルメン」に出演することになりますが、うまく演じられず監督に怒鳴られます。

女性の切なさをうまく演じられない千代ですが、小暮の百合子への想い自分が恋をした想いなどを巡らせ芝居に取り入れたところ初めて監督に褒められます。

こうして初めて千代は名前のある役で活動写真に出ることができました。

 

 

 

おちょやん第8週の時代背景や年齢設定 プロポーズを断り再び女優の道と向き合う

おちょやん結婚相手役キャストは誰?モデルの史実も

昭和3年(1928年)
千代(杉咲花)22歳

千代は中堅女優となり、小暮は助監督として監督を目指し、一平は撮影所を去っていました。

ある時父テルヲがまた千代の金を当てに訪ねてきて、千代を主役にするために勝手に売り込んだり撮影所で口を出したりと余計なことばかりをしてきます。

仲間の女優が解雇され千代もいよいよあぶない身となりますが、自分のお芝居がダメで向上できないことが嫌になりだんだんお芝居を楽しいと思えなくなっていました。

そんな中借金取りが訪ねてきて、千代がカフェーキネマに戻るとテルヲが千代の通帳と印鑑を持っていくところで、千代はテルヲに有り金を投げつけて縁を切りました。

千代はもう女優をやめるつもりでしたが、そこに仕事をやめて実家に帰るという小暮が結婚して東京に来てほしいとプロポーズをしてきます。

千代は返事をできずにいましたが、次の日3年ぶりに現れた一平と再会し、やはり役者をやりたいと思いなおし小暮のプロポーズを断ります。

そして千代は新しい劇団に参加する為に道頓堀に向かいます。

 

 

おちょやん第9週~11週の時代背景や年齢設定c 鶴亀家庭劇誕生

竹井千代のモデルは浪花千栄子で喜劇女優で波乱万丈な史実まとめ

昭和3年(1928年)
千代(杉咲花)22歳

千代は4年ぶりに道頓堀に帰ってきて、岡安を訪ね、シズに4年前に迷惑をかけたことを詫び、女優としてたくさん稼げるようになったらお金を返しますと言いました。

その夜、稽古場に集まり新しい劇団の団員と顔をあわせると、劇団の座長は一平でした。

天海天海一座で座長とともに一座を引っ張っていた須賀廼家千之助(星田英利)が座長になると思っていた団員はやめるとまで言い出します。

焦った千代は千之助を訪ね劇団に入ってもらうように頼みますが、千之助は自分を笑わせたら劇団に入るという難題を突き付けます。

千代や他の劇団員が千之助を笑わせようとするも全く千之助は笑わず音を上げようとしますが、一平が千之助のもとを訪ね日本一の喜劇一座にしたいので劇団に入ってほしいと頭を下げます。

そして偶然にも一平は千之助を笑わせることができ、千之助も加わり喜劇一座「鶴亀家庭劇」が誕生しました。

しかし練習初日、千之助は一平の台本を全然面白くないと言い、自分の書いた作品を旗揚げ公演で上演すると決め、配役も決めてしまいました。

そして初興行初日を迎え、芝居は順調に進みます。

しかしあまり笑っていない客をみた千之助は舞台上でアドリブを連発し暴れまわり周囲を巻き込んでお客さんの笑いをとっていきました。

結果お客さんを爆笑させることはできたものの、好き勝手演じた千之助に他の団員は不満をぶつけ、千之助も台本がないと芝居ができないのは五流だと反論します。

対立した両者は千之助と千代たちどちらがお客さんをより笑わせるか対決を始め、お客さんに投票で決めてもらうことにしました。

その後も千代たちは千之助に太刀打ちできませんでしたが、自分の役と向き合うようにした結果千秋楽の日は千之助の芝居に皆が食らいついていくことができました。

終演後、投票箱には千之助以外の役者の名前もたくさん入っており千之助はやっと他の役者を認めるようになりました。

そして鶴亀家庭劇は次の公演をうつことになり、一平は千之助に自分の書いた作品を次の上映作にしたいと言い了承されます。

一方岡安では一人娘の岡田みつえ(東野絢香)に縁談の話が持ち上がっており、みつえの母シズも乗り気でした。

しかしみつえはかつての岡安のライバル店福富の一人息子富川福助(井上拓哉)と相思相愛の間柄でした。

シズと福富の女将富川菊(いしのようこ)は犬猿の仲で、シズは2人の結婚を許すはずもなく、千代はみつえからシズを説得するように頼まれます。

千代は一芝居打とうとしますが失敗に終わりさらにシズを怒らすことになり、千代は直接シズに頼みますが、みつえが苦労するだけだからと許しをえることはできませんでした。

そして鶴亀家庭劇の2回目の公演の日、みつえは福助と駆け落ちしようとします。

千代は上映した演劇で描かれた「母親の無償の愛」を感じた千代はハッとして、駆け落ちしようとしているみつえを止めにいきます。

何度も許してもらえるように言い続ければ母親だからわかってくれると千代はみつえに言いました。

そしてみつえはシズに謝罪し、結婚の許しを請います。

シズはついに2人の結婚を許し、菊に嫁にやってほしいと頭を下げたことでみつえと福助は無事に祝言を挙げることができました。

 

 

おちょやん第12週の時代背景や年齢設定 弟ヨシヲとの再会

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昭和4年(1929年)
千代(杉咲花)23歳

次の公演で千代は一平と2人芝居をすることになりました。

2人は恋人役を演じることになり、千代は好きな人の為に死ぬという気持ちはわからないが、弟のヨシヲの為なら死ねるという気持ちはあるので、そのような気持ちで演じると一平に話しました。

そして初日を終えた夜、千代と一平の前に弟のヨシヲが現れます。

すっかり大人になったヨシヲとの再会に千代は喜び、ヨシヲは神戸で土地や建物を扱う会社の社長の元で働いており幸せだと聞きます。

翌日ヨシヲは千代の芝居を見にくる予定でしたが、公演を続けるならえびす座を燃やすと脅迫電話がかけられたことで公演は中止となりました。

その脅迫電話の犯人はヨシヲで、ヨシヲはやくざと鶴亀をつぶそうとしており、千代の前に現れたのも内情を探る為でした。

真実を知りヨシヲに対して怒る千代ですが、ヨシヲは自分を捨てて出ていったと思っていた千代に姉としての情はもうありませんでした。

千代はお金なら自分が用意して贅沢な生活をさせるから悪い連中と手をきるように言いますが、ヨシヲは聞き入れません。

千代に正体がバレたヨシヲは芝居小屋に火をつけて逃げようとしますが、火をつけようとするヨシヲを間一髪のところで千代と一平が止めにきます。

千代たちはヨシヲの仲間はもうこの計画から手をひいておりヨシヲを捨てて逃げた、そんな人たちは仲間ではないと言います。

しかし行く宛のなかった自分を拾ってくれた人たちを悪く言うなとヨシヲは言い、自分にはあの人たちしかいないと言います。

千代はどんな時もヨシヲを思い出して乗り越え、会えなくてもヨシヲはずっと励ましてくれたと想いを伝えます。

立ち去ろうとするヨシヲに、千代は母の形見のガラス玉を渡しいつか返しにくるように言います。

こうして千代はまた一人になってしまいました。

おちょやん時代背景と年齢設定!時系列もまとめ

天海天海一座のモデルは楽天会?2代目渋谷天外が座長の息子?

新NHK朝ドラ「おちょやん」の第1週~第12週のあらすじと年齢設定をまとめました。

第2週までは子役の毎田暖乃ちゃんが演じ、第3週からは17歳の千代を杉咲花さんが演じます。

幼少期に苦労をし、20代前半にしてすでに波乱万丈な人生を歩んでいる千代。

家族には辛い目にあわされますが、出会う人々は皆人情味のある素敵な人ばかりです。

ここから千代がどのようにして女優の地位を確立していくのか楽しみですね。

千代と一平の今後の関係性にも注目です。

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