小栗旬(おぐりしゅん)さん主演で2014年に放送され、好視聴率を記録した「BORDER(ボーダー)」。
物議をかもした衝撃の最終回から3年。「BORDER 贖罪」と題したテレビスペシャルが放送されます。
いったいあのラストから、どうやって続編が進んでいくのか・・・非常に気になります!
また、タイトルの「ボーダー」の意味とはなんなのでしょうか?
今回はドラマのあらすじと、タイトルの意味をまとめました!
BORDERのあらすじは?死者と会話できる
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/12717″]ドラマの主人公は石川安吾(いしかわあんご)。
[https://dorama-netabare.com/archives/24327]捜査中に頭に銃弾を受け、生死の境をさまよう。
奇跡的に生還した彼は、予想もしない能力を手にすることになる。
それは、死者と会話ができる能力。
<被害者=死体>の言葉を聞ける刑事の、普通ではない捜査がはじまった。
しかし、死者と話せるタイムリミットがある。
それは荼毘に付されるまで。
被害者の証言から犯人がわかっても、証拠がなければ犯人を捕らえることはできない。
石川は、望まずして命を落とした被害者を向き合ううちに、神の領域に足を踏み入れてでも、タイムリミットまでに事件を解決することを決意する。
石川は被害者のために犯人を逮捕すべく、奔走します。
しかし、証拠がなければ逮捕できないという「法」に阻まれ、思うようにいきいません。
次第に、証拠のねつ造など裏工作に手を染めることになってしまいます。
己では歯止めが効かないほど、正義と悪の境界線で大きく揺れ動きます。
犯人がわかっているのに、捕まえることはできないって、もどかしいですよね。
このドラマでは石川の苛立ち、苦悩がひしひしと伝わってきました・・・。
このスペシャルに対してのコメントで小栗さんは「石川という役に戻ることは、とても過酷」だと語っていました。
演じるときにものすごくエネルギーを使ったのでしょうね。
タイトルBORDERの意味とは?
BORDERは、日本語に訳すと「境界」ですね。
いくつか境界にまつわるワードを上げていきます。
石川は死者と対話できるというところで
「生」と「死」の境界。
正義感の強い石川と、悪の戦いという意味で
「正義」と「悪」の境界。
死者から聞く証言と、事実の違いで(死者の訴えた犯人が実は違ったことがあります)
「真実」と「事実のギャップ」の境界。
また、周囲の人間と自分の間に線を引いていた石川なので
「自分」と「他人」の境界
という意味もあると思います。
一つの言葉で、ここまでいろいろな意味を持たせられるとは、タイトルを考えた人すごいです。
スペシャルの内容次第では、また意味が増えるかも・・・?
続編のタイトルの意味は?
[https://dorama-netabare.com/archives/19031]ドラマの最終回のタイトルは「越境」でした。
「絶対的な悪」を体現する犯罪者・安藤(大森南朋)への怒りが頂点に達した石川は、とうとう安藤を屋上から突き落としてしまいます。
「殺人」という「悪」の一線を越えてしまったことを自覚し、涙する石川。
その肩に、手がかけられます。
それは、死んだはずの安藤のものでした。
そして安藤は一言
「こちらの世界へようこそ」
そうして暗転して終わる、という衝撃のラストでした。
タイトルの「越境」というのは、まさに石川が「悪」と「正義」の境界を越えてしまった、という意味なのかなと思っています。
そして、スペシャルのタイトルは「贖罪」です。
贖罪とは、「自分の犯した罪をつぐなうこと・罪滅ぼし」という意味です。
罪ほろぼし・・・誰が、誰につぐなうのでしょう?
石川が、殺してしまった安藤に?
今まで石川が犯してきた証拠のねつ造や裏工作をつぐなう?
きっと、そんな単純なものではないですよね・・・
うーん、スペシャルの内容が全然読めません(^_^;)
ですが、衝撃だったあのラストシーンから始まるとのこと。
一体どんなストーリーになっていくのか期待が高まりますね!!
ボーダー贖罪は10月29日(日)の放送です!