わろてんか引き抜きの吉本興業のネタバレ!松竹との壮絶な勢力争いは本当?

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恋の花が咲きそうなふたり(リリコとシロー)と、散ってしまいそうなふたり(隼也とつばき)・・・(T . T)

そんな恋の行方も気になりますが、来週からどうやら芸人たちの引き抜きが問題になりそうです。

思いっきりネタバレしながら、史実と比べてみます。

どうやら新たな企業が登場するようです。

北村笑店の芸人たちは引き抜かれてしまうのでしょうか!?

ネタバレご注意ください。

 

 

目次

史実で吉本興業の芸人を引き抜いた企業は?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/30663″]

「わろてんか」ではこれから北村笑店から芸人を引き抜こうと「新世紀芸能」が暗躍しだします。

実際に吉本興業であったことが描かれると思います。

吉本興業から芸人を引き抜こうとしたのは「新興キネマ」です。

1931年創立であの松竹の系列会社になります。

松竹といえば老舗の映画会社、伊能栞がモデルと言われる小林一三が作った東宝のライバル企業。

史実でも吉本興業と東宝は業務提携していて、そんな両社の蜜月ぶりに業を煮やした松竹は、あろうことか吉本の芸人たちを大金で引き抜く作戦に出ました。

そんな強引なことをしなくても・・・(⌒-⌒; )とも思いますが、その頃の東宝はものすごい勢いがあり、東京での勢力を拡大している真っ只中。

確かにこれは焦りますよね。

しかも!

吉本興業の総支配人であった林正之助が東宝の重役のポストに就きます。

あれ?ドラマでは逆に伊能栞が北村笑店の重役になっていますね。

そして松竹を怒らせるようなことも起こります。

松竹の屋台骨を支えていた人気俳優の長谷川一夫(当時の名前は林長二郎)を引き抜いたのが東宝。

そんなことから松竹は吉本の芸人を引き抜くという作戦に出ることになりました。

 

吉本興業と松竹とのバトルとは?

[https://dorama-netabare.com/archives/30132]

吉本興業にしてみれば、ある意味関係のない、松竹vs東宝の争いに巻き込まれたしまったようですね。

吉本興業の芸人の引き抜きの裏には増えすぎた芸人という理由がありました。

当時の芸人は300人を超えていたと言われていますが、人気者となるのはほんの一握りにすぎません。

そんな大所帯なので、人気芸人は自分が売れてもなかなか自分の懐は潤いません。
そこに目をつけたのが松竹でした。

人気芸人に大金をちらつかせてスカウトしていきました。

さて、吉本興業の人気芸人たちは、スカウトされて実際に松竹へ移籍したのでしょうか?

 

吉本興業の芸人は引き抜かれたの?

 

 

リリコとシローのモデルであるミスワカナと玉松一郎はどうでしょう?

移籍します!

実際のミスワカナと玉松一郎は地方でくすぶっていましたが、吉本せいの弟、林正之助(ドラマでは風太)に見出されてて一気にスターへと上り詰めました。

[https://dorama-netabare.com/archives/30492]

そのときナンバーワンだったのがエンタツ・アチャコのコンビですが、その座を奪われることになります。

そこでエンタツ(ドラマではキース)が二人をそそのかして移籍をさせ、また自分たちがナンバーワンに返り咲こうとしたという話もあります。

そのときスカウトされて新興キネマへ移籍した芸人たちはたくさんいます。

「ワカナ・一郎」を始め「松葉家奴・吉野喜蝶」「西川ヒデノ・サクラ」「香島ラッキー・御園セブン」「あきれたぼういず」「平和ラッパ・日佐丸」などなど・・・。

そしてエンタツの相棒花菱アチャコ(ドラマではアサリ)までもが大金を受け取っていました。

アチャコだけは移籍させまいと、吉本せいはアチャコの父親を脅し(?)説得してもらい移籍をくい止めました。

こんなことをされて黙っている吉本興業ではありません。

法廷に訴え出ますが、大阪府警と京都府警が間に入り和解、吉本興業は移籍を認めますが、松竹は移籍金のようなものを支払う形となりました。

 

新興キネマはその後どうなった?

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吉本興業で台本を書いていた秋田実(ドラマでは万丈目吉蔵)までも引き抜きますが、やはり芸人の層の厚さでは吉本興業に敵うはずもなく、新興キネマの演芸部は消滅します。

ただただいろいろ引っ掻き回したように見える新興キネマですが、世の中はその後太平洋戦争に突入し、興行そのものができない世の中になります。

新興キネマは1942年戦時統合によってほかの映画会社と合併し「大日本映画製作株式会社」(大映)となり、それが現在の角川映画です。

そのとき新興キネマは撮影所と直営劇場をいくつか持っていて、大映が引き継ぎますがその後撮影所は撮影回数が減り閉鎖となりました。

こういった娯楽というものは戦争の影響をずいぶん受けてきました。

吉本興業も戦地まで芸人を派遣して兵隊さんたちを慰問していましたが、ことあたりもドラマで描かれます。

戦争は繰り返してはいけません!

 

北村笑店の芸人たちは引き抜かれるの?【今後のネタバレ閲覧注意】

 

 

まず気になるのがリリコアンドシローですね。

史実では移籍することになりますが・・・。

思いっきりネタバレすると、リリコとシローは恋仲になります♪
そんな矢先ふたりは「新世紀芸能」から移籍話を持ちかけられます!

その場を目撃した亀井がてんと風太に報告、さっそくリリコとシローに問いただすも、その場で断ったとのことでホッとしますが、「他の芸人もスカウトされるかも?」という不安が・・・。

その不安は的中します。

次に声がかかったのはアサリでした。

大金を積まれて目が眩んだアサリでしたが、風太はそれ以上の大金でアサリを引き止めることに成功します。

一方恋仲になったリリコとシローですが、ある日シローが女性と親しげに話しているのをリリコが目撃!
もめている二人の間に入ったてんは、これは浮気ではなくまたスカウト? と不審に思います。

結局この女性は上海の楽団員で、楽団に入らないか?というお誘いでした。

音楽家になるのは元々シローの夢でしたが、シローはリリコと漫才を続けていくと宣言。

でもリリコもてんもシローの本心はちゃんと見抜いていたようです。

リリコはコンビの解散を決意することにしますが、てんに諭されふたりは結婚し一緒に上海へと旅立ちます。

シローをスカウトしていたのは上海の楽団だったようですね。

見事上海楽団はシローのスカウトに成功しますが、新世紀芸能によるアサリのスカウトは失敗に終わりました。

めでたしめでたし( ´ ▽ ` )ノ

 

まとめ

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/30287″]

がっつりとネタバレ、いかがでしたでしょうか。

史実はドラマよりもっとエグい内容になっていますが、「わろてんか」もこれから怒涛のごとくいろいろなことが起こりそうです。

 

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