なつぞらアルプスの少女ハイジが大草原の少女ソラのモデル?

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NHK連続テレビ小説朝ドラ「なつぞら【夏空】」では、ヒロインなつ(広瀬すず)が主人公ソラのキャラクターデザインに奮闘中です。

 

 
 
 
 
 
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下山(川島明)が十勝でスケッチした、娘の優(増田光桜)やおじいちゃんの泰樹(草刈正雄)を見て、なつは何か閃いたようですね(^^)

朝ドラ「なつぞら【夏空】で」どんなキャラクターが出来上がるのか楽しみですが、今回はこれからマコプロで制作される「大草原の少女ソラ」のモデルについて考察してみました。

タイトルからは「草原の少女ローラ」が近いと思われますが、もうひとつ「アルプスの少女ハイジ」もモデルとされているようです。

さて、どうして「アルプスの少女ハイジ」がモデルといわれているのでしょうか?

 

 

目次

なつぞらのマコプロで制作される大草原の少女ソラってなに?

ミルコスまんが広場はカルピスまんが劇場がモデルで元ネタ?【なつぞら】

マコプロでこれから制作される「大草原の少女ソラ」は、名作「大草原の小さな家」をモデルとして坂場(中川大志)が企画したテレビアニメです。

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この「大草原の小さな家」は、アメリカ西部の開拓時代のお話ですが、坂場は北海道の開拓者一家を描こうと考えていました。

詳しいディテールについて、坂場はこんな説明をしています。

 

 
 
 
 
 
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主人公はソラという開拓者の家で育つ女の子
時代は大正から昭和
場所は北海道。でもどこにいても開拓精神が感じられるものにする
リアリティのあるものに仕上げたい

坂場が参考にした「大草原の小さな家」はローラ・インガルス・ワイルダーさんの半自叙伝的なお話で、まだ少女だったローラの目線で綴られています。

ローラさんは1867年生まれなので、時代はかなり昔ということになりますね。「大草原の少女ソラ」の時代背景は大正から昭和ということなので、1930年前後となると思います。

坂場はこの企画をなつと一緒に制作したいと考えていましたが、なつはそのとき東洋動画でまだ作画監督をしていました。

でもなつが優を連れて北海道に里帰りしたとき、亡くなった天陽(吉沢亮)がデザインした雪月の包装紙に感涙。

 

 
 
 
 
 
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さらに優に聞かせた「大草原の小さな家」に優は大興奮。なつが何となく描いた「大草原の小さな家」のキャラクターを見て、これが見たいと言い出しました。

こうしてなつは東洋動画を辞め、マコプロに移籍して坂場たちと一緒に「大草原の少女ソラ」を作ることを決意。

一番裏切りたくないと思っていた仲(井浦新)からも、「アニメーターは会社よりも作品を選ぶべきだ」と背中を押してもらい、なつはマコプロに移籍しました。

 

 
 
 
 
 
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こうしてマコプロはロケハンとして十勝を訪れ、スケッチやインタビューをするなどして、それぞれの感性にしみ込ませていきました。

神地(染谷将太)が食いついていた(笑)十勝の大洪水。実際に十勝では1898年(明治31年)9月に大雨により十勝川をはじめとする中小河川がすべて氾濫するということがありました。

このときは開拓者が入植して間もないころ。21人の死者と90頭の馬が溺死してしまいました(>_<)

倒壊家屋は500戸を超えたそうで、全壊は128戸。河川近くの家はほとんど倒壊したのではないでしょうか(T_T)

すさまじい泥流の中、貴重な馬を開拓者たちは死守したそうです。

恐らくこの洪水がモデルとなっていると思いますが、このこともアニメで描かれることでしょう。

主人公のソラは、純和風の名前でありながら、洋風でも和風でも親しみやすい名前となりました。

さて、それでは「大草原の少女ソラ」のモデルについて、ツイッターではどのような反応なのでしょうか?

大草原の少女ソラのモデルについてツイッターの反応は?

 

 

まずはやっぱり「草原の少女ローラ」でしょ!というツイート。このアニメは実際に「大草原の小さな家」をモデルにしていますからね(^^)

「アルプスの少女ハイジ」を推す派は事情通?(笑)

 

いやいや、ローラとハイジ両方でしょ!なツイート。

なつぞらで大草原の小さな家のアニメ化は実話で実在?

ツイートを見ていると、ハイジ説の方が多かったように思います。というか、かなり確信をもってハイジだと信じているようです(笑)

なつが描いたソラは緑の洋服を着ていましたが、、背景の緑と被ってしまう、というセリフでハイジを思い出した視聴者も多かったようですね。

確かにハイジは赤い服のイメージですもんね!

もうツイッターでみなさんバラしちゃってますが(^_^;)、改めて「大草原の少女ソラ」のモデルが「アルプスの少女ハイジ」だといわれることについて検証してみました。

大草原の少女ソラのモデルはアルプスの少女ハイジ?草原の少女ローラ?

雪月の包装紙のモデルは実在?なつぞら天陽の牛と1人の少女

まずは同じ「大草原の小さな家」をモデルにした「草原の少女ローラ」ですが、ハイジ説よりも賛成派が少ないのはなぜかというと、マコプロの制作チームのモデルが参加してないからです。

実は「草原の少女ローラ」の作画監督とキャラクターデザインは仲(井浦新)のモデルである森康二さんなんです。

森康二さんも東映動画から日本アニメーションに移籍してたんですね。

「草原の少女ローラ」と「アルプスの少女ハイジ」を独自の視点で比較してみました。

【アルプスの少女ハイジ】

1974年1月6日~12月29日全52話

フジテレビ系毎週日曜日夜7時半~8時

制作はズイヨー映像

作画監督とキャラクターデザインは小田部羊一さん(奥山玲子さんのご主人)。

場面設定と画面構成は宮崎駿さん(神地のモデル)

演出は高畑勲さん(坂場のモデル)

【草原の少女ローラ】

1975年10月7日~1976年3月30日全26話

TBS系毎週火曜日夜7時~7時半

制作は日本アニメーション(ズイヨー映像から独立?)

キャラクターデザインと作画監督は森康二さん。他にマコプロや東洋動画に登場するモデルは見当たりませんでした。

そして放送枠の冠ですが、マコプロの「大草原の少女ソラ」は「ミルコスまんが広場」ですが、「アルプスの少女ハイジ」は「カルピスまんが劇場」。

「草原の少女ローラ」に冠はありません。

放送日はマコプロでは日曜のゴールデンタイムに放送される、ということですが、日曜日に放送されたのも「アルプスの少女ハイジ」でした。

スタッフの名前を見ても、ハイジのほうが明らかに多いです。

さらに!ドラマでは十勝にロケハンに行きましたが、ハイジを制作するために実際に小田部羊一さん、宮崎駿さん、高畑勲さんはスイスに行ってました。

ただ、なつのモデルである奥山玲子さんが日本アニメーションに移籍したのは「草原の少女ローラ」の制作が終わるころだと思われます。当然「アルプスの少女ハイジ」にもかかわっていません。

小田部羊一さんのお話だと、病気の息子さんもいて仕事も忙しかった奥山玲子さんは、スイスにロケハンに行くことにも、ハイジにも全く興味を示さなかったとか(^_^;)

なのでもしかしたら、なつのモデルは奥山玲子さんとご主人の小田部羊一さんなのかもしれませんね。

ということで、「草原の少女ローラ」より「アルプスの少女ハイジ」のほうが、よりモデルに近いのではと思われる理由についてまとめさせていただきました(^^)

まとめ

大草原の少女ソラはアルプスの少女ハイジがモデル?なつぞらのアニメの元ネタは?

下山のスケッチに描かれていた優がたんぽぽの綿毛を吹き飛ばすシーン。誰が見てもオープニングの映像でしたよね!

あのオープニング映像は、最初から「ハイジ?」なんて言われていたので、やはり「大草原の少女ソラ」から「アルプスの少女ハイジ」を連想した方が多かったのかもしれませんね。

でもそれだけ「アルプスの少女ハイジ」がみなさんの心に残っているということでしょう。

実は最近録画しておいたハイジを全話見たのですが、本当に面白くてこんなおばさんになっても(^_^;)、ワクワクしながら見てました(笑)

小田部羊一さんは「みんながそれぞれの持ち場を一生懸命がんばったからできた」と語っておられました。

きっと「なつぞら」で描かれる「草原の少女ソラ」もそんな作品になることでしょうね。

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