山田耕筰(やまだこうさく)さんは、歌謡曲や童謡、吹奏楽や校歌に至るまで、さまざまな作曲をされた偉大なる作曲家です。
朝ドラ「エール(えーる)」では志村けん(しむらけん)さんが演じています。志村けんさん、思ったより登場回数が多くて、亡くなってしまったとは今だに思えません(T_T)
「エール」で志村けんさん演じる小山田耕三(おやまだこうぞう)と、主人公の古山裕一(窪田正孝)の微妙な関係、みなさんも気になっていませんか?
本当にドラマの中のように山田耕筰さんは古関裕而さんにあのような言動をしたのでしょうか?ちょっと怖いですよね(^^;
そこで実際の山田耕筰さんと、裕一のモデルである古関裕而(こせきゆうじ)さんとの関係について実話を調べてみました。
さて、山田耕筰さんと古関裕而さんは、どんな関係だったのでしょうか?
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山田耕筰がモデルの志村けん演じる小山田耕三とは?古関裕而が憧れた?
小山田耕三のモデルは山田耕筰で作曲家!エールで志村けんが演じる
小山田耕三(おやまだ こうぞう):志村けん
裕一が小山田に「反逆の詩(うた)」の譜面を見せたシーン。
緊張の一瞬でしたが、カットがかかると笑顔の窪田さんと志村さんでした😊#朝ドラエール#窪田正孝#志村けん pic.twitter.com/vSRBzrzeoT— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 19, 2020
日本を代表する西洋音楽の作曲家。
裕一のたぐいまれな作曲の才能に気づき、コロンブスレコードに専属作曲家として推薦するが、一方で、裕一の活躍が自分の地位を脅かすのではないかと恐れている。
引用元 公式サイト
小山田耕三の人物像、まだよくわからないですよね~。裕一のことをどう思っているのか、まったく掴めません(>_<)
でもそれもそのはず、公式の人物紹介でも、古山裕一(窪田正孝)の才能は認め推薦するも、どこかで自分の地位をゆるがすのでは?という不安も持ち合わせているようです。
そんな裏腹な気持ちが、裕一に対する態度にも表れているのでしょうか。
一度は断られたコロンブスレコードとの契約でしたが、ディレクターの廿日市(古田新太)に鶴の一声で、すぐに裕一と契約させたのは小山田耕三。
ふたりが初めて会ったとき、てっきり「お~君か!」な感じでフレンドリーな展開になると思っていましたが、小山田耕三はかなりな塩対応でした(^_^;)
小山田耕三は古山裕一をどう思っているのか? ここからわたしの個人的な予想をさせていただきますm(__)m
最初にふたりが会ったとき、裕一は超緊張しながらこんなことを小山田耕三に言いました。
いつか先生と同じ青レーベルで音楽を書けるよう、精進していきます
これに小山田耕三は憮然としながら、こう返しました。
君は赤レーベルでどんな曲を出したのかな?
まだ裕一は1曲もレコードを出していません(>_<)
コロンブスレコードは、赤レーベルと青レーベルに別れていて、青は西洋音楽、そして赤は歌謡曲というふうに分かれていました。
返答に困る裕一に、小山田耕三はこう畳みかけます。
君は赤レーベルの作曲家だよね~?
かなり緊張のシーンでした。志村けんさんの威厳もものすごかったです。
でも、そもそもどうして裕一は赤レーベル専属になったのでしょうか?裕一が世界的作曲コンクールで、2位に入賞したのは西洋音楽。
本来であれば青レーベルで契約するのでは?
そして小山田耕三の「君は赤レーベル専属だよね?」と勝ち誇ったような(^_^;)、いいまわし。
もしかしたら小山田耕三が、裕一と赤レーベルで契約するように圧力をかけたのでしょうか?え!?考えすぎ?
でも裕一がやりたいのは青レーベルの西洋音楽。そのため曲が作れず苦悩しています。
そしてとうとう西洋音楽の曲を作り、小山田耕三に持って行きましたね~。鼻で笑われてしまいましたが(^_^;)
裕一にとっては最高傑作だったその作品。どうして小山田耕三は冷たく突き放したのでしょうか?
赤レーベル専属であることを忘れている裕一をあざ笑ったのか?それとも潰れそうになっていく裕一を見て、狙い通りだと思ったのか・・・。
まだ小山田耕三の真意はわかりません。でも個人的には、やっぱり裕一を潰そうとしているのでは?と思っています。
さて、そんな小山田耕三を演じる志村けんさんの登場ですが、病に倒れる前に一度撮影が終わっていました。
これから登場するのかまだわかりませんが、原作ではまだたくさん小山田耕三が登場します。
そこはまだ撮影されていないので、代役をたてるのか脚本を変えるのか、まだ決まっていません。
というか、撮影そのものがコロナの影響で伸びてしまっているので、もしかしたら大幅な脚本の書き換えをする可能性もあります。
こんな真剣な志村けんさんの演技、これまで見たことがなかったので、まだまだ見ていたい思いにかられています(T_T)
公式ツイッターではメイキング動画が公開されています。この動画で志村けんさんを偲びたいと思います。
裕一と小山田のシーンのメイキング動画をお届けします✨#朝ドラエール#窪田正孝#志村けん pic.twitter.com/Ysdbvv3RhJ
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 19, 2020
そんな小山田耕三のモデルの山田耕筰さんですが、古関裕而さんとの関係が気になってくるドラマでの関係性です。
山田耕筰とはどんな人物?
山田耕筰さんは1886年に生まれました。「からたちの花」「この道」「待ちぼうけ」「赤とんぼ」など多くの童謡などを生みだした作曲家です。
下のツイッター画像の右側の男性です(^^)
【テレビ】5/16(水)BS朝日 22時
昭和偉人伝 #104「山田耕筰・北原白秋」
今年で童謡が生まれて100年。今回は、今も愛される童謡の名曲を数多く生んだ、詩人・北原白秋と作曲家・山田耕筰の足跡をたどり、日本人の心に残る原風景を探る。https://t.co/uVlY1ZMPDa pic.twitter.com/6UBwlIQcBg— JapanDocs (@jdocs) May 16, 2018
古関裕而さんは1909年生まれなので、23歳年上になりますね。
今「エール」で裕一は21歳なので、小山田耕三は40代半ばくらいでしょうか。もうちょっと上に見えますが(^_^;)
山田耕筰さんは東京で生まれました。父親は医師だったそうですが、山田耕筰さんが10歳のときに他界。
13歳のときに姉のところに身を置きます。姉にはエドワードという夫がいて、山田耕筰さんはエドワードから西洋音楽を学びました。
16歳で初めて作曲。その後東京音楽学校声楽科を卒業しています。
古関裕而さんが1歳のころ、ドイツに作曲を学ぶため留学。4年後の1914年に帰国しています。
このころ山田耕筰さんに女性スキャンダルが(^_^;)、とても真面目だった古関裕而さんは、それが許せなかったそうです。
山田耕作さんは1917年にアメリカへ行き、アジア人で初のカーネギーホールで演奏会を♪その後日本でオーケストラ演奏会を開きました。
1926年。山田耕筰さんが40歳のころ、オーケストラ楽団の失敗で借金を抱えてしまいます。ですがこのころ多くの童謡が誕生しました。
やがて戦争となり、多くの軍歌も作曲されています。
終戦後は放送文化賞や文化勲章などを受賞、日本指揮者教会長にも就任されました。
1965年脳溢血により80歳でお亡くなりになっています。
このように山田耕筰さんは、日本に西洋音楽やオーケストラなどを広めた第一人者。また童謡、歌謡曲、西洋音楽、吹奏楽曲、校歌などさまざまな曲を作曲されてきました。
そんな山田耕筰さんと古関裕而さん。どんな関係があったのでしょうか?
山田耕筰と古関裕而の関係は?
山田耕筰さんは、古関裕而さんが学生のころからすでに大作曲家となっていました。
「エール」では裕一が小山田耕三の本で勉強した、とありますが、実際にもそうであったと思われます。
【山田耕筰の推薦】
やはり今回は山田耕筰。古関とは福島時代から手紙で交流しており、作曲についても色々と助言。東京のレコード会社に推薦してくれたのも山田でした。当時すでに大物だったのに、えらく親切。ドラマでは不穏な雰囲気でしたが、どうなるやら? pic.twitter.com/umDhmAK3ET— 辻田 真佐憲@『古関裕而の昭和史』(文春新書)発売中 (@reichsneet) May 1, 2020
まだ古関裕而さんが福島にいたときから、時々ふたりは手紙のやり取りをして、助言をもらっていたそうです。
古関裕而さんは山田耕筰さんの作曲に関する本などを読み漁り、独学で勉強しました。
また山田耕筰さんの楽譜は、全て頭の中に入っていたそうです。もう大ファンだったんですね~♪
音(二階堂ふみ)のモデル、金子さんとの文通では「山田耕筰を抜かす」なんてことも書いていたそうですが(^_^;)
そして「エール」と同じように、当時コロムビアの顧問だった山田耕筰さんが、コロムビア専属に推薦してもくれました。
裕一が小山田耕三に持って行った西洋音楽のタイトルは「反逆の詩」。古関裕而さんは実際に「大地の反逆」という曲を作曲されています。
このとき山田耕筰さんに相談したそうで、古関裕而さんは「まだまだ勉強しなければ」と言われてしまったそうです(^_^;)
このことからも二人は師弟関係にあり、古関裕而さんの才能を恐れるといったことは、なかったようにも思えます。
ですが、古関裕而さんの才能を恐れた山田耕筰さんが、古関裕而さんに歌謡曲を作らせた、という噂もあります。
これはドラマがどうなっていくのか、楽しみですね。裕一を潰すためだったのか、それとも曲ができない裕一を助けるためだったのか・・・。
また古関裕而さんも、もともとは崇拝していた山田耕筰さんを、度重なる女性スキャンダルで失望。憧れから超える存在に変わっていったともいわれています。
ドラマと同じように、ふたりの関係は微妙だったのかもしれません。「エール」の今後の展開に注目したいです(≧∇≦)
山田耕筰と古関裕而の関係のまとめ
山田耕筰さんは、現在「エール」に登場している志村けんさん演じる小山田耕三のモデルです。
古山裕一(窪田正孝)の憧れの人物で、裕一をコロンブスレコードと契約するのに、推薦してくれた人物。
ですが小山田耕三の態度がちょっと微妙(^_^;)。自分の立場を脅かしかねない裕一を陥れるのか、それとも自分を師と仰ぐ青年に助け船を出すのか・・・。
これは史実でも微妙ではありました。これから「エール」で描かれることが真実なのかもしれません。
古関裕而さんが学生のころから、手紙のやり取りをしていたという山田耕筰さん。
ふたりの関係が、信頼のある師弟関係であればいいな~と思います。