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朝ドラおちょやん【かんじ】のモデルは藤山寛美

朝ドラおちょやん
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NHK朝ドラ「おちょやん」で杉咲花（すぎさきはな）さん演じるヒロイン、竹井千代（たけいちよ）に息子のようにかわいがられているのが松島寛治（まつしまかんじ）(^-^)

元人気子役「まえだまえだ」の前田旺志郎（まえだおうしろう）さんが演じています。

一平と千代に子どもがいないので、やんちゃなかんじがかわいくて仕方がないようですね。

その松島寛治のモデルは、日本の喜劇王だった藤山寛美（ふじやまかんび）さんです！

そこで今回は朝ドラ「おちょやん」の寛治【かんじ】のモデルの藤山寛美さんについてまとめてみました。

藤山寛美さんとはどんな人物だったのでしょうか？

また今後の寛治のネタバレについては、以下の記事にまとめてあります！

おちょやん寛治は戦死する？慰問から生きて帰ってくるのかネタバレ

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目次

朝ドラおちょやん【かんじ】のモデルは藤山寛美で喜劇役者

おちょやん寛治は戦死する？慰問から生きて帰ってくるのかネタバレ

朝ドラおちょやんの【かんじ】とは？

松島寛治（まつしま　かんじ）：前田旺志郎

鶴亀家庭劇に新しく劇団員として参加する。
新派の劇団の座長の息子だが、早くに父親を亡くしている。
大山鶴蔵社長の命令で鶴亀家庭劇に預けられ、千代と一平のもとで生活することになる。

引用元　NHK公式サイト

寛治（かんじ）は「おちょやん」に泥棒と間違えられて登場しましたね(^^;)

かなり背は高いですが(^^;)、登場した時は15歳という設定です。

父親が新派の劇団の座長で、かんじは裏方としていろいろと手伝っていたようです。

公式の人物紹介では早くに父親を亡くし、とありますが、ドラマでは「父親を亡くしたばかり」と熊田（西川忠志）が説明していました。

母親のことも知らないという寛治。

父親が劇団の座長で、その父親を子どものころに亡くし、母親のこともほとんど知らずに育った一平（成田凌））と境遇がとても似ています。

寛治の遠縁の親せきが1か月後に迎えに来るので、それまで鶴亀家庭劇でかんじの面倒を見てほしい、とのこと。

熊田が自己紹介をするように言うと、かんじは笑いながら「え～。松島寛治言います！」とあいさつを。

一平と千代（杉咲花）の家で預かるには、一平が脚本を書くのに気が散るので、劇団員に聞いて回ります。

でもみんなから「子どもが5人いる」「彼氏がいつ来るかわからない」「借家なので無理」とそれぞれの理由で断られてしまいました。

やはり天海家でかんじを預かることになりましたが、どうやら千代は張り切っているようです(^-^)

「子どもがいたらこんな感じかな～？」と思いながら、寛治のためにいろいろと尽くす千代。

明るくふるまっていますが、たまにふと悲しそうな顔をする寛治に、千代は少し違和感を感じていました。

寛治はとても人懐っこくて、すぐに天海家に慣れます。

勝手に一平の書斎に入り原稿を盗み見しますが、ほめちぎることで怒られません(^^;)

ごはんが入った鍋をひっくり返してしまい、泣いているのでなぐさめたら嘘泣きだったり（笑）

処世術に長けているとでも言うのでしょうか(^^;)、とにかくつかみどころのない少年です。

でもそんなかんじが、かわいくてたまらない千代は、寛治に「おかあちゃん」と呼ばせたくて仕方がありません。

そんなある日、天海家に鶴亀撮影所で一緒だった小暮（若葉竜也）と高城百合子（井川遥）がやってきます。

政府に反抗するような芝居をしていて、特高から目を付けられ逃げていたのです。

その話を耳にしたかんじは、千代と一平の身を案じ警察に知らせた方がいい、と言います。

もし小暮と百合子が特高につかまって、ここに匿われていたことを話したら、仲間だと思われてしまうと心配したのです。

千代はそんなことはあらへん、と言いますが寛治はどうやら人を信用しない人物のようです。

このようにこれまで描かれてきた松島寛治は、明るく人懐っこい少年ですが、時折厳しい顔をしたり、何か裏の顔ももっているようです。

そんな二面性をしっかり演じている前田旺志郎さん、さすがですね(≧∇≦)

朝ドラおちょやんの【かんじ】のモデルは藤山寛美！人気喜劇役者

松島寛治役は前田旺志郎！元人気子役のまえだまえだ

そんな前田旺志郎さんが演じる、松島寛治のモデルは藤山寛美さんです。

戦後昭和の上方喜劇界を代表する、あまりにも有名な喜劇役者であり、数多くの名作を残した藤山寛美さん。

演技派女優の藤山直美さんお父さんです。

そんなモデルの藤山寛美さん。

さて、どんな人物だったのでしょうか？以降で詳しくご紹介していきます。

朝ドラおちょやん【かんじ】のモデルの藤山寛美の史実とは？

浪花千栄子に子供はいる？養女がいたの？

藤山寛美さんは1929年生まれ。大阪で新派の俳優の息子として誕生しました。

かんじのモデル藤山寛美の父親は劇団員

「おちょやん」のかんじは、父親が新派の座長でしたが、藤山寛美さんの父親は劇団員だったそうです。

千代と寛治は親子のような関係になりつつありますが、ここで実際の年齢差をみてみましょう。

◆1906年生まれ　二代目渋谷天外（一平のモデル）

◆1907年生まれ　浪花千栄子（千代のモデル）

◆1929年生まれ　藤山寛美（かんじのモデル）

千代のモデル、浪花千栄子さんとは22歳も違うんですね～本当の親子と同じくらい離れています。

藤山寛美さんが4歳のころ父親が病死してしまいます。

その1年後に初舞台に立ち、その後新派で俳優として活動をしていました。

かんじのモデル藤山寛美は「松竹家庭劇」に移籍して浪花千栄子と出会う

藤山寛美さんが13歳のとき、二代目渋谷天外さんに誘われ「松竹家庭劇」に移籍します。1942年ころになりますね。

「おちょやん」でかんじは15歳なので、もっと若いころに移籍しています。

このときは浪花千栄子さんも30少し過ぎたくらい。13歳の藤山寛美さんがかわいかったのもわかります(^-^)

渋谷天外さんにとっても可愛がられていたという藤山寛美さん。

二枚目が多かった新派の劇団。「おまえは新派の顔じゃない」と口説かれて(^^;)喜劇にいったとか（笑）

松竹家庭劇に移籍後は、二代目渋谷天外さんと浪花千栄子さんご夫婦と一緒に暮らしています。

おふたりにとても可愛がられ、養子縁組の話まであったそうです。

かんじのモデル藤山寛美の戦争中と戦後は波乱万丈

ですがその後戦争が激しくなり、庶民も芝居どころではなくなります。

大阪にも大空襲があり、多くの劇場が焼失してしまいました。

藤山寛美さんは慰問団の一員として満州に渡る決意をします。

そこで終戦を迎え、ソ連軍に拘束されましたが、解放されたあとはボーイや靴磨きなどをしながら、なんとか生き抜いたそうです。

ようやく帰国できたのは1947年。18歳のころですね。

帰国後は劇団を転々としながら、その年に結成された「松竹新喜劇」の立ち上げに参加しました。

ところが1951年、看板女優だった浪花千栄子さんは劇団を去ってしまいます(>_<)

天外さんが劇団の若い女優と浮気をし、相手が妊娠したのです。

その女優は千栄子さんがとても可愛がっていた女優。千栄子さんの怒りは相当なものでした。

結局ふたりは離婚をし、千栄子さんは新喜劇を去ります。

看板女優がいなくなり、心配された松竹新喜劇でしたが、その年に天外さんが書いた「桂春団治」が大ヒット。

酒屋の丁稚役だった藤山寛美さんは一躍人気者になりました。

その後天外さんが脳出血で倒れ、藤山寛美さんが実質的な座長となります。

芸人の家に芸人として生まれた藤山寛美さん。お金の使い方も凄かったそうです(^^;)

気前が良く面倒見もよかった藤山寛美さんは、結局1966年に2億円近い負債を抱えてしまい自己破産。

松竹から専属契約が解除されてしまいました。

ところが藤山寛美さんのいない松竹新喜劇はどんどん客足が落ちていきます。

松竹は藤山寛美さんの負債を立て替えることで、寛美さんを復活させました。

復帰後の藤山寛美さんは松竹新喜劇の中心人物となり、喜劇王へとなっていきます。

20年間1日も休まず舞台に立ち続けたという藤山寛美さん、負債もすべて完済しました。

こうして藤山寛美さんは喜劇王として長く君臨することになります・・・が。

このようなワントップが長く続くと、芝居もマンネリ化していき劇団員との軋轢も生じます。

力のある劇団員が次々と辞めていきました。

次のトップも育たないまま、1990年に藤山寛美さんは体調不良となり、肝硬変と診断され入院。

入院から2か月後に60歳でお亡くなりになりました。

実に豪快で波乱万丈な生き方をした藤山寛美さんです。

女優の藤山直美さんは藤山寛美さんの三女。

そしてこれからおちょやんに登場する藤山扇治郎さんはお孫さん♪

「おちょやん」ではこれから鶴亀新喜劇に参加する須賀廼家万歳として登場(≧∇≦)

ちなみに朝ドラ「まんぷく」ではコックの野呂さんとして出演していました。

懐かしいですね～(^-^)

さて、そんな藤山寛美さんをモデルにした松島寛治。

前田旺志郎さんの今後の演技も楽しみですね♪

 

 

朝ドラおちょやん【かんじ】役の俳優は前田旺志郎！プロフィールは？

わろてんかでキースの子役前田旺志郎の現在の活動は？カルテットなど出演作品も

名前　前田旺志郎（まえだ　おうしろう）
生年月日　2000年12月7日（20歳）
趣味・特技　バスケットボール・水泳（平泳ぎ）

引用元　松竹公式サイト

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前田旺志郎(@oshiro_maeda)がシェアした投稿

大阪出身の前田兄弟。旺志郎さんは弟です(^-^)

お笑い兄弟コンビの「まえだまえだ」は、旺志郎さんが7歳の2007年から活動しています。

『エンタの神様』や『M-1グランプリ』などで活躍し、『M-1グランプリ』では準決勝まで進出しました！

しばらく見てないですが、現在は活動休止中だとか。お兄さんの前田航基さんは再活動をする気持ちがあるようです(^-^)

お兄ちゃんもこんなに大きくなりました。

前田兄弟は「まえだまえだ」結成前から子役として活動し、関西では有名な子役でした。

前田旺志郎さんは5歳のときに「水戸黄門」に出演。

そして11歳で大河ドラマ「平清盛」の松山ケンイチさんが演じた平清盛の幼少期を演じています。

大河ドラマならもうひとつ「いだてん」にも小池禮三役で。

ドラマ出演は2010年と2011年はありませんが、2012年からはずっとコンスタントに出演されています。

NHK朝ドラは今回が2度目の出演。

1度目は「わろてんか」で、キース（大野拓郎）の少年時代を演じました(^-^)

2018年には「40周年記念生ドラマ 銀河鉄道999」に星野哲郎役で出演♪

「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」特別編ではピッチャーの平山良平役で。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」では男子高校生、天城駿を演じました。

そしてDISH//の「猫」をドラマ化した「猫」では小西桜子さんとW主演♪

4月公開予定の山田洋次監督映画「キネマの神様」では沢田研二さんの孫、円山勇太を演じます♪

沢田研二さん演じる落ちぶれたゴウの才能を、再び呼び戻すきっかけとなる主要キャストです(≧∇≦)

このようにずっと芸能界で活動を続けていますが、ちゃんと学業も積んでいます！

なんと前田旺志郎さんは現在慶應義塾大学に通う大学生。

AO入試で一度落ちてしまい、芸能活動を休止して挑んだ２回目で見事合格しました(^-^)

 

 

朝ドラおちょやん【かんじ】のモデルは藤山寛美のまとめ

鶴亀新喜劇のモデルは松竹新喜劇！浪花千栄子が活躍

NHK朝ドラ「おちょやん」に登場した松島寛治（まつしまかんじ）のモデルは、喜劇王の藤山寛美さんです。

松竹新喜劇の顔として長年君臨されていました。

松島寛治を演じるのは、元子役でお笑いコンビ「まえだまえだ」の弟、前田旺志郎さん(≧∇≦)

まだ20歳の大学生ですが、かなりな存在感じゃないですか？

前田旺志郎さんがこれから喜劇王の藤山寛美さんになっていきます！

今後の前田旺志郎さんの演技が楽しみですね♪

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