10月7日に放送されるテレビ朝日のドラマスペシャル「誘拐法廷〜セブンデイズ〜」。
主演は松嶋菜々子(まつしまななこ)さんで、キム・ユンジンさん主演の韓国映画「セブンデイズ」が原作のサスペンスドラマです。
そんなドラマ「誘拐法廷」の真犯人や黒幕、真相を原作映画のネタバレからご紹介。
衝撃の結末ラストが待っています。
「誘拐法廷」の結末を知りたくない人は閲覧注意です。
誘拐法廷のあらすじとは?
■タイムリミットは7日間――母性と倫理が交錯するどんでん返しの応酬!!ノンストップサスペンス
2007年に公開されたキム・ユンジン主演の韓国映画『セブンデイズ』。韓国で動員200万人超えを記録した大ヒット作がこの秋、松嶋菜々子主演の日本版ドラマ『誘拐法廷~セブンデイズ~』となって生まれ変わります!
本作は“母性”と“倫理”、さらに“無数のどんでん返し”がめまぐるしく交錯する《7日間のノンストップサスペンス》。敏腕女弁護士・天吹芽依子(松嶋)の一人娘が誘拐されるという衝撃展開から始まる物語は、瞬く間に“前代未聞の事件”へと発展していくことに…。なんと娘の命を楯に、芽依子は誘拐犯から「殺人罪で起訴された、限りなくクロだと思われる被告人の無罪を勝ち取ること」を要求されてしまうのです! しかも…タイムリミットはわずか7日間!! そんな中、最愛の娘を無事に取り戻したいという“母親の闘争本能”が、芽依子を駆り立てます。背水の陣で、法律ギリギリの行為も厭わない彼女。しかし、その行く手には次々と困難が立ちはだかり…!?“母性”という名の無償の愛、そして弁護士としての“倫理”の狭間で、苦闘を強いられる芽依子――。最後の最後まで先の読めないサスペンスフルな展開と、母娘の心揺さぶる人間ドラマがこの秋、視聴者をどこまでも翻弄します!
引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/yuukaihoutei/#/?category=drama
敏腕弁護士・天吹芽依子(松嶋菜々子)は、警視庁の幹部で別居中の夫・相澤吾郎(杉本哲太)との離婚を決意。9歳の娘・天吹真衣(高丸えみり)の親権だけは絶対に渡すまい、と心に誓う。
その矢先、芽依子が血相を変える事件が起こってしまう。なんと真衣が何者かに誘拐されてしまったのだ! しかも、誘拐犯は真衣の命と引き換えに、芽依子にとんでもない要求を突きつける。
学生アーティスト殺人事件の被疑者で、無実を主張し続けている国光瑛二(柄本時生)を弁護し、無罪判決を勝ち取れというのだ! だが、国光は限りなく有罪だと思われる人物。
しかも、裁判の結審まで残された時間は、たった7日間しかない。どんなに優秀な芽依子でも、厳しい状況であることは明白だったが…。
「あの子は誰にも渡さない」――強い母性本能に突き動かされた芽依子は意を決し、立ち上がる!芽依子はすぐさま国光を担当する国選弁護人・宇津井秀樹(丸山隆平)のもとへ。
担当を代わってほしいと直接交渉を試みるが、宇津井からは思わぬ提案を受ける。なんと、一緒に国光の弁護をしよう、というのだ! 確かに宇津井の言う通り、弁護人の担当交代手続きをしていては、裁判に間に合わない。
しかも、宇津井は国光のことをよく知る人物でもある…。背に腹は代えられない芽依子は、娘の誘拐事件については伏せた状態で、宇津井の申し出を受け入れることに。
国光を無罪判決へと導く証拠をかき集めようと走り回る!
宇津井にたしなめられながらも、事件現場への無断侵入など、手段を選ばず突き進んでいく芽依子。
そんな中、ついに国光の裁判が始まった!国光への厳罰を切望する被害者の母・高嶺文子(風吹ジュン)らが見守る中、改めて手配した鑑識結果をもとに「被害者と顔見知りの真犯人がほかに存在する」と主張する芽依子。
だが、ライバル検事・一ノ瀬誠(八嶋智人)の猛攻が続き、肝心の真犯人も誘拐犯も一向に絞れず、ますます精神的に追い詰められていく。
娘の命か?正義か?迫られる究極の選択…そして、7日後に下される衝撃の判決とは!?
原作は以下の人気韓国映画です。
[amazonjs asin=”B00KL31N16″ locale=”JP” title=”セブンデイズ (字幕版)”]原作の韓流映画を見てみたのですが、日本版のドラマはかなり忠実に原作映画の通りになっているようです。
以降で、原作映画のあらすじから真犯人や黒幕、衝撃の結末真相をご紹介します。
以下は原作映画の内容なので、ドラマのあらすじとは多少異なっています。
以下、ドラマ版のあらすじを結末までと感想をまとめてあります!
無罪を勝ち取るべき被告人国光瑛二とは?
天吹芽依子(松嶋)は勝率100%を誇る敏腕弁護士。
芽依子は運動会に参加している最中に、一人娘(高丸えみり)を誘拐されてしまいます。
誘拐犯の求める真の要求は「裁判中のある被告人を無罪にする事」でした。
ある被告人とは・・・前科5犯のレイプ魔の国光瑛二(柄本時生)。
学生アーティスト・高嶺有香を殺した容疑で起訴されていましたが、一審で死刑を宣告された被告を無罪にできなければ娘の命は無いと告げる犯人。
二審は四日後・・・時間が無いけれど、芽依子(松嶋菜々子)は娘の命のため依頼を受けることになります。
現場には国光瑛二の足跡と指紋が残っており、疑いのない状況でした。
弁護を引き受けた芽依子は馴染みの宇津井刑事(丸山隆平)と共に事件の真相を追うことになります。
※原作では丸山隆平さんの役柄は特にありませでした。ドラマでは刑事役に近い役割を丸山さん演じる弁護士が担っていると思います。
第二の容疑者赤池一樹が登場!
国光瑛二(柄本時生)は病気の母親の薬代のために、被害者の家に侵入。
しかし「その時には既に血まみれで死んでいた」と無罪を主張します。
検死担当は、無計画な犯行であるにもかかわらず、遺体の証拠隠滅は完ぺきだったと言います。
凶器のヘラは見つかっておらず、口元には幻覚剤が付着していたとのこと。
無秩序な犯行にもかかわらず、秩序だった隠ぺい工作に何か引っかかりを感じる芽依子(松嶋菜々子)。
被害者宅を訪れて、血痕反応から犯人と被害者はソファーに座っていたことがわかります。
という事は二人は顔見知りだった??
やはり国光瑛二(柄本時生)の無罪は疑わしい状況となってしまいます。
そんな中、もう一人の怪しい人物赤池一樹(柾木玲弥)が浮上します。
赤池一樹は被害者の元恋人でしたが、完璧なアリバイがありました。
なんと、薬物中毒の治療で犯行のあった日は入院していました。
芽依子は赤池一樹に面会すると・・・
「あんたが何をしようとやつらは把握している。あんたは絶対に勝てない・・・」
と意味深なことを言います。
そして翌日、二審当日。
検察側の証人として国光瑛二(柄本時生)の妻が呼ばれました。
「国光は薬物の売人をしていて、当日は被害者の家に集金に行った」と証言。
被害者と加害者に面識があったことが判明しました。
すると自分が殺したと言い出す国光瑛二でした。
第二容疑者赤池一樹のアリバイが崩れる?
最終公判に向け、新しい情報を得る目的で、被害者の母親(風吹ジュン)に会いに行く芽依子(松嶋菜々子)。
目的は被害者の葬儀を撮影したビデオ映像を入手するため。
そして葬儀のビデオには赤池一樹(柾木玲弥)の姿がバッチリうつっていました。
これで犯行当日の赤池一樹のアリバイは崩れます。
真相まであと一歩!!!
しかし、芽依子(松嶋菜々子)が帰宅すると、かつて無罪にしてあげた企業のボスが待ち受けていました。
その奥には雇い主らしき謎の男の姿が!
宇津井刑事(丸山隆平)の報告で、その男の正体が検事部長の富樫彰夫(伊武雅刀)であり、赤池一樹(柾木玲弥)の父親であることがわかります。
芽依子(松嶋菜々子)が集めた証拠を燃やしながら
「息子は今回の事件に何の関係もないと思うんだ。明け方息子が戻ったんだが薬をやっていてね・・・車には女の死体が乗っていたよ。息子は何も覚えていない。起きたら血だらけだったと」
と言います。
息子が事件に関わっている事を知り、証拠を隠滅し、国光瑛二(柄本時生)が逮捕された後、権力を使って裁判を早く進めさせた富樫彰夫。
全てを語り去っていく富樫彰夫とその手下たち。部屋はガス漏れ状態で絶体絶命のピンチ!
しかし、芽依子は何とか拘束を解いて脱出するのでした。
この流れだと真犯人は赤池一樹(柾木玲弥)?でも国光瑛二(柄本時生)もまだまだ怪しい。真犯人は一体誰なのでしょうか?
衝撃の真犯人の正体とは?
そして、最終公判の当日。
翌日、最終公判の日を迎えました。
検事(八嶋智人)が証人として赤池一樹(柾木玲弥)を呼ぶも、薬物依存の為、暴れて出て行ってしまいます。
そして、芽依子(松嶋菜々子)は真犯人の名を告げます。
「犯人は国光瑛二です!!」
国光瑛二を無罪にするはずなのに、真犯人と言ってしまう芽依子c。
そう、なんと真犯人は結局のところ国光瑛二(柄本時生)だったんです。
今回の事件の真相を語りだします。
国光瑛二(柄本時生)は薬物の売人で、赤池(柾木玲弥)はその顧客だったんです。
事件当夜、集金の為国光瑛二は家へ向かいますが、薬で酔っていた赤池から回収は出来ず、被害者の女子大生が代金を肩代わりすると申し出ます。
そこで、国光は女子大生に襲い掛かり薬を飲ませ暴行し、ヘラでめった刺しにし殺害。
そして何の隠ぺいもせずにそのまま逃走したんです。
その後、正気に戻った赤池は、女子大生の死体を発見。
自分の犯行だと思い込んでしまい、遺体を家に持ち帰り、父親(伊武雅刀)が死体を処理しました。
「殺したのは国光(柄本時生)、隠ぺいしたのが赤池(柾木玲弥)」
衝撃の真実がここでわかりました。
でも、裁判は続きます!
そう結論付けた芽依子(松嶋菜々子)に対して、「証拠が有りません!」と言うライバル検事(八嶋智人)
芽依子「そう、私には証拠が有りません。では検事は殺害の決定的な証拠であるヘラを用意できますか?」
裁判で被告が有罪である証拠は、検察が提示しなければいけない。
芽依子の推理と同様、国光が用いた凶器が見つかっていない以上、裁判の原則に則って有罪にすることは出来ない。
芽依子「決定的な証拠が提示されない以上、被告人は無罪を宣告されるべきです!」
そして突然、傍聴席に企業のボスが登場!
裁判長にテープレコーダーを提出します。そこには検事部長の富樫彰夫(伊武雅刀)があの夜に語っていた告白が録音されていました(*´▽`*)
「私は、恩は返す男だ」と芽依子に告げます。
こうして、芽依子は国光の無罪を勝ち取ることが出来たのです!!
約束通り娘は無事解放。目立った外傷もなく、芽依子は涙を流します(/ω\)
誘拐犯の黒幕と衝撃の結末は?
さて、ではでは、いったい芽依子の娘を誘拐した犯人は誰なのでしょうか?
釈放された国光(柄本時生)はとある人物に呼び出されるも、車に轢かれて、廃墟で鎖につながれていました。
「出すのに苦労した。おかげで子供にひどい仕打ちを。火あぶりが最も苦痛らしい。お前には絞首刑がぜいたくだ」
そんなメッセージがFAXとして送られてきて、国光は火あぶりとなり死んでしまいました・・・
そして、芽衣子(松嶋菜々子)は被害者の母(風吹ジュン)の元を訪れ、事件の黒幕に気づくことになります。
事件の黒幕はヘジンの母親(風吹ジュン)だったのです。自分の娘の復讐だったんですね~。
芽衣子の娘を誘拐し、国光を無罪に仕向けた理由は、自らの手で絞首刑より重い苦しみを犯人に与えたかったからでした。
そのために凶器のヘラを隠し、芽衣子を利用した。全て被害者の母親(風吹ジュン)の筋書き通りに事が進んだという事です。
被害者の母親は「私の弁護お願いできる。もちろん断ってもかまわないわ」
そう言うと警察が現れ、刑事(丸山隆平)に連行されていきました。
なんと・・・ラストは、被害者の母親が自分の娘の復讐のために、誘拐を実行。そして見事、犯人への復讐を遂げるという衝撃の結末でした。
ドラマ版もこの衝撃のラストがそのまま描かれるのか!?注目ですね!