竹井栗子のモデルは浪花千栄子の継母で実在?グータラ嫁だった?

  • URLをコピーしました!
#ad #PR #スポンサー

NHK朝ドラ「エール」が終了しましたね。

コロナ禍で大変な中最後まで無事放送され、視聴者に元気と勇気をくれた素晴らしい作品でした。

中には「エールロス」になったいる人もいるかもしれませんが、11月30日からは新ドラマ「おちょやん」が放送され、こちらもかなり面白そうな内容のドラマになっています。

ヒロイン竹井千代(たけいちよ)を演じるのは杉咲花(すぎさきはな)さんで、貧しい家に生まれた千代が上方女優を目指していく姿を描いた作品で、実在の喜劇女優浪花千栄子(なにわちえこ)さんがモデルとなっています。

貧乏な家に生まれた千代ですが、父親が再婚したことで千代はさらに苦労の多い幼少期を過ごすことになります。

千代の父親が再婚し継母になるのは宮澤エマ(みやざわえま)さん演じる竹井栗(たけいくりこ)です。

この竹井栗子にはモデルがいるのでしょうか?

浪花千栄子さんにも継母が実在したのでしょうか?

の記事では「おちょやん」で千代の継母となる竹井栗子が実在するのか、史実ではどうだったのかを調べまみました。

目次

竹井栗子のモデルは浪花千栄子の継母で実在?

おちょやん弟のよしお役の子役は荒田陽向!年齢や出演作品は?

継母の竹井栗子とは?

千代の継母の竹井栗子を演じるのは宮澤エマさんです。

父、テルヲが連れてきた、千代の新しい母親。
料理屋の仲居をしていた栗子をテルヲが口説き落としたらしい。
美人で粋な女性だが、テルヲ以上に朝寝坊で、家事もしない。
千代とは次第に対立していく。

引用元:公式サイト

17歳からの千代は杉咲花さんが演じますが、幼少期の千代は毎田暖乃(まいだのの)ちゃんが演じるます。

千代は大阪南河内の貧しい家に生まれています。

幼い頃に母親を亡くし、父親と弟と3人で暮らしていました。

父親の竹井テルヲ(たけいてるを)を演じるのはトータス松本(とーたすまつもと)さんです。

テルヲは養鶏で生計を立てていましたが、お酒を女が好きでロクに仕事をしなかった為、千代が学校に行かず家事と鶏の世話や弟の面倒を見ていました。

もうこの時点で父親がダメ親ですよね。

そんな中テルヲが再婚し、継母となる新しい母親栗子を連れてきます。

栗子は料理屋で仲居をしていた美しい女性で、テルヲが口説き落として結婚したのです。

千代は母親が来たことで、学校に通えると喜びます。

しかし千代の期待とは裏腹に、栗子はかなりのグータラ嫁で、起きるのはテルヲよりも遅く家事も全くしません。

千代はそんな栗子にだんだん怒りを覚えますが、千代が弟の為に学校から持って帰ってきたおはぎを栗子が横取りしたことがきっかけで、2人は対立していきます。

そんな中栗子がある時家出をします。

テルヲは慌てて栗子を探しにいき、栗子を引き留める為飼っていた立派な鶏を売りに出してお金を工面しようとします。

テルヲは栗子と結婚する時に贅沢をさせると約束しており、栗子の言いなりになっていたのです。

千代は栗子を追い出そうと計画をたてますが、栗子がテルヲとの子どもを妊娠したと言ってきた為、その計画も白紙となってしまいます。

一方、栗子も子ども2人を疎ましく思っており、テルヲに2人を奉公に出すようにけしかけます。

ヨシヲを守る為に千代は栗子に涙ながらに頭を下げ、自分が奉公に出るので弟は置いてほしいと頼みます。

栗子は渋々了承し、千代だけが道頓堀に女中奉公に出ることになります。

なんともヒドい女性ですね。

これは視聴者からもかなり反感を買いそうです。

果たしてこれは実話なのでしょうか?

史実がどうなっているのか見ていきましょう。

竹井栗子のモデルは浪花千栄子の継母で実在!

「おちょやん」の主人公竹井千代のモデルは実在の喜劇女優浪花千栄子さんです。

大阪のお母さん」と親しまれ、オロナインのイメージキャラクターとしても有名です。

この浪花千栄子さんも幼少期に母親を亡くしています。

そしてドラマ同様父親が再婚したことで継母の存在がありました。

ということは、「おちょやん」の栗子のようにグータラ嫁で、ひどい継母だったのでしょうか?

 

竹井栗子のモデルは浪花千栄子の継母?グータラ嫁だった?

おちょやんのモデルは女優の浪花千栄子でオロナイン軟膏の看板モデル

それでは竹井栗子のモデルとなった浪花千栄子さんの継母について紹介していきます。

父の再婚と学校

浪花千栄子さんも千代同様南河内の貧しい養鶏農家に生まれています。

弟を生んでから母親は体調を崩し、浪花千栄子さんが5歳の時に実母は亡くなっています。

それから浪花千栄子さんも学校に通えなくなり、弟の面倒をみながら家事や養鶏の仕事の手伝いなどをやっていたそうです。

父親は躾として千栄子を随分殴っていたそうで、ほったらかしにして飲みにいくこともしょっちゅうでした。

そして浪花千栄子さんがが8歳の時に飲み屋の仲居をしていた女性と再婚し、継母ができました。

継母となった女性の名前などは不明です。

この女性も栗子のように朝がきても起きず、家事もしません。

仕方なく浪花千栄子さんが家事をしますが、昼間は弟の面倒を見てくれるため学校に通えるようになりました。

しかし継母は弁当も作ってくれず、学費も払ってくれません。

本当に家のことを何もせず三味線遊びばかりしていて、継母と浪花千栄子さんの関係は徐々に悪化していき「悪妻の見本のような人」と軽蔑していたそうです。

学費を払ってもらえないため、学校から催促されることが多くなり浪花千栄子さんは結局再婚から2か月で学校をやめてしまいます。

継母の家出

浪花千栄子さんの継母は何度か家出をしていました。

そのたびに父親が連れ戻していましたが、何度目かの家出の時に「弟はいいが、あの娘はイヤ。」と言い、父親に浪花千栄子さんを追い出すように言います。

しっかり者の浪花千栄子さんを毛嫌いし一緒に暮らすのを嫌がった継母は、家出を繰り返したあげく自分をとるか娘をとるか父親に迫ったのです。

血の繋がったいる親なら「そんなことはできない」と言いますよね?

しかし父親はなんとその条件をのみ、浪花千栄子さんは家を追い出される形で祖父母の家に預けられてしまったのです。

もう父親も継母もひどすぎます…。

やはり竹井栗子のモデル?継母から追い出され祖母の家に預けられ奉公に

浪花千栄子さんは近所の母方の祖母の家に預けられます。

しかし結局弟も祖母宅に預けられることになりました。

祖母も2人の子供を抱えることになって大変だったのか、結局9歳の時に道頓堀の仕出し屋に女中奉公に出されてしまいます。

それから17歳まで浪花千栄子さんはかなり苦しい労働条件の中働かされたそうです。

竹井栗子のモデルとなった継母は実在し、「おちょやん」ではかなり史実を元にして描かれているようです。

継母も父親も今でいう毒親ですね。

今だったら児童相談所に通報されるレベルですが、当時はそんな風に子どもを使う家庭も多かったのかもしれません。

それにしても子どもに対して愛情を全く感じない父親と継母には視聴者からもかなり厳しい声が上がりそうです。

それではそんな難役竹井栗子を演じる宮澤エマさんはどのような女優さんなのでしょうか?

次に竹井栗子役の宮澤エマさんについて紹介していきます。

 

 

竹井栗子役の宮澤エマのプロフィールは?

おちょやん子役キャスト一覧!幼少期と画像比較も

生年月日 11月23日
血液型 O型
趣味 ミュージカル鑑賞
特技 英語、ピアノ
学歴 カリフォルニア オクシデンタル大学卒業

引用元:公式サイト

宮澤エマさんは現在32歳の女優です。

宮澤エマさんは日本人の母親とアメリカ人の父親の間に生まれたハーフです。

母親の父である祖父はなんと第78代内閣総理大臣の宮澤喜一(みやざわきいち)元総理で、もともとは孫タレとして活動をしていました。

幼い頃から歌や芝居に興味があった宮澤エマさんはボイトレなどをして歌手を目指していたそうです。

中学高校はインターナショナルスクールに通っており、大学はアメリカに進学し、その頃は芝居からは距離を置いていました。

しかし大学卒業後、夢を諦めきれず帰国し、23歳で芸能界デビューしました。

デビュー時は「元総理の孫」という肩書で、二世俳優たちと一緒にバラエティ番組で孫タレとして活躍していました。

しかしその肩書だけでは生き残れないと思っていた頃、宮澤エマさんの歌う映像を見た演出家の宮本亜門(みやもとあもん)さんからミュージカルのオーディションを受けないかと声を掛けられます。

最初に受けたオーディションは役柄にあわなかった為落選しますが、その後ミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング〜それでも僕らは前へ進む〜」のメアリー役に抜擢され、2013年にミュージカル女優デビューを果たします。

その後も様々な舞台に出演し、その美貌と歌声で人気ミュージカル女優の地位を確立していきます。

女優以外にもコメンテーターやMC、最近ではヤクルトのCMにも出演しているので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

ミュージカル女優としてのイメージが強い宮澤エマさんですが、実際にドラマや映画などの映像の作品にはこれまであまり出演していません。

ドラマデビューは2018年放送の「いつかこの雨がやむ日まで」です。

このドラマではミュージカル女優天竺芽衣(てんじくめい)を演じました。

2019年には「記憶にございません!」でスクリーンデビューを飾りました。

アメリカ大統領の有能な通訳ジェット・和田を演じました。

2022年には三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演が決まっています。

主人公の妹阿波局(あわのつぼね)を演じます。

今後はドラマや映画への出演も増えそうですね。

「おちょやん」では千代を追い出す継母栗子を演じます。

かなり嫌われ者の役になりそうですが、そんな役は演じるのも難しいと思います。

宮澤エマさんの熱演に注目です。

竹井栗子のモデルは浪花千栄子の継母で実在?グータラ嫁だった?まとめ

天海天海一座のモデルは楽天会?2代目渋谷天外が座長の息子?

おちょやん」で千代の継母となる栗子は、千代を追い出す形で女中奉公に出すかなりイヤな女です。

千代のモデルとなる浪花千栄子さんにも継母が実在し、同じように浪花千栄子さんを家から追い出していました。

こんなイヤな女が実在したことにびっくりです。

「おちょやん」では史実をかなり参考にして描かれているようです。

栗子のせいでかなり過酷な幼少期をすごすことになる千代ですが、幼少期を強く生きる主人公に視聴者は胸を打たれ応援したくなるのではないでしょうか。

千代を演じる子役の毎田暖乃ちゃんや、栗子を演じる宮澤エマさんの演技に期待です。

NHK朝ドラ「おちょやん」は11月30日放送開始です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次