2023年4月からスタートしたNHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」は神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さん演じる、主人公の槙野万太郎(まきのまんたろう)がついに上京し東京大学へ!
「らんまん」は実在の植物学者の牧野富太郎(まきのとみたろう)をモデルにした物語で、万太郎が東京にやってきて植物学の研究をスタートすることになります。
そんな東京大学植物教室で出会うことになるのは、画工の野宮朔太郎(のみや・さくたろう)です。
俳優は亀田佳明(かめだよしあき)さん演じる画工の野宮朔太郎ですが最初はよそ者と万太郎に言い冷たい印象でしたが、実はよい人??
そんな東京大学の田邊教授にやとわれている画工の野宮朔太郎ですが、実在モデルはいるのでしょうか?
個人的には、東京大学(当時の帝国大学)の専属の画工だった渡部鍬太郎さんか平瀬作五郎さんでは?と思いました。
※追記!モデルは平瀬作五郎(ひろせさくごろう)さんであることが判明しました!
今回は朝ドラ「らんまん」で東京大学の画工・野宮朔太郎のモデルについて予想考察していきたいと思います。
▼今なら朝ドラ「らんまん」の見逃し配信動画を31日間無料で見放題で視聴できます▼
※登録から31日の間に解約すれば一切料金が発生しません。無料期間内に『らんまん』の動画を見放題で無料視聴できます。
U-NEXThttps://video.unext.jp/
※U-NEXTでしたら、初回登録時に無料で1000ポイントもらうことができます。そしてこのポイントで「NHKまるごと見放題パック」は990ポイントで購入可能になっているので、ポイントを使い実質無料で購入可能です。
※U-NEXT経由で「NHKまるごと見放題パック」に登録することで1話から最新話までの見逃し動画を無料で視聴が可能です。
U-NEXTでは、以下の作品も視聴可能です。
◆グレースの憂鬱
◆正義の天秤
◆育休刑事
◆おとなりに銀河
◆探偵ロマンス
◆大奥
◆超人間要塞ヒロシ戦記
◆ワタシってサバサバしてるから
◆正直不動産
◆ももさんと7人のパパゲーノ
◆つまらない住宅地のすべての家
◆一橋桐子の犯罪日記
◆カナカナ
◆卒業タイムリミット
◆あなたのブツが、ここに
◆幕末相棒伝(永山瑛太、向井理出演)
◆しもべえ
◆ドラマ10「プリズム」
◆阿佐ヶ谷姉妹ののほのんふたり暮らし
◆古見さんは、コミュ症です。
◆オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ
◆きれいのくに
◆いいね光源氏くん
◆腐女子うっかりゲイに告る
◆高橋一生主演「岸辺露伴は動かない」の「富豪村」「くしゃがら」「DNA」
◆連続テレビ小説「舞いあがれ!!」「ちむどんどん」「カムカムエヴリバディ」「おかえりモネ」「花子とアン」「おちょやん」「澪つくし」スペシャル版「おしん」「ひよっこ」「カーネーション」「ちりとてちん」「ゲゲゲの女房」「梅ちゃん先生」「ちゅらさん」など
◆大河ドラマ「どうする家康」「鎌倉殿の13人」「青天を衝け」「麒麟がくる」「いだてん」「西郷どん」「篤姫」「江 姫たちの戦国」など
◆タリオ復讐代行の2人
◆にじいろカルテ
◆書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~
◆青のSP
◆話題のタイBLドラマ『2gether』『TharnType/ターン×タイプ』『WHY R U?』など多数配信
◆タリオ 復讐代行の2人
「きのう何食べた?」
「相棒」シリーズ
その他さまざまなジャンルの作品が視聴可能です。本ページの情報は2022年5月20日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトにてご確認ください。
※登録から31日の間は一切料金が発生しません。無料期間内にドラマ『らんまん』の動画を見放題で無料視聴できます。
U-NEXThttps://video.unext.jp/
野宮朔太郎はモデルが実在する画工?東京大学で田辺教授に雇われる画工
野宮朔太郎とは?東京大学で田辺教授に雇われる画工
万太郎が出入りを許可された、東京大学植物教室。そこにで出会うのが亀田佳明さんが演じる野宮朔太郎です。
野宮朔太郎は植物学教室のお抱えの画工で、絵のうまさを買われ、田邊にヘッドハンティングされてやってくる人物です。
万太郎が研究室で出会ったのは、画工の野宮朔太郎。
野宮の描く植物画に興味津々の万太郎ですが…
「君、よそ者でしょ?」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #亀田佳明 pic.twitter.com/cuag7YZNlH
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) May 22, 2023
元々は、中学校で教師をしていて絵を教えていた野宮朔太郎。
初登場は5月23日の第37話。
万太郎(神木隆之介)は、植物学教室の皆と仲良くなりたいと願うが、よそ者扱いされ孤立してしまう。そこへ教室に出入りする画工・野宮(亀田佳明)がやってくるが、野宮も相手にしてくれず。すっかり元気をなくしてしまった万太郎は、りん(安藤玉恵)を誘って竹雄(志尊淳)が働く西洋料理屋へ行く。一方、寿恵子(浜辺美波)は、万太郎が白梅堂に来ないかと気にしていて…
引用元 ヤフーテレビガイド
東京大学の学生でもないのに、田辺教授から特別扱いされている万太郎は研究室の学生、講師・助教授たちから煙たがれて、孤立してしまいます。
そんな中現れた野宮朔太郎に、絵を見せてほしいとお願いするも「よそ者でしょ?」と絵を見せてくれません。
冷たい・・・それは意地悪すぎるのでは?と思ったのですが、
#らんまん虫めがね🔍#シロツメクサ を藤丸に差し出した万太郎。
波多野によるとシロツメクサは、外国からの荷物で割れ物があるときによく詰められていて、それが和名の由来になったんだそうです💡#朝ドラらんまん#神木隆之介 #前原滉 #前原瑞樹#植物のレプリカで撮影してます pic.twitter.com/r202wSkyX7
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) May 23, 2023
38話では、研究室の学生・藤丸たちと少しだけ打ち解けた万太郎を見て「来たばかりなのに、もう打ち解けているですか?」と声をかけてくれます。
「これでひとまず安泰。教授の役に立つうちはここでいられる」と言い、更に万太郎が書いた竹雄の下手な絵を見せて、更に打ち解けることができます。
万太郎が描いた竹雄の似顔絵は、神木さんの直筆!
本編では、この写真とは別のパターンが使われているので、ぜひ見比べてみてください👀そして、実は浜辺さんも似顔絵に挑戦していました🖊#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #志尊淳 https://t.co/BTzasFptE6 pic.twitter.com/sqkVHYLQoy
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) May 23, 2023
万太郎に絵を見せなかったのも、見せてよいものか?わからなかった野宮朔太郎。意地悪ではなかったんですね。
野宮朔太郎はモデルが実在する画工?
今後、万太郎と更に深い付き合いになりそうな野宮朔太郎ですが、実在のモデルがいるのか?気になるところですね?
実は、当時の東京大学には専属の画工さんが何人もいたことがわかっています。
その中に、野宮朔太郎はモデルが実在するのでしょうか??
以降で、実在モデルがいるのか?予想していきます。
野宮朔太郎のモデルは画工の渡部鍬太郎?
万太郎のモデル、牧野富太郎さんが出入りしていた東京大学(帝国大学)の植物学研究室には、明治大正期に渡部鍬太郎さん、佐々木三六さん、平瀬作五郎さん、千葉眞弓さん、西野猪久馬さん、佐藤醇吉さん、田中寅三さんなど、おもに洋画習得者が画工に雇われていたことがわかっています。
この中にモデルが実在するのでしょうか?
個人的には2人の画工さんに注目しました。
まず1人目は渡部鍬太郎さん。
東京大学総合研究博物館 インターメディアテクで開催中の特別展示『蘭花百姿——東京大学植物画コレクションより』では、小石川植物園所蔵の加藤竹斎や渡部鍬太郎らによる植物画も展示中です。https://t.co/gIzbkJS89b pic.twitter.com/xt4jer4OaK
— 【公式】東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園) (@bg_utokyo) September 4, 2021
渡部鍬太郎さんは、1881年から1893年にかけて、牧野富太郎さんが出入りしていた東京大学の研究室で植物写生に従事した画工さんです。
ちなみに牧野富太郎さんは1884年から1890年まで東京大学の研究室に出入りしていたので、出会っていたり、交流していた可能性が高いと思います。
渡部鍬太郎さんは東京大学での画工のかたわら明治美術会や挿絵の分野でも活動していました。
【「HAGAKI」研究者コラム】
研究者コラム「HAGAKI」を更新しました。
今回は、
東京大学の画工――渡部鍬太郎
(藏田愛子特任研究員)
です。https://t.co/u57LUU50Vb#インターメディアテク #intermediatheque #IMT #東京大学 #画工 pic.twitter.com/NXEvcHDHLW— インターメディアテク (@IMT_Tokyo) February 8, 2021
田辺教授のモデルとなった矢田部教授の依頼で、羊歯類などの画を写生していたそうです。
東京大学総合研究博物館所蔵の新出植物画の中には、おそらく渡部鍬太郎さんが書かれたものだと思われる多数の植物画が存在するそうです。
【追記!】野宮朔太郎のモデルは画工の平瀬作五郎!植物学者に転身!?
もう一人のモデル候補は、画工の平瀬作五郎さんです。
モデルは平瀬作五郎さんであることが判明しました!
\ #朝ドラらんまん 豆知識 /
きょうから登場の #野宮朔太郎 は、
福井県出身の植物学者 #平瀬作五郎 がモデルと言われています。 https://t.co/kTAlnIgxt8— NHK福井 (@nhk_fukui) May 23, 2023
地元、なぜこのタイミングで平瀬作五郎先生の特別展をどのミュージアムも組まないのだと探しまくっていたら、来月からあるみたい。『平瀬作五郎と周辺の植物学者たち』。ちょっと修学旅行も気になるけど pic.twitter.com/bZRl5InGXD
— 太陽とケイコムーン (@amazakeiko) May 23, 2023
1856年、福井市日之出町にて、福井藩士平瀬儀作の長男として生まれた平瀬作五郎さんは福井藩中学校に入学し、加賀野井成是に油絵を学びました。
卒業後、中進業生図画教授助手となり、1873年、山田成章の写実派油絵を学ぶために上京します。
1875年、東京での油絵留学から帰郷、岐阜県中学校で図画の教師を行っていました。
そして1888年、現在の東京大学の植物学教室に画工として勤務するようになり、1890年には技手となります。
主として図画を描いていた、平瀬作五郎さんですが、植物学に興味をいだき、1893年には、イチョウの研究をスタートします。
そして教授用、研究用の画や顕微鏡用のプレパラートを作り、農学部の池野成一郎助教授(のち教授)の教えを受けて、植物園内のイチョウの雌の木になる果実(銀杏の実)を材料にして裸子植物に初めて精子を発見します。
受精の過程を追跡して、1894年に最初の論文「ぎんなんノ受胎期ニ就テ」を、続いて「いてふノ精虫ニ就テ」「植物学雑誌」に発表します、
同じころ、池野成一郎さんはソテツの精子を発見していて、これらの発見は植物分類学・細胞学・進化学上の一大事件で、海外の学者にも称賛され1912年に池野成一郎さんと共に帝国学士院恩賜賞受賞しました。
当初は画工だったのに、画工の仕事に興味を持って、植物学の道に進むことになった平瀬作五郎さん。
野宮朔太郎との共通点は中学校で働いていたので、モデルに近いと思ったのですが、牧野富太郎さんは、1890年から田辺教授のモデルとなった矢田部教授東京大学への出入りを禁止されてしまいます。
なので、牧野富太郎さんと出会っていたとしても、ほんのわずかな期間かもしれませんが、牧野富太郎さんが東京大学を辞めた後も交流があったかもしれません。