純ちゃんの応援歌は実話?元ネタは?

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朝の連続テレビ小説・NHK朝ドラ「純ちゃんの応援歌(じゅんちゃんのおうえんか)」が2021年9月から再放送がスタートしました!(≧∇≦)

ヒロインを演じたのは、のちにトレンディードラマのクィーンと呼ばれるようになる山口智子(やまぐちともこ)さん♪

大物女優の貴重なデビュー作です。

ドラマは野球の大好きな少女の小野純子(おのじゅんこが)が、阪神甲子園球場に近い旅館の女将となり、一人前になっていく姿を描いたストーリー。

唐沢寿明さんとは、このドラマの共演がきっかけでご結婚されました(^^)

そんな朝ドラ「純ちゃんの応援歌」ですが、気になるのが実話なのか??ということ。元ネタはあるのでしょうか??

そこで今回は「純ちゃんの応援歌」が実話なのか??元ネタはあるのか?どうかを調べてみました。

ヒロインの純子はのちに旅館の女将になりますが、元ネタとなる旅館は実在するのでしょうか?

目次

純ちゃんの応援歌は実話?元ネタは実在の旅館?

【純ちゃんの応援歌】ネタバレ!原作あらすじキャストまとめ

純ちゃんの応援歌のストーリーは?

【純ちゃんの応援歌】妹役の恭子は松本友里!年齢や活動は?

「純ちゃんの応援歌」と「マー姉ちゃん」が、9月27日からアンコール放送されます(≧∇≦)

放送日はこちら♪

純ちゃんの応援歌(全151話)

NHK総合  毎週月曜~金曜16:20~16:50

マー姉ちゃん(全156話)

NHK BSプレミアム、BS4K 毎週月曜~土曜 7:15~7:30

毎週日曜9:30~11:00に1週間分6話連続放送

「純ちゃんの応援歌」は1988年から1989年にかけて放送された、第41回目のNHK連続テレビ小説♪

戦後の関西(和歌山、大阪、兵庫)を舞台に、弟思いで野球の大好きなヒロイン・純子(山口智子)が甲子園球場近くに旅館を開業し、「高校球児の母」と呼ばれる女将(おかみ)として活躍する姿を爽やかに描く。
高嶋政宏、高嶋政伸、唐沢寿明など、後に「トレンディー俳優」と呼ばれる役者も出演。
山口と唐沢は、この作品が縁となって結婚した。

引用元 NHK公式サイト

ヒロインの純子が旅館の女将となり、高校球児たちから母と慕われる存在になっていく姿を描いた作品です。

純子の夫となる速水秀平役は高嶋政宏さん。そして養子になったことで、純子の弟となる雄太役が唐沢寿明さんです。

ほかには弟、小野昭役で西川弘志さん、詐欺師のジョージ北川役には細川俊之さん、昭の幼馴染のガキ大将、金太郎は高嶋政伸さんが演じました。

平均視聴率は44.0%。当時としては平均的な数字です。脚本は「熱中時代」「たけしくん、ハイ!」「天までとどけ」シリーズなどの布勢博一さんが手がけました。

再放送にあたって主演の山口智子さんがコメントを発表しています。

戦争や愛する家族との別離の中で、亡き父や弟や甲子園球児たちの「夢」を自分の「夢」として生きた純子。

私も純子を生きることで、自分の未来に向かって、勇気を持って一歩を踏みだすことができました。

また、美しい主題歌にどんな苦難の時でも空を見上げ、希望を胸に進む力をいただきました。

かつてジュディ・ガーランドが映画の中で歌った、「虹の彼方に」を思い出させるキラキラとしたメロディは、今も私の人生の応援歌です。

引用元 NHK公式サイト

山口智子さんは実際に旅館を経営する家の長女として生まれ、下が妹だったため旅館を継ぐように言われて育ちました。

ご両親は山口智子さんが小学生のときに離婚し、母親に引き取られますが、おばあちゃん子だった智子さんは、自ら旅館に戻り母と妹とはずっと絶縁状態だったといいます(>_<)

大学進学とともに上京し、つかの間の都会生活を満喫する予定だったそうですが、大女優になったため、旅館は継ぎませんでした。

実家の旅館は父親が亡くなったときに閉館。母や妹とも和解し、祖母や父の再婚相手の面倒なども山口智子さんがみていたそうです。

山口智子さんの運命を変えたのが「純ちゃんの応援歌」。このころは旅館を継ぐかどうかで迷っていたころだったと思います。

そんな山口智子さんが絶賛する「純ちゃんの応援歌」オープニング曲は、ドラマの音楽を手掛けた朝川朋之さんによるインスト。

明るくさわやかでやさしい曲です。どうぞドラマのオープニングで癒されてください(#^.^#)

純ちゃんの応援歌は実話?元ネタは旅館?

「純ちゃんの応援歌」はおそらく実話ではなく、純子のモデルも旅館のモデルも存在しないと思います。

正式なモデルや原作がある場合、公式な発表があるのが通常。ですが「純ちゃんの応援歌」にはそのようなアナウンスはありませんでした。

ですが、NHKから取材を受けていた旅館があります!その旅館のエピソードがドラマで使われているので、元ネタのひとつではないかと思います。

その旅館は神戸市にある「料理旅館 御影荘」♪春にはキレイな桜が咲くことで有名です(^^)

樹齢100年のソメイヨシノ、見てみたい(≧∇≦)コンテストもあるみたいです!

御影荘

住所 神戸市東灘区御影郡家2丁目16-11
電話 078-851-7363
メール info@mikagesou.com
アクセス 阪急御影駅 徒歩2分

引用元 御影荘公式サイト

昭和22年、1947年に創業した歴史ある御影荘。名水と旬の素材を使った懐石料理が自慢の宿です(^^)

お風呂は自然界にある天然石の中で、最もイオン化作用の強い薬石光明医師が主な源泉。

宿泊以外にも、ランチや料理が楽しめます♪

この御影荘は甲子園球場に近いため、ずっと高校球児たちを受け入れてきたそうです。

1995年の阪神淡路大震災以降、球児たちは大阪の宿泊施設を利用するようになりました。

「純ちゃんの応援歌」の製作スタッフが御影荘に取材に行き、当時の女将さんに取材しています。

そして、旅館での様々なエピソードをお伺いしたそうです。

純子のモデルのひとりだと思われるのは、現在の女将の大鼓石美佐代さんの母親で前女将の大垣智子さんです!

純ちゃんを演じた山口智子さんと同じ名前というのも奇遇ですね~。

大垣智子さんは当時、球児たちから母親のように慕われていたそうです。智子さんは球児たちが出かけるときは、必ず火打ち石で縁起担ぎをしていたといいます。

火打ち石はこちらです。

球児たちも智子さんを慕い、自分たちの親にも相談できないようなことを、智子さんに相談したり、就職したことを報告に来る子もいたそうです。

球児たちととっても素晴らしい関係を築いてきた大垣智子さん。

ということで、甲子園球場の近くにある料理旅館 御影荘は実際に「純ちゃんの応援歌」制作スタッフが取材に訪れた旅館です。

御影荘はモデル・元ネタのひとつと考えられます。また、女将で球児たちから母のように慕われていた、大垣智子さんは純子のモデルのひとりだと思います。

実話ではないので、このように取材したいくつかの旅館や女将さんたちが、モデルになっているのではないでしょうか。

純ちゃんの応援歌の実話エピソードは?

先程ご紹介した、ドラマの制作に関して取材を受けた旅館「料理旅館 御影荘」で起こった出来事が、そのままドラマで描かれているんです。

その中の1つをご紹介します。

現在の「料理旅館 御影荘」の女将である美佐代さんがまだ子どもだったとき。

美佐代さんがいなくなりますが、旅館の仕事が忙しく気づきません。

気づいて大騒ぎで探すと、なんと美佐代さんは押し入れで眠っていました(笑)無事でよかったです(^^)

このエピソードが「純ちゃんの応援歌」で描かれているんです。

「料理旅館 御影荘」での取材でお話されたこんな実話のエピソードもほかにもいくつも描かれていると思います。

どうぞ楽しみにしていてください♪

御影荘の公式ホームページはこちらです。

御影荘公式サイト

神戸、大阪方面にお出かけの際には「料理旅館 御影荘」のお食事やお風呂で、ゆっくりされてみてはいかがでしょう

純ちゃんの応援歌のあらすじは?

【純ちゃんの応援歌】結婚相手は誰?ネタバレまとめ

「純ちゃんの応援歌」あらすじを第10話までカンタンにご紹介します!

第1話

昭和22年6月、純子(山口智子)の一家は、疎開先の和歌山県美山村の父の親友・雜賀久助(桂枝雀)の家で暮らし、満州からまだ帰らぬ父を待っていた。

村の運動会で、絶対に賞品の米一斗をとるのだと、大いに張り切る純子は、つや(白川由美)の息子の正太夫(笑福亭鶴瓶)とペアを組んで、二人三脚に出場。

運動会も盛り上がり、弟の昭(岩芝公治)たちの騎馬戦をみんなが見守る中、車に乗ったGHQらしいふたりの男が来て…。

第2話

GHQを名乗る男は、ジョージ北川(細川俊之)と速水秀平(髙嶋政宏)。

純子(山口智子)は二等賞品の米一斗をねらい、障害物競争に出場。

純子は、“制服を来た人”のクジをひき、秀平の手を取って引っ張り出す。

秀平は、純子を抱いたまま一位でゴールイン。
ミシンが二台あっても仕方ないと思っていた矢先、もも(藤山直美)が来て、米と交換する。

そんなある日、大原(赤塚真人)という男が、父の消息を伝えにやってきて…。

第3話

大原(赤塚真人)は引き揚げ者で、まだ帰らない父・陽一郎の消息を純子(山口智子)たちに聞かせた。

別れた時は元気だった、と言うが、大原は純子との別れ際に、陽一郎たちの班は集団自決をして、助かったのは三人だけだと言う。

ショックのあまり純子は気を失い、久助(桂枝雀)に抱きとめられ、大原の話は母たちには言わないことにしよう、と心に決める。

その夜、北川(細川俊之)の指導でフォークダンス大会が開かれるが…。

第4話

純子(山口智子)はその夜、一睡もできなかった。
大原の話が耳にこびりついて離れなかったのだ。

一方、興園寺家では、つや(白川由美)が正太夫(笑福亭鶴瓶)に純子への気持ちを聞く。

久助(桂枝雀)が、何やらひどく迷っている純子に声をかけると、純子は、父の事を母(伊藤榮子)に隠しているのが辛くて、とボロボロ涙を流す。

そんな純子に久助は、父のグローブを見せ、父との思い出を語ると、純子は皆に話す決意をして…。

第5話

つや(白川由美)が北川(細川俊之)を連れて、純子(山口智子)のところへやってきた。

純子に店で働いてもらえないか、と頼みに来たのである。
もも(藤山直美)のところで手伝っている純子だったが、引き受けることにする。

北川はつやをドライブに誘い、一方、正太夫(笑福亭鶴瓶)は、純子を興園寺家に連れてくる。

蔵から出てきた純子が、北川を探しにやってきた秀平(髙嶋政宏)とばったり。

秀平は、自分の素性を話し出し…。

第6話

純子(山口智子)は、つや(白川由美)の店に初出勤、純子は正太夫(笑福亭鶴瓶)の弟・清彦(生瀬勝久)に山仕事のことを教わり、正太夫は愚兄賢弟とこぼす。

小学校の校庭で、純子と昭(岩芝公治)がキャッチボール。

まわりで見ている子どもたちに、一緒にやろうと、純子は声をかけ、手作りのグローブとボールで三角ベースを行う事になった。

その夜、家で純子たちが皆のグローブを作っていると、秀平(髙嶋政宏)がやってきて…。

第7話

秀平(髙嶋政宏)は純子(山口智子)に、自分はGHQではなく材木の話は詐欺だと明かす。

秀平は、北川(細川俊之)が詐欺だということは明かさず、つや(白川由美)が断るように話してくれないかと頼む。

純子はつやに断るように進言するが、商売の話に口を挟むな、と一蹴されてしまう。

純子は正太夫(笑福亭鶴瓶)に頼んで、山を案内してもらうが、伐採した木の下敷きになる。

その夜、北川に会いに興園寺家に忍び込んだ純子は…。

第8話

純子(山口智子)は北川(細川俊之)に、黙って出て行ってくれ、と頼む。

純子が、秀平(髙嶋政宏)は北川のことが好きで、警察に捕まってほしくないから頼んだ、と言うと、北川は黙って出て行く決意をして、秀平につかみかかる。

朝、純子が興園寺家に出勤してくると、逃げ出そうとする北川と鉢合わせる。

同時に、本物のGHQが木材の調達に興園寺家を訪ねてきて、北川は興園寺家の代理人と名乗って仲介し、GHQと去って行く。

第9話

秀平(髙嶋政宏)は一人で興園寺家に残っていた。

純子(山口智子)がどうするつもりなのかと問いただすと、秀平はつや(白川由美)に全てを打ち明ける。

するとつやは、だまされたことを認めず出て行こうとする秀平を引き止め、今まで泊まった宿泊代を払えないなら家でただ働きをしろ、と命じる。

純子が役場へお使いに行くと、友達の静尾(押谷かおり)が秀平に関心をもって純子にいろいろと聞いてくるのが、純子には面白くなく…。

第10話

純子(山口智子)は静尾(押谷かおり)に手伝ってもらって、秀平(髙嶋政宏)が探している場所を役場で探すが見つからない。

子どもたちは、GHQが持ってきてくれる、というグローブをあてにして、皆素手で野球をしている。

村に疎開に来た法律家の清原(浜村純)は、闇の物には手を付けない、と言いながら腹をすかしている。

GHQから日曜日に約束の野球道具を持って来ると電話があり、純子と子どもたちは、朝から待ち構える。

時代は1947年。純子の家族は疎開先の和歌山で、父が満州から戻ってくるのを待っています。

スタート早々から将来の夫、秀平と出会うんですね~(#^.^#)秀平と一緒にやってきた詐欺師、ジョージ北川を改心させるまでや、子どもたちと野球を始める純子の姿が描かれています。

ちょっとここからネタバレ!

父親の陽一郎(川津祐介)は、このあと無事に戻ってきます(≧∇≦)しかも、母親に捨てられたという男の子を連れて来ます。

その男の子、雄太を唐沢寿明さんが演じ、のちに小野家の養子となり、純子の弟となります。

せっかく戻った陽一郎でしたが、心臓病を悪化させ亡くなってしまい、一家は大阪で暮らし始めました。

純子はのちに甲子園球場に近い旅館の女将になりますが、ドラマではそんな純子の奮闘が描かれています。

 

純ちゃんの応援歌は実話?元ネタのまとめ

【マー姉ちゃん】ネタバレ!原作あらすじキャストまとめ

「純ちゃんの応援歌」が9月27日からアンコール放送されます!

山口智子さん演じる純子は、野球が大好きで弟思いの明るく元気なヒロイン♪

甲子園近くに旅館を開業し、球児たちの母と慕われる女将に成長します。

「純ちゃんの応援歌」に原作やモデルはないようなので、実話ではないと思います。

ただ元ネタとして、当時スタッフが取材した旅館がありました。

それが「料理旅館 御影荘」です。御影荘では阪神淡路大震災までずっと球児たちの面倒をみていて、女将だった大垣智子さんは球児たちから母親のように慕われていたそうです。

現在は娘の大鼓石美佐代さんが女将をされていますが、美佐代さんが子どものときに押し入れで眠ってしまい(;^^)、行方不明になったと大騒ぎになったことがあったそうです。

そんなエピソードが「純ちゃんの応援歌」でも描かれます(^^)

ほかにもNHKが取材した旅館は存在すると思いますが、明らかになっているのは御影荘だけのようですね。

33年前に放送された連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」。当時24歳だった初々しい山口智子さんから元気をもらいましょう(≧∇≦)

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