松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマ「どうする家康(どうするいえやす)」が絶賛放送中です。
このドラマは、死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく徳川家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント!
情けない家康の姿が描かれている異色の大河ドラマともいえると思います。
2023年2月19日放送の第7回からは、家康の人生でも3本の指に数えられる「三河一向一揆(みかわいっこういっき)」が描かれています。
家康と一向宗のカリスマ住職・空誓上人(くうせいしょうにん)との対立から始まった争いですね。
家康は一向宗の門徒たちとの戦いに苦しめられることになるのですが、実はそこには戦の指南をする軍師の存在が!!
果たして空誓上人を補佐する軍師の正体とは誰なのでしょうか??
今回は「どうする家康」第8話三河一揆の空誓上人の軍師の正体についてネタバレ紹介していきます。
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空誓上人の軍師の正体とは?三河一揆で衝撃の裏切り者が!
【どうする家康】千代役は古川琴音!歩き巫女で大物戦国武将のスパイ?
【次回予告】
第8回「三河一揆でどうする!」家中には裏切り者が !?
民との戦いや暗躍する者たち…
頭を悩ませる家康(#松本潤)は
半蔵(#山田孝之)を寺に潜入させる。そこには敵の軍師の姿も…!放送 2/26(日)
[総合] 午後8:00 [BSP/BS4K] 午後6:00https://t.co/wI2QXkpUVf#どうする家康 pic.twitter.com/DBbRyvHTr6— 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) February 19, 2023
本證寺から年貢を取り立てようとする家康(松本潤)に対し、一向宗徒が三河各地で一揆を起こした。武力で抑え込もうとするが、有能な軍師がいるらしく、すべての作戦が裏目に出る。松平昌久(角田晃弘)など周囲の領主が寝返り、家臣の夏目広次(甲本雅裕)まで裏切る中、家康は半蔵(山田孝之)に寺へ潜入し、内乱を仕掛けることを命じる。そこで半蔵が目にした空誓(市川右團次)を補佐する、“軍師”の正体とは…。
引用元:公式サイト
主人公・松平元康(松本潤)は、名前を家康と改めて、三河の国をまとめたいと動き始めます。
しかし三河での争いは絶えず、民たちには一向宗が人気だとうわさを聞き、家康は一向宗の門徒の集まる本證寺に潜入することに。
本證寺では、なんと同じくお忍びできていた妻の瀬名と遭遇し、ちょっとした騒動に(^^;
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また本證寺でこの2人がナンパした相手・・・面白すぎるシーンでした(^^;
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そこで家康は妖艶な千代と言う歩き巫女・踊り子に会い、カリスマ住職の空誓と直接話をすることに。
すると、空誓(市川右團次)に「民が苦しむのは武士のせいだ」と言われた家康。
【今夜の”初”登場人物】
人々の心をわしづかみにする住職。
民が苦しむのは武士のせいだと説き、寺の中に巨大な町をつくり、商人を呼び寄せ、集まる民衆たちを救済する。
▼ 空誓を取り巻く本證寺の人々を詳しくhttps://t.co/wArQFNLUp6#どうする家康 pic.twitter.com/oDfdo8Hzak
— 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) February 19, 2023
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それを聞いて、怒りに震えた家康。瀬名が止める声も聞かずに・・・
今まで一向宗の寺に認めていた「不入の権」すなわち年貢を免除するという特権を止め、本證寺から年貢を一方的に取り立ててしまうんです。
当然空誓側も、それには納得いかず、年貢を取り返したすえに、家康側の使者を殺してしまいました。
それがきっかけで火ぶたが切られた三河一向一揆!
これは、家康の長い生涯の中でも、三方ヶ原の戦い、伊賀越えに並んでの危機だったと言われているエピソードですね。
一向宗との戦いに手を焼く家康たちですが、実は空誓には戦を指示する軍師の存在があったのです!
果たして、その戦上手の軍師とは誰なのでしょうか?
以降で、NHK公式ガイドブックからネタバレ紹介します。
知りたくない方は閲覧ご注意くださいね。
空誓上人の軍師の正体とは?本多正信だった驚きの三河一揆のネタバレは?
どうする家康で空誓【くうせい】役は市川右團次!三河一向一揆と関係?
家康と本證寺の空誓との間で勃発した「三河一向一揆」!
一向宗の門徒たちは、死ねば極楽浄土に行けると信じ、死を恐れていないためかなり手ごわい相手です。
さらに僧侶とも思えない戦運びで、空誓のもとには戦を指南する軍師がいるのでは?と皆が思い始めます。
そしてこの混乱に乗じて、近隣の吉良義昭(矢島健一)と松平昌久(角田晃広)が謀反を起こし、三河の領地を家康から切り取ろうと動き出しました。
その後、自ら出陣を決意するも、さらに苦戦を強いられてしまう家康。
さらに一向宗徒の土屋長吉(田村健太郎)が家康を庇って命を落とす際、「自分以外にも裏切り者が家臣にいる」と囁きます。
果たして、近しい家臣の中にいる裏切り者とは誰なのか?
そして遂に、服部半蔵(山田孝之)の知らせによって、本證寺の空誓の軍師の存在が判明することになりました。
何となく皆さん予想がついているかもしれませんが(;^_^A
その軍師とは、瀬名奪還作戦で活躍していた本多正信(松山ケンイチ)だったのです!
あの男なら、裏切りそうな感じしますよね笑もしかしたら、意外性がないかもしれませんが(^^;
【今夜の”初”登場人物】
胡散臭く、無責任な進言をする家臣団の嫌われ者。
常識にとらわれない発想で、
家康の小さな野心を刺激する。やがて天下取りに欠かせない男に。
▼ 正信を取り巻く徳川勢を詳しくhttps://t.co/TH0kuMeE2v#どうする家康 pic.twitter.com/USl7pnOfyV
— 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) February 5, 2023
正信の裏切りを知り、だれも信用できずおしまいだと思う家康。
しかし古くからの家臣・鳥居忠吉(イッセー尾形)や妻の瀬名(有村架純)の助言もあり、徐々にやる気を取り戻してきます。
そして家臣たちに「本證寺はわしが攻める!供をしたいものだけ参るがよい!」と宣言!
これを機に、裏切りを迷っていた家臣たちも吹っ切れて、家康に追随していくことになりり、戦況は好転し始めて一向宗側は次第に追い詰められていきました。
一方、「門徒たちの暮らしを守りたい一心だった」と多くの死者を出し、侍たちに利用されてた争いを悔やみ始めていた空誓。
ようやく家康と空誓の間に和睦が成立し、一揆や反乱は鎮圧されることになります。
その後、家康が本證寺の本堂に行くと、正座をしている裏切り者の正信の姿がありました。
弁明しない正信に家康が問うと「過ちを犯したのは殿だから」と言う正信。
「民が仏にすがるのは、現世が辛いから。自らの役目も果たさず民から救いの場を奪うとは何事か!」
憤怒の形相でりつける正信に、家康は詫びたうえで、三河からの永久追放を申し付けることになります。
三河一向一揆を収めた家康は、裏切った家臣たちは許したものの、軍師となった正信だけは三河の地から去らせるという展開になるのでした。
空誓上人の軍師が本多正信だったのは史実?軍師は本当にいた?
ここで、史実の三河一向一揆について、一揆を取り仕切った軍師がいたのかどうか?紹介したいと思います。
三河一向一揆とは、徳川家康と一向宗の寺院の間で「不入の権」を巡るトラブルがきっかけで起こった一揆です。
不入の権とは、領主の仲介を拒否できる権利で、年貢の免除や警察不介入などの特権。
それは、家康の父が三河の一向宗の本證寺をはじめ3つの寺に与えていたものでした。
しかし家康にとってはこの特権は邪魔な存在でしかなく、家臣が寺から無理やり米を取り上げてしまいます。
こうした家康の行動に、不満をあらわにした本證寺の空誓は、3つの寺の門徒たちを集めて一揆を起こしたのです。
この一揆では、なんと三河の武士団の半分が寺側に付いてしまいます。
その中には夏目吉信、渡辺守綱の姿もあり、参謀として熱心な一向宗信徒だった本多正信もいたと言われています。
渡辺守綱はジャイアンの声優として知られている木村昴さんが演じ話題になっていましたね。
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今回のドラマ同様、軍師だったか否かは定かではないものの、本多正信が参謀として一揆を取り仕切っていた可能性は高そうですね!
それからは、家臣団の分裂も相まって、周辺の領主たちも家康に奪われた領地を取り戻そうと反乱を起こし、三河全土は大混乱に・・・
これは、家康の三大危機と数えられても不思議はないほどの出来事ですよね(・_・;)
そして各地で戦が続く中、家康は部下たちの帰参を粘り強く説得し続け、一揆の切り崩しに成功していきました。
そして家康は織田方の伯父・水野信元の勧告もあり、一向宗側に和議を申し入れて、寺院には今後も不入の権を認めることになります。
家臣の夏目吉信、渡辺守綱たちは降伏して家康のもとに帰参するも、本多正信は国外退去となってしまうんです。
この本多正信の描き方は、ドラマは史実に近い形になるのだと思います!
空誓上人の軍師の正体とはまとめ
今回は「どうする家康」第8回で描かれる三河一向一揆の空誓の軍師の正体についてネタバレ紹介しました。
一揆における戦を主導していた軍師の正体は、松山ケンイチさん演じる本多正信です。
これまでの描かれ方から、裏切りそうな様相が感じられていたのであまり驚きは正直無いですよね(;^_^A
史実でも本多正信は、三河一向一揆に参謀として参加して、のちに家康から三河追放を言い渡されます。
まあ後に帰参して、家康が亡くなるまで支え続ける重臣になるわけですが、それはまだ先の話です。
2月26日放送のおそらくラストで、軍師の正体は明かされると思いますので是非皆さんお見逃しなく!