フジテレビで中山美穂さんと木村拓哉さん主演のドラマ「眠れる森(ねむれるもり)」の再放送が2023年4月から放送中です。
なんと今回が初めての地上波の再放送となる「眠れる森」。
交通事故で家族を失った主人公の大庭実那子(おおば・みなこ)と実那子の前に過去を知る木村拓哉さん演じる謎の男・伊藤直季(いとう・なおき)が現れ、15年前に起きた一家惨殺事件の全貌が明らかになっていくストーリーです。
そんな「眠れる森」ですが面白い内容だからこそ気になってしまうのが、放送回数だと思います。
15年前の殺人事件の真犯人は誰なのか?実那子と直季の最終回の結末が気になるところですが、あと何話放送なのかも気になります。
今回はドラマ「眠れる森」は全何話まで放送なのか?についてご紹介していきます。
また最後に最終回の衝撃の結末ネタバレをご紹介します。知りたくない人は閲覧注意です。
【眠れる森】全何話まで放送?
眠れる森とは?
ドラマ「眠れる森」は、1998年の10月からフジテレビの木曜劇場枠で放送された連続ドラマです。
今回、2023年の再放送が地上波初!そして、現在、どこの動画配信サイトでも配信されていないので貴重な再放送になります!
当時多くの作品で主演を務めていた人気女優の中山美穂さんとご存じキムタクこと木村拓哉さんの競演とういうことで話題のドラマです。
主題歌は 竹内まりやさんの「カムフラージュ」。カムフラージュが流れる意味深なオープニングも話題になっていました。
【眠れる森】オープニングの犯人や伏線ネタバレ!結末も意味していた?
平均視聴率は25.2%、最終回は30.8%と言う、現在では考えられな高視聴率。
ザテレビジョンドラマアカデミー賞では、最優秀作品賞、主演男優賞、主演女優賞など各賞を総なめという感じでした。
原作・脚本を担当されたのは、多くの人気作品を世に送り出していた野沢尚さん。野沢尚さんはのちに残念ながら自死されてしまいますが、野沢さんの多くの作品の中でも個人的に大好きな作品です。
眠れる森全何話まで放送?
そんな眠れる森は全何話まで放送なのか?1話から当時の放送スケジュールとともにご紹介です。
第1話 10月8日 15年目のラブレター
第2話 10月15日 つきまとう男
第3話 10月22日 記憶が嘘をつく
第4話 10月29日 暴行 澤田鎌作
第5話 11月5日 隠れ家
第6話 11月12日 真犯人 中江功
第7話11月19日 タイムカプセル
第8話 11月26日 告白 澤田鎌作
第9話 12月3日 マリアは見ていた
第10話 12月10日 サンタクロース 中江功
第11話 12月17日 殺人者 澤田鎌作
最終話12月24日 聖夜の結婚式 中江功
なんと全12話までの、放送だった「眠れる森」。木曜劇場枠は現在でも全11話と放送回数が多いのですが、当時は全12話まで放送されていた枠なんです。
全12話までの放送だとかなり見ごたえがある作品になっていると思います。
そんなドラマ「眠れる森」の最終回の結末についてご紹介です。
眠れる森最終回の結末ネタバレは?
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まずは、初回のストーリーです。
<第1回> 『15年目のラブレター』
15年前のクリスマス・イブ、福島県で市会議員一家が惨殺される。12歳の次女だけが奇跡的に無傷で発見された。第一発見者を装った大学生・国府(陣内孝則)が逮捕された。
現在。蘭専門の植物園で働く大庭実那子(中山美穂)は小学生の時、家族を交通事故で失い、そのショックで当時の記憶が曖昧になっている。実那子にはエリート商社マンの恋人、濱崎輝一郎(仲村トオル)がいる。3カ月後のクリスマスに結婚を控え、幸福を実感していた。
伊藤直季(木村拓哉)はイベント専門の照明会社に勤めるライティングデザイナー。ある日、直季のもとに幼なじみでフリーライターの中嶋敬太(ユースケ・サンタマリア)から「国府が出所した」という情報が届く。
直季は4年つきあった恋人・由理(本上まなみ)に突然別れを告げる。訳が分からない由理に冷たい言葉を浴びせる直季。「これから出逢わなきゃいけない女がいるんだ」直季は国府の出所を機に、ある決意を固めていた。
ある日、実那子が新居への引っ越しに備えて荷物の整理をしていると古いダンボールから幼い字で書かれた差出人不明の手紙が数通出てくる。少女時代、故郷の群馬から東京に引っ越してくる時にもらったラブレターだ。便箋にぎっしり書かれた少年の思い。その中に「15年目の今日、眠れる森で逢いましょう」と謎めいた文章を見つける。手紙の日付を見ると、それは2日後のことだった。確かに思い出の森はある。自分を待つ人間、過去が自分を呼んでいるような気がした。
約束の日、長い間背を向けてきた故郷へ、過去を辿るように一人旅に出る実那子。輝一郎には内緒だった。懐かしい景色が記憶と共に甦ってくる。野生の森へ、奥へ奥へと樹々を抜けていく。そんな実那子に「待ちくたびれたよ」と声をかける見知らぬ青年。
青年は「直季」と名乗った。直季はどこか斜に構えた不遜な態度で語りかける。
驚いたことに、故郷をさった自分がどんな少女時代を送り、今に至ったか、直希はすべて知っていた。「ずっと私を見ていたの?あなたは・・・誰?」。実那子の問いに狂気の笑顔で答える直季だった。
引用元:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/nemureru/story1_3.html
幼いころに、交通事故で両親と姉を亡くしていた実那子ですが、実は、交通事故で死んだというのは、偽りの記憶でした。
実は15年前のクリスマス・イブに福島県で起きた「市会議員一家惨殺事件」の生き残り。
実那子の叔父が、事件のせいで精神的に病んでしまった実那子を救うために、直季(木村拓哉)の父親に頼んで、事件の記憶を消して、別の記憶に塗り替えたのでした。
その塗り替えた記憶がなんと直季の記憶。
直季は父親から、近々、実那子に事件の記憶が蘇ってくると言われ、実那子の前に姿を現し、実那子を救うおうとしたのでした。
そして実那子にフラッシュバックが起き、過去の記憶が少しずつ蘇ってきます。
最終回のネタバレです。
<第12回>
実那子は15年前の真実を知るために直季と共に直巳のコテージを訪れる。直巳は催眠療法を施して実那子の記憶の扉を開ける。記憶は包丁を握り、返り血を浴びた犯人が国府だったことを実那子に告げる。また実那子は記憶の時間旅行の中で、タイムカプセルに埋めた父親の写真も見る。それは他ならぬ直巳だった。直季と実那子は兄弟だった。「幸せになれよな」今は仲のいい姉のように実那子に言える直季。駆けつけた輝一郎に、実那子は凛とした面もちで「犯人は国府だった」と言う。
クリスマスイブ、大型クルーザーが出航する。その中にはウエディングドレスの実那子、タキシードの輝一郎、離れたフロアには直季の姿もあった。そしてウェイターに変装した国府の姿も。船上での結婚式が始まろうとした矢先、直季の携帯に刑事から連絡が入る。「敬太が最後にかけた番号が分かった。相手の場所が電波から特定できた。君が今いる船の上だ」。
引用元:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/nemureru/story10_12.html
最終回では、実那子の家族を殺した犯人が輝一郎であることがわかります。フラッシュバックがきて、すべてを思い出した実那子。
国府と駆け落ちしようとしていた実那子の姉が好きだった輝一郎が、実那子の姉を永遠に手に入れるために殺害したのでした。
非常に身勝手な理由ですが。
犯人にされた国府が復讐のために、輝一郎をナイフで刺し、事件は終わりを迎えます。
ラストでは、犯人である輝一郎がサンタクロースの格好で襲ったことが致命傷となったのか?実那子と思い出の森で再会する約束をしていた直季が、実那子に会いに森に行く途中の電車で死亡してしまう、悲劇的すぎる結末でした。
眠れる森のキャスト登場人物は?
キャスト引用元:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/nemureru/
大庭実那子(27) … 中山美穂
植物園「オーキッド・スクエア」で働いていて、婚約者の濱崎輝一郎との結婚を目前に控えている。幼い頃に交通事故に巻き込まれ、両親と大学生だった姉を亡くした過去がある。
伊藤直季(25) … 木村拓哉
コンサート会場などでのライティング演出の仕事をしていて、実那子へ子供のころから手紙を送り、15年目に『眠れる森』で待っていると伝え、実那子が会いに行き再会を果たす。
しかし再会した後、実那子に付きまとう、謎の男。
濱崎輝一郎(35) … 仲村トオル
実那子の婚約者で、やり手のエリートサラリーマン
中嶋敬太(25) … ユースケ・サンタマリア
直季の幼馴染みで、唯一の親友であり悪友。直季と付き合っていた由理に思いを寄せている。
佐久間由理(23) … 本上まなみ
直季の恋人。
玉置春絵(33) … 横山めぐみ
伊藤直巳(55) … 夏八木 勲
直季の父親。
濱崎正輝(66) … 岡田眞澄
輝一郎の父で画家。
濱崎麻紀子(失踪当時33) … 原田美枝子
22年前に家族の許から突然失踪した輝一郎の母親。
国府吉春(35) … 陣内孝則
実那子の姉と交際していたが、実那子の姉と両親を殺害した容疑で逮捕され無期懲役の判決を受ける。