GWのスペシャルドラマ第一弾として「世にも奇妙な物語2017春の特別篇」が4月29日よる9時からフジテレビ系列で放送されます!
豪華キャスト陣と、練りに練られた後味の悪いストーリー展開が魅力です!
その作品の中でも永作博美さん主演の「一本足りない」のあらすじのネタバレと感想をまとめました。
永作博美主演の一本足りないのキャスト一覧とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/15233″]「一本足りない」キャスト一覧
風見綾子:キャスト永作博美・・・専業主婦
風見郁久:キャスト神尾佑・・・綾子の夫
風見杏奈:キャスト北香那・・・綾子の娘で女子大生
風見和哉:キャスト今井悠貴・・・綾子の息子で高校生
引用元:http://www.fujitv.co.jp/kimyo/20170429001-20170429004.html#num2017
永作博美さんは、「世にも奇妙な物語」で主演最多を誇る「ミス奇妙」でいらっしゃいます!
前回の出演は、「世にも奇妙な物語21世紀21年目の特別編」で放送された「缶けり」での主演で、今回は6年ぶりの出演となります!
プロデューサーの後藤庸介は「一本足りない」は自信作であることはもちろん、永作博美さんだからこそ出すことが出来た「リアルとフィクションの境界線を綱渡りするような面白怖い作品」になったとおっしゃっています!
永作博美さんは、完璧主義の専業主婦役を演じられるとのことです。もうこの時点で十分怖いですよね(>_<)
家庭をお城に見立てて、見張り続けることによって「それ」が壊れないように守り続けている・・・(;゚Д゚)ひえ~って感じですよね!
でもある日意外な形で「ほころび」がみつかって、主人公は混乱の淵に落とされてしまいます(>_<)
そこからの混乱がそりゃもう恐怖モンってことで!!!
これはかなり期待できそうですね~!!!
永作博美主演の一本足りないのあらすじのネタバレとは?
それでは永作博美さん主演の「一本足りない」の公式HPのあらすじを見てみましょう!
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/15263″]「一本足りない」のあらすじ
真面目なサラリーマンの夫、女子大生の娘、高校生の息子を持つごく平凡な主婦・風見綾子(永作博美)。
「ここは私が人生をかけて作り上げた完璧なお城」と、家の中はいつも隅々まで機能的に美しく整え、料理にも手抜かりがなく、完璧に全ての主婦業をこなしている。
綾子の完璧主義は幼い頃から身についたものだったが、それゆえにその“完璧なものが壊される恐怖”に怯えていた。
そして壊されないよう導き出した彼女なりの方法が“決して目を離さずにいつもそばで見守ること”だった。
ある朝、いつものように完璧な朝食と弁当を準備していると、シンク下の包丁入れの包丁が一本足りないことに気づく。
朝食にも手をつけず、弁当も持って行かず、さっさと家から消えた家族に「どうして?何で?」と憤慨するも、包丁で会社員を刺し殺した通り魔の少年のニュースがテレビに流れ…。
綾子(永作博美)は完璧主義の専業主婦です。
いつも幸せが壊れないように見張っています。
見張るって、家族を見張ってるってことですよね^_^;なんかこの人考え方おかしいですよね?
ある朝、綾子はシンク下の包丁入れの包丁が、一本足りないことに気が付きます。
そしてなぜか息子の和哉(今井悠貴)も、娘の杏奈(北香那)も、夫の郁久(神尾佑)も朝食を食べないし、お弁当も持っていきません。
腹をたてて朝食をゴミに捨てる綾子です。
そこへ通り魔の少年のニュースが流れます!
ニュースの内容は「家から持ち出した包丁で偶然通りがかった会社員を刺して所持金2万円を奪ったという事件」についてのもので加害者の少年は家族とほとんど会話がなかったと報道されています。
綾子は息子の部屋の引出しから大金(輪ゴムで止められた1万円の束)をみつけてしまいます。
そしてクローゼットからナイロン袋に入った血の付いたシャツを発見してしまいます(>_<)きゃ~!!!
茫然とする綾子・・・
息子が忘れていった携帯にメールが来ます。ねーちゃん(杏奈)からで、「バレる前にやっちゃおうよ、お母さん」というメールでした(>_<)
綾子は、「やっちゃう」→「殺っちゃう」と連想して、「次は私を殺すの?!」と震えます!
そして今度は娘の部屋に勝手に入ります!
引き出しから海外留学のパンフレットをみつけますが、娘からそんな話は聞いていません。
なんと1年間の学費が300万円もかかると書いてあります(>_<)ひえ~!
また綾子の死亡保険の受取人が夫になっている書類もみつけてしまいます。合計1200万円。つまり300万円✖4=1200万円で、4年間の海外留学費用と完全一致してしまいます(>_<)こわ~!
今度は夫の部屋に入ります!
そしてパスワードを解除して、夫のメールをチェックします。
そして夫が愛人と浮気していると思われるメールを見てしまいます。内容は「奥さんにはバレてませんか?」でした。
そして、夫と息子と娘が帰宅して、綾子は怒鳴り倒します!!!
もう半狂乱です(>_<)
娘の海外留学のパンフレットを見せて怒鳴り、息子には「包丁で人刺してころしたでしょう!包丁はどこ?!」と問い詰めます。
夫には愛人とのメールのやりとりのコピーを見せて怒鳴ります!
「ねえ包丁ドコ?!一本足りないの!!!殺す気なんでしょ、私を!」と叫びます(>_<)
「わたしのお城を壊さないで!!!わたしが守ってきたんだから!!!わたし何もなくなっちゃうから!!!」と土下座して泣き崩れます(>_<)
もうメチャクチャです(>_<)
すると娘の杏奈が言います。
「お母さん、ほら見て!留学のチラシはまちがってもってきちゃっただけ。もうすぐ銀婚式でしょう?」とフィンランドのチラシを渡してくれます。
夫の郁久は、「どうしても費用は自分たち(杏奈&和哉)で出したいって言ってさ。」と笑います。
杏奈は「バイトしてたの~!あたしは家庭教師で和哉は工事現場!」と言います。
血の付いた服は現場で鼻血がついたものだと息子は笑います!後で洗濯しようと思って隠していたんだと言います。
「休暇とるために毎日残業でさあ、手伝ってくれる部下にごちそうしたりで大変だったよ。」と夫の郁久は言います。
みんな綾子に銀婚式のお祝いをしようとしていただけだったのです(≧◇≦)
みんなは綾子に感謝していて悲しませるはずなんてない!と言ってくれます。
綾子は幸せに包まれます。
「こわれてなんかなかったのです。やはりここは私のお城。家族だけがわたしの宝物・・・」と綾子は思います。
綾子はおなかがすいたと言う家族のために、食事を作り始めます。
そして綾子は包丁入れにさっきはなかった包丁があることに気が付きます。
「やだあるじゃない」と引き抜くとそれは血まみれの包丁でした(>_<)
ナニコレ・・・ねえ・・・見て!と、包丁を持って振り返ると、家族はみんな血を流して倒れています。
そして綾子のエプロンも血に染まっています!!!
やだ忘れてた・・・殺したんだ・・・私・・・
綾子はこの包丁で家族を刺したことを思い出します。
そっか・・・だから・・・誰も朝ごはん食べなかったしお弁当持っていけなかったのか あはは
そして娘の携帯に出ます。
パラダイス旅行代理店から、フィンランドツアーの件で電話したと言われます。
本当に娘は綾子のために銀婚式の旅行を考えてくれていたのでしょうか?
そして綾子は家族に起こされます。そう・・・さっきまでの出来事はすべて夢だったのです。
「生きてたの・・・?」と綾子は言います。
息子が言います「はじめてみたよ、お母さんが居眠りしているの。」
そして綾子ははっきりと、思い出しました。
綾子は何もなかったことにしたのです。
私が見なかったことにすればいい、そうすればいい・・・留学のパンフレットも血の付いたシャツも、夫のメールも何もかも。
すべて元に戻して夫のメールのコピーは破いて捨てたのです。
もし問い詰めたら家庭は壊れてしまうと思ったからです。
綾子は、「みんな壊さないでね!いつまでも暮らしましょうね!この完璧なお城で!」と笑顔で言います。
そして子供の頃に作った砂のお城のように見守っていこう、と思います。
あれ?砂のお城ってあのあとどうなったんだっけ?ま、いいか・・・今は本物のお城があるんだし・・・
いつのまにか包丁は3つ無くなっていました。
3人は綾子が寝言で「殺しちゃってゴメン」と言っていたのを聞いてしまったのです。
そして夫は綾子がびりびりに破いて捨てたはずの愛人とのメールのコピーを、繋ぎ合わせて手に持っています(>_<)
息子は「このままじゃマジで俺らが殺されるって!」と言います。
3人は包丁をしっかり握っています。
綾子は「わたし守り切れなかった」とつぶやきます・・・
砂のお城は雨で壊れたのでした。
綾子は決意します・・・
そのときわたしは思いついたのでした。
大切なものを壊されないもうひとつの方法・・・それは・・・
綾子は、いきおいよくエプロンを脱ぎ捨てます!
3人は既に綾子に近付いてきています!
綾子は包丁を持って、シンクを身軽に飛び越えます!!!
それは・・・自分の手でぶっ壊すこと!!!
包丁を持ったまま、3人に飛びかかります。
家族写真に勢いよく血しぶきが飛び散りました!
一本足りないの感想とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/15251″]物語が二転三転して、結局は綾子の夢だったのか?となるのですが、現実には息子は殺人を犯していて、娘は海外留学を考えていて、夫は浮気していたのでした(>_<)
そしてしかも3人で綾子を殺そうとするという最悪の結末(>_<)
そこで綾子がとった行動は、大切なもの(家庭)を(他人に)壊される前に自分でぶっ壊すこと!でした。
包丁を持って、シンクを飛び越えた時の綾子の笑顔が忘れられません(>_<)
永作さんの迫真の演技、怖かったです(泣)