花実のない森の原作の結末と犯人は?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/11399″]では、事件の真相や謎の女の正体についてまとめていきます。
山辺菊子から教えられて、謎の女こと江藤みゆきをやっと見つけた梅木。なんとみゆきはヤクザの男の監視下で身動きのできない状態でした。
そんなみゆきを救ってヤクザの元から逃げ出した梅木。
やっとみゆきといろいろ話せる!!!と思ったら、何者かに川に突き落とされて、そのすきにみゆきはいなくなってしまいます。
でもそれでも執拗にみゆきを追う梅木。本当にしつこい(笑)
そしてそれまで調べて得た情報を手掛かりに山口県の岩国にいるだろうとめぼしをつけていざ向かいます。
すごい執念です(^^;
そしてとある造り酒屋になんとみゆきがいることを発見。
しかし、その造り酒屋にいたみゆきは、東京であったみゆきとは全く違う雰囲気の地味な酒屋の女房でした。
そんなみゆきを見つけて同様して、目を離したすきに、またみゆきは姿を消します。
そしてみゆきの夫で酒屋の主人が梅木を家にあげて、みゆきについて話始めます。
みゆきの正体は・・・
みゆきは旧華族の老人楠尾英通の年の離れた妹でした。
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/11434″]しかし、みゆきは妾の子。そういう事情もあり、16歳の時に、この酒屋に嫁に行かされます。
16歳って若すぎる・・・。その旦那さんとは、特に問題なく夫婦としてやっているのですが、ある時、みゆきのある病が発症。
みゆきの病とは・・・旧華族の一族で時々生まれる異常な性欲も持つ女性。いわゆるセ○○ス依存症みたいな感じですね。
なかなかヘビーな話。そんなみゆきの病を旦那は止めることもできず、東京に行かせて、いわゆるみゆきの性欲を満たすことを許していました。
しかしみゆきは1か月東京の目当ての男と性欲を満たすと満足するのか、家に戻ってきて、普通に1か月は酒屋の妻として夫に尽くします。
そしてまた1か月たつと東京に行って男との生活を楽しむ。そんなことをずっと続けていたんです。
ひぇ~怖い怖い。
それにしても、中山美穂さんがこんな役をやるなんて・・・。昔のアイドルのミポリン時代を知っているので、なんだか複雑です(^_^;)
でもこの衝撃的な背景をドラマできっちり描いて行くのか・・・微妙ですね(笑)
兄の楠尾英通と知り合いの山辺はそんな病気のみゆきを見守ってかばっていたんです。
みゆきと関係を持った男性たちは、みゆきにぞっこんになり、奥さんと別れて一緒になりたいと言い出します。
そんなみゆきの虜になって何か問題を起こしそうな男たちに困って、兄の楠尾英通が男たちを殺したのでした。
そう、妹をかばうために男たちを殺した兄。しかし、その殺人には、妹へのゆがんだ愛情ゆえの嫉妬心も含まれていたようです。
またその体の関係を持った男の中にヤクザの男がいたって、みゆき~たち悪い(笑)
しかもみゆきは、派手なイケメンじゃなくて決して金持ちではない地味な男が好みだったとのこと。
どうやら旧華族の逆コンプレックスが生み出した歪んだ好みだったようです。
そして小説の最後には、梅木にすべてを知られてしまった、楠尾英通とおそらくみゆきが死んでしまっているだろう描写で終わります。
ラストは読者の想像になると思うのですが、おそらくみゆきと楠尾英通は心中、もしくは楠尾英通による無理心中をはかったと思われます。
原作とドラマの違いは?
まず、みゆきの兄楠尾英通ですが、年齢設定や人物像が全然違います。
小説では老人ですが、ドラマではなんとイケメン俳優小澤征悦さん。
しかも人物キャラクターは以下の通り。
「急成長で注目を集める女性向けファッション雑貨販売会社AMY社長。梅木が契約を狙う。」
引用元:http://www.tv-tokyo.co.jp/kajitsu/smp/
って、全然違う(+o+)
おそらく旧華族とか上流階級のくだりはドラマではやらないかも。少し結末の背景は変えてくるかもしれないですね。
また主演の梅木ですが
仕事もルックスも完璧な独身の広告会社のクリエイティブプランナー。
引用元:http://www.tv-tokyo.co.jp/kajitsu/smp/
これも違う。安月給のサラリーマンで、高い車を買って安アパートに住んで必死に月賦を返す役です。
まあ、30年以上前の小説なので、時代背景も違うし、いろいろ変わってきますね。そういった意味で、ドラマの結末はどのように描かれていくのか楽しみです。