2021年大河ドラマ「青天を衝け（せいてんをつけ）」の放送も残すところわずかとなりました。
11月21日放送の第36話では、渋沢栄一（しぶさわえいいち）の最愛の妻・千代（ちよ）がコレラが原因で亡くなってしまいます((+_+))
最初から「青天をつけ」を見てきた人にとっては、悲しすぎる千代の死。
かなりショックですが、渋沢栄一の妻の渋沢千代が死んでしまうのは、史実通りなんですね。
その後、栄一は一人で生きていくのか？と思いきや・・・実は再婚するんです！
そのお相手は、すでにドラマの中にも登場している大島優子さん演じる伊藤兼子（いとうかねこ）なんですよね〜。
再婚相手の伊藤兼子とはどんな女性なのでしょうか？千代の死がショックではありますが、気になるところだと思います。
大島優子さんがどのように演じるのかも、興味があるところです。
また現在の妾である「くに」が再婚相手でなかった理由とは？？
そして渋沢栄一の他の女性関係や愛人についても気になっている方が多いと思います。
今回は「青天を衝け」で渋沢栄一の再婚相手の伊藤兼子について、史実をご紹介していきます！
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渋沢栄一の再婚相手は伊藤兼子！千代が死んだ後に再婚？
渋沢栄一は妻の千代と死別？
「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一には、千代という立派な妻がいます。
どんどん、りりしくなっていく千代。栄一と一緒に訪れた養育院の炊事場で、ごはんの用意をしていた二人のオフショット。#青天を衝け#吉沢亮#橋本愛#青天オフショット pic.twitter.com/fpaBCXL7Ny
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) November 7, 2021
2人の間には3人の子供があり、長男の篤二がのちに渋沢家の跡取りとななります。
他にも歌子、琴子という女子を千代は立派に育て上げたのですが、42歳という若さでこの世を去ってしまうんです。
死因は当時、流行病だったコレラでした((+_+))
そんな千代の死が、11月21日放送の第36話「栄一と千代」で詳しく描かれることになります。
栄一（吉沢 亮）は三菱の独占に対抗するために東京風帆船（とうきょうふうはんせん）会社を設立するが、岩崎弥太郎（中村芝翫）の新聞を使った巧みな攻撃に、開業前に敗北してしまう。また、養育院も東京府から事業縮小を迫られ、なかなか前に進めない栄一。その裏で弥太郎は着々と事業拡大を進める。そのころ、長女・うた（小野莉奈）と穂積陳重（ほづみ・のぶしげ／田村健太郎）の縁談が持ち上がり、意気投合した二人は結婚する。しかし、渋沢家が幸せな空気に包まれる中、千代（橋本 愛）が突然病に倒れてしまう。
引用元：https://www.nhk.or.jp/seiten/story/36/
35話では、アメリカ前大統領・グラントの来日でのおもてなしのため、千代が奔走して大活躍だっただけに、切ない展開です。
あんなに元気だし、栄一との関係も良好でしたが・・・。
第35回「栄一、もてなす」をご覧いただきありがとうございました。
見逃した方、もう一度見たい方は ぜひ #NHKプラス でご覧ください。
▼配信ページはこちらhttps://t.co/3GerZGo9nt
※配信期限 : 11/21(日) 後8:44 まで
※要ログイン#青天を衝け#追天#吉沢亮#橋本愛#成海璃子#小野莉奈 pic.twitter.com/QqXFHvZPNE— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) November 14, 2021
娘のうたの結婚が決まり、その幸せを見届けたことは、救いですね。
🔵第36回より登場
＜#青天を衝け 登場人物＞
イギリス留学から帰国後、明治14年に東京大学法学部の講師に就任し、歌子とお見合い結婚。その後、法学者として日本の民法制定などに貢献。やがて、歌子とともに栄一の嫡男・篤二の親代わりとなる。 pic.twitter.com/gEikfBc1If
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) November 20, 2021
おそらく涙なしでは見られない展開になりそうな予感・・・
＼本日放送！／#青天を衝け
第36回「栄一と千代」11月21日（日）
［総合］夜8時
［BSP・BS4K］午後6時 pic.twitter.com/EzvQKIJv7Q— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) November 21, 2021
ネットでも早くもロスの声が。
https://twitter.com/ClklaCwwuzEwXHT/status/1462287237379358724
https://twitter.com/4710ymsri/status/1462268263895687172予告編を拝見し
「生きて．．．
下さい．．．」
千代さんの最後の力を
振り絞るような声
乱れ髪で項垂れる栄一の姿
何だか切なく感じます。
早天&本天し
しっかり見届けます‼️— HIRANOBU (@C54AS7HkSHKU8XL) November 21, 2021
千代の死後の再婚相手は伊藤兼子！
千代を亡くして憔悴する栄一。
そんなとき、かつての亡き上司・平岡円四郎（堤真一）の妻・やす（木村佳乃）からとある女性を紹介されるんです！
＜#青天を衝け 登場人物紹介＞
吉原の売れっ子芸者であったが、放蕩無頼（ほうとうぶらい）の生活を送っていた武士・平岡円四郎に見初められてその妻となる。とびきり美人だが気はめっぽう強く、粗野で破天荒な円四郎もやすには頭が上がらない。 pic.twitter.com/CmDilpEcKj
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) December 25, 2020
その女性が伊藤兼子（いとうかねこ）。
大島優子さんが演じるのですが、すでに34話で少しだけ登場したことも話題になりましたよね。
着物姿がとっても素敵でした！
大島優子さん演じる、伊藤兼子が初登場。クランクインの日に撮影した少し緊張気味の大島さんのオフショット。お着物、とてもお似合いです。#青天を衝け#大島優子#青天オフショット pic.twitter.com/Xo7NbUkbXJ
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) November 10, 2021
この伊藤兼子がのちに渋沢栄一の再婚相手となるんです。
果たして、どのような人物なのか？
以降でご紹介したいと思います。
渋沢栄一の再婚相手は伊藤兼子！妾【くに】じゃない理由は？
再婚相手は伊藤兼子！妾「くに」じゃなかった理由は？
渋沢栄一の再婚相手となる伊藤兼子は、武蔵国川越の大富豪だった伊藤八兵衛の五女として生まれます。
18歳のとき家業を継ぎ結婚して婿養子を取ったのですが、事業失敗により大損失をこうむり、伊藤家は没落してしまったんです。
結局兼子は夫と離縁することに。
そして家族たちを養うためにある決心をします。
それは芸妓になってこの身をお金に変えるという選択でした。
しかし、口入屋（今でいう斡旋業者）からは芸妓の道は無いけど、妾の話はあると言われます。
妾とは今でいう愛人のようなもの。
兼子は「妾はダメだ！」と断固拒否！
結構強気な女性だったのかもしれませんね(^^;)
そして結局は本妻という形で、渋沢栄一のもとに嫁ぐことになったのです。
当時、栄一は43歳、兼子は31歳でした。
実は、栄一と兼子の結婚は運命的な縁が有ったのでは？と言われています。
兼子が渋沢家の邸宅を訪れると、そこはかつて実家が手放した家だったこと。
もう一つが、兼子の父・八兵衛のもとで奉公として働いていたという逸話が残っていること。
2人はのちに4人の子供をもうけ、幸せに暮らしたようですが・・・
妾の「くに」でないことで反対が！
実は結婚当初は、千代との間にできた子供たちから反対が有ったとも言われているんです(^^;)
子供たちとしては、一緒に住んでいた妾の「くに」の方に懐いており、何故「くに」ではなく、外から妻を迎えるのか！という大反対が。
「くに」とは青天を衝けのドラマの中にも登場している「大内くに」のことですね。
🔵第30回より登場
＜#青天を衝け 登場人物＞
京都生まれ。夫が戊辰（ぼしん）戦争に出たまま行方知れずとなったため、女中として生計を立てる。大蔵省で働く栄一が大阪造幣局へ出張していたころ、三野村利左衛門が設けた宴席でたまたま女中として働いていた。 pic.twitter.com/dCVU8r8TSF
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) October 9, 2021
確かに「くに」を後妻に迎えてもよかったのかもしれませんが、妾を後妻にするのは栄一としては体裁が悪かったのかも？
しかし、「くに」としては、立場がない気もしますが、ほかにもいろいろ事情があったのかもしれません。
結局は、伊藤兼子を迎えて落ち着いたというわけです。
しかし、史実の渋沢栄一は大の女好きです(^^;)
伊藤兼子との再婚後も、愛人がいたなんて言われています。
以降で、渋沢栄一の女性関係についてもう少し触れていきたいと思います！
渋沢栄一の再婚相手の伊藤兼子との再婚後も愛人がたくさん！？
渋沢栄一には多くの愛人がいたと言われています。
まず一人目がすでにドラマにも登場している大内くにです。
明治4年、31歳の渋沢栄一が大阪に赴任した時に「くに」と出会い、ほどなく二人は男女の関係になり、栄一はくにを大阪の現地妻としました。
その後、栄一は「くに」を東京に連れ帰って、本妻の千代と一緒に同居することになります。
いわゆる妻妾同居というやつです。現在の価値観では考えられませんが、当時は現実に有ったんですね(・_・;)
「くに」は「千代」と同時期に子供を出産しています。
その「くに」の娘が結婚した相手が、尾高高次郎という千代の甥っ子でした。
その息子が尾高次郎という方で、その息子が尾高忠明さんという指揮者なんです。
実はこの尾高忠明さんは、「青天を衝け」テーマ曲の指揮者を務めたんだとか。
なんとも不思議な縁を感じますよね(^^♪
大内くに以外にも、田中久尾、鈴木かめと少なくとも3人いたことが明らかになっています。
一説には10人以上いたのでは？という噂もあるんですよね〜。
愛人との間に生まれた子供も含めると、20人以上で一説には50人だという説もあるみたいです。
最後に生まれた栄一の子供は、60歳を超えてからだったようで、59歳の時には今でいう女性スキャンダルを暴露されたなんて逸話も残っているんだとか(^_^;)
再婚した伊藤兼子もさぞかし栄一の女性関係に悩んでいたのでは？
しかし、晩年の兼子のこんな逸話があるそうです。
「大人（たいじん）も論語とはうまいものを見つけなさったよ。あれが聖書だったら、てんで守れっこないものね」
ここで言う「大人」とは渋沢栄一のことです。
キリスト教では今でいう不倫のようなことは禁じられているが、渋沢栄一が幼いころから読んでいた孔子の「論語」には、そのような戒めは書かれていない。
兼子にとっては、栄一の女性問題は仕方ないと諦めの境地でいたのかもしれませんね(^^;)
果たして、物語終盤に向けて、さらに栄一の愛人は登場するでしょうか？
さすがに主人公をこれ以上貶めるような描写は無さそうな気が。
個人的には、大内くにの存在をしっかりと描いただけでも、このドラマを評価しています！
何せ、大河ドラマは主人公の負の一面は結構スルーされることが多いですからね〜。
渋沢栄一の再婚相手は伊藤兼子！まとめ
今回は「青天を衝け」で渋沢栄一の再婚相手の伊藤兼子について紹介しました。
豪商の娘として生まれ家を継ぐも、没落して芸妓になることを決意したのち、本妻として渋沢栄一のもとに嫁いだ女性・伊藤兼子。
兼子と栄一の間にも子供が生まれて幸せな日々を過ごしたようですが、女好きな栄一の愛人問題に関しては諦めの境地だったのかもしれませんね（笑）
そんな伊藤兼子と栄一の結婚は11月28日放送の37話「栄一、あがく」で描かれます。
最終回に向けてさらなる盛り上がりを見せる「青天を衝け」を是非皆さんお楽しみください(^^)/
