伊藤孝光は【トガクシソウ】でなぜ怒った?田邊教授との確執の実話の事件とは?

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実在の植物学者の牧野富太郎(まきのとみたろう)をモデルにした神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さん演じる、主人公の槙野万太郎(まきのまんたろう)の物語・NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん(ランマン)」は、主人公の万太郎が結婚し新たな展開を迎えています!

実家の高知で結婚式を挙げて、東京に戻ってきた万太郎は、植物学者として更に研究に力を入れようと思っていたのですが、東京大学植物学教室への出入りを許してくれた要潤さん演じる田邊教授との関係が危うくなってきています。

そんな中、ある人物が登場し、更なる波乱の予感です。その人物とは若き植物学者の伊藤孝光(いとう・たかみつ)

伝説の本草学者・伊藤圭介の孫であると言う伊藤孝光が田邊が発表しようとしている「【戸隠草】トガクシソウ」の話を聞いて、怒り出す展開に。

一体なぜ?どうして??怒ったのか?万太郎は不思議に思うのですが、史実通りだと「トガクシソウ」にまつわるある事件「トガクシソウ事件(戸隠草事件)」が起こり、田邊教授との間に確執が!?と言う展開になるんです。

今回は朝ドラ「らんまん」で植物学者の伊藤孝光がなぜ「トガクシソウ」に関して怒ったのか?実話の史実の、のちに「破門草事件(はもんそうじけん)」と呼ばれるようになる「トガクシソウ事件」についてご紹介していきます。

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目次

伊藤孝光は【トガクシソウ】を田邊教授が発表で怒り!?のネタバレとは?

伊藤孝光のモデルは伊藤篤太郎!矢田部良吉教授と破門草事件で確執?

伊藤孝光とは?

まずは、今回「トガクシソウ」に関して怒りをあらわにする植物学者・伊藤孝光についてご紹介です。

伊藤孝光(いとう・たかみつ)

若き植物学者。 伝説の本草学者・伊藤圭介の孫。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/paV58pv9P1/bp/pjQ66pznnl/

元子役の俳優・落合モトキさん演じる伊藤孝光は、若き植物学者。

そして、シーボルトの助手を務めたと言う伝説の本草学者・伊藤圭介の孫です。

伊藤孝光は【トガクシソウ】を田邊教授が発表で怒り!?のネタバレとは?

そんな伊藤孝光が登場するのは7月7日放送の70話です。

万太郎(神木隆之介)は、新種の名付け親になる方法について相談をしようと、里中(いとうせいこう)がいる博物館へ向かう。すると、たまたま居合わせた伊藤孝光(落合モトキ)を紹介される。シーボルトの助手を務めた伊藤圭介の孫と聞き、万太郎は大盛り上がり!しかし、会話の流れで田邊が発表しようとしている“トガクシソウ”の話をすると、孝光は怒って部屋を出ていってしまう。トガクシソウを巡って波乱の予感!?

引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/114491309

万太郎は、田邊教授から学歴がない(小学校中退)ということで、植物学者として新種を発表することはできないと言われてしまったことで落ち込んだ万太郎。

万太郎は新種の名付け親になる方法について相談するために、植物学者・里中に会いに行きます。

そこにいたのが、植物学者の伊藤孝光。万太郎は大盛り上がりして、話の流れから、田辺教授がこれから発表しようとしている「トガクシソウ(戸隠草)」の話をすると・・・怒って部屋を出て行ってしまう伊藤孝光。

一体なぜ怒ってしまったのか??「トガクシソウ」に関して何があるのでしょうか?

ちなみにトガクシソウとは・・・信州の戸隠山で採取された植物です。日本人が初めて学名を付けたとされている植物なのですが・・・その学名に関して事件が起きていまいます。

以降では、「トガクシソウ」にまつわる事件・「トガクシソウ事件」についての実話をご紹介していきます。

トガクシソウ事件は日本の植物学の歴史において、あまりにも有名な事件として、牧野富太郎さんに関する書籍の多くにも紹介されています。

伊藤孝光は【トガクシソウ】でなぜ怒った?田邊教授との確執の実話はトガクシソウ事件!

伊藤孝光役は落合モトキ!伊藤圭介の孫役は元子役【らんまん】

朝ドラ「らんまん」で植物学者の伊藤孝光が「トガクシソウ」の話を万太郎から聞いて怒ってしまったことから怒ってしまう「トガクシソウ事件」は実話なんです。

ちなみに・・・伊藤孝光のモデルは実在の植物学者・伊藤篤太郎さんだと思われます。

伊藤孝光のモデルは伊藤篤太郎!矢田部良吉教授と破門草事件で確執?

そして「トガクシソウ事件」のもう一人の関係者は、東大植物学部初代教授の、矢田部良吉(やたべりょうきち)。田邊教授のモデルと言われている方です。

「トガクシソウ事件」は、日本特産の植物「トガクシソウ」にまつわる事件です。

英国のケンブリッジ大学に私費留学をしていた、伊藤孝光のモデルの植物学者・伊藤篤太郎さんは叔父である伊藤譲さんが明治8年(1875年)に信州の戸隠山で採取した珍しい多年草の植物を明治16年(1883年)にロシアのマキシモヴィッチ博士に送りました。

マキシモヴィッチ博士はメギ科ミヤオソウ属の一種として判断して学名を「Podophyllum japonicum T.Itô ex Maxim. 」と名付けて発表しました。

当時は日本の植物学者は日本で採取した植物に学名をつけることができませんでした。日本には学名の基準となる信頼できるタイプ標本がなく、それを記載した文献も不足していたため、日本の植物学者は、植物の標本を植物相に精通した欧州の権威ある植物分類学者に送り、鑑定を仰ぐことが恒例となっていました。

当時、日本の植物学者から多くの鑑定依頼を受けていたのがマキシモヴィッチ博士でした。このあたりは朝ドラ「らんまん」でも描かれていて、マキシモヴィッチ博士の名前もたびたび登場していますね。

一方、伊藤篤太郎さんがマキシモヴィッチ博士に植物を送った翌年の明治17年(1884年)、東京大学理学部植物学教室の矢田部良吉教授(田邊教授のモデル)も戸隠山で伊藤篤太郎さんが採取した同じ植物を独自に採取して、小石川の東京大学理学部付属植物園に持ち帰り植栽しました。

植物が2年後の明治19年(1886年)に開花し、翌年の明治20年(1887年)にその標本をマキシモヴィッチ博士に送って鑑定を仰いだところ、明治21年(1888年)マキシモヴィッチ博士は「本種はメギ科の新属であると考えられ、「Yatabea japonica Maxim.」の学名をつけたいけれども、正式に発表をする確認のため、再度花の標本を送ってほしい」と回答しました。

この矢田部教授とマキシモヴィッチ博士のやり取りを大久保三郎助教授(らんまんの大窪(今野浩喜)のモデル)から聞いた伊藤篤太郎さん。

叔父が発見して自分がマキシモヴィッチ博士に送った「Podophyllum japonicum」が実はミヤオソウ属の一種ではなく、新種であることを知り、驚きそして、新しい属名が「Yatabea japonica」と矢田部教授に顕名されることを聞いて憤慨したそうです。

自分が最初に標本を送ったはずの植物、新種であったにもかかわらず、その学名に矢田部教授の名がつけられることが、同じ植物学者としては許せなかったのでした。

これが、7月7日に放送される70話で万太郎から田邊教授のトガクシソウの話を聞いて伊藤孝光が怒ってしまったシーンであると思われます。

伊藤篤太郎さんが怒る気持ちもわかりますが、ここまでの経緯を見ていくと、悪いのは矢田部教授ではなく、マキシモヴィッチ博士???な気がしますが、当時は、新種の判断が非常に困難だったのかもしれませんね。

伊藤孝光の【トガクシソウ】事件の結末は?田邊教授に破門され「破門草」と隠語も

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明治21年(1888年)伊藤篤太郎さんは英国ロンドンの植物学雑誌「植物学ジャーナル・英国と外国」に新属「Ranzania(小野蘭山に献名)」を提唱し、「Podophyllum japonicum T.Itô ex Maxim. 」をこの属に移したうえで、新たに学名をRanzania japonica (T.Itô ex Maxim.) T.Itô」と「ITO」が入ったもので発表しました。

こうして伊藤篤太郎さんは、マキシモヴィッチ博士が矢田部教授に献名するはずだった「「Yatabea japonica」の命名を阻止して、発見命名者「(T.Itô ex Maxim.)」の名前が残ることになったのでした。

このことを知り、面目をつぶされた矢田部教授は伊藤篤太郎さんを破門して植物学教室への出入りを禁止しました。そのため、植物学者の間では、しばしばトガクシソウは「破門草」と隠語で呼ばれるようになったのでした。

これらの経緯を見ていた、牧野富太郎さんは、日本の植物に日本人が学名をつける重要さを強く意識することになるのでした。

伊藤篤太郎さんをモデルとした伊藤孝光が「トガクシソウ」のことを聞いて、怒り出すシーンが登場したことから、このあまりにも有名な「トガクシソウ事件」

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