手紙ドラマネタバレ感想!亀梨和也の演技が上手いし泣ける

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12月19日(水)にテレビ東京系にてドラマスペシャル東野圭吾さん原作の「手紙」が放送されました。

主演は亀梨和也(かめなしかずや)さんで、犯罪加害者家族の苦しみの姿を熱演!

実はこのドラマ過去に映画化もされており、映画のラストはかなり感動するシーンでした(/ω\)

果たしてドラマ版も感動の結末だったのでしょうか?

今回は東野圭吾 「手紙」のドラマスペシャルのあらすじネタバレを結末まで、そして感想をまとめてみました。

 

 

目次

東野圭吾原作「手紙」のあらすじは?

手紙ドラマ版ネタバレ!原作キャスト脚本家まとめ【亀梨和也主演】

「これがあなたへ送る最後の手紙です」13年間届き続ける兄の手紙の謎…坂本九の名曲に隠された涙の“秘密”とは!?
「本当に俺はバカな兄貴だよ」武島直貴(亀梨和也)の兄・剛志(佐藤隆太)は、直貴を大学に入れてやりたい一心から、盗みに入った家で思いもかけず人を殺めてしまい、強盗殺人の罪で逮捕。
懲役20年の判決が下された。
それ以来、獄中から月に一度、直貴のもとへ手紙を送り続けている。
働きながら定時制高校へ通う直貴は「順調だから心配いらない」と兄へ手紙で報告するが、現実はアルバイトを次々と変え、住む場所も転々とせざるを得なかった。
SNS社会の現代。
進学、恋愛、就職…掴もうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく。
次第に直貴は剛志からの手紙を無視するようになり、やがて兄弟にとって大きな選択をすることになる。
差別はあって当然ーー犯罪加害者の弟という運命を背負いながら、周囲の人々と関わり合い懸命に生きていく直貴が見つけた絆とは…?

引用元:https://tv.so-net.ne.jp/ichioshi/?id=0#contRecommend1001

原作小説「手紙」は2003年に発行され、それから15年・・・

SNS社会の現代に置き換えたストーリー展開で進められそうな気がします。

犯罪者の弟として苦しみ続ける直貴を演じる亀梨和也さんが、ラストで見つけたものとは?

引き続き、ネタバレ感想を追記していきます!

 

強盗殺人犯の弟が苦しむ現実

 

 

平成18年夏、武島剛志(佐藤隆太)は緒方家に忍び込み、タンスからお金を奪います。

それは弟の直貴(亀梨和也)の学費を工面するため・・・

タンスの中にはオルゴールが。そこから流れてきたのは「見上げてごらん夜の星を」坂元九さんの名曲です。

その音に気を取られているうちに、家主の女性が帰宅。剛志はその女性を殺害してしまうのです(-_-メ)

「犯人はキミのお兄さんだよ」

刑事から聞かされた言葉が信じられない直貴・・・

時は流れ平成22年春、刑務所に居る剛志と直貴は手紙のやり取りをしています。

「直貴、元気ですか。働きながら勉強するって大変だろう葉。俺があんな馬鹿な事したせいで・・・」

直貴はバイトをしながら大学を目指していましたが、兄の過去を知られてバイトを辞める羽目に。

それでも直貴は剛志を心配させまいと思い「こっちの仕事は順調。周りはいい人ばかり。兄貴も体に気を付けて頑張ってください」と返事を書くのでした。

平成23年冬 直貴は廃棄物処理会社に勤め始め、由美子(本田翼)という女性に出会います。

歓迎会で直貴は何か歌うように言われ「見上げてごらん夜の星を」歌います!

やっぱ亀梨和也さんだから歌上手ですね( ´∀` )

直貴は過去を思い出していました・・・

直貴「何でそんな馬鹿なことしたんだよ!!」

剛志「死んだ母さんは大学に入れるのが夢だった。せめてお前だけでもと思って・・・おれがバカだったごめん。一つお願いがある。俺の代わりに亡くなった緒方さんい線香をあげて欲しいんだ」

直貴「何で、すぐ逃げなかったんだ・・・」

剛志「オルゴールが鳴って。ガキの頃直貴が好きだった曲・・・」

兄の代わりに、緒方家の前まで足を運ぶもどうしても家を訪ねることが出来ない直貴。

自宅に戻ると家の前には由美子と同僚の寺尾(高橋努)の姿が有りました。

直貴の歌が気に入って、寺尾は自分のバンドに誘いますが、頑なに拒む直貴。

「武島君の歌大人気。あのときの動画がアップされて再生数が凄い」と言う由美子にすぐ削除するよう直貴は強く言います。

動画がアップされるとか、現代風にアレンジされていますよねー(^^♪

映画版には無かった描写です。

そして、兄からの手紙に桜のハンコが有る事を由美子と寺尾に知られてしまい・・・

「兄貴が強盗殺人で懲役20年。分かっただろ。俺に関わるのはやめてくれ」

由美子たちと距離を置く直貴は、定時制高校に通い、そこで知り合った教師の朝美(広瀬アリス)と付き合うようになります。

しかし剛志の事件の事は伏せたままのようです・・・

 

兄の過去が理由で恋人と引き裂かれる直貴

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ある日、朝美の父(榎木孝明)と母(西田尚美)に会い彼氏として紹介される直貴。

しかし住む世界が違う事を感じてしまい、雰囲気は微妙。

そこに朝美のいとこ・孝文(中村倫也)も現れ、さらに壁を感じてしまう直貴。

その帰り道、孝文に「朝美とこれ以上の関係になることは遠慮して欲しい」と言われてしまいました(/ω\)

中村倫也さん、このドラマでは悪役みたいですね・・・(-_-;)

落ち込む直貴を励ますのは由美子!

「私は武島くんのこと応援しているから!」

ある日、直貴が朝美に「大事な話がある」と切り出すと、そこに孝文が現れます。

「お兄さんの事話さなくていいの・強盗殺人で服役中のお兄さんの事だよ」

孝文は削除した直貴の動画をSNSから見つけてきていました。そこには犯罪者の弟が歌っていると批判のコメントと共に書かれていました。

「嘘ついて私と付き合ってたの?」ショックを受ける朝美。

2人が去ったのち、朝美の父が現れ「朝美と別れて欲しい」と懇願される直貴。

札束を積まれるも突き返し、朝美との関係は誰にも言うつもりは無いと約束し、直貴は朝美との別れを選択。

大学を目指す事もやめ、参考書を燃やして、自宅に帰るとそこには剛志からの手紙が。

読み進めるも、怒りがこみ上げぐしゃぐしゃにしてゴミ箱に思わず放ってしまうのでした(/ω\)

 

差別されるのは当然・・・

 

 

平成25年春 直貴は家電量販店で働き始めていました。

就職を歓迎してくれる由美子。元同僚の寺尾は2枚目のCDを出す事を耳にします。

そして「兄貴に手紙を出すのをやめた」と由美子に言い「兄貴と繋がっている限り俺は俺として見らえない」と本音を直貴は語ります。

ある日、店に泥棒が入ったことで内部犯行が疑われ、剛志の過去が知られてしまい倉庫業務に左遷されてしまった直貴。

そんな事を知らない由美子が店を訪れると、直貴が左遷されたことを知るのでした。

左遷された倉庫で仕事に勤しむ直貴。そこで会社の社長・平野(小日向文世)に出会います。

平野「今回の人事が不当だと思うか?これは差別だ。君はこれまでも不当な扱いを受けたと思う。怒りもしたし苦労したと思う。しかし私は今回の措置は間違っていないと思う。差別と言うのは有って当然。人間誰だって犯罪に血がしい者から遠ざかりたい。お兄さんはキミの苦しみも考えるべきだった。ここから君がどう生きるかが問題。」

直貴「私はどうすれば・・・」

平野「手紙が届いた。君について書いてある。君がいかに素晴らしい人間かという事が切々と。送り主に心当たりが有るんじゃないか?君の第一歩を踏み出すのはここだ。ここから始めるんだ!!!

直貴が由美子の家を訪ねると不在でしたが、郵便受けには何故か兄・剛志からの手紙が・・・

そこに由美子が現れ問い詰める直貴。

由美子は直貴を装って手紙を書き続けていたんです。

「お兄さん捨ててどうだった?現実は変わった?逃げたって何も変わらないでしょ」

由美子から渡された剛志の手紙を読む直貴。

「もう逃げるのはやめよう。堂々と生きて行こう」

由美子のその言葉に「ありがとう」と涙を浮かべる直貴なのでした(/ω\)

 

家族を持った直貴、しかし差別は続く

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平成30年夏、由美子と結婚しミキという女の子を授かって五歳に成長していました。

久しぶりの寺尾との再会。今はボランティアで刑務所の慰問をしているという。

「お前も一緒にやってみないか。もう一度おまえの歌きいてみてーなー」

直貴は気が向いたら連絡すると寺尾に言います。

順調な生活を送っているかと思われましたが、過去の同僚が社宅に引っ越してきたことで、兄の犯罪が近隣に知られてしまい、ミキまでもが差別されてしまいます。

ある日、平野社長に再会し、正々堂々と生きている事を伝えますが・・・

「甘えている」という平野。「正々堂々とは自己満足。選びやすい道を君たちは選んでる」

「答えを教えてください」と尋ねるも「答えなんてない。自分で見つけなければ意味がない」と言われてしまう直貴。

するとそこに由美子からミキがひったくりにあってケガをしたと連絡が入ります。

病院に入院したミキは顔に傷を負ってしまいました(≧▽≦)

その夜、ひったくりの犯人の親が謝罪に現れた事で、直貴は二つの事を思うのでした。

「あの人たちは立派。すぐに詫びに来た」

「俺にはやっぱりあの人たちを許せない」

被害者側に立った直貴は何か思うところが有ったようですね。

 

最後の手紙!そして刑務所を慰問に訪れる直貴

 

 

子供の頃の写真を破り捨て、剛志に手紙を書き出す直貴。

「これまでのあなたの手紙に本当の事を書いていませんでした。今から本当の事を伝えます。刑務所に入ってからの13年。強盗殺人犯の弟と言われて、何度も仕事も変え、思い描いた道を捻じ曲げられ、仕事場で左遷され、たくさんの人から遠ざけられ、時には憎まれてきました。妻や娘までもが殺人犯の家族だと言われ辛い目にあってます。もっと早く伝えておくべきでした。これがあなたへ送る最後の手紙です。私はあなたの弟であることを捨てるつもりです。これが家族を守るための結論です。どうか立派に更生する事を望みます」

そして直貴は遂に被害者家族・緒方の家を訪ねました。

出迎えたのは被害者の息子・忠夫(田中哲司)

「あなたが来たことは家族には知られたくない。線香はお断りする。あなたは事件とは無関係。焼香してもらう理由はない」

そう言って席を立った忠夫は、手紙の山を持ってきました。剛志から届いた手紙。

「正直不愉快な手紙だった。反省の弁を聞いても母親を殺されたことは消えない。弟の近況を聞くことも忌々しかった。徹底的に無視したが届き続けた。やがて私に迷いが出た。私は事件の終わらせる決心がつかなかったが、先日この手紙を受け取って決心がついた」

そこに書かれていたのは、直貴たちが辛い目にあっていた。絶縁されたという事。

何の償いもできていない。やっとその事に気づいた。私は手紙など書くべきではなかったのですと綴られていました・・・

忠夫「直貴君と言ったね。もうこれでいいと思う。これで終わりにしよう」

春、寺尾が刑務所に慰問に訪れギターを弾いています。そこで飛び入りゲストを紹介。

その日はミキの小学生の入学式でもありました。

寺尾「今日はそいつは特別な思いでここに立とうとしている。最初で最後のステージとなるはず」

壇上に登場した直貴。歌うのは「見上げてごらん夜の星を」

会場には剛志の姿もあります。

涙ながらに歌い、途中で歌えなくなってしまいます・・・

剛志はそんな弟の姿を拝みながら、号泣( ノД`)シクシク…

蘇るのは、幼いころの兄弟と母の幸せなころの思い出。

坂元九さんの「見上げてごらん夜の星を」がBGMに流れ、ドラマは締めくくられました。

 

まとめ 亀梨和也の演技に泣かされた・・・

手紙本田翼より沢尻エリカの方が演技が良い?映画とドラマの評判は?

亀梨和也さん良かったですねー、最後の歌うシーン泣けました(´;ω;`)ウッ…

そしてやっぱりKAT-TUN!!歌もお上手!!

映画版を見ていたので、山田孝之さんを超えられるかなーと思っていましたが、亀梨さんもなかなか素晴らしい演技でした。

そして妻を演じた本田翼さん!献身的な様子がよく表現できていたのではないでしょうかヽ(^。^)ノ

兄を演じた佐藤隆太さん、とても演技も上手くて全然悪くはなかったですが・・・どうしても映画版の玉山鉄二さんの印象が強く、個人的には玉山さんの方の演技が好きでした。

犯罪加害者の家族も苦しんでいる・・・

なかなかそう言った現実って知らない人が多いかもしれません。

私の身近にもし、犯罪加害者の家族が居たらどう対応するのか?

やっぱり避けてしまうかも・・・でも自分の家族が犯罪を犯したらその苦悩を味わうことになるのかも・・・

しかしどんな状況でも、血のつながった家族を切り捨てるなんて出来ない。

ラストは直貴も剛志にそのような気持ちを持ったんだと思います!

色々考えさせられる深ーい作品でした。

ドラマ版も良かったですが、やっぱり私は映画版の方が好きですね・・・(^^♪

気になる方は映画版のあらすじが以下に書かれているので見てみてください!!

手紙東野圭吾結末ラストをネタバレ!あらすじ感想も

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