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青天を衝け【尾高ゆう】は富岡製糸場の第一号工女

大河ドラマ「青天を衝け」
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大河ドラマ「青天を衝け（せいてんをつけ）」は2021年10月3日放送の第29話から明治政府編に入ります。

幕末を駆け抜けフランスに渡り、日本に戻ってきた吉沢亮さん演じる渋沢徳太夫（しぶさわとくだゆう）！

主君・徳川慶喜の許しを得て渋沢栄一（しぶさわえいいち）の名に戻り、明治政府で活躍することになるんです。

そして殖産興業の一大事業の一環として作られたのが、初めての官営工場の富岡製糸場。

その第1号工女として活躍したのが、渋沢栄一の親戚筋に当たる尾高ゆう（おだかゆう）です。

第29話から若手女優の畑芽育（はためい）さんが演じ登場することが明らかになっています。

果たして、尾高ゆうとはどのような人物なのか？

今回は「青天を衝け」で富岡製糸場の第一号工女となった尾高ゆうについてご紹介していきたいと思います。

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目次

【尾高ゆう】とは？栄一のいとこ尾高惇忠の娘で富岡製糸場の重要人物

【大内くに】は渋沢栄一の妾で愛人関係？【青天を衝け】

第29話から登場する畑芽育さん演じる尾高ゆう。

田辺誠一さん演じる栄一のいとこ・尾高惇忠（おだかじゅんちゅう）の娘で、実在する女性として描かれています。

尾高ゆうは、1858年ごろ、武蔵野国榛沢郡下手計村（現在の深谷市）で生まれました。

尾高家は地元の明主で、父・惇忠は有名な学者教育者で、渋沢栄一にとっては兄のような存在で学問の師でもあります。

ちなみに栄一の妻・千代（橋本愛）は惇忠の妹です。

ということは、千代はゆうにとっては叔母に当たります。

ゆうから見ると、渋沢栄一は義理の叔父ということになりますね。

そんな「尾高ゆう」ですがなんと、栄一たちがこれから手掛ける、富岡製糸場の第一号工女なんです。

尾高ゆうは富岡製糸場の第一号工女！

富岡製糸場といえば・・・

群馬県にある世界遺産。

【富岡製紙場】

住所：群馬県富岡市富岡1-1
電話：0274-62-5439

引用元：http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/news/detail/id=4446

富岡製糸場には「お富ちゃん」なる工女のマスコットキャラクターがあるのですが、その第一号だったのが、なんと尾高ゆうです。

一体どういうことなのでしょうか？？以降で詳しく史実をご紹介していきます。

 

【尾高ゆう】が富岡製糸場の第一号工女になった史実とは？

渋沢栄一と五代友厚の接点とは？年齢差についても

1870年（明治3年）、明治政府の殖産興業の一環として、日本初の官営工場である富岡製糸場の開設が決まりました。

その場長となったのが尾高惇忠です。

富国強兵を図る明治政府の命運をかけた大事業でもある富岡製糸場解説に全力を注いでいく惇忠！

しかし、労働力の担い手として期待した伝習工女がなかなか集まらず、惇忠は困難にぶち当たってしまうのです。

当時、工場の外国人技術者たちが飲むワインが生き血では？という噂が流布し、それを信じ「工場で血を採られる」「脂を絞られる」と女性たちは恐れていました。

そこで惇忠は、当時14歳の愛娘ゆうにあるお願いをするのです。

それは富岡製糸場の第一号工女になって欲しいというもの。

ゆうは父の危機を思い、一念発起して1872年（明治5年）に伝習工女として富岡へ旅立つ決意をしました。

富岡製糸場の第一号工女となる道を選らんだゆうの噂は各地に広がり、感銘を受けた地元の女性たちは次々と伝習工女に志願し始めます。

そして富岡製糸場は操業をスタートし、翌年明治6年には、オーストリアの博覧会にゆうたちが作った富岡製糸場の製糸が出品されて第2等進歩賞を受けるという名誉を獲得！

翌年の明治8年には、一等工女の資格を得てゆうは富岡を去ることになります。

明治10年には、19歳で第一国立銀行専務永田甚七の養子・永田清三郎と結婚し、その後5男、3女をもうけた尾高ゆう。

その後は平穏な暮らしを続け、1923年（大正12年）に64歳でこの世を去りました。

尾高ゆうのあの決断がなくては、日本の製糸技術がここまで普及することはなかったかもしれません。

ゆう自身は「自宅で養蚕をしていて、機械の仕事も楽しくできた」と語っていたそうです。

意外にも自由で気楽だったという伝習工女としての仕事。

最先端の技術を身に着け、そして指導者になるという、パイオニアとしての誇りも高く研修作業に臨んでいた尾高ゆう。

日本の近代産業の発展を陰ながら支えた、重要な女性だったといっても過言ではないと思います！

青天を衝けで尾高ゆう役は畑芽育で元子役

そんな尾高ゆうを演じるのは若手女優の畑芽育さんです。

　畑芽育（はた　めい）
生年月日　2002年4月10日
出身地　東京都
身長　152cm
血液型　O
趣味　音楽を聴くこと
特技　ダンス

引用元：公式サイト

大手芸能事務所・研音所属で現在19歳。

1歳のころから子役として活動しており、NHK BSプレミアムの「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」などにレギュラー出演！

今年高校を卒業したばかり、女優としてのこれからの活躍にとっても期待が集まっています。

これまでも「99.9　刑事専門弁護士」「女子高生の無駄づかい」などのドラマに出演していますが、2021年には注目ドラマに多数出演しています。

「99.9　刑事専門弁護士」では、香川照之さんの娘役でした。

まずは戸田恵梨香さん、永野芽郁さん主演のドラマ「ハコヅメ」では第3話にゲスト出演し、痴漢被害を訴える女子高生・彩菜を演じました。

そして二階堂ふみさん、眞栄田郷敦さん出演のドラマ「プロミスシンデレラ」ではちょっとドジなバイト高校生のさくら役でしたね。

着物姿の畑芽育さんもとってもかわいかったです(^^♪

そして今回、大河ドラマに初出演。

畑芽育さんは尾高ゆうを演じるにあたり以下のように語っていました。

“大河ドラマ”という私にとって初めての大舞台で、尾高ゆうという実在した人物を演じられるということが、どれだけ光栄で貴重で喜ばしいことなのかと何度も何度も噛（か）み締（し）めました。惇忠の長女としての彼女の決意や富岡製糸場に関わる人物としての葛藤や熱い想（おも）いを何度も台本を読みながら自分に取り込んでいきました。明治時代になり、どのように物語が動いていくのか、私自身も楽しみにしています。

引用元：公式サイト

今大人気の「青天を衝け」に重要な役どころで出演することで、さらに知名度アップすること間違いなし。

来年2022年ブレイク女優の注目株かもしれませんよね!(^^)!

 

【尾高ゆう】は富岡製糸場の第一号工女！のまとめ

井上馨と渋沢栄一の関係は？井上聞多の史実は？

今回は「青天を衝け」で畑芽育さんが演じる尾高ゆうについてご紹介しました。

栄一のいとこで学問の師でもある存在の尾高惇忠の娘である「ゆう」！

のちに父・惇忠に請われて富岡製糸場の第一号工女として活躍する女性です。

果たして畑芽育さんがどのように「ゆう」を演じてくれるでしょうか？

尾高ゆうが初登場する青天を衝け第29話は、10月3日夜8時からの放送です。皆さん是非ご覧ください。

大河ドラマ「青天を衝け」
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